JPH0469193A - スライサーにおけるスライス片の横ずれ変形防止装置 - Google Patents
スライサーにおけるスライス片の横ずれ変形防止装置Info
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- JPH0469193A JPH0469193A JP18348790A JP18348790A JPH0469193A JP H0469193 A JPH0469193 A JP H0469193A JP 18348790 A JP18348790 A JP 18348790A JP 18348790 A JP18348790 A JP 18348790A JP H0469193 A JPH0469193 A JP H0469193A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、刃物側面に粘着し易い被スライス製品、即ち
常温状態の紅鮭のスモークサーモン、いか、肉類等の被
スライス製品を薄切りするスライサーにおいて、スライ
スされたスライス片を刃物側面より引き離すための補助
装置であるスライス片の横ずれ変形防止装置に関するも
のである。
常温状態の紅鮭のスモークサーモン、いか、肉類等の被
スライス製品を薄切りするスライサーにおいて、スライ
スされたスライス片を刃物側面より引き離すための補助
装置であるスライス片の横ずれ変形防止装置に関するも
のである。
(従来の技術)
従来のスライサーには、回転する円板状の刃物を有する
もの、鋼又はステンレス鋼心こより1乍られた薄いブレ
ード状の無端ノくンドよりなるノ〈ンド刃を駆動ブーり
と従動プニリ間に張設してなるもの(特願平2−901
92号)等が提案されている。
もの、鋼又はステンレス鋼心こより1乍られた薄いブレ
ード状の無端ノくンドよりなるノ〈ンド刃を駆動ブーり
と従動プニリ間に張設してなるもの(特願平2−901
92号)等が提案されている。
従来スーパーマーケット、生活協同組合等のセンター工
場においては、円板状の刃物を有するスライサーや、多
刃レシプロスライサーによって肉類をスライスし、この
スライス片を多くの人手によって1枚宛折り曲げなから
トレイに詰め、包装して出荷していた。また寿司だね、
刺身等を手で包丁を用いてスライスする場合には、1枚
宛反転して並べ、トレイに詰めるのがよいとされている
が、機械スライスの場合はこのような動作は出来なかっ
た。
場においては、円板状の刃物を有するスライサーや、多
刃レシプロスライサーによって肉類をスライスし、この
スライス片を多くの人手によって1枚宛折り曲げなから
トレイに詰め、包装して出荷していた。また寿司だね、
刺身等を手で包丁を用いてスライスする場合には、1枚
宛反転して並べ、トレイに詰めるのがよいとされている
が、機械スライスの場合はこのような動作は出来なかっ
た。
(発明が解決しようとする課題)
従来の円板状の刃物を有するスライサーで常温に近い(
0゛C前後)の肉類をスライスする場合には、スライス
されたスライス片が回転する刃物側面に粘着して持って
行かれ、ストッパーに1つの塊となって寄せられるため
、1枚宛スライスされたスライス片の先頭のものを人手
でつまんで引張ることにより、キチンとしたスライス片
にしてやる必要があった。しかしこの作業は熟練を要す
ると共に、極めて危険な作業であった。また前記バンド
刃によるスライサーでも、常温の紅鮭のスモークサーモ
ン等ではスライス片の形状及び整列が乱れる問題があっ
た。
0゛C前後)の肉類をスライスする場合には、スライス
されたスライス片が回転する刃物側面に粘着して持って
行かれ、ストッパーに1つの塊となって寄せられるため
、1枚宛スライスされたスライス片の先頭のものを人手
でつまんで引張ることにより、キチンとしたスライス片
にしてやる必要があった。しかしこの作業は熟練を要す
ると共に、極めて危険な作業であった。また前記バンド
刃によるスライサーでも、常温の紅鮭のスモークサーモ
ン等ではスライス片の形状及び整列が乱れる問題があっ
た。
本発明は、スライス後のスライス片の形状がスライス前
のスライス面の断面と大略同じで、自動的に整列してコ
ンベア上に並び、後のトレイ詰め作業を容易にし、また
スライス後のスライス片を折曲げた状態でコンベア上で
搬送し、そのままトレイ詰めが可能となり、更に寿司だ
ね、刺身等の半冷凍品についてはスライス片を反転して
コンベア上で搬送することが可能なスライサーにおける
スライス片の横ずれ変形防止装置を提供し、これにより
前記従来の課題を解決しようとするものである。
のスライス面の断面と大略同じで、自動的に整列してコ
ンベア上に並び、後のトレイ詰め作業を容易にし、また
スライス後のスライス片を折曲げた状態でコンベア上で
搬送し、そのままトレイ詰めが可能となり、更に寿司だ
ね、刺身等の半冷凍品についてはスライス片を反転して
コンベア上で搬送することが可能なスライサーにおける
スライス片の横ずれ変形防止装置を提供し、これにより
前記従来の課題を解決しようとするものである。
(課題を解決するための手段)
このため本発明は、スライサーにおいて、刃物のスライ
スされた薄片(以下スライス片と称する)の側に刃の側
面に近接して併設され先端が小さな半径を有するベルト
案内板と、該案内板に緊張懸架されたベルトを備えると
共に、該案内板及びベルトの先端は前記刃物の刃先線よ
り後退して設けられ、がっ前記ベルトを、スライス片を
掻き上げる方向に、刃物と被スライス製品との相対運動
の速度と同一又は速い速度で移動させる移動機構を有す
ることにより、刃物とスライス片の粘着によるスライス
片の横ずれ、変形を防止し、更にスライス時ベルト案内
板の先端を刃物側面より離す運動を行うベルト案内板の
揺動機構を有し、スライス片の折曲げ又は反転を行なう
ようにしてなるもので、これを課題解決のための手段と
するものである。
スされた薄片(以下スライス片と称する)の側に刃の側
面に近接して併設され先端が小さな半径を有するベルト
案内板と、該案内板に緊張懸架されたベルトを備えると
共に、該案内板及びベルトの先端は前記刃物の刃先線よ
り後退して設けられ、がっ前記ベルトを、スライス片を
掻き上げる方向に、刃物と被スライス製品との相対運動
の速度と同一又は速い速度で移動させる移動機構を有す
ることにより、刃物とスライス片の粘着によるスライス
片の横ずれ、変形を防止し、更にスライス時ベルト案内
板の先端を刃物側面より離す運動を行うベルト案内板の
揺動機構を有し、スライス片の折曲げ又は反転を行なう
ようにしてなるもので、これを課題解決のための手段と
するものである。
(作用)
刃物のスライス片側に刃の側面に近接して、先端が小さ
な半径を有するベルト案内板を刃物に併設すると共に、
これに緊張懸架したベルト先端を刃先端より後退して設
け、このベルトの先端がスライス時に刃物が被スライス
製品に切り込んで行く運動に同調して動き、がっベルト
はスライス片を掻き上げる方向に、前記刃物の運動速度
と同一又は速い速度で移動することにより、案内板とベ
ルトの先端がスライス片を掻き分けながら刃物とスライ
ス片の間に入り込む。
な半径を有するベルト案内板を刃物に併設すると共に、
これに緊張懸架したベルト先端を刃先端より後退して設
け、このベルトの先端がスライス時に刃物が被スライス
製品に切り込んで行く運動に同調して動き、がっベルト
はスライス片を掻き上げる方向に、前記刃物の運動速度
と同一又は速い速度で移動することにより、案内板とベ
ルトの先端がスライス片を掻き分けながら刃物とスライ
ス片の間に入り込む。
従って刃物とスライス片の粘着によるスライス片の横ず
れ、変形を防止することにより、正しい形状のスライス
片を得ることができ、かつスライス時適宜の時期に案内
板の先端を刃物側面より離す方向に揺動させることによ
り、スライス片の折曲げを行い、或いは半冷凍品につい
ては反転せしめて後のトレイ詰め作業を容易にする。
れ、変形を防止することにより、正しい形状のスライス
