JPH0467119B2 - - Google Patents

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JPH0467119B2
JPH0467119B2 JP59009930A JP993084A JPH0467119B2 JP H0467119 B2 JPH0467119 B2 JP H0467119B2 JP 59009930 A JP59009930 A JP 59009930A JP 993084 A JP993084 A JP 993084A JP H0467119 B2 JPH0467119 B2 JP H0467119B2
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JP
Japan
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bag
trolley
target
targeting
transducer
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JP59009930A
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English (en)
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JPS60152897A (ja
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Chaaruzu Naito Rindosei
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Australasian Training Aids Pty Ltd
Original Assignee
Australasian Training Aids Pty Ltd
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Application filed by Australasian Training Aids Pty Ltd filed Critical Australasian Training Aids Pty Ltd
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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は標的装置に関し、更に詳しくは射撃術
の分野での、例えば兵員のような訓練要員に使用
するのに適した標的装置に関する。
戦場の状態をシミユレートした各種標的や標的
システムがこの技術分野では知られている。ボウ
ヤー(Bowyer)外は米国特許第4261579号で上
下する複数の標的と発射体位置測定システムを有
する標的システムを開示している。ジラム
(Gillam)外は米国特許第3233904号で剛い標的
部材を歩兵等をシミユレートするように形作られ
標的装置を遠隔位置から操作することができる自
動標的装置を開示している。ナイト(Knight)
は米国特許第3323800号で遠隔命中計数装置を備
えた遠隔標的制御装置を開示し、且つ米国特許第
3682478号で薄い自立性の柔軟な標的を開示して
いる。米国再発行特許第30013号で、ナイトは標
的トロリを使つた可動標的及び標的射撃場を開示
している。米国特許第4136873号でボウヤーはポ
リエチレン材料で作つた標的を開示している。米
国特許第4313182号でナイト外は戦車の形をした
標的を備えた標的装置を開示し且つ米国特許第
4330129号でメレデイス(Meredith)は平らな標
的部材を有するポータブル折たゝみ標的装置を開
示している。
これらの装置は全てそこに開示された目的のた
めには有用であるが、戦争状態の真に迫つたシミ
ユレーシヨンをする訓練に使用できる安く再使用
可能な標的装置に対する必要性はまだ存在する。
本発明の目的は戦場の状態を写実的にシミユレ
ートするために利用することのできる標的装置を
提供することにある。
本発明の他の目的はしぼむことなく繰返し射撃
を受けることができるふくらませる標的を提供す
ることにある。
本発明の更に他の目的は所定の軌跡に沿つて動
きうる標的を提供することにある。
本発明によれば、可撓性材料で作られたバツ
グ、このバツグをふくらませるため該バツグの内
部に圧縮した空気又はガスを導入するための装置
及びこの標的に発射された発射体を検出するため
の発射体検出装置を含む標的装置で、この発射体
検出装置が発射体によつて発生した空気伝播圧力
波に応答する少くとも1つの変換器を含む標的装
置が得られる。こゝで使つたように、“圧力波”
という用語は亜音速発射体によつて生ずる圧力波
か又は超音速発射体によつて生ずる衝撃波を意味
