JPH0462963B2 - - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、都市ごみの貯留排出装置に関するも
のである。

［従来技術］ 都市ごみの真空収集輸送システムは、一般に、
分離機等を備えていて送られて来たごみを収集分
離し貯留排出させるようにしてある収集ステーシ
ヨンと、ごみ吸引される空気に乗せて輸送させる
輸送管と、投入されたごみを貯留して上記輸送管
内へ排出させる貯留排出装置の３つの主要部から
なつている。

そのうちの貯留排出装置としては、従来、第１
図に概略を示す如く、ダストシユート方式と地上
投入方式とがある。

ダストシユート方式は、ダストシユートｂに建
物ａの各階層毎にごみ投入口ｃを設けると共に、
地下に設けたパイプシユート貯留槽ｄ又は大容量
貯留槽ｅにダストシユートｂの下端を接続させ、
投入口ｃより投入したごみを貯留槽ｄ又はｅに貯
留させ、該貯留したごみを排出弁ｆの開時に輸送
管ｇへ落下させるようにしてある。

地上投入方式は、地上に投入口ｈを設け、この
投入口ｈを地下に設けたパイプシユート貯留槽ｄ
に接続させ、該貯留槽ｄを輸送管ｇに排出弁ｆを
介して接続させた形式のものである。

図中、ｉは貯留槽ピツト、ｊは吸気弁、ｋは吸
気筒、ｌは点検ピツト、ｍは点検口である。

上記従来の貯留排出装置では、ごみが投入口ｃ
又はｈからビニール袋、紙袋あるいはばらばらの
状態で投入されると、これらのごみは貯留槽ｄ，
ｅへ一時貯留される。次に輸送を開始する場合
は、収集ステーシヨンのブロワを起動させ、該当
する貯留槽がある輸送管ｇの吸気弁ｊを開くこと
により、ごみ輸送に必要な空気流を発生させ、次
いで、輸送しようとする貯留槽の排出弁ｆを開け
て輸送管ｇ内へ落下させている。

この場合、パイプシユート貯留槽ｄの場合に
は、排出弁ｆの上に貯留されていたごみが、重力
で輸送管ｇ内に落下して空気流により輸送され、
ビニール袋、紙袋内のごみはばらばらになつて収
集ステーシヨンへと送られることになる。

又、大容量貯留槽ｅの場合には、該貯留槽が回
転ドラム形のものであれば蓋を開きドラムを回転
することにより、又貯留槽が回転羽根のものであ
れば羽根を回転することにより、それぞれ貯留ご
みは、排出弁ｆ側へ排出され、パイプシユート貯
留槽の場合と同様にばらばらになつて輸送管ｇ内
を輸送されることになる。

しかし、上記従来の方式では、 輸送管径は、投入されるごみの大きさから一
般に400〜500φの大きさであり、この中をばら
ばらでごみが輸送されるため、輸送管内の風速
を速くしなければならず、大きな風量が必要で
所要動力が大きくなる。

投入排出されるごみは、厨芥、水分の多いも
の、魚のはらわた、残飯類、紙、ガラス瓶、
缶、プラスチツク等、悪臭の強いものも含まれ
ており、これが空気と混合して送られるため、
輸送終末端の収集ステーシヨンにおいてブロワ
の排出の悪臭がはなはだしく、脱臭設備を設置
しなければならず、又脱臭剤は定期的に入れ替
えねばならず、それだけ維持管理費がかさむ。

輸送管内はごみの汚汁に暴露されており、輸
送管はそれによつて腐蝕するので、その腐蝕代
を耐用年数分だけ余計に厚くする必要がある。

ガラス、砂、硬度の高いものが高速で輸送管
内を輸送されるため、摩耗、衝突による摩耗代
を余分に付加して計画しなければならない。

ごみ投入口附近（ごみ貯留槽）は悪臭がた
ち、環境保全上好ましくない。

収集ステーシヨンにおける分離器、バツクフ
イルタ、ブロワ、脱臭装置、サイレンサ、収容
建屋の如き構成機器が大容量で大型となるた
め、それだけ建設費が嵩み、又運営維持管理費
も割高となる。

