JPH046380A - 冷凍機 - Google Patents
冷凍機Info
- Publication number
- JPH046380A JPH046380A JP10845590A JP10845590A JPH046380A JP H046380 A JPH046380 A JP H046380A JP 10845590 A JP10845590 A JP 10845590A JP 10845590 A JP10845590 A JP 10845590A JP H046380 A JPH046380 A JP H046380A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- defrosting
- mode
- compressor
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims abstract description 93
- 238000010257 thawing Methods 0.000 claims abstract description 58
- 238000007710 freezing Methods 0.000 abstract description 8
- 230000008014 freezing Effects 0.000 abstract description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 5
- 238000004904 shortening Methods 0.000 abstract 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 9
- 238000005057 refrigeration Methods 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 238000004321 preservation Methods 0.000 description 6
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 4
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Defrosting Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は冷凍機に関し、詳しくは、除霜運転時の制御の
改良に関する。
改良に関する。
「圧縮手段→庫外側熱交換手段→減圧手段→庫内側熱交
換手段→圧縮手段」から成る冷媒回路を循環する冷媒と
の熱交換によって、冷凍庫内の空気を冷却する冷凍機が
提供されている。 上記冷凍機に於いて、庫内側熱交換手段の表面に成る程
度の量の霜が付着すると、該霜を取り除くべく、除霜運
転が行われる。即ち、圧縮機により高温高圧ガスとされ
た冷媒を、あまり温度を低下させずに庫内側熱交換手段
に送り込むことによって、該庫内側熱交換手段表面の霜
を溶かす運転が行われる。
換手段→圧縮手段」から成る冷媒回路を循環する冷媒と
の熱交換によって、冷凍庫内の空気を冷却する冷凍機が
提供されている。 上記冷凍機に於いて、庫内側熱交換手段の表面に成る程
度の量の霜が付着すると、該霜を取り除くべく、除霜運
転が行われる。即ち、圧縮機により高温高圧ガスとされ
た冷媒を、あまり温度を低下させずに庫内側熱交換手段
に送り込むことによって、該庫内側熱交換手段表面の霜
を溶かす運転が行われる。
除N運転時には、冷凍庫内の空気冷却は停止される。ま
た、上述のように、高温の冷媒が庫内側熱交換手段に流
入する。 したがって、除霜時の庫内空気温の上昇を低減するため
には、速やかな除霜、即ち、除霜所要時間の短縮が要請
される。 ところで、除霜運転前に於いて、冷媒圧縮機が停止され
ている場合がある。 例えば、庫内空気温の過冷却を防止するために停止され
ている場合(以下、「保冷モード」という)である。或
いは、複数の冷媒回路の設置された冷凍機では、必要と
される冷凍能力に応じて運転する冷媒回路を切り換える
場合もあり、かかる場合、一方の冷媒回路の圧縮機は停
止される。 しかるに、停止状態にある回路の冷媒温度は低温である
。したがって、該停止状態から開始される除霜の場合、
その所要時間は長時間となり、前記要請に反する。 本発明は、除霜運転前に冷媒圧縮機が停止されている場
