JPH0467946A - 熱硬化性樹脂複合パネル - Google Patents

熱硬化性樹脂複合パネル

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JPH0467946A
JPH0467946A JP18048790A JP18048790A JPH0467946A JP H0467946 A JPH0467946 A JP H0467946A JP 18048790 A JP18048790 A JP 18048790A JP 18048790 A JP18048790 A JP 18048790A JP H0467946 A JPH0467946 A JP H0467946A
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JP
Japan
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resin
thermosetting resin
composite panel
unsaturated polyester
wire mesh
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JP18048790A
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Tetsuji Takahashi
高橋 鐡司
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Original Assignee
MACRO BOARD KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱硬化性樹脂複合パネルに関する。
更に詳しく言えば、本発明は、貯水槽や大型薬品槽、隔
壁材やコンテナーパネノベ外壁材や内壁材等の建築材料
、電気部材や遮蔽材、家具材等として、種々の分野に有
用な金属製金網の両面に熱硬化性樹脂の層が接合して積
層されている熱硬化性樹脂複合パネルに関するものであ
る。
ここに得られた熱硬化性樹脂複合パネルは、機械的強度
に優れ、しかも金属製金網によって補強されているため
、比較的容易に曲面成形をすることができると言った特
徴ある性質を有している。また、金属製金網の素材とし
て、電気伝導度の高い銀や銅やアルミニウムなどを用い
て製造した熱硬化性樹脂複合パネルは、電気部材や遮蔽
材、および、接地用パネルや静電気防止用建材パネル等
として特に有用である。
〔従来の技術〕
熱硬化性樹脂複合パネルの典型的な例である合板を芯材
とする不飽和ポリエステル樹脂複合パネルは、車載用コ
ンテナーパネル、および、家具や建築材料等として使用
されてきた。しかし、合板を芯材とする不飽和ポリエス
テル樹脂複合パネルには、3つの大きな問題点・欠点が
ある。その第一は、耐水性に劣ることである。
車載用コンテナーやサイロ等のパネルとして使用すると
、降雨による水濡れ、および、或いは、高い湿度によっ
て芯材である合板の接着剤が経時的に劣化し、合板を構
成している単板が剥離して芯材としての強度を失い、複
合パネルとしての機能を失ってしまうことである。特に
、車載用コンテナーやサイロの出入口付近等のように、
反復して振動や応力歪みのかかる部位・用途では、施工
技術と日常の徹底した管理を行っても複合パネルの経時
的劣化を防止することができないことが、既に胡らかに
されている。
第二の問題点は、複合パネルの単位重量が大きく、取り
扱い難く、車載用コンテナー用に使用すると、車両重量
が重たくなり、省エネルギー化の社会的要請に対応する
ことができないことである。芯材である合板の厚さを薄
くすると複合パネルの重量は軽くなるが、ネジレや歪み
が大きくなり平滑な複合パネルを得ることができない。
この複合パネルのネジレや歪みは、不飽和ポリエステル
樹脂と芯材である合板との熱膨張係数の差によって生じ
る。従って、加圧下に加熱して熱硬化させる熱硬化性樹
脂を使用する限り、本質的に解決する方法はなく、現実
的には、芯材として使用する合板の強度を増す、換言す
れば、厚さを厚くする以外に防止する方法はない。
高速道路網の整備と共に生鮮食料品等の長距離輸送が行
われるようになった。生鮮食料品等の長距離輸送が可能
になった他の理由の1つとして、車載用コンテナーの保
冷化、冷凍化が挙げられる。最近になって、より一層の
輸送合理化、換言すれば、燃費改善のために車載用コン
テナーの軽量化が要求されるようになった。
第三の問題点は、最近の国際的な地球環境保護に関する
国際的な世論の高まりによって、近い将来に、芯材とし
