JPH0460445A - 切換バルブ - Google Patents

切換バルブ

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JPH0460445A
JPH0460445A JP17160690A JP17160690A JPH0460445A JP H0460445 A JPH0460445 A JP H0460445A JP 17160690 A JP17160690 A JP 17160690A JP 17160690 A JP17160690 A JP 17160690A JP H0460445 A JPH0460445 A JP H0460445A
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JP
Japan
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flow
valve
seat member
valve seat
liquid
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Pending
Application number
JP17160690A
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English (en)
Inventor
Susumu Nagasaki
長崎 進
Masayoshi Fukuoka
正芳 福岡
Nobuo Oshima
信夫 大島
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0460445A publication Critical patent/JPH0460445A/ja
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  • Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は、生体細胞内に存在する物質を定性的あるいは
定量的に測定する物質測定装置に用いられる切換バルブ
に関するものである。
B9発明の概要 本発明は、生体細胞を含む試料中から被測定物質を抽出
し、その被測定物質を発光反応を利用して測定する物質
測定装置に使用され、各種試薬を被測定物質に導入した
り、被測定物質を測定系に導くキャリアー液等を送液す
る際に各流通路を切り換える切換バルブにおいて、所定
方向に3個1組とする流通孔を複数組列配設してなる弁
座部材に、前記3個1組とする流通孔の内の2個の流通
孔を連通ずる流通溝を複数配設してなる弁部材を摺接さ
せ、この弁部材を操作部で前記所定方向に往復摺動させ
ることにより、物質測定装置に使用されていた複数の三
方バルブを1つに集約化して装置全体の小形化を図るこ
とができるとともに、1つの操作部で物質測定装置の各
流通路を切り換えを可能にし、その制御を簡略化できる
ようにしたものである。
C0従来の技術 一般に、下水処理場では、汚水を活性汚泥法により浄化
処理することが広く行われている。この活性汚泥法は、
まず下水や工場廃水等の汚水に含まれている浮遊物を沈
殿除去し、その後に有機性汚濁物質を各種の微生物に摂
取させ、浄化する方法である。このような活性汚泥法に
よる汚水処理プロセスにおいては、浄化に関与する微生
物濃度および活性度を把握することが最も重要である。
近年、微生物濃度の測定方法として、いろいろな測定方
法が研究されている。その中で生体細胞中に存在するア
デノシン三りん酸(ATP)を抽出して測定することに
より微生物濃度を推定する方法が注目されている。
生体細胞中には、生体のりん酸代謝およびエネルギー代
謝の役割を果しているATPが必ず存在し、死細胞中に
はATPが存在しないことが知られている。また、1個
の細胞中に存在するATP量は、同一細胞では同一濃度
のATPが存在する。
従って、ATPが定量できれば、細胞の数および生細胞
か死細胞かの判定や細胞の活性度が測定できることにな
る。生物処理プロセスを正常に機能させる上で、微生物
の量と活性度を同時に知ることが不可欠であり、活性汚
泥中のATPを測定することは極めて有用である。
このようなことから、微生物の細胞中のATPを測定す
ることは、水処理1食品、医学等の様々な分野において
注目されている。特に、水処理分野においては、水を浄
化するために活性汚泥を用いているので、その微生物量
