JPH04670B2 - - Google Patents

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JPH04670B2
JPH04670B2 JP63007231A JP723188A JPH04670B2 JP H04670 B2 JPH04670 B2 JP H04670B2 JP 63007231 A JP63007231 A JP 63007231A JP 723188 A JP723188 A JP 723188A JP H04670 B2 JPH04670 B2 JP H04670B2
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JP
Japan
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tube
inner tube
distal end
forming
manufacturing
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JP63007231A
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JPS642659A (en
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Yoshiaki Sugyama
Hisahiro Sakae
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Terumo Corp
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Terumo Corp
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Publication date
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Priority to KR2019930700003U priority patent/KR930003425Y1/ko
Priority to DE3850656T priority patent/DE3850656T2/de
Priority to EP88902208A priority patent/EP0349640B1/en
Priority to AU13646/88A priority patent/AU608817B2/en
Priority to PCT/JP1988/000202 priority patent/WO1988006465A1/ja
Priority to KR1019880701360A priority patent/KR890700372A/ko
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Publication of JPS642659A publication Critical patent/JPS642659A/ja
Publication of JPH04670B2 publication Critical patent/JPH04670B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、血管内狭窄部を治療するために、狭
窄部を拡張し、狭窄部末梢側における血流の改善
を図るための拡張体付カテーテルの製造方法およ
び拡張体付カテーテルに用いられる拡張体の製造
方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、二重管式の拡張体付カテーテルでは、外
管と拡張体が一体形成されており、管内の先端部
で外管の延長にある拡張体の先端部とを固着する
ことにより製造されている。
また、カテーテルを形成するチユーブ体の壁内
に第2のルーメンを有するいわゆるダブルルーメ
ンカテーテルでは、チユーブ体のいずれかのルー
メンの先端部よりその内部に延長用チユーブを挿
入し、その延長用チユーブの先端部に拡張体の先
端部を固着し、拡張体の基端部はダブルルーメン
カテーテルの先端部に固着することにより製造さ
れている。
また従来より、管腔内狭窄部を拡張する拡張体
付カテーテルの製造方法としては、例えば、米国
特許第4411055号明細書に示されるようなシンプ
ソン−ロバートタイプと呼ばれる拡張体付カテー
テルの製造方法があり、この米国特許明細書の記
載によれば、先端を開放した第1のルーメンを形
成する内管との間に拡張体を拡張させるための流
体用の第2のルーメンを形成する外管の先端部に
拡張体が一体化して設けられており、製造段階で
拡張体は、外管の先端部を閉鎖し、閉鎖部の基端
側近傍を加熱し、基端部より加圧することにより
拡張部分を形成していた。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記の前者の方法では、拡張体が外管
と一体形成されているため、拡張体の長さ、肉厚
の均一性が不十分となる可能性が高く、拡張時に
おける拡張径の再現性は十分満足できるものでは
なかつた。また、上記の後者の方法では、ダブル
ルーメンのどちらか一方のルーメンの先端部に先
端が開放した延長用チユーブを嵌入、固着すると
いう工程が必要となり、作業が煩雑となる。
また、上記の米国特許明細書に記載の方法で
は、均一な肉厚の拡張体を形成することが困難で
あつた。
[上記問題点を解決するための手段] そこで、本発明の目的は、拡張体の長さ、肉厚
を均一にできかつ拡張時における拡張径の再現性
を十分満足できるとともに拡張体付カテーテルを
容易に製造することができる拡張体付カテーテル
の製造方法を提供するものである。
さらに、本発明の目的は、拡張体付カテーテル
に用いられる拡張体として、均一な肉厚を有する
拡張体を製造することができる拡張体の製造方法
を提供することにある。
上記問題点を解決するのものは、先端から後端
まで開口したルーメンを有する内管を形成する工