片を得ることができ、かつスライス時適宜の時期に案内
板の先端を刃物側面より離す方向に揺動させることによ
り、スライス片の折曲げを行い、或いは半冷凍品につい
ては反転せしめて後のトレイ詰め作業を容易にする。
(実施例)
以下本発明を図面の実施例について説明すると、第1図
〜第12図は本発明の実施例を示す。
〜第12図は本発明の実施例を示す。
先ず第1図〜第7図の第1実施例について説明すると、
1は装置全体を保持するベースの1部、aはバンドスラ
イサ一部、2はバンドスライサ一部aを保持し、後述の
レバー、クランク等により昇降すると共に、スライスの
方向を傾動せしめるためのアーチ型をした傾動フレーム
で、その両側の基部2a、 2aを傾動軸3,3にキー
止めされている。傾動軸3は後述の減速機、チェーン、
チェーンホイール、ハンドル等により傾動せしめられる
ようになっている。6は傾動フレームの両側に平行に固
着され、ハンドスライサ一部aの昇降をガイドする左右
のガイド軸で、バンドスライサ一部aは後述のモータ、
リンク機構の作動により該ガイド軸6にガイドされて上
下するようになっている。
1は装置全体を保持するベースの1部、aはバンドスラ
イサ一部、2はバンドスライサ一部aを保持し、後述の
レバー、クランク等により昇降すると共に、スライスの
方向を傾動せしめるためのアーチ型をした傾動フレーム
で、その両側の基部2a、 2aを傾動軸3,3にキー
止めされている。傾動軸3は後述の減速機、チェーン、
チェーンホイール、ハンドル等により傾動せしめられる
ようになっている。6は傾動フレームの両側に平行に固
着され、ハンドスライサ一部aの昇降をガイドする左右
のガイド軸で、バンドスライサ一部aは後述のモータ、
リンク機構の作動により該ガイド軸6にガイドされて上
下するようになっている。
7はバンドスライサ一部aの駆動フレーム、8は同従動
フレーム、9は駆動フレーム7と従動フレーム8を連結
する接続金具、12はバンド刃で、駆動ブー1月Oと従
動プーリ11間に掛けられて矢印方向に回転移動するよ
うになっている。
フレーム、9は駆動フレーム7と従動フレーム8を連結
する接続金具、12はバンド刃で、駆動ブー1月Oと従
動プーリ11間に掛けられて矢印方向に回転移動するよ
うになっている。
13はバンド刃12の清掃用ブラシ装置、14はバンド
刃12の清掃用スクレーパ、15はバンド刃12をひね
って刃面の側面を所定角度にするための両側2個づつの
案内ローラ、16は従動フレーム8を介して従動プーリ
11に所定のテンションを与えるためのスプリング、1
7はテンシジンスライド金具にねじ込まれたネジ棒、1
8はネジ棒17にねじ込まれスプリング16に所定のテ
ンションを与えるためのナツトである。19はバンドス
ライサ一部aの両側に取付けられ、該スライサ一部aの
昇降をガイドするベアリングを有するベアリングブラケ
ット、20はベアリングメタルである。
刃12の清掃用スクレーパ、15はバンド刃12をひね
って刃面の側面を所定角度にするための両側2個づつの
案内ローラ、16は従動フレーム8を介して従動プーリ
11に所定のテンションを与えるためのスプリング、1
7はテンシジンスライド金具にねじ込まれたネジ棒、1
8はネジ棒17にねじ込まれスプリング16に所定のテ
ンションを与えるためのナツトである。19はバンドス
ライサ一部aの両側に取付けられ、該スライサ一部aの
昇降をガイドするベアリングを有するベアリングブラケ
ット、20はベアリングメタルである。
傾動フレーム2はバンドスライサ一部aを昇降自在に保
持するもので、バンド刃12のスライス部刃先線とコン
ベア搬送面との交線を中心として傾動できるようになっ
ている。2′は両側の傾動フレーム2を一体として連結
する接続金具、112は両側の傾動フレーム2の下側を
一体として連結する接続金具で、バンドスライサ一部a
の昇陣用ギャードモータ113及び中間クランク軸11
4を回動自在に保持するベアリング115を保持してい
る。中間クランク軸114は歯付ベルト117を介して
ギャードモータ113で駆動され、両端にはクランク1
19がキー止めされている。歯付ベルト117はギャー
ドモータ113の出力軸にキー止めされた歯付ベルトプ
ーリ116と、中間クランク軸114にキー止めされた
歯付ベルトプーリ118との間に緊張懸架されている。
持するもので、バンド刃12のスライス部刃先線とコン
ベア搬送面との交線を中心として傾動できるようになっ
ている。2′は両側の傾動フレーム2を一体として連結
する接続金具、112は両側の傾動フレーム2の下側を
一体として連結する接続金具で、バンドスライサ一部a
の昇陣用ギャードモータ113及び中間クランク軸11
4を回動自在に保持するベアリング115を保持してい
る。中間クランク軸114は歯付ベルト117を介して
ギャードモータ113で駆動され、両端にはクランク1
19がキー止めされている。歯付ベルト117はギャー
ドモータ113の出力軸にキー止めされた歯付ベルトプ
ーリ116と、中間クランク軸114にキー止めされた
歯付ベルトプーリ118との間に緊張懸架されている。
またクランク119はコネクティングロッド120、レ
バー121、ピン125、ロッドエンド122、ターン
バックル128、ロッドエンド127及びピン126で
ロッドエンド127に枢着されたピン126に固着され
た蛙又123を動かしてバンドスライサ一部aを昇降さ
せ、コネクティングロッド120はピン129を介して
レバー121に連結され、該レバー121を軸124を
中心として揺動させる。軸124は両側の傾動フレーム
2の夫々の片側に張り出したブラケットに固着されてい
る。
バー121、ピン125、ロッドエンド122、ターン
バックル128、ロッドエンド127及びピン126で
ロッドエンド127に枢着されたピン126に固着され
た蛙又123を動かしてバンドスライサ一部aを昇降さ
せ、コネクティングロッド120はピン129を介して
レバー121に連結され、該レバー121を軸124を
中心として揺動させる。軸124は両側の傾動フレーム
2の夫々の片側に張り出したブラケットに固着されてい
る。
ロッドエンド122はレバー121の先端に固着された
ピン125に枢着されており、蛙又123はベアリング
ブラケット19の下側に固着され、ロッドエンド122
、ターンバックル128、ロッドエンド127によって
バンドスライサ一部aの昇降作用を受けるようになって
いる。ロッドエンド127はピン126によってベアリ
ング部が枢着されるト共に、左雌ネジを有する。ターン
バックル128は両端に左右ネジを切ってあり、ロッド
エンド122、127と一体となって長さ調節自在なリ
ンクを形成している。ピン129はコネクティングロッ
ド120の小端部に固着され、レバー121の中間を枢
支して該レバー121を揺動せしめる。
ピン125に枢着されており、蛙又123はベアリング
ブラケット19の下側に固着され、ロッドエンド122
、ターンバックル128、ロッドエンド127によって
バンドスライサ一部aの昇降作用を受けるようになって
いる。ロッドエンド127はピン126によってベアリ
ング部が枢着されるト共に、左雌ネジを有する。ターン
バックル128は両端に左右ネジを切ってあり、ロッド
エンド122、127と一体となって長さ調節自在なリ
ンクを形成している。ピン129はコネクティングロッ
ド120の小端部に固着され、レバー121の中間を枢
支して該レバー121を揺動せしめる。
4はベース1の左右上面に夫々取付けられ、傾動フレー
ム2の傾動軸3を回動自在に支持するベアリングハウジ
ング、5はベアリングハウジング4に圧入されて傾動軸
3を支持するヘアリングメタルである。傾動軸3はベア
リングメタル5に回動自在に支持され、左右の傾動フレ
ーム2の傾動ボスに夫々その一端をキー止めされ、他端
が歯付ベル) 131の歯付ベルトプーリ130にキー
止めされ、両側より駆動されることによって傾動フレー
ム2、接続金具2’、112を一体として傾動せしめる