合にも、除霜所要時間を短くできる冷凍機の提供を目的
とする。
た、上述のように、高温の冷媒が庫内側熱交換手段に流
入する。 したがって、除霜時の庫内空気温の上昇を低減するため
には、速やかな除霜、即ち、除霜所要時間の短縮が要請
される。 ところで、除霜運転前に於いて、冷媒圧縮機が停止され
ている場合がある。 例えば、庫内空気温の過冷却を防止するために停止され
ている場合(以下、「保冷モード」という)である。或
いは、複数の冷媒回路の設置された冷凍機では、必要と
される冷凍能力に応じて運転する冷媒回路を切り換える
場合もあり、かかる場合、一方の冷媒回路の圧縮機は停
止される。 しかるに、停止状態にある回路の冷媒温度は低温である
。したがって、該停止状態から開始される除霜の場合、
その所要時間は長時間となり、前記要請に反する。 本発明は、除霜運転前に冷媒圧縮機が停止されている場
合にも、除霜所要時間を短くできる冷凍機の提供を目的
とする。
本発明の冷凍機は、所定条件下で除霜モードの設定を指
令するモード管理手段と、冷媒回路に設置されている。 冷媒圧縮機の作動状態を検出する手段と、除霜モード指
令時に於いて冷媒圧縮機が作動停止中の場合は除霜運転
に先立って冷媒の暖気運転を実行させる制御手段とを有
し、冷媒回路を循環する冷媒との熱交換により冷凍庫内
の空気冷却を行うものである。 上記に於いて、冷媒回路は、「圧縮手段−庫外側熱交換
手段一減圧手段一庫内側熱交換手段一圧縮手段Jより成
る。これにより、冷凍サイクルが実現される。 また、除霜運転は、例えば、庫外側熱交換手段及び減圧
手段にバイパス通路を設け、該バイパス通路を冷媒通路
として使用することにより、冷媒の温度低下を防止する
運転である。 また、暖気運転は、例えば、庫外側熱交換手段の近傍に
設置されている熱交換促進手段(ファン等)を停止させ
、冷媒の放熱を抑制して冷凍機を運転するものである。
令するモード管理手段と、冷媒回路に設置されている。 冷媒圧縮機の作動状態を検出する手段と、除霜モード指
令時に於いて冷媒圧縮機が作動停止中の場合は除霜運転
に先立って冷媒の暖気運転を実行させる制御手段とを有
し、冷媒回路を循環する冷媒との熱交換により冷凍庫内
の空気冷却を行うものである。 上記に於いて、冷媒回路は、「圧縮手段−庫外側熱交換
手段一減圧手段一庫内側熱交換手段一圧縮手段Jより成
る。これにより、冷凍サイクルが実現される。 また、除霜運転は、例えば、庫外側熱交換手段及び減圧
手段にバイパス通路を設け、該バイパス通路を冷媒通路
として使用することにより、冷媒の温度低下を防止する
運転である。 また、暖気運転は、例えば、庫外側熱交換手段の近傍に
設置されている熱交換促進手段(ファン等)を停止させ
、冷媒の放熱を抑制して冷凍機を運転するものである。
冷媒回路を構成する庫内側熱交換手段に所定量の霜が付
着する等して、除霜モードの設定が指令されると、冷媒
圧縮機(複数有る場合は、各冷媒圧縮機)が停止中か否
か判定される。 もし、停止中であれば、除霜運転に先立って暖気運転が
実行され、冷媒の温度が高肥られる。 このため、除霜運転の開始時には、冷媒温度が十分に上
昇しており、したがって、除霜所要時間も短時間で足り
る。
着する等して、除霜モードの設定が指令されると、冷媒
圧縮機(複数有る場合は、各冷媒圧縮機)が停止中か否
か判定される。 もし、停止中であれば、除霜運転に先立って暖気運転が
実行され、冷媒の温度が高肥られる。 このため、除霜運転の開始時には、冷媒温度が十分に上
昇しており、したがって、除霜所要時間も短時間で足り
る。
以下、本発明の詳細な説明する。
(1)単一の冷媒回路の場合
まず、冷媒回路が1基である実施例について説明する。
第1図(a)及び(b)は、本実施例にがかる冷凍機の
冷媒回路の制御を説明するフローチャートであり、第2
図は上記冷媒回路の構t?、説明図である。また、第3
図は上記冷媒回路の作動を制御する電気回路の構成説明
図である。 第2図において10は庫外機、20は庫内機を示す。図
示のように、本冷媒回路は、「圧縮機1→コンデンサ(
庫外側熱交換手段)2→レシーバ3−+エキスパンショ
ンバルブ(減圧手段>4−エバポレータ(庫内側熱交換
手段)5−アキュムレタ6−圧縮機1」という循環回路
として構成されており、該回路内を流れる冷媒の状態変
化を利用して、冷凍庫内の空気を冷却するものである。 上記に於いて、圧縮機1は、圧縮機1と駆動源とを接続
するクラッチの断続を、圧縮機ソレノイドIIにより制
