JPH0467613B2 - - Google Patents
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- JPH0467613B2 JPH0467613B2 JP60033464A JP3346485A JPH0467613B2 JP H0467613 B2 JPH0467613 B2 JP H0467613B2 JP 60033464 A JP60033464 A JP 60033464A JP 3346485 A JP3346485 A JP 3346485A JP H0467613 B2 JPH0467613 B2 JP H0467613B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- spatial filter
- sin
- multiplier
- sine wave
- Prior art date
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- 239000000284 extract Substances 0.000 claims description 4
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 2
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
イ 「発明の目的」
〔産業上の利用分野〕
本発明は、空間フイルタの出力を導入し、パタ
ーンの移動量を示す信号を読取る装置に関するも
のである。
ーンの移動量を示す信号を読取る装置に関するも
のである。
空間フイルタは、各種のものがあるが、ここで
は受光素子で構成された空間フイルタを例にとつ
て説明する。
は受光素子で構成された空間フイルタを例にとつ
て説明する。
第2図は、従来の空間フイルタの信号読取り装
置の構成を示した図である。同図において、1は
空間フイルタであり、受光素子(例えばフオトダ
イオード)PD1,PD2,…PDoがアレイ状に配列
されたものである。そして、隣接する受光素子の
複数個(第2図では4個)の集まりを1ピツチと
して、同一のピツチで空間フイルタ1を複数のブ
ロツクに分ける。この分けた各1ピツチを構成す
る受光素子のうち、同じ順位にある受光素子同士
を第2図のように同一ラインl1〜l4に接続する。
このように接続したラインl1〜l4をスイツチsw1
〜sw4へ導く。各スイツチsw1〜sw4の出力は並列
に接続され、アースラインに一端が接続された抵
抗R1に導かれる。この抵抗R1には、受光素子
PD1〜PDoからの電流が流れて、或る電圧波形が
生じる。この抵抗R1に生じた電圧信号は、ロー
パスフイルタ2に導入され、滑かな波形になる。
置の構成を示した図である。同図において、1は
空間フイルタであり、受光素子(例えばフオトダ
イオード)PD1,PD2,…PDoがアレイ状に配列
されたものである。そして、隣接する受光素子の
複数個(第2図では4個)の集まりを1ピツチと
して、同一のピツチで空間フイルタ1を複数のブ
ロツクに分ける。この分けた各1ピツチを構成す
る受光素子のうち、同じ順位にある受光素子同士
を第2図のように同一ラインl1〜l4に接続する。
このように接続したラインl1〜l4をスイツチsw1
〜sw4へ導く。各スイツチsw1〜sw4の出力は並列
に接続され、アースラインに一端が接続された抵
抗R1に導かれる。この抵抗R1には、受光素子
PD1〜PDoからの電流が流れて、或る電圧波形が
生じる。この抵抗R1に生じた電圧信号は、ロー
パスフイルタ2に導入され、滑かな波形になる。
以上のような構成の第2図装置は、次のように
動作している。空間フイルタ1上に、例えばラン
ダムな明暗分布を有した光のパターンが照射され
る。従つて、光の強い部分の受光素子からは、大
きな電流が流れ、弱い部分の受光素子からは、小
さな電流が流れる。この電流をスイツチsw1〜
sw4でスキヤンニングすると、抵抗R1には第2図
に示すような階段状の波形が生じる。空間フイル
タ1上のパターンが動くと、それにともなつて階
段状の波形の位相も変化する。即ち、空間フイル
タは、この面上に生じた或るパターンを第2図に
示すような階段状の信号に変換し、この階段状の
信号の位相の変化を捕えることにより、ランダム
な形状を有したパターンの移動量を測定しようと
するものである。ここで、抵抗R1から得られる
信号は階段状であるため、この信号の位相の変化
を分解能良く取出す波形としては適していない。
そこで、従来は、ローパスフイルタ2を通して、
階段状波形を滑かにしていた。
動作している。空間フイルタ1上に、例えばラン
ダムな明暗分布を有した光のパターンが照射され
る。従つて、光の強い部分の受光素子からは、大
きな電流が流れ、弱い部分の受光素子からは、小
さな電流が流れる。この電流をスイツチsw1〜
sw4でスキヤンニングすると、抵抗R1には第2図
に示すような階段状の波形が生じる。空間フイル
タ1上のパターンが動くと、それにともなつて階
段状の波形の位相も変化する。即ち、空間フイル
