JPH0462667A - データベース検索方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、複数のキーワードを、論理積、論理和、及び
否定（以後、ＡＮＤ、ＯＲ１及びＮＯＴと表現する。）
の論理条件の組合せによってデータベースを検索するデ
ータベース検索システムに関する。

［従来の技術］ 従来の技術において、ＡＮＤ、ＯＲ，及びＮ。

Ｔの論理条件の組合せてデータベースを検索する場合、
まずキーワードを入力し、ＡＮＤｌ　０Ｒ。

及びＮＯＴの論理条件を指定してデータベースを検索し
ていた。しかし、指定した検索条件式の検索する範囲が
狭かったために、有効な検索結果が得られない場合には
、検索範囲を広くするように、ＡＮＤ１０Ｒ，及びＮＯ
Ｔの論理条件を入力し直す必要があり、操作の煩雑さと
検索時間の増大を招くという問題点があった。

［発明が解決しようとする課題］ 本発明は、入力キーワードすべてのＯＲ条件を満足する
データベース内集合を、該キーワードすべてのＡＮＤ１
　ＮＯＴ条件によりそれぞれ排反する部分集合に分割し
、キーワードの入力順序または、検索操作者が指定した
キーワードの優先順位に従って自動付与された前記部分
集合の得点の高い順に検索件数を表示することにより、
−度の検索操作で入力キーワードの全ての組合せ条件で
検索した場合の適合件数を得ることができる検索方法を
提供することを特徴とする 特に、集合範囲が狭いＡＮＤ条件のみの組合せにより検
索した場合に適合するデータがないとき、再度条件式を
変更して検索操作をする必要がなく、さらに、指定全キ
ーワードを含むＯＲ条件集合内の全ての部分集合ごとの
検索件数を得ることが可能となる検索方法を提供するこ
とも課題の一つである。

［課題を解決するための手段］ 上記の課題を解決するために、本発明においては、入力
装置、出力装置、優先順位記憶メモリ、検索結果記憶メ
モリ、検索処理装置、データベース、キーワードの適合
度指数演算装置、キーワード優先順位処理部、及び制御
部等を備えたシステムを用いる。また入力された全ての
キーワードについてのオア条件を満たすデータベース内
の部分集合を生成し、前記キーワードをＡＮＤ１０Ｒ１
及びＮＯＴの論理条件の組合せによりそれぞれ排反する
小部分集合に分割し、入力時に指定された優先順位に従
って各小部分集合ごとの適合度指数を計算し、その計算
結果に従って前記各小部分集合ごとにデータベースを検
索し表示するように制御する手段も備えている。

［作用コ 入力された全てのキーワードについてのオア条件を満た
すデータベース内の部分集合を、前記キーワードをＡＮ
Ｄ、ＯＲ，及びＮＯＴの論理条件の組合せによりそれぞ
れ排反する小部分集合に分割し、入力時に指定された優
先順位に従って各小部分集合ごとの適合度指数を計算し
、その計算結果に従って前記各小部分集合ごとにデータ
ベースを検索し、表示し、その結果に基づいて選択した
検索結果を出力する。

［実施例コ 〈使用するシステムの構成〉 第１図は、本発明のデータベース検索用システムの構成
を示す図である。図において、１はキーボード等の入力
装置、２はビデオ表示装置（ＶＤＴ）、プリンタ等の出
力装置、３は優先順位記憶用メモＵ　（ＲＡＭ）、４は
検索結果記憶用メモリ（ＲＡＭ）、５は検索処理装置、
６はデータベース、７はキーワード優先順位処理部、８
はキーワードの適合度指数演算部、９は制御部である。

く検索手順のフロー〉 第２図は、本発明のデータベース検索方法を実施するた
めの手順を説明するためのフローチャートである。各手
順の左側には、第１図のデータベース検索用システムの
構成のどの部分が動作するのかを示す符号と、必要に応
じて装置間の動作フローを示す符号間の矢印を記載して
いる。

最初にキーボード等の手段による入力装置を用いて、制
御部７に対してキーワードと論理記号による検索式を入
力する。

制御部９からキーワード優先順位処理部にデータが転送
され、キーワードが入力された順序に従って、各キーワ
ードに優先順位を付与する。このキーワードの優先順位
は、制御部９を介して、優先順位記憶メモリ３に転送さ
れ、記憶される。後述するように、キーワードの優先順
位の入力が必要な場合には、入力装置１から入力し、ま
たシステムが付与した順位を見直す場合には、出力装置
に表示した上で、所望により入力装置から修正すること
ができる。

