JPH0460440A - 粉体の付着力測定方法および粉体の付着力測定装置 - Google Patents

粉体の付着力測定方法および粉体の付着力測定装置

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JPH0460440A
JPH0460440A JP17167990A JP17167990A JPH0460440A JP H0460440 A JPH0460440 A JP H0460440A JP 17167990 A JP17167990 A JP 17167990A JP 17167990 A JP17167990 A JP 17167990A JP H0460440 A JPH0460440 A JP H0460440A
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test piece
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test
powder
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Isao Sekiguchi
勲 関口
Yasunobu Tsukioka
康信 月岡
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MEDEIKATETSUKU KK
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LAB T I KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、粉体を圧縮してテストピースを形成し、その
テストピースを引張って破断面を生ぜしめ、このときの
引張力により、粉体を構成する固体粒子間の結合力を測
定する粉体の付着力測定方法および粉体の付着力測定装
置についての改良に関する。
粉体をベレットまたは顆粒等に造粒・成形する際、粉体
には、固体粒子間に結合力を生ぜしめる結合剤を添加す
る。この場合、添加する結合剤は造粒・成形しようとす
るそれぞれの製品に適応するものが選択され、かつ、そ
の添加量が製品の性状に適応するよう設定される。この
ことから。
結合剤を加えた粉体は、それがどのような特性のものに
調整されているかを測定することが不可欠なものとなる
。そして、このために、結合剤を添加して調整した粉体
は、引張試験用の分割セル内に充填して圧縮することで
、その分割セルの内壁面に外周面が密着するテストピー
スに成形し、この分割セルを、それの分割面を境に引張
ることで、圧縮・成形したテストピースに破断面が生ず
るまでの引張力を測定する試験を行なうようにしている
ところで、このように用いられる粉体の付着力測定装置
は、従前のものにあっては、第1図に示しているように
、分割面10から上下に分離するよう別体に形成しであ
る上半部1aと下半部1bとを、離接目在に接合して組
合わせた筒状の分割セルlと、これを蔵置する載置台2
と、その載置台2に載置される分割セル1に対して昇降
作動する圧縮バ−3とで構成される圧縮装!iAと、第
2図に示しているように、前記分割セル1の下端側を保
持して台面上にセー、トするセット台4と、そのセット
台4上に固定セットした分割セル1の上端側を挾持して
昇降作動するクランプ5とからなる引張装置Bとの二者
で構成しである。
そして、粉体の引張り試験は、圧縮装置Aの載置台2上
にセットした分割セル1の内腔に、検査すべき粉体を充
填し、これに、圧縮装置Aの作動で、圧縮バー3を下降
させて、その圧縮バー3に組付けである圧力センサS1
で検出される圧力が所定の圧力となるまで圧縮し、これ
により、外周面が分割セル1の内壁面に密着した棒状の
テストピースPを分割セル1内に形成したところで、こ
のテストピースPを、分割セル1ごと載置台2から外し
て、引張装置Bのセット台4の上面に移し換えてセット
し、さらに、分割セル1の上端側に引張装置Bのクラン
プ5を組付けて、クランプ5を上昇させ、これにより、
テストピースPに破断面が生ずるまでの引張圧力を測定
するようにしている。
ところで、このようにして行なう粉体の付着力測定試験
は、成形したテストピースPに生ずる破断面が、必ず、
分割セル1の分割面10に連続する一定の位置に生ずる
