JPH0466064A - 即席米飯の製法 - Google Patents

即席米飯の製法

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JPH0466064A
JPH0466064A JP2178510A JP17851090A JPH0466064A JP H0466064 A JPH0466064 A JP H0466064A JP 2178510 A JP2178510 A JP 2178510A JP 17851090 A JP17851090 A JP 17851090A JP H0466064 A JPH0466064 A JP H0466064A
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Japan
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rice
boiled
polished
water
edible oil
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JP2178510A
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Inventor
Takeo Tamura
田村 壮夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 この発明は、乾燥状態で長期保存ができ、給湯するなど
して手軽に米飯を用意できる即席米飯の製法に関するも
のである。
[従来の技術〕 従来、米飯を〜旦乾燥処理するなどにより保存米飯とす
る加工方法は各種工夫されている。
たとえば、特公昭51−22066号公報(第1例)の
ものでは、吸水させた精白米に食用油脂などを注加し、
加圧蒸米した後、凍結し、更に熱風を吹きつけて、急速
脱水・乾燥処理して即席米飯を得るものであり、また、
特開昭60−234556号公報(第2例)のものにあ
っては、炊飯した米飯を一旦冷却し、エタノール水溶液
を添加し、更に乾燥処理を施すものであり、いずれも保
存米飯が得られ、熱湯を注加するなどによって、通常の
米飯に復元させて飲食に供するものであった。
【発明が解決しようとする問題−点J 前記した従来の製法にあっては、しかしながら未解決の
課題が存していた。
即ち、第1例および第2例のものにあっては、いずれも
界面活性剤の如き添加物を必要とするため、給湯、加熱
により米飯に復元した際に、この添加物の匂いが残留し
、これが通常に炊飯した米飯の場合と異なり、殆んど決
定的にその商品価値を低下させるものであった。
また、その製造工程においても、第1例のものにあって
は、加圧・凍結・熱風乾燥などの各処理のために大規模
な製造設備を必須としているために結果的にコストアッ
プは回避できないものであり、また、第2例のものにあ
っても、特殊な界面活性剤を用意しなければならないも
のであった。
したがって、携帯用即席米飯であって、給湯するだけで
美味しい米飯が楽しめるものであり、しかも異臭の無い
高品質のものの提供が望まれていた。
〔問題点を解決する手段1作用] この発明は、前記の如き問題点を解消できる即席米飯の
製法に係るものであって、その特徴とするところは、そ
の特許請求の範囲に記載のとおりであって、これを要す
るに、食用油に混和された精白米を蒸煮し、冷却・分離
処理した後、掻く短秒間これを油揚・脱水処理し、更に
遠心力を付与して、脱脂処理する点にあるものであるか
ら、格別大規模な製造装置を必要とせず、簡易に保存米
飯を製造しつるものであってしかも、これに熱湯を供給
するなどして米飯に復元させた際には、油その他の異臭
は全くなく、炊飯器で炊き上げた米飯と比較しても何等
遜色のない米飯が得られるものである。
〔実施例1 次に、この発明の詳細な内容について、以下の処理工程
からなる実施例に基づいて説明する。
fil吸水工程 約400ccの含水率が約9重量%程度の精白米Aを予
じめ水洗処理した後、第1図(イ)に示すような所望の
容量のボール1内で水に浸漬させ、約5時間程度吸水さ
せる。
(2)水切り工程 前工程で十分吸水した精白米AIを第1図(ロ)図示の
ような、細かいメツシュの金網容器2で約15分間〜2
0分間位水切り処理を行なう。
(3)食用油添加工程 水切り処理を終え、多少その表面に水分が残留した状態
の精白米AIを混合容器3に移し換え、サラダ油などの
食用油4を小サジ5により数滴程度の微少量だけ精白米
Al上′に添加し、人手、もしくは任意の動力撹拌手段
(図示せず)によって、十分撹拌処理して食用油を精白
(4)蒸煮工程 次に、第1図(ニ)に示すように蒸し器6により約90
℃の温度で約15分間〜20分間蒸煮処理して米飯を調
整する。
(5)分離・乾燥工程 蒸し上った米飯Bを約6園■角の透孔7Bを備えた分離
底7Aを有する分離ボール7に移し換え、矢印に示すよ
うに軽く振動させながらこの米飯Bをほぐすようにして
分離底7Aからその下方に配置された金網ボール8内に
落下させるが、この際において、この金網ボール8の下