。歯付ベルト131は、ベースlに取付けられたベアリ
ング135に回動自在に支持されている傾動用中間軸1
33の両側に、キー止めされている歯付ベルトプーリ1
32及び前記歯付ベルトプーリ130間に緊張懸架され
ている。134は傾動用中間軸にキー止めされ、図示し
ないモータ、減速機等により駆動される歯付ベルトプー
リである。
ム2の傾動軸3を回動自在に支持するベアリングハウジ
ング、5はベアリングハウジング4に圧入されて傾動軸
3を支持するヘアリングメタルである。傾動軸3はベア
リングメタル5に回動自在に支持され、左右の傾動フレ
ーム2の傾動ボスに夫々その一端をキー止めされ、他端
が歯付ベル) 131の歯付ベルトプーリ130にキー
止めされ、両側より駆動されることによって傾動フレー
ム2、接続金具2’、112を一体として傾動せしめる
。歯付ベルト131は、ベースlに取付けられたベアリ
ング135に回動自在に支持されている傾動用中間軸1
33の両側に、キー止めされている歯付ベルトプーリ1
32及び前記歯付ベルトプーリ130間に緊張懸架され
ている。134は傾動用中間軸にキー止めされ、図示し
ないモータ、減速機等により駆動される歯付ベルトプー
リである。
141はベース1に固着された2個のブラケットで、2
本のスライド案内軸139を保持固定すると共に、シリ
ンダ取付板143がボルト締めされている。144ば2
個のシリンダ取付ブラケットで、エアシリンダ144を
保持し、シリンダ取付板143に固着されている。13
7はスライド板で、4個のベアリングメタル140を介
して、スライド案内軸139にスライド可能に保持され
ている。
本のスライド案内軸139を保持固定すると共に、シリ
ンダ取付板143がボルト締めされている。144ば2
個のシリンダ取付ブラケットで、エアシリンダ144を
保持し、シリンダ取付板143に固着されている。13
7はスライド板で、4個のベアリングメタル140を介
して、スライド案内軸139にスライド可能に保持され
ている。
ブラケット142はスライド板137に固着され、他端
をエアシリンダ145のピストンロンドの端部に固着さ
れている。
をエアシリンダ145のピストンロンドの端部に固着さ
れている。
136は歯付ベルト131を緊張せしめているテンショ
ンプーリ、138はスライド板137に調節自在に取付
けられているテンションプーリ軸で、テンションブー1
月36を回動自在に保持している。
ンプーリ、138はスライド板137に調節自在に取付
けられているテンションプーリ軸で、テンションブー1
月36を回動自在に保持している。
バンドスライサ一部aの昇降運動に際し、下り行程で最
下端に達し、刃12が刃受金具43に到達して、1枚の
スライスを終って、上昇行程に移ったとき、エアシリン
ダのピストンロンドが矢印の方向に動くと、スライド板
137及び2個のテンションブー1月36も第3図の矢
印の方向に動き、歯付ベルト131は2点鎖線で示す如
き位置に移動する。傾動用中間軸133及び歯付ベルト
プーリ132はこのとき固定されて動かないので、歯付
ベルトブー1月30は矢印の方向に動く。
下端に達し、刃12が刃受金具43に到達して、1枚の
スライスを終って、上昇行程に移ったとき、エアシリン
ダのピストンロンドが矢印の方向に動くと、スライド板
137及び2個のテンションブー1月36も第3図の矢
印の方向に動き、歯付ベルト131は2点鎖線で示す如
き位置に移動する。傾動用中間軸133及び歯付ベルト
プーリ132はこのとき固定されて動かないので、歯付
ベルトブー1月30は矢印の方向に動く。
従ってこれにキー止めされている傾動軸3及び傾動軸3
にそのボスをキー止めされている傾動フレーム2は、矢
印の如く少し起される。なお、前記の装置は左右両側に
あり、エアシリンダ145(第4図)は左右共同し動作
を行うので、刃12はその上昇行程において第8図(D
) (E) (F) (G) (H)に示す如く、下降
のときより少し角度が起きて、スライス前の製品のスラ
イス面にふれることなく、上昇することが出来る。
にそのボスをキー止めされている傾動フレーム2は、矢
印の如く少し起される。なお、前記の装置は左右両側に
あり、エアシリンダ145(第4図)は左右共同し動作
を行うので、刃12はその上昇行程において第8図(D
) (E) (F) (G) (H)に示す如く、下降
のときより少し角度が起きて、スライス前の製品のスラ
イス面にふれることなく、上昇することが出来る。
21は接続金具9に固着されたベアリングメタルブラケ
ット、22は該ブラケット21に固着されたベアリング
メタル、23は該ベアリングメタル22に両端が回動自
在に支持された揺動軸、24は両側において揺動軸23
にキー止めされたベルト案内板で、先端は小さな半径に
形成されると共に、ベルト40を緊張懸架しており、ナ
イフェツジ状のベルトコンベアの先端部を形成している
。
ット、22は該ブラケット21に固着されたベアリング
メタル、23は該ベアリングメタル22に両端が回動自
在に支持された揺動軸、24は両側において揺動軸23
にキー止めされたベルト案内板で、先端は小さな半径に
形成されると共に、ベルト40を緊張懸架しており、ナ
イフェツジ状のベルトコンベアの先端部を形成している
。
25はベルト案内板24の揺動用エアシリンダで、ロン
ド例のトラニオン軸が接続金具9に固着されているブラ
ケット26に回動自在に保持されており、ピストンロッ
ド先端に固着されたナックルジヨイント27、ナックル
ピン28、揺動用レバー29を介し、ピストンロンドが
引込んだ時には揺動軸23を、案内板24の先端が刃物
12から第8図(E)の如く離れるよう回動させる。
ド例のトラニオン軸が接続金具9に固着されているブラ
ケット26に回動自在に保持されており、ピストンロッ
ド先端に固着されたナックルジヨイント27、ナックル
ピン28、揺動用レバー29を介し、ピストンロンドが
引込んだ時には揺動軸23を、案内板24の先端が刃物
12から第8図(E)の如く離れるよう回動させる。
30は接続金具9に固着されたベルト受ローラ31の支
え金具で、該ローラ31は支え金具30に両端が固着さ
れているローラ軸32に回動自在に保持されると共に、
前記ベルト40が巻回されている。33は傾動フレーム
上部接続金具2′に固着され、ベルト40の上端を固定
する上部ベルト固定金具で、ベルト40を該固定金具3
3とベルト押え金具34との間に挾んで固定している。
え金具で、該ローラ31は支え金具30に両端が固着さ
れているローラ軸32に回動自在に保持されると共に、
前記ベルト40が巻回されている。33は傾動フレーム
上部接続金具2′に固着され、ベルト40の上端を固定
する上部ベルト固定金具で、ベルト40を該固定金具3
3とベルト押え金具34との間に挾んで固定している。
35は傾動フレーム接続金具2′に穿設された孔を貫通
し先端が前記固定金具33にねじ込み固定されたヘルド
40の緊張用のネジ、36はネジ35にねじ込まれた蝶
ナツトで、これにより傾動フレーム2の上部の方向にベ
ルト40を緊張する。37は傾動フレーム接続金具7に
取付けられ、両端に固定された下部ベルト固定金具38
と下部ベルト押え金具39との間にベル)40を挾んで
固定するブラケットである。
し先端が前記固定金具33にねじ込み固定されたヘルド
40の緊張用のネジ、36はネジ35にねじ込まれた蝶
ナツトで、これにより傾動フレーム2の上部の方向にベ
ルト40を緊張する。37は傾動フレーム接続金具7に
取付けられ、両端に固定された下部ベルト固定金具38
と下部ベルト押え金具39との間にベル)40を挾んで
固定するブラケットである。
以上の構成の如くベルト40は、下部ベルト固定金具3
8と下部ベルト押え金具39で一端を固定された後、ロ
ーラ31に巻回され、折り返してベル)X内板24の先
端に巻回されて再び折り返し、他端を上部ベルト押え金
具34によって上部ベルト固定金具33に固定されると
共に、ネジ35と蝶ナツト36で緊張されている。
8と下部ベルト押え金具39で一端を固定された後、ロ
