JPH046686A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

磁気ディスク装置

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JPH046686A
JPH046686A JP10526890A JP10526890A JPH046686A JP H046686 A JPH046686 A JP H046686A JP 10526890 A JP10526890 A JP 10526890A JP 10526890 A JP10526890 A JP 10526890A JP H046686 A JPH046686 A JP H046686A
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JP
Japan
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magnetic disk
dust
brush
dust removal
disk device
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Pending
Application number
JP10526890A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyosuke Yasuda
安田 享祐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication of JPH046686A publication Critical patent/JPH046686A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は磁気ディスク装置に関し、特に、磁気ディスク
面上に付着する塵埃を除去する機構を備えた磁気ディス
ク装置に関する。
(従来の技術) 近年、コンピュータや、コンピュータを内蔵する種々の
装置において、外部記憶装置として磁気ディスク装置が
使用されている。
初期のディスクパック交換型磁気ディスク装置の場合、
各磁気ディスク面に対応して除塵用ブラシか設けられて
いた。この理由は、ディスクパックを磁気ディスク装置
から取り外し、パック保管庫等に長期に渡って保管した
場合、ディスク面が外部から侵入する塵埃に汚染される
場合が想定されたためである。
ところが、この従来のディスクパック交換型磁気ディス
ク装置における除塵用ブラシとしては合成樹脂系材料が
使用されていたので、ブラシ自体が塵埃を保持し、汚染
されることが問題とされる場合かあった。
一方、現在では磁気ディスク装置として外部からの塵埃
の侵入を抑えた密閉型磁気ディスク装置が使用されてい
る。そして、この密閉型磁気ディスク装置においては、
除塵用ブラシは用いられていない。この理由は、防塵用
ブラシ自体が塵埃で汚染され、逆に塵埃供給源となる恐
れがあるため、あるいは、防塵用ブラシ自体に適当な材
料が無いためであり、更には、除塵機構が加わるために
磁気ディスク装置の機構が複雑になるため等である。
ところが、いかに密閉型磁気ディスク装置といえども、
やはり磁気ディスク装置内には微量の塵埃が存在し、こ
れがディスク面に付着し、浮動へラドスライダとの間で
塵埃の移着が起こり、最終的にはスライダと磁気ディス
クが接触磨耗するヘットクラッシュ現象に至る場合があ
る。
これを防ぐため、密閉形磁気ディスク装置では一般に、
磁気ディスクが一定回転数に達した後に浮動ヘッドスラ
イダを磁気ディスク半径方向に移動させ、ディスク面上
の付着塵埃を清掃することが行われている。即ち、浮動
へラドスライダを除塵ブラシとして代用することが行わ
れている。
(発明か解決しようとする課題) しかしながら、浮動ヘッドスライダを除塵ブラシとして
代用することは逆に、スライタ面が塵埃で汚染され、こ
れが原因でヘットクラッシュを誘発する危険があるとい
う問題を引き起こすことがある。特に、磁気ディスク装
置における情報記録の高密度化に対して、浮動ヘツトス
ライタの低浮上隙間化か進められている現在の磁気ディ
スク装置では、このことは、浮動へラドスライダのより
微小な塵埃汚染によってヘットクラッシュが生じること
を意味する。このような情勢に鑑み、有効な除塵機構か
望まれている。
本発明は上記従来技術の欠点を解消することを課題とし
、その目的とするところは、除塵が確実に行え、かつ、
塵埃保持発生源とならない除塵用ブラシを磁気ディスク
装置の内部に組み込むことで装置の信頼性を向上させた
磁気ディスク装置を提供することにある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成する本発明は、スピンドル軸に取り付け
られて回転する少なくとも1枚の磁気ディスク上に、ヘ
ッドにより情報を記録・再生する磁気ディスク装置にお
いて、導電性繊維よりなる除塵ブラシを前記各磁気ディ
スク面に対して設けると共に、この除塵ブラシの電位を
