JPH0464028B2 - - Google Patents
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- JPH0464028B2 JPH0464028B2 JP57233597A JP23359782A JPH0464028B2 JP H0464028 B2 JPH0464028 B2 JP H0464028B2 JP 57233597 A JP57233597 A JP 57233597A JP 23359782 A JP23359782 A JP 23359782A JP H0464028 B2 JPH0464028 B2 JP H0464028B2
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- period
- waveform
- output
- speed
- voltage level
- Prior art date
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 17
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 6
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 3
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P13/00—Indicating or recording presence, absence, or direction, of movement
- G01P13/02—Indicating direction only, e.g. by weather vane
- G01P13/04—Indicating positive or negative direction of a linear movement or clockwise or anti-clockwise direction of a rotational movement
- G01P13/045—Indicating positive or negative direction of a linear movement or clockwise or anti-clockwise direction of a rotational movement with speed indication
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
- Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明はVTR(ビデオテープレコーダ)やテー
プレコーダのリモートコントロールの信号伝送に
好適な速度及び方向情報の伝送方式に関するもの
である。
プレコーダのリモートコントロールの信号伝送に
好適な速度及び方向情報の伝送方式に関するもの
である。
従来技術
VTRやテープレコーダに於いてテープ量又は
位置を検知するための従来の方式として、例えば
第1図に示す如くリール・キヤプスタン、カウン
タローラ等の回転体1に関連させて速度検出器2
と回転方向検出器3とを設け、2本の伝送路4,
5を利用して速度信号と方向信号とをアツプダウ
ン・カウンタ6に伝送し、正方向走行の場合には
アツプカウント動作で速度信号(周波数信号)を
計数し、逆方向走行の場合にはダウンカウントす
る方式がある。また、第2図に示す如く回転体に
結合した磁石円板7のN極とS極とに対応して出
力が得られるように第1及び、第2の磁気検出素
子8,9を設け、且つ一対の検出素子8,9とを
45度の角度間隔に配置し、一対の検出素子8,9
の出力を第3図に示く如く波形整形して、夫々の
伝送路10,11で伝送し、第3図A又はBのパ
ルスの周期即ち繰返し周波数を速度情報としてテ
ープカウンタに入力させ、一方、第3図の波形A
と波形Bとの位相関係によつて回転方向を検出
し、これによりアツプダウン・カウンタを制御す
る方式がある。しかし、いずれの方式を採用して
も、速度情報と方向情報とを伝送するためには2
つの伝送路が必要になつた。勿論、周波数多重伝
送方式等を採用すれば、1つの伝送路で複数の信
号を伝送することが出来るが、必然的に伝送装置
の構成が複雑になる。
位置を検知するための従来の方式として、例えば
第1図に示す如くリール・キヤプスタン、カウン
タローラ等の回転体1に関連させて速度検出器2
と回転方向検出器3とを設け、2本の伝送路4,
5を利用して速度信号と方向信号とをアツプダウ
ン・カウンタ6に伝送し、正方向走行の場合には
アツプカウント動作で速度信号(周波数信号)を
計数し、逆方向走行の場合にはダウンカウントす
る方式がある。また、第2図に示す如く回転体に
結合した磁石円板7のN極とS極とに対応して出