程と、先端から後端まで開口したルーメンを有
し、該内管より内管が大きくかつ該内管より所定
長短い外管を形成する工程と、先端部および基端
部を有する収縮あるいは折り畳み可能な拡張体を
形成する工程と、前記外管内に前記内管を挿入す
る工程と、前記外管の先端部に前記拡張体の基端
部を固着する工程と、前記内管の先端部に前記拡
張体の先端部を固着する工程とを有する拡張体付
カテーテルの製造方法である。そして、前記内管
の製造方法は、前記内管を形成するチユーブ体を
形成する工程と該チユーブ体に剛性付与体を設け
る工程とからなることが好ましい。また、前記外
管の製造方法は、前記外管を形成するチユーブ体
を形成する工程と該チユーブ体に剛性付与体を設
ける工程とからなることが好ましい。さらに、前
記剛性付与体を設ける工程は、前記内管または前
記外管を形成するチユーブ体に剛性付与体を被着
する工程と被着された剛性付与体をチユーブ体に
埋め込む工程とからなることが好ましい。また、
前記剛性付与体は、ブレード線にて形成されてい
ることが好ましい。さらに、前記ブレード線は、
金属線にて形成されていることが好ましい。さら
に、前記剛性付与体を設ける工程は、前記内管ま
たは前記外管を形成するチユーブ体に剛性付与体
を被着する工程と被着された剛性付与体をチユー
ブ体に埋め込む工程と、剛性付与体が埋め込まれ
たチユーブ体に熱可塑性樹脂を被覆する工程とか
らなることが好ましい。そして、前記内管の先端
部に前記拡張体の先端部を固着する工程は、例え
ば前記外管の先端部に前記拡張体の基端部を固着
し、拡張体を固着した外管内に前記内管を挿入し
た後に行うものである。また、前記内管の先端部
に前記拡張体の先端部を固着する工程は、前記拡
張体の先端部を加熱し熱収縮させて固着するもの
であることが好ましい。また、前記外管の先端部
に前記拡張体の基端部を固着する工程は、前記拡
張体の基端部を加熱し熱収縮させて固着するもの
であることが好ましい。さらに、先端から後端ま
で開口したルーメンを有する内管を形成する工程
および先端から後端まで開口したルーメンを有
し、該内管より内径が大きくかつ該内管より所定
長短い外管を形成する工程の後、前記内管の基端
部に内径のルーメンと連通する開口部を設ける工
程と、前記外管の基端部に外管のルーメンと連通
する開口部を設ける工程とを有するものであるこ
とが好ましい。さらに、前記外管の基端部に外管
のルーメンと連通する開口部を設ける工程は、前
記外管の基端部に開口を有する外管ハブを取り付
けるものであることが好ましい。また、前記内管
の基端部に内管のルーメンと連通する開口部を設
ける工程は、前記内管の基端部に開口を有する内
管ハブを取り付けるものであることが好ましい。
さらに、前記内管の基端部に内管のルーメンと
連通する開口部を設ける工程は、前記内管の基端
部に内管ハブを取り付ける工程と、前記外管の基
端部に取り付けられた外管ハブの後端部と内管ハ
ブの先端部を固着する工程とからなることが好ま
しい。
さらに、上記目的を達成するものは、拡張体付
カテーテルに用いられる拡張体の製造方法であつ
て、熱可塑性樹脂製チユーブを成形した後、該チ
ユーブの拡張体形成部を加熱する工程と、該チユ
ーブの加熱された拡張体成形部を、内面が拡張体
を拡張したときの形状に形成された拡張体成形型
内に配置する工程と、該チユーブ内部を加圧し、
前記拡張体成形型内に配置されたチユーブの加熱
された拡張体成形部を前記成形型の内面に密着さ
せる工程と、該チユーブの拡張体成形部を冷却す
る工程と、該拡張体成形型を前記チユーブより取
り除く工程と、該チユーブに成形された拡張体部
を切断する工程とを有する拡張体付カテーテルに
用いられる拡張体の製造方法である。そして、前
記熱可塑性樹脂製チユーブは、架橋処理された熱
可塑製樹脂製チユーブであることが好ましい。そ
して、前記チユーブの拡張体成形部を加熱する工
程は、チユーブの拡張体成形部を加熱する工程
と、加熱されたチユーブの拡張体成形部をチユー
ブの軸方向に延伸する工程とからなるものである
ことが好ましい。また、前記加熱されたチユーブ
の拡張体成形部をチユーブの軸方向に延伸する工
程は、後えば、チユーブに所定の軸方向に延伸荷
重を加えることにより行うものである。そして、
前記拡張体成形型は、例えば、割型構造の拡張体
成型部である。さらに、前記拡張体成形型を前記
チユーブより取り除く工程は、例えば、前記チユ
ーブに形成された拡張体部分を吸収させて行うも
のである。さらに、前記チユーブ内部の加圧は、
前記チユーブの一端部を封止するとともに、他端
部に取り付けられた加圧手段により行うものであ
ることが好ましい。さらに、前記チユーブに形成
された拡張体部分の収縮は、チユーブの他端部に
取り付けられた加圧手段によりチユーブ内部を陰
圧にすることにより行うものであることが好まし
い。
本発明の拡張体付カテーテルの製造方法を図面
に示す実施例を用いて説明する。
第1図は、本発明により製造される拡張体付カ
テーテルの一実施例の先端部の拡大断面図であ
り、第2図は、本発明により製造される拡張体付
カテーテルの基端部を示す図面である。
拡張体付カテーテルは、先端が開口している内
管のルーメン4を有する内管1と、内管1に同軸
的に設けられ、内管1の先端より所定長後退した
位置に設けられ、内管1の外面との間に外管のル
ーメン6を形成する外管2と、先端部7および基
端部8を有し、基端部8が外観2に取り付けら
れ、先端部7が内管1に取り付けられ、基端部付
近にて外管のルーメン6と連通する収縮あるいは
折り畳み可能な拡張体3と、内管1の基端部に設
けられた、内管のルーメン4と連通する開口部9
と、外管2の基端部に設けられた外管のルーメン
6と連通する開口部11とを有している。さら
に、内管1または外面2の少なくとも一方に設け
られた軸方向に伸び、剛性を付与する剛性付与体
13を有している。
以下、図面を用いて説明する。
そして、本発明の拡張体付カテーテルの製造方
法は、先端から後端まで開口したルーメンを有す
る内管を形成する工程と、先端から後端まで開口
したルーメンを有し、該内管より内径が大きくか
つ該内管より所定長短い外管を形成する工程と、
