JPH0462243B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0462243B2
JPH0462243B2 JP17248284A JP17248284A JPH0462243B2 JP H0462243 B2 JPH0462243 B2 JP H0462243B2 JP 17248284 A JP17248284 A JP 17248284A JP 17248284 A JP17248284 A JP 17248284A JP H0462243 B2 JPH0462243 B2 JP H0462243B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
detection sensor
displacement
blade displacement
marker
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17248284A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6151308A (ja
Inventor
Shinji Motoe
Toshio Ueda
Kenichi Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Fujikoshi KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikoshi KK filed Critical Fujikoshi KK
Priority to JP59172482A priority Critical patent/JPS6151308A/ja
Publication of JPS6151308A publication Critical patent/JPS6151308A/ja
Publication of JPH0462243B2 publication Critical patent/JPH0462243B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、GGG(ガドリニウム、ガリウム、
ガーネツト)、ガリウムヒ素、シリコン等のイン
ゴツトをウエハに切断するスライシングマシンに
おいて、切断中に生ずるブレードのスラスト方向
の変位量を適確に把握するようにしたブレードの
変位測定装置に関する。
(従来の技術) ブレードの刃先の状態やブレード取付治具に関
係してブレードの張力が変化すると、刃先の切断
方向が変つて、ウエハの加工制度が低下したり、
ブレードの寿命低下を招来する。そこで、ブレー
ドの基準面に対する変位を連続的に測定するため
に刃先の近くに渦電流センサを対置させ、ブレー
ドの捩れを検出するようにしたもの、または測定
装置をインゴツトの端面に当てたもの(特開昭59
−30667号)があつた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、渦電流で測定されるのはブレード圧延
時の異方性に起因してブレード張上げ時に生ずる
ブレード材質の粗密状態の量、及びブレードとセ
ンサとの距離を含めたものが測定されることにな
り、ブレードのセンサからの実質変位量を測定す
ることができなかつた。また、渦流センサで測定
された量は、演算装置に取り込み、統計処理を行
ない、処理した量を変位指標として表示又はプリ
ントアウトしたが、この際演算スピードによつて
回転中のブレードの変位の取込みは制限され、ブ
レードの如何なる位置の変位量を示すものである
か明確でない。またこの変位量自信も前記材質の
粗密量を含む測定量であるため、ブレード全体の
変位傾向をみるだけに留まり、適確な監視はでき
れない。さらに、距離センサとして渦流センサを
用いると、ブレードの厚みやブレードの圧延方向
などの影響でセンサとブレード間の距離が仮令変
らなくてもセンサで検出される値は適確ではな
い。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、ブレードに対向して位置するブレー
ド変位量検出センサと、ブレード取付治具の側面
に設けられた1個のマーカと、マーカに対応して
マーカの位置で測定する位置検出センサとを備
え、さらにブレード変位量検出センサ及び位置検
出センサを夫々ブレード変位演算部に接続し、ブ
レードを特定点で変位量を連続的に測定できるよ
うにし、ブレードの変化を適格に検出できるよう
にしたものである。
(実施例の説明) 次に本発明の実施例を図面について説明する
と、第2図はスライシングマシンの概略を示すも
のであつて、ブレード1は第2図に示すようにブ
レード取付治具2に取付けられており、取付治具
は電動機10からベルトやチエン11などを介し
て回転が伝えられる。インゴツト7とブレード1
は第1図の矢印12方向に相互に接近し、インゴ
ツトを薄いウエハに切断する。
ブレード1の近くにあつてこれと対向して変位
量検出センサ(実施例では渦流センサ)5が配置
され、さらにブレード変位演算部8に接続され変
化量の信号が変化演算部に送られる。また、ブレ
ード取付治具2の内端面にはペンキで印を付けた
り、または色付き薄板を貼付してマーカ6を設け
る。マーカ6と対応する位置に位置検出センサ4
(実施例の場合はフオトセンサ)を対向させて配
置すると共に、ブレード変位演算部8に接続し、
位置信号を該変位ブレード変位演算部8に送る。
さらにブレード変位演算部8は機械制御装置9に
接続されている。
ブレード1の変位量は変位量検出センサ5で検
出され、該変位量信号は位置検出センサ4で検出
された位置信号と共にブレード変位演算部8に送
られる。ブレード変位演算では変化量信号を演算
処理し、その結果に基づいてブレード1の挙動を
監視する。
一方、位置検出センサ4はブレード取付治具2
の1回転、換言すればブレードの1回転毎に同期
信号として捉え、該信号をブレード変位演算部に
送り、変位量は1回転中の一定点で測定されるこ
とになる。
(発明の効果) 本発明は上述のようにブレード取付治具2の端
面にマーカ6を形成すると共に、これに対向して
位置検出センサ4を配置しているので、ブレード
の回転に同期してブレードの変位量が一定の点で
検出される。このため、ブレードの圧延方向の異
方性による円周方向の材質の粗密の影響を受ける
ことがなく、実際のブレードとセンサ間の距離
や、ブレードの振れ現象の状態を適確に把握する
ことができ、精度の高いスライシング加工を維持
できるのである。
また、変位量検出センサ5として渦流センサを
用いても、渦流センサの磁力線が薄いブレード
(通常0.15mm程度)を透過したり、厚みの影響を
受けて検出された変位量が不正確になる問題も除
去される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の要部の断面図、第2図はスラ
イシングマシンの概略図である。 1……ブレード、2……ブレード取付治具、3
……刃先、4……位置検出センサ、5……変位量
検出センサ、6……マーカ、7……インゴツト、
8……ブレード変位演算部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内周縁に刃部を形成したドーナツ形ブレード
    を回転させ、インゴツトをブレードに対し相対的
    に接近させてインゴツトを薄いウエハに切断する
    スライシングマシンにおいて、ブレードに対向し
    て位置するブレード変位量検出センサと、ブレー
    ド取付治具の側面に設けられた1個のマーカと、
    該マーカに対向して位置し、マーカの位置で測定
    する位置検出センサとを備えると共に、前記ブレ
    ード変位量検出センサ及び位置検出センサを夫々
    ブレード変位演算部に接続し、ブレード変位を特
    定点で測定可能としたスライシングマシンのブレ
    ード変位測定装置。 2 前記ブレード変位量検出センサは渦流センサ
    である特許請求の範囲第1項記載のスライシング
    マシンのブレード変位測定装置。 3 前記位置検出センサはフオトセンサである特
    許請求の範囲第1項記載のスライシングマシンの
    ブレード変位測定装置。 4 マーカはペイントによる塗布点である特許請
    求の範囲第1項記載のスライシングマシンのブレ
    ード変位測定装置。
JP59172482A 1984-08-21 1984-08-21 スライシングマシンのブレード変位測定装置 Granted JPS6151308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59172482A JPS6151308A (ja) 1984-08-21 1984-08-21 スライシングマシンのブレード変位測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59172482A JPS6151308A (ja) 1984-08-21 1984-08-21 スライシングマシンのブレード変位測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6151308A JPS6151308A (ja) 1986-03-13
JPH0462243B2 true JPH0462243B2 (ja) 1992-10-05

