JPH0464545A - 電子写真式印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は、電子写真プロセスと用紙搬送機構。

コンピューターからの画像、文字入力信号を光出力信号
に変換する処理装置等を備え、印字用紙上に画像、文字
を形成する電子写真式印字装置に関するものである。

［従来の技術］ 第３図に従来の電子写真式印字装置の概略構成図を示す
、第３図において、用紙スタッカー８から用紙送り出し
ローラ９により送り出された印字用紙１２は用紙レジス
トローラ１０を経て転写装置５及び感光体ｌの中間部に
達する。この時点で、転写装置５の作用により、感光体
１の表面に形成されたトナー像が印字用紙８の表面に転
写される。印字用紙８は更に用紙搬送経路に添って進行
し定着装ｆ！Ｆ１１にはいり、排紙ローラ１３を経て、
排紙トレー１８上に排出され、所定の印字動作を終了す
る。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の電子写真式印字装置では、用紙レジストローラ１
０と定着ローラ１１の間における用紙搬送経路で印字用
紙１２を確実に案内する部材がなく、結果として、印字
用紙１２の印字面がクリーニング装置６の壁面にこすれ
、電子写真式印字装置の基本品質である端正な印字品質
をそこなうことが多かった０本発明は上述の様な従来構
造の問題を解決し、印字品位の高い印字装置を提供する
ことを目的としている。

［課題を解決するための手段］ 上述の課題を解決するため、本発明では、導電層及び絶
縁層の二層からなる搬送ベルトと該搬送ベルト駆動手段
及び該搬送ベルト導電層への電圧供給手段とから構成さ
れる印字用紙搬送手段を有する。

［作　用］ 本発明の上述の構成によれば、感光体１と転写装置５の
中間を通過した印字用紙１２は非印字面を印字用紙搬送
手段に吸着され、搬送されて、定着装置１１へと案内さ
れる。

［実　施　例］ 以下、本発明による電子写真式印字装置の構成及び特徴
を図面に従って説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す電子写真式印字装置の
構成図である。第２図は本発明からなる印字用紙搬送手
段の断面図である。

感光体１は矢印六方向に回転可能に設けられ、感光体１
の周囲には帯電装置２、光信号発生装置３、現像装置４
、転写装置５、クリーニング装置６、イレース装置７が
配置され、更に感光体１の上方には用紙スタッカー８、
用紙送り出しローラ９、用紙レジストローラ１０．感光
体１の下方には定＠装置１１、印字用紙搬送手段１９、
排紙ロラ１３、排風ファン１４、電源１５が配置されて
いる。又、電子写真式印字装置背面側には、コントロー
ル基板１６が配置されている。上述の装置全体は外装ケ
ース１７によって覆われている。

本装置による印字の過程を以下に説明する。

感光体ｌは、暗所では電気抵抗値が高く　（絶縁体とな
る）光が照射されると該照射部分の電気抵抗値が低下す
る（電気導体となる）光半導体特性を示す表面層を有し
ている。

帯電装置２は細い金属線と接地電極との間に数にボルト
の高電圧を加えることによってコロナ放電を発生させ、
正又は負の電荷を帯電装置の近傍に生じさせる。

光信号発生装置３はコントロールボード１６で作られる
電気的な印字情報を光のオン、オフ信号に変換して出力
する機能を有している。

外装ケース１７によって外光は遮断され、ケース内部が
暗い状態において、感光体ｌは絶縁体となっている。こ
の状態で感光体】を定速で回転させると、帯電装置２に
よって発生した正、又は負の電荷が感光体表面に付着す
る（帯電する）。更に帯電した感光体ｌに光信号発生装
置３かも印字情報に応じた光昭肘を行なうと光！１Ｇ射
された部分は電気的導体となるので該部分の表面に存在
する電荷は接地される。即ち、この状態で感光体１の表
面には、印字情報に対応した電荷の存在する部分と存在
しない部分が出来上がる（潜像が形成される）。

現像装置４は内部に正又は負に帯電されたトナを有して
おり、スリーブ４ａを介して潜像部分にトナーを接触さ
せる。感光体表面の電荷が存在する部分にトナーを付着
させるが、電荷のない部分に付着させるかは感光体表面
の電荷の帯電極性とトナーの帯電電荷の極性によりて決
定される。

即ち、感光体１の表面１ｉ荷が正の場合、トナーの帯電
電荷が正であると感光体１の表面電荷の存在しない部分
にトナーが付着するし、トナーの帯電電荷の極性が負で
あると、感光体１０表面電荷の存在する部分にトナーが
付着する。又、感光体１の表面電荷が負の場合、トナー
の帯電電荷が正極性であると、感光体１の表面電荷の存
在する部分にトナーが付着するし、トナーの帯電電荷が
負極性だと感光体１の表面電荷の存在しない部分にトナ
ーが付着する。