タは、この面上に生じた或るパターンを第2図に
示すような階段状の信号に変換し、この階段状の
信号の位相の変化を捕えることにより、ランダム
な形状を有したパターンの移動量を測定しようと
するものである。ここで、抵抗R1から得られる
信号は階段状であるため、この信号の位相の変化
を分解能良く取出す波形としては適していない。
そこで、従来は、ローパスフイルタ2を通して、
階段状波形を滑かにしていた。
しかし、以上のような従来装置においては、精
度良くパターンの移動量を測定しようとすると、
ローパスフイルタ2のフイルタ特性の安定性が要
求される。一般に、ローパスフイルタ2は抵抗と
コンデンサ等により構成され、この抵抗やコンデ
ンサの経時変化、温度変化等でローパスフイルタ
の安定度が左右される。従つて、高安定なローパ
スフイルタを得ようとすれば、高価な部品を使用
しなければならなかつた。
度良くパターンの移動量を測定しようとすると、
ローパスフイルタ2のフイルタ特性の安定性が要
求される。一般に、ローパスフイルタ2は抵抗と
コンデンサ等により構成され、この抵抗やコンデ
ンサの経時変化、温度変化等でローパスフイルタ
の安定度が左右される。従つて、高安定なローパ
スフイルタを得ようとすれば、高価な部品を使用
しなければならなかつた。
本発明は、以上のように特性の変動があるロー
パルフイルタを使用することなしに、空間フイル
タの信号を読取ることができる装置を提供するも
のである。
パルフイルタを使用することなしに、空間フイル
タの信号を読取ることができる装置を提供するも
のである。
ロ 「発明の構成」
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を解決するために、
空間フイルタの1ピツチの中から空間的に180゜
位相が異なる信号を取出し、その信号の差を演算
するとともに、第1の正弦波信号を加える第1の
加算手段13と、 空間フイルタの1ピツチの中から空間的に180゜
位相が異なる信号を取出し、その信号の差を演算
するとともに、第1の正弦波信号と位相の異なる
第2の正弦波信号を加える第2の加算手段12
と、 第1及び第2の加算手段の出力同士を乗算する
乗算器14と、 この乗算器の出力を導入するバンドパスフイル
タと、 の手段を講じたものである。
位相が異なる信号を取出し、その信号の差を演算
するとともに、第1の正弦波信号を加える第1の
加算手段13と、 空間フイルタの1ピツチの中から空間的に180゜
位相が異なる信号を取出し、その信号の差を演算
するとともに、第1の正弦波信号と位相の異なる
第2の正弦波信号を加える第2の加算手段12
と、 第1及び第2の加算手段の出力同士を乗算する
乗算器14と、 この乗算器の出力を導入するバンドパスフイル
タと、 の手段を講じたものである。
まず、本願発明に関連した技術から説明する。
第1図は、本発明に関連した技術を示す図であ
り、空間フイルタの信号読取り装置を示してい
る。同図において、空間フイルタ1の部分の構成
は第2図で説明した構成と同様なので、その再説
明を省略する。第1図は、空間フイルタ1から取
出した4本の信号ラインS1〜S4(ラインl1〜l4に対
応)以降の構成が、第2図と異なるのである。
3,5は減算器であり、減算器3は信号ラインS1
とS3を導入し、(S1−S3)の演算をして、信号Va
を出力している。減算器5は信号ラインS2とS4を
導入し、(S2−S4)の演算をして信号Vbを出力し
ている。減算器3,5の出力Va,Vbは乗算器
7,8に導入される。乗算器7では、信号Vaと
sin ωtとを掛算をし、乗算器8では、信号Vbと
cos ωtとを掛算している。乗算器7,8の出力
は、加算器9へ導入され、そこで加算されて所望
の信号が得られる。なお、本明細書では、sin ωt
なる信号もcos ωtなる信号も包括して正弦波信
号と呼ぶことにする。
り、空間フイルタの信号読取り装置を示してい
る。同図において、空間フイルタ1の部分の構成
は第2図で説明した構成と同様なので、その再説
明を省略する。第1図は、空間フイルタ1から取
出した4本の信号ラインS1〜S4(ラインl1〜l4に対
応)以降の構成が、第2図と異なるのである。
3,5は減算器であり、減算器3は信号ラインS1
とS3を導入し、(S1−S3)の演算をして、信号Va
を出力している。減算器5は信号ラインS2とS4を
導入し、(S2−S4)の演算をして信号Vbを出力し
ている。減算器3,5の出力Va,Vbは乗算器
7,8に導入される。乗算器7では、信号Vaと
sin ωtとを掛算をし、乗算器8では、信号Vbと
cos ωtとを掛算している。乗算器7,8の出力
は、加算器9へ導入され、そこで加算されて所望
の信号が得られる。なお、本明細書では、sin ωt
なる信号もcos ωtなる信号も包括して正弦波信
号と呼ぶことにする。
以上のように構成された第1図装置の動作を説
明する。空間フイルタ1には、第2図で説明した
ようなランダムな明暗の分布のパターン光が照射
されている。第1図では、1ピツチを4つの受光
素子で構成しているので、信号S1〜S4の位相差