ことから、−度テストを行なったテストピースPは、そ
れを、圧縮装置Aに再びかけて圧縮し成形しても、引張
装置Bにかけると、前回の試験の際に生じた破断面から
裂けるようになって、測定値を不正確なものとすること
で、一つのテストピースPが一度のテストしか行なえな
いものとなっている。そして、このことから、調整した
粉体についての測定値を確しかなものとするよう多数の
データーを採るようにするためには、一つのテストピー
スPについての試験を終えた後に、分割セル1から粉体
を取り除いて再び粉体を充填し、圧縮装置Aにセ−/ 
)して、圧縮により新たなテストピースPの成形を行な
い、これを引張装置Bにかける作業を繰返すことが必要
で、このテストピースP成形のための作業が面倒な問題
がある。
本発明は、従前手段に生じているこの問題を解消せしめ
るためになされたものであって、分割セル1内に充填し
て圧縮装置Aにより圧縮成形した粉体のテストピースP
を、分割セル1ごと引張装置Bにかけて引張試験を行な
った後に、その引張試験が終えたテストピースPをその
まま分割セル1内において、再度圧縮装置Aにより圧縮
成形して、再び引張試験を行なったときに、その粉体の
特性に基づく正しい値が計測されるようにして、このテ
ストピースによる引張試験が効率良く行なえるようにす
る新たな手段を提供することを目的とする。
そして、本発明においては、この目的を達成するための
手段として、粉体を、胴部の上下の中間位置に設けた分
割面より上半部と下半部とに分離される筒状の分割セル
内に充填して、圧縮装置により圧縮して胴周面が分割セ
ルの内周面に密着するテストピースに成形し、このテス
トピースを、分割セルごと引張装置にかけて引張り試験
を行なった後、押上装置により分割セルに対しテストピ
ースを所定のストロークだけ上昇させて、再び圧縮装置
で圧縮し、再度引張装置にかけて引張り試験を行なうこ
とを特徴とする粉体の付着力測定方法を提起し、また、
この方法を実施するための装置として、胴部の上下の中
間位置に設けた分割面により上半部と下半部とに分離さ
れる筒状の分割セルと、その分割セルを載置する載置台
と、その載置台の上方に配設される圧縮装置と、その載
置台の下方に配設される押上装置とを具備し、載置台に
は、それの上面に載置される分割セルの底面の開放口と
対応する部位に、押上装置の昇降作動する押上杆を透過
させて分割セルの内腔に突入させる透孔が開設してある
ことを特徴とする粉体の付着力測定装置を提起するもの
である。
次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図面符号は従
前手段のものと同効の構成部材については同一の符号を
用いるものとする。
第3図は、本発明を実施せる粉体の付着力測定装置の分
割セルlをセットする前の状態における全体の概要斜視
図、第4図は同上の一部を省略した要部の斜視図で、同
図において、aは機体、bはその機体aに装設した台盤
、Cはその台盤す上に立設した支持機枠、dは分割セル
lを支承するI!!置台、eは載置台dを左右に移動さ
せる横移動装置、Aは昇降する圧縮バー3とそれを昇齢
作動させる昇降機構6とよりなる圧縮装置、Bは分割セ
ルlの上端部を保持するクランプ5とそれを弓き揚げる
昇降機構7とよりなる引張装置、Cは載置台dの下方に
設けた押上装置を示す。
載置台dは、それの上面に、分割セルlの下端側を嵌入
させることで、その分割セルlが所定の位置を占めるよ
う位置決めして、その状態位置に保定せしめるための嵌
合部80が形設してあり、かつ、その嵌合部80の中心
部位には、押上装置Cの押上杆90が嵌入する径の透孔
81が、上下に貫通して開設しである。
そして、該18.8台dは、機体aの台盤す上面に横殺
せるガイド部材82−82に、左右方向に自在に摺動す
るよう支架せしめである。この実施例装置は、圧縮袋H
Aと引張装置Bとを、一つの機体aに並列装架して構成
した例であり、圧縮装置Aと引張装置Bとを各別に構成
する場合にあっては、この載置台dは、従前手段におけ
る圧縮装置Aの載置台2と同様に圧縮袋MAに組合わさ
れる固定の載置台となる。そして、その場合には、該載
置台dを左右方向に摺動自在に支架せしめる前述のカイ
ト部材82・82は省略され、また、該載置台dを横移
動させる横移動装置eも省略した形態のものとなる。し
かし、このように、固定の載置台dとした場合にあって
