JP2600014B2 - スライサーにおけるスライス片の横ずれ変形防止装置 - Google Patents

スライサーにおけるスライス片の横ずれ変形防止装置

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JP2600014B2
JP2600014B2 JP18348790A JP18348790A JP2600014B2 JP 2600014 B2 JP2600014 B2 JP 2600014B2 JP 18348790 A JP18348790 A JP 18348790A JP 18348790 A JP18348790 A JP 18348790A JP 2600014 B2 JP2600014 B2 JP 2600014B2
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勝司 高橋
厚 弘田
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株式会社エツチエス工業
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、刃物側面に粘着し易い被スライス製品、即
ち常温状態の紅鮭のスモークサーモン、マグロ、いか、
肉類等の被スライス製品を薄切りするスライサーにおい
て、スライスされたスライス片を刃物側面より引き離す
ための補助装置であるスライス片の横ずれ変形防止装置
に関するものである。
(従来の技術) 従来のスライサーには、回転する円板状の刃物を有す
るもの、鋼又はステンレス鋼により作られた薄いブレー
ド状の無端バンドよりなるバンド刃を駆動プーリと従動
プーリ間に張設してなるもの(特願平2−90192号)等
が提案されている。
従来スーパーマーケット、生活協同組合等のセンター
工場においては、円板状の刃物を有するスライサーや、
多刃レシプロスライサーによって肉類をスライスし、こ
のスライス片を多くの人手によって1枚宛折り曲げなが
らトレイに詰め、包装して出荷していた。また寿司だ
ね、刺身等を手で包丁を用いてスライスする場合には、
1枚宛反転して並べ、トレイに詰めるのがよいとされて
いるが、機械スライスの場合はこのような動作は出来な
かった。
(発明が解決しようとする課題) 従来の円板状の刃物を有するスライサーで常温に近い
(0℃前後)の肉類をスライスする場合には、スライス
されたスライス片が回転する刃物側面に粘着して持って
行かれ、ストッパーに1つの塊となって寄せられるた
め、1枚宛スライスされたスライス片の先頭のものを人
手でつまんで引張ることにより、キチンとしたスライス
片にしてやる必要があった。しかしこの作業は熟練を要
すると共に、極めて危険な作業であった。また前記バン
ド刃によるスライサーでも、常温の紅鮭のスモークサー
モン等ではスライス片の形状及び整列が乱れる問題があ
った。
本発明は、スライス後のスライス片の形状がスライス
前のスライス面の断面と大略同じで、自動的に整列して
コンベア上に並び、後のトレイ詰め作業を容易にし、ま
たスライス後のスライス片を折曲げた状態でコンベア上
で搬送し、そのままトレイ詰めが可能となり、更に寿司
だね、刺身等の半冷凍品についてはスライス片を反転し
てコンベア上で搬送することが可能なスライサーにおけ
るスライス片の横ずれ変形防止装置を提供し、これによ
り前記従来の課題を解決しようとするものである。
(課題を解決するための手段) このため本発明は、スライサーにおいて、刃物のスラ
イスされた薄片(以下スライス片と称する)の側に刃の
側面に近接して併設され先端が小さな半径を有するベル
ト案内板と、該案内板に緊張懸架されたベルトを備える
と共に、該案内板及びベルトの先端は前記刃物の刃先線
より後退して設けられ、かつ前記ベルトを、スライス片
を掻き上げる方向に、刃物と被スライス製品との相対運
動の速度と同一又はより速い速度で移動させる移動機構
を有することにより、刃物とスライス片の粘着によるス
ライス片の横ずれ、変形を防止し、更にスライス時ベル
ト案内板の先端を刃物側面より離す運動を行うベルト案