することを意図している。
好ましくは、この変換器装置はバツグがふくら
まされたときバツグの中にある少くとも1つの変
換器を含み、その変換器がこのバツグを貫通する
発射体によつてこのふくらんだバツグ内に発生す
る圧力波に応答する。この変換器は少くとも所定
の最小振幅及び/又は持続時間の圧力波に応答す
るのが好ましく、バツグの中に複数の変換器が設
けられるのが、少くとも1つは所定の振幅及び/
又は持続時間の圧力波に応答し且つ2番目はより
大きな振幅及び/又は持続時間の圧力波に応答す
るのが好ましい。このようにして、好ましい実施
例に於いては、各々異なる振幅及び/又は持続時
間の圧力波に応答する複数の変換器が設けられ
る。
この変換器装置は更にバツグの外部にある少く
とも3つの変換器のアレーを含み、各変換器はこ
のバツグに向けて発射されこのバツグを貫通する
か又はバツグの近くの領域を通る発射体によつて
生じた圧力波を検出するようにされているのが有
利である。これらの変換器は各変換器への圧力波
の到着の相対的瞬間を決めそして、その決められ
た瞬間から、発射体の弾道に関する情報を計算す
るためタイミング及び計算装置と関連する。この
変換器アレーは標的の片側付近に位置する少くと
も3つの変換器と標的の反対側付近に位置する3
つの追加の変換器を含のが好ましい。
バツグはこのバツグの中に空気を送るようにさ
れたフアン、エアポンプ等によつてふくらまされ
のが有利かもしれない。これらのフアンはバツグ
を急速にふくらませるための比較的高速のフアン
とバツグをこのふくらんだ状態に維持するための
比較的低速のフアンを含んでもよい。これらのフ
アンはバツグの中へ送る空気を濾過するためフイ
ルタと関連しているのが便利である。バツグの中
からの空気の排出によつてバツグを急速にすぼめ
られるようにするため、フアンは可逆流型である
のが好ましい。このようにしてこの標的装置は発
射点から見て見えかくれさせることができる。
代りにこのバツグは圧縮した空気又は他のガス
源によつてふくらませることができる。
ふくらませたとき、バツグに所定の熱符号をも
たせることができるようにする装置が設けられる
のが好ましい。この装置はバツグが加熱空気でふ
くらまされるようにフアン又は他のバツグをふく
らませる他の装置に関連したヒータを含んでもよ
い。バツグの壁のある部分は他の部分より薄いの
が好ましく、この薄い部分は厚い区域より多くの
熱を伝達する。代りに熱放射パツチをバツグに取
付けることができる。この熱放射パツチは電気抵
抗はあるが導電性の材料のパツチとこのパツチに
電圧を印加するための装置を含んでもよい。各パ
ツチは黒鉛粒子等を混合したプラスチツク型材料
で作るのが好ましいかもしれない。
バツグは、レールに沿つて動かし得且つこのレ
ールに沿つてどちらの方向にも推進できる装置を
備えたトロリに取付けると便利である。この推進
装置は内燃機関、油圧又は圧縮空気装置、引き
線、若しくは電池駆動か又はこのトロリに電力を
供給するためレール又はその付近に取付けられた
母線システムと協働するすべりピツクアツプ装置
を備えた電気装置を含んでもよい。好ましい実施
例に於いて、このトロリはリニアモータを備え、
そのリニアモータのステータはレールに取付けら
れ又はレールと一体に作られ、且つこのトロリは
このトロリに電力を供給するためレール又はその
付近に取付けられた母線システムと協働するすべ
りピツクアツプ装置を備えてもよい。トロリに及
び/又はトロリから情報を中継するため、例えば
無線中継、又はトロリにある接点と協働する母線
装置のような装置が設けられてもよい。
レールが矩形部材を含み、トロリがこの矩形部
材の上面と係合する車輪とこの矩形部材の2つの
対向する側面か又はその下角のどちらかと係合す
るくら当て車を有するのが有利である。この矩形
部材は中空管状部材であつても有利である。
このトロリに取付けられたふくらませるバツグ
は例えば歩兵のような軍用標的の表現を提供する
のに便利である。
剛いプラツトホーム状の構造の装置によつて相
互に結合された2つのトロリが設けられ、ふくら
ませるバツグがこのプラツトホームに取付けられ
且つ戦車のような軍用標的の表現を備えるのが好
ましい。
バツグをトロリ又はプラツトホーム構造上の然
るべき位置に保持するための装置がこのトロリ又
は剛性プラツトホーム構造の上に設けられるのが
好ましい。この保持装置はふくらませたバツグを
トロリ又はプラツトホーム構造の外周のまわりの
然るべき位置に締つける一連のクランプ等を含み
それによつてトロリ又はプラツトホーム構造の剛
体ベースと可撓性バツグを含み空気の流れを通さ
ない囲いを形成してもよい。
バツグをふくらませ及びすぼめる間の状態を制
御するための装置が設けられるのが好ましい。こ
の制御装置はいくつかの点でバツグに取付けられ
且つウインチ装置に結合された一連のコードを含
み、バツグがふくらまされるときこれらのコード
はゆるめられそしてバツグがすぼめられるときコ
