JPH0468070A - 軟質樹脂の塗装方法 - Google Patents

軟質樹脂の塗装方法

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JPH0468070A
JPH0468070A JP2180582A JP18058290A JPH0468070A JP H0468070 A JPH0468070 A JP H0468070A JP 2180582 A JP2180582 A JP 2180582A JP 18058290 A JP18058290 A JP 18058290A JP H0468070 A JPH0468070 A JP H0468070A
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Japan
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paint
fading
discoloration
hindered amine
base material
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JP2180582A
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Nobuo Shiba
柴 伸生
Yasuo Kanai
金井 靖男
Noriyuki Suzuki
憲之 鈴木
Seiji Hibi
日比 誠司
Junichi Handa
半田 順一
Yasuhiro Nakano
靖弘 中野
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NIPPON B CHEM KK
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor Corp
Toyota Motor East Japan Inc
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NIPPON B CHEM KK
Kanto Jidosha Kogyo KK
Toyota Motor Corp
Kanto Auto Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、軟質合成樹脂材料1例えば軟質ポリ塩化ビニ
ル等よりなる種々の物品の上に塗装するための顔料入り
塗料、特に耐変褪色性の塗料に関するものである。
(従来の技術〕 自動車のマッドガート、サイドモール等のような#I撃
吸収性と適度の弾性とを有する、例えば軟質ポリ塩化ビ
ニルやその他のエラストマー材ネ4でてきた製品には、
装飾的効果を高めるために光沢塗装か施される。
その際1種々の色彩効果のある顔料の添加された塗料を
塗装した後、その上に透明光沢塗装、すなわちクリヤー
層を施して焼付けを行うことにより、深み感のある塗装
が得られる。
さらに、最近開発された金属メツキ顔料の充填された金
属光沢効果のある塗料による光沢塗装も採用されるに至
っている。この金属メツキ顔料は無機質又は有機質の顔
料粒子の表面に金属の薄膜を析出させたもので、塗料の
顔料として使用した場合、従来のメタリック顔料よりも
優れた美麗な金属光沢の表面を呈すると共に、見る方向
によって明るさに差異のある立体感の優れた塗装を可能
にする。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような塗装を軟質樹脂基材の上に施
した場合、塗膜の変色、褪色が塗装の焼付けの間竪既に
現れ、また時間と共に進行して装飾効果を損なう問題が
あった。特に前述の金属メツキ顔料を用いた塗料の場合
、金属表面が白色化することによりその塗装品質が低下
し、商品価値が損なわれる。
よって、本発明は、このような変褪色を長時間にわたっ
て防止できる。軟質樹脂の基材上に塗装される顔料入り
耐変褪色塗料を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明は、この
ような変褪色の原因を追及した結果、塗装下地の軟質合
成樹脂中に残存している酸性成分の塗膜層中への溶出に
起因することを突き止めたことを基にしたもので、残存
酸性成分が塗膜中に溶出してきたときにこれを中和する
のに効果的な最の所謂ヒンダードアミンを含有すること
を特徴としている。
本発明の塗料の塗装下地を゛なす軟質合成樹脂は、例え
ば軟化剤入りの軟質ポリ塩化ビニル樹脂、軟質塩化ビニ
ル共重合樹脂、SBR,NBR1改質天然ゴム、TPR
(熱可塑性ゴム)或はその他のエラストマー樹脂の、樹
脂中に塩化水素、酢酸、マレイン酸等の残留酸性成分を
含有しているものである。
本発明の対象とする塗料は、特に前述のような軟質合成
樹脂基材の上に塗装されるカラーベース塗料及び/又は
金属メツキ顔料入りの顔料ベース塗料である。
