JPH0469238A - 外装板 - Google Patents

外装板

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JPH0469238A
JPH0469238A JP18318890A JP18318890A JPH0469238A JP H0469238 A JPH0469238 A JP H0469238A JP 18318890 A JP18318890 A JP 18318890A JP 18318890 A JP18318890 A JP 18318890A JP H0469238 A JPH0469238 A JP H0469238A
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JP
Japan
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base material
coating layer
particles
resin
ceramic
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JP18318890A
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JP2931921B2 (ja
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Kazuhiko Nomoto
和彦 野本
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Showa Aircraft Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は外装板に関する。すなわち、自動車や鉄道車輌
等の例えばフロント下部に装着される、外装板に関す−
るものである。
「従来の捉術」 このような自動車や鉄道車輌等の外装板としては、従来
一般に、金属板特に鉄板を所定形状に加工し、かつその
表面に塗装を施してなるものが用いられていた。そして
最近、軽量化および耐蝕性等の向上を図るべく、鉄板等
の金属板に代え強化プラスチックスを所定形状に加工し
た外装板が、開発使用されている。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、このような強化プラスチックスを用いた外装
板にあっては、次の問題が指摘されていた。
すなわち、硬度が低く耐摩耗性に劣るという問題が指摘
されていた。そして自動車や鉄道車輌等にあっては、走
行時、路面上の石や砂やその他の物体が跳ね上がったり
、他の静止物や動物等が接触したりするので、これらに
より、例えばそのフロント下部等に装着された外装板が
損傷しやすく、特に強化プラスチックスを用いた外装板
にあっては、摩耗損傷が激しく外観の劣化が問題となっ
ていた。
従来例ではこのような点が指摘されていた。
本発明は、このような実情に鑑み上記従来例の問題点を
解決すべくなされたものであって、セラミックスの粒子
を樹脂中にほぼ接触状態に近く濃密に含有した被膜層が
、強化プラスチックスの基材に形成さ−れてなることに
より、耐摩耗性等に優れた外装板を提案することを目的
とする。
「課題を解決するための手段」 この目的を達成する本発明の技術的手段は、次のとおり
である。
この外装板は、強化プラスチックスからなる基材の表面
に被膜層が形成されてなり、該被膜層は、セラミックス
の粒子を溶融せしめられた樹脂中にほぼ接触状態に近く
濃密に含有してなる。
「作  用」 本発明は、このような手段よりなるので次のごとく作用
する。
この外装板は、強化プラスチックスの基材表面に、セラ
ミックスの粒子を樹脂中にほぼ接触状態に近く濃密に含
有した被膜層が、形成されている。
このように被膜層は、セラミックスの含有量が多く硬度
が高いので、外装板は、表面が摩耗しにくく耐摩耗性に
優れている。又この外装板は、基材が強化プラスチック
スからなるので軽量性に優れ、更に被膜層中にセラミッ
クスを含むこともあり、耐蝕性等にも優れている。
「実 施 例」 以下、本発明を図面に示すその実施例に基づいて詳細に
説明する。
第1図は、本発明の実施例を示す要部を拡大した正面説
明図である。
まずその構成等について説明する。
この外装板1は、強化プラスチックスからなる基材2の
表面に被膜層3が形成されてなり、被膜層3は、セラミ
ックス4の粒子を溶融せしめられた樹脂5中にほぼ接触
状態に近く濃密に含有してなる。
これらについて詳述すると、まず基材2は強化プラスチ
ックスつまりFRPよりなる。セラミックス4としては
、硬質な酸化物系、窒化物系、炭化物系のもの等が使用
され、かつ、粒子状つまり粉末状、微粒状、繊維状、そ
の他各種粒状態様のものが用いられる。樹脂5としては
、例えば最初は粒子状をなし加熱等により溶融し事後硬
化して接合機能を発揮するもの、例えば、一般に接着剤
として用いられるもの等が使用される。
そして例えば加熱加圧により溶融した樹脂5が、加熱加
圧されても溶融しない多量のセラミックス4の粒子間の
隙間を、毛細管現象等により万べんなく浸透し埋めて強
力に接合せしめるとともに、強化プラスチックスからな
る基材2の表面に接合し、もって所定の複合被膜たる被
膜層3が形成されている。このような外装板1の被膜層
3において、セラミックス4の粒子は、例えば体積率で
50%程度以上と濃密に含まれている。なお、被膜層3
と強化プラスチックスからなる基材2間の接合強度を一
