JPH0461258B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0461258B2 JPH0461258B2 JP61207006A JP20700686A JPH0461258B2 JP H0461258 B2 JPH0461258 B2 JP H0461258B2 JP 61207006 A JP61207006 A JP 61207006A JP 20700686 A JP20700686 A JP 20700686A JP H0461258 B2 JPH0461258 B2 JP H0461258B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- motor housing
- air fan
- rectangular tube
- electric
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000005485 electric heating Methods 0.000 claims description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 22
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 claims description 4
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 10
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 10
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 8
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 6
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000009429 electrical wiring Methods 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 2
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 1
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 241000233855 Orchidaceae Species 0.000 description 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 1
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000008635 plant growth Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000008439 repair process Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
- Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
この発明は、一般家庭で蘭、盆栽等観賞用の植
物を育成する温室に冬季の夜間等の暖房用として
使用する電気温風機に関し、その目的は構造が簡
単で組立能率を向上させることができる電気温風
機を提供するものである。
物を育成する温室に冬季の夜間等の暖房用として
使用する電気温風機に関し、その目的は構造が簡
単で組立能率を向上させることができる電気温風
機を提供するものである。
従来、例えば、家庭用の温室において、夜間時
等に温室内の温度が急激に低下して植物の成長に
悪影響を与えることがある場合は、小型の電気温
風機を用いて室内を適温に保温していた。そし
て、前記保温用に使用する電気温風機としては、
例えば、実公昭48−19170号に示すものが使用さ
れており、その概略構成は第10図に示すよう
に、ケース1内に図示しない電動機に取付けたシ
ロツコフアン2とヒータ3とを収容し、このケー
ス1の上部開口端に吸入口4と排出口5とを設け
たカバー6を被着し、シロツコフアン2及びヒー
タ3により吸入口4から吸入した空気を温め、排
出口5から上方に排出して温室内を暖房し、冷た
くなつた空気は再び吸入口4より吸入され、繰返
し循環して温室を適温に温めるよう構成されて
る。
等に温室内の温度が急激に低下して植物の成長に
悪影響を与えることがある場合は、小型の電気温
風機を用いて室内を適温に保温していた。そし
て、前記保温用に使用する電気温風機としては、
例えば、実公昭48−19170号に示すものが使用さ
れており、その概略構成は第10図に示すよう
に、ケース1内に図示しない電動機に取付けたシ
ロツコフアン2とヒータ3とを収容し、このケー
ス1の上部開口端に吸入口4と排出口5とを設け
たカバー6を被着し、シロツコフアン2及びヒー
タ3により吸入口4から吸入した空気を温め、排
出口5から上方に排出して温室内を暖房し、冷た
くなつた空気は再び吸入口4より吸入され、繰返
し循環して温室を適温に温めるよう構成されて
る。
しかるに、前記構造の温風機は、その組立時、
ケース内にシロツコフアン2を取付けた電動機や
ヒータ3等温風機の各部材を収容して、それぞれ
ネジ等公知の取付手段により個々に固定したり、
これら部材の電気配線を行う作業はすべて狭隘な
ケース1内で行つていたので、温風機の組立作業
は非常に手間がかかり、量産性を阻害する大きな
要因となつていた。しかも、前記、電動機やヒー
タ等の部材をケース1に収容した後カバー6を被
せ、前記カバー6をネジ等公知の締付固定手段に
よりケース1に締着していた。即ち、温風機の組
立に際しては、各部材の固定やカバー6をケース
1に被着する場合は、必ずネジ等の締付固定手段
