JPH0467406A - 二端子薄膜ヘッド用駆動回路 - Google Patents

二端子薄膜ヘッド用駆動回路

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JPH0467406A
JPH0467406A JP17954590A JP17954590A JPH0467406A JP H0467406 A JPH0467406 A JP H0467406A JP 17954590 A JP17954590 A JP 17954590A JP 17954590 A JP17954590 A JP 17954590A JP H0467406 A JPH0467406 A JP H0467406A
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JP
Japan
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head
current
terminal
voltage
circuit
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JP17954590A
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Hiroaki Ueno
博秋 上野
Sunao Nakamura
直 中村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第5〜8図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(第1図) 作用(第1図) 実施例(第2〜4図) 発明の効果 〔概要〕 二端子薄膜ヘッドと、書き込むべきデータに対応する電
流をヘッドに供給するライト・ドライバと、当該ヘッド
により得られた電流の増幅を行うリード・アンプと、当
該ヘッドの各端子の電圧を断線検出電圧と比較して断線
の検出を行う比較部とを有し、かつ、当該ヘッドにより
得られた電流の減衰等を行うダンピング回路を前記ヘッ
ドの各端子に各々直列に接続した二端子薄膜ヘッド用駆
動回路に関し。
記録時と出力時で使用するダンピング抵抗を各々最適な
ものにするとともに、二端子薄膜ヘッドの断線検出を容
易に行って信頼性の高い二端子薄膜ヘッド用駆動回路を
提供することを目的とし。
ヘッドの各端子の電圧が所定値以上か否かに基づき、電
流の遮断又は一定方向のみの通電を行うスイッチング回
路を前記ヘッドの各端子に各々直列に接続し、かつ、ド
ライバに供給する電流のオーバシュート等を抑制するダ
ンピング回路を、各スイッチング回路に直列に接続した
構成である。
〔産業上の利用分野〕
本発明は記録担体に対し磁化により記録等を行う二端子
薄膜ヘッド用駆動回路に係り、特に、二端子薄膜ヘッド
と、書き込むべきデータに対応する電流を当該ヘッドに
供給するライト・トライバと、当該ヘッドにより得られ
た電流の増幅を行うリード・アンプと、当該ヘッドの各
端子の電圧を断線検出電圧と比較して断線の検出を行う
比較部とを有し、かつ、当該ヘッドにより得られた電流
の減衰等を行うダンピング回路を前記ヘッドの各端子に
各々直列に接続した二端子薄膜ヘッド用駆動回路に関す
る。
〔従来の技術〕
従来、第5図に示すような、第一の従来例に係る二端子
薄膜ヘッド用駆動回路があった。
本回路は同図に示すように、ライト・ドライバ部50と
、ヘッド断線検出回路14と、リード・アンプ部30と
、ヘッドショート検出回路8とを有するものである。
ライト・ドライバ部50には、ギャップを有する磁芯(
コア)にコイルが巻かれ、二端子薄膜ヘッド(T F 
H; Th1n Film Head) 11と、書き
込むべきデータに対応する電流を当該ヘッド11に供給
するライト・ドライバ12とを有し、リード・アンプ部
30には当該ヘッド11により得られた電流の増幅を行
うリード・アンプ13を有するとともに、当該ヘッド1
1により得られた電流の減衰等を行うダンピング回路1
5a。
15bが前記へラド11の各端子に各々直列に接続され
ている。
また、前記ヘッド断線検出回路14は前記二端子薄膜へ
ラド11の断線の検出を行うために、前記ヘッド11の
各端子の電圧を断線検出電圧と比較する比較部14aと
、断線検出電圧を発生させる回路14bとを有するもの
である。
続いて、第一の従来例に係る二端子薄膜ヘッド用駆動回