先端部および基端部を有する収縮あるいは折り畳
み可能な拡張体を形成する工程と、前記外管内に
前記内管を挿入する工程と、前記外管の先端部に
前記拡張体の基端部を固着する工程と、前記内管
の先端部に前記拡張体の先端部を固着する工程と
を有している。
そこで、各工程について説明する。
先端から後端まで連通した第1のルーメン4を
をする内管1を形成する工程は、可撓性を有する
材料、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体などのポリオレフイン、ポリ塩化
ビニル、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂またポリ
アミドエラストマー、シリコーンゴム、ラテツク
スゴム等を押し出し成形したものを所定の長さに
切断すること、また射出成形、デイピングなどに
より形成することができる。内管1としては、長
さ300〜2100mm、好ましくは400〜1350mm、外径
0.40〜2.50mm、好ましくは0.55〜2.40mmであり、
内径が0.25〜2.35mm、好ましくは0.30〜1.80mmで
ある。
さらに、形成された内管1には、屈曲部位での
カテーテル本体の折れ曲がりを防止し、さらにカ
テーテル本体のトルク性を高めるために剛性付与
体13を設けることが好ましく、その形成方法と
しては、剛性付与体13を形成する網目状の剛性
付与体13、例えばブレード線を内管1の外管に
被着することにより容易に形成することができる
ブレード線としては、例えは、ワイヤーブレード
であり、線径0.01〜0.2mm、好ましくは0.03〜0.1
mmのステンレス、弾性金属、超弾性合金、形状記
憶合金等の金属線であり、このブレード線を内管
1の外面に網目状に巻き付けることにより、形成
することができる。より好ましくは、内管1の外
面に被着された剛性付与体13を内管1の外面に
埋没させ内管1の外面を平滑にすることであり、
この方法としては、例えば第3図に示すように熱
可塑性樹脂製により形成された内管1内に芯金1
7を挿通し、この内管1に上記剛性付与体13を
巻き付けながら内管1を加熱ダイス18内に挿通
することにより、第3図の−線断面図である
第4図に示すように内管外壁に剛性付与体13を
埋設させることができる。また、予め内管1の外
面に剛性付与体13を被着したものを作成した後
上記のように加熱ダイスに挿通してもよい。
また、剛性付与体13は、ブレード線として、
ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリプロピ
レン繊維等の合成繊維を内管1の外面に巻き着け
て形成してもよい。
さらに、剛性付与体が埋め込まれた内管1の外
面に熱可塑性樹脂を被覆することが好ましく、熱
可塑性樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフイン、ポ
リ塩化ビニル、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂が
好適に使用できる。より好ましくは、内管1の外
面との接着性が高いもの、例えば、内管1の形成
に用いたものと同材質または近似したものを使用
することが好ましい。この熱可塑性樹脂の被覆方
法としては、剛性付与体を被着、埋没させた内管
1を被覆用の熱可塑性樹脂を溶融状態にて叶出す
るダイス内に挿通することにより容易に被覆する
ことができる。
そして、内管1の先端部は、先端側に向かつて
テーパ状に縮径していることが好ましい。血管内
へのカテーテルを挿入が容易になるからである。
この内管の先端加工は、後述する拡張体3を取り
付けた後に行つてもよい。
そして、先端から後端まで連通した第2のルー
メン6を有する外管2を形成する工程は、内管1
と同様に可撓性を有する材料、例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポ
リオレフイン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等
の熱可塑性樹脂またポリアミドエラストマー、シ
リコーンゴム、ラテツクスゴム等を押し出し成形
したものを所定の長さに切断すること、また射出
成形、デイピングなどにより形成することがで
き、外管2としては、長さが200〜2000mm、好ま
しくは250〜1300mm、外径が1.00〜4.30mm、好ま
しくは0.75〜4.00mmであり、内径が0.70〜3.80mm、
好ましくは0.80〜3.00mmであり、特に内管1の外
径と、外管2の内径との差が0.30〜3.40mm、好ま
しくは0.50〜1.20mmである。さらに、形成された
外管2には、屈曲部位でのカテーテル本体の折れ
曲がりを防止し、さらにカテーテル本体のトルク
性を高めるために剛性付与体13を設けることが
好ましく、その形成方法としては、内管1の形成
工程にて説明した方法が好適に利用できる。特
に、外管2に剛性付与体を設ける場合は、外管2
の外管が血管と内表面と接触する可能性が高く、
また血栓の発生を減少させるためにも外管2の外
面に被着された剛性付与体は外管2の外面に埋設
させ外面を平滑にすることが好ましい。この方法
についても、内管1の形成工程に説明した方法を
用いることができる。
さらに、外管2の外面をより平滑にするため
に、剛性付与体が埋め込まれた外管2の外面に熱
可塑性樹脂を被覆することが好ましく、熱可塑性
樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体などのポリオレフイン、ポリ塩化
ビニル、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂が好適に
使用できる。より好ましくは、外管2の外面との
接着性が高いもの、例えば、外管2の形成に用い
たものと同材質または近似したものを使用するこ
とが好ましい。この熱可塑性樹脂の被覆方法とし
ては、剛性付与体を被着、埋没させた外管2を被
覆用の熱可塑性樹脂を溶融状態にて吐出するダイ
ス内に挿通することにより容易に被覆することが