力が得られるように第1及び、第2の磁気検出素
子8,9を設け、且つ一対の検出素子8,9とを
45度の角度間隔に配置し、一対の検出素子8,9
の出力を第3図に示く如く波形整形して、夫々の
伝送路10,11で伝送し、第3図A又はBのパ
ルスの周期即ち繰返し周波数を速度情報としてテ
ープカウンタに入力させ、一方、第3図の波形A
と波形Bとの位相関係によつて回転方向を検出
し、これによりアツプダウン・カウンタを制御す
る方式がある。しかし、いずれの方式を採用して
も、速度情報と方向情報とを伝送するためには2
つの伝送路が必要になつた。勿論、周波数多重伝
送方式等を採用すれば、1つの伝送路で複数の信
号を伝送することが出来るが、必然的に伝送装置
の構成が複雑になる。
ところで、特開昭54−7114号公報、及び特公昭
42−17074号公報には、単一のパルス列に速度情
報と方向情報とを含めることが開示されている。
しかし、上記各公報に開示されている方式では、
正極と負極とを方向情報に対応させているため、
正電源と負電源とが必要になり、電源構成が複雑
になる。
42−17074号公報には、単一のパルス列に速度情
報と方向情報とを含めることが開示されている。
しかし、上記各公報に開示されている方式では、
正極と負極とを方向情報に対応させているため、
正電源と負電源とが必要になり、電源構成が複雑
になる。
発明の目的
そこで、本発明の目的は、2つの電圧レベルか
ら成る単一のパルス列によつて速度情報と方向情
報との両方を伝送する方式を提供することにあ
る。
ら成る単一のパルス列によつて速度情報と方向情
報との両方を伝送する方式を提供することにあ
る。
発明の構成
上記目的を達成するための本発明は、物体(例
えばテープ)の移動速度情報と移動方向情報との
両方を単一のパルス列で伝送する方式において、
前記単一のパルス列を第1の電圧レベル(例えば
低レベル)の期間と第2の電圧レベル(例えば高
レベル)の期間とを交互に配置することによつて
形成し、前記物体が第1の方向(例えば逆方向)
に移動している場合には、前記第1の電圧レベル
の期間を前記第2の電圧レベルの期間よりも短く
設定すると共に、前記第1の電圧レベルの期間の
繰返し周期を前記物体の移動速度に反比例的に変
化させ、前記物体が前記第1の方向と反対の第2
の方向(例えば正方向)に移動している場合に
は、前記第2の電圧レベルの期間を前記第1の電
圧レベルの期間よりも短く設定すると共に、前記
第2の電圧レベルの期間の繰返し周期を前記物体
の移動速度に反比例的に変化させることを特徴と
する速度及び方向情報の伝送方式に係わるもので
ある。
えばテープ)の移動速度情報と移動方向情報との
両方を単一のパルス列で伝送する方式において、
前記単一のパルス列を第1の電圧レベル(例えば
低レベル)の期間と第2の電圧レベル(例えば高
レベル)の期間とを交互に配置することによつて
形成し、前記物体が第1の方向(例えば逆方向)
に移動している場合には、前記第1の電圧レベル
の期間を前記第2の電圧レベルの期間よりも短く
設定すると共に、前記第1の電圧レベルの期間の
繰返し周期を前記物体の移動速度に反比例的に変
化させ、前記物体が前記第1の方向と反対の第2
の方向(例えば正方向)に移動している場合に
は、前記第2の電圧レベルの期間を前記第1の電
圧レベルの期間よりも短く設定すると共に、前記
第2の電圧レベルの期間の繰返し周期を前記物体
の移動速度に反比例的に変化させることを特徴と
する速度及び方向情報の伝送方式に係わるもので
ある。
発明の効果
上記発明によれば、第1及び第2の電圧レベル
から成る2値のパルス列によつて速度情報と方向
情報とを伝送することができるので、速度及び方
向情報パルス列形成及び伝送装置の電源の構成が
簡単になる。
から成る2値のパルス列によつて速度情報と方向
情報とを伝送することができるので、速度及び方
向情報パルス列形成及び伝送装置の電源の構成が
簡単になる。
実施例
次に第4図及び第5図を参照して本発明の実施
例に係わる磁気テープ記録再生装置のテープ位置
又はテープ量の計数装置について述べる。第4図
に於いて、1a,1bは一対のリールであり、磁
気テープ12を走行させるものである。7はリー
ル1aの回転に基づいてテープ走行速度及び走行
方向を検出するための磁石円板であり、この実施
例では90度間隔でN極とS極を有する。8,9は
第1及び第2の磁気検出素子であり、円板7の外
周面に沿つて略45度の角度間隔を有するように配
置されている。尚検出素子8,9には波形整形回
路が含まれている。従つて、テープ12の走行即
ち円板7の回転に対応して第5図Aの波形が検出
素子8から出力され、検出素子9から第5図Bの
波形が出力される。
例に係わる磁気テープ記録再生装置のテープ位置
又はテープ量の計数装置について述べる。第4図
に於いて、1a,1bは一対のリールであり、磁
気テープ12を走行させるものである。7はリー