ーラ31に巻回され、折り返してベル)X内板24の先
端に巻回されて再び折り返し、他端を上部ベルト押え金
具34によって上部ベルト固定金具33に固定されると
共に、ネジ35と蝶ナツト36で緊張されている。
また41は被スライス製品で、入口ベルトコンベア44
に載置されて矢印方向に移動する。42はスライス片、
43は昇降するバンド刃12に係合する溝を有する刃受
金具で、その両側に入口ベルトコンベア44と出口ベル
トコンベア45の端部が配置されている。入口ベルトコ
ンベア44は、出口側端部は小さな半径に形成されると
共に、刃受金具43の一側に近接して配置され、被スラ
イス製品41が刃受金具43に渡る場合に便利なように
してあり、バンド刃12でスライスが完了し、該バンド
刃12が上昇する毎にスライスすべき厚さと傾動角度に
応じた距離だけ矢印方向に前進回動するようになってい
る。また出口ベルトコンベア45は、入口側端部は小さ
な半径に形成されると共に、刃受金具43の他側に近接
して配置され、破切されたスライス片42が刃受金具4
3から渡るのに便利なようにしてあり、バンド刃12が
上昇する毎に入口ベルトコンベア44の前進距離に応じ
た所定距離だけ前進するようになっている。44′はコ
ンベアフレームである。
に載置されて矢印方向に移動する。42はスライス片、
43は昇降するバンド刃12に係合する溝を有する刃受
金具で、その両側に入口ベルトコンベア44と出口ベル
トコンベア45の端部が配置されている。入口ベルトコ
ンベア44は、出口側端部は小さな半径に形成されると
共に、刃受金具43の一側に近接して配置され、被スラ
イス製品41が刃受金具43に渡る場合に便利なように
してあり、バンド刃12でスライスが完了し、該バンド
刃12が上昇する毎にスライスすべき厚さと傾動角度に
応じた距離だけ矢印方向に前進回動するようになってい
る。また出口ベルトコンベア45は、入口側端部は小さ
な半径に形成されると共に、刃受金具43の他側に近接
して配置され、破切されたスライス片42が刃受金具4
3から渡るのに便利なようにしてあり、バンド刃12が
上昇する毎に入口ベルトコンベア44の前進距離に応じ
た所定距離だけ前進するようになっている。44′はコ
ンベアフレームである。
次に前記の如く構成された第1実施例について作用を説
明する。先ずモータ、リンク機構の作動によりバンドス
ライサ一部aが上下することにより、駆動フレーム7、
従動フレーム8、接続金具9、駆動プーリ10、従動ブ
ー1月1が上下し、該プーリ10.11間に掛けられた
バンド刃12が上下動する。
明する。先ずモータ、リンク機構の作動によりバンドス
ライサ一部aが上下することにより、駆動フレーム7、
従動フレーム8、接続金具9、駆動プーリ10、従動ブ
ー1月1が上下し、該プーリ10.11間に掛けられた
バンド刃12が上下動する。
また接続金具9が上下すると、ベアリングメタルブラケ
ット21と支え金具30が上下するため、該支え金具3
0に取付けられているベルト受ローラ31が上下するた
め、ベルト案内板24が下降してもベルトは矢印40′
方向に回動し、ベルト40は緊張状態を保持することが
できる。
ット21と支え金具30が上下するため、該支え金具3
0に取付けられているベルト受ローラ31が上下するた
め、ベルト案内板24が下降してもベルトは矢印40′
方向に回動し、ベルト40は緊張状態を保持することが
できる。
ここでベルト40の作動を更に詳細に説明すると、ベル
ト40は一端が下部ベルト固定金具38及び下部ベルト
押え金具39により固定されており、他端は上部ベルト
固定金具31及び上部ベルト押え金具34により固定さ
れているため、バンドスライサ一部aの昇降に際し、バ
ンド刃12及び接続金具9も同時に昇降し、接続金具9
に取付けられているローラ31及びベルト案内板24も
、その相対的位置を変えることなく同調して昇降する。
ト40は一端が下部ベルト固定金具38及び下部ベルト
押え金具39により固定されており、他端は上部ベルト
固定金具31及び上部ベルト押え金具34により固定さ
れているため、バンドスライサ一部aの昇降に際し、バ
ンド刃12及び接続金具9も同時に昇降し、接続金具9
に取付けられているローラ31及びベルト案内板24も
、その相対的位置を変えることなく同調して昇降する。
従ってバンドスライサ一部aが下る(バンド刃12が下
る)時は、上部ベルト固定金具33とベルト案内板24
の先端部の間の距離は下った距離だけ大きくなり、ロー
ラ31と下部ベルト固定金具38の間の距離は同じ距離
だけ小さくなるので、ベルト40はその全長を変えるこ
となく、第8図(A) (8) (C)の矢印の如くベ
ルト案内板24に対して相対的に動く、また上昇する時
はその逆で、第8図(D)の矢印の方向に動く、またシ
リンダ25を作動させると、ベルト案内板24の先端部
及びこれに懸架されているベルト4oは第5図の2点鎖
線の如(、バンド刃12側面より離れる如く揺動する。
る)時は、上部ベルト固定金具33とベルト案内板24
の先端部の間の距離は下った距離だけ大きくなり、ロー
ラ31と下部ベルト固定金具38の間の距離は同じ距離
だけ小さくなるので、ベルト40はその全長を変えるこ
となく、第8図(A) (8) (C)の矢印の如くベ
ルト案内板24に対して相対的に動く、また上昇する時
はその逆で、第8図(D)の矢印の方向に動く、またシ
リンダ25を作動させると、ベルト案内板24の先端部
及びこれに懸架されているベルト4oは第5図の2点鎖
線の如(、バンド刃12側面より離れる如く揺動する。
次に第8図(^)〜(H)について作用を説明する。
先ず軟らかくて粘着性のある被スライス製品をスライス
する場合について説明する。この場合にはスライス片の
折曲げ、反転は必要としない場合であり、従ってナイフ
ェツジ部分が刃より離れる運動は行わない。
する場合について説明する。この場合にはスライス片の
折曲げ、反転は必要としない場合であり、従ってナイフ
ェツジ部分が刃より離れる運動は行わない。
(1)バンド刃12で被スライス製品41をスライスし
始めた状態であり、ヘル)40は矢印方向に回動してい
る。
始めた状態であり、ヘル)40は矢印方向に回動してい
る。
(B)バンド刃12が更に被スライス製品41に深く切
り込んだ状態であり、ベルト案内板24はバンド刃I2
と平行な状態で下方に下り、その先端のベルト部分で、
ベルト4oが矢印方向に回転することによりスライスさ
れつつあるスライス片42を掻き上げて行くため、ベル
ト40の先端部はバンド刃12とスライス片42の間に
入り込み、バンド刃12とスライス片42の粘着による
スライス片42の横ずれを防止する。
り込んだ状態であり、ベルト案内板24はバンド刃I2
と平行な状態で下方に下り、その先端のベルト部分で、
ベルト4oが矢印方向に回転することによりスライスさ
れつつあるスライス片42を掻き上げて行くため、ベル
ト40の先端部はバンド刃12とスライス片42の間に
入り込み、バンド刃12とスライス片42の粘着による
スライス片42の横ずれを防止する。
(C)バンド刃12が下端に達した状態である。
(D)バンド刃12が上昇しつつある状態を示すが、(
C)の最下端位置より上昇に移るとき、バンド刃12が
被スライス製品41のスライスされていない製品表面と
干渉するのを避けるようになっている。このための機構
は前記の通りであるが、このためには傾動フレーム2を
少し起こし、矢印a方向にバンド刃12を上昇させる。
C)の最下端位置より上昇に移るとき、バンド刃12が
被スライス製品41のスライスされていない製品表面と
干渉するのを避けるようになっている。このための機構
は前記の通りであるが、このためには傾動フレーム2を
少し起こし、矢印a方向にバンド刃12を上昇させる。
またベルト40は矢印方向の下降時と反対方向に動くの
で、スライス片42はベルト40との間の摩擦を起こす
ことなく、そのままの状態で残される。
で、スライス片42はベルト40との間の摩擦を起こす
ことなく、そのままの状態で残される。