輸送管内をばら状で輸送するものであるた
め、同一管径においても所要エネルギーが大で
あり、風速も20〜35m／ｓと大きく、動力の節
減が図れない。

等の多くの問題があつた。

［発明の目的］ 本発明は、ごみ貯留部の小型化及び悪臭防止、
一連作業の自動化を図ると共に、カプセル化によ
り輸送動力を低減して省エネルギー化を図り、更
に関連設備（輸送装置）の小型化を図ることを目
的としている。

［発明の構成］ 本発明の都市ごみの貯留排出装置は、開閉蓋４
付ごみ投入口３を中途部に設けた筒状の本体ケー
シング１内に、上部に漏斗状のガイド部８を有し
且つ底部開放型とした内筒９を昇降可能に配設
し、ごみ袋１５を折畳み収納する円筒ケース１４
を内筒９の外周面上側に設けてごみ袋１５を円筒
ケース１４から引出すことにより内筒９の下側部
分をかぶせ得るようにし、前記本体ケーシング１
内のごみ投入口３より上側位置に圧縮用シリンダ
１７を下向きにしてピストン１８を内筒９に挿入
し得るように設置し、本体ケーシング１の内筒９
の下降下限位置よりも下方部分を輸送管２６に接
続シユート２８を介し連通し、該接続シユート２
８の上側開口部に水平移動可能に排出弁２４を設
けると共に、内筒９下降下限位置で収納ごみ２を
前記圧縮用シリンダ１７により圧縮する際にごみ
袋１５の底部を支持し且つ該ごみ袋１５にごみ２
を圧縮充填後に内筒９及びピストン１８を上昇せ
しめてからごみ袋１５を回転して収納ごみ２より
上部位置をねじつてくびれを作るためのターンテ
ーブル２２を前記排出弁２４の上面に回転可能に
載設し、更にごみ２を圧縮充填したごみ袋１５の
上端部及び次のごみ袋１５となる袋の下端部に該
当する個所のくびれを固縛し且つ固縛した２個所
の間を切断する固縛装置３３を前記本体ケーシン
グ１内に装備した構成を有する。

［作用］ 上部に漏斗状のガイド部８を有し且つ底部開放
型とししかも円筒ケース１４から引出して底部を
固縛したごみ袋１５をかぶせてある内筒９を、本
体ケーシング１内を下降し、ごみ袋１５の底部を
ターンテーブル２２上に載置する。斯かる状態で
本体ケーシング１のごみ投入口３からごみ２を内
筒９内に投入する。

ごみ２を内筒９内に適宜投入したら圧縮用シリ
ンダ１７のピストン１８を突出して内筒９内に投
入し、投入ごみ２の圧縮を行う。この投入ごみ２
の圧縮後、ピストン１８を引込めてごみ２の内筒
９への投入を行う。

ごみ２の投入、圧縮動作を繰り返してごみ２が
内筒９内で満杯状態になつたら、突出ピストン１
８とターンテーブル２２によりごみ２を挟んだ状
態にして、円筒ケース１４からごみ袋１５を引出
しつつ内筒９を引上げ、しかる後にピストン１８
を引込める。

次いでターンテーブル２２を回転することによ
り、該ターンテーブル２２と共に圧縮ごみ２充填
ごみ袋１５を回転し、該ごみ袋１５の収納ごみ２
より上部位置をねじつてくびれを作る。

しかる後に本体ケーシング１内に備えた固縛装
置３３により、圧縮ごみ２充填ごみ袋１５の上端
部及び次のごみ袋１５となるごみ袋１５の下端部
に該当する個所のくびれを固縛し且つ固縛した２
個所の間を切断する。

前記の如くしてごみ２のカプセルを作り、排出
弁２４を閉から開に切替えてカプセルを接続シユ
ート２８を介し輸送管２６に落下移動する。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。

第２図に示す如く、筒状のごみ貯留排出装置本
体ケーシング１の中途部所要位置に、ごみ２を投
入するための投入口３を開口して該投入口３に蓋
４を開閉可能に取付け、更に投入口３部に、安全
装置として蓋ロツク装置５及び閉リミツトスイツ
チ６を設け、且つ該閉リミツトスイツチ６の作動
により点灯する表示灯７を投入口３の近傍に備え
る。