ードは巻取られ、それによつてこのバツグ材料を
トロリ又はプラツトホーム構造の外周内に含めて
もよい。
代りに、ふくらませたバツグをトロリ上の然る
べき位置に保持するため骨組が設けられてもよ
く、この骨組等はつぶした状態から立てた状態に
動かすことができ、即ち、この立てた状態での骨
組はふくらませたバツグを囲む。
この骨組は各々トロリに旋回可能に結合された
複数の逆U字形部材とこれらの部材をほゞ水平位
置からほゞ垂直位置へ動かすための装置を含んで
もよい。この動かす装置はこれら逆U字形部材を
互に連結するリンク部材と該リング部材のための
駆動ラムを含んでもよい。
本発明がより容易に理解され且つそのこれら以
外の特徴が理解されるように、次に本発明を、例
として添付の図面を参照して、説明する。
さて、添付の図面に示す本発明の現在好ましい
実施例を詳細に参照する。先ずその第1図を参照
すると、少くとも1つの長い軌道1を備えた本発
明による射撃場利用装置の実施例が示されてい
る。この軌道は、例えば、ほゞ正方形又は矩形断
面で精密製造公差に作られた鋼管でできている。
この管は適当な支持装置2によつて地面上に支持
され、且つこの配列はトロリ3がこの軌道に沿つ
て走ることができるようになつている。例えばI
型はり又はウエブで分割された複数の長い部材の
ような他の軌道構成も本発明の精神の範囲内で使
うことができることは理解されるべきである。
第1図の軌道を参照すると、鋼管の側縁の片側
又は両側に取付けられているのは例えばアルミの
金属条片4で、それは今説明するリニアモータの
ステータを形成する。又この軌道の片側に隣接し
て取付けられているのはすべりコネクタ母線シス
テム5で、それはこの母線システムの固定部分を
含む。
さて、第2図を参照すると、トロリ3はこの軌
道に沿つて動くように取付けられている。このト
ロリは軌道の上部を横切つて延びる部分6、及び
軌道の両側に下方に延びる2つの部分7,8を有
するのが好ましい。車輪9はこのトロリ内に設け
られ、それらは一般に垂直に取付けられ且つこの
トロリを軌道1の上部上に支持する。くら当て車
10も又このトロリ内に設けられてもよく、これ
らのくら当て車はほゞ水平で軌道1の側壁と係合
する。他の支持車輪及びくら当て車構成もこの技
術分野では知られていて本発明の範囲内に入る。
このトロリは軌道の側面に隣接してトロリの両側
7,8にリニアモータ11が設けられている。第
1図で最もよく見られるように、トロリ支持組立
体50がトロリの両端に設けられ、それで全部で
4つのリニアモータが設けられている。上述のよ
うに、これらのリニアモータのステータ4は管状
軌道にしつかりと結合されている。このトロリは
又、電力及び各種制御信号がこのトロリに容易に
供給できるように、軌道に隣接して設けられた母
線システムの固定部分5と協働するすべりコネク
タ40を備える。
図示の実施例では、剛性プラツトホーム13に
よつて相互結合された2つのトロリ3,3′を含
むトロリ列が設けられ、そのプラツトホームは各
トロリがそれぞれこのプラツトホームに関して垂
直軸20及び20′の周に回転できるような方法
で取付けられている。
このプラツトホームの両端に取付けられている
のは加圧ガス源12である。第1図の実施例では
高速フアンとこの高速フアンを駆動する関連モー
タがこの源12を構成する。各高速フアンはそれ
ぞれプラツトホームの一端に設けられたハウジン
グ23及び23′内に取付けられ、このハウジン
グ23はこのフアンの羽根に空気が入れるように
開いており且つこのフアンによつて空気が駆動さ
れて通る開いた上部排気口24を有する。
殆んど空気を通さないプラツトホームの上部は
トロリの側縁の上に広がるのが好ましく且つトロ
リの前端及び後端を越えて延びてもよい。このプ
ラツトホームの外周に取付けられているのは弾性
プラスチツク材料等で作られた逆バツグの開放取
付枠である。このバツグは、それが源12の作動
でふくらまされそれでこのバツグがプラツトホー
ム上の直立位置に立つように、一般に気密の方法
でトロリに取付けられている。このバツグの側壁
の最下部はバツグの上部の次第に薄くなつた部分
に比べ比較的厚く、それでバツグの側壁のこれら
の領域にある程度の剛性を与える。
本発明の1つの有利な実施例に於いて、このバ
ツグ14はトロリ3,3′の列の2つのトロリに
よつて支持されたプラツトホーム13上に配置さ
れている。側面から見ると、この実施例は第4図
に見られるように戦車の側面に似せて作るのが有
利かもしれない。それで、このバツグ14は、ふ
くらますと、射撃術の訓練要員用の標的として使
うことができるかもしれないことがわかるだろ
う。
この標的はリニアモータによつて動かすことが
でき、且つこの装置は標的がどちらの方向にも時
速約65Kmまでの適当な速度でレールに沿つて走る
ことができるようになつていることが理解できよ
う。少くとも1つのトロリは、電力がリニアモー
タに供給できるのを保証し且つ適当な制御信号が