ル1aの回転に基づいてテープ走行速度及び走行
方向を検出するための磁石円板であり、この実施
例では90度間隔でN極とS極を有する。8,9は
第1及び第2の磁気検出素子であり、円板7の外
周面に沿つて略45度の角度間隔を有するように配
置されている。尚検出素子8,9には波形整形回
路が含まれている。従つて、テープ12の走行即
ち円板7の回転に対応して第5図Aの波形が検出
素子8から出力され、検出素子9から第5図Bの
波形が出力される。
13は送信回路であり、一対の検出素子8,9
から得られる第5図A,Bの波形に基づいて第5
図Iに示す単一の送信パルス列を形成するため
に、D型フリツプフロツプ14、MMVで示され
ている単安定マルチバイブレータ15、2つの
ANDゲート16,17、1つのORゲート18、
及び出力端子19を有する。
から得られる第5図A,Bの波形に基づいて第5
図Iに示す単一の送信パルス列を形成するため
に、D型フリツプフロツプ14、MMVで示され
ている単安定マルチバイブレータ15、2つの
ANDゲート16,17、1つのORゲート18、
及び出力端子19を有する。
20は単一の伝送路であり、送信回路13の出
力信号を受信回路21の入力端子21aに送るも
のである。尚この実施例では伝送路20が有線で
示されているが、送信機を付加して無線で伝送し
てもよい。受信回路21は第5図Iのパルス列に
基づいて必要な計数を行う回路であり、RC時定
数回路から成る遅延回路22と、波形整形回路2
3と、D型フリツプフロツプ24と、テープカウ
ンタとしてのアツプダウン・カウンタ25とを有
する。
力信号を受信回路21の入力端子21aに送るも
のである。尚この実施例では伝送路20が有線で
示されているが、送信機を付加して無線で伝送し
てもよい。受信回路21は第5図Iのパルス列に
基づいて必要な計数を行う回路であり、RC時定
数回路から成る遅延回路22と、波形整形回路2
3と、D型フリツプフロツプ24と、テープカウ
ンタとしてのアツプダウン・カウンタ25とを有
する。
次に、第5図の波形を参照して第4図の回路の
動作を説明する。今、第5図のt1〜t7期間にテー
プ12が逆方向に走行しているとすれば、テープ
走行速度に対応した円板7の回転に基づいて、波
形A,Bに示すデユテイ比約50%のパルスが速度
に応じた周期(周波数)で発生し、また第2の検
出素子9の出力波形Bのパルスが波形Aのパルス
よりも90度進み位相で発生する。一方、正方向走
行の場合にはt1以後に示すように波形Aが波形B
よりも90度進んだ状態となる。
動作を説明する。今、第5図のt1〜t7期間にテー
プ12が逆方向に走行しているとすれば、テープ
走行速度に対応した円板7の回転に基づいて、波
形A,Bに示すデユテイ比約50%のパルスが速度
に応じた周期(周波数)で発生し、また第2の検
出素子9の出力波形Bのパルスが波形Aのパルス
よりも90度進み位相で発生する。一方、正方向走
行の場合にはt1以後に示すように波形Aが波形B
よりも90度進んだ状態となる。
第1の検出素子8の出力がD型フリツプフロツ
プ14のD入力端子に供給され、第2の検出素子
9の出力がD型フリツプフロツプ14のクロツク
入力端子CKに供給されると、D型フリツプフロ
ツプ14は第5図Bのパルスの前縁(立上り)時
点の波形Aのレベルを読み込むので、逆方向走行
期間にはフリツプフロツプ14のQ出力が第5図
Cに示す如く低レベル、出力が第5図Dに示す
如く高レベルとなり、一方、t7以後の正方向走行
の期間には波形Bの立上り時点で波形Aが高レベ
ルとなるので、フリツプフロツプ14のQ出力は
高レベル、出力は低レベルとなる。このため、
フリツプフロツプ14から方向情報を含む信号が
得られる。一方、単安定マルチバイブレータ15
はパルス幅T1の狭いパルスを形成するものであ
り、この実施例では第5図Bに示す第2の検出素
子9の出力パルスの前縁(立上り)時点でトリガ
されて第5図Eに示すt1〜t2までのパルス幅T1の
正極パルスをQ出力端子から送出し、同時に第5
図Fに示すパルス幅T1の負極パルスを出力端
子から送出する。従つて、第5図E及びFのパル
ス列は速度に対応した周波数信号であり、速度情
報を含む。第1のANDゲート16は単安定マル
チバイブレータ15のQ出力とD型フリツプフロ
ツプ14のQ出力とを入力とし、第5図Cと第5
図Eとの論理積出力を第5図Gに示すように発生
する。t1〜t7の逆方向走行期間には波形Cが低レ
ベルであるので、単安定マルチバイブレータ15
の出力は伝送されない。しかし、t7以後の正方向
走行期間には波形Cが高レベルとなるので、単安
定マルチバイブレータ15のQ出力端子が得られ
る正極の速度信号がゲート16を通過し、正極の
パルス列が得られる。一方、第2のANDゲート
17は単安定マルチバイブレータ15の出力の
フリツプフロツプ14の出力とを入力とし、第
5図の波形Dと波形Fとの論理積出力である波形
Hを出力する。従つて、t1〜t7の逆方向走行期間