御することによって、その作動を制御される。 また、コンデンサ2には、除霜運転モード時に冷媒のバ
イパス通路を構成する第1バルブ7の回路が並列に配設
されており、同様に、エキスパンションバルブ4には、
第2バルブ8の回路が並列に配設されている。なお、第
1バルブ7の開閉は第1バルブソレノイド7Iにより、
第2バルブ8の開閉は第2バルブソレノイド81により
、それぞれ制御される。 また、コンデンサ2の近傍には、コンデンサ2を通過す
る冷媒の放熱を促進するためのコンデンサファン21が
設置されており、同様に、エバポレータ5の近傍には、
エバポレータ5を通過する冷媒の吸熱及び冷凍庫内の冷
却を促進するためのり〜リングファン51が設置されて
いる。コンデンサファン21の作動はコンデンサファン
モータ21Mにより、クーリングファン51の作動はり
〜リングファンモータ51Mにより、それぞれ制御され
る。 また、冷凍庫内には、冷凍庫内温度を検出する庫内サー
ミスタ91、及び、除霜時のエバボレタ出口近傍の温度
を検出する除霜サーミスタ92が、それぞれ設置されて
いる。 かかる構成の冷媒回路の作動は、第3図図示の制御回路
によって制御される。 即ち、制御アンプ10には、後述の制御を実行するため
の制御プログラムが格納されており、庫内サーミスタ9
1及び除霜サーミスタ92からの検出信号を入力すると
ともに、 ・圧縮機ソレノイド11の給電回路のリレー接点11b
を開閉するためのリレー11aへの制御信号。 ・第1バルブソレノイド71及び第2バルブソレノイド
81の給電回路のリレー接点71bを開閉するためのリ
レー718への制御信号。 ・コンデンサファンモータ21Mの給電回路のリレー接
点21bを開閉するためのリレー21aへの制御信号。 ・クーリングファンモータ51Mの給電回路のリレー接
点51bを開閉するためのリレー51aへの制御信号。 をそれぞれ出力する。これにより、下記の制御が実行さ
れる。 以下、制御について述べる。 制御アンプ10は、例えば、図示しないメイン電源の投
入によって第1図(a)に示す処理をスタトする。 まず、検出される庫内温度が、所定の冷凍条件である場
合(S 11 ; YES、例えば、庫内温度が所定温
度以上となった場合)は、冷凍運転モトを設定する<5
13)。これにより、圧縮機ソレノイド11の給電回路
のリレー接点11b1コンデンサフアンモータ21Mの
給電回路のリレー接点21b1及び、クーリングファン
モータ51Mの給電回路のリレー接点51bが閉成され
、冷凍運転が実行される。 また、検出される庫内温度が、所定の冷凍条件でない場
合(Sll;No1例えば、庫内温度が所定温度以下と
なった場合)は、保冷モードを設定する(S15)。こ
れにより、圧縮機ソレノイド11の給電回路のリレー接
点11bが開成されて、冷媒の循環が停止される。なお
、コンデンサファンモータ21Mのリレー接点21b1
及びクーリングファンモータ51Mのリレー接点51b
は閉成されたままである。 一方、除霜サーミスタ92の検出温度が所定の除霜温度
となった場合は(S17;YES)、第1図(b)の除
霜制御を実行する(319)。 まず、除霜制御開始時に於いて、圧縮機1が作動中か否
か、即ち、冷凍運転モードであるか、保冷モードである
かを判定する(551)。 冷凍運転モードである場合(S 51 ; YES)は
、冷媒の温度が充分に高いため、直ちに除霜運転モード
を設定する(557)。これにより、圧縮機ソレノイド
11の給電回路のリレー接点11bは引続き閉成される
とともに、第1パルプツレメイド71及び第2バルブソ
レノイド81の給電回路のリレー接点71bが閉成され
て第1バルブ7及び第2バルブ8が開かれる。即ち、圧
縮機1によって圧縮されて高温・高圧とされた冷媒ガス
の大部分は、第1バルブ及び第2バルブ側の回路を流れ
て(即ち、あまり温度低下せずに)、エバポレータ5に
流入し、該エバポレータ5表面の霜を加熱する。なお、
コンデンサファンモータ21Mのリレー接点21b及び
クーリングファンモタ51Mのリレー接点51bは開成
され、冷媒と空気との熱交換は抑制される。 一方、ステップS51で、保冷モードであるとされた場
合(351;No)は、暖気運転モードを設定する(S
53)。これにより、圧縮機ソレノイド11の給電回路
のリレー接点1 l bが閉成されて、冷媒の循環が開
始される。なお、第1バルブソレノイド71及び第2バ
ルブソレノイド81の給電回路のリレー接点71bは開
成されたままであり、第1バルブ7及び第2バルブ8は
閉じられている。また、コンデンサファンモータ21M