路の動作を説明する。
第6図に示すように、前記ライト・ドライバ部50のラ
イト・ドライバ12にあるトランジスタT3及びトラン
ジスタT1のベースに書込みを行うべきデータ+WDT
“1°゛が入力すると同時に、当該データ+WDT ’
“1”の逆相であるデーターWDT6“D 11が当該
ライト・ドライバ12のトランジスタT4及びトランジ
スタT2のベースに入力する。
すると、トランジスタT3及びトランジスタT1はオン
状態となり、トランジスタT4及びトランジスタT2は
オフ状態となる。したがって、トランジスタT5はオフ
状態となり、トランジスタT6はオン状態となる。
そのため、第611(c)に示すように、電流源から1
1の大きさの電流が前記ヘッド11に■から■の方向へ
流れることになる。
その際、■の電圧はVrl−Vl−R2Jw/ β−V
beとなる。ここで、βはトランジスタのIC/Ibで
あり、Rdl )  Rhを用い、β〉100とし、し
たがってル〜Iw。とじて良く、Vbeはベース・エミ
ッタ間の電位差を表す。
また、■の電圧は通常、■の電圧よりも二端子薄膜へラ
ド11の抵抗Rhによる電圧降下分Rh*I、。
たけ低く、Vr2−Vrl−Rh* I、であり、電流
方向の切り変り時では、当該ヘッド11のインダクタン
スLhによる電圧降下分Lh宥(d i/dt)だけさ
らに低くなり、Vr3=Vr2−Lh*(di/dt)
となる。
尚、本例では記録時に前記へラド11に加える電流の波
形に生じるオーバシュートは、リード時の電流に用いる
リードバイアス用抵抗及びリードダンピングとして用い
るダンピング回路15a。
15bを用いて抑制されている。
一方、前記へラド1工が第6図(c)に示す時点、すな
わち、書き込むべきデータ+WDTが“1パから0゛′
に変化し、逆相のデーターWDTが0″から“1゛′に
変化する時点で断線した場合には、前記へラド11の電
流値は“0′′、トランジスタTI及びトランジスタT
3はオフ状態となり、トランジスタT4及びトランジス
タT2はオン状態となり、トランジスタT5はオン状態
、トランジスタT6はオフ状態となる。したがって、■
の電圧ハV1となり、■の電圧はVr4−Vl−RIJ
pd−Vbeとなる。
したがって、前記ヘッド断線検出回路14に設けられた
トランジスタT8及びトランジスタT7をオン状態とす
る断線検出電圧R4/(R3+R4)*v1を第6図C
e)及び(d)に示すように、前記電圧v1及びVrl
の中間の■レベル値を取るように設定すれば、断線の検
出が断線検出電圧との比較により可能となる。
すなわち、断線のない通常の場合には、■または■の上
限電圧はVrlであり、■の断線検出電圧よりも低い電
圧がトランジスタT8及びトランジスタT9のベースに
加えられ、オフ状態となり、第611K(f)に示すよ
うに、■の電圧Vhopはv2であるが、断線により■
または■の電圧がvlになると、第6図の(f)に示す
ように、■の電圧VhopはVo=V2−Io−R5に
下がり、断線を検出することができることになる。
一方、最近の二端子薄膜ヘッド用駆動回路では、ライト
/リード時の最適化のため、第7図に示す第二の従来例
に示すように、前述したダンピング回路15a、15b
のf昧きを分割するようになった。
すなわち、本例では、第一の従来例のように記録時に前
記へラド11に加える電流の波形に生じるオーバシュー
トを、リード時の電流に用いるリードバイアス用抵抗及
びリードダンピングとして用いるダンピング回路15a
、15bを共用することにより抑制するのではなく、前
記へラド11の各端子の電圧が所定値以上か否かに基づ
き、電流の遮断又は一定方向のみの通電を行うダイオー
ドDI、D2及び前記ドライバ12に供給する電流のオ
ーバシュートを抑制するダンピング用抵抗Rd3を直列
に接続した回路と、当該方向と逆方向の通電を行うダイ
オードD3.D4及びダンピング用抵抗Rd4を直列に
接続した回路と、を当該ヘッド11に関し並列に接続す
るものである。
ここで、ダイオードDi、D2及びダイオードD3.D
4の電圧の前記「所定値」は次のように定められる。
データの書込み時にダンピング用抵抗を用いて、オーバ
シュートを抑制する必要があるのは、前記へラド11に
流す電流の方向が切り替わる際だけであり、電流の切り
替わりが行われない通常時では電流を遮断し、電流切り
替わり時では通電を行うように所定値が定められる。
すなわち、本例は電流の切り替わりが行われない通常時