には第2のANDゲート17から負極の速度信号
が発生し、t7以後の正方向走行期間には低レベル
出力状態に保たれる。ORゲート18は第1及び
第2のANDゲート16,17の出力を入力とす
るものであり、波形GとHとを加算した波形Iを
出力する。即ち、ORゲート18からはt1〜t7の
逆方向走行期間に負極の速度信号が発生し、t7以
後の正方向走行期間には正極の速度信号を発生す
る。要するに、幅T1のパルスの周期T3が速度情
報とされ、パルスの極性が方向情報とされた単一
のパルス列が送出される。
プ14のD入力端子に供給され、第2の検出素子
9の出力がD型フリツプフロツプ14のクロツク
入力端子CKに供給されると、D型フリツプフロ
ツプ14は第5図Bのパルスの前縁(立上り)時
点の波形Aのレベルを読み込むので、逆方向走行
期間にはフリツプフロツプ14のQ出力が第5図
Cに示す如く低レベル、出力が第5図Dに示す
如く高レベルとなり、一方、t7以後の正方向走行
の期間には波形Bの立上り時点で波形Aが高レベ
ルとなるので、フリツプフロツプ14のQ出力は
高レベル、出力は低レベルとなる。このため、
フリツプフロツプ14から方向情報を含む信号が
得られる。一方、単安定マルチバイブレータ15
はパルス幅T1の狭いパルスを形成するものであ
り、この実施例では第5図Bに示す第2の検出素
子9の出力パルスの前縁(立上り)時点でトリガ
されて第5図Eに示すt1〜t2までのパルス幅T1の
正極パルスをQ出力端子から送出し、同時に第5
図Fに示すパルス幅T1の負極パルスを出力端
子から送出する。従つて、第5図E及びFのパル
ス列は速度に対応した周波数信号であり、速度情
報を含む。第1のANDゲート16は単安定マル
チバイブレータ15のQ出力とD型フリツプフロ
ツプ14のQ出力とを入力とし、第5図Cと第5
図Eとの論理積出力を第5図Gに示すように発生
する。t1〜t7の逆方向走行期間には波形Cが低レ
ベルであるので、単安定マルチバイブレータ15
の出力は伝送されない。しかし、t7以後の正方向
走行期間には波形Cが高レベルとなるので、単安
定マルチバイブレータ15のQ出力端子が得られ
る正極の速度信号がゲート16を通過し、正極の
パルス列が得られる。一方、第2のANDゲート
17は単安定マルチバイブレータ15の出力の
フリツプフロツプ14の出力とを入力とし、第
5図の波形Dと波形Fとの論理積出力である波形
Hを出力する。従つて、t1〜t7の逆方向走行期間
には第2のANDゲート17から負極の速度信号
が発生し、t7以後の正方向走行期間には低レベル
出力状態に保たれる。ORゲート18は第1及び
第2のANDゲート16,17の出力を入力とす
るものであり、波形GとHとを加算した波形Iを
出力する。即ち、ORゲート18からはt1〜t7の
逆方向走行期間に負極の速度信号が発生し、t7以
後の正方向走行期間には正極の速度信号を発生す
る。要するに、幅T1のパルスの周期T3が速度情
報とされ、パルスの極性が方向情報とされた単一
のパルス列が送出される。
速度情報と方向情報との両方を含む単一のパル
ス列は単一の伝送路20によつて受信回路21に
伝送される。受信回路21の入力端子21aに結
合された遅延回路22は入力波形Iを時間T2だ
け遅延させる。従つて、遅延回路22の出力段に
は波形整形回路23を通して波形Jに示す遅延出
力が得られる。D型フリツプフロツプ24のD入
力端子は入力端子21aを介して伝送路20に結
合され、そのクロツク入力端子CKは波形整形回
路23に結合され、波形整形回路23の出力波形
Jの高レベルから低レベルへの立下り時点(負パ
ルスの前縁又は正パルスの後縁)で波形Iのレベ
ルを読み込むので、逆方向走行期間にほぼ対応す
るt1〜t9時間に於いてはフリツプフロツプ24の
Q出力が波形Kに示す如く高レベルになり、一
方、正方向走行に対応するt9以後の期間では低レ
ベルとなる。即ち、波形Dにほぼ対応した方向情
報を含む波形Kが得られる。アツプダウン・カウ
ンタ25のクロツク入力端子CKには波形整形回
路23の出力が結合され、アツプダウン制御入力
端子UP/DOWNにはフリツプフロツプ24のQ
出力が結合されている。そして、カウンタ25は
波形Kに示すフリツプフロツプ24の高レベル出
力に対応してダウン動作となり、低レベル出力に
対応してアツプ動作となる。即ち、t1〜t9の逆方
向走行期間には波形Jに示す負極のパルスを入力
としたダウンカウント動作となり、t9以後の正方
向走行期間には正極のパルスを入力としたアツプ
カウント動作となる。この結果、速度即ちテープ
走行量に対応した計数出力を得ることが出来る。
ス列は単一の伝送路20によつて受信回路21に
伝送される。受信回路21の入力端子21aに結
合された遅延回路22は入力波形Iを時間T2だ
け遅延させる。従つて、遅延回路22の出力段に
は波形整形回路23を通して波形Jに示す遅延出
