JPH046481A - 三相交流電動機の巻線試験装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ 本発明は三相交流電動機の巻線試験装置に関する。

〔従来の技術〕

従来、三相交流電動機の巻線を試験する手段としては、
各巻線の抵抗を測定する装置や、インパルス電圧を巻線
に加えたときの電流波形を見る装置が用いられているが
、これらの装置は高価であるという問題点がある。

Ｃ発明か解決しようとする課題〕 本発明は、このような事情に鑑みて提案されたもので、
安価な三相交流電動機の巻線試験装置を提供することを
目的とする。

０課題を解決するための手段〕 そのために本発明は、三相交流電動機の各巻線に電流を
流す微小三相交流電源と、上記各巻線の電流を検出する
三相電流検出回路と、上記三相電流検出回路に接続され
各巻線電流の総和を計算してしきい値を越えれば異常と
判断する診断回路とを具えたことを特徴とする。

〔作用〕

本発明巻線試験装置においては、診断回路により、三相
電流検出回路から得られる各巻線の電流値を加算し、そ
の加算値があるしきい値を越えないときは正常、もしも
しきい値を越えた場合は異常と診断する。

〔実施例〕

本発明三相交流電動機の巻線試験装置の一実施例を第１
図系統図について説明する。

第１図において、１は試験対象の三相交流電動機で、２
はこの三相交流電動機ｌの各巻線に電流を流すための微
小三相交流電源であり、３は各相の電流を検出する三相
電流検出回路である。４は診断回路で、三相電流検出回
路３から得られる各相の電流検出値の総和を計算し、こ
の値がしきい値を越えたときには異常、越えないときに
は正常と判断するものである。

しかして、三相巻線を持つ三相交流電動機ｌは巻線が正
常であれば、三相電圧を供給すれば各相ｕ、ｖ、ｗ相に
は同じ量だけ電流が流れ、各相の電流の加算値はΣｌ−
ｌ１．Ｌ＋　ｊ　Ｖ＋ｉｗ＝Ｑとなる。しかし、各巻線
のいずれかが巻線内部で短絡が起きると上式の条件はく
ずれる。

そこで、この装置においては、診断回路４により、各巻
線の電流値の加算値かあるしきい値δを越えないときは
正常、もしもしきい値δを越えた場合には異常と診断す
る。

かくして、この装置によれば、微小三相交流電源２□三
相電流検出回路３及び診断回路４とを具えたことにより
、安価な試験装置をもって三相交流電動機１の巻線試験
を行うことができる。

〔発明の効果〕

要するに本発明によれば、三相交流電動機の各巻線に電
流を流す微小三相交流電源と、上記各巻線の電流を検出
する三相電流検出回路と、上記三相電流検出回路に接続
され各巻線電流の総和を計算してしきい値を越えれば異
常と判断する診断回路とを具えたことにより、安価な三
相交流電動機の巻線試験装置を得るから、本発明は産業
上極めて有益なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明三相交流電動機の巻線試験装置の一実施
例の系統図である。 １・・・三相交流電動機、２・・・微小三相交流電源、
３・・・三相電流検出回路、４・・・診断回路。 第１図 代理人　弁理士　塚　本　正　文

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 三相交流電動機の各巻線に電流を流す微小 三相交流電源と、上記各巻線の電流を検出する三相電流
   検出回路と、上記三相電流検出回路に接続され各巻線電
   流の総和を計算してしきい値を越えれば異常と判断する
   診断回路とを具えたことを特徴とする三相交流電動機の
   巻線試験装置。