ての合板を安価に確保することが極めてか困難になるも
のと予測されることである。従来、我が国は、ラワンな
どの熱帯広葉樹を、合板原料として安価に、極めて大量
に輸入して消費してきた。最近になって、このままでは
、近い将来には熱帯樹林の木材資源が枯渇して荒れ地と
なり、その結果、地球環境・気象条件が大きく変化して
、人類の生存すら危うくする可能性があるとの警告がな
されるようになった。この緑の地球を人類共有の財産と
して保存しつつ、この豊かな国を子孫に伝えるために、
早急に、木材資源を使用しない合板に代わる複合パネル
を開発して、木材資源の消費量の大幅な削減を企って森
林資源の保存を計らなければならないと言った人類共通
の重大な課題がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、従来技術の有する前記問題点を解決して、木
材資源を原料とする合板を使用することなく、実質的に
ネジレや歪みのない、軽量で任意の厚さの、強度と耐候
性に優れた、二次加工の容易な熱硬化性樹脂複合パネル
を提供しようとするものである。
本発明者は、合板を芯材とする不飽和ポリエステル樹脂
複合パネルの保有している優れた性質を損なうことなく
、その欠点を改良・改善することを目的として種々の実
験検討を行った結果、芯材として金属製金網を使用して
、圧縮成形法によって金属製金網の両面に熱硬化製樹脂
の層を同時に積層・形成させることにより、挙に解決す
ることができるとの知見を得て、更に鋭意検討を行い本
発明を完成させた。
〔以下空白〕
〔課題を解決するための手段〕 本発明は、金属製金網の両面に、補強材、および、また
は、無機充填材を含んでいてもよい同一の、または、異
種類の、或いは、組成の異なる熱硬化性樹脂の層が接合
して積層されている熱硬化性樹脂複合パネルにある。
本発明において、熱硬化性樹脂とは、補強材、および、
または、無機充填材を含んでいてもよい不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、および、メ
ラミン樹脂等を主成分とする増粘可能な樹脂組成物で、
熱を加えることによって、更に具体的に言えば、室温以
上の温度に昇温することによって硬化して硬化樹脂とな
るものを意味する。また、金属製金網とは、白金線、金
線、銀線、各種ステンレス線、ニッケル線、モネルメタ
ル線、銅線、真鍮線、青銅線、アルミニウム線、アルミ
ニウム合金線、鋼線、鉄線、亜鉛引鉄線、ノ\ステロイ
線、および、チタン線の単線、または、撚線を、平織、
綾織、杉綾織、ダブル杉綾織、特殊綾織、トリプル織、
すだれ状トリプル織、畳縁、むしろ織、トンキャップ等
の方法で織った織金網、および、亀甲金網、夏型金網、
クリンプ金網、並びに、打抜金網板のことを意味する。
なお、金網の縦線と横線との接点が、はんだ付、銀鑞付
、ガス溶接等の適宜の方法で総加工されたものであって
も良い。更にまた、熱硬化性樹脂との密着性を改善する
ために、金網の金属表面を適当な化合物、例えば、有機
シラン化合物やエポキシ樹脂等で処理したものであって
も良い。
本発明の実施態様を概述すると、下面鏡面板1の上に表
面材2を載置して、或いは、載置することなく、熱成形
可能な熱硬化性樹脂3を積層し、その上に繊維布4を載
置して、或いは、載置することなく、その上に金属製金
網5を載置し、その上に繊維布6を載置して、或いは、
載置することなく、熱成形可能な熱硬化性樹脂7を積層
し、更に、表面材8を載置して、或いは、載置すること
なく、上面鏡面板9を載置して熱プレス成形する方法で
実施される〔第1図参照〕。
ここに、熱硬化性樹脂3と金属製金網5との間、および
、金属製金網5と熱硬化性樹脂7との間に積層した繊維
布4、および、繊維布6は、熱硬化性樹脂の金属製金網
5を介しての滲み出し量の制御、および、或いは、滲み
出しの防止に有効であり、特に種類の異なる熱硬化性樹
脂を使用した時に効果を発揮する。繊維布の使用目的か
ら、熱硬化性樹脂3と熱硬化性樹脂7とが、全く同一の
熱硬化性樹脂である場合には、敢えて繊維布を積層する
必要はないし、また、積層したことによる不都合もない
ここに使用される繊維布は、織布、不織布、マットの何
れでも良いが、取り扱い易さなどの点で不織布を選ぶの
が好ましい。また、その素材としては、ガラス繊維、炭
素繊維、炭化珪素繊維、チラノ繊維、アルミナ繊維、ポ
リエステル繊維、アラミド繊維(ケブラー)、ポリビニ
ルアセクール繊維(ビニロン)、レーヨン繊m、ポリア
ミド繊維(ナイロン)、アクリル繊維、ポリエチレン繊
維、ポリプロピレン繊維、木綿、7寸ルプ、麻などが使
用できる。通常−船釣には、市販品、例えば、旭化成工