く本発明のデータベース検索方法の原理説明〉第３図は
、本発明のデータベース検索方法の原理を説明するため
の図である。データベース内の情報を検索するために、
キーワードＮ１１Ｎ２、及びＮ３を、この順序で入力し
たと仮定する。ここで、キーワードＮ１、Ｎ２、及びＮ
３に属する情報を３個の円で表現し、それぞれのキーワ
ードＮＬＮ２、及びＮ３がすべて共通に付与されている
情報を■、キーワードＮ１及びＮ２を共通に持つ情報を
■、キーワードＮｌとＮ３を共通に持つ情報を■、Ｎ２
とＮ３の共通情報を■、キーワードＮｌ、　　Ｎ２、ま
たはＮ３のみに属する情報を■、■、または■、キーワ
ードＮｌ、　　Ｎ２、及びＮ３のいずれのキーワードも
持たない情報を■で示す。

本発明の説明において、上記の■、■、・・・■の情報
領域を小部分集合、■から■までの領域全体を部分集合
と定義する。

データベースを検索するための検索論理式を、一般式の
形で次式（１）により表す。

Ｎ１＊Ｎ２＊Ｎ３−−−◆Ｎｙａ　　　　（１）この（
１）式において、Ｎｌ　　（１＝１〜ｍ）は入力するキ
ーワード、◆はＡＮＤｌ　またはＯＲの論理条件の記号
を示す。各キーワードＮ１については、ＮＯＴ条件を指
定することもでき、以下の説明においては、ＮＯＴ条件
を指定したキーワードを、Ｎｌの記号で示している。

〈キーワードの優先順位指定方法〉 本発明においては、検索論理式の入力の際に、各キーワ
ードの優先順位を指定する。この具体的な指定方法とし
ては、第４図（ａ）のように、キーワードの入力後に、
各キーワードの優先順位を示す数字を、キーワードの入
力順に句切りをつけて入力することにより実行する方法
がある。優先順位を別途入力する手数を省略するために
は、同図（ｂ）に例示するように、キーワードの入力順
をキーワードの優先順位の高い方から低い方に定めて、
この入力した順位を自動的に優先順位として登録する方
法も採用できる。但し図（ｂ）に示す方法は、検索論理
式が非常に複雑な形になる場合のように、その作り方に
よっては、キーワードを優先順位に従って入力できない
場合も有り得るから、比較的単純な形式の論理式に適し
ているといえる。これらの処理は、第１図のキーワード
優先順位処理部７において行われる。

折衷案として、通常の状態では、入力装置からのキーワ
ードの入力順をキーワードの優先順位として登録するよ
うシステムが動作し、この自動的な順位の設定では不都
合であると操作者が判断した場合にのみ、キーワードの
優先順位を入力する指定操作を行った後で、キーワード
を出力装置の表示装置に一覧表示し、自動設定されてい
る優先順位を修正する操作を実行することができる。こ
の操作によって、第１図に示す優先順位記憶メモリ３の
内容を希望する値に修正することができる。

〈キーワードの適合度指数ｆの算出〉 上記のように検索条件式（１）の入力の際に入力された
各キーワード、Ｎｌ（１＝１−ｍ）に対して自動的に指
定された優先順位、または別途入力した優先順位、また
は設定された優先順位を修正した順位に基づいて、第１
図の適合度指数処理部８は、キーワードの適合度指数ｆ
を、次の式（２）に従って算出する。

ｆ　　（Ｌ　　　ｍ）　　＝２−−’　　　　　　　　
　　　　　　（２）この（２）式の、ｉの値によって ｆ　（１，ｍ）　＞ｆ　（２，ｍ）　＞・＞ｆ　（ｍ、
　　ｍ）という関係が成立する。

ここで、部分集合列をＣとし、Ｃ（Ｎｌ、　　Ｎ２１Ｎ
３．　　・・・、　　Ｎｌ）を、全キーワードのＯＲ条
件よりなる集合内で各キーワードの全ての組合せで構成
される部分集合列を示すものとする。

上記の第３図に例示した場合について説明すると、Ｃ（
Ｎｌ、　　Ｎ２．　　Ｎ３）の各要素は、　（■、■。

■、■、■、■、■）であり、図の中で同じ符号で示し
た領域に対応している。これらの各要素に対応する論理
条件は、それぞれ、Ｎ１＊Ｎ２＊Ｎ３、Ｎ１＊Ｎ２＊Ｎ
３、　Ｎ１＊Ｎ２＊Ｎ３、　Ｎ１＊Ｎ２＊Ｎ３である。