Family

ID=15942803

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59172482A Granted JPS6151308A (ja) 1984-08-21 1984-08-21 スライシングマシンのブレード変位測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6151308A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63306005A (ja) * 1987-06-08 1988-12-14 Kyushu Denshi Kinzoku Kk 硬脆材料切断用内周刃砥石の張力自動測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6151308A (ja) 1986-03-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110605613B (zh) 带有轴向振摆误差监控的机床单元和检验方法
US4498345A (en) Method for measuring saw blade flexure
JPS59169797A (ja) 帯状部材の切断装置におけるスリッターの位置決め方法及び装置
US5030910A (en) Method and apparatus for slicing crystalline wafers aided by magnetic field monitoring means
JPH09174383A (ja) 回転工具の異常検出方法および装置
JPH0462243B2 (ja)
CN212871102U (zh) 一种快速测量微型立方体尺寸的设备
US5036274A (en) Method of monitoring the path of an annular blade through a semiconductor material
US5059905A (en) Indication of cutting tool wear by monitoring eddy currents induced in a metallic workpiece
JP2000219526A (ja) スクライブ装置
CN209945229U (zh) 一种测量磁芯气隙双侧宽度的量具
KR20020006520A (ko) 실리콘 웨이퍼의 굴곡 측정 방법 및 시스템
JPH02167703A (ja) 半導体切断装置
JPS6186214A (ja) スライシングマシンのブレード変位監視装置
JP2873312B2 (ja) スライス装置の切削抵抗検出方法
JP2610494B2 (ja) インゴット端面形状測定方法
JP3636856B2 (ja) 弾性体の摩耗試験方法
JPH03121769A (ja) 高精度スライシングマシン
JP4038286B2 (ja) 板状加工品の厚さ検出装置
JPH043826B2 (ja)
JPH06155451A (ja) 内周刃による被切断材表面形状の推定方法とその推定装置
JP2585953B2 (ja) 回転機械の開放型羽根の厚さ監視装置
JPH07215553A (ja) フリーループ量の測定方法
JP2651845B2 (ja) スライシングマシンの切刃変位検出装置
CN115824028A (zh) 一种精密金属薄片间隙的快速检测方法及其检测装置