できる。
尚、上記の内管1および外管2の形成工程は、
どちらを先に行つてもよく、また同時に行つても
よい。
次に、先端部および基端部を有する収縮あるい
は折り畳み可能な拡張体を形成する工程について
説明する。
拡張体3は、収縮あるいは折り畳み可能なもの
であり、拡張させない状態では、内管1の外周に
折りたたまれた状態となることができるものであ
る。そして、拡張体3は、第1図に示すように血
管の狭窄部を容易に拡張できるように少なくとも
一部が略円筒状となつているほぼ同径の略円筒部
分3aを有する折りたたみ可能なものである。上
記の略円筒部分は、完全な円筒でなくてもよく、
多角柱状のものであつてもよい。拡張体3は、可
撓性を有するものが好ましく、例えば、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、架橋型
エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフ
イン、ポリ塩化ビニル、ポリウレタン等の熱可塑
性樹脂、より好ましくは、架橋型エチレン−酢酸
ビニル共重合体を用いて、例えば、第5図ないし
第8図に示す様にて形成することができる。
まず、拡張体3を形成するための熱可塑性樹脂
からなるチユーブ30を形成し、このチユーブ3
0の末端部32にチユーブ保持具40を取り付け
る。さらに、チユーブ保持具40の近傍のA−A
線部分で、チユーブ30のルーメンを閉塞する。
その閉塞方法としては、加熱溶融、高周波による
シール、鉗子などを用いて閉塞することにより行
う。A−A線部分にて閉塞されたチユーブ30
は、チユーブ保持具40に荷重をかけてB方向に
引つ張り、チユーブ30のたるみを取り除く。こ
のたるみを取り除いた状態を第5図に示す。たる
みを取り除いたチユーブ30は、加熱装置(図示
しない)により、拡張体3を形成する部分を、チ
ユーブ30を形成する材質の融点付近まで加熱す
る。加熱された状態を第6図に示す。チユーブ3
0を加熱された状態に維持し、第7図に示すよう
に、内腔を拡張体が拡張された状態に形成された
金型42をチユーブ30に被嵌し、矢印C方向か
ら気体を加圧しながら送り、金型42内で加熱さ
れている部分のチユーブ30を金型42の内壁面
に密着させる。そして、チユーブ30が常温に戻
るまで加圧状態にて放置し、その後チユーブ30
内を陰圧にし、金型42を抜去する。そして、チ
ユーブ30の先端部34および後端部36にてチ
ユーブ30を切断することにより、第8図に示す
ような拡張体3を形成することができる。そし
て、拡張体の少なくとも、先端部および基端部
が、熱収縮性を有するものであれば、拡張体3を
外管2および内管1に取り付けるのが容易となり
好ましい。拡張体の少なくとも先端部および基端
部に熱収縮性をもたせるのは、拡張体を架橋型の
熱可塑性樹脂にて形成する方法、また架橋型のも
のでなくても、拡張体の上記の形成工程におい
て、拡張体にひずみが残る温度で加熱して形成す
れば拡張体は熱可塑性を有するものとすることが
できる。さらに、拡張体の先端部の内径を内管の
外径より若干小さく、さらに基端部を外管の外径
より若干小さく形成した後、拡張体の両端部を拡
径(延伸により)することにより熱収縮性を有す
るものとすることができる。
そして、形成される拡張体3の大きさは、拡張
されたときの円筒部分の外管が、1.50〜35.00mm、
好ましくは2.00〜30.00mmであり、長さが10.00〜
80.00mm、好ましくは15.00〜75.00mmであり、拡張
体3の全体の長さが15.00〜120.00mm、好ましく
は20.00〜100.00mmである。
この拡張体を形成する工程はいつ行つてもよ
く、前述の内管および外管を形成する工程との順
序はどのようであつてもよい。
さらに、本発明の拡張体の製造方法の一実施例
について第15図ないし第22図を用いて説明す
る。
本発明の拡張体の製造方法は、拡張体付カテー
テルに用いられる拡張体の製造方法であつて、熱
可塑性樹脂製チユーブを成形した後、該チユーブ
の拡張体成形部を加熱する工程と、チユーブの加
熱された拡張体成形部を、内面が拡張体を拡張し
たときの形状に形成された拡張体成形型内に配置
する工程と、チユーブ内部を加圧し、前記拡張体
成形型内に配置されたチユーブの加熱された拡張
体成形部を前記形成型の内面に密着させる工程
と、チユーブの拡張体成形部を冷却する工程と、
該拡張体成形型を前記チユーブより取り除く工程
と、チユーブに形成された拡張体部を切断する工
程とを有している。
第15図は本発明により製造される拡張体の一
実施例の拡大断面図である。拡張体3は、収縮あ
るいは折り畳み可能なものであり、拡張させない
状態では、収縮または折りたたまれた状態となる
ことができるものである。そして、拡張体3は、
端部に向かつてそれぞれテーパー状に縮径する先
端部3bおよび基端部3cを有し、血管の狭窄部
を容易に拡張できるように少なくとも一部が略円
筒状となつている略円筒部分3aを有している。
上記の略円筒部分3aは、完全な円筒でなくても
よく、多角柱状のものであつてもよい。
第16図は本発明の拡張体の製造方法に用いら
れる拡張体成形型74の断面図を示す。拡張体成
形型74は先端開口部75と、基端開口部76が
設けてあり、拡張体の略円筒部分3aを形成する
円筒部74aを有している。第17図は、本発明
の拡張体の製造方法に使用されるチユーブの拡大
断面図である。
そこで、第18図ないし第22図に示す本発明
の拡張体の製造方法の実施例を用いて、本発明の
拡張体の製造方法の各工程について説明する。熱
可塑性樹脂製チユーブ30は、両端が開口した管
状体であり、チユーブ30を成形する工程は、チ
ユーブ30の形成材料(可撓性を有するものが好
ましく)、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−
酢酸ビニル共重合体、架橋型エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体などのポリオレフイン、ポリ塩化ビニ