のリレー接点21b及びクーリングファンモタ51Mの
リレー接点51bは開成状態とされて冷媒と空気との熱
交換は抑制される。 こうして暖気運転が行われて、暖気終了条件が満たされ
ると(S55 ;YES) 、除霜運転モードが設定さ
れて(357)、前述の除霜運転が開始される。暖気終
了条件は、冷媒温度が除霜に適した温度に達したと認め
られる条件であり、例えば、除霜サーミスタ92の検出
温度がT、(第4図参照)となった時、或いは、該T1
に相当する暖気時間が経過した時(T、と該T1に相当
する暖気時間とは、略−数的に関係づけ得る)として定
めるこきができる。なお、第4図は、除霜開始時におけ
る冷媒温度がT1であれば、除霜所要時間がtlである
ことを示す特性図である。 (2)複数の冷媒回路の場合 次に、独立な冷媒回路を2基有する冷凍機の場合につい
て説明する。 本実施例の冷凍機では、必要とされる冷凍能力に応じて
、 8.2基の冷凍運転モード b、1基の冷凍運転モード(他の1基は保冷モトとされ
る。なお、モードは、側基間で交互に切換えられるもの
とする) c、2基の保冷モード の何れかが設定される。なお、各冷媒回路に対する「冷
凍モード」 「保冷モード」の設定は、前記実施例にお
ける第1図(a)のステップSll〜515の処理(冷
凍運転モード、又は、保冷モードを選択的に設定するた
めの処理)を、各冷媒回路毎に行うことによって実現し
ている。 したがって、以下、第5図及び第6図に即して除霜制御
を中心に説明する。 なお、第6図中に於いて、第2図と同じ部材については
、1基の冷媒回路に関してはそのまま同一の符号を用い
て示し、また、他の1基の冷媒回路に関しては11′の
ようにr′」符号を用いて示すこととする。また、本冷
凍機に於いて、コンデンサファン21、及びクーリング
ファン51は両冷媒回路で共用されている。 除霜制御の条件が満たされて、除霜制御が開始されると
、まず、両冷媒回路の圧縮機が、ともに作動中か否かが
判定される(571)。 その結果、両冷媒回路とも冷凍運転モードである場合(
S71.YES)は、側基とも冷媒の温度が充分に高い
ため、直ちに除霜運転モードを設定する(S83)。除
霜運転モードでは、各冷媒回路毎に、前述の実施例と同
様の除霜運転の動作が行われる。 一方、ステップ371で、何れか1基以上の冷媒回路が
保冷モードであるとされた場合(S71・NO)は、ス
テップS73に進む。 ステップ373では、保冷モードにある冷媒回路が、1
基であるか2基であるかを判定する。 その結果、2基の冷媒回路が保冷モードにある場合(S
73;No)は、両冷媒回路に暖気運転モードを設定す
る(S75)。暖気運転モードでは、各冷媒回路毎に、
前述の実施例と同様の暖気運転の動作が行われる。その
後、上記両冷媒回路の暖気運転によって、暖気終了条件
Aが満たされると(577;YES) 、除霜運転モー
ドを設定する(S83)。これにより、前述の除霜運転
が開始される。なお、暖気終了条件Aは、両冷媒回路が
保冷モードにある状態から暖気運転を開始して、両冷媒
回路の冷媒温度が除霜に適した温度に達したと認められ
る条件である。該条件は、例えば、前記実施例のように
温度値として与えてもよく、また該温度値に対応する時
間値として与えてもよい。なお、暖気終了条件Aは、下
記の暖気終了条件Bとは異なった値をとる。 一方、前記ステップS73で、1基の冷媒回路が保冷モ
ードにあり、他の1基は冷凍運転モードにあるとされた
場合(S 73 、 YES)は、保冷モードにある1
基の冷媒回路についてのみ暖気運転モードを設定し、冷
凍運転モードにある他の1基の冷媒回路の冷凍運転はそ
のまま継続する(S79)。その後、上記制御により暖
気終了条件Bが満たされると(S81 ;YES) 、
除霜運転モトを設定する(S83)。これにより、前述
の除霜運転が開始される。ここに、暖気終了条件Bは、
l基が冷凍運転モードにあり他の1基が保冷モードにあ
る状態から、抜性の1基の暖気運転を開始することによ
り、両冷媒回路の冷媒温度が除霜運転を開始するに適し
た温度に達したと認められる条件である。したがって、
前記暖気終了条件Aとは、異なった値をとる。 以上のようにして、複数の冷媒回路を有する冷凍機での
除霜制御が行われる。
冷媒回路の制御を説明するフローチャートであり、第2
図は上記冷媒回路の構t?、説明図である。また、第3
図は上記冷媒回路の作動を制御する電気回路の構成説明
図である。 第2図において10は庫外機、20は庫内機を示す。図