も、前述の分割セルlの位置決めのための嵌合部80お
よび押上装置Cの押上杆90を嵌入させるための上下に
貫通する透孔81は装備させる。
横移動装置eは、前記載置台dをガイド部材82に沿い
横移動させるためのものであり、ガイド部材82に平行
させて台盤す上に配位して軸支部材83・83に軸支し
た螺子杆84を、載置台dに設けた雌ねじ部に貫通させ
、その螺子杆84を台盤す上に配設したモーターM1の
出力軸に伝導することで、モーターMlを正逆に所望量
回転させることにより、載置台dがガイド部材82に沿
い左方または右方に所望量移動するように構成しである
この横移動装Weは、第6図に示しているように、載置
台dをガイドするガイド部材82の下方に、モーターM
1の駆動により左右方向にエンドレスに回動するチェン
ベルト85を張架しておいて、このチェンベルト85を
i置台dに連繋し、モーターM1を正逆に駆動してチェ
ンベルト85を順・逆に回動させることにより、載置台
dを左右方向に所望の移動量移動させるように構成する
場合があり適宜に構成して良いものである。
圧縮袋HAは、昇降する圧縮パー3と、それを昇降作動
させる昇降機構6とよりなる通常のもので、それの圧縮
パー3は、前述の支持機枠Cの前面側に設けた左右に一
対の上下方向のガイド部材30−30に、上下に自在に
摺動するよう摺動部材31を支架し、これの下面側に、
該圧縮パー3の下端側が下方に突出するよう支架せしめ
てあり、かつ、その支架は、圧縮パー3に加わる圧力が
検出されるよう圧力センサSl(ロードセンサ)を介し
た支架になっている。そして、圧縮パー3の周囲には、
圧縮/へ−3が分割セルlの内部に充填された粉体を圧
縮していくときに、分割セル1を上から押えて載置台d
に押し付けていくリング状の押え部材32を配位し、前
記摺動部材31の下面から垂下するステー33により支
持せしめた環状の取付部材34にバネ35を介して昇降
自在に支持せしめである。
昇降機構6は、前述の支持機枠Cの前面に、上下のガイ
ド部材30・30と平行する螺子杆60を配位して、前
記支持機枠Cに設けたステー61に回転自在に軸支した
雌ねじ62に、螺合して貫通せしめ、その螺子杆60の
下端側を、前述の摺動部材31の中心部位の上面に一体
的に連結し、前記雌ねじ62にはそれの外周に伝導プー
リー63を一体に固着させて取付け、その伝導プーリー
63を伝導ベルト64を介して支持機枠Cの後面側に装
架せるモーターM2の出力軸と伝導し、そのモーターM
2を正転または逆転させることにより雌ねじ62を正・
逆にまわして螺子杆60を摺動部材31ごと昇降させる
ことにより、圧縮バー3を昇降させるように構成しであ
る。
そしてこれにより構成される圧縮装置Aは、前述の横移
動装置eで左右に移動する載置台dが、第3図・第4図
において右端側に位置した状態において、その載置台d
の上方に位置するように配設しである。
また、引張装置Bは、分割セルlの上端側を保持するク
ランプ5と、それを昇降させる昇降機構7とからなる。
そして、それのクランプ5は、第4図に示しているよう
に、側面視で分割セルlの上端側に設けた保合鍔部11
が嵌合するアリ溝状に形成して、前述の支持機枠Cの前
面側で、横移動装置eによりガイド部材82−82を左
端側に移動した状態の載置台dの上方位置に配位し、こ
れを、支持機枠Cに設けた上下方向のガイド部材50に
摺動自在に支架せる摺動部材51に、バネ52Φ52を
介して吊下げ支持しである。
また、該引張装MBの昇降機構7は、前述の支持機枠C
の後面側に、前記圧縮装置Aの昇降機構6の螺子杆60
と同様に形成した6子杆70を、上下方向に配位して、
支持機枠Cに設けたステー71・71に回転自在に軸支
せる雌ねじ72に、螺合貫通させ、その螺子杆70の下
端部を前述の摺動部材51の上面に一体的に連結し、前
述の雌ねじ72の外周に伝導プーリー73を一体または
一体的に設けて、この伝導プーリー73を伝導ベルト7
4を介して支持機枠Cの後面側に装架しであるモーター
M3の出力軸に伝導することで、このモーターM3を正
・逆に回転させて、雌ねじ72をまわし、螺子杆70を
昇降させることにより、摺動部材51およびクランプ5
が昇降するようにしである(第6図)。
そして、引張り圧力の検出は、昇降する摺動部材51の
上方に、レーザー光線りを発信してクランプ5に支持せ
しめた分割セル1の上半部1aの上方への変位量を検出
