JPH0466220A - アルミニウム押出型材の捩れ・曲り矯正方法 - Google Patents

アルミニウム押出型材の捩れ・曲り矯正方法

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JPH0466220A
JPH0466220A JP17552090A JP17552090A JPH0466220A JP H0466220 A JPH0466220 A JP H0466220A JP 17552090 A JP17552090 A JP 17552090A JP 17552090 A JP17552090 A JP 17552090A JP H0466220 A JPH0466220 A JP H0466220A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extruded
aluminum
extruded material
roll
straightening
Prior art date
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Pending
Application number
JP17552090A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Sugio
杉尾 栄治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Corp filed Critical Showa Aluminum Corp
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Publication of JPH0466220A publication Critical patent/JPH0466220A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、アルミニウム押出型材の捩れ・曲り矯正方
法に関するものである。
この明細書において、アルミニウムとは、アルミニウム
およびアルミニウム合金を含むものとする。
従来の技術 近年、アルミニウム押出型材には、その用途によって断
面精度だけでなく長さ方向の真直度すなわち捩れ・曲り
についても厳しい精度が要求せられるようになってきた
従来、アルミニウム押出型材は、通常、押出機と連動す
るブラーにより引っ張りながら熱間押出成形した後、冷
却し、かつ冷却のさいの収縮により張力をかけ(サブス
トレッチ)、冷却後、ストレッチャーにより引っ張るこ
とにより、捩れ・曲り等の長さ方向の歪みを無くしてい
た。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来法によれば、捩れ・曲り
等の長さ方向の歪みを充分無くすことができず、またバ
ラツキが大きいために、例えば1m当り全体歪み0.1
〜D、2腸yr程度の精度の高いアルミニウム押出型材
を製造することは不可能であった。
この発明の目的は、上記の従来技術の問題を解決し、ア
ルミニウム押出型材に所要の張力をかけた状態で、これ
の一側面に矯正用ロールを強く押しあて、この状態でロ
ールを押出型材の長さ方向に移動せしめることにより、
捩れ・曲り等の長さ方向の歪みを充分無くすことができ
、従って、例えば1m当りの全体歪み0.11以下の精
度の高いアルミニウム押出型材を得ることができる、ア
ルミニウム押出型材の捩れ・曲り矯正方法を提供しよう
とするにある。
課題を解決するための手段 この発明は、上記の目的を達成するために、アルミニウ
ム押出型材の両端部をつかんで、これを両側に引っ張る
ことにより、押出型材に所要の張力をかけ、この状態で
押出型材の一側面に矯正用ロールを押しあてながら、押
出型材の長さ方向に移動せしめることにより、押出型材
の捩れおよび曲りを矯正することを特徴とする、アルミ
ニウム押出型材の捩れ・曲り矯正方法を要旨としている
作     用 上記アルミニウム押出型材は、熱間押出成形後に、冷却
することにより、つくられたもので、例えば50m程度
の長さを有するものである。
そして、これの両端部をストレッチャーのクランプ部材
によりつかんで、ストレッチャーで引っ張り、アルミニ
ウム押出型材の変形の一歩手前まで張力をかける。この
とき、長尺のアルミニウム押出型材は中央部が下がるよ
うに少し垂れた状態となる。
そして、この状態で、矯正用ロールを押出型材の一側面
に強く押しあてる。ここで、矯正用ロールは、その周面
が精度の良い滑面となされているものであり、この矯正
用ロールを、これの軸線が押出型材の長さに対して直角
方向となるように押出型材の一側面に押しあて、このロ
ールを該側面に押しあてながら、押出型材の長さ方向に
移動せしめるものである。
これにより、押出型材の捩れが矯正されるとともに、局
部的な曲りすなわち凹凸が伸ばされて、押出型材の長さ
方向の歪みを充分無くすことができ、従って、例えば1
m当りの全体歪み0.1mm以下の精度の高いアルミニ
ウム押出型材を得ることができるものである。
実  施  例 つぎに、この発明の詳細な説明する。
第1図および第2図を参照すると、この発明の方法は、
まず成形後の50m程度の長さを有する横断面略矩形の
アルミニウム押出型材(1)の両端部(la) (la
)を、ストレッチャー(2)のクランプ部材(2a) 
(2a)によりつかんで、ストレッチャー(2)で引っ
張り、アルミニウム押出型材(1)の変形の一歩手前ま
で張力をかける(第1図参照)。なお、押出型材(1)
の両端部(1a)(1a)は、ストレッチャー(2)の
クランプ部材(2a) (2a)により水平状につかま
れており、これらのクランプ部材(2a) (2a)に
よりつかまれている押出型材両端部(1a)(1a)の
下面(IA)部分が、矯正の基準面となる。
ついで、この状態で押出型材(1)の一端寄り部分の下
面(IA)に矯正用ロール(3)を下から押しあて、さ
らにこれを押出型材(1)の他端部に向かって長さ方向