内板の揺動機構を有し、スライス片の折曲げ又は反転を
行なうようにしてなるもので、これを課題解決のための
手段とするものである。
(作用) 刃物のスライス片側に刃の側面を近接して、先端が小
さな半径を有するベルト案内板を刃物に併設すると共
に、これに緊張懸架したベルト先端を刃先端より後退し
て設け、このベルトの先端がスライス時に刃物が被スラ
イス製品に切り込んで行く運動に同調して動き、かつベ
ルトはスライス片を掻き上げる方向に、前記刃物の運動
速度と同一又は速い速度で移動することにより、案内板
とベルトの先端がスライス片を掻き分けながら刃物とス
ライス片の間に入り込む。従って刃物とスライス片の粘
着によるスライス片の横ずれ、変形を防止することによ
り、正しい形状のスライス片を得ることができ、かつス
ライス時適宜の時期に案内板の先端を刃物側面より離す
方向に揺動させることにより、スライス片の折曲げを行
い、或いは半冷凍品については反転せしめて後のトレイ
詰め作業を容易にする。
(実施例) 以下本発明を図面の実施例について説明すると、第1
図〜第12図は本発明の実施例を示す。
先ず第1図〜第7図の第1実施例について説明する
と、1は装置全体を保持するベースの1部、aはバンド
スライサー部、2はバンドスライサー部aを保持し、後
述のレバー、クランク等により昇降すると共に、スライ
スの方向を傾動せしめるためのアーチ型をした傾動フレ
ームで、その両側の基部2a,2aを傾動軸3,3にキー止めさ
れている。傾動軸3は後述の減速機、チェーン、チェー
ンホイール、ハンドル等により傾動せしめられるように
なっている。6は傾動フレームの両側に平行に固着さ
れ、バンドスライサー部aの昇降をガイドする左右のガ
イド軸で、バンドスライサー部aは後述のモータ、リン
ク機構の作動により該ガイド軸6にガイドされて上下す
るようになっている。
7はバンドスライサー部aの駆動フレーム、8は同従
動フレーム、9は駆動フレーム7と従動フレーム8を連
結する接続金具、12はバンド刃で、駆動プーリ10と従動
プーリ11間に掛けられて矢印方向に回転移動するように
なっている。13はバンド刃12の清掃用ブラシ装置、14は
バンド刃12の清掃用スクレーパ、15はバンド刃12をひね
って刃面の側面を所定角度にするための両側2個づつの
案内ローラ、16は従動フレーム8を介して従動プーリ11
に所定のテンションを与えるためのスプリング、17はテ
ンションスライド金具にねじ込まれたネジ棒、18はネジ
棒17にねじ込まれスプリング16に所定のテンションを与
えるためのナットである。19はバンドスライサー部aの
両側に取付けられ、該スライサー部aの昇降をガイドす
るベアリングを有するベアリングブラケット、20はベア
リングメタルである。
傾動フレーム2はバンドスライサー部aを昇降自在に
保持するもので、バンド刃12のスライス部刃先端とコン
ベア搬送面との交線を中心として傾動できるようになっ
ている。2′は両側の傾動フレーム2を一体として連結
する接続金具、112は両側の傾動フレーム2の下側を一
体として連結する接続金具で、バンドスライサー部aの
昇降用ギヤードモータ113及び中間クランク軸114を回動
自在に保持するベアリング115を保持している。中間ク
ランク軸114は歯付ベルト117を介してギヤードモータ11
3で駆動され、両端にはクランク119がキー止めされてい
る。歯付ベルト117はギヤードモータ113の出力軸にキー
止めされた歯付ベルトプーリ116と、中間クランク114に
キー止めされた歯付ベルトプーリ118との間に緊張懸架
されている。またクランク119はコネクティングロッド1
20、レバー121、ピン125、ロッドエンド122、ターンバ
ックル128、ロッドエンド127及びピン126でロッドエン
ド127に枢着されたピン126に固着された蛙又123を動か
してバンドスライサー部aを昇降させ、コネクティング
ロッド120はピン129を介してレバー121に連結され、該
レバー121を軸124を中心として揺動させる。軸124は両
側の傾動フレーム2の夫々の片側に張り出したブラケッ
トに固着されている。