業■製商標名エルタス、■クラレ製商標名クラフレック
ス、大和紡績■製商標名NBF、ダイワボウレーヨン■
製商標名コロナ、東洋紡績■製商標名ボランス、東洋紡
績■製商標名エクーレ、日本/ <イリーン■製商標名
バイリーン、日本バイリーン■製商標名キュムラス、日
本バイリーン■製商標名ルトラデュール、廣瀬製紙■製
商標名ノ1イスター、廣瀬製紙■製商標名パピロン、本
州製紙■製商標名キノクロス、本州製紙■製商標名ノく
ルクロス、三菱レイヨン■製商標名ツルスター、ユニチ
カ■製商標名マリックス、ユニチカ■製商標名ナイエー
ス、日本不織布掬製商標名ボンヤーン、日本不織布■製
商標名スプIJ )ツブ、東し■製商標名アクスターな
どの中から適宜に選ぶことによって、その目的を十分に
達成することができる。
本発明を実施するとき、熱硬化性樹脂は、特殊な樹脂で
ある必要はなく、通常一般に市販されている不飽和ポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミ
ン樹脂等の中から所望によって適宜に選んで、そのまま
、或いは、2種類以上の樹脂を配合して用いれば良く、
取り扱い易さの点で不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ
樹脂、フェノール樹脂、特に不飽和ポリエステル樹脂を
主成分とするのが好ましい。また、金属性金網の両面に
層形成される熱硬化性樹脂の種類は、熱プレス成形操作
によって硬化して熱硬化性樹脂層を形成しうる限り同一
であっても、異なっていても、或いは、配合組成のみが
異なっているものであってもよい。
これらの樹脂は単独で硬化させても良いが、補強材とし
て、ガラス繊維や炭素繊維、ボロン繊維、アルミナ繊維
、チラノ繊維、炭化珪素繊維、ロックウール、スチール
繊維、アラミド繊維、ビニロン繊維、ポリエステル繊維
、アクリル繊維、ポリプロピレン繊維などの織布、不織
布、ロービングクロス、チョツプドストランド、チョツ
プドストランドマット、サーフェイスマット等を、更に
、無機質充填剤として、酸化チタン、酸化鉄、アルミナ
、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウム、
硫酸カルシウム、硅酸カルシウム、水酸化アルミニウム
、クレー、カオリン、マイカ、タルク、珪藻土、ゼオラ
イト、白土、カーボンブラック、銀粉、銅粉、銅合金粉
、ニッケル粉、鉄粉等を適宜に配合して硬化させるのが
好ましい。これらの配合材は、熱硬化性樹脂の補強材、
および、或いは、充填材・フィラーとして硬化樹脂の物
性値の改善と特殊機能の付与、並びに、熱成形可能な熱
硬化性樹脂の流動性の制御、換言すれば、熱硬化性樹脂
の金属製金網を介しての滲み出し量の制御に極めて有効
である。更に、得られた熱硬化性樹脂複合パネルの外観
・意匠の設計に極めて有効な作用効果を有しており、必
要欠くべからざる成分であると言っても過言ではない。
また、更に、必要に応じて、ポリ酢酸ビニルやスチレン
ブタジェンゴム、ニトリルゴム、シリコンゴム、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリメチルメ
タアクリレート、ポリカプロラクトン、或いは、飽和ポ
リエステル樹脂等の高分子化合物を低収縮剤として配合
しても良い。
本発明を実施するとき、金属製金網と接合する熱硬化性
樹脂は、市販の当該樹脂を公知の方法によって増粘させ
てそのまま使用しても良いが、予め、熱成形可能な熱硬
化性樹脂プリプレグ、更に具体的に言えば、例えば、熱
硬化性樹脂として典型的な不飽和ポリエステル樹脂の場
合には、所謂、ニス・エム・シー[SMC,Sheet
molding compound、以下SMCと略記
するコ、エッチ・エム・シー(HMC,High gl
ass fibercontent SMC:] 、−
]1−クスエム・シー[XMC。
0rientated continuous 5tr
and length SMC)と称されるプレス成形
可能な成形材料に加工しておくのが作業性の点でも好ま
しい。なお、ここに使用する増粘剤は、特殊なものであ
る必要はなく、増粘剤として市販されている化合物の中
から適宜に選べば充分である。更に具体的に言えば、例
えば、熱硬化性樹脂が不飽和ポリエステル樹脂、或いは
、フェノール樹脂の場合には、酸化マグネシウム、水酸
化マグネシウム、酸化カルシウム、水酸化カルシウム、
酸化亜鉛、酸化ベリリウム等を、通常、酸化マグネシウ
ムを、また、エポキシ樹脂の場合には、ジシアンジアミ
ド、有機酸ジヒドラジド等の塩基性活性水素化合物やト
リス(ジメチルアミノメチル)フェノール、ジメチルベ