磁気ディスク装置の接地電位としたことを特徴としてい
る。
(作用) 本発明の磁気ディスク装置によれば、各磁気ディスク面
に設けられた除塵ブラシにより、磁気ディスク上に付着
する塵埃が磁気ヘットに接触する前に除去され、しかも
、除塵ブラシは磁気ディスク装置の接地電位と同電位に
保持されているので、除塵ブラシに塵埃が保持されるこ
とがない。この結果、ヘットクラッシュの原因となる装
置内浮遊塵埃の磁気ディスクへの付着が防止される。
(実施例) 以下、本発明を実施例により図面を参照しつつ詳細に説
明する。
第1図は本発明の磁気ディスク装置20の一実施例の構
成を示す断面図であり、この実施例における磁気ディス
ク装ff120は密閉形磁気ディスク装置である。
磁気ディスク12はスピンドル11に取り付けられてお
り、このスピンドル11はスピンドルモータ10によっ
て回転するようになっている。磁気ディスク12へのデ
ータの記録・再生を行う磁気ヘット・は浮動ヘッドスラ
イダ13に設けられており、この浮動ヘッドスライダ1
3はアクチュエータ14を介して位置決め機構15に取
り付けられている。そして、アクチュエータ14の位置
決め機構15は、移動機構16により磁気ディスクI2
の半径方向に移動するようになっている。
一方、この実施例では磁気ディスク12のデータの記録
・再生を行う面に、導電性繊維、例えば、炭素系繊維よ
りなる除塵ブラシ1が設けられている。この除塵ブラシ
1は、アクチュエータ2を介して位置決め機構3に取り
付けられており、このアクチュエータ2の位置決め機構
3は、移動機構4により磁気ディスク12の半径方向に
移動するようになっている。この場合、移動機構4は磁
気ヘット12側の移動機構16に連動して動くようにな
っており、浮動へラドスライダ13が位置するトラック
上に必ず除塵ブラシ1が位置するように動作する。
そして、除塵ブラシ1はアクチュエータ2、位置決め機
構3、及び移動機構4を介して、磁気ディスク装置20
の筐体17と同じ電位、即ち、接地電位に保持されるよ
うに結線されている。
次に、以上のように構成された磁気ディスク装置20の
動作について説明する。磁気ディスク20内にある微量
の浮遊塵埃は、装置停止中に磁気ディスク12の表面に
沈降付着するか、あるいは磁気ディスク12が回転する
際に、磁気ディスク自体の空気回転流に乗って磁気ディ
スク12の表面に飛来して付着する場合がある。このよ
うな場合、以上のように構成された実施例の磁気ディス
ク装置20では、除塵ブラシ1が浮動ヘッドスライダ1
3の位置するトラック上にあるので、前述の付着塵埃は
浮動へラドスライダ13の直下に達する以前に除塵ブラ
シ1によって除かれる。
なお、前述の実施例では、移動機構4を移動機構16に
常に連動させ、除塵ブラシ1で磁気ディスク12の表面
の塵埃を除去するように構成したが、移動機構4は磁気
ディスク装置20の回転初期、あるいは適宜一定時間を
おいて移動機構16に連動させで動作させ、磁気ディス
ク装置20の回転初期、あるいは一定時間毎に磁気ディ
スク12の表面に付着する塵埃を取り除くように構成し
ても良いものである。
ところで、一般の磁気ディスク12の表面には、保護膜
や潤滑剤が付けられている。例えば、保護膜としては5
i02等の絶縁性材料が用いられる場合がある。また、
潤滑剤は通常非導電性である。
このため、磁気ディスク12の表面は帯電し易く、浮遊
塵埃が吸着する場合がある。
これに対して、前述の除塵ブラシ1は、炭素系繊維より
なるために導電性を持ち、かつ、自己潤滑性を備えてい
る。そして、本発明では除塵ブラシ1の電位は、帯電を
防止するために磁気ディスク装置20の接地電位と同じ
くなるように結線されている。従って、従来の非導電性
合成樹脂製のブラシのように、ブラシ自体の帯電によっ
て塵埃を吸着保持することはない。更に、自己潤滑性に
よって従来の合成樹脂製ブラシに比べて磨耗も小さく、
かつ、磁気ディスク12の表面を傷つける割合も小さい
即ち、前述の除塵ブラシ1を用いれば、磁気ディスク1
2の面上に付着する塵埃が機械的に取り除かれると同時
に、磁気ディスク12の表面の帯電が防止されて塵埃の
再付着が予防される。また、除塵ブラシ1自体も接地電
位となっているので、自己帯電による塵埃保持効果は回
避できる。このように、第1図に示した磁気ディスク装
置によれば、ヘッドクラッシュの要因となりうる磁気デ
ィスク装置内の浮遊塵埃の磁気ディスク12の表面への
付着を防止することができるので、結果的に磁気ディス
ク装置の信頼性が向上する。
なお、第1図に示した実施例では、除塵ブラシ1は独立
したブラシ移動機構4によって移動して磁気ディスク1
2の表面を清掃する構成となっているが、除塵ブラシ1
は、浮動へラドスライダ13を移動させる移動機構16
によって移動させるように構成しても良いものである。
第2図は浮動へラドスライダ13を移動させるアクチュ
エータ14と共に、除塵ブラシ1をアクチュエータ5を
介して移動機構16に取り付けた実施例を示すものであ
る。この場合、除塵ブラシ1は磁気ディスク12の回転
方向(図に矢印で示す)に対して、浮動ヘッドスライダ