に移動させる(第2図参照)。
ここで、矯正用ロール(3)およびその抑圧・移動機構
の詳細は、第3図に示されている。
同図において、矯正用ロール(3)は、長尺のレール(
4)の左右両案内部(14)(14)上にのせられた車
輪(6)付き台車(5)に装備されている。
すなわち、台車(5)の上面に、シリンダ(7)が、そ
のピストンロッド(9)を上方に向けて固定され、これ
のピストンロッド(9)の先端部に、正面よりみて長い
略U形の軸受ブラケット(11)が取り付けられている
この軸受ブラケット(11)の両側壁(lla)(ll
a)に水平軸(12)を介して矯正用ロール(3)が回
転自在に取り付けられ、矯正用ロール(3)は、その周
面が精度の良い滑面となされている。
台車(5)は、これの車輪(6)がのせられたガイド・
レール(4)にそって移動する。
また軸受ブラケット(11)の左右両側に垂下状のガイ
ド棒(15) (15)が取り付けられ、これらのガイ
ド棒(15) (15)はシリンダ(7)の両側に固定
された筒形ガイド(16) (113)の中にスライド
自在に収められている。
上記のように、アルミニウム押出型材(1)に張力をか
けた状態において、シリンダ(7)内に流体圧を導入し
て、そのピストン(8)の作動によりピストンロッド(
9)を上方に突出させ、矯正用ロール(3)を、これの
軸線が押出型材(1)の長さに対して直角方向となるよ
うに押出型材(1)の下面(IA)に押しあてる。そし
てこのロール(3)を該側面(IA)に押しあてながら
、押出型材(1)の長さ方向に移動せしめる、換言すれ
ば、精度の良い滑面となされた周面を有する矯正用ロー
ル(3)を、いわばゲージの役割をさせながら移動せし
めるものである。
これにより、押出型材(1)が長さ方向に部分的に変形
せしめられて、その捩れが矯正されるとともに、局部的
な凹凸(曲り)が伸ばされて、歪みが無くなり、従って
例えば1m当りの全体歪み0.1+u+以下の精度の高
い、いわゆる真直度の良いアルミニウム押出型材(1)
を得ることができるものである。
このようにして、この発明の方法により得られる全体歪
みの非常に小さい、真直度の良いアルミニウム押出型材
は、例えば流体圧シリンダ、スラストベース(引出し用
レール)、ロボット・アーム、ドラフター・レール(製
図用レール)等の材料に使用されるものである。
なお、上記実施例においては、アルミニウム押出型材(
1)の下面(IA)全体がフラットとなされていて、下
面(IA)全体に矯正用ロール(3)の周面(3a)が
押しあてられるようになされているが、これに限らず、
例えばアルミニウム押出型材(1)のフラット面の幅が
小さい場合には、矯正用ロール(3)の周面(3a)の
形状を変えて、アルミニウム押出型材(1)の、できる
だけ多くのフラット面に接触するようにすれば良い。
発明の効果 この発明によるアルミニウム押出型材の矯正方法は、上
述のように、アルミニウム押出型材の両端部をつかんで
、これを両側に引っ張ることにより、押出型材に所要の
張力をかけ、この状態で押出型材の一側面に矯正用ロー
ルを押しあてながら、押出型材の長さ方向に移動せしめ
ることにより、押出型材の捩れおよび曲りを矯正するも
ので、この発明の方法によれば、成形後のアルミニウム
押出型材について、これの捩れ・曲り等の長さ方向の歪
みを充分無くすことができ、従って例えば1m当りの全
体歪み0.1■−以下の精度の高いアルミニウム押出型
材を得ることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の方法の実施工程の初めにおいて、ア
ルミニウム押出型材に張力をかけている状態を示す概略
側面図、第2図はこの発明の方法の実施工程において、
張力をかけた押出型材に下から矯正用ローラを押しあて
、歪みを除去している状態を示す概略側面図である。 第3図は矯正用ロールを有する台車部分の拡大断面図で
ある。 (1)・・・アルミニウム押出型材、(Ia) (Ia
)・・・両端部、(IA)・・・下面(一側面) 、(
2)・・・ストレッチャー (2a)・・・クランプ部
材、(3)・・・矯正用ロール、(3a)・・・周面、
(5)・・・台車。 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  アルミニウム押出型材(1)の両端部(1a)(1a
    )をつかんで、これを両側に引っ張ることにより、押出
    型材(1)に所要の張力をかけ、この状態で押出型材(
    1)の一側面(1A)に矯正用ロール(3)を押しあて
    ながら、押出型材(1)の長さ方向に移動せしめること
    により、押出型材(1)の捩れおよび曲りを矯正するこ
    とを特徴とする、アルミニウム押出型材の捩れ・曲り矯
    正方法。
JP17552090A 1990-07-02 1990-07-02 アルミニウム押出型材の捩れ・曲り矯正方法 Pending JPH0466220A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009248146A (ja) * 2008-04-08 2009-10-29 Nippon Steel Corp 形鋼の矯正方法および矯正装置
JP2011079008A (ja) * 2009-10-06 2011-04-21 Nippon Steel Corp レールの矯正方法及び矯正装置
JP2011092990A (ja) * 2009-11-02 2011-05-12 Thk Co Ltd 矯正装置、およびこの矯正装置によって矯正加工を施された部材を備える運動案内装置
CN102744297A (zh) * 2012-07-30 2012-10-24 西部超导材料科技股份有限公司 用于小规格异型材的电加热张力矫直机
JP2018130731A (ja) * 2017-02-14 2018-08-23 エステック株式会社 線状ワークの矯正方法及びその装置

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