および活性度を迅速に測定することが重要であり、AT
Pは重要な指標と考えられる。
現在、細胞内や菌体内に存在する物質を定性的に測定す
る物質測定装置として、微生物等の生体細胞内からAT
Pを抽出した抽出液を連続的に流体系に流し、その抽出
液に発光試薬を混入させて発光反応を引き起こし、その
光情報を光学的手段で計測するATP測定装置がある。
このATP測定装置は第8図に示すように構成されてい
る。本図において、1は生体細胞を含む試料(活性汚泥
)が注入される試験管である。この試験管1はターンテ
ーブル等の移動装置により測定順にノズル2〜4の直下
位置まで移送される。
5はトリクロロ酢酸等の抽出試薬を貯蔵する抽出試薬タ
ンクであり、6はトリス緩衝液等の希釈液を貯蔵する希
釈液タンクである。これらのタンク5,6には、抽出試
薬用シリンジ7および希釈液用シリンジ8が三方バルブ
9および10を介して連結されている。三方バルブ9は
マイクロプロセッサ等の制御を受けて切り換えられ、抽
出試薬流通路11aとllbを連結し、また抽出試薬流
通路11bと110を連結する。三方バルブ10はマイ
クロプロセッサ等の制御を受けて切り換えられ、希釈液
流通路12aと12bを連結し、また希釈液流通路12
bと1’ 2 cを連結する。
13は洗浄液を貯蔵する洗浄液タンクであり、14は蒸
留水等のキャリアー液を貯蔵するキャリアー液タンクで
ある。これらのタンク13.14には、洗浄液用シリン
ジ15およびキャリアー液用シリンジ16が三方バルブ
17および18を介して連結されている。三方バルブ1
7はマイクロプロセッサ等の制御を受けて切り換えられ
、洗浄液流通路19aと19bを連結し、また洗浄液流
通路19bと19cを連結する。三方バルブ18はマイ
クロプロセッサ等の制御を受けて切り換えられ、キャリ
アー液流通路20aと20bを連結し、またキャリアー
液流通路20bと20cを連結する。これらの洗浄液流
通路19aとキャリアー液流通路20aには、三方バル
ブ21を介してサンプルループ22が連結されている。
三方バルブ21はマイクロプロセッサ等の制御を受けて
切り換えられ、洗浄液流通路19aとサンプルループ2
2を連結し、またキャリアー液流通路20aとサンプル
ループ22を連結する。
上記ノズル4とサンプルループ22には、三方バルブ2
3を介してフローセル装置24が連結されている。三方
バルブ23はマイクロプロセッサ等の制御を受けて切り
換えられ、サンプルループ22と測定系流通路25aを
連結し、またサンプルループ22と測定系流通路25b
を連結する。
26はルシフェリンおよびルシフェラーゼ等の発光試薬
を貯蔵する発光試薬タンクである。このタンク26には
、発光試薬用シリンジ27が三方バルブ28を介して連
結されている。三方バルブ28はマイクロプロセッサ等
の制御を受けて切り換えられ、発光試薬流通路29aと
29bを連結し、発光試薬流通路29bと29Cを連結
する。
発光試薬流通路29aはフローセル装置24に連結され
る。
30は上記測定系流通路25aまたはフローセル装置2
4の廃液流通路31を通して排出される洗浄液またはキ
ャリアー液等の廃液を収容する廃液タンクである。
次に、上記ATP測定装置の測定プロセスについて説明
する。三方バルブ9を抽出試薬流通路11b、ttc側
に切り換えて、抽出試薬タンク5内の抽出試薬を抽出試
薬用シリンジ7で吸引する。
この状態で、三方バルブ9を抽出試薬流通路11a、l
lb側に切り換えて、試料(活性汚泥)の入った試験管
1に抽出試薬用シリンジ7内の抽出試薬を所定量注入す
る。これにより、試料中の微生物の細胞膜が抽出試薬に
より破壊され、微生物体内に存在するATPが抽出され
る。
同様にして、三方バルブ10を希釈液流通路12b、1
2c側に切り換えて、希釈液タンク6内の希釈液を希釈
液用シリンジ8で吸引する。この状態で、三方バルブ1
0を希釈液流通路12a。
12b側に切り換えて、上記抽出液の入っている試験管
1に希釈液シリンジ8内の希釈液を所定量注入する。
この抽出操作が終了すると、試験管1はターンテーブル
等の移動装置により測定順にノズル4の直下位置まで移
送される。このとき、三方バルブ17を洗浄液流通路1
98.19b側に、三方バルブ21を洗浄液流通路19
a、サンプルループ22側に、三方バルブ23をサンプ
ルループ22゜測定系流通路25a側にそれぞれ切り換
えて、試験管1内の抽出液を洗浄液用シリンジ15で三
方バルブ17.21の間に導かれるまで吸引する。
続いて、三方バルブ21をキャリアー液流通路2Qa、