このトロリに与えられることを保証し且又適当な
信号がこのトロリから中央処理又は制御室に取る
ことができることを保証するため、レールに設け
られた母線5と協働するピツクアツプ装置40が
設けられている。これらの信号は、例えば、動力
線に注入された勢力でもよい。別の実施例では無
線中継31が各トロリと、例えば第1B図の
CPUのような中央制御位置との間に設けられて
もよい。
これらのトロリはかなりの速度で移動すること
を意図しているので、標的を構成するバツグは、
特にもしトロリが向かい風に抗して動くなら激し
い風圧を受けるかも知れないことは理解されるべ
きである。ふくらました状態でこのバツグ材料は
バツグの中の内部圧力のために全体が剛くぴんと
張つて保たれる。すぼめられると、バツグはトロ
リ上にぺつたりと横たわり且つ風の負荷を受けな
い。しかし、膨張と収縮の間、風の負荷は存在
し、バツグ材料はぴんと張つた状態に維持されな
い。従つて、バツグが波打つ傾向があり、多分損
傷する結果となろう。
そのような損傷の発生を防ぐため、バツグの中
心の37でこの標的バツグに取付けられ、この標
的バツグの外側を周り、標的バツグのはと目孔3
6を通り、そしてトロリ又はプラツトホーム上に
取付けられたウインチドラム38上に巻付けられ
た一連のコード35(第3図参照)を備えること
を提案する。このようにしてバツグをすぼませた
いときは、ウインチを作動させてウインチの回転
とそれによるコードのウインチへの巻付けによつ
てコードを効果的に縮め、従つてバツグをトロリ
又はプラツトホームの外周内ですぼめるように拘
束する。
代りに、ふくらませた標的がトロリに対するそ
の望ましい位置から吹かれるのを防ぐため、逆U
字形部材15を含む骨組(第3A図参照)が設け
られてもよく、それらの要素はこのU字形アーム
の自由端で回転可能に結合され且つプラツトホー
ム13の側面でこのトロリ列に取付けられてい
る。これらの部材は全て同期して動くようにさ
れ、それでリミツトスイツチの制御の下で適当な
ラム17によつて作動される長いリンク部材16
によつて相互結合されてもよい。それで、標的を
構成するバツグをふくらませたいときには、この
ラム17が逆U字形部材15を直立位置に動かす
ために作動させられる。これらの部材はそこでふ
くらませたバツグを収容すべき空間容積を囲む
“かご”を効果的に形成する。そこでバツグがふ
くらみ、この“かご”の中にとらえられる。
トロリは比較的高速で移動するので、トロリと
レールの両方は、トロリが高速で角を廻るときリ
ニヤモータの運転が逆に作用することがない程度
にリニヤモータがアルミ条片から分離されること
がないように、精密製造公差内に製造されること
が重要であることに注意すべきである。
再び第1図を参照すると、どれか特定のふくら
んだバツグ14が発射体で貫通されているかどう
かを決めるため、少くとも1つの変換器18がこ
のふくらんだバツグの中に、好ましくはプラツト
ホーム13上に設けられている。この変換器はバ
ツグに発射され実際にバツグを貫通する発射体に
よつてこのバツグ内の空気に生じた圧力波に反応
する。それで、この変換器が圧力波を受けるとき
はいつも出力信号がこの変換器によつてつくら
れ、この出力信号が標的への命中を表わす。3次
元標的の中に配置されたそのような変換器はナイ
ト(Knight)への米国特許第4349729号に更に詳
しく説明されていて、その開示をこれによつて参
考までに編入する。
今説明したような射撃場は同時に多くの異なる
種類の弾薬を標的に向つて発射して使うかもしれ
ないことは理解されるべきである。各特定の“命
中”に関して、使用した弾薬の正確な種類を検出
できることが必要かもしれない。従つて、各変換
器が検出した圧力波の振幅及び/又は持続時間
(即ちエネルギー)に関して別々のはつきりした
閾値をもつた複数の変換器18を、各バツグの中
に、使用することを提案する。次に大きな振幅及
び/又は持続時間の圧力又は衝撃波に応答する変
換器は次に大きな直径の発射体を検出することを
保証するだろう。勿論、この次に大きな直径の発
射体が標的を貫通するときは、各変換器はその変
換器の閾値より大きいエネルギーをもつどの圧力
又は衝撃波にも応答するので、この変換器と最初
に述べた変換器の両方が出力信号を生ずる。当技
術分野の専門家にはわかるだろうが、これらの変
換器は各種直径の弾薬を検出するように仕立てら
れた閾値をもつ閾値フイルタを備えてもよい。こ
のような変換器に関連して閾値フイルタを使用す
ることは前述の米国特許第4349729号から知るこ
とができる。
7.62mmの発射体、30mmの発射体、40mmの発射
体、76mmの発射体、95mmの発射体、105mmの発射
体及び120mmの発射体を検出するように効果的に
“整調”されている複数の変換器(又は閾値フイ
ルタを備えた変換器)を設けてもよいことが考え
られる。勿論何か特定の発射体の大きさに“整
調”された他の変換器が設けられてもよい。