は、順に90゜づつであり、例えば、S1=sin θ、
S2=sin(θ+π/2)=cos θ、S3=sin(θ+π)
=−sin θ、S4=sin(θ+3π/2)=−cos θと
表わすことができる。従つて、(S1−S3)として
得た減算器3の出力信号Vaと、(S2−S4)として
得た減算器5の出力信号Vbとは、次式で表わす
ことができる。
明する。空間フイルタ1には、第2図で説明した
ようなランダムな明暗の分布のパターン光が照射
されている。第1図では、1ピツチを4つの受光
素子で構成しているので、信号S1〜S4の位相差
は、順に90゜づつであり、例えば、S1=sin θ、
S2=sin(θ+π/2)=cos θ、S3=sin(θ+π)
=−sin θ、S4=sin(θ+3π/2)=−cos θと
表わすことができる。従つて、(S1−S3)として
得た減算器3の出力信号Vaと、(S2−S4)として
得た減算器5の出力信号Vbとは、次式で表わす
ことができる。
Va=cos kx …(1)
Vb=sin kx …(2)
k=2π/P
X:パターンの変位
この信号Vaは、乗算器7でsin ωtと掛算され、
信号Vbは乗算器8でcos ωtと掛算される。その
後、乗算器7,8の出力は加算器9で和をとら
れ、(3)式で示す信号Soが出力される。
信号Vbは乗算器8でcos ωtと掛算される。その
後、乗算器7,8の出力は加算器9で和をとら
れ、(3)式で示す信号Soが出力される。
So=Va・sin ωt+Vb・cos ωt
=sin(ωt+kx) …(3)
このように加算器9の出力として、上記(3)式の
電気信号が得られるので、信号sin ωtと信号sin
(ωt+kx)との位相変化からパターンの変位を測
定することができる。
電気信号が得られるので、信号sin ωtと信号sin
(ωt+kx)との位相変化からパターンの変位を測
定することができる。
第3図もまた、本発明に関連した技術を示す図
である。同図が第1図と異なる点は、第1図で
は、減算器と乗算器を別々の構成としたが、第3
図では、差動入力の乗算器10,11として1個
にまとめた点である。この差動入力乗算器10,
11の出力は第1図と同様に加算器9にて加算さ
れるので、上記(3)式で示す信号Soが得られる。
である。同図が第1図と異なる点は、第1図で
は、減算器と乗算器を別々の構成としたが、第3
図では、差動入力の乗算器10,11として1個
にまとめた点である。この差動入力乗算器10,
11の出力は第1図と同様に加算器9にて加算さ
れるので、上記(3)式で示す信号Soが得られる。
なお、第3図に示す如く、差動入力乗算器1
0,11に加える信号は、sinとcosを逆に取替え
てもよい。更に、第1図装置においても、乗算器
7,8に加える信号をsinとcosを逆に取替えても
よい。もつとも、この時は、(4)式で示す信号
So′が出力として得られる。
0,11に加える信号は、sinとcosを逆に取替え
てもよい。更に、第1図装置においても、乗算器
7,8に加える信号をsinとcosを逆に取替えても
よい。もつとも、この時は、(4)式で示す信号
So′が出力として得られる。
So′=cos(ωt−kx) …(4)
第4図は、本発明に係る空間フイルタの信号読
取り装置の実施例を示した図である。同図に示す
本発明の構成によれば、乗算器を1個で済ませる
ことができる。12,13は加算器であり、14
は乗算器であり、15はバンドパスフイルタであ
る。第4図においては、同図に示すような極性
で、それぞれ3つの信号を加算器12,13で演
算している。そして、この加算器12,13の出
力を乗算器14で掛算をしているので、乗算器1
4の出力Saは次式で表わすことができる。
取り装置の実施例を示した図である。同図に示す
本発明の構成によれば、乗算器を1個で済ませる
ことができる。12,13は加算器であり、14
は乗算器であり、15はバンドパスフイルタであ
る。第4図においては、同図に示すような極性
で、それぞれ3つの信号を加算器12,13で演
算している。そして、この加算器12,13の出
力を乗算器14で掛算をしているので、乗算器1
4の出力Saは次式で表わすことができる。
Sa=(sin ωt+sin kx)(cos ωt+cos kx)=1/
2sin2ωt+1/2sin2kx+sin(ωt+kx) この信号Saをバンドパスフイルタ15に導入
する。そして、上式の周波数スペクトルである
sin2ωtと、sin2kxを除去すれば(3)式と同様な信
号sin(ωt+kx)を得ることができる。
2sin2ωt+1/2sin2kx+sin(ωt+kx) この信号Saをバンドパスフイルタ15に導入
する。そして、上式の周波数スペクトルである
sin2ωtと、sin2kxを除去すれば(3)式と同様な信
号sin(ωt+kx)を得ることができる。
なお、第4図の装置ではバンドパスフイルタを
必要とするが、ωを適当な値に選んでおけば、
sin2kxとsin(ωt+kx)の周波数帯域を十分に離
すことができ、その結果、バンドパスフイルタ1
5の経時変化、温度変化に影響されることはな