ロッドエンド122はレバー121の先端に固着されたピン
125に枢着されており、蛙又123はベアリングブラケット
19の下側に固着され、ロッドエンド122、ターンバック
ル128、ロッドエンド127によってバンドスライサー部a
の昇降作用を受けるようになっている。ロッドエンド12
7はピン126によってベアリング部が枢着されると共に、
左雌ネジを有する。ターンバックル128は両端に左右ネ
ジを切ってあり、ロッドエンド122,127と一体になって
長さ調節自在なリンクを形成している。ピン129はコネ
クティングロッド120の小端部に固着され、レバー121の
中間を枢支して該レバー121を揺動せしめる。
4はベース1の左右上面に夫々取付けられ、傾動フレ
ーム2の傾動軸3を回動自在に支持するベアリングハウ
ジング、5はベアリングハウジング4に圧入されて傾動
軸3を支持するベアリングメタルである。傾動軸3はベ
アリングメタル5に回動自在に支持され、左右の傾動フ
レーム2の傾動ボスに夫々その一端をキー止めされ、他
端が歯付ベルト131の歯付ベルトプーリ130にキー止めさ
れ、両側より駆動されることによって傾動フレーム2、
接続金具2′,112を一体として傾動せしめる。歯付ベル
ト131は、ベース1に取付けられたベアリング135に回動
自在に支持されている傾動用中間軸133の両側に、キー
止めされている歯付ベルトプーリ132及び前記歯付ベル
トプーリ130間に緊張懸架されている。134は傾動用中間
軸にキー止めされ、図示しないモータ、減速機等により
駆動される歯付ベルトプーリである。
141はベース1の両端に固着された2個2組のブラケ
ットで、2本のスライド案内軸139を保持固定すると共
に、シリンダ取付板143がボルト締めされている。144は
2個のシリンダ取付ブラケットで、エアシリンダ144を
保持し、シリンダ取付板143に固着されている。137はス
ライド板で、4個のベアリングメタル140を介して、ス
ライド案内軸139にスライド可能に保持されている。ブ
ラケット142はスライド板137に固着され、他端をエアシ
リンダ145のピストンロッドの端部に固着されている。
136は歯付ベルト131を緊張せしめているテンションプ
ーリ、138はスライド板137に調節自在に取付けられてい
るテンションプーリ軸で、テンションプーリ136を回動
自在に保持している。バンドスライサー部aの昇降運動
に際し、下り行程で最下端に達し、刃12が刃受金具43に
到達して、1枚のスライスを終って、上昇行程に移った
とき、エアシリンダのピストンロッドが矢印の方向に動
くと、スライド板137及び2個のテンションプーリ136も
第3図の矢印の方向に動き、歯付ベルト131は2点鎖線
で示す如き位置に移動する。傾動用中間軸133及び歯付
ベルトプーリ132はこのとき固定されて動かないので、
歯付ベルトプーリ130は矢印の方向に動く。従ってこれ
にキー止めされている傾動軸3及び傾動軸3にそのボス
をキー止めされている傾動フレーム2は、矢印の如く少
し起される。なお、前記の装置は左右両側にあり、エア
シリンダ145(第4図)は左右共同じ動作を行うので、
刃12はその上昇行程において第8図(D)(E)(F)
(G)(H)に示す如く、下降のときより少し角度が起
きて、スライス前の製品のスライス面にふれることな
く、上昇することが出来る。
21は接続金具9に固着されたベアリングメタルブラケ
ット、22は該ブラケット21に固着されたベアリングメタ
ル、23は該ベアリングメタル22に両端が回動自在に支持
された揺動軸、24は両側において揺動軸23にキー止めさ
れたベルト案内板で、先端は小さな半径に形成されると
共に、ベルト40を緊張懸架しており、ナイフエッジ状の
ベルトコンベアの先端部を形成している。25はベルト案
内板24の揺動用エアシリンダで、ロッド側のトラニオン
軸が接続金具9に固着されているブラケット26に回動自
在に保持されており、ピストンロッド先端に固着された
ナックルジョイント27、ナックルピン28、揺動用レバー
29を介し、ピストンロッドが引込んだ時には揺動軸23
を、案内板24の先端が刃物12から第8図(E)の如く離
れるよう回動させる。