力が得られる。D型フリツプフロツプ24のD入
力端子は入力端子21aを介して伝送路20に結
合され、そのクロツク入力端子CKは波形整形回
路23に結合され、波形整形回路23の出力波形
Jの高レベルから低レベルへの立下り時点(負パ
ルスの前縁又は正パルスの後縁)で波形Iのレベ
ルを読み込むので、逆方向走行期間にほぼ対応す
るt1〜t9時間に於いてはフリツプフロツプ24の
Q出力が波形Kに示す如く高レベルになり、一
方、正方向走行に対応するt9以後の期間では低レ
ベルとなる。即ち、波形Dにほぼ対応した方向情
報を含む波形Kが得られる。アツプダウン・カウ
ンタ25のクロツク入力端子CKには波形整形回
路23の出力が結合され、アツプダウン制御入力
端子UP/DOWNにはフリツプフロツプ24のQ
出力が結合されている。そして、カウンタ25は
波形Kに示すフリツプフロツプ24の高レベル出
力に対応してダウン動作となり、低レベル出力に
対応してアツプ動作となる。即ち、t1〜t9の逆方
向走行期間には波形Jに示す負極のパルスを入力
としたダウンカウント動作となり、t9以後の正方
向走行期間には正極のパルスを入力としたアツプ
カウント動作となる。この結果、速度即ちテープ
走行量に対応した計数出力を得ることが出来る。
尚、第5図の波形IとJとに於いて、パルス幅
T1は十分に短く設定され且つ遅延時間T2よりも
短く設定されている。また、最高速度に対応した
パルスの周期T3の1/2の時間よりもパルス幅T1が
小さくなるように設定されている。また、遅延時
間T2は最高速度に対応するパルスの周期T3より
も短く設定されている。
T1は十分に短く設定され且つ遅延時間T2よりも
短く設定されている。また、最高速度に対応した
パルスの周期T3の1/2の時間よりもパルス幅T1が
小さくなるように設定されている。また、遅延時
間T2は最高速度に対応するパルスの周期T3より
も短く設定されている。
上述から明らかなように、本実施例によれば、
波形Iに示す単一パルス列に速度情報と方向情報
との両方を含むので、単一の伝送路20で両情報
を送ることが出来る。従つて、伝送路の簡略化が
可能になる。
波形Iに示す単一パルス列に速度情報と方向情報
との両方を含むので、単一の伝送路20で両情報
を送ることが出来る。従つて、伝送路の簡略化が
可能になる。
また、送信回路13及び受信回路21を第4図
に示すように構成することにより、波形Iの形成
及び波形Iに基づく計数を容易に行うことが出来
る。
に示すように構成することにより、波形Iの形成
及び波形Iに基づく計数を容易に行うことが出来
る。
変形例
本発明は上記実施例に限定されるものでなく、
例えば次の変形例を含むものである。
例えば次の変形例を含むものである。
(A) 波形Iに基づいて方向を示す波形Kを得るた
めに、遅延回路22を第6図に示す如く単安定
マルチバイブレータ22aに置き換え、この出
力パルスの後縁をフリツプフロツプ24のクロ
ツク入力としてもよい。
めに、遅延回路22を第6図に示す如く単安定
マルチバイブレータ22aに置き換え、この出
力パルスの後縁をフリツプフロツプ24のクロ
ツク入力としてもよい。
(B) 速度情報と方向情報とを、磁電変換による速
度検出方式に限ることなく、光電変換による速
度検出方式等で得てもよい。
度検出方式に限ることなく、光電変換による速
度検出方式等で得てもよい。
第1図及び第2図は従来のテープカウンタを示
すブロツク図、第3図は第2図の検出素子の出力
波形を示す波形図、第4図は本発明の実施例に係
わる計数装置を示すブロツク図、第5図は第4図
のA〜K点の状態を示す波形図、第6図は方向検
出方式の変形例を示すブロツク図である。 1a,1b……リール、7……円板、8,9…
…検出素子、13……送信回路、14……D型フ
リツプフロツプ、15……単安定マルチバイブレ
ータ、16,17……ANDゲート、18……OR
ゲート、20……伝送路、21……受信回路、2
2……遅延回路、23……波形整形回路、24…
…D型フリツプフロツプ、25……アツプダウ
ン・カウンタ。
すブロツク図、第3図は第2図の検出素子の出力
波形を示す波形図、第4図は本発明の実施例に係
わる計数装置を示すブロツク図、第5図は第4図
のA〜K点の状態を示す波形図、第6図は方向検
出方式の変形例を示すブロツク図である。 1a,1b……リール、7……円板、8,9…
…検出素子、13……送信回路、14……D型フ
リツプフロツプ、15……単安定マルチバイブレ
ータ、16,17……ANDゲート、18……OR
ゲート、20……伝送路、21……受信回路、2
2……遅延回路、23……波形整形回路、24…
…D型フリツプフロツプ、25……アツプダウ
ン・カウンタ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 物体の移動速度情報と移動方向情報との両方
を単一のパルス列で伝送する方式において、 前記単一のパルス列を第1の電圧レベルの期間