もし各直径の弾薬に対する出力信号を出すため
に1つだけの変換器を使うなら、それは適当な直
径の発射体が標的を構成するふくらんだバツグを
その変換器から遠い位置で貫通するならその発射
体からの圧力波を検出できないかもしれないとい
うこと注意することが重要である。従つて、発射
体がふくらんだ標的を貫通するときはいつでも適
当な出力信号が生ずることを保証するためにトロ
リによつて支持されたプラツトホーム上に複数の
グループの変換器を設けることが必要かもしれな
い。
変換器18は正方形アレーを形成するように図
示されているが、この変換器に対して例えば六角
形アレー等のような多くの代替構成が受入れられ
ることは理解されるべきである。発射体がふくら
んだ標的を貫通するとき適当な信号が出ることだ
けが重要である。
別々の変換器を使う代りに、出力信号の振幅及
び/又は持続時間を測定するための装置と共に単
独の変換器を使つてもよく、その測定値は適当に
プログラムされたマイクロプロセツサ等に送られ
発射体の大きさの表示をする。この変換器はフイ
リツプス(Phillips)によつて米国特許第
4359659号に又はナイト(Knight)外によつて米
国特許第4282453号に開示されたものと同じでよ
く、それらの開示はこれによつて参考として編入
する。
第1A図に、変換器D1からD9までを含む変
換器アレー19が図示されている。変換器の各々
はそれぞれ特定の直径の弾薬に整調された関連す
る閾値検出器TH1からTH9を有する。
第1B図で、この変換器アレーは、それぞれ特
定の直径の弾薬を検出するように整調された関連
する閾値装置TH1からTHoを有する単一変換器
18によつて置換されている。
これらの実施例のどちらに於いても、あるエネ
ルギーの圧力又は衝撃波を生ずる発射体は入力/
出力装置90を通してマイクロプロセツサ等に信
号を送り、それによつて適当なRAM及びROM
を有するマイクロプロセツサ95に発射体の直径
を決めさせる。弾丸又は発射体がこのふくらんだ
バツグによつて構成された標的に当つた又は付近
を通つた場所を正確に示す出力信号を出すことが
できることも望ましいかもしれない。発射体位置
検出のためには、トロリの両側に、変換器19の
列が取付けられると有利で、その各々はふくらん
だバツグによつて構成された標的に発射された発
射体によつて生ずる圧力又は衝撃波の検出に応答
した出力信号を供給する。これらの出力信号は第
1B図のCPU95のような適当にプログラムさ
れたコンピユータ又は第5図の装置30のような
タイミング装置で共に変換器19によつてつくら
れた出力信号の瞬間の間の時間遅延から発射体の
弾道に関する情報を計算するようにされた装置で
処理される。この種の装置は米国特許第4281241
号、第4282453号及び第4357531号に主として永久
固定の射撃場装置を参照して説明されていて、そ
れらの全てをこれによつて参考として編入する。
しかし、そのようなシステムの作動部品はこゝに
述べた種類のトロリに適当な張出し上に取付ける
ことができることは容易にわかるだろう。勿論、
必要なコンピユータが中央点に置かれることが望
ましいかもしれず、それで各変換器19への圧力
波の到着時刻に関する情報が動力線を通して勢力
の注入によるか又は第1図のアンテナ31のよう
な無線中継によるかでコンピユータに伝達される
ことをもくろんでいる。
前述の説明から本発明による標的装置のふくら
ませるバツグ14がふくらまされるとき、完成し
た標的は戦車又は他の軍用標的の視覚的外観を有
することがわかるだろう。夜間訓練及び感熱照準
具の使用に関連した訓練を容易にするため、標的
に熱符号を発生する装置を備えると便利である。
そのような熱符号は各フアン12にバツグの中に
導入される空気を熱するようにされたヒータ25
を設けることによつて発生するかもしれない。こ
の方法で、バツグは、ふくらまされたとき、比較
的暖くそれでこのふくらまされたバツグは感熱照
準具で容易に見ることができる。発射体がそのよ
うなバツグを貫通するときはいつも熱空気がバツ
グから逃げ、それで再びこれが感熱照準具で容易
に見られる。
上に概略説明した熱符号は感熱照準具を使つた
訓練ができる一方法を与えるが、その結果の訓練
はむしろ非現実的であるかもしれない、というの
は、現実の世界では、戦車のような軍用標的は均
一な熱像を提供はしないからであるということは
理解されるべきである。むしろ、使用中、他より
ずつと熱いある領域がある。例えば、標準的戦車
では、軌道と駆動輪、及びこの戦車のエンジンか
らの排気を直接囲む領域は使用の際熱くなる傾向
にある。従つて、このふくらませるバツグを、似
せている標的の使用の際熱くなろうとする領域の
材料を厚くし、且つ熱くなろうとしない領域の材
料を薄くして作ることによつて対応する疑似効果
を与えるのが好ましい。代りに、第4図に示すよ
うにこのふくらませるバツグに熱放射パッチ又は
領域20を当てるのがよいかもしれない。そのよ