ではへラド11の抵抗に基づく電圧降下l−Rhによる
■または■の電圧値はVr2mVrl−Iw*Rhであ
り、当該電圧値では電流を遮断し、電流切り替わり時で
は当該電圧降下の他にインダクタンスに基づく電圧降下
Lh*(di/dt)が生じ■または■の電圧値はVr
3−Vr2−Lh*(di/dt)であり、この場合の
みダンピング回路Rd3.Rd4に電流が流れるように
するため、Vr2とVr3との間の電圧値が所定値とい
うことになる。
例えば、ライト時の電流切り替わり時に、ヘッド間の電
位差(I、JRh+Lh(di/dt))が2.IVテ
あって、ル*Rh=0.8シ前記ダイオードの各電圧降
下分が0.7V(=Vb−) ”Cある場合には、第8
図の(d)及び(e)に示すように、ダイオードが持つ
べき所定値としてVrl−2Vbeであれば良く、この
場合には2個のダイオードが必要となる。
こうして、本例では、ライト時の電流切り替わり時にの
み電流が前記ダンピング回路Rd3゜Rd4に流れ、そ
の他の場合には、当該ダンピング回路Rd3.Rd4に
は電流が流れず、特にリード時には、前記へラド11の
電位差は数mVであって、前記ダイオードを介して前記
ダンピング回路には流れず、前記ダンピング回路15a
、15bに流れることになり、リード時とライト時の電
流切り替わり時とでは流れる電流のダンピング抵抗が異
なることになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、以上説明したように、第一の従来例にあって
は、前記抵抗Rdl、Rd2をライト時のオーバシュー
トを抑制するためだけでなく、リート時のダンピング用
にも用いているため、ライト時とリード時とにそれぞれ
適切な抵抗値は異なるため、ライト及びリード時の双方
にとっての最適化を図ることができないという問題点を
有していた。
一方、第二の従来例にあっては、ライト時及びリード時
において、各々最適な抵抗値を設定することができ、第
一の従来例の問題点を解決することはできるが、次のよ
うな問題点を有していた。
すなわち、第8図の(d)、(e)に示すように、前記
二端子薄膜へラド11が断線した場合に、■■の電圧は
第一の従来例のように、vlにはならず(当該ダイオー
ド及び抵抗を介して、当該ヘッド11の両端子は接続さ
れているため)、Vrl=V1−RCIw/β−Vb、
−Vl−R2*/β−Vbeであり、断線していない場
合と同じ電圧値を有するため、断線している場合と断線
していない場合とを区別するような断線検出電圧を設定
することができず、前記ヘッド断線検出囲路14を用い
て断線検出を行うことができないという問題点を有して
いた。
そこで、本発明はライト時とリード時において使用する
ダンピング抵抗を各々最適なものを用いるとともに、二
端子薄膜ヘッドの断線検出を容易に行って、信頼性の高
い二端子薄膜ヘッド用駆動回路を提供することを目的と
してなされたものである。
〔課題を解決するための手段) 以上の技術的課題を解決するため、本発明は第1図に示
すように、二端子薄膜ヘッド1と、書き込むべきデータ
に対応する電流を当該ヘッド1に供給するライト・ドラ
イバ2と、当該ヘッド1により得られた電流の増幅を行
うリード・アンプ3と、当該ヘッド1の各端子の電圧を
断線検出電圧と比較して断線の検出を行う比較部4とを
有し、かつ、当該ヘッド1により得られた電流の減衰等
を行うダンピング回路5a、5bを前記ヘッド1の各端
子に各々直列に接続した二端子薄膜ヘッド用駆動回路に
おいて、前記ヘッドlの各端子の電圧が所定値以上か否
かに基づき、電流の遮断又は一定方向のみの通電を行う
スイッチング回路6a、6bを前記ヘッド1の各端子に
各々直列に接続し、かつ、前記ドライバ2に供給する電
流のオーバシュート等を抑制するダンピング回路7a、
7bを、各スイッチング回路6a、6blこ各々直列に
接続したものである。
〔作用〕
本発明に係る二端子薄膜ヘッド駆動回路は次のように動
作する。
記録時において、磁気媒体に対し書き込むべきデータが
前記ライト・ドライバ2に入力すると、当該ライト・ド
ライバ2は前記二端子薄膜ヘッド1に、当該データに対
応する電流を供給することになる。
書き込むべきデータが変化し、電流の流れる方向が切り
替わると、前記二端子薄膜ヘッド1には電磁誘導による
起電力が生じて当該ヘッド1の端子の電位差が所定値以
上になるため、当該端子に直列に接続されたスイッチン