30は接続金具9に固着されたベルト受ローラ31の支え
金具で、該ローラ31は支え金具30に両端が固着されてい
るローラ軸32に回動自在に保持されると共に、前記ベル
ト40が巻回されている。33は傾動フレーム上部接続金具
2′に接触しており、ベルト40の上端を固定する上部ベ
ルト固定金具で、ベルト40を該固定金具33とベルト押え
金具34との間に挟んで固定している。35は傾動フレーム
接続金具2′に穿設された孔を貫通し先端が前記固定金
具33にねじ込み固定されたベルト40の緊張用のネジ、36
はネジ35にねじ込まれた蝶ナットで、これにより傾動フ
レーム2の上部の方向にベルト40を緊張する。37は傾動
フレーム接続金具2′に取付けられ、両端に固定された
下部ベルト固定金具38と下部ベルト押え金具39との間に
ベルト40を挟んで固定するブラケットである。
以上の構成の如くベルト40は、下部ベルト固定金具38
と下部ベルト押え金具39で一端を固定された後、ローラ
31に巻回され、折り返してベルト案内板24の先端に巻回
されて再び折り返し、他端を上部ベルト押え金具34によ
って上部ベルト固定金具33に固定されると共に、ネジ35
と蝶ナット36で緊張されている。
また41は被スライス製品で、入口ベルトコンベア44に
載置されて矢印方向に移動する。42はスライス片、43は
昇降するバンド刃12に係合する溝を有する刃受金具で、
その両側に入口ベルトコンベア44と出口ベルトコンベア
45の端部が配置されている。入口ベルトコンベア44は、
出口側端部は小さな半径に形成されると共に、刃受金具
43の一側に近接して配置され、被スライス製品41が刃受
金具43に渡る場合に便利なようにしてあり、バンド刃12
でスライスが完了し、該バンド刃12が上昇する毎にスラ
イスすべき厚さと傾動角度に応じた距離だけ矢印方向に
前進回動するようになっている。また出口ベルトコンベ
ア45は、入口側端部は小さな半径に形成されると共に、
刃受金具43の他側に近接して配置され、被切されたスラ
イス片42が刃受金具43から渡るのに便利なようにしてあ
り、バンド刃12が上昇する毎に入口ベルトコンベア44の
前進距離に応じた所定距離だけ前進するようになってい
る。44′はコンベアフレームである。
次に前記の如く構成された第1実施例について作用を
説明する。先ずモータ、リンク機構の作動によりバンド
スライサー部aが上下することにより、駆動フレーム
7、従動フレーム8、接続金具9、駆動プーリ10、従動
プーリ11が上下し、該プーリ10,11間に掛けられたバン
ド刃12が上下動する。
また接続金具9が上下すると、ベアリングメタルブラ
ケット21と支え金具30が上下するため、該支え金具30に
取付けられているベルト受ローラ31が上下するため、ベ
ルト案内板24が下降してもベルトは矢印40′方向に回動
し、ベルト40は緊張状態を保持することができる。
ここでベルト40の作動を更に詳細に説明すると、ベル
ト40は一端が下部ベルト固定金具38及び下部ベルト押え
金具39により固定されており、他端は上部ベルト固定金
具31及び上部ベルト押え金具34により固定されているた
め、バンドスライサー部aの昇降に際し、バンド刃12及
び接続金具9も同時に昇降し、接続金具9に取付けられ
ているローラ31及びベルト案内板24も、その相対的位置
を変えることなく同調して昇降する。
従ってバンドスライサー部aが下る(バンド刃12が下
る)時は、上部ベルト固定金具33とベルト案内板24の先
端部の間の距離は下った距離だけ大きくなり、ローラ31
と下部ベルト固定金具38の間の距離は同じ距離だけ小さ
くなるので、ベルト40はその全長を変えることなく、第
8図(A)(B)(C)の矢印の如くベルト案内板24に
対して相対的に動く。また上昇する時はその逆で、第8
図(D)の矢印の方向に動く。またシリンダ25を作動さ
せると、ベルト案内板24の先端部及びこれに懸架されて
いるベルト40は第5図の2点鎖線の如く、バンド刃12側
面より離れる如く揺動する。
次に第8図(A)〜(H)について作用を説明する。
先ず軟らかくて粘着性のある被スライス製品をスライ