うな放射パツチ又は領域は、例えば黒鉛入りのポ
リエチレンのような導電性プラスチツク材料の適
当な形のシート又は他の類似の装置を含んでもよ
く、そのようなシートの各々はその対向する2つ
の縁に電極28、及びこれらの電極を通して電圧
を加えるため、前述の母線システムへの接続のよ
うな、電源(V)を備える。各導電シートを流れ
る電流値が調整されるよう、従つてシートの温度
が実際の戦車等の温度輪郭に似るように調整され
るように、各パツチへの電圧が加減抵抗器29等
によつて制御できると便利である。
第4図で、上述の型式のパツチ20はハツチン
グされた領域で表され且つ上述の型式のふくらま
せるバツグの標的に、実際の標的では熱くなる領
域、即ち戦車の例では車輪と軌道及び排気出口に
対応する領域に取付けられる。このようなパツチ
を使うと、この標的を感熱照準具で見たときこの
標的の像は実際の標的の像と実質的に同じであ
り、それで非常に現実的な訓練ができる。
上述の型式の標的装置を戦場を模疑した訓練射
撃場で使用するときは、この射撃場内の被訓連射
手に気付かれないようにバツグをすぼめてトロリ
を進めることができ、それからトロリが所望の位
置に来たときバツグを急にふくらませて、戦車が
急に出現したことを視覚的に表せるように、バツ
グが完全にすぼめた状態から非常に短い時間で完
全にふくらませることができることが望ましい。
更に進んだ射撃場では、使用するトロリは“友
軍”の戦車に似た標的と“敵軍”の戦車に似た標
的を有し、この訓練場内の射手は標的に発砲する
前に先づどちらの標的であるかを見分けねばなら
ない。
標的を構成するどれか特定のバツグを急速に膨
張させることができることは望ましい特徴であり
従つてこのバツグが急速にふくらませることを保
証するため高速で作動するフアンを使うことが好
ましいことは理解されるべきである。勿論、標的
を急速にふくらませるための1つ又はそれ以上の
高速フアンと標的が一旦ふくらまされてから標的
をふくらんだ状態に維持するために使える付加的
低速フアンを使うことも可能である。これは動力
消費を最少にし、特にフアンを電池駆動するとき
有利であることを証明するだろう。フアンはきれ
いな空気だけがどれか特定のバツグの中に送られ
ることが保証するため適当なフイルタが付いてい
るのが好ましい。
フアンの使用を参照して本発明を説明してきた
が、圧縮空気又はガスのシリンダ、更には集中圧
縮機と関連する供給管及び弁のような他の空気又
はガス源を使つてもよいことは理解さるべきであ
る。そのような手段は上に一般的に説明したよう
な型式のふくらませるバツグの標的をトロリに取
付けず永久的又は半永久的な台に取付ける場合に
特に採用してもよい。
もし必要なら、電池駆動のとき、フアンは最適
性能を与えるため脈動させてもよい。
上では本発明を主としてトロリに取付けられた
戦車等に似た比較的大きな標的に関して説明して
きたが、本発明は、例えば、第5図に示すように
歩兵の形と構成を有する比較的小さなふくらませ
る標的21のような他の標的に適用してもよいこ
とは理解されるべきである。そのような標的を使
うときは、歩兵の形及び外観を有するバツグは急
速にふくらませることができて、かくれた位置か
ら敵の歩兵が出現することを視覚的にシミユレー
トする。1つ又はそれ以上の変換器22がこのふ
くらませるバツグの中にその台に隣接して設けら
れ、それらの変換器がこのふくらませるバツグ標
的を貫通する発射体を検出する役目をする。その
ような実施例に於いて、2つのフアン23,24
が設けられ、1つはこの標的を急速にふくらませ
るための高速フアンで、2つ目は主としてこの標
的をそれが1つ又はそれ以上の弾で貫通されて後
にふくらんだ状態に維持するための比較的低速の
フアンであつてもよい。
本発明のこの実施例では又、第1図の変換器1
9に似た複数の変換器19を、この標的に発射さ
れた弾丸又は他の発射体の位置に関する情報を得
るために、標的の外部に隣接した位置に設ける。
又、使用する変換器及び情報処理装置の配列は前
述の米国特許第4281241号、第4282453号又は第
4357531号に述べられたのと同じでもよい。その
ような変換器のアレーを適当なタイミング及び計
算装置30と共に使うとき、この標的に実際に命
中した弾丸の位置だけでなく、標的の大体近くは
通つたが標的には実際に命中しなかつた弾丸の位
置も決めることが可能であることは理解されるべ
きである。
上述の装置は日中及び夜間の訓練施設を提供し
且又特に感熱武器照準具の使用に関連した訓練施
設を提供する非常に現実的且つ真に迫つた訓練射
撃場を造るために利用することができることが判
ろう。
フアン、エアポンプ又は他の加圧空気源の作用
のために、本発明による標的は1つ又はそれ以上
の弾の直撃を受けた後でもふくらんだまゝである
ことも理解されるべきである。しかし、もし非常
に多くの小さな発射体又は砲弾のような大きな発
射体で貫通されても、この標的はバツグ材料の適