サンプルループ22側に、三方バルブ17を測定系流通
路24a、25b側に切り換えて、サンプルループ22
内の抽出液をキャリア一液相シリンジ16でフローセル
装置24まで導入する。
このようにして、試験管1内の抽出液がノズル4により
分取されてフローセル装置24内に導入されると、三方
バルブ28がキャリアー液流通路29a、29b側に切
り換わり、フローセル装置24内に発光試薬用シリンジ
27内の発光試薬を所定量注入する。ここで抽出液と発
光試薬が混合されて生物発光反応が起こる。
発光反応した反応混合液の光情報は、フローセル装置2
4の直前の位置に設置された検出器により計測される。
この計測が終了すると、フローセル装置24内の反応混
合液は廃液流通路31を通して廃液タンク30へ収容さ
れる。
なお、洗浄液タンク13から洗浄液を洗浄液用シリンジ
15に吸引する場合、三方バルブ17を洗浄液流通路1
9b、19c側に切り換える。また、キャリアー液タン
ク14からキャリアー液をキャリア一液相シリンジ16
に吸引する場合、三方バルブ18をキャリアー液流通路
20b、2OC側に切り換えて、キャリアー液タンク1
4内のキャリアー液をキャリア一液相シリンジ16で吸
引する。さらに、発光試薬タンク26から発光試薬を発
光試薬用シリンジ27に吸引する場合、三方バルブ28
を発光試薬流通路29b、29c側に切り換えて、発光
試薬タンク26内の発光試薬を発光試薬用シリンジ27
で吸引する。
一連の測定が終了すると、抽出液の分取に用いた測定用
ノズル4を洗浄するとともに、サンプルループ22.三
方バルブ23.測定系流通路25b1フローセル装置2
4.廃液流通路31をキャリアー液で洗浄する操作が行
われる。まず、三方バルブ17を洗浄液流通路19b、
19c側に切り換え、洗浄液タンク13内の洗浄液を洗
浄液シリンジ15に吸引する。その後、三方バルブ17
を洗浄液流通路198.19b側に、三方バルブ21を
洗浄液流通路19a、サンプルループ22側に、三方バ
ルブ23をサンプルループ22.測定系流通路25a側
に切り換えて、洗浄液シリンジ15内の洗浄液を測定用
ノズル4を通して廃液タンク30へ送液する。
続いて、三方バルブ18をキャリアー液流通路20b、
2OC側に切り換えて、キャリアー液タンク14内のキ
ャリアー液をキャリア一液相シリンジ16に吸引する。
その後、三方バルブ18をキャリアー液流通路20a、
20bに、三方バルブ21をキャリアー液流通路20a
、サンプルループ22側に、三方バルブ23をサンプル
ループ22、測定系流通路25b側に切り換えて、キャ
リアー液用シリンジ16内のキャリアー液をフローセル
装置24.廃液流通路31を通して廃液タンク30へ送
液する。
D9発明が解決しようとする問題点 従来技術に述べたATP測定装置の測定プロセスを実現
するためには、7個の三方バルブが必要になる。このよ
うに、多数の三方バルブを用いると、三方バルブの取り
付はスペースが大きくなり測定装置全体の小形化を図る
ことが困難になる。
しかも、各三方バルブの切り換え制御を個々に行わなけ
ればならないために、制御系が極めて複雑となる。
本発明は、上記の問題点に着目してなされたもので、物
質測定装置に使用されていた複数の三方バルブを1つに
集約化して装置全体の小形化を図ることができるととも
に、1つの操作部で各流通路を任意に切り換えできる制
御の簡単な切換バルブを提供することを目的とする。
E1課題を解決するための手段 本発明は、上記の目的を達成するために、所定方向に3
個1組とする流通孔を複数組配設してなる弁座部材と、
この弁座部材に摺動可能に設けられ前記所定方向に前記
3個1組とする流通孔の内の2個の流通孔を連通ずる流
通溝を複数配設してなる弁部材と、この弁部材を前記所
定方向に往復摺動させる操作部により切換バルブ構成す
る。
F6作用 各種試薬を被測定物質に導入したり、被測定物質を測定
系に導くキャリアー液や測定系を洗浄する洗浄液を送液
する送液管を弁座部材の各流通孔に適宜接続し、操作部
で弁部材を弁座部材に沿って所定方向に往復摺動させる
ことにより、弁部材の各流通溝が対応する弁座部材の3
個1組とする流通孔の内の2個を交互に連通することが
できる。
これにより、弁座部材に複数配設された3個1組とする
流通孔に接続された各送液管を任意に切り換え、各種試
薬、キャリアー液および洗浄液を送液することができる
G、実施例 以下、本発明を第1図ないし第7図に示す一実施例に基
づいて説明する。
第1図は本発明に係る切換バルブの概略的な構成を示す