を用いていたので、温風機の製作には部品点数が
多くなり、組立能率の低下を招き製造原価を高く
する欠点があつた。
ケース内にシロツコフアン2を取付けた電動機や
ヒータ3等温風機の各部材を収容して、それぞれ
ネジ等公知の取付手段により個々に固定したり、
これら部材の電気配線を行う作業はすべて狭隘な
ケース1内で行つていたので、温風機の組立作業
は非常に手間がかかり、量産性を阻害する大きな
要因となつていた。しかも、前記、電動機やヒー
タ等の部材をケース1に収容した後カバー6を被
せ、前記カバー6をネジ等公知の締付固定手段に
よりケース1に締着していた。即ち、温風機の組
立に際しては、各部材の固定やカバー6をケース
1に被着する場合は、必ずネジ等の締付固定手段
を用いていたので、温風機の製作には部品点数が
多くなり、組立能率の低下を招き製造原価を高く
する欠点があつた。
この発明の前記の欠点を除去して、温風機の本
体部とケースとを分離可能に構成し、前記温風機
本体部とケースはそれぞれ個別に製作して、両部
材を嵌合方式にて組立てることにより、部品点数
を少なくし、かつ構造が簡単で組立能率を向上さ
せて、量産性に優れた電気温風機を提供すること
にある。
体部とケースとを分離可能に構成し、前記温風機
本体部とケースはそれぞれ個別に製作して、両部
材を嵌合方式にて組立てることにより、部品点数
を少なくし、かつ構造が簡単で組立能率を向上さ
せて、量産性に優れた電気温風機を提供すること
にある。
この発明は、アルミニウムを主体としたアルミ
合金製の金属材料により電気温風機のケース部材
を押出加工にて角筒状に細長く形成し、この細長
な角筒状のケース部材を所定の長さに切断して温
風機のケースを設け、このケース内にあらかじめ
別工程で組立てておいた温風機本体を、ゴム等の
緩衝材を介在させて嵌合挿入して、前記ケースの
前、後部にフロントカバー、リヤカバーを被着し
て電気温風機を構成するようにしたことを特徴と
する。
合金製の金属材料により電気温風機のケース部材
を押出加工にて角筒状に細長く形成し、この細長
な角筒状のケース部材を所定の長さに切断して温
風機のケースを設け、このケース内にあらかじめ
別工程で組立てておいた温風機本体を、ゴム等の
緩衝材を介在させて嵌合挿入して、前記ケースの
前、後部にフロントカバー、リヤカバーを被着し
て電気温風機を構成するようにしたことを特徴と
する。
以下この発明の実施例を第1図ないし第9図に
より説明する。
より説明する。
第1図及び第2図において、11はこの発明の
電気温風機で、この温風機は大別すると、第2図
に示すように、角筒ケース12と、温風機本体2
1と、角筒ケース12の前、後部を被覆するフロ
ントカバー41、リヤカバー45とによつて構成
されている。初めに、角筒ケース12を製作する
場合は、アルミニウムを主体とするアルミ合金
を、あらかじめ加熱した状態で、角筒ケース12
を押出加工する図示しない金型内に圧入しながら
前記金型から押し出すと、角筒ケース12は前記
図示しない金型によつて第4図に示すように、内
周面の側壁にはあり溝状のガイドレース13,1
3′が、底面には前記ガイドレース13,13′に
近接してI型及びZ型の補強リブ14,15が、
更に、内側上面には底面のI型リブ15と同様の
リブ16が、それぞれ角筒ケース12の長さ方向
に沿つて形成された状態で角筒状となつて連続的
に押出加工され、この押出加工したケース12の
原形となる細長な筒体を角筒ケース12の長さ寸
法毎に切断して、断面形状が第4図に示すよう
に、内部にガイドレール13,13′。補強リブ
14,15,16を備えた偏平角筒状のケース1
2を形成する。
電気温風機で、この温風機は大別すると、第2図
に示すように、角筒ケース12と、温風機本体2
1と、角筒ケース12の前、後部を被覆するフロ
ントカバー41、リヤカバー45とによつて構成
されている。初めに、角筒ケース12を製作する
場合は、アルミニウムを主体とするアルミ合金
を、あらかじめ加熱した状態で、角筒ケース12
を押出加工する図示しない金型内に圧入しながら
前記金型から押し出すと、角筒ケース12は前記
図示しない金型によつて第4図に示すように、内
周面の側壁にはあり溝状のガイドレース13,1
3′が、底面には前記ガイドレース13,13′に
近接してI型及びZ型の補強リブ14,15が、
更に、内側上面には底面のI型リブ15と同様の
リブ16が、それぞれ角筒ケース12の長さ方向
に沿つて形成された状態で角筒状となつて連続的
に押出加工され、この押出加工したケース12の
原形となる細長な筒体を角筒ケース12の長さ寸
法毎に切断して、断面形状が第4図に示すよう
に、内部にガイドレール13,13′。補強リブ
14,15,16を備えた偏平角筒状のケース1
2を形成する。
次に温風機本体21の構造について説明する。
第2図及び第6図において、22は前部を直線状
となして矩形状の開口端aを備え、後部は閉鎖状
態で曲線状に成型加工した金属板製の電動機筐
で、この電動機筐22の直線部及び曲線部の側壁
下端縁には、第3図、第8図に示すように、中央
部をコ字状に打抜いたガイド片23が水平方向に
延設されている。又、前記電動機筐22の前部開
口端a寄りの側壁には、第3図、第8図に示すよ
うに、温度過昇防止器24の取付孔24aと、樹
脂製のヒータホルダー25,25′を係合保持す
るコ字状の切欠孔25aが設けられている。(な
お、ヒータホルダー25′の切欠孔はヒータホル
ダー25と係合する切欠孔25aと同じであるた
め、図示を省略する)26は電動機筐22の底面
を閉鎖する底板で、金属板により前記電動機筐2
2の同形状に打抜き加工され、第8図のように電
動機筐22の側縁に設けたガイド片23と対応し
て位置するガイド片23aを、前記ガイド片23
と重ね合せてビスを締付けることにより、第6図
に示すように、底部26を電動機筐22に取付け
る。27は電動機筐22の後部側に収容したアウ
タロータ方式の電動機で、ロータ鉄心27aの下
部を第6図のように、底板26に開口した大径の