示のように、本冷媒回路は、「圧縮機1→コンデンサ(
庫外側熱交換手段)2→レシーバ3−+エキスパンショ
ンバルブ(減圧手段>4−エバポレータ(庫内側熱交換
手段)5−アキュムレタ6−圧縮機1」という循環回路
として構成されており、該回路内を流れる冷媒の状態変
化を利用して、冷凍庫内の空気を冷却するものである。 上記に於いて、圧縮機1は、圧縮機1と駆動源とを接続
するクラッチの断続を、圧縮機ソレノイドIIにより制
御することによって、その作動を制御される。 また、コンデンサ2には、除霜運転モード時に冷媒のバ
イパス通路を構成する第1バルブ7の回路が並列に配設
されており、同様に、エキスパンションバルブ4には、
第2バルブ8の回路が並列に配設されている。なお、第
1バルブ7の開閉は第1バルブソレノイド7Iにより、
第2バルブ8の開閉は第2バルブソレノイド81により
、それぞれ制御される。 また、コンデンサ2の近傍には、コンデンサ2を通過す
る冷媒の放熱を促進するためのコンデンサファン21が
設置されており、同様に、エバポレータ5の近傍には、
エバポレータ5を通過する冷媒の吸熱及び冷凍庫内の冷
却を促進するためのり〜リングファン51が設置されて
いる。コンデンサファン21の作動はコンデンサファン
モータ21Mにより、クーリングファン51の作動はり
〜リングファンモータ51Mにより、それぞれ制御され
る。 また、冷凍庫内には、冷凍庫内温度を検出する庫内サー
ミスタ91、及び、除霜時のエバボレタ出口近傍の温度
を検出する除霜サーミスタ92が、それぞれ設置されて
いる。 かかる構成の冷媒回路の作動は、第3図図示の制御回路
によって制御される。 即ち、制御アンプ10には、後述の制御を実行するため
の制御プログラムが格納されており、庫内サーミスタ9
1及び除霜サーミスタ92からの検出信号を入力すると
ともに、 ・圧縮機ソレノイド11の給電回路のリレー接点11b
を開閉するためのリレー11aへの制御信号。 ・第1バルブソレノイド71及び第2バルブソレノイド
81の給電回路のリレー接点71bを開閉するためのリ
レー718への制御信号。 ・コンデンサファンモータ21Mの給電回路のリレー接
点21bを開閉するためのリレー21aへの制御信号。 ・クーリングファンモータ51Mの給電回路のリレー接
点51bを開閉するためのリレー51aへの制御信号。 をそれぞれ出力する。これにより、下記の制御が実行さ
れる。 以下、制御について述べる。 制御アンプ10は、例えば、図示しないメイン電源の投
入によって第1図(a)に示す処理をスタトする。 まず、検出される庫内温度が、所定の冷凍条件である場
合(S 11 ; YES、例えば、庫内温度が所定温
度以上となった場合)は、冷凍運転モトを設定する<5
13)。これにより、圧縮機ソレノイド11の給電回路
のリレー接点11b1コンデンサフアンモータ21Mの
給電回路のリレー接点21b1及び、クーリングファン
モータ51Mの給電回路のリレー接点51bが閉成され
、冷凍運転が実行される。 また、検出される庫内温度が、所定の冷凍条件でない場
合(Sll;No1例えば、庫内温度が所定温度以下と
なった場合)は、保冷モードを設定する(S15)。こ
れにより、圧縮機ソレノイド11の給電回路のリレー接
点11bが開成されて、冷媒の循環が停止される。なお
、コンデンサファンモータ21Mのリレー接点21b1
及びクーリングファンモータ51Mのリレー接点51b
は閉成されたままである。 一方、除霜サーミスタ92の検出温度が所定の除霜温度
となった場合は(S17;YES)、第1図(b)の除
霜制御を実行する(319)。 まず、除霜制御開始時に於いて、圧縮機1が作動中か否
か、即ち、冷凍運転モードであるか、保冷モードである
かを判定する(551)。 冷凍運転モードである場合(S 51 ; YES)は
、冷媒の温度が充分に高いため、直ちに除霜運転モード
を設定する(557)。これにより、圧縮機ソレノイド
11の給電回路のリレー接点11bは引続き閉成される
とともに、第1パルプツレメイド71及び第2バルブソ
レノイド81の給電回路のリレー接点71bが閉成され
て第1バルブ7及び第2バルブ8が開かれる。即ち、圧
縮機1によって圧縮されて高温・高圧とされた冷媒ガス
の大部分は、第1バルブ及び第2バルブ側の回路を流れ
て(即ち、あまり温度低下せずに)、エバポレータ5に
流入し、該エバポレータ5表面の霜を加熱する。なお、
コンデンサファンモータ21Mのリレー接点21b及び