ンジルアミン、1.8−ジアザビシクロ(5,4,O)
ウンデカン等の第三アミン類、2−メチルイミダゾーノ
ベ2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニル
イミダゾール等のイミダゾール類、或いは、三弗化硼素
モノエチルアミン塩三弗化硼素ピペリジン塩、トリフロ
ロメタンスルホン酸等のルイス酸、および、弗化アルシ
ンHAsF、のジフェニルヨウドニウム塩等のブレンス
テッド酸塩などの中から適宜に選んで配合すれば良い。
本発明を実施する方法、即ち、実施態様を、熱硬化性樹
脂として典型的な不飽和ポリエステル樹脂のSMCを使
用して実施する場合の作業手順を例示すると、次のよう
である(第1図参照)。
即ち、ステンレス鋼板製の下面鏡面板1の上に、必要に
応じて表面材2を載置して、予め、常法に従って所望の
粘度に増粘させておいた不飽和ポリエステル樹脂のSM
L: 3を載置し、必要に応じて、更に1枚以上の同一
の、或いは、種類の異なる不飽和ポリエステル樹脂のS
MC1または、適当な粘度に増粘させたプリプレグを積
層・載置して、その上に繊維布4を載置して、或いは、
載置することなく、その上に金属製金網5を載置し、金
属製金網5の上に繊維布6を載置して、或いは、載置す
ることなく、予め、常法に従って所望の粘度に増粘させ
ておいた不飽和ポリエステル樹脂のSMC7を載置し、
必要に応じて、更に1枚以上の同一の、或いは、種類の
異なる不飽和ポリエステル樹脂のSMC1または、適当
な粘度に増粘させたプリプレグを積層・載置して、更に
、必要に応じて表面材8を載置し、最後に上面鏡面板9
を載せて積層作業を終える。
次いで、ここに積層した成形材料を、単段、または、多
段ホットプレスの下面熱盤10と上面熱盤11との間の
所定の位置に挿入・載置したのち、常法に従って圧縮成
形すると目的物質とする不飽和ポリエステル樹脂複合パ
ネルが得られる(第1図参照)。
ここに圧縮成形条件は、不飽和ポリエステル樹脂のSM
Cの性質、金属製金網の種類、特に、網目の大きさ(メ
ツシュ)と成形物である複合パネルの形状と寸法等によ
って相違するが、通常一般に、 熱板温度 t           、60〜200圧
  力 kg/Cm22〜200 型(圧)線速度 mm/sec      0.1〜1
0硬化時間 m1n(厚さ1闘当たり)  0.5〜2
00の範囲内に選べば良い。熱盤温度は、使用した硬化
剤の種類に対応して、適宜に選ばなければならないこと
は言うまでのない。成形圧力は、プリプレグの熟成・増
粘の程度を考慮して適宜に設定しなければならない。ま
た、型締(圧締)速度が速すぎると、プリプレグからの
重合性単量体化合物、例えば、スチレンの金属性金網層
への滲み出しが増加して金属性金網層と熱硬化性樹脂層
との接着性の低下の原因となる。硬化に要する時間は、
硬化剤の種類と熟成・増粘の程度、樹脂層の厚さ等によ
って相違する。従って、予め、予備成形試験を実施して
圧縮成形条件を設定するのが好ましい。
ここに得られた熱硬化性樹脂複合パネルは、通常公知の
方法によって所定の寸法に裁断されて製品とされる。
ここに得られた熱硬化性樹脂複合パネルは、一般に表面
が平滑で表面光沢を有しているが、圧縮成形に際して、
表層の熱硬化性樹脂層の表面を形成する部位に表面材と
して繊維布、または、および、紙をそのまま、或いは、
当該熱硬硬化性樹脂、または、当該熱硬化性樹脂と共重
合可能な化合物等を含浸させて載置すると、半光沢乃至
艶消しの複合パネルが得られる。
ここに使用する繊維布、紙は、必要に応じて、予め任意
の絵柄等を適当な方法で描いたものであっても、或いは
、任意の色に着色したものであっても良い。また、当該
樹脂と共重合可能な化合物とは、当該熱硬化性樹脂と共
重合可能な単量体化合物、および、合成樹脂のことを意
味する。当該熱硬化性樹脂と共重合可能な単量体化合物
を例示すると、スチレン、メチルスチレン、tert−
ブチルスチレン、タロルスチレン、ジビニルベンゼン、
メチルメタアクリレート、エチルメタアクリレート、ブ
チルメタアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタアク
リレート、グリシジルメタアクリレート、ネオペンチル
グリコールモノメタアクリレート、ネオペンチルグリコ
ールジメタアクリレート、トリメチロールプロパンジメ
タアクリレート、トリメチロールプロパントリメタアク
リレート、ペンタエリスリトールジメタアクリレート、
ペンタエリスリトールトリメタアクリレート、ジアリル
フタレート、ネオペンチルグリコールジアリルエーチル
、グリセリングリシジルエーテノペ トリメチロールプ