透孔28から下方に突出された状態でロータ鉄心
27aの上部を電動機筐22の天井部にネジ止め
して取付ける。27bは電動機27に取付けたシ
ロツコフアンである。つづいて、29は電動機筐
22前部の開口端a内側に、電動機筐22の側壁
間にまたがつて架設した電熱体で、この電熱体2
9は、例えば、第4図に示すように、セラミツク
ヒータ30と、このセラミツクヒータ30の上下
部に波状に成形加工したアルミフイン31と、ア
ルミフイン31を正特性を有する上記セラミツク
ヒータ30に常時接触させる支持板32とからな
り、その取付けは、ヒータホルダー25,25′
間に前記電熱体29を挟持し、この状態で、第8
図に示すように、電動機筐22側壁の切欠孔25
aに、電動機筐22下側から電熱体29を挟持し
たヒータホルダー25,25′を、その外側縁に
設けた係合溝25bを係合させて、ヒータホルダ
ー25,25′を電動機筐22に嵌合し、この後、
底板26を取付けることにより、電熱体29は電
動機筐22の開口端aに脱落することなく取付け
られる。なお、電熱体29の端子29aは一方の
ヒータホルダー25の開口から電動機筐22外に
引出され、第3図、第5図のようにこのヒータホ
ルダー25の外側に設けた絶縁壁25c間でリー
ド線33と接続する。34は電動機27駆動用の
コンデンサで、第3図に示すように、電動機筐2
2一側壁の直線部と曲線部との合流地点に位置す
る底板26に切欠いた台形状の切欠26aに配置
され、このコンデンサ34は第4図に示すよう
に、その下部は角筒ケース11のZ型補強リブ1
4と係合できるよう突起34aが一体に形成さ
れ、又、背部にはガイドレール13の端面と摺接
するゴム等の緩衝材34bが貼着されている。3
5は温風機本体21のガイド片23,23a(電
動機筐22のガイド片23と底板26のガイド片
23aを指す)に取付けるためのクツシヨン材
で、第8図に示すように、ゴム等弾力性に優れた
材料により、ガイド片23,23aの突片X、Y
に挟着する両端部には、ガイド片23,23aの
合計板厚寸法よりやや小さい寸法でコ字状の係合
凹部35aを設けるとともに、上面には、2条の
突条35bを形成して、クツシヨン材35全体を
肉厚寸法をガイドレール13,13′のあり溝寸
法よりやや大きくして設けられている。そして、
このクツシヨン材35は、電動機筐22に底板2
6を取付けたあと、両ガイド片23,23′の突
片X、Yを係合凹部35aに挿入することによ
り、係合凹部35a間の閉鎖部dが、ガイド片2
3,23aの突片X、Y間に位置する橋絡部Pに
当接した状態で第5図のように、クツシヨン材3
5の舌片Cが突片X、Yを挟持して取付けられ
る。36は電源スイツチで、リヤカバー45に止
着され、又、37はスイツチ36と反対側におい
てリヤカバー45に取付けたコードブツシユで、
電源コード38が挿通支持されている。そして、
電動機筐22の外側において第7図の電気回路図
で示すように、電動機27と電熱体29はそれぞ
れリード線33により電源50に対して並列接続
され、電熱体29は電源スイツチ36及び温度過
昇防止器24とは直列となつて電源50に配線接
続する。39はリヤカバー45の中央部を打抜い
てこの部分を金鋼を被着して設けた吸入口、40
はフロントカバー41の中央部を切開して設けた
温風の吹出口である。
第2図及び第6図において、22は前部を直線状
となして矩形状の開口端aを備え、後部は閉鎖状
態で曲線状に成型加工した金属板製の電動機筐
で、この電動機筐22の直線部及び曲線部の側壁
下端縁には、第3図、第8図に示すように、中央
部をコ字状に打抜いたガイド片23が水平方向に
延設されている。又、前記電動機筐22の前部開
口端a寄りの側壁には、第3図、第8図に示すよ
うに、温度過昇防止器24の取付孔24aと、樹
脂製のヒータホルダー25,25′を係合保持す
るコ字状の切欠孔25aが設けられている。(な
お、ヒータホルダー25′の切欠孔はヒータホル
ダー25と係合する切欠孔25aと同じであるた
め、図示を省略する)26は電動機筐22の底面
を閉鎖する底板で、金属板により前記電動機筐2
2の同形状に打抜き加工され、第8図のように電
動機筐22の側縁に設けたガイド片23と対応し
て位置するガイド片23aを、前記ガイド片23
と重ね合せてビスを締付けることにより、第6図
に示すように、底部26を電動機筐22に取付け
る。27は電動機筐22の後部側に収容したアウ
タロータ方式の電動機で、ロータ鉄心27aの下
部を第6図のように、底板26に開口した大径の
透孔28から下方に突出された状態でロータ鉄心
27aの上部を電動機筐22の天井部にネジ止め
して取付ける。27bは電動機27に取付けたシ
ロツコフアンである。つづいて、29は電動機筐
22前部の開口端a内側に、電動機筐22の側壁
間にまたがつて架設した電熱体で、この電熱体2
9は、例えば、第4図に示すように、セラミツク
ヒータ30と、このセラミツクヒータ30の上下
部に波状に成形加工したアルミフイン31と、ア
ルミフイン31を正特性を有する上記セラミツク
ヒータ30に常時接触させる支持板32とからな
り、その取付けは、ヒータホルダー25,25′
間に前記電熱体29を挟持し、この状態で、第8
図に示すように、電動機筐22側壁の切欠孔25
aに、電動機筐22下側から電熱体29を挟持し
たヒータホルダー25,25′を、その外側縁に
設けた係合溝25bを係合させて、ヒータホルダ
ー25,25′を電動機筐22に嵌合し、この後、
底板26を取付けることにより、電熱体29は電
動機筐22の開口端aに脱落することなく取付け
られる。なお、電熱体29の端子29aは一方の
ヒータホルダー25の開口から電動機筐22外に
引出され、第3図、第5図のようにこのヒータホ
ルダー25の外側に設けた絶縁壁25c間でリー
ド線33と接続する。34は電動機27駆動用の
コンデンサで、第3図に示すように、電動機筐2
2一側壁の直線部と曲線部との合流地点に位置す
る底板26に切欠いた台形状の切欠26aに配置
され、このコンデンサ34は第4図に示すよう