スする場合について説明する。この場合にはスライス片
の折曲げ、反転は必要としない場合であり、従ってナイ
フエッジ部分が刃より離れる運動は行わない。
(A)バンド刃12で被スライス製品41をスライスし始め
た状態であり、ベルト40は矢印方向に回動している。
(B)バンド刃12が更に被スライス製品41に深く切り込
んだ状態であり、ベルト案内板24はバンド刃12と平行な
状態で下方に下り、その先端のベルト部分で、ベルト40
が矢印方向に回転することによりスライスされつつある
スライス片42を掻き上げて行くため、ベルト40の先端部
はバンド刃12とスライス片42の間に入り込み、バンド刃
12とスライス片42の粘着によるスライス片42の横ずれを
防止する。
(C)バンド刃12が下端に達した状態である。
(D)バンド刃12が上昇しつつある状態を示すが、
(C)の最下端位置より上昇に移るとき、バンド刃12が
被スライス製品41のスライスされていない製品表面と干
渉するのを避けるようになっている。このための機構は
前記の通りであるが、このためには傾動フレーム2を少
し起こし、矢印a方向にバンド刃12を上昇させる。また
ベルト40は矢印方向の下降時と反対方向に動くので、ス
ライス片42はベルト40との間の摩擦を起こすことなく、
そのままの状態で残される。
次に軟らかく、かつ粘着性のある被スライス製品41を
スライスし、これを折り曲げて出口コンベア45上に載置
する場合について説明する。この場合におけるスライス
片42の形成までの(A)(B)(C)の工程は前記の場
合と同じであるが、バンド刃12とベルト40の上昇の工程
が相違する。
(E)この場合も傾動フレーム2を少し起こしてバンド
刃12を少し傾け、被スライス製品の表面と少し離れた状
態にして上昇させると共に、エアシリンダ25のピストン
ロッドを引込めることにより、ナックルジョイント27、
ナックルピン28、揺動用レバー29を介して揺動軸23を第
5図で反時計方向に回動することにより、ベルト案内板
24をバンド刃12の側面より離す方向(矢印b方向)に揺
動させることにより、スライス片42を起こす。
(F)更にバンド刃12が上昇し、ベルト案内板24が更に
矢印b方向に動くと、スライス片42は図示の如く折れ曲
がって出口ベルトコンベア45上に載置される。
次に稍固い半冷凍状態の被スライス製品41をスライス
して出口ベルトコンベア45上に載置する場合について説
明する。この場合も(A)(B)(C)までのスライス
片形成までの工程は同じである。
(G)(E)の場合とバンド刃12及びベルト案内板24の
作動は同じであるが、スライス片42は真直の状態であ
る。
(H)バンド刃12とベルト案内板24の作動は(F)の場
合と同じであるが、スライス片42は真直な状態で折れ曲
ることなく出口ベルトコンベア45上に反転して載置され
る。
次に第9図〜第11図は本発明の第2実施例を示す。こ
の実施例は、スモークサーモン、魚肉、肉類を平らにコ
ンベア上に置き、薄いシート状にスライスして搬送する
場合である。なお、この図面ではバンドスライサー部a
の駆動フレーム7、従動フレーム8、ブラシ装置13、ス
クレーパー14等は図示省略してあり、駆動プーリ10、従
動プーリ11、バンド刃12のみを図示してある。またこの
場合にはバンド刃12をひねる必要がないので、案内ロー
ラ15は使用していない。
次に構造について説明すると、46は昇降式ベルトコン
ベアで、被スライス製品41の上面が、バンド刃12の前部
よりスライスする厚みだけ上になるように上昇し、矢印
の如く左方に移動する(図示しない装置で被スライス製
品41の高さを検出する)。スライス完了後(図示しない
光電管等で検知)停止し、スライス厚みだけコンベア46
が下降して逆方向の右方に移動し、図示しない光電管等
の検知によりスライス前の位置に戻ったことを確認の上
停止し、次いでスライス厚みの2倍上昇した後、再びコ
ンベア46は左方に移動し、同様に次のスライスを行な
う。47は前記ベルトコンベア46のフレーム、48はコンベ
ア46の駆動ローラ、49はコンベア46のテークアップロー
ラ、50は駆動ローラ48,コンベアフレーム47及びテーク