一方、用紙スタッカー８に蓄えられた印字用紙１２は用
紙送り出しローラ９により送り出されて用紙レジストロ
ーラ１０の位置に待機している。

現像装置４により現像され、表面にトナーが付着した感
光体１の回転に同期して、レジストロラ１０が回転を開
始し、感光体ｌと転写装置５の中間位置に印字用紙１２
が送り出される。

転写装置５は帯１ｉ装置２と同様に細い金属線と接地電
極とで構成されており１両部品間に印加された高電圧に
よって生じた正又は負極性の電荷によって印字用紙１２
の背面を帯電させる機能な持つ。感光体１の表面に現像
されたトナーは印字用紙１２の背面の正又は負極性の電
荷によって印字用紙１２の表面に引寄せられて転写が行
なわれる。転写され、表面にトナーが載った印字用紙１
２は、トナーの転写に伴ない、わずかな吸引力を感光体
１から受は感光体】に吸着する。しかしながら、用紙レ
ジストローラ１０の用紙搬送力と感光体１の曲率及び印
字用紙１２の復帰力とのバランスのとれた時点で印字用
紙１２は感光体１の表面から剥離し搬送される。印字用
紙１２の先端部が、印字用紙搬送手段１９に到達すると
電圧供給手段２３から接点部材２１を通じ搬送ベルト導
電層２２ａに印加された正又は負の電圧によって形成さ
れる電界の作用により搬送ベルト絶縁層２２ｂの表面に
吸着される。搬送ベルト２２は第２図に示すごとく、導
電層及び絶縁層で構成され、環状をなしており、本実施
例においては内部に配置された２個の搬送ローラ２０ａ
、２０ｂから駆動を受は矢印Ｂ方向に回転している。印
字用紙１２は上述の印字用紙搬送手段１９により搬送さ
れ定着装置１１の方向に進行する。定着装置１１に導か
れた印字用紙１２は一対のローラ間を通過する際に圧力
や熱を受け、表面のトナーが固着される。定着装置１１
を通過した印字用紙１２は排紙ローラ１３を経て、排紙
トレー１８の上に印字面を下にして排出される。

転写を終了した感光体１の表面には転写しきれなかった
残余トナーが若干残っているが、クリーニング装置６に
よって清掃される。

更に感光体１の表面電荷を確実に除去し、表面状態を均
一にするためイレース装置７によって均一な光照射を行
なう。

排風ファン１４は定着装置１１の近傍で下方側に配置さ
れ電源１５や定着装置から発生する熱を機外に排出する
。

電源１５は電子写真式印字装置の各ユニットに電気を供
給する。

コントロール基板１６は光信号発生装置３へ送り込む印
字情報や電子写真式印字装置とホストコンピューターと
のインターフェース、更には電子写真式印字装置内の各
ユニットの動作シーケンスをコントロールする役割を担
う。

し発明の効果］ 以上説明した通り、本発明によれば従来構造において不
安定であった印字用紙の搬送が印字用紙搬送手段の作用
で確実に吸着され搬送できる様になり、電子写真式印字
装置に使用できる印字用紙のｌ’Ｊ類が増すと共に品位
の高い印字を得ることが可能となった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の電子写真式印字装置の一実施例を示す
構成図。 第２図は本発明の印字用紙搬送手段の断面図。 第３図は従来技術の電子写真式印字装置の構成図。 １・・・感光体 ２・・・帯ｉｆ装置 ３・・・光信号発生装置 ５　・　・ ６　・ ７　・　・ ８　・ ９　・　・ １０　　　・ 】　１　・　・ １２　・　・ １３　・　・ １６　・　・ １７　・　・ ｌ　８　・　・ １９　・　・ ２０　・　・ ２１　・　・ ２２　・　・ ２３　・　・ ・現像装置 転写装置 ・クリーニング装置 イレース装置 用紙スタッカー 用紙送り出しローラ 用紙レジストローラ 定着装置 印字用紙 排紙ローラ 送風ファン ・電源 コントロール基板 外装ケース 排紙トレー 印字用紙搬送手段 搬送ローラ 接点部材 搬送ベルト 電圧供給手段 １丁；１凶 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 導電層及び絶縁層の二層からなる搬送ベルトと該搬送ベ
   ルト駆動手段、及び前記搬送ベルト導電層への電圧供給
   手段とから構成される印字用紙搬送手段を有することを
   特徴とする電子写真式印字装置。