ロパントアリルエーテルペ トリメチロールプロパント
リアリルエーテル、ペンタエリスリトールジアリルエー
テノペペンタエリスリトールトリアリルエーテル、ペン
タエリスリトールテトラアリルエーテル、トルエンジイ
ソシアネートトリメチロールプロパンアダクト等を挙げ
ることができ、単独で、または、併せて用いられる。ま
た、当該熱硬化性樹脂と共重合可能な合成樹脂の例とし
ては、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂、フェノ
ール樹脂、メラミン樹脂、アルキッド樹脂等のオリゴマ
ーおよび、或いは、低分子量重合体を挙げることができ
、単独で、または、併せて、或いは、共重合可能な単量
体化合物と併せて用いられる。
また、表層の熱硬化性樹脂表面を形成する部位に表面材
6として金属箔、金属薄板などを載置して硬化させると
、−挙に金属張り複合パネルが得られる。更にまた、必
要に応じて、繊維布や金属箔等の上に、或いは、繊維布
や金属箔等の替わりに離型材としてポリテトラフルオル
エチレン等の弗素樹脂のフィルムやシート等を載置して
熱成形操作を行っても良い。
本発明の熱硬化性樹脂複合パネルは、実質的に合板を芯
材とする熱硬化性樹脂複合パネルと同等乃至、それ以上
の機械的強度を有しており、しかも耐水性にも優れてい
る。本発明の熱硬化性樹脂複合パネルは、森林資源の保
存、即ち、地球環境の保護と言う社会的要請に対応しつ
つ、大量に、しかも安価に提供することのできる合板に
替わる新しい複合パネルである。
以下、本発明を実施例、および、比較例によってその実
施態様と効果等を具体的に、かつ詳細に説明するが、以
下の例は、具体的に説明するためのものであって、本発
明の実施態様や発明の範囲を限定するものとしては意図
されていない。
〔実 施 例〕
実施例1 常法に従って、市販の加圧成形用不飽和ポリエステル樹
脂〔日本ユピカ■製、コピカフ5063100重量部〔
以下 部と略記する〕、低収縮剤〔日本ユピカ側製、ユ
ピカA−02145部、炭酸カルシウム170部、ステ
アリン酸5部、酸化マグネンウム5部、および、過酸化
ベンゾイル〔日本油脂■製、ナイバーFF) 1部を配
合して調整した樹脂ペーストをガラス繊維〔1インチ力
・ソトのチョツプドストランド982部に含浸させたの
ち、25℃の恒温室に入れて2日間熟成、増粘させて硝
子繊維含量450g/m2の成形材料SMC(樹脂ペー
スト含量1789g/m2]を得た。ここに得られた成
形材料SMCを、おおよそ、幅32cm、長さ93cm
の大きさに裁断して、以下の複合ノくネルの製造に供し
た。
予め、温度100℃に昇温させておいた単段式ホットプ
レスの下面熱盤10の上に、ステンレス鋼板製の下面鏡
面板(幅40cm、長さ1100C、厚さ2mm) 1
を乗せた。
次いで、下面鏡面板1の上に、表面材として不織布〔幅
32cm、長さ93cm、旭化成工業■製、エルタスE
IOI 2E 2を1枚乗せたのち、成形材料SMC3
を積み重ねた。その上に不織布〔幅32cm、長さ93
cm、旭化成工業■製、エルレタスE1040] 4を
1枚乗せたのち、亜鉛メ・ツキ鉄線製甲丸線平織金網(
線径0.32mm、 10メツシユ、幅32cm、長さ
93cm)5を乗せた。次いで、金網5の上に不織布〔
幅32cm、長さ93cm、旭化成工業■製、エルタス
E1040] 6を1枚乗せたのち、成形材料SMC7
を積み重ねた。引き続いて、手早く、成形材料SMC7
の上に表面材として不織布〔幅32cm、長さ93cm
、旭化成工業■製、エルタスE1012〕8を1枚乗せ
たのち、上面鏡面板9を乗せ て積層作業を終えた。
直ちにホットプレスの熱盤を閉じて加熱・昇温を開始し
、圧力0.5kg/cm2に5分間保ったのち、圧力5
kg/cm2に昇圧して25分間保って圧縮成形操作を
銘えた。ホットプレスの熱盤を開いて圧縮成形物を取り
出して目的とする不飽和ポリエステル樹脂複合パネルを
得た。
ここに得られた不飽和ポリエステル樹脂複合パネルは、
樹脂層表面が平滑で、しかも半光沢の温か味のある艶消
し状であった。
ここに得られた不飽和ポリエステル樹脂複合パネルの無
作為に選んだ8箇所から、幅120mm、長さ350m
mの大きさの試験用試料を裁断・採取した。ここに得た
試験用試料の中から無作為に3個を選び、ダイヤモンド
カッターを使用して幅3Qmm、長さ40mmの大きさ
に正確に裁断し、この中から無作為に10個を抜き取り
、常法に従って、その不飽和ポリエステル樹脂層の両面
に接着剤〔東亜合成化学■製、ボンドアロンアルファ$
202)を用いてテンシロン引張試験機用の引張合具を
接着して引張接着強さ試験用試料を作製した。