13の前側に位置するように移動機構16に取り付ける
必要がある。この構成では、第1図に示した除塵ブラシ
用の位置決め機構3と、移動機構4とを省略することが
できるので機構的に簡素になり、コストも抑えることが
できる。
以上説明した本発明の磁気ディスク装置の効果を確認す
るために、次のような実験を行った。この実験は、故意
に塵埃を発生させた容器の中でガラスディスクを高速回
転させ、炭素系繊維ブラシで一定幅分だけ付着塵埃を除
去し、その効果を確認するものである。なお、炭素系繊
維ブラシはディスク回転系の接地電位とし、ディスクは
カラス材料で絶縁体であるので、自然状態で幾分不均一
に帯電しているものとする。
実験後の炭素系繊維ブラシを調べてみると、ブラシ先端
には殆ど塵埃が滞留してぃながった。才た、ガラスディ
スク面の塵埃除去パターンは、第3図に示すようになっ
た。第3図におけるA部はディスク回転空気流に沿って
ディスクに付着した塵埃パターンを示し、B部は炭素系
繊維ブラシによって塵埃が除去された領域を示し、0部
か除去された塵埃の堆積部を示す。この図から炭素系繊
維ブラシによってディスク表面に付着した塵埃が十分除
去されることが分かる。よって、この第3図に示したよ
うに、本発明の除塵ブラシはディスク表面の塵埃を除去
するのに非常に有効であることが確認できた。
このように、本発明の磁気ディスク装置によれば、ヘッ
ドクラッシュの要因となりうるディスク装置内の浮遊塵
埃の磁気ディスク表面への付着を防止することができる
ので、結果的に高信頼の磁気ディスク装置が実現できる
。よって、本発明の磁気ディスク装置は、磁気ディスク
試験機として多数の磁気ディスクの特性を比較試験する
装置、即ち、磁気ディスクの移送、ハンドリングが行わ
れることによってディスク表面に塵埃が付着する可能性
か大きい装置に好適である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の磁気ディスク装置によれ
は、除塵ブラシによって除塵が確実に行え、かつ、除塵
ブラシか塵埃保持発生源とならないので、磁気ディスク
装置の信頼性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気ディスク装置の一実施例の構成を
示す断面図、 第2図は本発明の磁気ディスク装置の他の実施例の構成
を示すもので、磁気へットスライダ部分の要部拡大平面
図、 第3図は本発明の磁気ディスク装置の効果を調べる実験
結果を示すパターン図である。 1・・・除塵ブラシ、 2.5・・・アクチュエータ、 3・・・位置決め機構、 4・・・移動機構、 10・・・スピンドルモータ、 11・・・スピンドル、 12・・・磁気ディスク、 13・・・浮動ヘラトスライタ、 14・・・アクチュエータ、 15・・・位置決め機構、 16・・・移動機構、 17・・・筐体、 20・・・磁気ディスク装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スピンドル軸に取り付けられて回転する少なくとも1枚
    の磁気ディスク上に、ヘッドにより情報を記録・再生す
    る磁気ディスク装置において、導電性繊維よりなる除塵
    ブラシを前記各磁気ディスク面に対して設けると共に、
    この除塵ブラシの電位を磁気ディスク装置の接地電位と
    したことを特徴とする磁気ディスク装置。
JP10526890A 1990-04-23 1990-04-23 磁気ディスク装置 Pending JPH046686A (ja)

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JP10526890A JPH046686A (ja) 1990-04-23 1990-04-23 磁気ディスク装置

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JP (1) JPH046686A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5654847A (en) * 1993-02-10 1997-08-05 Fujitsu Limited Magnetic disk apparatus
JP2002529879A (ja) * 1998-11-09 2002-09-10 キャッスルウッド システムズ, インコーポレイテッド 可動ディスクワイパー装置および方法
US9613658B2 (en) * 2013-12-20 2017-04-04 Seagate Technology Llc Contamination reduction head for media

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002529879A (ja) * 1998-11-09 2002-09-10 キャッスルウッド システムズ, インコーポレイテッド 可動ディスクワイパー装置および方法
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