正面図、第2図は同実施例の要部である弁座部材を示す
平面図、第3図は第2図のI−I線断面図、第4図は同
実施例の要部である弁部材を示す平面図、第5図は第4
図のn−n線断面図、第6図および第7図は同実施例の
吸引状態および吐出状態を説明するための説明図である
本実施例に係る切換バルブは、従来技術で述べたATP
測定装置に使用される7個の三方バルブ9.10.17
,18.21.23.28を1っに集約化したもので、
第1図に示すように構成されている。本図において、4
1はL字形の支持台42に固定された円筒状のシリンダ
で、このシリンダ41内には円盤状に形成された弁座部
材43と弁部材44が嵌合されている。
前記弁座部材43の摺動面には、第2図および第3図に
示すように所定方向(同心円)に、3個1組とする流通
孔9A〜9C,10A〜10C117A〜17C,18
A〜18C,21A〜21C,23A〜23C,28A
〜28Cが中心角30°の間隔で配設されている。また
弁座部材43の他方面には、第3図に示すように各流通
孔に連通ずるように取付孔9a〜9c、loa〜10c
17a〜17c、18a〜18C,21a〜21c、2
3a 〜23c、28a 〜28c (第3図では第2
図のI−I線断面に位置する取付孔21b。
23b、28bだけが示されている。)が配設されてい
る。
前記弁部材44の摺動面には、第4図および第5図に示
すように所定方向(同心円)に、前記流通孔9A〜9C
,IOA〜IOC,17A〜17C,18A〜18C,
21A〜2IC,23A〜23C,28A〜28Cの各
組の2個の流通孔を連通ずる流通溝9D、IOD、17
D、18D。
21D、23D、28Dが配設されている。この弁部材
44の他方面の中心には段付軸44aが一体に形成され
ており、その段付軸44aはベアリング保持台45に固
定されたベアリング46により回転自在に支持されてい
る。段付軸44aの上端には、前記弁座部材43に沿っ
て弁部材44を所定方向に往復摺動させる操作部として
、モーター台47に設置されたモーター48がカップリ
ング49を介して連結されている。
前記、支持台42の水平部にはねじ孔が形成されており
、そのねじ孔に大径の頭部50aを形成した押さえねじ
50が螺合されている。押さえねじ50を締め付けるこ
とにより、弁座部材43は弁部材44に液密に圧着され
る。この状態で止めねじ51を締め付けて、弁座部材4
3をシリンダ41に固定する。
この弁座部材43の各取付孔には、それぞれジヨイント
52を介して送液管53が連結されている。例えば、第
8図のATP測定装置に本実施例を適用させた場合、弁
座部材43の流通孔9八〜9Cに抽出試薬流通路11a
〜llcが連結され、弁座部材43の流通孔10A〜I
OCに希釈液流通路12a〜12cが連結され、弁座部
材43の流通孔17A〜17Cに洗浄液流通路19a〜
19cが連結され、弁座部材43の流通孔18A〜18
Cにキャリアー液流通路20a〜20cが連結され、弁
座部材43の流通孔21A〜21Cにキャリアー液流通
路20a、サンプルループ22および洗浄液流通路19
aが連結され、弁座部材43の流通孔23A〜23Cに
測定系流通路25b、サンプルループ22および測定系
流通路25aが連結され、弁座部材43の流通孔28A
〜28Cに発光試薬流通路29a〜29cが連結される
第3図中において、43aは押さえねじ50の先端に形
成された円盤状の締金を嵌め込む凹部である。
次に、第8図のATP測定装置の測定プロセスに基づい
て、本発明の切換バルブの動作を第6図。
第7図により説明する。なお、第8図の切換パル・ブ9
,10,17,18,21,23.28は、本実施例の
流通孔9A〜9cと流通溝9D、流通孔10A〜10C
と流Je10D、 流通孔17A〜17Cと流通溝17
 D、 流a孔18 A〜18 Cと流通溝18D、流
通孔21A〜21Cと流通溝21D、流通孔23A〜2
3cとia溝23D。
流通孔28A〜28Cと流通溝28Dに相当する。
(1)抽出工程 まず、モーター48により弁部材44を時計方向に30
6回動させ、切換バルブを第6図に示す吸引状態に切り
換える。このとき、流通孔9B。
9Cに連結された抽出試薬流通路11b、llcが連通
し、流通孔10B、IOCに連結された希釈液流通路1
2b、12cが連通する。この状態で、抽出試薬用シリ
ンジ7と希釈液用シリンジ8のピストン部を引いて、抽
出試薬タンク5と希釈液タンク6内から抽出試薬と希釈
液をシリンジ7と8内に吸引する。
次に、モーター48により弁部材44を反時計方向に3