ここに得た引張接着強さ試験用試料をテンシロン試験機
〔■オリエンチック製、UTM−5型〕に取りつけて、
常法に従って引張接着強さ試験〔試験速度10mm/m
in〕を行ったところ、荷重3000kgでも複合パネ
ノベ更に具体的に言えば、不飽和ポリエステル樹脂層と
金属製金網との接着面、および、不飽和ポリエステル樹
脂層に何らの異常も生じなかった。引き続いて、更に荷
重を増して行ったところ、荷重3130kg〜3218
kg C数平均荷重3186kg1)で引張金具と不飽
和ポリエステル樹脂層との接着面の剥離が起こった。
しかし、不飽和ポリエステル樹脂層と金属製金網との接
着面、および、不飽和ポリエステル樹脂層には何らの異
常も生じなかった。
次いで、残りの試験用試料〔5個〕をダイヤモンドカッ
ターを使用して幅15mm、長さ170mm(厚さ2m
m)の大きさに正確に裁断し、この中〔100個〕ら無
作為に5個を抜き取り、曲げ試験用試料とした。
ここに得た曲げ試験用試料を、常法〔JISK7203
−1982 :]に従ってテンシロン試験機〔■オリエ
ンチック製、[ITM−5型〕に、支点間距離30mm
にて取り付けて曲げ試験〔試験速度1+y+m/m i
 n 〕を行こない、曲げ強度24.5kg/[11m
2〜26.4kg/mm2C数平均値25.6kg/m
m’ ]なる結果を得た。
引き続いて、引張接着強さ試験用試料の中から無作為に
5個を抜き取り、日本農林規格〔−類合板〕煮沸試験法
に従って煮沸試験を実施した。即ち、試験片を沸騰水中
に4時間浸漬したのち、60±3℃の温度で20時間乾
燥させて、更に沸騰水中に4時間浸漬したのち、室温の
水中に浸漬して室温にまで冷却して1回の煮沸試験操作
を終えた。この煮沸試験操作を2回繰り返したのち、試
験片を水中から取り出して、濡れたまま外観を観察した
ところ、何らの異常も認められなかった。次いで、その
不飽和ポリエステル樹脂層の両面に接着剤〔東亜合成化
学■製、ボンドアロンアルファ$202 Fを用いてテ
ンシロン引張試験機用の引張合具を接着して引張接着強
さ試験を実施したところ、荷重3000kgで何らの異
常も生じなかった。
実施例2 実施例1において、表面材〔不織布〕2、および、表面
材〔不織布〕8を積層しなかった以外は、全て実施例1
と同様に処理・操作して、不飽和ポリエステル樹脂複合
パネルを得た。ここに得られた不飽和ポリエステル樹脂
複合パネルの外観は、樹脂層表面に光沢を有していた以
外は、実施例1で得た不飽和ポリエステル樹脂複合パネ
ルと同じであった。
次いで、実施例1と全く同様にして試験用試料を作製し
、実施例1と全く同様にして引張接着強さ試験、および
、曲げ試験を行い実施例1と同じ結果を得た。
実施例3 実施例1において、亜鉛メツキ鉄線製甲丸線平織金網5
の替わりに亀甲金網(JIS G 3554、呼称網目
13、ピッチ13.8mm、線径0.55mm)を使用
した以外は、全て実施例1と同様に処理・操作して、不
飽和ポリエステル樹脂複合パネルを得た。ここに得られ
た不飽和ポリエステル樹脂複合パネルの外観は、実施例
1で得た不飽和ポリエステル樹脂複合パネルと同じであ
った。
次いで、実施例1と全く同様にして試験用試料を作製し
、実施例1と全く同様にして引張接着強さ試験、および
、曲げ試験を行い実質的に実施例1と同じ結果を得た。
実施例4 実施例1において、表面材〔不織布、旭化成工業■製、
エルタス巳1012〕8の替りに、メラミン樹脂〔日本
カーバイト工業■製、S−260]20部を含浸させた
不織布[旭化成工業■製、エルタス61040] 8を
使用した以外は、全て実施例1と同様に処理・操作して
、不飽和ポリエステル樹脂複合パネルを得た。ここに得
られた不飽和ポリエステル樹脂複合パネルの外観は、実
質的に実施例1で得た不飽和ポリエステル樹脂複合パネ
ルと同じであった。
次いで、実施例1と全く同様にして試験用試料を作製し
、実施例1と全く同様にして引張接着強さ試験、および
、曲げ試験を行い実質的に実施例1と同じ結果を得た。
実施例5 実施例4において、表面材8としてメラミン樹脂〔日本
カーバイト側腹、S−260:] 20部を含浸させた
不織布の替わりに、メラミン樹脂〔三相ケミカル側製、
二カラツク305) 10部とエポキシ樹脂〔大日本イ
ンキ化学工業■製、エピクロン753〕5部を含浸させ
た不織布〔旭化成工業■製、エルタスE1040〕8を
使用した以外は、全て実施例4と同様に処理・操作して
、不飽和ポリエステル樹脂複合パネルを得た。ここに得
られた不飽和ポリエステル樹脂複合パネルの外観は、実
質的に実施例4で得た不飽和ポリエステル樹脂複合パネ
ルと同じであった。
次いで、実施例4と全く同様にして引張接着強さ試験、