次に軟らかく、かつ粘着性のある被スライス製品41を
スライスし、これを折り曲げて出口コンベア45上に載
置する場合について説明する。
スライスし、これを折り曲げて出口コンベア45上に載
置する場合について説明する。
この場合におけるスライス片42の形成までの(^)(
B) (C)の工程は前記の場合と同じであるが、バン
ド刃12とベルト40の上昇の工程が相違する。
B) (C)の工程は前記の場合と同じであるが、バン
ド刃12とベルト40の上昇の工程が相違する。
(E)この場合も傾動フレーム2を少し起こしてバンド
刃12を少し傾け、被スライス製品の表面と少し離れた
状態にして上昇させると共に、エアシリンダ25のピス
トンロンドを引込めることにより、ナックルジヨイント
27、ナックルピン28、揺動用レバー29を介して揺
動軸23を第5図で反時計方向に回動することにより、
ベルト案内板24をバンド刃12の側面より離す方向(
矢印す方向)に揺動させることにより、スライス片42
を起こす。
刃12を少し傾け、被スライス製品の表面と少し離れた
状態にして上昇させると共に、エアシリンダ25のピス
トンロンドを引込めることにより、ナックルジヨイント
27、ナックルピン28、揺動用レバー29を介して揺
動軸23を第5図で反時計方向に回動することにより、
ベルト案内板24をバンド刃12の側面より離す方向(
矢印す方向)に揺動させることにより、スライス片42
を起こす。
(F)更にバンド刃12が上昇し、ベルト案内板24が
更に矢印す方向に動くと、スライス片42は図示の如く
折れ曲がって出口ベルトコンベア45上に載置される。
更に矢印す方向に動くと、スライス片42は図示の如く
折れ曲がって出口ベルトコンベア45上に載置される。
次に稍固い半冷凍状態の被スライス製品41をスライス
して出口ベルトコンベア45上に載置する場合について
説明する。この場合も(A) <8) (C)までのス
ライス片形成までの工程は同じである。
して出口ベルトコンベア45上に載置する場合について
説明する。この場合も(A) <8) (C)までのス
ライス片形成までの工程は同じである。
(G) (E)の場合とバンド刃12及びベルト案内板
24の作動は同じであるが、スライス片42は真直の状
態である。
24の作動は同じであるが、スライス片42は真直の状
態である。
(If)バンド刃12とベルトx内板24の作動は(F
)の場合と同じであるが、スライス片42は真直な状態
で折れ曲ることなく出口ベルトコンベア45上に反転し
て載置される。
)の場合と同じであるが、スライス片42は真直な状態
で折れ曲ることなく出口ベルトコンベア45上に反転し
て載置される。
次に第9図〜第11図は本発明の第2実施例を示す、こ
の実施例は、スモークサーモン、魚肉、肉類を平らにコ
ンヘア上に置き、薄いシート状にスライスして搬送する
場合である。なお、この図面ではバンドスライサ一部a
の駆動フレーム7、従動フレーム8、ブラシ装置13、
スクレーバー14等は図示省略してあり、駆動プーリ1
o、従動プーリ11、バンド刃12のみを図示しである
。
の実施例は、スモークサーモン、魚肉、肉類を平らにコ
ンヘア上に置き、薄いシート状にスライスして搬送する
場合である。なお、この図面ではバンドスライサ一部a
の駆動フレーム7、従動フレーム8、ブラシ装置13、
スクレーバー14等は図示省略してあり、駆動プーリ1
o、従動プーリ11、バンド刃12のみを図示しである
。
またこの場合にはバンド刃12をひねる必要がないので
、案内ローラ15は使用していない。
、案内ローラ15は使用していない。
次に構造について説明すると、46は昇降式ベルトコン
ベアで、被スライス製品41の上面が、バンド刃12の
前部よりスライスする厚みだけ上になるように上昇し、
矢印の如く左方に移動する(図示しない装置で被スライ
ス製品41の高さを検出する)。スライス完了後(図示
しない光電管等で検知)停止し、スライス厚みだけコン
ベア46が下降して逆方向の右方に移動し、図示しない
光電管等の検知によりスライス前の位置に戻ったことを
確認の上停止し、次いでスライス厚みの2倍上昇した後
、再びコンベア46は左方に移動し、同様に次のスライ
スを行なう、47は前記ベルトコンベア46のフレーム
、48はコンベア46の駆動ローラ、49はコンベア4
6のテークアツプローラ、50は駆動ローラ48.コン
ベアベルト47及びテークアツプローラ49に緊張懸架
されたコンベアベルト、51は駆動ローラ48の軸を保
持する2個のベアリングユニットで、夫々コンモンベー
ス56、ベアリング取付板81に取付けられている。5
2は駆動ローラ48の軸と減速機53の出力軸を結ぶカ
ップリングで回転を伝達する。
ベアで、被スライス製品41の上面が、バンド刃12の
前部よりスライスする厚みだけ上になるように上昇し、
矢印の如く左方に移動する(図示しない装置で被スライ
ス製品41の高さを検出する)。スライス完了後(図示
しない光電管等で検知)停止し、スライス厚みだけコン
ベア46が下降して逆方向の右方に移動し、図示しない
光電管等の検知によりスライス前の位置に戻ったことを
確認の上停止し、次いでスライス厚みの2倍上昇した後
、再びコンベア46は左方に移動し、同様に次のスライ
スを行なう、47は前記ベルトコンベア46のフレーム
、48はコンベア46の駆動ローラ、49はコンベア4
6のテークアツプローラ、50は駆動ローラ48.コン
ベアベルト47及びテークアツプローラ49に緊張懸架
されたコンベアベルト、51は駆動ローラ48の軸を保
持する2個のベアリングユニットで、夫々コンモンベー
ス56、ベアリング取付板81に取付けられている。5
2は駆動ローラ48の軸と減速機53の出力軸を結ぶカ
ップリングで回転を伝達する。
54はブレーキ付モータ55の軸と減速機53の入力軸
を結ぶカップリング、56は減速機53、ブレーキ付モ
ータ55ヲ取付けたコンモンベースで、コンベアフレー
ム47に取付けられている。
を結ぶカップリング、56は減速機53、ブレーキ付モ
ータ55ヲ取付けたコンモンベースで、コンベアフレー
ム47に取付けられている。
57はテークアツプローラ49の軸を保持する2個のベ
アリングユニットで、テンションネジ58が夫々固着さ
れている。テンシランネジ58はナツト59によってテ
ークアツプローラ49を移動せしめ、ベルト50にテン
ションを与える。60はコンベアフレーム47の両側に
固着されているテンシランネジ58の案内、61はコン
ベアフレーム47の両側に固着された4個のコンベア昇
降案内棒の取付ブラケット、62はコンベア昇降案内棒
で、下側にラックを切っである。63は昇降案内棒62
のガイドベアリングメタルを形成すると共に、ピニオン
軸66を回動自在に保持するベアリングメタルを有する
ベアリングハウジング、64は昇降案内棒62のラック
と噛合う4個のピニオンで、軸66に2個宛キー上めさ
れている。
アリングユニットで、テンションネジ58が夫々固着さ
れている。テンシランネジ58はナツト59によってテ
ークアツプローラ49を移動せしめ、ベルト50にテン
ションを与える。60はコンベアフレーム47の両側に
固着されているテンシランネジ58の案内、61はコン
ベアフレーム47の両側に固着された4個のコンベア昇
降案内棒の取付ブラケット、62はコンベア昇降案内棒
で、下側にラックを切っである。63は昇降案内棒62
のガイドベアリングメタルを形成すると共に、ピニオン
軸66を回動自在に保持するベアリングメタルを有する
ベアリングハウジング、64は昇降案内棒62のラック
と噛合う4個のピニオンで、軸66に2個宛キー上めさ
れている。
65は機械全体のベースで、ベアリングハウジング63
、減速機70、モータブラケット73、上部ベルトコン
ベア74、バンドスライサーa、uF出コンベア78を
支持している。軸66は2個の昇降ピニオン軸で、夫々
2個のピニオンを固着し、一端に駆動用スプロケットを
固着しである。67は2個の昇降ピニオン駆動用スプロ