グ回路6a、6bを通って、前記ダンピング回路7a、
7bに電流が流れ記録時のオーバシュート等が抑制され
ることになる。
ここで、「所定値」とは電流が遮断される通常時での電
圧と、電流の通電が行われる電流切り替わり時での電圧
との中間の値をもつ電圧値をいう。
また、スイッチング回路6a、6bを設けたのは抑制す
べきオーバシュート等が発生するのは電流切り替わり時
のみだからである。
さらに、当該スイッチング回路を従来例と異なり前記ヘ
ッド1に関して直列に接続したのは、ヘッド1の断線時
にヘッド1の端子間に電流が流れることによる電圧降下
を防止するためである。
また、「オーバシュート等」とはオーバシュートまたは
アンダシュートであり、オーバシュートとは波形の前縁
の10囲を越えた部分をいい、アンダシュートとは後縁
の負の領域に入った部分をいう。
一方、リード時にあっては、当該ヘッド1の端子間の電
圧は記録時に比較して小さいため、前記スイッチング回
路6a、6bは電流の遮断状態となっており、ダンピン
グ回路7a、7bにより電流が流れない。
前記ヘッド1が断線した場合には、第二の従来例と異な
り、前記ヘッドlの端子間は前記スイッチング回路を介
して接続されていない。したがって、断線時にあっては
、ヘッドlの端子間には通常時のような電圧の降下がな
く、通常時よりも高い電圧となり、通常時と断線時との
中間の電圧のレベルに断線検出電圧を設定することが可
能であり、断線の検出を断線検出電圧との比較により行
うことができる。
〔実施例〕
続いて、本発明の実施例に係る二端子薄膜ヘッド用駆動
回路の説明を行う。
第2図に本実施例に係る二端子薄膜ヘッド用駆動回路の
全体図を示す。
本回路は同図に示すように、ライト・ドライバ部10と
、ヘッド断線検出回路14と、リード・アンプ部30と
、ヘッドショート検出回路8と、ヘッド断線の検出また
はヘッドショートの検出があった場合にエラー信号を出
力するエラー検出回路20とを有するものである。
また、第3図に示すように、ライト・ドライバ部10に
は、ギャップを有する磁芯(コア)にコイルが巻かれ、
磁界の発生及び検出を行う二端子薄膜へラド11と、書
き込むべきデータに対応する電流を当該ヘッド11に供
給するライト・ドライバ12とを有するとともに、前記
へラド11の各端子の電圧が所定値以上か否かに基づき
、電流の遮断又は一定方向のみの通電を行うスイッチン
グ回路16a、16bが前記へラド11の各端子に各々
直列に接続され、かつ、前記ドライバ12に供給する電
流のオーバシュートを抑制するダンピング回路17a、
17bが各スイッチング回路16a、16bに直列に接
続されている。
ここで、スイッチング回路16a、16bを設けたのは
、データの書込み時にダンピング用抵抗を用いてオーバ
シュートを抑制する必要があるのは前記へラド11に流
す電流の方向が切り替わる際のみだからであり、また、
ヘッド11に関して当該回路16a、16bを直列に接
続したのはへラド11の断線時に当該ヘッド11の端子
間に電流が流れて、電圧降下が生じるのを防止するため
である。
また、本例では図に示すように、前記スイッチング回路
16a、16bは各々3個のダイオードからなっている
これは、ライト時で前記へット11の電流切り替わり時
の電位差が、例えば2.1v、各ダイオードの電圧降下
分が0.7vとすると、第4図(d)及び(e)に示す
ように、ダイオードが持つべき前記所定値Vdp2とし
てはVrlとVr3との中間のレベル、例えばVl−3
V、eであることが必要となるからである。
その他、ライト・ドライバ12にはトランジスタ121
.〜126と、レベル調整用抵抗127.128と、電
流源120,129とを有する。
さらに、リード・アンプ部3oには当該ヘッド11によ
る磁界の検出により得られた電流の増幅を行うリード・
アンプ13を有するとともに、当該ヘッド11により得
られた電流のダンピングを行うダンピング回路15a、
15bが前記ヘッド11の各端子に各々直列に接続され
る。
また、当該リード・アンプ13にはトランジスタ131
.132からなる作動対と、抵抗134゜135と、電
流源133とを有するものである。
前記ヘッド断線検出回路14は前記二端子薄膜へラド1
1の断線の検出を行うために、前記へラド11の各端子
の電圧を断線検出電圧と比較する比較部14aと、断線
検出電圧を発生させる回路14bとを有するものである
また、当該比較部141には、トランジスタ1411.