するレーザー式変位計S2を設けて、これにより検出す
るようにしである。
このレーザー式変位計52は、第6図に示している実施
例のように、摺動部材51の下面側に、引張り方向の負
荷を検出する圧力センサS3を設けて、それに吊杆53
を連結し、その吊杆53にバネ52・52を介してクラ
ンプ5を吊下げ、引張り圧力をこの圧力センサS3によ
って検出するようにする場合がある。
また、分割セルlは、第5図に示しているように、胴部
の上下の中間部位に設けた分割面10から上下に2分さ
れるよう上半部1aと下半部1bとを各別に形成しであ
る通常のものであるが、それの下半部1bは重量のある
ステンレス鋼で形成され、また上半部1aは軽い合成樹
脂材で形成しである。そして、それの上半部1aの上端
側には前述のクランプ5に嵌合していく係合鍔部11が
形設してあり、下半部1bの内周面には、上半部1aを
形成する合成樹脂材で形成した内筒12が嵌装しである
。また、下半部1bの内腔の底部には、底蓋13が、上
下に摺動自在に落し込まれて、該下半部1bの底部に装
設しである段部14に係止され、さらに、粉体を充填し
た後に、その粉体の上面に落し蓋15が摺動自在に嵌挿
されるようになっている。
押上装置Cは、第1O図に示している如く、載置台dに
開設されている透孔81を介し、その載置台d上に載置
されている分割セル1の底面からそれの内腔に嵌入して
いく押上杆90と、その押上杆90を昇騨作動させる昇
降機構91と、その昇降機構91を駆動するモーターM
4とよりなりそれの昇降機構91は、モーターM4が組
付けられた機筺92に昇降自在に支架せしめた螺子杆9
10と、機筺92内に設けた軸受支持部材93Φ93に
回転自在に軸支して前記螺子杆90の外周に螺合せしめ
た雌ねじ911と、その雌ねじ911の外周に設けた伝
導プーリーをモーターMの出力軸に伝導せしめてその雌
ねじ911を駆動回転させる伝導ベルト912とで構成
しである通常のねじジヤツキの形態のものであり、モー
ターM4を正転または逆転させて雌ねじを正または逆に
回転させることにより、螺子杆910が昇降してそれの
上端側に設けた押上杆90が昇降するようにしである。
そして、この押上装置Cは、前述の横移動装置eの作動
で、載置台dが、右方(第3図・第4図で右方)への横
移動のストロークのエンドに達し圧縮装置Aの下方の所
定位置を占めている状態において、その載置台dの下方
に位置するように配位して機体aに支架せしめてあり、
これにより前述の如くモーターM4を作動させて押上杆
90を上昇させたときに、その押上杆90が載置台dに
開設しである透孔81を介して載置台d上に載置しであ
る分割セル1の内腔に嵌入していくようにしである。こ
の押上装置Cは、前述の載置台dが固定して機体aに装
架されている場合は、当然にその載置台dの下方位置に
配設されるものであるが、載置台dの下面側に一体的に
組付は支持せしめる場合がある。また、かく、載置台d
の下面側に一体的に組付けるときは、載置台dをガイド
部材82・82に横方向の移動自在に支架せしめるとき
に、この載置台dと一緒に移動するようにして良い。
このように構成せる実施例装置は次のように作用する。
調整した粉体の付着力を測定しようとするときは、粉体
を、下半部1bの上に上半部1aを重ねて組立てた状態
とした分割セル1の内腔に、所定量充填する。そして、
この状態の分割セルlを、載置台dの上面に設けである
嵌合部80に嵌合させる。
これにより、分割セル1は、それの下半部1bの重量に
よって載置台dの上面に保定される。
このとき、載置台dは、機体aの前面の制御パネルに設
けられるスイッチSWIを操作しておくことで、機体a
に組込まれている制御装置の制御作動により、横移動装
置eによる移動範囲の右方のストロークエンドに位置し
ている。即ち、第10図の状態に示す位置にある。
次にこの状態から、機体aに設けられている圧縮装置A
を始動させるスイー、チSW2を操作するこれにより、
モーターMlが正転して、昇降機構6が下降作動し、−
圧縮バー3が第6図に示している如く粉体を圧縮してい
く、そして、これにより、圧力センサS1が所定の圧力
を検出したところで、モーターM1の回転がストップし
、次いでモーターMlが逆回転して昇降機構6が上昇作
動し、第5図の状態に戻り、分割セル1内に所定の圧縮
密度に押し固めたテストピースを成形する。
