JPH0464128B2 - - Google Patents

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JPH0464128B2
JPH0464128B2 JP26198184A JP26198184A JPH0464128B2 JP H0464128 B2 JPH0464128 B2 JP H0464128B2 JP 26198184 A JP26198184 A JP 26198184A JP 26198184 A JP26198184 A JP 26198184A JP H0464128 B2 JPH0464128 B2 JP H0464128B2
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JP
Japan
Prior art keywords
sensing
sensing plate
oscillator
automatic door
control device
Prior art date
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Expired
Application number
JP26198184A
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English (en)
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JPS61142267A (ja
Inventor
Kenichi Hayashida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TSUUDEN KK
Original Assignee
TSUUDEN KK
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Publication date
Application filed by TSUUDEN KK filed Critical TSUUDEN KK
Priority to JP26198184A priority Critical patent/JPS61142267A/ja
Publication of JPS61142267A publication Critical patent/JPS61142267A/ja
Publication of JPH0464128B2 publication Critical patent/JPH0464128B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は自動ドアの制御装置、特に動作を安
定にするための制御装置に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 従来、第1図に示すように、感知部(電子マツ
ト)1,2とは別置きとなつている制御部3の発
振器で駆動するようになつている自動ドアの制御
装置では、制御部3を同軸ケーブル等のフイーダ
4でドア5の無目等に引張つて配線しているが、
建物の構造等からフイーダ4の長さが問題にな
る。つまり、製造時にフイーダ4の長さを一定と
して回路系の調整を行なつているので、実際に設
置する現場でこのフイーダ4を切つたりして長さ
を変えることができなつた。もし設定場所におい
てフイーダを切断すると、ケーブルの長さが変わ
つて調整時のパラメータが変化してしまい、確実
なドア開閉動作を行なうことができないので、そ
の都度現場で回路系の調整を行なう必要があつ
た。ここにおいて、このような調整作業には多少
なりとも電気的な知識がないと困難であると共
に、設置場所の環境から作業が極めて煩雑である
といつた問題があつた。それでなくても感知板を
地中に埋説すると、辺りのモルタル等の影響を受
け、上述と同様な調整をしなければならないとい
つた不都合があつた。すなわち、この種のドア制
御装置としては、1対の感知板1及び2をコンデ
ンサとみなしてブリツジ回路を構成し、ブリツジ
回路の一辺を構成する可変コンデンサの容量を調
整することによつて電気的なバランスをとつてお
き、人間が感知部1に近づくと感知板の容量が変
化することを利用し、バランスが崩れた場合の信
号を取出してスイツチング動作を行ない、ドア5
を開閉するようにしたものである。しかしなが
ら、この装置ではフイーダの長さを変えたり、環
境が変化した場合等には内蔵している可変コンデ
ンサの容量を再度調節し直さなければならず、そ
の調整作業が極めて煩雑であるといつた欠点があ
つた。
また、感知板1及び2の間に発振器を配設して
埋設する自動ドア制御装置もあり、いずれの自動
ドア制御装置においても感知板の面積を広くした
り、埋設作業を容易にするために感知板1,2の
厚さを薄くしたりする要望が強い。しかしなが
ら、広くしたり薄くしたりすると感知板間の容量
が増加してしまい、上述マツチングをとるための
発振器の調整が煩雑なものとなつている。
さらに、感知板1,2とフイーダ4を共振器の
一部としてコンデンサで同調をとり、感知部に人
間が近づいた場合に発振器の同調回路のQ及び周
波数が変化することを検出し、ドアを開閉制御す
るようにしたものである。しかしながら、この制
御装置においてもフイーダの長さが変化したり、
環境が変化した場合等には共振器の一部に組込め
れているコンデンサの容量を再度調整し直さなけ
ればならないといつた欠点がある。
上述した如き欠点を解決した自動ドア制御装置
として、特開昭59−62915号公報や特開昭59−
170378号公報に示されるものがある。しかし、こ