に、その下部は角筒ケース11のZ型補強リブ1
4と係合できるよう突起34aが一体に形成さ
れ、又、背部にはガイドレール13の端面と摺接
するゴム等の緩衝材34bが貼着されている。3
5は温風機本体21のガイド片23,23a(電
動機筐22のガイド片23と底板26のガイド片
23aを指す)に取付けるためのクツシヨン材
で、第8図に示すように、ゴム等弾力性に優れた
材料により、ガイド片23,23aの突片X、Y
に挟着する両端部には、ガイド片23,23aの
合計板厚寸法よりやや小さい寸法でコ字状の係合
凹部35aを設けるとともに、上面には、2条の
突条35bを形成して、クツシヨン材35全体を
肉厚寸法をガイドレール13,13′のあり溝寸
法よりやや大きくして設けられている。そして、
このクツシヨン材35は、電動機筐22に底板2
6を取付けたあと、両ガイド片23,23′の突
片X、Yを係合凹部35aに挿入することによ
り、係合凹部35a間の閉鎖部dが、ガイド片2
3,23aの突片X、Y間に位置する橋絡部Pに
当接した状態で第5図のように、クツシヨン材3
5の舌片Cが突片X、Yを挟持して取付けられ
る。36は電源スイツチで、リヤカバー45に止
着され、又、37はスイツチ36と反対側におい
てリヤカバー45に取付けたコードブツシユで、
電源コード38が挿通支持されている。そして、
電動機筐22の外側において第7図の電気回路図
で示すように、電動機27と電熱体29はそれぞ
れリード線33により電源50に対して並列接続
され、電熱体29は電源スイツチ36及び温度過
昇防止器24とは直列となつて電源50に配線接
続する。39はリヤカバー45の中央部を打抜い
てこの部分を金鋼を被着して設けた吸入口、40
はフロントカバー41の中央部を切開して設けた
温風の吹出口である。
図中、42は角筒ケース12の底面の開口端a
側に引出可能に取付けた脚枠、43は角筒ケース
12後部側の底面に設けた脚ゴム、44は電熱体
31の上、下部に配設した絶縁部材である。
側に引出可能に取付けた脚枠、43は角筒ケース
12後部側の底面に設けた脚ゴム、44は電熱体
31の上、下部に配設した絶縁部材である。
次に、この発明の電気温風機11を組立てる場
合について説明する。
合について説明する。
初めに、図示しない金型により角筒ケース12
の原型となる細長な筒体を押出加工し、この後、
前記細長な筒体を第2図のように温風機本体21
とほぼ同じ長さで切断して角筒ケース12を形成
する。次に温風機本体21を組立る場合には、電
動機筐22の後部に曲線部と同心位置で電動機2
7を止着して垂下するとともに、開口端a側の内
側には、ヒータホルダー25,25′を挟侍した
電熱体29を、電動機筐22の切欠孔25aに嵌
合し、この状態で底板26を前記電動機筐22の
底面に、電動機27のロータ鉄心27a部分を下
方に突出させて取付ける。底板26の取付はガイ
ド片23,23aをビス等を用いて固定すること
により行う。このあと、コンデンサ34を底板2
6の一側に切欠した台形状の切欠26aに位置さ
せ、この状態で電動機27,電熱体29、電源ス
イツチ36をそれぞれリード線33及び電源コー
ド38を用いて、第3図、第7図のように電気配
線する。この際、リヤカバー45にはあらかじめ
スイツチ36及び電源コード38を挿通したゴム
ブツシユ37を取付けておく。電気配線を終えた
ら、電動機筐22に底板26を取付けることによ
り重合する各ガイド片23,23aの突片X、Y
に、クツシヨン材35を、その舌片c,cを利用
して第1図、第3図に示すように挟着する。
の原型となる細長な筒体を押出加工し、この後、
前記細長な筒体を第2図のように温風機本体21
とほぼ同じ長さで切断して角筒ケース12を形成
する。次に温風機本体21を組立る場合には、電
動機筐22の後部に曲線部と同心位置で電動機2
7を止着して垂下するとともに、開口端a側の内
側には、ヒータホルダー25,25′を挟侍した
電熱体29を、電動機筐22の切欠孔25aに嵌
合し、この状態で底板26を前記電動機筐22の
底面に、電動機27のロータ鉄心27a部分を下
方に突出させて取付ける。底板26の取付はガイ
ド片23,23aをビス等を用いて固定すること
により行う。このあと、コンデンサ34を底板2
6の一側に切欠した台形状の切欠26aに位置さ
せ、この状態で電動機27,電熱体29、電源ス
イツチ36をそれぞれリード線33及び電源コー
ド38を用いて、第3図、第7図のように電気配
線する。この際、リヤカバー45にはあらかじめ
スイツチ36及び電源コード38を挿通したゴム
ブツシユ37を取付けておく。電気配線を終えた
ら、電動機筐22に底板26を取付けることによ
り重合する各ガイド片23,23aの突片X、Y
に、クツシヨン材35を、その舌片c,cを利用
して第1図、第3図に示すように挟着する。
前述のようにして温風機本体21を組立てた
後、この温風機本体21に取付けた各クツシヨン
材35の上、下及び角筒ケース12の内面と対応
する側面並びにコンデンサ34の背面に貼着した
緩衝材34bには、それぞれシリコンオイルなど
の潤滑剤を塗布する。この状態で、第2図、第3
図に示すように、角筒ケース12の後部側(第2
図の左方向)から温風機本体21の開口端a側を
挿入する。この場合、第4図に示すように、温風
機本体21の側壁側に挟着したクツシヨン材35
をそれぞれ角筒ケース12のガイドレース13,
13′のあり溝内に嵌入させて挿入する。そして、
温風機本体21を半分程度角筒ケース12に挿入
したところで、コンデンサ34は、その背面の緩
衝材34bを一方のガイドレール13の端面に摺
接させるとともに、突起34aをZ型補強リブ1
4に係合させる。(第4図参照)この状態で温風
機本体21を更に押動して角筒ケース12内に挿
入すると、前記コンデンサ34はその胴部が温風
機本体21が挿入されるにつれて、底板26の一
側壁に切欠いた切欠26a及びガイドレール13
の端部に受止められるとともに、突起34aが補
強リブ14に係合されて、第4図の左右及び上下