ケットで、夫々昇降ピニオン軸66の一端にキー止めさ
れている。68は昇降用減速機70の出力軸に並列にキ
ー止めされた2個のスプロケット、69はスプロケット
67、68に懸架された2個のチェーン、71はモータ
72の軸と減速機70の入力軸を結ぶ力・ンプリングで
ある。モータ72は昇降用サーボモータ又はステッピン
グモータで、所要スライス厚さに応じたパルス数だけ回
転する。
、減速機70、モータブラケット73、上部ベルトコン
ベア74、バンドスライサーa、uF出コンベア78を
支持している。軸66は2個の昇降ピニオン軸で、夫々
2個のピニオンを固着し、一端に駆動用スプロケットを
固着しである。67は2個の昇降ピニオン駆動用スプロ
ケットで、夫々昇降ピニオン軸66の一端にキー止めさ
れている。68は昇降用減速機70の出力軸に並列にキ
ー止めされた2個のスプロケット、69はスプロケット
67、68に懸架された2個のチェーン、71はモータ
72の軸と減速機70の入力軸を結ぶ力・ンプリングで
ある。モータ72は昇降用サーボモータ又はステッピン
グモータで、所要スライス厚さに応じたパルス数だけ回
転する。
上部ベルトコンヘア74は、ベース65に取付けられ、
図示しない装置によりスライスすべき厚さに応じて、バ
ンド刃12と該コンベア74下面の高さの差を調節し得
るようになっており、昇降式ベルトコンベア46が、ス
ライスのため図の左側にスライスすべき被スライス製品
41を移送する時、ベルトコンベア46と同一方向に同
一速度で動き、被スライス製品を挾んでハンド刃12に
送り込んでスライスを行い、スライス完了後停止し、昇
降式コンベアが再び上昇し、左方に移動するよう駆動さ
れるとき同時に駆動される。
図示しない装置によりスライスすべき厚さに応じて、バ
ンド刃12と該コンベア74下面の高さの差を調節し得
るようになっており、昇降式ベルトコンベア46が、ス
ライスのため図の左側にスライスすべき被スライス製品
41を移送する時、ベルトコンベア46と同一方向に同
一速度で動き、被スライス製品を挾んでハンド刃12に
送り込んでスライスを行い、スライス完了後停止し、昇
降式コンベアが再び上昇し、左方に移動するよう駆動さ
れるとき同時に駆動される。
また75は上部ベルトコンベア74の駆動ローラ、76
は該コンベア74の先端ローラ、77はベルト、78は
図示しないモータ、駆動ローラによって駆動され、その
入口側先端部に小さな半径の円弧部を有するベルト案内
板24′を設けたベルトコンベアで、該ベルト案内板2
4′の先端部をバンド刃12の上方に近接し、刃先より
少し後退させて固定してあり、ベルト79は図示しない
駆動ローラとベルト案内板24′の間に緊張懸架してあ
り、昇降式ベルトコンベア46の第10図における左方
向へ製品を送る速度と同一か、又は若干速くしであるの
で、スライス片42をスライスしながら掬い上げ、ベル
トコンベア78上に移載、搬送することができるように
なっている。80はベルトコンベア78のリターン側ベ
ルトが、被スライス製品41のスライスされていない部
分に触れるのを防ぐために、ベルト79を持ち上げるた
めの受はローラ、81はベアリングユニット51の片側
を支持するベアリング取付板で、コンベアフレーム47
に取付けられている。82はバンド刃12の駆動用モー
タで、バンド刃12は第1実施例と同様に駆動プーリ1
0と従動ブー1J11に巻回されている。
は該コンベア74の先端ローラ、77はベルト、78は
図示しないモータ、駆動ローラによって駆動され、その
入口側先端部に小さな半径の円弧部を有するベルト案内
板24′を設けたベルトコンベアで、該ベルト案内板2
4′の先端部をバンド刃12の上方に近接し、刃先より
少し後退させて固定してあり、ベルト79は図示しない
駆動ローラとベルト案内板24′の間に緊張懸架してあ
り、昇降式ベルトコンベア46の第10図における左方
向へ製品を送る速度と同一か、又は若干速くしであるの
で、スライス片42をスライスしながら掬い上げ、ベル
トコンベア78上に移載、搬送することができるように
なっている。80はベルトコンベア78のリターン側ベ
ルトが、被スライス製品41のスライスされていない部
分に触れるのを防ぐために、ベルト79を持ち上げるた
めの受はローラ、81はベアリングユニット51の片側
を支持するベアリング取付板で、コンベアフレーム47
に取付けられている。82はバンド刃12の駆動用モー
タで、バンド刃12は第1実施例と同様に駆動プーリ1
0と従動ブー1J11に巻回されている。
この第9図〜第11図の実施例は、バンド刃12及びベ
ルト案内板24′は配設位置は変わらず、被スライス製
品41を載置したベルトコンベア46が前進、下降、後
退、上昇、前進のサイクルを繰り返すことによりスライ
ス片42を得るようにした点で、第1実施例と相違する
が、ハンド刃とベルト案内板の配置関係と夫々の動き、
スライス片をスライスする作用効果においては差異はな
い。
ルト案内板24′は配設位置は変わらず、被スライス製
品41を載置したベルトコンベア46が前進、下降、後
退、上昇、前進のサイクルを繰り返すことによりスライ
ス片42を得るようにした点で、第1実施例と相違する
が、ハンド刃とベルト案内板の配置関係と夫々の動き、
スライス片をスライスする作用効果においては差異はな
い。
次に第12図に示す本発明の第3実施例について説明す
ると、この実施例は第1.第2実施例のバンド刃とは異
なる円盤状刃物89を用いた点で相違するが、該刃物8
9とベルト案内板24との関係、該案内板24に沿って
ベルト93が回動するヘルドコンベア90の動き、刃物
89の回転方向と被スライス製品41との位置関係は前
記第1.第2実施例と同じである。
ると、この実施例は第1.第2実施例のバンド刃とは異
なる円盤状刃物89を用いた点で相違するが、該刃物8
9とベルト案内板24との関係、該案内板24に沿って
ベルト93が回動するヘルドコンベア90の動き、刃物
89の回転方向と被スライス製品41との位置関係は前
記第1.第2実施例と同じである。
次に第3実施例の構造について説明すると、83は機械
のベース、84はベース83に固着されたフレーム、8
5は円盤状刃物89の回転軸86を支持するベアリング
ハウジングで、フレーム84に固着されている。円盤状
刃物89はその回転によりその外周に形成された刃でス
ライスを行なうもので、この刃の側面は垂直軸に対し少
し傾けて設置されている。回転軸86は円盤状刃物89
の中心にその中心が合致するよう、その一端に円盤状刃
物89を取付けている。87は回転軸86を回動自在に
支持するベアンリグで、ベアリングハウジング85に内
蔵されている。88は回転軸86の他端にキー止めされ
た歯付ベルトプーリで、図示しないモータ、歯付ベルト
によって駆動されるようになっている。90は小さな半
径の円弧部を先端に有するベルトx内板24と、該案内
板24と駆動ローラ91とに掛けられたベルト93とに
より構成されたベルトコンベアで、案内板24の先端は
円板状刃物89の刃先より少し上方に位置するようスラ
イス片側に近接して取付けられており、ベルト93は矢
印方向に被スライス製品41を載置して昇降運動を行な
う載置台94の上昇速度と同じか、或いはこれより少し
速い速度で回動している。92はベルトコンベア90の
ベルト絞りローラで、ベルト93の戻り側が円盤状刃物
89の側面に接触しないようにしている。
のベース、84はベース83に固着されたフレーム、8
5は円盤状刃物89の回転軸86を支持するベアリング
ハウジングで、フレーム84に固着されている。円盤状
刃物89はその回転によりその外周に形成された刃でス
ライスを行なうもので、この刃の側面は垂直軸に対し少
し傾けて設置されている。回転軸86は円盤状刃物89
の中心にその中心が合致するよう、その一端に円盤状刃
物89を取付けている。87は回転軸86を回動自在に
支持するベアンリグで、ベアリングハウジング85に内
蔵されている。88は回転軸86の他端にキー止めされ
た歯付ベルトプーリで、図示しないモータ、歯付ベルト