および、曲げ試験を行い実施例4と同じ結果を得た。
実施例6 常法に従って、市販のフェノールノボラック型エポキシ
樹脂〔油化シェルエポキシ側製、商品名エピコート15
43100部、ヘキサヒドロ無水フタル酸85部、ベン
ジルジメチルアミン1.5部を均一に混合して無溶剤ワ
ニスを調整した。
ここに得られた無溶剤ワニスを、常法に従ってガラスク
ロス〔鐘紡■、KS181/A−1100:]に含浸さ
せて成形材料〔樹脂含有量43.2%〕を得た。
ここに得た成形材料を、おおよそ、幅32cm、長さ9
3cmの大きさに裁断して、以下の複合パネルの製造に
供した。
予め、温度150℃に昇温させておいた単段式ホットプ
レスの下面熱板8の上に、ステンレス銅板製の下面鏡面
板(幅40cm、長さ100cm、厚さ2mm) 1を
乗せた。
次いで、下面鏡面板1の上に、表面材として銅張積層板
用銅箔〔幅32cm、長さ93cm)l 2を乗せて、
成形材料3を4枚積み重ねた。次いて、不織布〔幅32
cm、長さ93cm、旭化成工業■製、商品名工ガラス
E1040) 4を1枚乗せたのち、亜鉛メツキ鉄線製
甲丸線平織金網(線径0.32mm、10メツユ、幅3
2cm、長さ93cm)5を乗せた。
次いで、平織金網5の上に、不織布〔幅32cm、長さ
93cm、旭化成工業■製、商品名工ガラスE1040
] 6を1枚乗せたのち、成形材料7を4枚積み重ねた
。引き続いて、手早く、成形材料7の上に表面材として
銅張積層板用銅箔〔幅32cm、長さ93cm〕8を乗
せて、最後に上面鏡面板9を積載して積層作業を終えた
直ちにホットプレスの熱板を閉じて加熱・昇温を開始し
、圧力0.5kg/cm2に5分間保ったのち、圧力3
.5kg/cm”に昇圧して60分間保って圧縮成形操
作を終えた。ホットプレスの熱板を開いて圧縮成形物を
取り出して目的とするフェノールノボラック型エポキシ
樹脂複合パネルを得た。ここに得られたフェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂複合パネルの銅箔面は、平滑で美
麗であった。
次いで、実施例1と全く同様にして試験用試料を作製し
、実施例1と全く同様にして引張接着強さ試験、および
、煮沸試験を行い実施例1と同じ結果を得た。
実施例7 実施例6において、フェノールノボラック型エポキシ樹
脂成形材料の替わりに、市販のフェノール樹脂SMC[
式日薬品工業@製、プロミネ−) XXZ−8100E
を使用して、表面材としての銅張積層板用銅箔を使用す
ることなく、昇圧後の成形圧力を5kg/cm’に選ん
だ以外は、全て実施例6と同様に処理・操作してフェノ
ール樹脂複合パネルを得た。ここに得られたフェノール
ノボラック型エポキシ樹脂複合パネルの表面は、平滑で
美麗であった。
次いで、実施例1と全く同様にして試験用試料を作製し
、実施例1と全く同様にして引張接着強さ試験、および
、煮沸試験を行い実質的に実施例1と同じ結果を得た。
また、実施例1と全く同様にして曲げ試験〔試験速度5
mm/min〕を行こない、曲げ強度18.6 kg/
mm2〜19.6kg/mm2C数平均値19.3kg
/mm2〕なる結果を得た。
実施例8 攪拌装置を設備したジャケット付反応罐に、水180部
、25%塩酸水溶液1440部、および、37%ホルマ
リン380部を仕込んだ。液温度を18℃に調整したの
ち、攪拌しながら90%フェノール70部を急速に添加
した。フェノールの添加終了後60秒で攪拌を停止して
60分間静置したのち、再び5分間攪拌して重合反応を
終了した。
常法に従って、生成した重合物を分離、水洗したのち、
30℃の0.5%アンモニア水で処理し、更に、水洗、
乾燥して粒状フェノール樹脂75部を得た。ここに得た
粒状フェノール樹脂8部に、ビスフェノールA型エポキ
シ樹脂〔東部化成■製、エボトートYD128〕2部、
および、アクリロニトリル・ブタジエンコ゛ム〔日本ゼ
オン■製、NBR1二ポール1072J ] 1部をメ
チルエチルケトンを用いて溶解させて固形分濃度48,
6%のワニスを得た。
ここに得たフェノール樹脂ワニスを実施例5と同様にし
てガラスクロス〔鐘紡■製、KS181/A(100:
]に含浸させたのち、80℃に10分間乾燥させて樹脂
含量40.2%のプリプレグを得た。
ここに得たプリプレグ・成形材料を、おおよそ、幅32
cm、長さ93cmの大きさに裁断して、実施例6と全
く同様にしてフェノール樹脂複合パネルを製造して引張
接着強さ試験を行なったところ、実質的に実施例6と同
じ結果が得られた。
比較例1 実施例1において、不織布4、および、不織布6を使用
することなく、亜鉛メツキ鉄線製甲丸線平織金網の替わ
りに市販の構造用合板〔厚さ3.5mm、単板構成0.