と第2の電圧レベルの期間とを交互に配置するこ
とによつて形成し、 前記物体が第1の方向に移動している場合に
は、前記第1の電圧レベルの期間を前記第2の電
圧レベルの期間よりも短く設定すると共に、前記
第1の電圧レベルの期間の繰返し周期を前記物体
の移動速度に反比例的に変化させ、 前記物体が前記第1の方向と反対の第2の方向
に移動している場合には、前記第2の電圧レベル
の期間を前記第1の電圧レベルの期間よりも短く
設定すると共に、前記第2の電圧レベルの期間の
繰返し周期を前記物体の移動速度に反比例的に変
化させることを特徴とする速度及び方向情報の伝
送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57233597A JPS59125067A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 速度及び方向情報の伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57233597A JPS59125067A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 速度及び方向情報の伝送方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59125067A JPS59125067A (ja) | 1984-07-19 |
JPH0464028B2 true JPH0464028B2 (ja) | 1992-10-13 |
Family
ID=16957549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57233597A Granted JPS59125067A (ja) | 1982-12-29 | 1982-12-29 | 速度及び方向情報の伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59125067A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8501517D0 (en) * | 1985-01-22 | 1985-02-20 | Lucas Ind Plc | Speed & direction sensing apparatus |
JPS61192096A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-26 | Sanyo Electric Co Ltd | テ−プレコ−ダ−のカウンタ−装置 |
GB8711559D0 (en) * | 1987-05-15 | 1987-06-17 | Ssd Ltd | Shaft encoders |
JPH0312798A (ja) * | 1989-06-10 | 1991-01-21 | Kiyatsuto I:Kk | 無線式送受信装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51113768A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-07 | Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency | Travelling direction discriminating circuit |
JPS547114A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-19 | Nec Corp | Speed signal generator |
-
1982
- 1982-12-29 JP JP57233597A patent/JPS59125067A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51113768A (en) * | 1975-03-31 | 1976-10-07 | Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency | Travelling direction discriminating circuit |
JPS547114A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-19 | Nec Corp | Speed signal generator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59125067A (ja) | 1984-07-19 |
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