当な形をした切端と適当な接着剤を使つてどのよ
うな弾孔等の上にもパツチを当てることによつて
容易に修理することができる。このようにして、
この標的はひどく破れない限り繰返し修理可能で
ある。
上述の本発明の好ましい実施例の説明は例示と
説明のために提示されている。それらは網羅的で
はなく又本発明を開示された厳密な形に限定する
ものでもない、そして上記の教示に照らせば明ら
かに多くの修整や変形が可能である。本発明の範
囲はこれに添付の特許請求の範囲によつて定めら
れることを意図している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図である。第
1A図は第1図の変換器アレーの線図である。第
1B図は本変換器の他の実施例の線図である。第
2図は第1図に示す装置の一部の端面立面図であ
る。第3図は第1図に示すプラツトホームの斜視
図で、制御コードとウインチ装置を備えたバツグ
保持装置の第1実施例を示す。第3A図は第1図
に示すプラツトホームのふくらませるバツグを省
略した略図で、バツグ保持装置の第2の実施例を
示す。第4図は第1図のトロリに乗せたふくらん
だバツグで構成された標的の側面略図でそれにつ
けた熱放射パツチを示す。そして、第5図は本発
明による他の標的の斜視図である。 1…軌道、3,3′…トロリ、4…ステータ、
5…母線システム、9…車輪、10…くら当て
車、11…リニヤモータ、12…フアン、13…
プラツトホーム、14…バツグ、15…逆U字形
部材、16…リンク部材、17…ラム、18…変
換器、19…変換器アレー、20…熱放射パッ
チ、25…ヒータ、28…電極、29…加減抵抗
器、31…無線中継、35…コード、38…ウイ
ンチ、40…すべりコネクタ、V…電源。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 可撓性材料で作られたバツグ14と、該バツ
    グをふくらませ、かつ発射体が命中した場合にも
    バツグのふくらみを維持するように圧縮空気をバ
    ツグ内部に導入するための装置とこのふくらんだ
    バツグに発射された発射体を検出するための発射
    体検出装置とを有し、該発射体検出装置がこのふ
    くらんだバツグを貫通する発射体によつて生ずる
    空気伝播圧力波に応答する、ふくらんだバツグに
    設けた少なくとも一つの変換器18を有する変換
    器装置19を含んでいる標的装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の装置に於いて、
    前記変換器18が少くとも所定の振幅あるいは持
    続時間を有する空気伝播圧力波に応答するように
    なつた標的装置。 3 特許請求の範囲第2項記載の装置に於いて、
    該変換器装置が第1と第2の変換器18を含み、
    該第1の変換器は最少の振幅又は持続時間の圧力
    波に応答し且つ第2の変換器はより大きな振幅又
    は持続時間の圧力波に応答する標的装置。 4 特許請求の範囲第3記載の装置に於いて、前
    記複数の変換器は、各々異なるエネルギーの圧力
    波に応答する標的装置。 5 特許請求の範囲第1項から第4項までのいず
    れか一項に記載の装置に於いて、前記変換器装置
    がさらにバツグの外部に位置する少くとも3つの
    変換器のアレーを更に含み、該少くとも3つの変
    換器の各々はバツグに向つて発射され且つバツグ
    を貫通するか又はバツグに隣接する領域を通る発
    射体によつて生ずる空気伝播圧力波を検出し、該
    少くとも3つの変換器は、タイミングおよび計算
    装置30と連動し、該少くとも3つの変換器の
    各々への前記圧力波の到着の相対的瞬間を決定
    し、該相対的瞬間より、発射体の弾道を計算する
    ようになつている標的装置。 6 特許請求の範囲第5項記載の装置に於いて、
    前記変換器アレーが前記標的装置の片端付近に位
    置する少くとも3つの変換器と該標的装置の反対
    側付近に位置する更に3つの変換器を含む標的装
    置。 7 特許請求の範囲第1項から第6項までのいず
    れか一項に記載の装置に於いて、前記圧縮空気を
    導入するための装置がバツグの中に空気を送るた
    めのフアン装置を含む標的装置。 8 特許請求の範囲第7項記載の装置に於いて、
    前記フアン装置がバツグを急速にふくらませるた
    めの少くとも1つの比較的高速のフアンとこのバ
    ツグをふくらんだ状態に維持するための少くとも
    1つの比較的低速のフアンを含む標的装置。 9 特許請求の範囲第7項又は第8項に記載の装
    置に於いて、バツグの中へ送られる空気を濾過す
    るためのフイルタが、該フアン装置に関連して設
    けられている標的装置。 10 特許請求の範囲第8項から第10項までの