クーリングファンモタ51Mのリレー接点51bは開成
され、冷媒と空気との熱交換は抑制される。 一方、ステップS51で、保冷モードであるとされた場
合(351;No)は、暖気運転モードを設定する(S
53)。これにより、圧縮機ソレノイド11の給電回路
のリレー接点1 l bが閉成されて、冷媒の循環が開
始される。なお、第1バルブソレノイド71及び第2バ
ルブソレノイド81の給電回路のリレー接点71bは開
成されたままであり、第1バルブ7及び第2バルブ8は
閉じられている。また、コンデンサファンモータ21M
のリレー接点21b及びクーリングファンモタ51Mの
リレー接点51bは開成状態とされて冷媒と空気との熱
交換は抑制される。 こうして暖気運転が行われて、暖気終了条件が満たされ
ると(S55 ;YES) 、除霜運転モードが設定さ
れて(357)、前述の除霜運転が開始される。暖気終
了条件は、冷媒温度が除霜に適した温度に達したと認め
られる条件であり、例えば、除霜サーミスタ92の検出
温度がT、(第4図参照)となった時、或いは、該T1
に相当する暖気時間が経過した時(T、と該T1に相当
する暖気時間とは、略−数的に関係づけ得る)として定
めるこきができる。なお、第4図は、除霜開始時におけ
る冷媒温度がT1であれば、除霜所要時間がtlである
ことを示す特性図である。 (2)複数の冷媒回路の場合 次に、独立な冷媒回路を2基有する冷凍機の場合につい
て説明する。 本実施例の冷凍機では、必要とされる冷凍能力に応じて
、 8.2基の冷凍運転モード b、1基の冷凍運転モード(他の1基は保冷モトとされ
る。なお、モードは、側基間で交互に切換えられるもの
とする) c、2基の保冷モード の何れかが設定される。なお、各冷媒回路に対する「冷
凍モード」 「保冷モード」の設定は、前記実施例にお
ける第1図(a)のステップSll〜515の処理(冷
凍運転モード、又は、保冷モードを選択的に設定するた
めの処理)を、各冷媒回路毎に行うことによって実現し
ている。 したがって、以下、第5図及び第6図に即して除霜制御
を中心に説明する。 なお、第6図中に於いて、第2図と同じ部材については
、1基の冷媒回路に関してはそのまま同一の符号を用い
て示し、また、他の1基の冷媒回路に関しては11′の
ようにr′」符号を用いて示すこととする。また、本冷
凍機に於いて、コンデンサファン21、及びクーリング
ファン51は両冷媒回路で共用されている。 除霜制御の条件が満たされて、除霜制御が開始されると
、まず、両冷媒回路の圧縮機が、ともに作動中か否かが
判定される(571)。 その結果、両冷媒回路とも冷凍運転モードである場合(
S71.YES)は、側基とも冷媒の温度が充分に高い
ため、直ちに除霜運転モードを設定する(S83)。除
霜運転モードでは、各冷媒回路毎に、前述の実施例と同
様の除霜運転の動作が行われる。 一方、ステップ371で、何れか1基以上の冷媒回路が
保冷モードであるとされた場合(S71・NO)は、ス
テップS73に進む。 ステップ373では、保冷モードにある冷媒回路が、1
基であるか2基であるかを判定する。 その結果、2基の冷媒回路が保冷モードにある場合(S
73;No)は、両冷媒回路に暖気運転モードを設定す
る(S75)。暖気運転モードでは、各冷媒回路毎に、
前述の実施例と同様の暖気運転の動作が行われる。その
後、上記両冷媒回路の暖気運転によって、暖気終了条件
Aが満たされると(577;YES) 、除霜運転モー
ドを設定する(S83)。これにより、前述の除霜運転
が開始される。なお、暖気終了条件Aは、両冷媒回路が
保冷モードにある状態から暖気運転を開始して、両冷媒
回路の冷媒温度が除霜に適した温度に達したと認められ
る条件である。該条件は、例えば、前記実施例のように
温度値として与えてもよく、また該温度値に対応する時
間値として与えてもよい。なお、暖気終了条件Aは、下
記の暖気終了条件Bとは異なった値をとる。 一方、前記ステップS73で、1基の冷媒回路が保冷モ
ードにあり、他の1基は冷凍運転モードにあるとされた
場合(S 73 、 YES)は、保冷モードにある1
基の冷媒回路についてのみ暖気運転モードを設定し、冷
凍運転モードにある他の1基の冷媒回路の冷凍運転はそ
のまま継続する(S79)。その後、上記制御により暖
気終了条件Bが満たされると(S81 ;YES) 、
除霜運転モトを設定する(S83)。これにより、前述
の除霜運転が開始される。ここに、暖気終了条件Bは、
l基が冷凍運転モードにあり他の1基が保冷モードにあ