位に配置した送風機9により送風させて、冷却・乾燥処
理して粒状にさせるものである。この冷却・乾燥処理の
期間は、約4〜6時間程度に亘って、比較的穏やかに送
風して行なうことが望ましい。
この処理工程の結果米飯Bは、その体積が原料となる精
白米Aの約%程度に小形化され含水率が約11.0重量
%〜12.0重量%程度の略一定となって、歯で噛むと
、容易に破砕できる程度の固さの状態の米飯粒Blとな
る。(第1図(ホ)) (6)油揚・脱水工程 次で、この米飯粒B1を前工程における金網ボール8の
まま天夫羅鍋lO内で約り70℃〜180℃程度の高温
に加温されたサラダ油などの食用油ll内に約5秒〜7
秒前後の短秒間ザブンと浸漬させて米飯粒Blを油揚・
脱水処理し、米飯粒B1が油面に浮上するとすかさず金
網ボール8を食用油11から引き上げる。(第1図(へ
)) このようにして油揚処理されたフライ米飯Cは、乳白色
状を呈しており、含水率が0.0重量%程度に十分脱水
されておりその体積は、精白米Aの約1.5倍程度に膨
大化した形態となる。
(7)脱脂工程 次に、このフライ米飯Cを遠心カゴ12に手早く投入し
、モータ13によってこの遠心カゴ12を約1分間〜3
分間程度高速旋回駆動させることによって、このフライ
米飯Cより油脂成分を吹き飛ばし除去処理を施すもので
ある。
この結果、外観的にはフックラとした淡雪状であって、
カラットした乾燥粒子状の約600ccの乾燥米飯りが
出来上がった。この乾燥米飯りは、そのまま口に含んで
歯で噛んで、食することもできる程度の柔らかさとなっ
た。(第1図(ト)) (8)保存工程 この乾燥米飯りの保存は、適宜の耐熱性の蓋付容器14
内に乾燥剤バック15と共に密封して冷暗処に格納する
ことが望ましいものである。(第2図) 以上説明した製法により得られた乾燥米飯りを飲食に供
する際には、たとえば、蓋付容器14内に熱湯を注加し
閉蓋状態で約5分間〜6分間程度放置するだけでフック
ラとした炊きたての状態の米飯が得られるものである。
なお、この給湯量については、柔らか目の米飯を好む場
合には給湯量を多くして乾燥米飯りが十分浸漬される程
度に給湯し、硬い目の米飯を望む際には、これよりも稍
給湯量を加減して少なくすればよいものである。
〔発明の効果1 この発明は、以上詳しくその製造方法について説明した
通りであって、この製法によって得られた乾燥米飯は、
外観上淡雪状であって視覚的に美味感をそそるものであ
り、給湯して復元させた際には、製造工程で利用した食
用油の臭みは全(感じられず、精白米を炊飯器で炊き上
げた状態と同様の粘り、歯ゴタエ、舌触りの良好な米飯
が即座に提供できるものである。
また、その製造工程においても、使用されるハードウェ
アが殆んど家庭用台所用品で足りるものであるから、そ
の製造のために格別高価で大型な設備を必要とせず、又
各工程とも、危険な処理作業は含まれていないため、熟
練を要することなく、安全に製造しつるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(イ)〜(ト)は、この発明の製法に利用する装
置の説明図、第2図は、保存容器の側面図である。 1−・−ボール     8・・・金網ボール2・・・
金網容器    9−・−送風機3・・・混合容器  
 1〇−天夫羅鍋6・・・蒸し器    12・・・遠
心カゴ7・・・分離ボール  13・・・モータ第1図 (イ) (ロ) (ハ) (ニ) ら 代理人 弁理士  岡 1) 和 喜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 原料となる精白米を常温の水に浸漬する工程と、この精
    白米を水切り処理する工程と、少量の食用油をこの精白
    米に混和させる工程と、蒸煮処理によりこれを炊飯する
    工程と、送風による強制乾燥させつつ蒸煮された米飯を
    分離させる工程と、短秒間この米飯を油揚・脱水処理す
    る工程と、油揚された米飯に遠心力を強制付与して脱脂
    させる工程とが経時的に実施されることを特徴とする即
    席米飯の製法。
JP2178510A 1990-07-07 1990-07-07 即席米飯の製法 Pending JPH0466064A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014024642A1 (ja) * 2012-08-08 2014-02-13 日清オイリオグループ株式会社 低蛋白質米の製造方法及び低蛋白質米を用いた食品

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014024642A1 (ja) * 2012-08-08 2014-02-13 日清オイリオグループ株式会社 低蛋白質米の製造方法及び低蛋白質米を用いた食品
JPWO2014024642A1 (ja) * 2012-08-08 2016-07-25 日清オイリオグループ株式会社 低蛋白質米の製造方法及び低蛋白質米を用いた食品

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