方向に移動することなく、温風機本体21と共動
して角筒ケース12内に挿入することができる。
前記のようにして温風機本体21を角筒ケース1
2内に挿入すると、温風機本体21は第4図、第
5図に示すように、ガイド片に挟着したクツシヨ
ン材35を介して角筒ケース12のガイドレール
13,13′間に、上下及び左右方向に空間部を
有し、かつ、クツシヨン材35の弾性力によりケ
ース12内で揺動することなく支持されるととも
に、電動機27はロータ鉄心27aが底板26の
下方に突出しても、角筒ケース12の底面に摺接
することなく保持できる。温風機本体21の挿入
後、角筒ケース12の前、後部に、それぞれフロ
ントカバー41、リヤカバー45を被せ、これら
カバー41,45とケース12とをネジ止めする
ことにより、温風機本体21はその後のクツシヨ
ン材35を利用して両カバー41,45により前
後方向に移動することなく角筒ケース12に収容
されて電気温風機11の組立を終了する。
後、この温風機本体21に取付けた各クツシヨン
材35の上、下及び角筒ケース12の内面と対応
する側面並びにコンデンサ34の背面に貼着した
緩衝材34bには、それぞれシリコンオイルなど
の潤滑剤を塗布する。この状態で、第2図、第3
図に示すように、角筒ケース12の後部側(第2
図の左方向)から温風機本体21の開口端a側を
挿入する。この場合、第4図に示すように、温風
機本体21の側壁側に挟着したクツシヨン材35
をそれぞれ角筒ケース12のガイドレース13,
13′のあり溝内に嵌入させて挿入する。そして、
温風機本体21を半分程度角筒ケース12に挿入
したところで、コンデンサ34は、その背面の緩
衝材34bを一方のガイドレール13の端面に摺
接させるとともに、突起34aをZ型補強リブ1
4に係合させる。(第4図参照)この状態で温風
機本体21を更に押動して角筒ケース12内に挿
入すると、前記コンデンサ34はその胴部が温風
機本体21が挿入されるにつれて、底板26の一
側壁に切欠いた切欠26a及びガイドレール13
の端部に受止められるとともに、突起34aが補
強リブ14に係合されて、第4図の左右及び上下
方向に移動することなく、温風機本体21と共動
して角筒ケース12内に挿入することができる。
前記のようにして温風機本体21を角筒ケース1
2内に挿入すると、温風機本体21は第4図、第
5図に示すように、ガイド片に挟着したクツシヨ
ン材35を介して角筒ケース12のガイドレール
13,13′間に、上下及び左右方向に空間部を
有し、かつ、クツシヨン材35の弾性力によりケ
ース12内で揺動することなく支持されるととも
に、電動機27はロータ鉄心27aが底板26の
下方に突出しても、角筒ケース12の底面に摺接
することなく保持できる。温風機本体21の挿入
後、角筒ケース12の前、後部に、それぞれフロ
ントカバー41、リヤカバー45を被せ、これら
カバー41,45とケース12とをネジ止めする
ことにより、温風機本体21はその後のクツシヨ
ン材35を利用して両カバー41,45により前
後方向に移動することなく角筒ケース12に収容
されて電気温風機11の組立を終了する。
次に、動作について説明する。
電源コード38を電源50に差込み、電源スイ
ツチ36を投入すると、電源スイツチ36内に組
込んだ通電表示ランプ51が点灯するとともに、
電動機27及び電熱体29に通電される。電動機
27は通電によりシロツコフアン27bが回転す
る。又、電熱体29はアルミフイン31を通じて
正特性を有するセラミツクヒータ30に通電され
ることにより発熱する。前記セラミツクヒータ3
0の発熱により、その熱はアルミフイン31に伝
熱して放散される。このため、電動機27の駆動
により、シロツコフアン27bにて吸入口39か
ら底板26の透孔28を経て電動機筐22内に吸
入された空気は、前記アルミフイン31から放散
する熱により加温され、吹出口40より吹出され
て暖房する。なお、電熱体29への通電中、アル
ミフイン31はセラミツクヒータ30への通電の
役目を果すものの、電熱体29はヒータホルダー
25,25′が絶縁物で形成されているとともに、
アルミフイン31の上下部に絶縁部材44が配設
してあるため、電熱体29の通電部分を覆う必要
はない。
ツチ36を投入すると、電源スイツチ36内に組
込んだ通電表示ランプ51が点灯するとともに、
電動機27及び電熱体29に通電される。電動機
27は通電によりシロツコフアン27bが回転す
る。又、電熱体29はアルミフイン31を通じて
正特性を有するセラミツクヒータ30に通電され
ることにより発熱する。前記セラミツクヒータ3
0の発熱により、その熱はアルミフイン31に伝
熱して放散される。このため、電動機27の駆動
により、シロツコフアン27bにて吸入口39か
ら底板26の透孔28を経て電動機筐22内に吸
入された空気は、前記アルミフイン31から放散
する熱により加温され、吹出口40より吹出され
て暖房する。なお、電熱体29への通電中、アル
ミフイン31はセラミツクヒータ30への通電の
役目を果すものの、電熱体29はヒータホルダー
25,25′が絶縁物で形成されているとともに、
アルミフイン31の上下部に絶縁部材44が配設
してあるため、電熱体29の通電部分を覆う必要
はない。
なお、電気温風機11は第1図のように脚枠4
2を引当して、フロントカバー41をやや持上げ
た状態で使用したり、あるいは、第9図に示すよ
うに、吹出口40を縦長とするために、第1図の
ように横に寝かせた状態から90°引起して使用す
るようにしてもよい。
2を引当して、フロントカバー41をやや持上げ
た状態で使用したり、あるいは、第9図に示すよ
うに、吹出口40を縦長とするために、第1図の
ように横に寝かせた状態から90°引起して使用す
るようにしてもよい。
また、電動機筐22と底板26はそれぞれのガ
イド片23,23aをビスで固定した例について
説明したが、ビスを使用することなく、ガイド片
をクツシヨン材で挟侍した状態で角筒ケースに組
込むようにしてもよい。