る状態から、抜性の1基の暖気運転を開始することによ
り、両冷媒回路の冷媒温度が除霜運転を開始するに適し
た温度に達したと認められる条件である。したがって、
前記暖気終了条件Aとは、異なった値をとる。 以上のようにして、複数の冷媒回路を有する冷凍機での
除霜制御が行われる。
以上、本発明は、所定条件下で除霜モードの設定を指令
するモード管理手段と、冷媒回路に設置されている冷媒
圧縮機の作動状態を検出する手段と、除霜モード指令時
に於いて冷媒圧縮機が作動停止中の場合は除霜運転に先
立って冷媒の暖気運転を実行させる制御手段とを有し、
冷媒回路を循環する冷媒との熱交換により冷凍庫内の空
気冷却を行う冷凍機である。 本発明によると、除霜運転を行う条件が満たされた時に
、圧縮機が停止状態である場合は、除霜運転に先立って
、暖気運転が行われる。 このため、除霜運転の開始時には、冷媒温度が十分に上
昇しており、したがって、除霜所要時間も短時間で足り
る。
するモード管理手段と、冷媒回路に設置されている冷媒
圧縮機の作動状態を検出する手段と、除霜モード指令時
に於いて冷媒圧縮機が作動停止中の場合は除霜運転に先
立って冷媒の暖気運転を実行させる制御手段とを有し、
冷媒回路を循環する冷媒との熱交換により冷凍庫内の空
気冷却を行う冷凍機である。 本発明によると、除霜運転を行う条件が満たされた時に
、圧縮機が停止状態である場合は、除霜運転に先立って
、暖気運転が行われる。 このため、除霜運転の開始時には、冷媒温度が十分に上
昇しており、したがって、除霜所要時間も短時間で足り
る。
第1図(a)(b)は、第1の実施例にかかる冷凍機で
の制御を説明するフローチャート、第2図は該実施例の
冷媒回路の構成を示す説明図、第3図は該冷媒回路の制
御回路を示す説明図、第4図は暖気終了条件を説明する
特性図、第5図は第2の実施例にかかる冷凍機での制御
の要部を説明するフローチャート、第6図は該実施例の
冷媒回路の制御回路を示す説明図である。 ■・・圧縮機、11・・圧縮機ソレノイド、11a・・
圧縮機リレー、11B・・圧縮機リレ接点、21M・・
コンデンサファンモータ、21a・・コンデンサファン
モータリレー、21b・・コンデンサファンモータリレ
ー接点、51M・・クーリングファンモータ、51a・
・クーリングファンモータリレー、51b・・クーリン
グファンモータリレーif点、7・・第1バルブ、8・
・第2バルブ、71・・第1バルブンレノイド。 81・・第2バルブソレノイド、71a・−バルブソレ
ノイドリレー、71b・・バルブソレノイドリレー接点 第1図(a)
の制御を説明するフローチャート、第2図は該実施例の
冷媒回路の構成を示す説明図、第3図は該冷媒回路の制
御回路を示す説明図、第4図は暖気終了条件を説明する
特性図、第5図は第2の実施例にかかる冷凍機での制御
の要部を説明するフローチャート、第6図は該実施例の
冷媒回路の制御回路を示す説明図である。 ■・・圧縮機、11・・圧縮機ソレノイド、11a・・
圧縮機リレー、11B・・圧縮機リレ接点、21M・・
コンデンサファンモータ、21a・・コンデンサファン
モータリレー、21b・・コンデンサファンモータリレ
ー接点、51M・・クーリングファンモータ、51a・
・クーリングファンモータリレー、51b・・クーリン
グファンモータリレーif点、7・・第1バルブ、8・
・第2バルブ、71・・第1バルブンレノイド。 81・・第2バルブソレノイド、71a・−バルブソレ
ノイドリレー、71b・・バルブソレノイドリレー接点 第1図(a)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 冷媒回路を循環する冷媒との熱交換により冷凍庫内の空
気冷却を行う冷凍機に於いて、 所定条件下で、除霜モードの設定を指令するモード管理
手段と、 冷媒回路に設置されている冷媒圧縮機の作動状態を検出
する手段と、 除霜モード指令時に於いて冷媒圧縮機が作動停止中の場
合は、除霜運転に先立って、冷媒の暖気運転を実行させ
る制御手段と、 を有する冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10845590A JPH046380A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 冷凍機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10845590A JPH046380A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 冷凍機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH046380A true JPH046380A (ja) | 1992-01-10 |