次に、この状態となったところ↑、横移動装置eを作動
させ、分割セル1を支承する載置台dを左方に移動させ
る。この横移動装置eの作動は、圧力センサSlによる
前記モーターM1の制御作動に関連させて、自動的に行
なわれるようにする場合がある。この載置台dの横移動
で、成形された粉体のテストピースPを収容している分
割セルlは、引張装置Bのクランプ5に向けて移動して
いく、そして、クランプ5が、分割セル1の上端側の係
合鍔部11に嵌合するアリ溝状に形成しであることから
、横移動装置eにより左方への横移動の作動を終えたと
ころで、引張装MBのクランプ5に自動的に係合した状
態となる(第8図)。
次に、この横移動装置eの作動が終えたところで、引張
装置Bを作動させるスイッチSW3を操作する。この引
張装置Bの作動も、横移動装置eの作動の制御に関連さ
せて自動的に行なわれるように制御する場合がある。
これにより、引張装置Bは、第9図の如く、昇降機構7
の上昇作動でクランプ5が分割セルlの上半部1aを引
き上げ、分割セルlの内周面に密着しているテストピー
スPの付着力により、分割セル1の上半部1aに付着し
ているテストピースPの上半側と分割セル1の下半部1
bに付着しているテストピースPの下半側とを上下に引
き裂き破断を生ぜしめ、このときの、引張り圧力が、レ
ーザー式変位計S2による分割セル1の上半部1aの動
きの検出、または圧力センサS3によるロードの検出に
よって測定されるようになる。
次に、この引張圧力の測定を終えたところで、引張装置
Bの昇降機構7を下降作動させ、第8図の状態に戻し、
横移動装置eを逆向きに作動させて、第5図の状態に戻
す。
次に、この状態から、再び圧縮装置Aを作動させる。こ
れにより、分割セル1内の引張り試験を終えた粉体のテ
ストピースPは破断面が突き合わされて第10図の状態
になる。
次に、この状態から、スイッチSW4の操作で押上装置
Cを作動させる。すると、上昇する押上杆90が、第1
1図の如く、載置台d上の分割セルlの底蓋13の下面
に当接し、これを第12図の如く押上げていく、このと
き、圧縮装置Aは、押え部材32がバネ35の/ヘネ圧
で分割セルlを押え付ける作用を残す範囲内で、昇降機
構6を上昇作動させておく。
これにより1分割セル1内のテストピースPは第12図
にあるように、分割セル1に対して押し上げられていき
、分割セルlの分割面lOに対し該テストピースPの胴
周面の新たな部位に臨むようになる。そして、この状態
において、押上装置Cを固定し、圧縮装置Aを圧力セン
サS1に検出される圧力が所定の値になるまで圧縮作動
を行なわせ、再び第8図・第9図の如く引張装置Bにか
けて引張り試験を行なわせれば、テストピースPは、分
割面lOに臨む位置の新たな破断面において破断され、
このときの引張り圧力が検出されるようになる。
このとき、テストピースPを押上装置Cにより押上げる
ストローク文を、テストピースPの上端面から第1回の
引張り試験の際の分割面10に臨む位置までの長さ文”
に対応するように設定すれば、この第2回の引張り試験
は、第1回の引張り試験と変わりない条件で行なえるよ
うになる。従って、引張り試験を終える度ごとに、押上
装!ICにより分割セル1内のテストピースPを、所定
のストロークづづ分割セル1に対して押し上げることで
、一つのテストピースPで複数回の引張り試験を繰返し
て行なえるようになる。
以上説明したように、本発明法は、粉体を、胴部の上下
の中間位置に設けた分割面10より上半部1aと下半部
1bとに分離される筒状の分割セル1内に充填して、圧
縮装置Aにより圧縮して胴周面が分割セル1の内周面に
密着するテストピースPに成形し、このテストピースP
を、分割セルlごと引張装置Bにかけて引張り試験を行
なった後、押上装置Cにより分割セル1に対しテストピ
ースPを所定のストローク文だけ上昇させて、再び圧縮
装置Aで圧縮し、再度引張装置Bにかけて引張り試験を
行なうようにしているのだから、つのテストピースPで
複数回の引張り試験が行なえることになって、試験の度
ことに分割セルlに対して新たに粉体を充填してテスト
ピースPを成形してい〈操作を要さずに、データーの測
定が繰返して行なえるようになる。
また、本発明による粉体の付着力測定装置は、分割セル
1を載置する載置台dの下方に押上装置Cが配設してあ
って、それにより、載置台d上に載置した分割セル1内