イド片23,23aをビスで固定した例について
説明したが、ビスを使用することなく、ガイド片
をクツシヨン材で挟侍した状態で角筒ケースに組
込むようにしてもよい。
本発明は以上説明したように構成されているの
で、次に示すような効果を有する。
で、次に示すような効果を有する。
本発明の電気温風機は、電動機、電熱体等の
電気部品を電動機筐に収納して形成した温風機
本体と、この温風機本体を収容する角筒ケース
とを別々に製作し、電気温風機の組立時におい
て、温風機本体を前記ケースに嵌め合い方式に
より抜差自在に挿入固定して組立るように構成
されているので、電気温風機の組立作業が迅
速・容易に行い得、その生産性を向上させるこ
とができる。
電気部品を電動機筐に収納して形成した温風機
本体と、この温風機本体を収容する角筒ケース
とを別々に製作し、電気温風機の組立時におい
て、温風機本体を前記ケースに嵌め合い方式に
より抜差自在に挿入固定して組立るように構成
されているので、電気温風機の組立作業が迅
速・容易に行い得、その生産性を向上させるこ
とができる。
又、前記角筒ケースは、筒体内の側壁にあり
溝状のガイドレールを一体的に備えて押出加工
により、細長に形成した偏平角筒状の筒体を必
要な長さに切断することにより設けることがで
き、しかも、前記ケースに収容する温風機本体
は、前部を開口し、後部は閉鎖状態となして前
記ケースに遊合できる大きさで偏平に成型加工
した電動機筐に、電動機や電熱体等の電気部品
を収容し、かつ、前記電動機筐の側壁下端縁に
は、ケースのガイドレールに嵌合するガイド片
を水平方向に突設して形成してあるので、前記
温風機本体を角筒ケースに組込む場合は、角筒
ケースのガイドレールに温風機本体のガイド片
を嵌め込むだけでよいので、組立に際して特別
な治具や部品等を用いることもなく、簡単に組
込むことができる。特に、角筒ケースは押出加
工にて偏平角筒状に設けた筒体を必要の長さに
切断するだけでよいので至便である。その上、
温風機本体も、電動機や電熱体を収容する電動
機筐が角筒ケースの形状に合わせて偏平状に形
成してあるので、角筒ケースになじませて良好
に挿入固定することができる。又、前記温風機
本体はガイド片をガイドレールに嵌合させるこ
とにより、筒ケース内に空間部を有して装架固
定することができるので、電動機や電熱体等電
気部品の配線作業は、前記空間部を利用するこ
とにより、手間を要することなく容易に、か
つ、効率的に行うことができる。
溝状のガイドレールを一体的に備えて押出加工
により、細長に形成した偏平角筒状の筒体を必
要な長さに切断することにより設けることがで
き、しかも、前記ケースに収容する温風機本体
は、前部を開口し、後部は閉鎖状態となして前
記ケースに遊合できる大きさで偏平に成型加工
した電動機筐に、電動機や電熱体等の電気部品
を収容し、かつ、前記電動機筐の側壁下端縁に
は、ケースのガイドレールに嵌合するガイド片
を水平方向に突設して形成してあるので、前記
温風機本体を角筒ケースに組込む場合は、角筒
ケースのガイドレールに温風機本体のガイド片
を嵌め込むだけでよいので、組立に際して特別
な治具や部品等を用いることもなく、簡単に組
込むことができる。特に、角筒ケースは押出加
工にて偏平角筒状に設けた筒体を必要の長さに
切断するだけでよいので至便である。その上、
温風機本体も、電動機や電熱体を収容する電動
機筐が角筒ケースの形状に合わせて偏平状に形
成してあるので、角筒ケースになじませて良好
に挿入固定することができる。又、前記温風機
本体はガイド片をガイドレールに嵌合させるこ
とにより、筒ケース内に空間部を有して装架固
定することができるので、電動機や電熱体等電
気部品の配線作業は、前記空間部を利用するこ
とにより、手間を要することなく容易に、か
つ、効率的に行うことができる。
更に、前記温風機本体のガイド片には、ゴム
等弾力性に優れたクツシヨン材を挟着し、この
ガイド片を角筒ケースのガイドレールに嵌合す
る場合は、前記クツシヨン材の表面に潤滑油等
の滑動剤を塗布することにより、温風機本体を
円滑に滑動させながら角筒ケースに挿入して取
付けることができるとともに、前記クツシヨン
材の弾性力を利用して温風機本体を角筒ケース
に揺動不能に固定保持させることができる。そ
の上、角筒ケースの前、後部に、吹出口を備え
フロントカバーと、吸入口を有するリヤーカバ
ーを取付けることにより、温風機本体は、特別
な固定手段を用いることなく、前記クツシヨン
材をはじめ、フロントカバー、リヤーカバーと
によつて角筒ケースに、前後、左右、上下の各
方向に微動することなく挿入固定することがで
きる。
等弾力性に優れたクツシヨン材を挟着し、この
ガイド片を角筒ケースのガイドレールに嵌合す
る場合は、前記クツシヨン材の表面に潤滑油等
の滑動剤を塗布することにより、温風機本体を
円滑に滑動させながら角筒ケースに挿入して取
付けることができるとともに、前記クツシヨン
材の弾性力を利用して温風機本体を角筒ケース
に揺動不能に固定保持させることができる。そ
の上、角筒ケースの前、後部に、吹出口を備え
フロントカバーと、吸入口を有するリヤーカバ
ーを取付けることにより、温風機本体は、特別
な固定手段を用いることなく、前記クツシヨン
材をはじめ、フロントカバー、リヤーカバーと
によつて角筒ケースに、前後、左右、上下の各
方向に微動することなく挿入固定することがで
きる。
又、温風機本体はそのガイド片にクツシヨン
材を挟着して角筒ケースに挿入固定してあるの
で、電気温風機の運転中に生ずる振動や騒音を
吸収・緩和することが可能となり、しかも、ビ
ス等の固定手段を用いることなく抜差自在に挿
入できるようになつているので、補修等に際し
ての分解・組立作業も特別な治具を用いること
なく、フロント及びリヤーの各カバーを取外す
ことにより容易に温風機本体を外部に取り出す
ことができるので、電気温風機の組立は勿論、
メンテナンス作業も手間等の要することなく手
軽に行うことができる。
材を挟着して角筒ケースに挿入固定してあるの
で、電気温風機の運転中に生ずる振動や騒音を