投入口３から投入されたごみ２を一時貯留する
スペースを形成し後記ごみ圧縮時のごみ袋１５を
保護する手段として、上部に漏斗状のガイド部８
を有し且つ底部開放型とした内筒９を本体ケーシ
ング１内に配設すると共に、本体ケーシング１内
の上端部に巻上用ウインチ１０を設置し、該ウイ
ンチ１０より繰出したワイヤ１１にて内筒９を吊
下げ支持し、ウインチ１０の駆動によつて内筒９
を、本体ケーシング１内において、投入口３の上
下部位置の間、即ち、仮想線で示す上限位置と実
線で示す下限位置との間で昇降し得るように構成
し、更に斯かる上下限位置を検出してウインチ１
０の駆動を停止させるためのリミツトスイツチ１
２，１３を備える。

内筒９の外側には、第３図にも示す如く、円筒
ケース１４に提灯を畳む如く収納されたごみ袋１
５を下方よりかぶせ、前記ケース１４を内筒９の
ガイド部８にカートリツジ式に吊下げ、ケース１
４が内筒９と共に昇降し得るようにし、又、この
ごみ袋１５をケース１４毎取替える際に使用する
ごみ袋補充用開閉扉１６を、内筒９の上昇上限位
置に合せて設ける。

内筒９内に投入されたごみ２をコンパクト化す
る装置として、本体ケーシング１内の投入口３よ
り上部位置に、圧縮用シリンダ１７をフレーム１
９を介し下向きに設置し、該圧縮用シリンダ１７
のピストン１８を突出させた際に、該ピストン１
８を内筒９内に挿入し得るよう構成する。又ごみ
袋１５の底部を支えるよう、内筒９の下降下限位
置の下部に、モータ２０に取付けた摩擦車２１に
接して回転し得るようにした円形ターンテーブル
２２を配置し、該ターンテーブル２２を、エアシ
リンダ等の排出弁駆動装置２３に接続され水平移
動（開閉）可能とした排出弁２４の上部に軸受２
５を介し載設する。閉位置の排出弁２４の下部に
は、輸送管２６に枝管２７を介し接続した接続シ
ユート２８を配置し、該接続シユート２８の上端
部に、輸送管２６の気密を保持するためのリング
状シールパツキン２９を取付けると共に、該シー
ルパツキン２９の外側位置には、排出弁２４の上
部に大きな荷重が掛かつた時のシールパツキン２
９の保護のために、シールパツキン２９上端面よ
り若干低く形成した排出弁受座３０を環状に突設
する。

さらに、第４図にも示すように、内筒９のガイ
ド部８にはレベルスイツチ用貫通孔３１を対向位
置に穿設し、内筒９が下限位置にある時のこの孔
３１の水平延長線上に光学式レベルスイツチ３
２，３２を対向設置する。

内筒９の上限位置と下限位置との間の略中間に
位置する本体ケーシング１の一部に、第５図にも
示すように、ごみ２を圧縮充填されたごみ袋１５
の上端部及び次のごみ袋１５となる袋の下端部の
２個所を同時に固縛し、且つ固縛した２個所の間
を切断する機構を備えた固縛装置３３を、ピン３
４にて水平旋回可能に枢着し、該固縛装置３３に
は、この水平旋回角度を所定の角度にすべく、リ
ンク機構３５を介し駆動装置３６を接続する。
尚、固縛装置３３の格納状態（実線の位置）及び
本体ケーシング１の中心位置での位置検出は夫夫
リミツトスイツチ３７，３８にて検出するように
してある。

次に、第２図乃至第６図を参照して作動を説明
する。

先ず、第２図及び第４図に示すように、ごみ圧
縮用シリンダ１７のピン１８が収縮して上限に位
置し、上部に漏斗状のガイド部８を有し且つ底部
開放型とした内筒９の外側にごみ袋１５が装着さ
れこのごみ袋１５の底部がターンテーブル２２上
に載置されていると共に、レベルスイツチ３２，
３２が通光し、ごみ２の投入が可能な状態におい
て、投入口３の蓋４を開け、ごみ２を本体ケーシ
ング１内の下限位置にある内筒９内に投入する
（第６図Ａ）。