アップローラ49に緊張懸架されたコンベアベルト、51は
駆動ローラ48の軸を保持する2個のベアリングユニット
で、夫々コンモンベース56、ベアリング取付板81に取付
けられている。52は駆動ローラ48の軸と減速機53の出力
軸を結ぶカップリングで回転を伝達する。54はブレーキ
付モータ55の軸と減速機53の入力軸を結ぶカップリン
グ、56は減速機53、ブレーキ付モータ55を取付けたコン
モンベースで、コンベアフレーム47に取付けられてい
る。
57はテークアップローラ49の軸を保持する2個のベア
リングユニットで、テンションネジ58が夫々固着されて
いる。テンションネジ58はナット59によってテークアッ
プローラ49を移動せしめ、ベルト50にテンションを与え
る。60はコンベアフレーム47の両側に固着されているテ
ンションネジ58の案内、61はコンベアフレーム47の両側
に固着された4個のコンベア昇降案内棒の取付ブラケッ
ト、62はコンベア昇降案内棒で、下側にラックを切って
ある。63は昇降案内棒62のガイドベアリングメタルを形
成すると共に、ピニオン軸66を回動自在に保持するベア
リングメタルを有するベアリングハウジング、64は昇降
案内棒62のラックと噛合う4個のピニオンで、軸66に2
個宛キー止めされている。
65は機械全体のベースで、ベアリングハウジング63、
減速機70、モータブラケット73、上部ベルトコンベア7
4、バンドスライサーa、排出コンベア78を支持してい
る。軸66は2個の昇降ピニオン軸で、夫々2個のピニオ
ンを固着し、一端に駆動用スプロケットを固着してあ
る。67は2個の昇降ピニオン駆動用スプロケットで、夫
々昇降ピニオン軸66の一端にキー止めされている。68は
昇降用減速機70の出力軸に並列にキー止めされた2個の
スプロケット、69はスプロケット67,68に懸架された2
個のチェーン、71はモータ72の軸と減速機70の入力軸を
結ぶカップリングである。モータ72は昇降用サーボモー
タ又はステッピングモータで、所要スライス厚さに応じ
たパルス数だけ回転する。
上部ベルトコンベア74は、ベース65に取付けられ、図
示しない装置によりスライスすべき厚さに応じて、バン
ド刃12と該コンベア74下面の高さの差を調節し得るよう
になっており、昇降式ベルトコンベア46が、スライスの
ため図の左側にスライスすべき被スライス製品41を移送
する時、ベルトコンベア46と同一方向に同一速度で動
き、被スライス製品を挟んでバンド刃12に送り込んでス
ライスを行い、スライス完了後停止し、昇降式コンベア
が再び上昇し、左方に移動するよう駆動されるとき同時
に駆動される。また75は上部ベルトコンベア74の駆動ロ
ーラ、76は該コンベア74の先端ローラ、77はベルト、78
は図示しないモータ、駆動ローラによって駆動され、そ
の入口側先端部に小さな半径の円弧部を有するベルト案
内板24′を設けたベルトコンベアで、該ベルト案内板2
4′の先端部をバンド刃12の上方に近接し、刃先より少
し後退させて固定してあり、ベルト79は図示しない駆動
ローラとベルト案内板24′の間に緊張懸架してあり、昇
降式ベルトコンベア46の第10図における左方向へ製品を
送る速度と同一か、又は若干速くしてあるので、スライ
ス片42をスライスしながら掬い上げ、ベルトコンベア78
上に移載、搬送することができるようになっている。80
はベルトコンベア78のリターン側ベルトが、被スライス
製品41のスライスされていない部分に触れるのを防ぐた
めに、ベルト79を持ち上げるための受けローラ、81はベ
アリングユニット51の片側を支持するベアリング取付板
で、コンベアフレーム47に取付けられている。82はバン
ド刃12の駆動用モータで、バンド刃12は第1実施例と同
様に駆動プーリ10と従動プーリ11に巻回されている。
この第9図〜第11図の実施例は、バンド刃12及びベル
ト案内板24′は配設位置は変わらず、被スライス製品41
を載置したベルトコンベア46が前進、下降、後退、上
昇、前進のサイクルを繰り返すことによりスライス片42
を得るようにした点で、第1実施例と相違するが、バン
ド刃とベルト案内板の配置関係と夫々の動き、スライス