い。また、sin2ωtはノツチフイルタで除去できる
ので問題はない。また、第4図においても、加算
器12,13に加える信号をsinとcosと逆にして
も良いことは上述と同様である。
必要とするが、ωを適当な値に選んでおけば、
sin2kxとsin(ωt+kx)の周波数帯域を十分に離
すことができ、その結果、バンドパスフイルタ1
5の経時変化、温度変化に影響されることはな
い。また、sin2ωtはノツチフイルタで除去できる
ので問題はない。また、第4図においても、加算
器12,13に加える信号をsinとcosと逆にして
も良いことは上述と同様である。
以上では、空間フイルタ1として、受光素子を
用い光を利用した例で説明したが、これに限定す
るわけではなく、例えばインダクタンス、抵抗、
静電容量等各種のものを利用した空間フイルタで
もよい。
用い光を利用した例で説明したが、これに限定す
るわけではなく、例えばインダクタンス、抵抗、
静電容量等各種のものを利用した空間フイルタで
もよい。
また、空間フイルタの1ピツチを4素子で構成
する例で説明したが、4素子に限定するわけでは
ない。例えば、1ピツチの素子数を増加させても
良い。第5図に空間フイルタ1の1ピツチを4素
子以外の素子数で構成した場合の例を示す。第5
図は、第4図において、1ピツチを8素子で構成
した場合の例である。
する例で説明したが、4素子に限定するわけでは
ない。例えば、1ピツチの素子数を増加させても
良い。第5図に空間フイルタ1の1ピツチを4素
子以外の素子数で構成した場合の例を示す。第5
図は、第4図において、1ピツチを8素子で構成
した場合の例である。
同図では、各1ピツチを構成する8つの受光素
子のうち、同じ順位にある受光素子同士、例え
ば、PD11,PD21,…,PDo1をラインL1へ、
PD13,PD23,…,PDo3をラインL2へ、PD15,
PD25,…,PDo5をラインL3へ、PD17,PD27,
…,PDo7をラインL4へ接続している。
子のうち、同じ順位にある受光素子同士、例え
ば、PD11,PD21,…,PDo1をラインL1へ、
PD13,PD23,…,PDo3をラインL2へ、PD15,
PD25,…,PDo5をラインL3へ、PD17,PD27,
…,PDo7をラインL4へ接続している。
このように、1ピツチを8つの受光素子で構成
しているので、互いに隣接する受光素子の出力信
号の位相差は、 360゜/8=45゜である。従つて、ラインL1の信
号S1と、ラインL3の信号S3の位相差は、45゜×4
=180゜異なつている。同様にラインL2の信号S2
と、ラインL4の信号S4の位相も180゜異なつてい
る。
しているので、互いに隣接する受光素子の出力信
号の位相差は、 360゜/8=45゜である。従つて、ラインL1の信
号S1と、ラインL3の信号S3の位相差は、45゜×4
=180゜異なつている。同様にラインL2の信号S2
と、ラインL4の信号S4の位相も180゜異なつてい
る。
つまり、第5図の信号S1,S2,S3,S4は、第4
図の同一の名称の信号と同じである。
図の同一の名称の信号と同じである。
従つて、第4図と同様にバンドパスフイルタ1
5から、sin(ωt+KX)の信号を取り出すことが
できる。
5から、sin(ωt+KX)の信号を取り出すことが
できる。
なお、第5図においては、各ピツチの偶数番目
の受光素子(PD12,PD22,…,PDo2)、(PD14,
PD24,…,PDo4)、…の出力信号は、図示されて
いない。この偶数番目の各受光素子の出力信号
は、他の用途に利用されているが、本願の目的と
は外れるので本明細書では、これらの用途につい
ては、説明を省略する。
の受光素子(PD12,PD22,…,PDo2)、(PD14,
PD24,…,PDo4)、…の出力信号は、図示されて
いない。この偶数番目の各受光素子の出力信号
は、他の用途に利用されているが、本願の目的と
は外れるので本明細書では、これらの用途につい
ては、説明を省略する。
ハ 「本発明の効果」
以上述べたように、本発明によれば、1個の乗
算器と、2個の加算手段と、1個のバンドパスフ
イルタとを備えることにより、空間フイルタにお
けるパターンの移動量を読み取ることができる。
しかも、本願装置で検出されたパターンの移動量
を示す信号は、バンドパスフイルタの経時変化、
温度変化に影響されることはないので、高精度の
変位測定が可能となる。
算器と、2個の加算手段と、1個のバンドパスフ
イルタとを備えることにより、空間フイルタにお
けるパターンの移動量を読み取ることができる。
しかも、本願装置で検出されたパターンの移動量
を示す信号は、バンドパスフイルタの経時変化、
温度変化に影響されることはないので、高精度の
変位測定が可能となる。
第1図と第3図は本発明に関連した技術を説明
する図、第2図は従来の空間フイルタの信号読取
り装置の構成を示す図、第4図は本発明に係る空
間フイルタの信号読取り装置の構成例を示す図、
第5図は空間フイルタの1ピツチが8素子で構成
された場合の例を説明する図である。 1…空間フイルタ、3,5…減算器、7,8,
14…乗算器、9,12,13…加算器、10,