0°回動させ、切換バルブを第7図に示す吐出状態に切
り換える。このとき、流通孔9A。
9Bに連結された抽出試薬流通路11a、llbが連通
し、流通孔10A、10Bに連結された希釈液流通路1
2a、12bが連通する。この状態で、抽出試薬用シリ
ンジ7のピストン部を押して、シリンジ7内の抽出試薬
を試料の入っている試験管1内に所定量注入する。これ
により、試料中の微生物の細胞膜が抽出試薬により破壊
され、微生物体内に存在するATPが抽出される。
続いて、希釈液用シリンジ8のピストン部を押して、シ
リンジ8内の希釈液を上記抽出液の入っている試験管1
に所定量注入する。
(2)測定工程 ます、モーター48により弁部材44を時計方向に30
°回動させ、切換バルブを第6図に示す吸引状態に切り
換える。このとき、流通孔17A。
17Bに連結された洗浄液流通路19a、19bが連通
し、流通孔21B、21Cに連結されたサンプルループ
22.洗浄液流通路19aが連通し、流通孔23B、2
3Cにサンプルループ22.測定系流通路25aが連通
ずる。この状態で、洗浄液シリンジ15のピストン部を
引いて、試験管1内から抽出液をノズル4−測定系流通
路25a→流通溝23D→サンプルループ22−流通溝
21D−洗浄液流通路19aを通して、流通溝21D。
17Dの間に導かれるまで吸引する。
また、切換バルブを第6図に示す吸引状態に切り換える
ことにより、流通孔18B、18Cに連結されたキャリ
アー液流通路20b、20cが連通し、流通孔28B、
28Cに連結された発光試薬流通路29b、29cが連
通する。この状態でキャリア一液相シリンジ162発光
試薬用シリンジ27のピストン部を引いて、キャリアー
液タンク14と発光試薬タンク26内からキャリアー液
と発光試薬をシリンジ14と26内に吸引する。
次に、モーター48により弁部材44を反時計方向に3
0°回動させ、切換バルブを第7図に示す吐出状態に切
り換える。このとき、流通孔18A、18Bに連結され
た洗浄液流通路20a、20bが連通し、流通孔21A
、21Bに連結されたキャリアー液流通路20a、サン
プルループ22が連通し、流通孔23A、23Bに測定
系流通路25b、サンプルループ22が連通ずる。この
状態で、キャリア一液相シリンジ16のピストン部を押
して、キャリアー液によりサンプルループ22内の抽出
液を流通溝21D−サンプルループ22−流通溝23D
−測定系流通路25bを通して、フローセル装置24内
に導入する。これと同時に、発光試薬用シリンジ27の
ピストン部を押して、シリンジ27内の発光試薬をフロ
ーセル装置24内に導入する。
このようにして、フローセル装置24内に抽出液と発光
試薬が導入されると、ここで抽出液と発光試薬が混合さ
れて生物発光反応が起こる。発光反応した反応混合液の
光情報は、フローセル装置24の直前の位置に配設され
た検出器により計測され、計測終了後に反応混合液は廃
液流通路31を通して廃液タンク30へ排出される。
(3)洗浄工程 まず、モーター48により弁部材44を反時計方向に3
0″回動させ、切換バルブを第7図に示す吐出状態に切
り換える。このとき、流通孔17B、17Cに連結され
た洗浄液流通路19b、19Cが連通が連通する。この
状態で、洗浄液用シリンジ15のピストン部を引いて、
洗浄液タンク13内から洗浄液をシリンジ15内に吸引
する。
次に、ノズル4を吸引ポートの位置から廃液ポートの位
置まで移動する。これと同時に、モーター48により弁
部材44を時計方向に30″回動させ、切換バルブを第
6図に示す吸引状態に切り換える。このとき、流通孔1
7A、17Bに連結された洗浄液流通路19a、19b
が連通し、流通孔21B、21Cに連結されたサンプル
ループ22、洗浄液流通路19aが連通し、流通孔23
B、23Cにサンプルループ22.測定系流通路25a
が連通ずる。この状態で、洗浄液用シリンジ15のピス
トン部を押して、シリンジ15内の洗浄液を洗浄液流通
路19b−流通溝17D→洗浄液流通路19a−流通溝
21D→サンプルル一プ22→流通孔23D=測定系流
通路25aを通して廃液タンク30へ排出する。
以上の操作を繰り返し行うことにより、サンプルループ
22とノズル4を洗浄液で洗浄することができる。
なお、キャリアー液でサンプルループ22およびフロー
セル装置24を洗浄する場合は、切換バルブを第6図に
示す吸引状態に切り換えて、上記測定工程と同様にキャ
リアー液タンク14からキャリアー液をキャリアー液用
シリンジ16で吸引する。その後、切換バルブを第7図