（２）式で定めた各キーワードに対する適合度指数をも
とに、前記部分集合列Ｃの各要素の適合度指数を以下の
通り計算する。

Ｉ（ｉ）＝Σ（もしＮｉがＮＯＴ条件なら０１ＮＯＴ条
件でないならｆ　（１１ｍ）　）第３図の場合を例とし
て適合度指数を算出すると１次のようになる。

■　（■）＝　Ｉ　　（Ｎ１＊Ｎ２＊Ｎ３）：ｆ（１，
３）＋ｆ（２，３）＋ｆ（３，３）＝４＋２＋１＝７ １　（■）＝　Ｉ　　（Ｎ１＊Ｎ２＊Ｎ３）＝　ｆ（１
，３）＋ｆ（２，３）＋０ ＝４＋２＋０＝６ Ｉ　（■）＝　Ｉ　　（Ｎ１＊Ｎ２＊Ｎ５）＝ｆ（１，
３）＋Ｏ＋ｆ（３，３） ＝４十〇＋１＝、５ ■　（■）＝Ｉ（Ｎ１＊禮＊マｂ ＝ｆ（１，３）＋Ｏ＋Ｑ ＝４＋Ｏ＋Ｏ＝４ ■　（■）＝　Ｉ　　（Ｎ１＊Ｎ２＊Ｎ３）”　Ｏ＋ｆ
（２，３）＋ｆ（３，３） ＝Ｏ＋２＋１＝３ Ｉ　（■）＝　Ｉ　　（Ｎ１＊Ｎ２＊Ｎゴ）＝　Ｏ＋ｆ
（２，３）十〇 ＝Ｏ＋２＋Ｏ＝２ ■　（■）　　＝　Ｉ　　（Ｎ１＊Ｎ２＊Ｎ３）＝　Ｏ
＋Ｑ　　　　＋ｆ（３，３） ＝ｏ＋Ｏ＋１＝１ 以上の演算操作によって得られた、適合度の順に、部分
集合に対応する検索結果（ヒツト件数）を、出力装置に
順次表示する。

第５図は、上記第３図に示す実施例について、各領域、
それらの条件式、適合度指数、表示順序の関係を示す図
である。

第６図は、本発明に従って、データベースを検索した時
の部分集合ごとの検索結果を表示した例である。第６図
に示す例では、狭い条件で指定した入力式そのもの（Ｎ
　１＊　Ｎ　２＊　Ｎ　３）　　による検索で適合した
データはなかった。ただし、キーワードＮ３を除く条件
式Ｎｌ＊Ｎ２＊Ｎ３で適合した件数は３件であった。検
索操作者は、第６図の検索結果の中から検索論理式番号
の指定等で、特定データを選択して実際の内容を見るこ
とができる。

［発明の効果］ 以上説明から明らかなように、この発明は、入力キーワ
ードすべてのＯＲ条件を満足するデータベース内集合を
、該キーワードすべてのＡ　Ｎ　Ｄ。

ＮＯＴ条件によりそれぞれ排反する部分集合に分割し、
キーワードの入力順序または、検索操作者が指定したキ
ーワードの優先順位に従って自動付与された前記部分集
合の得点の高い順に検索件数を表示することにより、−
度の検索操作で入力キーワードの全ての組合せ条件で検
索した場合の適合件数を得ることができる。

特に、集合範囲の狭いＡＮＤ条件のみの組合せにより検
索して適合するデータがない場合、再度条件式を変更し
て検索操作をする必要がないなどの大きな利点がある。

さらに、指定全キーワードを含むＯＲ条件集合内の全て
の部分集合ごとの検索件数が得られるため、検索者がキ
ーワード周辺の状況を一目で俯鰍することが可能となる
効果が得られる。

ムの構成を示す図、第２図は、本発明のデータベース検
索方法を実施するための手順を説明するためのフローチ
ャート、第３図は、本発明のデータベース検索方法の原
理を説明するための図、第４図は、第５図は、各領域、
それらの条件式、適合度指数、表示順序の関係を示す図
、第６図は、本発明に従って、データベースを検索した
時の部分集合ごとの検索結果を表示した例、である。

１・・・入力装置 ２・・・出力装置 ３・・・優先順位記憶メモリ ４＠・・検索結果記憶メモリ ５・・番検索処理装置 ６・・・データベース ７・・Φキーワード優先順位処理部 ８・・・キーワードの適合度指数演算部９・・・制御部

【図面の簡単な説明】

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のキーワードを、論理積、論理和、及び否定の論理
   条件の組合せによってデータベースを検索するデータベ
   ース論理検索システムにおいて、入力された全てのキー
   ワードについての論理和条件を満たすデータベース内の
   部分集合を検索対象として決定する段階と、 前記キーワードを論理積、論理和、及び否定の論理条件
   の組合せによって、上記データベース内の部分集合を、
   それぞれ排反する小部分集合に分割する段階と、 入力時に指定された優先順位に従って各小部分集合ごと
   の適合度指数を計算して記憶する段階と、その計算結果
   に従って前記各小部分集合ごとにデータベースを検索し
   検索結果を記憶する段階と、前記各小部分集合ごとの適
   合度指数の順に検索結果の件数を表示する段階と、 表示された検索結果件数に基づいて選択した特定の検索
   データを出力する段階と、 を備えたデータベース検索方法。