のテストピースPを、所定のストローク2づづ1分割セ
ル1に対して押し上げられるようにしているのだから、
押上装置Cを作動させる簡単な操作で、引張り試験を終
えたテストピースPを、分割セル1内にある状態のまま
正確な測定値が得られる引張り試験を繰返して行なえる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従前手段を示し、第1図は圧縮装
置の要部の一部破断した正面図、第2図は引張装置の要
部の一部破断した正面図である。 第3図乃至第12図は本発明の実施例装置を示し、第3
図は全体の概要斜視図、第4図は同上の要部の斜視図、
第5図は分割セルの一部破断した斜視図、第6図は別の
実施例の要部の一部破断した正面図、第7図および第8
図および第9図および第10図および第11図ならびに
第12図は同上の作用の説明図である。 図面符号の説明 A・・・圧縮装置    B・・・引張装置C・・・押
上装置 Ml−M2・M3 Sl・・・圧力センサ S3・・・圧力センサ a・・・機体 C・・・支持機枠 e・・・横移動装置 1a・・・上半部 10・・・分割面 12・・・内筒 14・・・段部 2・・・載置台 30・・・ガイド部材 32・・・押え部材 34・・・取付部材 P・・・テストピース ・M4・・・モーター S2・・・レーザー式変位計 り・・・ストローク b・・・台盤 d・・・載置台 1・・・分割セル 1b・・・下半部 11・・・保合鍔部 13・・・底蓋 15・・・落し蓋 3・・・圧縮へ− 31・・・摺動部材 33・・・ステー 35・・・バネ 4・・・セット台 50・・・カイト部材 52・・・バネ 6・・・昇降機構 61・・・スアー 63・・・伝導プーリー 7・・・昇降機構 71・・・スアー 73・・・伝導プーリー 80・・・嵌合部 82・・・ガイド部材 84・・・螺子杆 90・・・押上杆 92・・・機筺 910・・・螺子杆 5・・・クランプ 51・・・摺動部材 53・・・吊杆 60・・・螺子杆 62・・・雌ねじ 64・・・伝導ベルト 70・・・螺子杆 72・・・雌ねじ 74・・・伝導ベルト 81・・・透孔 83・・・軸支部材 85・・・チェンベルト 91・・・昇降機構 93・・・軸受支持部材 911・・・雌ねじ 912・・・伝導ベルト L・・・レーザー光線 SWIΦSW2・SW3・SW4・・・スイッチ第 1
 図 許 出 願 人 メゾイカチック株式会社 第 図 第 図 第10図 第11図 第12図 :jど

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、粉体を、胴部の上下の中間位置に設けた分割面
    10より上半部1aと下半部1bとに分離される筒状の
    分割セル1内に充填して、圧縮装置Aにより圧縮して胴
    周面が分割セル1の内周面に密着するテストピースPに
    成形し、このテストピースPを、分割セル1ごと引張装
    置Bにかけて引張り試験を行なった後、押上装置Cによ
    り分割セル1に対しテストピースPを所定のストローク
    lだけ上昇させて、再び圧縮装置Aで圧縮し、再度引張
    装置Bにかけて引張り試験を行なうことを特徴とする粉
    体の付着力測定方法。
  2. (2)、胴部の上下の中間位置に設けた分割面10によ
    り上半部1aと下半部1bとに分離される筒状の分割セ
    ル1と、その分割セル1を載置する載置台dと、その載
    置台dの上方に配設される圧縮装置Aと、その載置台d
    の下方に配設される押上装置Cとを具備し、載置台dに
    は、それの上面に載置される分割セル1の底面の開放口
    と対応する部位に、押上装置Cの昇降作動する押上杆9
    0を透過させて分割セル1の内腔に突入させる透孔81
    が開設してあることを特徴とする粉体の付着力測定装置
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015155871A (ja) * 2014-02-21 2015-08-27 メディカテック株式会社 粉体特性測定装置
JP2015190772A (ja) * 2014-03-27 2015-11-02 マツダ株式会社 砂型の引張強度試験方法及びその装置

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