JPH046319Y2 - - Google Patents

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JPH046319Y2
JPH046319Y2 JP6080584U JP6080584U JPH046319Y2 JP H046319 Y2 JPH046319 Y2 JP H046319Y2 JP 6080584 U JP6080584 U JP 6080584U JP 6080584 U JP6080584 U JP 6080584U JP H046319 Y2 JPH046319 Y2 JP H046319Y2
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JP
Japan
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magnetic field
field generating
speaker
magnetic
coil
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JP6080584U
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  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、永久磁石を用いないで磁性体ヨーク
を用いる、磁束の外部洩れがきわめて少ないスピ
ーカーに関する。
在来のスピーカーは永久磁石を用いるために、
外部に常時磁気洩れを生じ、その磁束のために
種々の障害を生ずる。例えば近接したものは磁気
をおび不都合なことがある。その一実施例として
在来のスピーカーの構造について第2図に示し、
発生する磁束について第3A図と第3B図に例示
する。第2図には在来のスピーカーの一部断面正
面図を示す。図示の上部はスピーカーの開口部で
あり、フレーム10の内部にはコーン12が設け
られ、該コーン12は点線で示すが、ボイスコイ
ル1の特定部7の全周面を支持するホルダー11
に近接して空間部を形成し、ホルダーに支持さ
れ、コーンは正しく軸方向に振動させることがで
きるようにされている。ボイスコイル1は普通は
鋼板製センターポール9の外方に所要の間隔で接
近して設けられ、該センターポール9の外方に所
要の間隔で接近して鋼板製ヨーク3の両端6が配
置されている。該ヨーク3の両端6の反対部分の
中央部にはフエライト、アルニコその他の磁性材
料で形成された所定形状の永久磁石2が固着され
ている。
第3A図はボイスコイル1部分に形成される永
久磁界の分布を表わすもので、第3B図に示すよ
うに分布曲線AとBとCで表わされる。また前記
空間以外にもヨーク3の周りにも漏洩する磁束が
あり、このため、外部へ及ぼす磁界の強さの影響
は消除することはできない。
本考案は、前記のスピーカーに永久磁石を用い
ないようにし、常時は磁束を出さず、スピーカー
として出力を使用する場合だけ磁束を出し、その
外部への磁束の影響を及ぼす範囲を減少しまたは
消除するために、ボイスコイルによる磁束を発生
し且つ良好なスピーカー出力を有する構成のもの
を提供することを目的とする。
次に、本考案を一実施例を図示して説明図す
る。第1図は本考案の一実施例の一部拡大断面正
面図である。このように平板状にし、少なくとも
スピーカーとして出力を発生させないで、すなわ
ち振動を発生し出力をしない場合には、スピーカ
ー外周部には当然ながら磁気的影響を与えない。
また、設計上でもスピーカー外に及ぼす磁界を考
慮する要因としての重要度ランクを低下させるこ
とができる。また磁束密度の均一分布について永
久磁石のもつ要因を、永久磁石とボイスコイルと
ヨークとの場合のそれよりも小にすることができ
る。
第1図に示す本考案の図示例では、第2図に示
す在来品の永久磁石とヨークとの関係に比較し
て、単に代替するだけでなく、共振するコーン、
また支持するフレームの形とも異なる。この実施
例では、永久磁石でない磁性体製ヨーク13と3
3との間にボイス用磁界発生用コイルを平行に挿
入する。即ち上下ヨークの間に、それぞれのヨー
ク13と33と所要の間隔でボイスコイル用に、
平板状に導電線36を巻回した磁界発生用コイル
をはめこんで、一体形とし、平板コイルの厚さを
一定均等にし発生する電磁束が均一分布する磁界
発生用ボイスコイル31を、移動可能に備える。
磁界発生用コイル31には単独の、または複数個
のコイルを組合せた複合コイルを用いることがで
き、低音、高温の出力が任意に得られるようにす
る。ボイスコイル31に通電し電磁束を発生させ
たときにヨークとの間に自己駆動し、ボイス音量
に比例して出力する際に出力に応じた振動数、振
巾の運動を行なう。該ボイスコイル(磁界発生用
コイル)31は導電線37で電源に連結すること
により、上下に配置したヨーク13と33とを磁
化せしめる。しかる後にボイス信号電流に比例し
て変化磁界を発生し、その磁界の強さ、変化に応
じてヨーク13,33に吸引振動することができ
る。又、磁界発生用コイル31は、複数個設けて
ヨーク13,33とを磁化するもの、ボイス信号
に応じた高音用、低音用変化磁界を発生するもの
等別々の機能を持たせることができる。ヨーク1
3,33には図示しないがコイル31の振動が容
易なように多数の空気孔が明けられており、又、
磁界発生用コイル31の周端部には振動板35が
放射状に設けられ、磁界発生用コイル31を振動
自在に支持している。ヨーク13,33と磁界発
生用コイル31との間に空間34を、またその空
間の外側方にフレーム32と振動板35の間にひ
ろがる空間24とを形成し、音声発振する。
本考案の他の特徴の一つは、磁界発生用コイル
31の長さ、厚さ、形状および材質を、その目的
用途に応じて所要のものにすることができ、例示
のもののように扁平の薄形にし、振動板の形状寸
法または面積を任意に選定して用いることがで
き、通常のコーンとフレーム等により構成される
ものより収納が容易である。振動板35には適当
な形状寸法のひだ39と直線部分38とが付さ
れ、精密な応答振動ができるようにしてある。
又、磁界発生用コイル31は、複数個設けヨーク
13と33とを磁化するためのものとボイス信号
に応じた変化磁界を発生するもの等々別々の機能
を持たせることが可能で、必要なときのみヨーク
13と33とを磁化するよう構成したので、磁界
発生用コイル31に対する通電を切ると、ヨーク
13と33とは磁性を解消し、スピーカー使用時
以外は外部に対して磁気的影響を及ぼさないとい
う優れた作用効果を奏するものである。
こうして形成した本考案のスピーカーは、永久
磁石を用いないで、充分に在来スピーカー同等の
効率と音声効果をもたらすことが確認できた。さ
らに在来のコーンとフレームのものに比較して、
薄形のものを製造することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の一部拡大断面正面
図、第2図は在来のスピーカの一部断面正面図
で、第3A図と第3B図は第2図のものの磁束分
布を示す一部拡大断面正面図である。 31……磁界発生用コイル、13,33……磁
性体ヨーク、32……フレーム、35……振動
板、37……通電線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 磁性体からなる一対の平板状ヨークを所定の
    間隔をもつて対向せしめ、該一対のヨークの間
    に平板状に導電線を巻回した磁界発生用コイル
    を少なくとも1個配置して設け、該磁界発生用
    コイルの周端部から放射状に振動板を設け、前
    記磁界発生用コイルに前記ヨーク磁化電源及び
    ボイス信号を入力して成ることを特徴とするス
    ピーカー装置。 (2) 前記磁界発生用コイルを、ヨーク磁化及びボ
    イス信号入力等、機能別に複数設けてなること
    を特徴するスピーカー装置。
JP6080584U 1984-04-26 1984-04-26 スピ−カ−装置 Granted JPS60174396U (ja)

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JP6080584U JPS60174396U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 スピ−カ−装置

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JP6080584U JPS60174396U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 スピ−カ−装置

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Publication Number Publication Date
JPS60174396U JPS60174396U (ja) 1985-11-19
JPH046319Y2 true JPH046319Y2 (ja) 1992-02-20

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ID=30588490

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