JPH046498Y2 - - Google Patents

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JPH046498Y2
JPH046498Y2 JP1983087465U JP8746583U JPH046498Y2 JP H046498 Y2 JPH046498 Y2 JP H046498Y2 JP 1983087465 U JP1983087465 U JP 1983087465U JP 8746583 U JP8746583 U JP 8746583U JP H046498 Y2 JPH046498 Y2 JP H046498Y2
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JP
Japan
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discharge port
rotating body
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powder
protrusion
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JP1983087465U
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JPS59191117U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、回転軸心方向に沿う粉粒体受入用凹
溝を外周部に備えた粉粒体繰出用回転体を、粉粒
体貯留タンク下方の吐出口に対向位置させて設け
ると共に、前記凹溝内に回転体軸心方向移動調節
自在に係合する突片を設け、前記回転体及び前記
突片を、回転体軸心方向に一体スライド操作自在
に支持して、前記突片を係合した前記回転体を前
記吐出口の下方に位置させ、その回転体の外周部
および前記突片で前記吐出口を閉じる状態と、回
転体軸心方向にスライドさせて前記吐出口を開く
状態とに切換可能に構成した農用粉粒体繰出装置
に関する。
かかる繰出し装置において、吐出口閉じ状態側
へのスライド操作範囲を決めるに、第9図に示す
如く、回転軸4に、回転体3を受け止めるストツ
パーOTを設けるようにする手段が考えられる
が、この場合、回転体3に対してその回転軸心方
向に位置変更される突片11を、位置変更にかか
わらず吐出口2を閉じる状態に維持させるには、
突片11の回転軸心方向に沿う長さを繰り出し量
調節ためのストロークaと吐出口2の回転体軸芯
方向に沿う巾bとを加えた、相当大きな長さにし
なければならない不利があり、しかも、それに伴
つて回転体3及び突片11の吐出口2閉じ状態側
へのスライド範囲を相当大きくしなければならな
い不利があり、実用し難いものであつた。
本考案の目的は、突片の回転体軸心方向に沿う
長さ、及び、回転体及び突片の吐出口閉じ状態側
へのスライド範囲夫々を小さくしながらも、吐出
口閉じ状態に適確に操作できるようにする点にあ
る。
本考案による農用粉粒体繰出装置の特徴構成
は、前記回転体の吐出口閉じ状態側へのスライド
操作範囲を規制すべく、前記突片の回転体軸心方
向の後端部に、上方に突出する当り部を設けると
ともに、前記吐出口の口縁部に、前記当り部に接
当する受け止めストツパーを設けた点にある。
次に、本案特徴構成による作用効果を述べる。
すなわち、突片側当り部をストツパーにて受止
めることによつて、吐出口閉じ状態側へのスライ
ド操作範囲を規制するものであるから、突片の回
転体軸心方向に沿う長さを吐出口の回転体軸心方
向に沿う巾と同巾にするだけで、吐出口を確実に
閉じることができ、しかも、それに伴つて回転体
及び突片の吐出口閉じ状態側へのスライド範囲を
小さくできる。
従つて、突片の小型化、及び、突片及び回転体
をスライド自在に支持する構造の小型化を図るこ
とができると共に、それに伴つて全体構成の軽
量、コンパクト化を図ることができるのであり、
もつて、一層便利に使用できる農用粉粒体繰出装
置を得るに至つた。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は、多条植型の乗用田植機に
装備した、施肥用の粉粒肥料繰出し装置を示し、
上部に開閉自在な蓋1Aを備えた肥粒貯留タンク
1を、その下部に吐出口2を開口する状態で設
け、回転軸心方向に沿う粉粒肥料受入用凹溝Uの
複数個を外周部に周方向適当間隔おきに備えた合
成樹脂製の肥料繰出用回転体3を、前記タンク吐