ごみ袋１５が装着された内筒９内にごみ２が投
入され、レベルスイツチ３２，３２が遮光される
状態までごみ２が投入されると、投入口３の蓋４
の閉と同時に閉リミツトスイツチ６のON信号と
レベルスイツチ３２，３２の遮光信号により蓋ロ
ツク装置５が作動し、蓋４がロツクされる（危険
防止のため）。続いて、圧縮用シリンダ１７のピ
ストン１８が突出し、内筒９内のごみ２をターン
テーブル２２との間で所定の圧力になるまで圧縮
する。ごみ２の圧縮時に、ごみ袋１５の底部はタ
ーンテーブル２２により支持されていると共に、
ごみ袋１５の周面は内側から内筒９により保護さ
れているので、ごみ袋１５が破損することはな
い。圧縮後タイマーによりピストン１８が収縮
し、再びレベルスイツチ３２，３２が通光状態と
なつて蓋ロツク装置５が解除される（第６図Ｂ）。

上記動作が適数回繰返されて、レベルスイツチ
３２，３２の位置まで圧縮されたごみ２が溜まつ
て満杯になると（レベルスイツチ３２，３２の遮
光状態をタイマーでカウント）、ピストン１８が
突出したままの状態で、内筒９をウインチ１０の
駆動により引上げる。而して、内筒９が引上げら
れると、ごみ袋ケース１４も内筒９と一緒に引上
げられる。この際、ごみ袋１５は順次ケース１４
からはき出される（第６図Ｃ）。

次に、ピストン１８が収縮し完全に圧縮用シリ
ンダ１７内に引込まれた後、ごみ袋１５が載つて
いるターンテーブル２２をモータ２０の駆動によ
り摩擦車２１を介し回転し、これによつて、ごみ
袋１５の中間部（ごみ２より上部位置）をねじつ
てくびれを作る。この際、ごみ２を圧縮充填した
ごみ袋１５とターンテーブル２２とは一体に回転
してごみ袋１５の収納ごみ２より上部位置にくび
れを形成しているので、ターンテーブル２２の回
転によりごみ袋１５の絞り部に均一なねじれ力を
作用せしめることができてごみ袋１５の破損を防
止できる。尚、ターンテーブル２２の回転はタイ
マーで停止する。（第６図Ｄ）。

更にターンテーブル２２の回転により均一なね
じれ力でごみ袋１５を破損することなくねじつて
くびれをごみ袋１５の収納ごみ２より上部位置に
作つた状態において、駆動装置３６の駆動によ
り、ごみ袋１５のくびれた部分のところに固縛装
置３３が旋回して係合し、上下２個所をクリツプ
すると共にその中間部をカツタにて切断し、切断
後、固縛装置３３は元の位置に戻る（第６図Ｅ）。
従つて、ごみ袋１５に局部的な力（偏荷重）を加
えることなく形成したくびれの固縛を行い得て、
固縛時におけるごみ袋１５の破損を防止でき、従
つてごみの輸送システムに対し収納ごみ２が露出
せず又臭気も封じ込めたカプセル、輸送に適し且
つ大気汚染防止に好適なカプセルでを提供でき
る。

次で、排出弁駆動装置２３の駆動により排出弁
２４が開となり、カプセル化されたごみ袋１５は
接続シユート２８及び枝管２７を経て重力にて輸
送管２６内に落下し、再び排出弁２４が閉となる
（第６図Ｆ）。尚、ごみ袋１５は、輸送管２６内を
約10m／ｓの速度で滑走するため、これに耐える
強度の材質、厚み等を持つ必要がある。しかる
後、内筒９が下降し第６図Ａの状態となる。

上記において、ごみ袋１５の補充時間は、排出
弁２４の開の回数をカウントして所定回数に達す
れば、ごみ補充を知らしめる表示ランプ等を点灯
せしめることにより明示することができる。