によって駆動されるようになっている。90は小さな半
径の円弧部を先端に有するベルトx内板24と、該案内
板24と駆動ローラ91とに掛けられたベルト93とに
より構成されたベルトコンベアで、案内板24の先端は
円板状刃物89の刃先より少し上方に位置するようスラ
イス片側に近接して取付けられており、ベルト93は矢
印方向に被スライス製品41を載置して昇降運動を行な
う載置台94の上昇速度と同じか、或いはこれより少し
速い速度で回動している。92はベルトコンベア90の
ベルト絞りローラで、ベルト93の戻り側が円盤状刃物
89の側面に接触しないようにしている。
95は円盤状刃物89の回転に伴い、刃物と被スライス
製品41の粘着摩擦により被スライス製品が動くのを防
止するストッパ板で、載置台94に取付けられている。
製品41の粘着摩擦により被スライス製品が動くのを防
止するストッパ板で、載置台94に取付けられている。
96は被スライス製品41の1回のスライスが終了し、
載置台94の下陳毎にスライスすべき厚さだけ円盤状刃
物89の方向に被スライス製品41を移動させるブツシ
ャ、97は載置台94上に取付けられ、ブツシャ96に
連結された角ネジを有するブツシャ移動用ネジ棒98を
回動自在に保持しているメタル台、99は内周にネジ棒
98の角ネジに係合する雌ネジを有する歯車で、図示し
ないモータ、減速機、歯車により回転駆動され、ネジ棒
98を前進、後退させる。100は載置台94の下側に
固着されている載置台94の昇降案内軸、101はベー
ス83に固着されている載置台昇降案内ベアリングハウ
ジング、102は昇腎案内軸100を支持する案内ベア
リング、103は載置台94の下側に固着されたブラケ
ット、104はプラケッケ103に固着されたピン、1
05は昇降駆動軸108の一端にキー止めされたクラン
クアーム、106はクランクアーム105の一端に固着
さレタヒン、107は両端を夫々ピン1o4、ピン10
6によってピン止めされた。リンクで、クランクアーム
105の回転によって載置台94を昇降せしめる。10
8は図示しないモータ、減速機により駆動される昇降駆
動軸、109はベース83に取付けられ、昇降駆動軸1
08を保持する2個のベアリングユニット、110はベ
ース83に取付けられ、スライスすべき厚さに応して移
動調整するようにしたスライス片42の厚さを確実にす
るためのスライスすべき被スライス製品41のストッパ
ー111はスライス毎に間欠的に矢印の方向に動くスラ
イス片排出コンベアである。
載置台94の下陳毎にスライスすべき厚さだけ円盤状刃
物89の方向に被スライス製品41を移動させるブツシ
ャ、97は載置台94上に取付けられ、ブツシャ96に
連結された角ネジを有するブツシャ移動用ネジ棒98を
回動自在に保持しているメタル台、99は内周にネジ棒
98の角ネジに係合する雌ネジを有する歯車で、図示し
ないモータ、減速機、歯車により回転駆動され、ネジ棒
98を前進、後退させる。100は載置台94の下側に
固着されている載置台94の昇降案内軸、101はベー
ス83に固着されている載置台昇降案内ベアリングハウ
ジング、102は昇腎案内軸100を支持する案内ベア
リング、103は載置台94の下側に固着されたブラケ
ット、104はプラケッケ103に固着されたピン、1
05は昇降駆動軸108の一端にキー止めされたクラン
クアーム、106はクランクアーム105の一端に固着
さレタヒン、107は両端を夫々ピン1o4、ピン10
6によってピン止めされた。リンクで、クランクアーム
105の回転によって載置台94を昇降せしめる。10
8は図示しないモータ、減速機により駆動される昇降駆
動軸、109はベース83に取付けられ、昇降駆動軸1
08を保持する2個のベアリングユニット、110はベ
ース83に取付けられ、スライスすべき厚さに応して移
動調整するようにしたスライス片42の厚さを確実にす
るためのスライスすべき被スライス製品41のストッパ
ー111はスライス毎に間欠的に矢印の方向に動くスラ
イス片排出コンベアである。
次に第12図の実施例について作用を説明すると、スラ
イス作業の始業時には、載置台94は図面の2点鎖線の
位置にある。
イス作業の始業時には、載置台94は図面の2点鎖線の
位置にある。
この状態でスライスすべき被スライス製品41を2点鎖
線位置の載置台94上に載せ、歯車99を回転させてネ
ジ棒98を前進させることによりブツシャ96を右方向
に前進させて被スライス製品41をストッパー110に
当てる。次いで歯付ベルトブー1J88を駆動すること
により円盤状刃物89を回転させると共に、ベルトコン
ベア9oを駆動してベルト93を矢印方向に回動させ、
またクランクアーム105を矢印方向に回動させること
により、載置台94は実線の位置に上昇を始め、スライ
スが始まり、スライス片42はベルトコンベア90の先
端部で掬い上げられる。更に載置台94が上昇すると被
スライス製品は完全にスライスされてスライス片42が
分離される。この場合ベルトコンベア90とスライス片
42の抵抗により円盤状刃物89とスライス片42の粘
着による横ずれを防止すると共に、スライス片42の上
部がその重量により折れ曲がり、スライス終了時、折れ
曲がるか反転して排出コンベア111上に載せられる。
線位置の載置台94上に載せ、歯車99を回転させてネ
ジ棒98を前進させることによりブツシャ96を右方向
に前進させて被スライス製品41をストッパー110に
当てる。次いで歯付ベルトブー1J88を駆動すること
により円盤状刃物89を回転させると共に、ベルトコン
ベア9oを駆動してベルト93を矢印方向に回動させ、
またクランクアーム105を矢印方向に回動させること
により、載置台94は実線の位置に上昇を始め、スライ
スが始まり、スライス片42はベルトコンベア90の先
端部で掬い上げられる。更に載置台94が上昇すると被
スライス製品は完全にスライスされてスライス片42が
分離される。この場合ベルトコンベア90とスライス片
42の抵抗により円盤状刃物89とスライス片42の粘
着による横ずれを防止すると共に、スライス片42の上
部がその重量により折れ曲がり、スライス終了時、折れ
曲がるか反転して排出コンベア111上に載せられる。
(発明の効果)
以上詳細に説明した如く本発明は構成されているので、
ベルトの先端がスライス時に刃物が被スライス製品に入
って行く運動に同調して動くと同時に、ベルトがスライ
ス片を掻き上げる方向に、前記運動と同一又はこれより
速い速度で動くことにより、ベルトの先端がスライス片
を掻き分けながら刃物とスライス片の間に入り込んで、
刃物とスライス片の粘着によるスライス片の横ずれ及び
変形を防止し、正しい形状のスライス片を得ることがで
きる。またベルト案内板の揺動機構を設けたので、スラ
イス時、適宜の時期にベルト先端部を刃物より離す方向
に運動させることにより、スライス片の折り曲げを行な
い、或いは半冷凍品の場合には反転せしめ、後のトレイ
詰め作業を容易に行なうことができる。
ベルトの先端がスライス時に刃物が被スライス製品に入
って行く運動に同調して動くと同時に、ベルトがスライ
ス片を掻き上げる方向に、前記運動と同一又はこれより
速い速度で動くことにより、ベルトの先端がスライス片
を掻き分けながら刃物とスライス片の間に入り込んで、
刃物とスライス片の粘着によるスライス片の横ずれ及び
変形を防止し、正しい形状のスライス片を得ることがで
きる。またベルト案内板の揺動機構を設けたので、スラ
イス時、適宜の時期にベルト先端部を刃物より離す方向
に運動させることにより、スライス片の折り曲げを行な
い、或いは半冷凍品の場合には反転せしめ、後のトレイ
詰め作業を容易に行なうことができる。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は第1実施例のス
ライサーの全体を示す正面図、第2図は第1図のE−E
断面図、第3図は第1図のC矢視図、第4図は第1図の
F−F断面図、第5図は第1図のA−A断面図、第6図