7/2.110.7mm)を使用した以外は全て実施例
1と同様に処理・操作して合板を芯材とする不飽和ポリ
エステル樹脂複合パネルを製造し、実施例1と同様にし
て試験用試料を作製した。
実施例1に準じて、引張接着強度試験を行ったところ、
熱硬化性樹脂層と合板との接着強度の値は、合板を構成
している単板同士の接着強度[:8kg/cm2〜10
kg/cm2]と同等乃至より優れている接着強度9.
0kg/cm2〜14.5kg/cm2[:数平均値1
1.7kg/cm2〕、木破率30〜80%〔数平均値
44%〕であった。このことは、熱硬化性樹脂成分の一
部が合板の表層単板のみならず、芯層単板にまで浸入し
て楔効果を発揮していることを示唆している。
また、実施例1と全く同様にして煮沸試験を実施したと
ころ、接着面の剥離が起こって合板を構成している単板
がばらばらになり、煮沸後の引張接着強度試験を実施す
ることができなかった。
〔発明の効果〕
本発明による熱硬化性樹脂複合パネルは、芯材として合
板ではなく金属性金網を使用しているため、軽量で耐水
性に優れ、しかも、熱硬化性樹脂層が金属性金網に極め
て強固に積層・接着しているため、木材に替わる新しい
建築材料やコンテナーパネル、電気部材や遮蔽材等とし
て有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の目的とする熱硬化性樹脂複合パネル
の横断面〔構造構成〕、および、実施態様の例を模式的
に示す概念図である。 1・・・下面鏡面板〔兼:積層作業台〕2・・・表面材 3・・・熱硬化性樹脂プリプレグ 4・・・繊維布 5・・・金属製金網 6・・・繊維布 7・・・硬化性樹脂プリプレグ 8・・・表面材 9・・・上面鏡面板 0・・・下面熱盤 〔ホラ トプレスの熱盤〕 1・・・上面熱盤 〔ホラ トプレスの熱盤〕

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)金属製金網の両面に、補強材、および、または、無
    機充填材を含んでいてもよい熱硬化性樹脂の層が接合し
    て積層されていることを特徴とする熱硬化性樹脂複合パ
    ネル。 2)熱硬化性樹脂が不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ
    樹脂、または、フェノール樹脂を主成分とする樹脂組成
    物である特許請求の範囲第1項記載の熱硬化性樹脂複合
    パネル。 3)下面鏡面板の上に熱成形可能な熱硬化性樹脂を載置
    し、その上に繊維布を載置して、或いは、載置すること
    なく金属製金網を積層し、その上に繊維布を載置して、
    或いは、載置することなく熱成形可能な熱硬化性樹脂を
    積層して熱プレス成形することを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の熱硬化性樹脂複合パネルの製造方法。 4)熱成形可能な熱硬化性樹脂が不飽和ポリエステル樹
    脂、エポキシ樹脂、または、フェノール樹脂を主成分と
    する樹脂組成物を増粘させて得たプリプレグである特許
    請求の範囲第3項記載の熱硬化性樹脂複合パネルの製造
    方法。
JP18048790A 1990-07-10 1990-07-10 熱硬化性樹脂複合パネル Pending JPH0467946A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014180777A (ja) * 2013-03-18 2014-09-29 Mitsubishi Chemicals Corp 繊維樹脂成型体の製造方法
JP2016216721A (ja) * 2015-05-21 2016-12-22 新日鐵住金株式会社 板状の鋼線強化樹脂

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