層強固なものとすべく、両者を別個に形成し、両者間に
介装された接合力が特に高い樹脂製の接着剤により両者
を接合するようにしてもよい。
以上が構成等の説明である。
次にその製造方法について述べる。
この外装板1は、例えば次の第1.第2の製造方法によ
り製造される。
第1の製造方法について述べると、まず平坦な強化プラ
スチックスからなる基材2、および所定の多量のセラミ
ックス4の粒子と樹脂5の粒子とが混合されたもの、を
準備する。そして基材2の表面上に、係るセラミックス
4の粒子と樹脂5の粒子が混合されたものを、はぼ均一
に適宜厚さで載置する。それから、加熱加圧により樹脂
5の粒子を溶融そして硬化せしめることにより、基材2
上に所定の被膜層3が形成される。しかる後このように
して得られたものに対し、折り曲げ加工。
切断加工等を施すことにより、所定形状例えば略スカー
ト形状の外装板1が製造されるに至る。
次に第2の製造方法について述べると、この製造方法で
は、まず、平坦なプラスチックスからなる基材2に対し
折り曲げ加工、切断加工等が施されて、所定形状例えば
略スカート形状とされる。
それから、予め準備されていた所定の多量のセラミック
ス4の粒子と樹脂50粒子とが混合されたものを、係る
所定形状の基材2の表面に均一に適宜厚さで配設する。
そして加熱加圧し樹脂5を溶融そして硬化せしめること
により、基材2上に所定の被膜!3が形成され、もって
外装板lが製造されるに至る。
外装板1は、このような第1.第2の製造方法により簡
単容易に製造され、コスト面に優れている。
以上が製造方法の説明である。
次に作動等について説明する。
第2図および第3図は、例えば略スカート形状をなす外
装板1の使用例の概略説明図であり、第2図は自動車6
のフロント下部7に装着された場合を、第3図は鉄道車
輌8のフロント下部9に装着された場合を示す。
さてこのように使用される外装板1にあっては、強化プ
ラスチックスの基材2表面に、セラミックス4の粒子を
樹脂5中にほぼ接触状態に近く濃密に含有した被膜層3
が、形成されている。
このように被膜層3は、セラミックス4の含有量が多く
硬度が高い。もって外装板lは、表面が摩耗しにくく耐
摩耗性に優れたものとなっている。
又この外装板1は、基材2が強化プラスチックスからな
るのでその特性を生がし軽量性に優れ、更に被膜層3中
にセラミックス4を含むこともあり、耐蝕性等にも優れ
ている。
以上が作動等の説明である。
「発明の効果」 本発明に係る外装板は、以上説明したごとく、セラミッ
クスの粒子を樹脂中にほぼ接触状態に近く濃密に含有し
た被膜層が、強化プラスチックスの基材に形成されてな
ることにより、次の効果を発揮する。
すなわち、被膜層はセラミックスの含有量が多く硬度が
高いので、この外装板は、表面の耐摩耗性に優れてなる
。そこで自動車や鉄道車輌等にあっては、走行時、路面
上の石や砂やその他の物体が跳ね上がったり、他の静止
物や動物等が接触したりするが、例えばそのフロント下
部等にこの外装板が装着された場合、外装板は、被膜層
により摩耗損傷しにくくその外観が損なわれない。
又この外装板は、従来例の鉄板等の金属板を用いたもの
に比し、基材が強化プラスチックスからなるので軽量性
に優れるとともに、被膜層中にセラミックスを含むこと
もあり耐蝕性等にも優れている。
このように、この種従来例に存した問題点が一掃される
等、本発明の発揮する効果は顕著にして大なるものがあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る外装板の実施例を示す、要部を
拡大した正面説明図である。 第2図および第3図は、外装板の使用例の概略説明図で
あり、第2図は自動車のフロント下部に装着された場合
を、第3図は鉄道車輌のフロント下部に装着された場合
を示す。 6・・・ 7・・・ 8・・・ 9・・・ 自動車 フロント下部 鉄道車輌 フロント下部 1・・・ 2・・・ 3・・・ 4・・・ 5・・・ 外装板 強化プラスチックスからなる基材 被膜層 セラーミックス 樹脂 第 図 2−一す 第 1ス1 −ノ8

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 強化プラスチックスからなる基材の表面に被膜層が形成
    されてなり、該被膜層は、セラミックスの粒子を溶融せ
    しめられた樹脂中にほぼ接触状態に近く濃密に含有して
    いること、を特徴とする外装板。
JP18318890A 1990-07-11 1990-07-11 外装板 Expired - Lifetime JP2931921B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18318890A JP2931921B2 (ja) 1990-07-11 1990-07-11 外装板

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JP18318890A JP2931921B2 (ja) 1990-07-11 1990-07-11 外装板

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JPH0469238A true JPH0469238A (ja) 1992-03-04
JP2931921B2 JP2931921B2 (ja) 1999-08-09

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