ル、ポリウレタン等の熱可塑性樹脂、より好まし
くは、架橋処理された熱可塑性樹脂であり、特に
好ましくは、架橋型エチレン−酢酸ビニル共重合
体を用いて、押し出し形成、射出成形などの公知
の方法により形成する。そして、架橋処理として
は、チユーブ30を形成する材料中に架橋剤を混
合する方法もあるが、架橋剤を用いる事なく電子
線照射、γ線照射などにより行うことが好まし
い。
そして、チユーブ30の拡張体成形部を加熱す
る工程を行う前に、後に行われるチユーブ30内
部の加圧工程のために、チユーブ30の一端部を
封止するとともに、他端に取り付けられた加圧手
段を取り付ける。具体的に説明すると、チユーブ
30の一端において、第17図に示すように、X
−X部分で閉鎖することにより、閉鎖部分78を
形成する。X−X部分での閉鎖は、チユーブを縛
つたり、あるいは熱融着することにより行う。そ
して、第18図に示すように、チユーブ30の開
口端79に、シリンダ等の加圧手段81を取り付
ける。またこの時、加圧手段81で空気を加圧注
入しても、閉鎖部分78および加圧手段81との
接続部である開口端79より空気が漏れないよう
にする。
さらに、チユーブの拡張体成形部を加熱する工
程は、加熱されたチユーブ30の拡張体成形部を
チユーブ30の軸方向に延伸する工程ともに行わ
れることが好ましく、加熱されたチユーブ30の
拡張体成形部をチユーブ30の軸方向に延伸する
工程としては、チユーブ30に所定の軸方向延伸
荷重を加えることにより行うことが好ましい。上
記の工程を含めて具体的に説明すると、第18図
に示すように、チユーブ30の閉鎖部分78を、
先端に分銅皿82のついたチヤツク90にかませ
る。チユーブ30の開口端79から拡張体成形型
74を先端開口部75より入れ、その後、開口端
79にチユーブ30の内径と同等もしくは若干大
きい径の針80等のパイプ状のものを挿通して、
その後端にシリンジ等の加圧手段81を取り付け
る。分銅皿82にのせる分銅83の重さは、例え
ば、チユーブ30としてエチレン−酢酸ビニル共
重合体で外径1.0mm、内径0.45mmのチユーブに成
形し、電子線により部分架橋処理したチユーブ
(ゲル分率90.4%)を用いて、外径2.5mmの拡張体
をブロー成形するならば、132gが最適となる。
そして、チユーブ30を加熱する工程は、チユ
ーブ30の拡張体成形部を公知の手段により加熱
することにより行われ、具体的に説明すると、第
19図に示すようにチユーブ30をヒートガン等
の加熱装置(図示せず)を用いて行い、チユーブ
30を形成する樹脂をその融点付近まで加熱す
る。そして、チユーブ30の端部には、軸方向に
延伸荷重がかけられているので、上記加熱工程に
おいて、加熱された部分は自然に延伸されるの
で、延伸工程も同時に行われることになる。な
お、チユーブ30の端部に負荷した延伸荷重が必
要以上の荷重であると、延伸状態を越え、加熱さ
れた部分のチユーブは重さに絶えきれずに切断す
るおそれがある。上記の条件のチユーブ30を用
いた場合、分銅83の重さを190g以下にするこ
とが必要であつた。
次に、チユーブ30の加熱された拡張体成形部
を、内面が拡張体を拡張したときの形状に形成さ
れた拡張体成形型74内に配置する工程およびチ
ユーブ30内部を加圧し、拡張体成形型74内に
配置されたチユーブ30の加熱された拡張体成形
部を形成型74の内面に密着させる工程について
説明する。
拡張体成形型74としては、一体型構造、割型
構造のいずれものを用いてもよいが、一体構造の
ものを用いる場合、第18図に示すように、チユ
ーブ30に加圧手段81を取り付ける前に、拡張
体成形拡張体74をチユーブ30の任意に位置に
配置しておくことが好ましい。また、割型構造の
成形型の場合は、この限りいではない。
そして、第20図に示すように、チユーブ30
の加熱された部分に拡張体成形型74をセツト
し、次に第21図に示すように、加圧手段81に
てチユーブ30の内部加圧することにより、可塑
化され、延伸されることにより、薄肉化されたチ
ユーブ30の拡張体成形部は、形成型74の内面
に密着し、拡張体はブロー形成される。そして、
チユーブ30の軸方向に負荷する荷重を調節する
ことによりブロー形成された拡張体3の肉厚も調
節でき一定の拡張体を大量に製造することができ
る。この時、加圧手段81による加圧は十分に行
なうことが必要であり、チユーブ30の加熱され
た部分をブローして拡張体成形型74の内面に確
実に密着させることが必要である。そして、チユ
ーブ30に負荷した延伸荷重が必要荷重以下であ
ると、チユーブ30の加熱された部分が、所定に
肉厚にならず、ブローが十分できずに整つた形状
の拡張体が得られないことがある。なお、上記条
件のチユーブ30を用いた場合、最低必要荷重
は、50gであつた。
次に、チユーブ30の拡張体成形部分を冷却す
る工程、拡張体成形型74をチユーブ30より取
り除く工程、チユーブ30に成形された拡張体部
を切断する工程について説明する。
まず、チユーブ30の拡張体成形部を冷却する
工程は、チユーブ30の加熱をやめ、放冷するこ
とにより行うことができ、さらには、空気等の冷
媒を成形型74に接触させることによつてもよ
い。そして、拡張体成形型74をチユーブ30の
拡張体成形部より移動させる工程は、チユーブ3
0に形成された拡張体3部分を収縮させて行うこ
とが好ましく、拡張体3部分の収縮は、チユーブ
30に取り付けた加圧手段81によりチユーブ3
0内部を陰圧することにより行うことができる。
また、拡張体成形型74に、型割構造のものを用
いたときは、形成型74を分割するとにより除去
してもよく、必ずしも拡張体3部分を収縮させる
ことは必要ない。
そして、より具体的に説明すると、第21図に
示すように、チユーブ30の拡張体成形部分を十
分加圧してブロー成形した後、そのまま冷却し
て、第22図に示すように、加圧手段81を吸引
して拡張体およびチユーブ内を陰圧にして、拡張
体成形型を成形された拡張体3より撤去する。
もし、ブローした後の冷却が不十分であると、
チユーブ30の加熱された部分から伝わつた熱に
より、成形された拡張体が収縮してしまうおそれ
がある。