これらの塗料は、中でもその主要塗膜形成成分として、
アクリルポリオール、ポリエステルポリオール又はそれ
らの併用系と、無負変性イソシアネートとの2液硬化型
ウレタン樹脂組成物を用いる。
本発明の耐変褪色塗料に含有されるべきヒンダードアミ
ンは活性水素がアルキル基で保護された第3級アミンで
あって、光酸化防止機能を有し、例えばチハ・ガイギー
社からのサノールLS292の商品名て市販されている
もの[ビス(1゜2.2,6.6−テトラメチル−4−
ピペリジル)セバケート]等であり、他の裸のアミンや
その他の塩基性化合物と異なり、本発明の顕著な耐食褪
色防止効果をもたらすことが実証されている0通常の第
3級アミンではポットライフが短くなり、しかも臭気の
問題や塗膜の黄変を来す等、好ましくない、このような
ヒンダードアミンの特別な効果は顕著であった。
このヒンダードアミンの含有量は下地樹脂から溶出する
残存酸分の中和に有効な量であればよいが、適当量過剰
に含有することは耐変褪色性の維持にむしろ好ましいよ
うであり、但しあまりに過剰に含有させると塗装に黄変
を来すので好ましくない、−例として、下地軟質樹脂が
TPR又はPvCであるときにとンダードアミンとして
サノールLS292を用いた場合、有効量は塗料全固形
分に対して3乃至7重量%であった。
(実施例) 以下1本発明を実施例により説明する。
下地基材樹脂としてTPRを用い、これにヒンダードア
ミンとしてサノールLS292 (チバ・ガイギー社)
を4重量%含むポリエステルポリオールとアクリルポリ
オールとの併用糸(日本ビーケミカル社、R−278)
のウレタン樹脂カラーベース塗料をエアスプレーによっ
て乾燥膜で30−35#Lmの厚さに塗装し、乾燥して
80℃×30分で焼付けた0次に、この上にアクリルポ
リオール系の顔料ベース塗料(日本ビーケミカル社R−
275)をエアスプレーにより乾燥膜として115−2
0pの厚さに塗装し、次いでさらにその上にアクリルポ
リオール系(R−276)のクリヤー塗装をエアスプレ
ーにより20−25gmの膜厚(乾燥)で施した後、8
0℃×30分で焼付は乾燥した。
乾燥焼付けの間に変褪色は現れず、またそのようにして
得られた塗装物の暴露試験(促進耐候性、BP:63°
C)は色差(色差計による試験前と試験後の測定値の差
)2.0以下を与え、変褪色の防止効果が情れているこ
とを示した。
九遣 例1のテストを、塗料中のヒンダードアミンの量を種々
に変え、また顔料ベース塗料にも同量のヒンダードアミ
ンを含有させて繰返した。結果を下記表1にあげる。
1):カラーベース、顔料ベース塗料に対する重量% 2):スガ試験機(SM−4)による試験前後の測定値
差 〔発明の効果〕 本発明による耐変褪色塗料は、従来変褪色の制御の出来
なかった軟質樹脂製品上の変褪色の現れない塗装を可能
にし、特に金属メツキ顔料の含まれた塗料の変色をなく
すことができ、実用上の価値は極めて大きい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)軟質樹脂の基材の上に塗装される顔料入り塗料にお
    いて、変褪色を防止するように、軟質樹脂から溶け出す
    残留酸を中和するのに有効な量のヒンダードアミンが含
    まれていることを特徴とする耐変褪色塗料。 2)ヒンダードアミンが、ビス(1,2,2,6,6−
    テトラメチル−4−ピペリジル)セバケートである請求
    項1記載の変褪色防止塗料。 3)ビス(1,2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
    ペリジル)セバケートを塗料の全固形分に対して3乃至
    7重量%の量で含有する、TPR又はポリ塩化ビニル樹
    脂の上に塗装するための請求項2記載の変褪色防止塗料
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61113649A (ja) * 1984-11-07 1986-05-31 Adeka Argus Chem Co Ltd 耐光性の改善された高分子材料組成物
JPS62184067A (ja) * 1986-02-07 1987-08-12 Toyota Motor Corp 乾燥炉内での塗膜の黄変防止用塗料組成物

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61113649A (ja) * 1984-11-07 1986-05-31 Adeka Argus Chem Co Ltd 耐光性の改善された高分子材料組成物
JPS62184067A (ja) * 1986-02-07 1987-08-12 Toyota Motor Corp 乾燥炉内での塗膜の黄変防止用塗料組成物

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