1412.1413と、抵抗1414.1415と、電
流源1416とを有し、回路14bには電圧v1を分圧
するための抵抗1421.1422が設けられている。
続いて、本実施例に係る二端子薄膜ヘッド駆動回路の動
作を第4図に基づいて説明する。
同図(a)に示すように、前記ライト・ドライバ部10
のライト・ドライバ12にあるトランジスタT3及びト
ランジスタTIのベースに書込みを行うべきデータ+W
DT“1゛が入力すると同時に、同図(b)に示すよう
に当該データ+WDT゛1゛の逆相であるデーターWD
T ”0 ”が当該ライト・ドライバ12のトランジス
タT4及びトランジスタT2のベースに入力する。
すると、トランジスタT3及びトランジスタT1はオン
状態となり、トランジスタT4及びトランジスタT2は
オフ状態となる。したがって、トランジスタT5はオフ
状態となり、トランジスタT6はオン状態となる。
そのため、第4図(C)に示すように、電流源からしの
大きさの電流が前記ヘッド11に■から■の方向へ流れ
ることになる。
その際、■の電圧はVrl=V1−R2*I、−/β−
Vbeとなる。ここで、βはトランジスタの1./Ib
であり、Rdl )Rhを用い、β〉100とし、した
がってル〜Iw。とじて良く、Vbeはベース・エミッ
タ間の電位差を表す。
また、■の電圧は通常、■の電圧よりも二端子薄膜へラ
ド11の抵抗Rhによる電圧降下分R酵ルだけ低く、V
r2=Vrl−Rh*ルであり、電流方向の切り替わり
時では、当該ヘッド11のインダクタンスLhによる電
圧降下分Lh*(di/dt)だけさらに低くなり、V
r3=Vr2−Lh*(di/dt)となる。
電流切り替わり時にこの電圧降下が生じたため、スイッ
チング回路16bは電流の遮断状態から通電状態となり
、電流が抵抗Rd4の前記ダンピング回路17bに流れ
、オーバシュートが抑制されることになる。その他の場
合には、当該ダンピング回路Rd3.Rd4には電流が
流れず、特にリード時には、前記へラド11の電位差は
数mVであって、前記ダイオードを介して前記ダンピン
グ回路には流れず、前記ダンピング回路15a、15b
に流れることになり、リード時とライト時の電流切り替
わり時とでは流れる電流のダンピング抵抗が異なること
になる。
一方、前記へラド11が第4図(C)に示す時点、すな
わち、書き込むべきデータ+WDTが1′。
から0゛に変化し、逆相のデーターWDTが“0′′か
ら“191に変化する時点でIIR線した場合には、前
記へラド11の電流値は“0″、トランジスタT1及び
トランジスタT3はオフ状態となり、トランジスタT4
及びトランジスタT2はオン状態となり、トランジスタ
T5はオン状態、トランジスタT6はオフ状態となる。
したがって、■の電圧はvlとなり、■の電圧はVr4
=V1−R1*1.、、−V、eとなる。
したがって、前記ヘッド断線検出回路14に設けられた
トランジスタT8及びトランジスタT7をオン状態とす
る断線検出電圧R4/(R3+R4)*V1を第4図(
c)及び(d)に示すように、前記電圧v1及びVrl
の中間の■のレベル値を取るように設定すれば、断線の
検出が断線検出電圧との比較により可能となる。
すなわち、断線のない通常の場合には、■または■の上
限電圧はVrlであり、■の断線検出電圧よりも低い電
圧がトランジスタT8及びトランジスタT9のベースに
加えられ、オフ状態となり。
第4図(f)に示すように、■の電圧Vhopはv2で
あるが、断線により■または■の電圧がvlになると、
第4図(f)に示すように、■の電圧VhopはVo=
 V2−1.p*R5に下がり、断線を検出することが
できることになる。こうして、当該ヘッド断線検出回路
14により断線が検出された場合または前記ヘッドショ
ート検出回路8によりヘッドショートが検出された場合
には、その旨がエラー検出回路20に通知されエラー信
号が出力されることになる。
以上説明したように、本例では、ライト時に前記へラド