    いずれか一項に記載の装置に於いて、フアンが可
    逆流型である標的装置。 11 特許請求の範囲第1項から第7項までのい
    ずれか一項に記載の装置に於いて、前記圧縮空気
    を導入するための該装置が圧縮空気源を含む標的
    装置。 12 特許請求の範囲第1項から第11項までの
    いずれか一項に記載の装置に於いて、ふくらんだ
    前記バツグに所定の熱符号を与えるための装置を
    含む標的装置。 13 特許請求の範囲第12項に記載の装置に於
    いて、該熱符号付与装置が更にバツグに加熱圧縮
    空気を導入するための装置に連動するヒータ25
    を含み、該バツグの壁が他の部分より薄い部分を
    有し、該薄い部分でより多くの熱を通す標的装
    置。 14 特許請求の範囲第13項記載の装置に於い
    て、該熱符号付与装置がバツグに取付けられた熱
    放射パツチ20を含む標的装置。 15 特許請求の範囲第14項記載の装置に於い
    て、各熱放射パツチが電気抵抗をもつが導電性で
    ある材料のパツチと各パツチをまたいで電圧を印
    加するための装置28,29,Vを含む標的装
    置。 16 特許請求の範囲第16項記載の装置に於い
    て、前記各パツチは黒鉛粒子を含んだプラスチツ
    ク材料である標的装置。 17 特許請求の範囲第1項から第16項までの
    いずれか一項に記載の装置であつて更にトロリ3
    とレール1を含み、前記バツグが該トロリに取付
    けられ、該トロリは該レールに沿つて動き得て、
    さらに該トロリは、自体をレールに沿つてどちら
    の方向にも動かすための推進装置を含む標的装
    置。 18 特許請求の範囲第17項記載の装置に於い
    て、前記トロリがリニアモータ11を含み、該リ
    ニアモータ11のステータ4は、前記レールに装
    着又は一体的に設けられた標的装置。 19 特許請求の範囲第18項又は第19項に記
    載の装置に於いて、前記トロリに電力を供給する
    ため母線システム5が前記レールに沿つて設けら
    れ、該母線システムと協同するためのすべりピツ
    クアツプ装置40が前記トロリに設けられている
    標的装置。 20 特許請求の範囲第18項から第19項まで
    のいずれか一項に記載の装置に於いて、該トロリ
    に対し情報を伝達および授受するためのデータ中
    継装置を含む標的装置。 21 特許請求の範囲第20項記載の装置に於い
    て、データ中継装置が無線中継31を含む標的装
    置。 22 特許請求の範囲第21項記載の装置に於い
    て、データ伝達装置が該母線を有し、該母線は該
    トロリ上の接点と協同するようになつている標的
    装置。 23 特許請求の範囲第17項から第23項まで
    のいずれか一項に記載の装置に於いて、該レール
    が矩形部材を含み、該トロリが更に該矩形部材の
    上面と係合する車輪9と、該矩形部材の2つの対
    向する側面と係合するくら当て車10′を含む標
    的装置。 24 特許請求の範囲第23項記載の装置に於い
    て、該矩形部材が中空管状部材である標的装置。 25 特許請求の範囲第17項から第24項まで
    のいずれか一項に記載の装置に於いて、トロリに
    取付けられたふくらませるバツグが更に軍用標的
    の表現を含む標的装置。 26 特許請求の範囲第17項から第24項まで
    のいずれか一項に記載の装置に於いて、剛性プラ
    ツトホーム13で間を結合された2つのトロリ
    3,3′を有し、前記バツグが該プラツトホーム
    に取付けられ且つ軍用標的の表現を備えた標的装
    置。 27 特許請求の範囲第25項又は第26項に記
    載の装置に於いて、該バツグが戦車の表現を備え
    た標的装置。 28 特許請求の範囲の第17項から第27項ま
    でのいずれか一項に記載の標的装置において、前
    記バツグを前記トロリ上に定置する手段が設けら
    れ、前記手段は、該バツグ上の各部分を該バツグ
    の基部と隣接する固定具のそれぞれに接続するエ
    レメントを含んでいる標的装置。 29 特許請求の範囲第28項に記載の標的装置
    において、前記エレメントは、可撓性で細長であ
    り、前記ふくらんだバツグの上部を抱き込むかあ
    るいはこれを接続されるようになつており、又該
    エレメントは、前記トロリ上又は該トロリが設け
    られたプラツトホーム上の固定点に接続されてい
    る標的装置。 30 特許請求の範囲第29項に記載の標的装置
    において、前記固定点には、前記エレメントを巻
    き取るウインチ手段が設けられている標的装置。
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