11…差動入力乗算器、15…バンドパスフイル
タ。
する図、第2図は従来の空間フイルタの信号読取
り装置の構成を示す図、第4図は本発明に係る空
間フイルタの信号読取り装置の構成例を示す図、
第5図は空間フイルタの1ピツチが8素子で構成
された場合の例を説明する図である。 1…空間フイルタ、3,5…減算器、7,8,
14…乗算器、9,12,13…加算器、10,
11…差動入力乗算器、15…バンドパスフイル
タ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 空間フイルタの1ピツチの中から空間的に
180゜位相が異なる信号を取出し、その信号の差を
演算するとともに、第1の正弦波信号を加える第
1の加算手段13と、 空間フイルタの1ピツチの中から空間的に180゜
位相が異なる信号を取出し、その信号の差を演算
するとともに、第1の正弦波信号と位相の異なる
第2の正弦波信号を加える第2の加算手段12
と、 第1及び第2の加算手段の出力同士を乗算する
乗算器14と、 この乗算器の出力を導入するバンドパスフイル
タと、 を備えたことを特徴とする空間フイルタの信号読
取り装置。 2 前記第1の正弦波信号として、sin ωtの信号
を加え、 前記第2の正弦波信号として、cos ωtの信号
を加えるようにした特許請求の範囲第1項記載の
空間フイルタの信号読取り装置。 3 前記第1の正弦波信号として、cos ωtの信
号を加え、 前記第2の正弦波信号として、sin ωtの信号を
加えるようにした特許請求の範囲第1項記載の空
間フイルタの信号読取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3346485A JPS61193021A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 空間フイルタの信号読取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3346485A JPS61193021A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 空間フイルタの信号読取り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61193021A JPS61193021A (ja) | 1986-08-27 |
JPH0467613B2 true JPH0467613B2 (ja) | 1992-10-28 |
Family
ID=12387262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3346485A Granted JPS61193021A (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 | 空間フイルタの信号読取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61193021A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5422848A (en) * | 1977-07-22 | 1979-02-21 | Nippon Chemical Ind | Space frequency component extraction device for optical images |
JPS5728109A (en) * | 1980-05-07 | 1982-02-15 | Stamicarbon | Manufacture of polymerization catalyst and manufacture of ethylene polymer with catalyst |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP3346485A patent/JPS61193021A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5422848A (en) * | 1977-07-22 | 1979-02-21 | Nippon Chemical Ind | Space frequency component extraction device for optical images |
JPS5728109A (en) * | 1980-05-07 | 1982-02-15 | Stamicarbon | Manufacture of polymerization catalyst and manufacture of ethylene polymer with catalyst |
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JPS61193021A (ja) | 1986-08-27 |
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