は第5図のC矢視図、第7図は第5図のC矢視図、第8
図(A) (B) (C) (D) (E) (F)
(G) (H)は刃物とベルト案内板の作動工程を順次
示す説明図、第9図は本発明の第2実施例を示すスライ
サーの平面図、第10図は第9図の側面図、第11図は
同要部の斜視図、第12図は本発明の第3実施例の側面
図である。 図の主要部分の説明 1−ベース 2−傾動フレーム 3−・−傾動軸 6− ガイド軸 7・・−駆動フレーム 8−・従動フレーム 9−接続金具 10・・−駆動プーリ 11−従動プーリ 12−バンド刃 19−−・ガイドブラケット 23−・揺動軸 24−・ベルト案内板 25−エアシリンダ 26−ブラケット 27− ナックルジヨイント 28−・す・ンクルピン 29−揺動レバー 30−支え金具 31− ベルト受ローラ 32− ローラ軸 33−上部ベルト固定金具 38−下部ベルト固定金具 40・−・ベルト 41・・・被スライス製品 42− スライス片 44・−人口ベルトコンベア 45・−・出口ベルトコンベア 第4図 第6区 図
ライサーの全体を示す正面図、第2図は第1図のE−E
断面図、第3図は第1図のC矢視図、第4図は第1図の
F−F断面図、第5図は第1図のA−A断面図、第6図
は第5図のC矢視図、第7図は第5図のC矢視図、第8
図(A) (B) (C) (D) (E) (F)
(G) (H)は刃物とベルト案内板の作動工程を順次
示す説明図、第9図は本発明の第2実施例を示すスライ
サーの平面図、第10図は第9図の側面図、第11図は
同要部の斜視図、第12図は本発明の第3実施例の側面
図である。 図の主要部分の説明 1−ベース 2−傾動フレーム 3−・−傾動軸 6− ガイド軸 7・・−駆動フレーム 8−・従動フレーム 9−接続金具 10・・−駆動プーリ 11−従動プーリ 12−バンド刃 19−−・ガイドブラケット 23−・揺動軸 24−・ベルト案内板 25−エアシリンダ 26−ブラケット 27− ナックルジヨイント 28−・す・ンクルピン 29−揺動レバー 30−支え金具 31− ベルト受ローラ 32− ローラ軸 33−上部ベルト固定金具 38−下部ベルト固定金具 40・−・ベルト 41・・・被スライス製品 42− スライス片 44・−人口ベルトコンベア 45・−・出口ベルトコンベア 第4図 第6区 図
Claims (2)
- (1)スライサーにおいて、刃物のスライスされた薄片
(以下スライス片と称する)の側に刃の側面に近接して
併設され先端が小さな半径を有するベルト案内板と、該
案内板に緊張懸架されたベルトを備えると共に、該案内
板及びベルトの先端は前記刃物の刃先線より後退して設
けられ、かつ前記ベルトを、スライス片を掻き上げる方
向に、刃物と被スライス製品との相対運動の速度と同一
又は速い速度で移動させる移動機構を有することにより
、刃物とスライス片の粘着によるスライス片の横ずれ、
変形を防止することを特徴とするスライサーにおけるス
ライス片の横ずれ変形防止装置。 - (2)請求項1記載のスライサーにおけるスライス片の
横後ずれ変形防止装置において、スライス動作時前記案
内板の先端を刃物側面より離す運動を行うベルト案内板
の揺動機構を有し、スライス片の折曲げ又は反転を行な
うことを特徴とするスライサーにおけるスライス片の横
ずれ変形防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18348790A JP2600014B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | スライサーにおけるスライス片の横ずれ変形防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18348790A JP2600014B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | スライサーにおけるスライス片の横ずれ変形防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0469193A true JPH0469193A (ja) | 1992-03-04 |
JP2600014B2 JP2600014B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=16136674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18348790A Expired - Lifetime JP2600014B2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | スライサーにおけるスライス片の横ずれ変形防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2600014B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102607273A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-07-25 | 无锡远能耐火材料有限公司 | 吊墙砖 |
CN108162055A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-06-15 | 南宁邃丛赋语科技开发有限责任公司 | 一种便于清理废屑的3d打印设备加工装置 |
RU2667300C1 (ru) * | 2017-06-26 | 2018-09-18 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "ОРЛОВСКИЙ ГОСУДАРСТВЕННЫЙ УНИВЕРСИТЕТ имени И.С. ТУРГЕНЕВА" (ОГУ им. И.С. Тургенева) | Антиадгезионное покрытие фунгицидного действия |
CN114474245A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-05-13 | 吴振福 | 一种产妇驱寒药物布惊树用分段设备 |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP18348790A patent/JP2600014B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102607273A (zh) * | 2012-03-29 | 2012-07-25 | 无锡远能耐火材料有限公司 | 吊墙砖 |
RU2667300C1 (ru) * | 2017-06-26 | 2018-09-18 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "ОРЛОВСКИЙ ГОСУДАРСТВЕННЫЙ УНИВЕРСИТЕТ имени И.С. ТУРГЕНЕВА" (ОГУ им. И.С. Тургенева) | Антиадгезионное покрытие фунгицидного действия |
CN108162055A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-06-15 | 南宁邃丛赋语科技开发有限责任公司 | 一种便于清理废屑的3d打印设备加工装置 |
CN114474245A (zh) * | 2022-01-14 | 2022-05-13 | 吴振福 | 一种产妇驱寒药物布惊树用分段设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2600014B2 (ja) | 1997-04-16 |
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