11に加える電流の波形に生じるオーバシュートは、リ
ード時の電流に用いるリードバイアス用抵抗及びリード
ダンピングとして用いるダンピング回路15a、15b
とは別個の回路により抑制するようにしているため、ラ
イト時及びリード時において、各々最適なふるまいを行
わせることかできる。
また、これによって第二の従来例に示すような、ヘッド
の断線時と非断線時において、へ、ラド端子の各電圧が
異なるため、適当な断線検出電圧を設定することにより
、断線時と非断線時とを区別することが可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では、ヘッドの各端子の電
圧が所定値以上か否かに基づき、電流の遮断又は一定方
向のみの通電を行うスイッチング回路を前記ヘッドの各
端子に直列に接続し、かつ、前記ドライバに供給する電
流のオーバシュートを抑制するダンピング回路を、各ス
イッチング回路と直列に接続している。
したがって、記録時と出力時で使用するダンピング抵抗
を各々最適なものにするとともに、二端子薄膜ヘッドの
断線検出を容易に行うことができるので信頼性が高いこ
とになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、第2図は実施例に係
る記録再生回路を、示すブロック図、第3図は実施例に
係る二端子薄膜ヘッド用駆動回路を示す図、第4図は実
施例に係る二端子薄膜ヘッド用駆動回路の作用説明図、
第5図は第一の従来例に係る二端子薄膜ヘッド用駆動回
路を示す図、第6図は第一の従来例に係る二端子薄膜ヘ
ッド用駆動回路の作用説明図、第7図は第二の従来例に
係る二端子薄膜ヘッド用駆動回路を示す図、及び第8図
は第二の従来例に係る二端子薄膜ヘッド用駆動回路の作
用説明図である。 6a、6b、16a、16b ・・・スイッチング回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二端子薄膜ヘッド(1)と、書き込むべきデータ
    に対応する電流を当該ヘッド(1)に供給するライト・
    ドライバ(2)と、当該ヘッド(1)により得られた電
    流の増幅を行うリード・アンプ(3)と、当該ヘッド(
    1)の各端子の電圧を断線検出電圧と比較して断線の検
    出を行う比較部(4)とを有し、かつ、当該ヘッド(1
    )により得られた電流の減衰等を行うダンピング回路(
    5a、5b)を前記ヘッド(1)の各端子に直列に接続
    した二端子薄膜ヘッド用駆動回路において、 前記ヘッド(1)の各端子の電圧が所定値以上か否かに
    基づき、電流の遮断又は一定方向のみの通電を行うスイ
    ッチング回路(6a、6b)を前記ヘッド(1)の各端
    子に直列に接続し、 かつ、前記ドライバ(2)に供給する電流のオーバシュ
    ート等を抑制するダンピング回路(7a、7b)を、各
    スイッチング回路(6a、6b)と直列に接続したこと
    を特徴とする二端子薄膜ヘッド用駆動回路。
  2. (2)前記スイッチング回路として整流用ダイオードを
    用いたことを特徴とする請求項1記載の二端子薄膜ヘッ
    ド用駆動回路。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100445924B1 (ko) * 2000-10-12 2004-08-25 인터내셔널 비지네스 머신즈 코포레이션 기록 헤드 전류 제동 회로 및 제동 방법
JP2012104942A (ja) * 2010-11-08 2012-05-31 Hitachi Ltd 信号伝送システムおよび半導体回路
KR101943625B1 (ko) * 2018-10-29 2019-01-30 (주)모다슨 운전자감시용 블랙박스장치

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