このようにして成形された拡張体3は、拡張体
3の先端部3bと基端部3cの端部でチユーブ3
0より切断することにより、本発明の拡張体が製
造させる。
次に、前記外管2の基端部に外管のルーメン6
と連通する開口部11を設ける工程について説明
する。開口部11は、外管2の基端部に開口を有
する外管ハブ23を取り付けることにより行うこ
とが好ましい。その場合を例にとり、第9図を用
いて説明する。
まず、外管2の未端部に折曲がり防止用チユー
ブ50を取り付ける。この取り付け方法として
は、折れ曲がり防止用チユーブ50を熱収縮性を
有するものにて、熱収縮後の内径が外管2の外径
より若干小さくなるように形成し、熱収縮性を有
するチユーブ50を外管2の末端部に被嵌し、加
熱(例えば、熱風をあてる)させて収縮させるこ
とにより容易に取り付けることができる。そし
て、折曲がり防止用チユーブ50を取り付けた外
管2に外管ハブ23を取り付ける。この取り付け
方法は、外管2の後端にひ後端部分以外の部分の
外径が外管2の内径とほぼ等しく、拡径した後端
部分を有する止めピン52を差し込み、外管2を
その先端から外管ハブ23に挿入し、外管ハブ2
3の内面に設けられた突起54を止めピン52の
後端部分が越えるまで押し込むことにより取り付
けることができる。さらに、外管ハブ23と折曲
がり防止用チユーブ50との接触面に接着剤を塗
布して固着してもよい。外管ハブの形成材料とし
ては、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリサル
ホン、ポリアリレート、メタクリレート−ブチレ
ン−スチレン共重合体等の熱可塑性樹脂が好適に
使用できる。
そして、この前記外管2の基端部に外管のルー
メン6と連通する開口部11を設ける工程は、外
管2を形成後であれば、いつ行つてもよいが、外
管2の先端部に拡張体3の基端部を固着する工程
を行つた後にすることが好ましい。尚、内管1の
形成工程とと順序はどのようであつてもよい。
次に、前記内管1の基端部に内管のルーメン4
と連通する開口部9を設ける工程について説明す
る。開口部9は、外管1の基端部に第1の開口を
有する内管ハブ22を取り付けることにより行う
ことが好ましい。その場合を例にとり、第10図
を用いて説明する。
まず、内管1の未端部に折曲がり防止用チユー
ブ52を取り付ける。この取り付け方法として
は、折曲がり防止用チユーブ60を熱収縮性を有
するものにて、熱収縮後の内径が内管1の外径よ
り若干小さくなるように形成し、熱収縮性を有す
るチユーブ60を内管1の末端部に被嵌し、加熱
(例えば、熱風をあてる)させて収縮させること
により容易に取り付けことができる。そして、折
曲がり防止用チユーブ60を取り付けた内管1に
内管ハブ22を取り付ける。この取り付け方法
は、内管1の後端に後端部分以外の部分の外径が
内管1の内径とほぼ等しく、拡径した後端部分を
有する止めピン62を差し込み、内管1をその先
端から内管ハブ22に挿入し、内管ハブ22の内
面に設けられた突起64を止めピン62の後端部
分が越えるまで押し込むことにより取り付けるこ
とができる。さらに、内管ハブ22と折曲がり防
止用チユーブ60との接触面に接着剤を塗布して
固定してもよい。内管ハブの成形材料としては、
ポリカーボネート、ポリアミド、ポリサルホン、
ポリアクリレート、メタクリレート−ブチレンス
チレン共重合体等の熱可塑性樹脂が好適に使用で
きる。
そして、この内管1の基端部に内管のルーメン
4と連通する開口部9を設ける工程は、内管1を
形成後であれば、いつ行つてもよく、外管2を形
成する工程および外管2の基端部に外管のルーメ
ン6と連通する第2の開口部11を設ける工程さ
らには拡張体3の形成工程との順序はどのようで
あつてもよい。
次に、外管2の先端部に拡張体3の基端部8を
固着する工程について説明する。
外管2の先端部に拡張体3の基端部8を固着す
る方法としては、第4図に示すように、外管2の
先端または後端より外管2の内径とほぼ等しい
か、若干小さい外径を有する芯金70を挿入し、
芯金70の先端側より拡張体3の基端部8の先端
側端部が外管2の先端に一致するように挿入す
る。そして、接合用のガラス型72を拡張体3の
基端部8上に位置するように被嵌し、このガラス
型72を加熱装置(図示しない)にり加熱し、拡
張体3の基端部8を外管2の先端部に固着する。
好ましくは、拡張体3の基端部8が熱収縮性を有
するように形成したものを用いれば、上記のガラ
ス型72による加熱により熱収縮するため容易に
固着することができる。拡張体3の基端部8を外
管2の先端部に固着した後、ガラス型72を常温
になるまで放置した後、ガラス型72を接合部よ
り後退させ、芯金70を抜去することにより拡張
体3の基端部8と外管3の先端部とを容易に固着
することができる。
また、上記説明ではガラス型を用いたが、これ
に限らず、例えば接合用の金型を用いてもよく、
また芯金70に金属性のものを用いて拡張体3の
基端部8に高周波発信用の電極を被嵌し、高周波
により融着させることにより固着してもよく、さ
らに超音波を用いて融着させてもよい。
なお、外管2の先端部に拡張体3の基端部8を
固着する工程は、外管1および拡張体3の形成後
であれば、いつ行つてもよく、内管1を形成する
工程および内管1の基端部に内管のルーメン4と
連通する開口部9を設ける工程との順序はどのよ
うであつてもよい。さらに、上記ガラス型または
金属金型に軸方向に割ることができる割り型を用
いた場合、さらには、高周波、超音波により固着
する場合には、外管2の基端部に外管のルーメン
6と連通する開口部11を設ける工程との順序よ
どのようであつてもよい。尚、製造時に拡張体に
損傷を与える可能性を少なくするために、外管2
の基端部に外管のルーメン6と連通する開口部1
1を設けた後に上記工程を行うことが好ましい。
次に、内管1の基端部に取り付けられた開口を
有する内管ハブ22と、外管1の基端部に取り付
けられた外管ハブ23とを固着する工程について
説明する。
第13図に示すように、外管2の基端部に取り
付けられた外管ハブ23の後端から内管1をその