出口2に対向位置させて、横断面形形状六角の駆
動用回転軸4に外嵌着すると共に、回転体収納ケ
ースを兼ねた肥粒繰出しケースMを、タンク1に
付設してある。但し、図中Bは、回転体外面に摺
接するブラシである。
そして、上下に循環駆動される植付爪5にて植
付けた苗の横側部に肥料放出用溝Sを形成する作
溝器を兼ねた、パイプ状の肥料放出具6を、植付
泥面整地フロート7に取付けると共に、前記繰出
しケースMからの肥料を前記放出具6に案内供給
するパイプ8を設け、もつて、植付作業と同時に
施肥作業を行なえるように構成してある。
前記タンク1の下部に、3個の繰出しケースM
を付設して、つのタンク1によつて3条の苗に対
して肥料繰出しを行なえるように構成すると共
に、各繰出しケースMに夫々に貫通支承する駆動
回転軸4を一対形成して、回転体駆動構造の簡素
化を図るようにしてある。
前記放出具6を構成するに、第1図、第2図、
及び、第4図に示すように、筒状パイプを屈曲さ
せて、上方パイプ接続用部分6A、及び、下方作
溝用部分6B夫々を形成してある。そして、下方
作溝用部分6Bを、下端側ほど後方に位置する傾
斜姿勢に設置すると共に、下方作溝用部分6Bの
前面を、横断面視において円弧状あるいはそれに
近い状態に形成し、もつて、ワラ屑や草等の夾雑
物を下方側に向つて円滑に案内移動させることが
できるようにしてある。さらに、下方作溝用部分
6Bの後壁に、肥料排出口9を開口して、肥料を
後方側に向つて円滑に排出できるようにしてあ
る。
第3図、第5図乃至第7図に示すように、前記
凹溝U内に回転軸心方向移動自在に係合する肥料
受入量調整用の突片11の取付用筒状体11A
を、前記駆動回転軸4に相対回転操作自在に外嵌
させた筒状回転操作軸12に、それの回転に伴つ
て回転体軸心方向に移動操作できるように外嵌螺
合させると共に、前記回転操作軸12の繰出しケ
ースMから突出する部分に、回転操作用の大径部
材13を取付け、もつて、肥料繰出し量を調整で
きるようにしてある。
前記回転体3のボス部とそれに対向する回転操
作軸端部との間に、肥料が回転軸側へ移動するこ
とを阻止するOリング14を、繰出し量調整時に
おいて回転体3と回転操作軸12とが相対回転す
ることを許容しながらも、繰出し作業時において
は回転体3と回転操作軸12とを一体回転自在に
摩擦連結する状態で挾着し、もつて、金属材で形
成される回転軸4が肥料付着のために腐食するこ
とを回避するためのOリング14を、繰出し量調
整のための構成部品に有効利用してある。
前記回転操作軸12が回転体3から離れること
を阻止する環状ストツパー15を、回転体3に取
付けて、回転体3と突片11とを一体スライド自
在に連結し、もつて、前記大径部材13を支承し
て、回転体3及び突片11を一体スライド操作す
ることによつて、第8図イ、ロに示すように、前
記突片11及び回転体外周部にて前記吐出口2を
閉じる状態、及び、回転体3及び突片11を吐出
口2から離す状態とに切換えることができるよう
に構成してある。
要するに、肥料繰出しを停止すること、及び、
タンク内の残留肥料を取出すことを、突片11及
び回転体3を一体スライドさせて容易、迅速に行
なえるようにしてある。
そして、前記突片11にスライド範囲規制用の
当り部Tを一体形成すると共に、吐出口閉じ状態
側へのスライド操作範囲を規制すべく当り部Tを
受止める第1ストツパーWaを、前記吐出口2の
口縁部にて形成してある。但し、吐出口2から離
す状態側へのスライド操作範囲を規制するに、当
り部Tあるいは回転体3を受止めるストツパー
を、繰出しケースMの壁にて形成してある。
但し、図中16は、大径部材13を繰出し位置
に係止保持する板バネからなる舌片であつて、大
径部材13に対して弾性変形させながら係脱操作
するための操作片16Aが一体形成してある。
前記駆動回転軸4を駆動するに、第1図及び第
2図に示すように、植付爪5に対する循環操作動
用揺動アーム17に一体揺動するよう連結した揺
動リンク18を、駆動回転軸4に取付けた揺動レ
バー19に、植付爪5の1循環作動に伴う揺動リ
ンク18の一往復揺動により駆動回転軸4を定角
度(例えば120度)で往復駆動させるように連結
してある。
本考案の繰出し装置は、施肥のための粉粒肥料
の繰出しに使用する他、播種のための種子繰出し
に使用する等、各種の粉粒体繰出しに使用でき
る。
そして、本考案を実施するに、駆動回転軸4を
一定方向に連続回転させるようにしてもよく、
又、実施例で述べた如く、駆動回転軸4を一定角
度で往復回転させる場合には、回転体3を、その
回転軸心方向視形状扇形状に形成する等、各部の
