JPH0462742A - 電子管の製造方法 - Google Patents

電子管の製造方法

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Publication number
JPH0462742A
JPH0462742A JP16990190A JP16990190A JPH0462742A JP H0462742 A JPH0462742 A JP H0462742A JP 16990190 A JP16990190 A JP 16990190A JP 16990190 A JP16990190 A JP 16990190A JP H0462742 A JPH0462742 A JP H0462742A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
welding
entire circumference
tube
inert gas
gas
Prior art date
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Pending
Application number
JP16990190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Ban
伴 和彦
Takanori Kiyoi
清井 隆則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は電子管の製造方法に係り、特にその円筒容器
と筒状金属部材のアーク溶接方法に関する。
(従来の技術) 例えばマグネトロンの製造においては、従来、陽極円筒
の両開口端部にそれぞれ筒状金属容器を全周にわたって
アーク溶接により接合している。
即ちこれは、特開昭60−74328号公報に開示され
ているように、被溶接部に溶接トーチを対向させ、陽極
円筒を回転しながら全周をアーク溶接する方法である。
この場合、管内酸化を防止するために、第3図に示すよ
うに溶接中及びその前後、排気管から管内に不活性ガス
を注入・置換し続けて溶接する。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の製造方法においては、全周の溶接が完結する
までは不活性ガスは被溶接部の隙間から管外に輩出する
が、アーク溶接にて接合を終える直前では不活性ガスの
輩出場所が次第になくなるため管内の内圧が高くなり、
溶融部に出口を求めて吹出し、溶接部に小さい孔があく
など、完全な接合が出来ない場合がある。
この発明は、溶接部に生じる突沸を未然に防止して信頼
性の高い気密溶接部が得られる電子管の製造方法を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は、円筒容器の両開口端部にそれぞれ筒状金属
部材を全周にわたってアーク溶接により接合する場合、
管内へのガスの注入を溶接領域か全周に至る少し手前で
停止し、その後も溶接電流の印加を継続して全周の溶接
を行なう電子管の製造方法である。
(作 用) この発明によれば、注入ガスによって溶融部に突沸が生
じるのを未然に防止して信頼性を向上することが出来る
(実施例) 以下、図面を参照して、この発明の一実施例を詳細に説
明する。
この発明をマグネトロン真空容器の製造に適用した場合
の例は、第1図に示すように真空容器の一部となる銅製
の陽極円筒11の内側に、複数のベイン12が放射状に
配設されて空胴共振器が構成されている。各ベイン12
は上下端部が、それぞれ大小一対のストラップリング1
4.13により1つおきに連結されている。複数のベイ
ン12の遊端に囲まれた電子作用空間Sには、螺旋状フ
ィラメントカソード15が陽極円筒11の軸心に沿って
配設され、その両端はそれぞれエンドシルト16.17
に固着されている。各エンドシールド16.17は、そ
れぞれカソード支持棒18.19に固定されている。
更に、陽極円筒11の両開口端部11a111bには、
それぞれ略漏斗状の鉄製のポールピース20.21が固
着され、一方のポールピース20には同じく真空容器の
一部をなる筒状金属部材23がかぶせられ、他方のポー
ルピース21には同様に筒状金属部材24がかぶせられ
ている。
尚、各金属部材23.24は、鉄材からなり、表面にニ
ッケルめっきが付着されており、後述のようにそれぞれ
両開口端部11a、llbにも気密溶接される。又、図
中の22はベイン12の1つから導出されポールピース
20を貫通して金属部材23内を延びるアンテナリード
である。
さて、製造に当たっては、陽極円筒11の両開口端部1
1a、llbの外側近傍にそれぞれ溶接トーチ25.2
6を配設し、図示しない排気管から管内に非酸化性の不
活性ガスを注入しながら回転させ、筒状金属部材23.
24を全周にわたってTIGアーク溶接により接合する
。この場合、この発明においては、第2図に示すように
不活性ガスの注入を溶接領域が全周(即ち1回転分)に
至る少し手前で停止し、溶接電流はその後も継続して印
加し、およそ1.3回転分まで一部重複して全周の溶接
を行なう。尚、不活性ガスの注入停止のタイミングは、
溶接による管内酸化が起こらない範囲で1回転分に至る
少し手前に設定する。
又、不活性ガスとしては、例えばN2が75%、N2が
25%の混合ガスなどが望ましい。この溶接によって、
両開口端部11a、llbの銅素材が主として溶かされ
て筒状金属部材23.24に覆いかぶせられて気密溶接
される。
このようにして、管内酸化を防ぐと同時に溶接部の完結
による管内ガス圧の上昇を防止出来るので、溶接部の信
頼性の向上、製造歩留まりの向上、不活性ガスの使用量
の減少を図ることが出来る。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、ガスの注入を溶
接領域か全周に至る少し手前で停止し、溶接電流の印加
はその後も継続して全周の溶接を行なうので、注入ガス
によって溶融部に突沸が生じるのを未然に防止して信頼
性の高い気密溶接部を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る電子管(マグネトロ
ン)の製造方法を示す断面図、第2図はこの発明の製造
方法において管内への不活性ガスの注入状態を示す模式
図、第3図は従来の製造方法において管内への不活性ガ
スの注入状態を示す模式図である。 11・・・円筒容器、lla、llb・・・円筒容器の
両開口端部、23.24・・・筒状金属部材、25.2
6・・・溶接トーチ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  容器内に非酸化性ガスを注入しながら、円筒容器の両
    開口端部にそれぞれ筒状金属部材を全周にわたってアー
    ク溶接により接合する電子管の製造方法において、 上記ガスの注入を溶接領域が全周にわたる少し手前で停
    止し、その後も溶接電流の印加を継続して全周の溶接を
    行なうことを特徴とする電子管の製造方法。
JP16990190A 1990-06-29 1990-06-29 電子管の製造方法 Pending JPH0462742A (ja)

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