先端から挿入する。この時内管1の折曲がりを防
止するために内管1内に芯金を挿入してもよい。
さらに、第14図に示すように、内管ハブ22の
先端部を外管ハブ23の後端に挿入し接合する。
またこの時、内管ハブ22と外管ハブ23との接
合部に接着剤を塗布して行うことにより確実に両
者を固着することができる。
尚、内管1の基端部に取り付けられた開口を有
する内管ハブ23と、外管1の基端部に取り付け
られた外管ハブ23とを固着する工程は、内管1
を形成する工程および内管1の基端部に内管ハブ
22を設ける工程さらに外管1を形成する工程お
よび外管2の基端部に外管ハブ23を設ける工程
を行つた後であればよく、好ましくは、拡張体3
の形成および拡張体3と外管1との固着工程を行
つた後に行うことが好ましい。
次に、内管1の先端部に拡張体3の先端部7を
固着する工程について説明する。
内管1の先端部に拡張体3の先端部7を固着す
る、方法としては、第12図に示すように、拡張
体3と外管1との固着および内管1と基端部に取
り付けられた開口を有する内管ハブ22と、外管
1の基端部に取り付けられた外管ハブ23とを固
着した後に行う例を用いて説明する。
内管1の先端または後端より内管1の内径とほ
ぼ等しいか、若干小さい外径を有する芯金80を
挿入する。拡張体3は外管2に固着されており、
さらに内管1は外管2内に挿入されているととも
に、内管ハブ22と外管ハブ23とが固着されて
いるため、内管1は外管2の先端さらには拡張体
3の先端より突出した状態となつている。そこ
で、拡張体3の先端より突出している内管1の先
端部を拡張体3の先端に合わせて切断する。接合
用のガラス型82を芯金80の先端側より拡張体
3の先端部7上に位置するように被嵌し、このガ
ラス型82を加熱装置(図示しない)により加熱
し、拡張体3の先端部7を内管1の先端部に固着
する。好ましくは、拡張体3の先端部7が熱収縮
性を有するように形成したものを用いれば、上記
のガラス型82による加熱により熱収縮するため
容易に固着することができる。拡張体3の先端部
7を内管1の先端部に固着した後、ガラス型82
を常温になるまで放置した後、ガラス型82を接
合部より後退させ、芯金80を抜去することによ
り拡張体3の先端部7と内管1の先端部とを容易
に固着することができる。
また、上記説明ではガラス型を用いたが、これ
に限らず、例えば接合用の金型を用いてもよく、
また芯金80に金属性のものを用いて拡張体3の
先端部7に高周波発信用の電極を被嵌し、高周波
により融着させることにより固着してもよく、さ
らに超音波を用いて融着させてもよい。
なお、内管1の先端部に拡張体3の先端部7を
固着する工程は、製造が容易となることにより上
記のように拡張体3と外管1とを固着および内管
1の基端部に取り付けられた第1の開口を有する
内管ハブ22と外管1の基端部に取り付けられた
外管ハブ23とを固着した後である最終工程とし
て上記工程を行うことが好ましい。
尚、上記工程は、上記ガラス型または金属金型
に軸方向に割ることができる割り型を用いた場
合、さらには、高周波、超音波により固着する場
合には、内管1および拡張体3の形成後であれ
ば、いつ行つてもよく、内管1の基端部に内管の
ルーメン4と連通する第1の開口部9を設ける工
程さらに外管2を形成する工程および外管2の基
端部に外管のルーメン6と連通する第2の開口部
11を設ける工程との順序はどのようであつても
よい。
さらに、上記のように内管1の先端部に拡張体
3の先端部を固着したのち、内管1の先端を先端
方向にテーパー状に外管が縮径するように、また
先端が丸みをおびた先端となるように先端加工す
ることが好ましい。このような先端加工は、目的
とする先端形状に合致した内部形状を有する金型
(例えば、ガラス型、金属金型)内に内管1の先
端部を挿入し、上記金型を加熱し、内管1の先端
を金型の内部形状に加熱変形させることにより容
易に行うことができる。また、上記金型に金属金
型を用いて、高周波または超音波をその金型に与
え発信させることにより、内管1の先端を加工し
てもよい。
[発明の効果] 本発明の拡張体付カテーテルの製造方法は、先
端から後端まで開口したルーメンを有する内管を
形成する工程と、先端から後端まで開口したルー
メンを有し、該内管より内径が大きくかつ該内管
より所定長短い外管を形成する工程と、先端部お
よび基端部を有する収縮あるいは折り畳み可能な
拡張体を形成する工程と、前記外管内に前記内管
を挿入する工程と、前記外管の先端部に前記拡張
体の基端部を固定する工程と、前記内管の先端部
に前記拡張体の先端部を固着する工程とを有する
ものであるので、特に拡張体を別に形成している
ので、拡張体の長さ、肉厚を均一にできかつ拡張
時における拡張径の再現性を十分満足できるとと
もに、内管と外管はそれぞれ独立しているため、
ダブルルーメンタイプの拡張体付カテーテルの製
造のように内径の細いいずれかのルーメン内に細
い延長用チユーブの挿入および固着するというと
いう煩雑な工程を設ける必要がなく拡張体付カテ
ーテルを容易に製造することができる。
さらに、本発明の拡張体の製造方法は、拡張体
付カテーテルに用いられる拡張体の製造方法であ
つて、熱可塑性樹脂製チユーブを成形した後、該
チユーブの拡張体成形部を加熱する工程と、該チ
ユーブの加熱された拡張体成形部を、内面が拡張
体を拡張したときの形状に形成された拡張体成形
型内に配置する工程と、該チユーブ内部を加圧
し、前記拡張体成形型内に配置されたチユーブの
加熱された拡張体成形部を前記形成型の内面に密
着させる工程と、該チユーブの拡張体成形部を冷
却する工程と、該拡張体成形型を前記チユーブよ
り取り除く工程と、該チユーブに成形された拡張
体部を切断する工程とを有するものであり、特
に、加熱され可塑化されたチユーブを内面が拡張
体を拡張したときの形状に形成された拡張体成形
型内にてブロー形成するものであるので、均一の
肉厚を有する拡張体を容易に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の製造方法により製造される
拡張体付カテーテルの一実施例の先端部の拡大断