構成は各種変更できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る農用粉粒体繰出装置の実施
例を示し、第1図は田植機用肥料繰出装置の一部
切欠側面図、第2図は同装置の概略背面図、第3
図は繰出ケース部分の縦断背面図、第4図は第2
図における−線矢視図、第5図は第3図にお
ける−線矢視図、第6図は第3図における
−線矢視図、第7図は繰出用回転体及び受入量
調整用突片夫々の斜視図、第8図イ,ロは回転体
及び突片のスライド操作状態を示す概略図であ
る。第9図は比較例を示す繰出しケース部分の縦
断背面図である。 1……貯留タンク、2……吐出口、3……操作
用回転体、11……突片、T……当り部、U……
受入用凹溝、Wa……ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転軸心方向に沿う粉粒体受入用凹溝Uを外周
    部に備えた粉粒体繰出用回転体3を、粉粒体貯留
    タンク1下方の吐出口2に対向位置させて設ける
    と共に、前記凹溝U内に回転体軸心方向移動調節
    自在に係合する突片11を設け、前記回転体3及
    び前記突片11を、回転体軸心方向に一体スライ
    ド操作自在に支持して、前記突片11を係合した
    前記回転体3を前記吐出口2の下方に位置させ
    て、その回転体3の外周部および前記突片11で
    前記吐出口2を閉じる状態と、回転体軸心方向に
    スライドさせて前記吐出口2を開く状態とに切換
    可能に構成した農用粉粒体繰出装置であつて、前
    記回転体3の吐出口2閉じ状態側へのスライド操
    作範囲を規制すべく、前記突片11の回転体軸心
    方向の後端部に、上方に突出する当り部Tを設け
    るとともに、前記吐出口2の口縁部に、前記当り
    部Tに接当する受け止めストツパーWaを設けて
    ある農用粉粒体繰出装置。
JP8746583U 1983-06-07 1983-06-07 農用粉粒体繰出装置 Granted JPS59191117U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8746583U JPS59191117U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 農用粉粒体繰出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8746583U JPS59191117U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 農用粉粒体繰出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59191117U JPS59191117U (ja) 1984-12-18
JPH046498Y2 true JPH046498Y2 (ja) 1992-02-21

Family

ID=30217377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8746583U Granted JPS59191117U (ja) 1983-06-07 1983-06-07 農用粉粒体繰出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006217920A (ja) * 2006-04-12 2006-08-24 Yanmar Agricult Equip Co Ltd 田植機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60156316A (ja) * 1984-01-27 1985-08-16 井関農機株式会社 肥料や種子等の粒状物繰出装置
JP7126390B2 (ja) * 2018-06-29 2022-08-26 株式会社クボタ 作業車

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0258893A (ja) * 1988-08-24 1990-02-28 Nippon Chemicon Corp 厚膜集積回路およびその製造方法

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JPS59191117U (ja) 1984-12-18

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