片をスライスする作用効果においては差異はない。
次に第12図に示す本発明の第3実施例について説明す
ると、この実施例は第1,第2実施例のバンド刃とは異な
る円盤状刃物89を用いた点で相違するが、該刃物89とベ
ルト案内板24との関係、該案内板24に沿ってベルト93が
回動するベルトコンベア90の動き、刃物89の回転方向と
被スライス製品41との位置関係は前記第1,第2実施例と
同じである。
次に第3実施例の構造について説明すると、83は機械
のベース、84はベース83に固着されたフレーム、85は円
盤状刃物89の回転軸86を支持するベアリングハウジング
で、フレーム84に固着されている。円盤状刃物89はその
回転によりその外周に形成された刃でスライスを行なう
もので、この刃の側面は垂直軸に対し少し傾けて設置さ
れている。回転軸86は円盤状刃物89の中心にその中心が
合致するよう、その一端に円盤状刃物89を取付けてい
る。87は回転軸86を回動自在に支持するベアリグで、ベ
アリングハウジング85に内蔵されている。88は回転軸86
の他端にキー止めされた歯付ベルトプーリで、図示しな
いモータ、歯付ベルトによって駆動されるようになって
いる。90は小さな半径の円弧部を先端に有するベルト案
内板24と、該案内板24と駆動ローラ91とに掛けられたベ
ルト93とにより構成されたベルトコンベアで、案内板24
の先端は円板状刃物89の刃先より少し上方に位置するよ
うスライス片側に近接して取付けられており、ベルト93
は矢印方向に被スライス製品41を載置して昇降運動を行
なう載置台94の上昇速度と同じか、或いはこれより少し
速い速度で回動している。92はベルトコンベア90のベル
ト絞りローラで、ベルト93の戻り側が円盤状刃物89の側
面に接触しないようにしている。
95は円盤状刃物89の回転に伴い、刃物と被スライス製
品41の粘着摩擦により被スライス製品が動くのを防止す
るストッパ板で、載置台94に取付けられている。96は被
スライス製品41の1回のスライスが終了し、載置台94の
下降毎にスライスすべき厚さだけ円盤状刃物89の方向に
被スライス製品41を移動させるプッシャ、97は載置台94
上に取付けられ、プッシャ96に連結された角ネジを有す
るプッシャ移動用ネジ棒98を回動自在に保持しているメ
タル台、99は内周にネジ棒98の角ネジに係合する雌ネジ
を有する歯車で、図示しないモータ、減速機、歯車によ
り回転駆動され、ネジ棒98を前進、後退させる。100は
載置台94の下側に固着されている載置台94の昇降案内
軸、101はベース83に固着されている載置台昇降案内ベ
アリングハウジング、102は昇降案内軸100を支持する案
内ベアリング、103は載置台94の下側に固着されたブラ
ケット、104はブラケッケ103に固着されたピン、105は
昇降駆動軸108の一端にキー止めされたクランクアー
ム、106はクランクアーム105の一端に固着されたピン、
107は両端を夫々ピン104、ピン106によってピン止めさ
れたリンクで、クランクアーム105の回転によって載置
台94を昇降せしめる。108は図示しないモータ、減速機
により駆動される昇降駆動軸、109はベース83に取付け
られ、昇降駆動軸108を保持する2個のベアリングユニ
ット、110はベース83に取付けられ、スライスすべき厚
さに応じて移動調整するようにしたスライス片42の厚さ
を確実にするためのスライスすべき被スライス製品41の
ストッパー、111はスライス毎に間欠的に矢印の方向に
動くスライス片排出コンベアである。
次に第12図の実施例について作用を説明すると、スラ
イス作業の始業時には、載置台94は図面の2点鎖線の位
置にある。
この状態でスライスすべき被スライス製品41を2点鎖
線位置の載置台94上に載せ、歯車99を回転させてネジ棒
98を前進させることによりプッシャ96を右方向に前進さ
せて被スライス製品41をストッパー110に当てる。次い
で歯付ベルトプーリ88を駆動することにより円盤状刃物
89を回転させると共に、ベルトコンベア90を駆動してベ
ルト93を矢印方向に回動させ、またクランクアーム105