のような装置においても感知板の面積を大きくと
つたり、感知板間の厚さを薄くした場合には容量
が大きくなつてしまし、安定した確実な検出が出
来なくなつてしまう欠点がある。
また、このような自動ドア制御装置では、第2
図に示すように感知部20から離れた遠隔地に発
振器10があるため、感知板23の接地状態が悪
いと供給線としての同軸ケーブル12に高周波が
のつてしまう。このため、同軸ケーブル12に手
で触れたりすると、検波出力によつてスイツチが
動作してしまう場合がある。これを防ぐには感知
板の接地を充分にするしかなく、設置現場により
充分な接地がとれない場合、第1図に示すように
アルミサツシ等の柱にリード線6を接続するよう
にしている。しかし、柱等の接地が余り良くない
現場もあり、その場合は柱等に触つてもスイツチ
が動作していた。また、特に木造の家に設置した
場合、アースのとり方が難かしく、電灯線等にま
で電波が放出され、電灯線に触れただけで動作し
てしまい、いわゆるロングワイヤアンテナと同じ
現象を生じていた。これは、高周波の発振器から
高周波電流が同軸ケーブル12によつて供給さ
れ、感知部20から電波が放射されることを意味
している。そして、感知板23の接地状態が良け
れば面アースとなり、アースに一様な電流が流
れ、感知板22の電波の放射状態が安定する。し
かし、下部の感知板23の接地が悪いと、アース
に流れる電流経路が第2図の13のように同軸ケ
ーブル12を通して行なわれるので、電波の不要
放射を生じ、上部の感知板22の感度も悪くな
り、場合によつては誤動作を生じる。
このような不都合を解決するために、本出願人
は特願昭59−147963号を提案しているが、フーダ
をフエライトコアに巻回するようにしているの
で、フイーダの長さが長くなつてしまい、感知板
の面積を広くしたのと等価なものになつてしま
う。このため、発振器の調整が煩雑でその対策が
問題となつていた。
以上のように、従来の自動ドアの感知板は小さ
くかつかなり厚く(約15〜40mm)作製されてお
り、感知板を大きくして欲しいといつた要求に対
しては何ら対策を講じて得なかつた。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたもの
であり、この発明の目的は、発振器が感知板の間
に配設されている形式又は発振器が感知板から離
れている形式の自動ドア制御装置において、感知
板を大きく又は薄くした場合、感知板の接地状態
が不完全でも安定に動作する自動ドアの制御装置
を提供することにある。
(発明の概要) この発明は、高周波発振器を含む制御回路を感
知板に接続している自動ドアの制御装置に関する
もので、上記制御回路と上記感知板との間にイン
ピーダンス変換器を介挿することにより、上記感
知板の面積を広くしたり狭くしたり、あるいは上
記感知板の厚さを薄くとれるようにしたものであ
る。
(発明の実施例) ことろで、発振器が感知板から離れているタイ
プ又は感知板間に挟持されている形式の自動ドア
制御装置は、通常第3図に示すような構成となつ
ている。すなわち、自動ドア用の電子マツト30
は2枚の感知板31及び32で構成されており、
感知板31又は32にはコイルL及びコンデンサ
C2を介して周波数pで発振する発振器(たとえば
コルピツツ発振器)33が接続されている。この
場合、感知板31及び32で形成される容量を
Ccとすると、発振器33の発振周波数pにコイル
L、感知板容量Ccで形成されるアンテナ共振周波
数aを近づければ、感度の良い自動ドア制御装
置が得られることが知られている(例えば特願昭
55−127956号)。そして、前述の如く感知板31,
32の面積を大きくして行くと容量Ccが大きく
なつてしまい、LとCcによる共振周波数aを発
振周波数pに近づけることができなくなつてしま
う。
このため、この発明では第4図に示すように電
子マツト30と発振器33との間にインピーダン
ス変換器40を介挿し、電子マツト30側から見
たインピーダンスZiと発振器33側から見たイン
ピーダンスZpとを異ならせている。このようなイ
ンピーダンス変換器40を介挿することにより、
感知板の面積を大きく(たとえば2m2)して容量
Cを大きくしても発振器33には影響がなく、安
定した動作を実現することができる。
第5図は、インピーダンス変換器として伝送線
路トランス41を用いた例を示す。伝送線路トラ
ンス41は非常に広帯域な高周波向きのトランス
で、インピーダンス変換器として4:1,9:1
のようにm2:n2(ただし、m,nは整数)の比の
変換を実現できる。第6図でm=1,n=2とす
ると1:4の変換となり、発振周波数pのときの
電子マツト30のインピーダンスをX=1/ωC
とすると、発振器33側から見たインピーダンス
は4Xとなり、当該周波数でのCpでの見掛上の容
量は 4X=4/ωC=1/ωCp …(1) であり、よつて Cp=1/4C …(2) となる。すなわち、発振周波数pでの容量が4分
の1になつたと同様に、大きな面積の感知板でも
見掛上は小さな感知板として作動することにな
る。
一方、第6図に示すように同軸ケーブル42で
電子マツト30と発振器33とを接続した場合、
発振器33の発振周波数pが同軸ケーブル42の
長さに対してL成分のインピーダンスとして使
用されれば、第3図と等価になる。つまり、感知
板31及び32の容量Cと同軸ケーブル42のイ
ンダクタンスLとの共振周波数を、発振周波数p
に近づければ良いことになる。この場合、感知板
31,32の大きさや同軸ケーブル42の長さ
等により、発振器33の周波数pが内蔵可変コン
デンサ等の調整ではカバーできなくなり、その都
度発振器を交換しなければならなくなることもあ