吸収・緩和することが可能となり、しかも、ビ
ス等の固定手段を用いることなく抜差自在に挿
入できるようになつているので、補修等に際し
ての分解・組立作業も特別な治具を用いること
なく、フロント及びリヤーの各カバーを取外す
ことにより容易に温風機本体を外部に取り出す
ことができるので、電気温風機の組立は勿論、
メンテナンス作業も手間等の要することなく手
軽に行うことができる。
その上、角筒ケースと温風機本体との間に
は、温風機本体を角筒ケース内に装架する関係
上、角筒ケース内における温風機本体の周辺に
は手の指が入るだけの空間部が必然的に形成さ
れることとなるため、前記空間部を利用して電
動機等電気部品の各リード線を配線しても、こ
れら配線は電熱体自体が電動機筐に収容されて
いることにより、前記電熱体の熱的悪影響を全
く受けることなく、円滑に配線を行うことがで
きる。又、電気温風機の運転中、外気は角筒ケ
ースから温風機本体を形成する電動機筐に流入
するように構成してあるので、即ち、本発明の
電気温風機は、角筒ケースと電動機筐との2重
筐構造となつているため、電気温風機の運転
中、角筒ケースに触れても、角筒ケースは外気
の流入により常に冷やされているので、運転中
の電気温風機の取扱いが完全に行うことができ
る等、角筒ケースと温風機本体を収容した電動
機筐とを2重筐構造に形成することによつて、
電気部品の配線作業が円滑に行い得、しかも、
外気をケース内に充満させることが可能とな
り、電気温風機を完全に取扱うことができる利
点もある。
は、温風機本体を角筒ケース内に装架する関係
上、角筒ケース内における温風機本体の周辺に
は手の指が入るだけの空間部が必然的に形成さ
れることとなるため、前記空間部を利用して電
動機等電気部品の各リード線を配線しても、こ
れら配線は電熱体自体が電動機筐に収容されて
いることにより、前記電熱体の熱的悪影響を全
く受けることなく、円滑に配線を行うことがで
きる。又、電気温風機の運転中、外気は角筒ケ
ースから温風機本体を形成する電動機筐に流入
するように構成してあるので、即ち、本発明の
電気温風機は、角筒ケースと電動機筐との2重
筐構造となつているため、電気温風機の運転
中、角筒ケースに触れても、角筒ケースは外気
の流入により常に冷やされているので、運転中
の電気温風機の取扱いが完全に行うことができ
る等、角筒ケースと温風機本体を収容した電動
機筐とを2重筐構造に形成することによつて、
電気部品の配線作業が円滑に行い得、しかも、
外気をケース内に充満させることが可能とな
り、電気温風機を完全に取扱うことができる利
点もある。
以上説明したように、本発明は電気温風機の製
作に際し、ネジ等の固定手段の使用を極力抑制
し、温風機本体と角筒ケースとの嵌め合い方式に
よつて電気温風機の組立をほぼ一動作で行うこと
ができるように構成されているので、組立・分解
が容易となり、しかも、角筒偏平状に形成するこ
とによつて、使用場所を余りとらず、かつ、携帯
に至便な電気温風機を提供することができる。
作に際し、ネジ等の固定手段の使用を極力抑制
し、温風機本体と角筒ケースとの嵌め合い方式に
よつて電気温風機の組立をほぼ一動作で行うこと
ができるように構成されているので、組立・分解
が容易となり、しかも、角筒偏平状に形成するこ
とによつて、使用場所を余りとらず、かつ、携帯
に至便な電気温風機を提供することができる。
第1図はこの発明の電気温風機を示す斜視図、
第2図は分解斜視図、第3図は温風機本体の平面
図、第4図は正面図、第5図は第4図のA−A断
面図、第6図は温風機本体の一部切欠側面図、第
7図は電気回路図、第8図は要部の分解斜視図、
第9図は本発明の別の使用状態を示す斜視図、第
10図は従来の電気温風機の一実施例を示す断面
図である。 12……角筒ケース、13,13′……ガイド
レール、21……温風機本体、22……電動機
筐、26……底板、27……電動機、29……電
熱体、35……クツシヨン材、41……フロント
カバー、45……リヤーカバー。
第2図は分解斜視図、第3図は温風機本体の平面
図、第4図は正面図、第5図は第4図のA−A断
面図、第6図は温風機本体の一部切欠側面図、第
7図は電気回路図、第8図は要部の分解斜視図、
第9図は本発明の別の使用状態を示す斜視図、第
10図は従来の電気温風機の一実施例を示す断面
図である。 12……角筒ケース、13,13′……ガイド
レール、21……温風機本体、22……電動機
筐、26……底板、27……電動機、29……電
熱体、35……クツシヨン材、41……フロント
カバー、45……リヤーカバー。
Claims (1)
- 1 筒体内に側壁に、該筒体の軸方向に沿つてあ
り溝状のガイドレール13,13′を互いに対称
位置に一体的に有するよう押出加工によつて形成
した偏平角筒状のケース12と、前部側及び底部
側を開口して縦断面をコ字形に形成した偏平状の
電動機筐22の側壁下端縁には、その前後方向に
ガイド片23を外側に向けて必要数水平に延設す
るとともに、この電動機筐22の底部には、前記
ガイド片23と対応する位置にガイド片23aを
突設して電動機筐22の底部とほぼ同形状に形成
した底板26を取付け、更に、前記電動機筐22
の前部開口端a側の側壁には、一対の切欠孔25
aを互いに相対向させて設け、前記底板26の電
動機筐22後部側に位置する部位には、外気流入
用の透孔28を開口し、前記電動機筐22の切欠
孔25aには、ヒータホルダー25,25′を介
して電熱体29を電動機筐22の開口端a側に架
設し、電動機筐22の後部側には底板26の透孔
28に電動機27を遊合させてシロツコフアン2
7bを電動機筐27に内蔵させた状態で前記電動
機27を収容して構成した温風機本体21とを備
え、前記温風機本体の電動機筐22に設けたガイ
ド片23,23aにはゴム等弾力性に富むクツシ
ヨン材35を挟着し、前記クツシヨン材35を取
付けたガイド片23,23aを角筒ケース12の
ガイドレール13,13′に嵌入して温風機本体
21を前記角筒ケース12に抜差自在に挿入固定