尚、本発明は前記実施例にのみ限定されるもの
ではなく、例えば固縛装置３３、固縛装置旋回用
駆動装置３６、ごみ圧縮用シリンダ１７、排出弁
用駆動装置２３等は、高圧エアーを駆動源として
も、或いは圧油を駆動源としてもよく、又ターン
テーブル２３の回転機構は歯車式或いはモータ直
動式等にしてもよく、その他本発明の要旨を逸脱
しない限り種々変更を加え得ることは勿論であ
る。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明の都市ごみの貯留
排出装置によれば、 （） ごみ袋詰め作業及び固縛作業を自動化し
たので、利便性が大である。

（） 圧縮、固縛とも機械で行うため、定形で
圧縮度の均一な袋詰めができ、又ごみ袋の固縛
時にターンテーブルによるごみ袋の回転により
ごみ袋をねじつてくびれを形成しているため、
ごみ袋の絞り部に均一な力を徐々に作用せしめ
ることができて固縛時におけるごみ袋の破損を
防止でき、ごみの輸送システムに対し収納ごみ
が露出せず又臭気も封じ込めたカプセル、輸送
に適し且つ大気汚染防止に好適なカプセルを提
供できる。

（） ごみ袋詰め、圧縮、固縛、輸送管へのご
み袋の落下移送等の一連の作業を筒状の本体ケ
ーシング内で連続的に行うことができて好都合
であり、しかもカプセル化したごみ袋を直接落
下移送により輸送管に導出するので、ごみ袋を
輸送管へ移送するための専用の移送装置を必要
とせず機構の簡略化をなし得る。

（） カプセル状のごみ輸送管に供給するた
め、輸送システムの輸送圧力、風量とも従来の
撤ごみ輸送に比して小さくなり、輸送動力を減
少できて省エネルギー化を図り得る。

（） 人手に触れないで袋詰めできるため極め
て衛生であり、且つ悪臭の発生を防止できる。

等の優れた効果を奏し得る。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の都市ごみの貯留排出装置の説明
図、第２図は本発明の都市ごみの貯留排出装置の
概要を示す切断正面図、第３図はごみ袋と内筒と
の関係を示す説明図、第４図は第２図の−矢
視図、第５図は第２図の−矢視図、第６図Ａ
〜Ｆは作動状態説明図である。 １は本体ケーシング、２はごみ、３は投入口、
９は内筒、１０はウインチ、１５はごみ袋、１７
は圧縮用シリンダ、２４は排出弁、２６は輸送
管、３３は固縛装置を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 開閉蓋４付ごみ投入口３を中途部に設けた筒
   状の本体ケーシング１内に、上部に漏斗状のガイ
   ド部８を有し且つ底部開放型とした内筒９を昇降
   可能に配設し、ごみ袋１５を折畳み収納する円筒
   ケース１４を内筒９の外周面上側に設けてごみ袋
   １５を円筒ケース１４から引出すことにより内筒
   ９の下側部分をかぶせ得るようにし、前記本体ケ
   ーシング１内のごみ投入口３より上側位置に圧縮
   用シリンダ１７を下向きにしてピストン１８を内
   筒９内に挿入し得るように設置し、本体ケーシン
   グ１の内筒９の下降下限位置よりも下方部分を輸
   送管２６に接続シユート２８を介し連通し、該接
   続シユート２８の上側開口部に水平移動可能に排
   出弁２４を設けると共に、内筒９下降下限位置で
   収納ごみ２を前記圧縮用シリンダ１７により圧縮
   する際にごみ袋１５の底部を支持し且つ該ごみ袋
   １５にごみ２を圧縮充填後に内筒９及びピストン
   １８を上昇せしめてからごみ袋１５を回転して収
   納ごみ２より上部位置をねじつてくびれを作るた
   めのターンテーブル２２を前記排出弁２４の上面
   に回転可能に載設し、更にごみ２を圧縮充填した
   ごみ袋１５の上端部及び次のごみ袋１５となる袋
   の下端部に該当する個所のくびれを固縛し且つ固
   縛した２個所の間の切断する固縛装置３３を前記
   本体ケーシング１内に装備してなることを特徴と
   する都市ごみの貯留排出装置。