る。しかし、図示の如く上述の如きインピーダン
ス変換器34を介挿すれば、感知板30と同軸ケ
ーブル42の長さによる共振周波数が大きく変化
しても、これに容易に対処することができる。こ
の場合、同軸ケーブル42は特願昭59−147963号
の如く、フエライト棒に巻回したものでも良く、
インピーダンス変換器34を介挿することによつ
て同軸ケーブル42の長さをかなり長く(たとえ
ば10m)とれる。
なお、同軸ケーブルを用いる場合、上記インダ
クタンスとしての利用の他に、容量性としても利
用することができ、この場合にもインピーダンス
変換器の介挿は有効なものである。また、インピ
ーダンス変換器の介挿位置は、発振器と同軸ケー
ブルとの間に入れても良く、あるいは同軸ケーブ
ルと感知板との間に入れても良い。さらに、イン
ピーダンス変換器の介挿は第2図で示したような
位相検波式の回路系にも有効である。
ところで、上述では発振器側から見たインピー
ダンスを大きくするようにインピーダンス変換し
ているが、逆に小さくするようなインピーダンス
変換を行なうようにしても良い。このようにすれ
ば、感知板の面積を非常に小さくすることが可能
(たとえば15cm2)となり、壁等に埋設して小型化
自動スイツチとして利用することができる。
(発明の効果) 以上のようにこの発明の自動ドアの制御装置に
よれば、発振器側から見たインピーダンスを見掛
上小さくすることができるので、感知板の面積を
大きくすることができる。また、電子マツトは第
1図に示すように床に埋設されるため、感知板間
の間隔を小さくすることによつて床を掘る深さを
浅くできるが、感知板間の間隔を小さくすれば容
量が大きくなつてしまう。しかし、この発明の如
くインピーダンス変換を行なえば、感知板間の間
隔を小さく(たとえば4〜10mm)しても支障がな
く、電子マツトの埋設作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動ドアの感知部の様子を示す図、第
2図は従来の自動ドア制御装置の動作例を示す
図、第3図及び第6図はそれぞれこの発明を適用
できる自動ドア制御系の一例を示す結線図、第4
図はこの発明の原理を示す図、第5図はこの発明
の一実施例を示す図である。 1,2,22,23……感知板、3……制御
部、4……フイーダ、5……ドア、10……発振
器、12……同軸ケーブル、20……感知部、3
0……電子マツト、31,32……感知板、33
……発振器、40……インピーダンス変換器、4
1……伝送線路トランス、42……同軸ケーブ
ル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高周波発振器を含む制御回路を感知板に接続
    している自動ドアの制御装置において、前記制御
    回路と前記感知板との間にインピーダンス変換器
    を介挿することにより、前記感知板の面積あるい
    は前記感知板の厚さを任意にとれるようにしたこ
    とを特徴とする自動ドアの制御装置。 2 前記インピーダンス変換器を伝送線路トラン
    スで構成した特許請求の範囲第1項に記載の自動
    ドアの制御装置。
JP26198184A 1984-12-12 1984-12-12 自動ドアの制御装置 Granted JPS61142267A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26198184A JPS61142267A (ja) 1984-12-12 1984-12-12 自動ドアの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26198184A JPS61142267A (ja) 1984-12-12 1984-12-12 自動ドアの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61142267A JPS61142267A (ja) 1986-06-30
JPH0464128B2 true JPH0464128B2 (ja) 1992-10-14

Family

ID=17369342

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26198184A Granted JPS61142267A (ja) 1984-12-12 1984-12-12 自動ドアの制御装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS61142267A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2306246A1 (en) 2005-08-18 2011-04-06 Fujifilm Corporation Manufacturing method of lithographic printing plate

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2306246A1 (en) 2005-08-18 2011-04-06 Fujifilm Corporation Manufacturing method of lithographic printing plate

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Publication number Publication date
JPS61142267A (ja) 1986-06-30

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