し、前記角筒ケース12の電熱体29が位置する
前部には、吹出口40を有するフロントカバー4
1を、電動機27が位置する角筒ケース12の後
部には、吸入口39を設けたリヤーカバー45を
それぞれ取付けて成る電気温風機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20700686A JPS6361840A (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 | 電気温風機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20700686A JPS6361840A (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 | 電気温風機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6361840A JPS6361840A (ja) | 1988-03-18 |
JPH0461258B2 true JPH0461258B2 (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=16532634
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20700686A Granted JPS6361840A (ja) | 1986-09-03 | 1986-09-03 | 電気温風機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6361840A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100326328B1 (ko) * | 2000-04-07 | 2002-03-08 | 윤종용 | 브이디에스엘 라인의 임피던스 매칭회로 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029323A (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-14 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用電気式暖房装置 |
JPS6080054A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | Nippon Denso Co Ltd | 電気式温風機 |
-
1986
- 1986-09-03 JP JP20700686A patent/JPS6361840A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6029323A (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-14 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用電気式暖房装置 |
JPS6080054A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | Nippon Denso Co Ltd | 電気式温風機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6361840A (ja) | 1988-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5334065B2 (ja) | 建物内の集中式熱交換装置に用いるためのモジュール式熱交換システム | |
US6160956A (en) | Ceiling fan with heating/lighting assembly | |
US5295811A (en) | Portable fan with electrical control retaining stand | |
CA2621765A1 (en) | Light with heater | |
US2615942A (en) | Ventilation and cooling of household mixers | |
JPH0461258B2 (ja) | ||
US20130062336A1 (en) | Heater | |
US2492248A (en) | Electric space heater | |
CN219553492U (zh) | 一种热风梳的开关结构 | |
CN110805980A (zh) | 可提神驱蚊的送风装置 | |
US20060168980A1 (en) | Refrigerating appliance provided with inside lighting and a fan | |
CN209415561U (zh) | 一种带安全接线装置的取暖器 | |
CN212774837U (zh) | 冷暖风扇 | |
JP5031406B2 (ja) | 冷却貯蔵庫 | |
CN219283453U (zh) | 一种加热模块 | |
US2675460A (en) | Air heater | |
CN208011979U (zh) | 一种曲柄连杆开启式进风的取暖器 | |
KR200255485Y1 (ko) | 냉각장치를 구비한 선풍기 | |
CN212165176U (zh) | 电吹风外壳组件及电吹风 | |
CN211146648U (zh) | 一种浴室浴霸的安装结构 | |
CN220103244U (zh) | 贯流式取暖器 | |
CN210841054U (zh) | 一种动物养殖用暖风装置 | |
CN221195186U (zh) | 农用机械用散热器 | |
CN209391768U (zh) | 一种机座及料理机 | |
JPS6230671Y2 (ja) |