を矢印方向に回動させることにより、載置台94は実線の
位置に上昇を始め、スライスが始まり、スライス片42は
ベルトコンベア90の先端部で掬い上げられる。更に載置
台94が上昇すると被スライス製品は完全にスライスされ
てスライス片42が分離される。この場合ベルトコンベア
90とスライス片42の抵抗により円盤状刃物89とスライス
片42の粘着による横ずれを防止すると共に、スライス片
42の上部がその重量により折れ曲がり、スライス終了
後、折れ曲がるか反転して排出コンベア111上に載せら
れる。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は構成されているの
で、ベルトの先端がスライス時に刃物が被スライス製品
に入って行く運動に同調して動くと同時に、ベルトがス
ライス片を掻き上げる方向に、前記運動と同一又はこれ
より速い速度で動くことにより、ベルトの先端がスライ
ス片を掻き分けながら刃物とスライス片の間に入り込ん
で、刃物とスライス片の粘着によるスライス片の横ずれ
及び変形を防止し、正しい形状のスライス片を得ること
ができる。またベルト案内板の揺動機構を設けたので、
スライス時、適宜の時期にベルト先端部を刃物より離す
方向に運動させることにより、スライス片の折り曲げを
行ない、或いは半冷凍品の場合には反転せしめ、後のト
レイ詰め作業を容易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は第1実施例のス
ライサーの全体を示す正面図、第2図は第1図のE〜E
断面図、第3図は第1図のG矢視図、第4図は第1図の
F〜F断面図、第5図は第1図のA〜A断面図、第6図
は第5図のC矢視図、第7図は第5図のD矢視図、第8
図(A)(B)(C)(D)(E)(F)(G)(H)
は刃物とベルト案内板の作動工程を順次示す説明図、第
9図は本発明の第2実施例を示すスライサーの平面図、
第10図は第9図の側面図、第11図は同要部の斜視図、第
12図は本発明の第3実施例の側面図である。 図の主要部分の説明 1……ベース 2……傾動フレーム 3……傾動軸 6……ガイド軸 7……駆動フレーム 8……従動フレーム 9……接続金具 10……駆動プーリ 11……従動プーリ 12……バンド刃 19……ガイドブラケット 23……揺動軸 24……ベルト案内板 25……エアシリンダ 26……ブラケット 27……ナックルジョイント 28……ナックルピン 29……揺動レバー 30……支え金具 31……ベルト受ローラ 32……ローラ軸 33……上部ベルト固定金具 38……下部ベルト固定金具 40……ベルト 41……被スライス製品 42……スライス片 44……入口ベルトコンベア 45……出口ベルトコンベア

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライサーにおいて、刃物のスライスされ
    た薄片(以下スライス片と称する)の側に刃の側面に近
    接して併設され先端が小さな半径を有するベルト案内板
    と、該案内板に緊張懸架されたベルトを備えると共に、
    該案内板及びベルトの先端は前記刃物の刃先線より後退
    して設けられ、かつ前記ベルトを、スライス片を掻き上
    げる方向に、刃物と被スライス製品との相対運動の速度
    と同一又は速い速度で移動させる移動機構を有すること
    により、刃物とスライス片の粘着によるスライス片の横
    ずれ、変形を防止することを特徴とするスライサーにお
    けるスライス片の横ずれ変形防止装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のスライサーにおけるスライ
    ス片の横後ずれ変形防止装置において、スライス動作時
    前記案内板の先端を刃物側面より離す運動を行うベルト
    案内板の揺動機構を有し、スライス片の折曲げ又は反転
    を行なうことを特徴とするスライサーにおけるスライス
    片の横ずれ変形防止装置。
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