に示す吐出状態に切り換えて、上記測定工程と同様にキ
ャリア一液相シリンジ16内のキャリアー液を、キャリ
アー液流通路20b→流通溝18D−キャリアー液流通
路20a→流通溝21D→サンプルループ22−流通溝
23D→測定系流通路25b→フローセル装置24→廃
液流通路31を通して廃液タンク30へ排出する。
以上の操作を繰り返し行うことにより、サンプルループ
22.測定系流通路25b、フローセル装置24をキャ
リアー液で洗浄することができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
要旨を変更しない範囲において種々変形して実施するこ
とができる。
例えば、所定方向に3個1組とする流通孔を複数組配設
してなる円筒状の弁座部材に、所定方向に前記3個1組
とする流通孔の内の2個を連通ずる流通溝を複数配設し
てなる円柱状の弁部材を摺動可能に嵌合させて切換バル
ブを構成することができる。
H0発明の効果 以上詳述したように本発明によれば、所定方向に3個1
組とする流通孔を複数組列配設してなる弁座部材に、前
記3個1組とする流通孔の内の2個の流通孔を連通ずる
流通溝を複数配設してなる弁部材を摺接させ、この弁部
材を操作部で前記所定方向に往復摺動させることで、物
質測定装置に使用されていた複数の三方バルブを1つに
集約化して装置全体の小形化を図ることができるととも
に、1つの操作部で各流通路を切り換えることができる
ので、その制御を簡略化できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る切換バルブの概略的な構成を示す
正面図、第2図は同実施例の要部である弁座部材を示す
平面図、第3図は第2図のI−I線断面図、第4図は同
実施例の要部である弁部材を示す平面図、第5図は第4
図のn−n線断面図、第6図および第7図は同実施例の
吸引状態および吐出状態を説明するための説明図、第8
図はATP測定装置の概略的な構成を示すブロック結線
図である。 41・・・シリンダ、42・・・支持台、43・・・弁
座部材、44・・・弁部材、44a・・・段付軸、45
・・・ベアリング保持台、46・・・ベアリング、47
・・・モーター台、48・・・モーター、49・・・カ
ップリング、50・・・押さえねじ、50a・・・頭部
、51・・・止めねじ、52・・・ジヨイント、53川
送液管、9A〜9C。 10A 〜IOC,17A 〜17C,18A 〜18
C,21A〜21C,23A〜23G、28A 〜28
 C−・・流通孔、9 a 〜9 c、  10 a 
〜10 c。 17a〜17c、18a〜18c、21a〜21c、 
 23 a 〜23 c、  28 a〜28 c−・
・取付孔、9D、  IOD、  17D、  18D
、  21D、  23D。 28D・・・流通溝。 第1図 τ刀換バルブのL出回 ←本発明) 外1名 第2図 #、Fi秤村の千山国 (本売1月) 第3図 I−I珠紅白国(棒組) 第6図 吸引tK島のR1目 (本発明) 第4図 イi辞才1の千−ルコ   (ブト・項さ2月)第5図 II−II  筆象断1+ドロ   (、l=i日月)
第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)所定方向に3個1組とする流通孔を複数組配設し
    てなる弁座部材と、 この弁座部材に摺動可能に設けられ前記所定方向に前記
    3個1組とする流通孔の内の2個の流通孔を連通する流
    通溝を複数配設してなる弁部材と、この弁部材を前記所
    定方向に往復摺動させる操作部とを具備したことを特徴
    とする切換バルブ。
JP17160690A 1990-06-29 1990-06-29 切換バルブ Pending JPH0460445A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5923357A (en) * 1993-04-30 1999-07-13 Kabushiki Kaisha Tec Line thermal printer

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5923357A (en) * 1993-04-30 1999-07-13 Kabushiki Kaisha Tec Line thermal printer

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