Family
ID=14485212
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10845590A Pending JPH046380A (ja) | 1990-04-23 | 1990-04-23 | 冷凍機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046380A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012026636A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Corona Corp | ヒートポンプ給湯機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5857666B2 (ja) * | 1980-03-03 | 1983-12-21 | 新日本製鐵株式会社 | 太陽熱利用集熱器の選択吸収面および製造方法 |
-
1990
- 1990-04-23 JP JP10845590A patent/JPH046380A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5857666B2 (ja) * | 1980-03-03 | 1983-12-21 | 新日本製鐵株式会社 | 太陽熱利用集熱器の選択吸収面および製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012026636A (ja) * | 2010-07-22 | 2012-02-09 | Corona Corp | ヒートポンプ給湯機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8418488B2 (en) | Method for controlling of refrigerator | |
US8490421B2 (en) | Controlling process for refrigerator | |
CN111503988B (zh) | 用于冰箱的控制方法、控制装置、冰箱和存储介质 | |
JP2000199669A (ja) | 圧縮機の定常状態運転を行う方法 | |
US4785640A (en) | Freezing apparatus using a rotary compressor | |
JPH09236370A (ja) | 冷蔵庫の急速冷却制御方法 | |
JP4178646B2 (ja) | 冷蔵庫 | |
US20200263916A1 (en) | Refrigeration machine | |
KR100293699B1 (ko) | 냉장고의제어방법 | |
JPH046380A (ja) | 冷凍機 | |
KR100846114B1 (ko) | 냉장고의 제어방법 | |
JP2910849B1 (ja) | 空気調和機の除霜制御装置 | |
JPH07218003A (ja) | 冷凍装置の制御方式 | |
JP3886190B2 (ja) | 自動販売機 | |
JP3291314B2 (ja) | 冷凍装置 | |
WO2023190302A1 (ja) | 空気調和機 | |
KR100390437B1 (ko) | 2개의 증발기가 설치된 냉장고의 운전 제어 방법 | |
JP3851246B2 (ja) | 可燃性冷媒冷蔵庫の制御方法 | |
JPH0942813A (ja) | ファジー推論による冷却装置の制御方法 | |
JPH08303920A (ja) | 冷蔵庫の制御装置 | |
KR20220006334A (ko) | 공기조화기 및 그 제어방법 | |
KR950006023Y1 (ko) | 냉동기기의 제상장치 | |
CN117366897A (zh) | 制冷装置以及制冷装置的控制方法 | |
KR20040007078A (ko) | 증발기의 서리 제거 장치 및 방법 | |
JPH06288601A (ja) | 空気調和機の運転制御方法 |