面図であり、第2図は、本発明の製造方法により
製造される拡張体付カテーテルの一実施例の基端
部を示す図面であり、第3図は、内管に剛性付与
体を被着する方法の説明図であり、第4図は、第
3図におけるV−V線断面図であり、第5図ない
し第8図は、拡張体の製造工程の説明図であり、
第9図は、外管に外管ハブを固着する工程の説明
図であり、第10図は、内管に内管ハブを固着す
る工程の説明図であり、第11図は、外管に拡張
体を固着する工程の説明図であり、第12図は、
内管に拡張体を固着する工程の説明図であり、第
13図ないし第14図は、内管ハブと外管ハブと
を固着する工程の説明図であり、第15図は、本
発明の拡張体の製造方法により製造された拡張体
の一実施例の拡大断面図であり、第16図は、本
発明の拡張体の製造方法に用いられる拡張体成形
型の断面図であり、第17図は本発明の拡張体の
製造方法に使用されるチユーブの拡大断面図であ
り、第18図、第19図、第20図、第21図お
よび第22図は、本発明の拡張体の製造方法の工
程の説明図である。 1…内管、2……外管、3……拡張体、4……
内管のルーメン、6……外管のルーメン、9……
開口部、11……開口部、13……剛性付与体、
22……内管ハブ、23……外管ハブ、30……
チユーブ、74……拡張体成形型、81……加圧
手段、82……分銅皿、83……分銅。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 先端から後端まで開口したルーメンを有する
    内管を形成する工程と、先端から後端まで開口し
    たルーメンを有し、該内管より内径が大きくかつ
    該内管より所定長短い外管を形成する工程と、先
    端部および基端部を有する収縮あるいは折り畳み
    可能な拡張体を形成する工程と、前記外管内に前
    記内管を挿入する工程と、前記外管の先端部に前
    記拡張体の基端部を固着する工程と、前記内管の
    先端部に前記拡張体の先端部を固着する工程とを
    有することを特徴とする拡張体付カテーテルの製
    造方法。 2 前記内管の製造方法は、前記内管を形成する
    チユーブ体を形成する工程と該チユーブ体に剛性
    付与体を設ける工程とからなる特許請求の範囲第
    1項に記載の拡張体付カテーテルの製造方法。 3 前記外管の製造方法は、前記外管を形成する
    チユーブ体を形成する工程と該チユーブ体に剛性
    付与体を設ける工程とからなる特許請求の範囲第
    1項または第2項に記載の拡張体付カテーテルの
    製造方法。 4 前記剛性付与体を設ける工程は、前記内管ま
    たは前記外管を形成するチユーブ体に剛性付与体
    を被着する工程と被着された剛性付与体をチユー
    ブ体に埋め込む工程とからなる特許請求の範囲第
    2項または第3項に記載の拡張体付カテーテルの
    製造方法。 5 前記内管の先端部に前記拡張体の先端部を固
    着する工程は、前記外管の先端部に前記拡張体の
    基端部を固着し、拡張体を固着した外管内に前記
    内管を挿入した後に行うものである特許請求の範
    囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の拡張体
    付カテーテルの製造方法。 6 前記内管の先端部に前記拡張体の先端部を固
    着する工程は、前記拡張体の先端部を加熱し熱収
    縮させて固着するものである特許請求の範囲第1
    項ないし第5項のいずれかに記載の拡張体付カテ
    ーテルの製造方法。 7 前記外管の先端部に前記拡張体の基端部を固
    着する工程は、前記拡張体の基端部を加熱し熱収
    縮させて固着するものである特許請求の範囲第1
    項ないし第6項のいずれかに記載の拡張体付カテ
    ーテルの製造方法。 8 前記拡張体付カテーテルの製造方法は、先端
    から後端まで開口したルーメンを有する内管を形
    成する工程および先端から後端まで開口したルー
    メンを有し、該内管より内径が大きくかつ該内管
    より所定長短い外管を形成する工程の後に、前記
    内管の基端部に内管のルーメンと連通する開口部
    を設ける工程と、前記外管の基端部に外管のルー
    メンと連通する開口部を設ける工程とを有するも
    のである特許請求の範囲第1項ないし第7項のい
    ずれかに記載の拡張体付カテーテルの製造方法。 9 拡張体付カテーテルに用いられる拡張体の製
    造方法であつて、熱可塑性樹脂製チユーブを成形
    した後、該チユーブの拡張体成形部を加熱する工
    程と、該チユーブの加熱された拡張体成形部を、
    内面が拡張体を拡張したときの形状に形成された
    拡張体成形型内に配置する工程と、該チユーブ内
    部を加圧し、前記拡張体成形型内に配置されたチ
    ユーブの加熱された拡張体成形部を前記成形型の
    内面に密着させる工程と、該チユーブの拡張体成
    形部を冷却する工程と、該拡張体成形型を前記チ
    ユーブより取り除く工程と、該チユーブに成形さ
    れた拡張体部を切断する工程とを有することを特
    徴とする拡張体付カテーテルに用いられる拡張体
    の製造方法。 10 前記熱可塑性樹脂製チユーブは、架橋処理
    された熱可塑性樹脂製チユーブである特許請求の
    範囲第9項に記載の拡張体の製造方法。 11 前記チユーブの拡張体成形部を加熱する工
    程は、チユーブの拡張体成形部を加熱する工程
    と、加熱されたチユーブの拡張体成形部をチユー
    ブの軸方向に延伸する工程とからなるものである
    特許請求の範囲第9項または第10項に記載の拡
    張体の製造方法。 12 前記拡張体成形型を前記チユーブより取り
    除く工程は、前記チユーブに形成された拡張体部
    分を収縮させて行うものである特許請求の範囲第
    9項に記載の拡張体の製造方法。
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