JPH0466617A - スピンドル及びその製造方法 - Google Patents
スピンドル及びその製造方法Info
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- JPH0466617A JPH0466617A JP17816490A JP17816490A JPH0466617A JP H0466617 A JPH0466617 A JP H0466617A JP 17816490 A JP17816490 A JP 17816490A JP 17816490 A JP17816490 A JP 17816490A JP H0466617 A JPH0466617 A JP H0466617A
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Links
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Landscapes
- Turning (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は工作機械等のスピンドルに関するものである。
[従来の技術]
第4図に工作機械のスピンドルの一例を図示する。工具
の装着された工具ホルダ6にはプルスタッド2が一体化
されており、プルスタッド2は鋼球3を介して、皿バネ
5によって右方向に引っ張られているクランプ軸4によ
り固定されている。
の装着された工具ホルダ6にはプルスタッド2が一体化
されており、プルスタッド2は鋼球3を介して、皿バネ
5によって右方向に引っ張られているクランプ軸4によ
り固定されている。
工具ホルダ6の保持の解除は、クランプ軸4を工具ホル
ダ6方向へ押し込んで鋼球3をクランプ軸4の円周方向
へ逃がすことにより行なう。
ダ6方向へ押し込んで鋼球3をクランプ軸4の円周方向
へ逃がすことにより行なう。
上記のようなスピンドル1において、工具の着脱時に工
具ホルダ6が保持面7と衝突するため、保持面7は焼入
れする必要がある。このためスピンドル1全体に浸炭焼
き入れ、もしくは窒化処理が施されていた。
具ホルダ6が保持面7と衝突するため、保持面7は焼入
れする必要がある。このためスピンドル1全体に浸炭焼
き入れ、もしくは窒化処理が施されていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、浸炭焼き入れ、窒化処理はスピンドル全
体を加熱して焼き入れるため、加熱時の熱応力及び冷却
時のオーステナイトからマルテンサイトへの変態に伴う
体積膨張などにより歪が全体に生じ、多くの後加工時間
を要していた。また、炉で処理する場合、炉内の位置に
より熱処理後の歪の大小が生じ、加工の標準化が難しい
などの問題点もあった。更に、浸炭焼き入れ、窒化処理
を用いる場合、一般的には焼き入れ性を良くするためク
ロムモリブデン鋼や、窒化用鋼といった合金鋼を用いる
ため、鋼材のコストがかかるという問照点もあった。
体を加熱して焼き入れるため、加熱時の熱応力及び冷却
時のオーステナイトからマルテンサイトへの変態に伴う
体積膨張などにより歪が全体に生じ、多くの後加工時間
を要していた。また、炉で処理する場合、炉内の位置に
より熱処理後の歪の大小が生じ、加工の標準化が難しい
などの問題点もあった。更に、浸炭焼き入れ、窒化処理
を用いる場合、一般的には焼き入れ性を良くするためク
ロムモリブデン鋼や、窒化用鋼といった合金鋼を用いる
ため、鋼材のコストがかかるという問照点もあった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたも
のであり、後加工前しか、もしくは僅かな後加工時間で
良く、更に低コストなスピンドルとその製造方法を提供
することを目的としている。
のであり、後加工前しか、もしくは僅かな後加工時間で
良く、更に低コストなスピンドルとその製造方法を提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段]
この目的を達成するために本発明のスピンドルは、工具
ホルダを保持する保持面にのみ硬化層を形成した。また
本発明のスピンドルは、工具ホルダを保持する保持面に
高エネルギ密度を有するビームを照射し、硬化層を形成
して製造するとよい。
ホルダを保持する保持面にのみ硬化層を形成した。また
本発明のスピンドルは、工具ホルダを保持する保持面に
高エネルギ密度を有するビームを照射し、硬化層を形成
して製造するとよい。
[実施例コ
以下、本発明を具体化した実施例を図面を参照して説明
する。尚、従来のスピンドルと同一の部分については同
一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
する。尚、従来のスピンドルと同一の部分については同
一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
まず第1図を参照して本実施例のスピンドルの製造方法
を説明する。
を説明する。
スピンドル1の工具ホルダを装着する側にホルダ10が
装着され、ホルダ10の内部には集光レンズ8と斜鏡1
1とが設けられており、ホルダ10上方の図示を省略す
る位置にはレーザビームの発振器が設けられている。
装着され、ホルダ10の内部には集光レンズ8と斜鏡1
1とが設けられており、ホルダ10上方の図示を省略す
る位置にはレーザビームの発振器が設けられている。
発振器より出たレーザビーム9は集光レンズ8により集
光され、ホルダ10にセットされた斜鏡11によって保
持面7に照射される。この状態でスピンドル1を回転さ
せ、斜鏡11がセットされたホルダ10は、回転と同時
にxz軸方向NCで制御される。よって、保持面7に対
して斜鏡11は一定距離に保たれるため、加工面でのレ
ーザビームスポットは一定に保たれる。本実施例におい
ては加工条件として、レーザパワー2kw、加工面での
スピードは0.5m/minであり、焼き入れ深さは0
.6mmであった。この時の焼き入れパターンを第2図
に示す。焼き入れ硬化部12が螺旋状に形成されている
。
光され、ホルダ10にセットされた斜鏡11によって保
持面7に照射される。この状態でスピンドル1を回転さ
せ、斜鏡11がセットされたホルダ10は、回転と同時
にxz軸方向NCで制御される。よって、保持面7に対
して斜鏡11は一定距離に保たれるため、加工面でのレ
ーザビームスポットは一定に保たれる。本実施例におい
ては加工条件として、レーザパワー2kw、加工面での
スピードは0.5m/minであり、焼き入れ深さは0
.6mmであった。この時の焼き入れパターンを第2図
に示す。焼き入れ硬化部12が螺旋状に形成されている
。
以上、詳述したことより明らかなように、本実施例のス
ピンドル1はレーザビームにより保持面7のみを焼入れ
しているので、後加工前しか、もしくは短時間で後加工
が済むため加工コストを低減できる。
ピンドル1はレーザビームにより保持面7のみを焼入れ
しているので、後加工前しか、もしくは短時間で後加工
が済むため加工コストを低減できる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく
、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え
ることができる。
、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加え
ることができる。
例えば、本実施例では硬化部は螺旋状に形成されている
が、第3図に図示するように円周状に硬化部を形成する
ことも可能である。
が、第3図に図示するように円周状に硬化部を形成する
ことも可能である。
[発明の効果コ
以上、詳述したことから明らかなように本発明のスピン
ドル及びその製造方法によれば、工具ホルダを保持する
保持面にのみ硬化層を形成したので、従来の熱処理方法
により製造されたスピンドルに比べ歪が小さい。よって
、後加工前しか、もしくは短時間で後加工が済むため加
工コストを低減できる。更に材料として安価な構造用炭
素鋼が使用できるため材料コストを低く抑えることもで
きる。
ドル及びその製造方法によれば、工具ホルダを保持する
保持面にのみ硬化層を形成したので、従来の熱処理方法
により製造されたスピンドルに比べ歪が小さい。よって
、後加工前しか、もしくは短時間で後加工が済むため加
工コストを低減できる。更に材料として安価な構造用炭
素鋼が使用できるため材料コストを低く抑えることもで
きる。
第1図から第3図までは本発明を具体化した実施例を示
すもので、第1図は本実施例のスピンドルの焼入れ方法
を示した説明図、第2図は焼入れ面の硬化パターンを示
した説明図、第3図は硬化パターンの他の例を示す説明
図である。また第4図は従来のスピンドルに工具ホルダ
を取り付けた状態を示す構成図である。 図中の1はスピンドル、6は工具ホルダ、7は保持面、
9はレーザビーム、12は硬化部である。
すもので、第1図は本実施例のスピンドルの焼入れ方法
を示した説明図、第2図は焼入れ面の硬化パターンを示
した説明図、第3図は硬化パターンの他の例を示す説明
図である。また第4図は従来のスピンドルに工具ホルダ
を取り付けた状態を示す構成図である。 図中の1はスピンドル、6は工具ホルダ、7は保持面、
9はレーザビーム、12は硬化部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、工具ホルダを保持するスピンドルにおいて、前記工
具ホルダを保持する保持面にのみ硬化層を形成したこと
を特徴とするスピンドル。 2、工具ホルダを保持する保持面に高エネルギ密度を有
するビームを照射し、硬化層を形成することを特徴とす
るスピンドルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17816490A JPH0466617A (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | スピンドル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17816490A JPH0466617A (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | スピンドル及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0466617A true JPH0466617A (ja) | 1992-03-03 |
Family
ID=16043742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17816490A Pending JPH0466617A (ja) | 1990-07-03 | 1990-07-03 | スピンドル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0466617A (ja) |
-
1990
- 1990-07-03 JP JP17816490A patent/JPH0466617A/ja active Pending
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