JPH0460309A - 熱風発生装置付きおから焼却炉 - Google Patents
熱風発生装置付きおから焼却炉Info
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- JPH0460309A JPH0460309A JP17113790A JP17113790A JPH0460309A JP H0460309 A JPH0460309 A JP H0460309A JP 17113790 A JP17113790 A JP 17113790A JP 17113790 A JP17113790 A JP 17113790A JP H0460309 A JPH0460309 A JP H0460309A
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Landscapes
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Drying Of Solid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は豆腐の製造工程で発生するおがらの焼却装置に
係り、詳しくは焼却の際に発生する排気ガスの余熱を利
用して熱風を発生させ、その熱風を利用したおから焼却
炉に関する。
係り、詳しくは焼却の際に発生する排気ガスの余熱を利
用して熱風を発生させ、その熱風を利用したおから焼却
炉に関する。
[従来の技術]
豆腐の製造方法は、先ず原料大豆を水の中に浸漬し、原
料大豆を膨潤させる。続いて、この水を吸った大豆に水
を加えなから磨砕機を用いてすり潰し、呉液を作る。こ
の呉液を鍋まはた釜に入れて煮沸して豆粥とする。煮込
み終わっな豆粥は直ちに絞り機にがけて豆乳とおがらと
に分離する。
料大豆を膨潤させる。続いて、この水を吸った大豆に水
を加えなから磨砕機を用いてすり潰し、呉液を作る。こ
の呉液を鍋まはた釜に入れて煮沸して豆粥とする。煮込
み終わっな豆粥は直ちに絞り機にがけて豆乳とおがらと
に分離する。
豆乳には凝固剤が添加され凝固させて豆腐になるが、お
からは一部は食用に供され、殆どは飼料として利用され
る。しがしながら、近年都市部での豆腐の大量消費に対
して、近郊酪農家が都市化の波に追われて激減の一途を
たどり、都市部でのおからの供給過剰という問題が深刻
になってきた。
からは一部は食用に供され、殆どは飼料として利用され
る。しがしながら、近年都市部での豆腐の大量消費に対
して、近郊酪農家が都市化の波に追われて激減の一途を
たどり、都市部でのおからの供給過剰という問題が深刻
になってきた。
すなわち、昔時はおからは飼料として酪農家になにがし
かの値段で売却できたのであるが、おがらの供給過剰に
より、おがらはただ同然となり、逆におかねを払って持
っていって貰うというような状態となっている。それば
かりでなく、飼料として処分できながった過剰のおから
は、産業廃棄物として廃棄せざるを得す、将来益々増加
が予想される廃棄料の負担が豆腐製造業の存立さえも脅
かすおそれも出できた。
かの値段で売却できたのであるが、おがらの供給過剰に
より、おがらはただ同然となり、逆におかねを払って持
っていって貰うというような状態となっている。それば
かりでなく、飼料として処分できながった過剰のおから
は、産業廃棄物として廃棄せざるを得す、将来益々増加
が予想される廃棄料の負担が豆腐製造業の存立さえも脅
かすおそれも出できた。
おからは豆乳を絞った後の粕であって、−俵60kgの
原料大豆から75kgのおがらが発生すると言われてい
る。このおがらは穀皮と繊維質がちなり、水分をほぼ8
3%含有するが、乾燥するのが難しく、おからをそのま
ま放置すると、直ちに悪臭を発するに至る。また、表層
部は直ぐに腐敗するが、6部まではながなが腐敗しない
。
原料大豆から75kgのおがらが発生すると言われてい
る。このおがらは穀皮と繊維質がちなり、水分をほぼ8
3%含有するが、乾燥するのが難しく、おからをそのま
ま放置すると、直ちに悪臭を発するに至る。また、表層
部は直ぐに腐敗するが、6部まではながなが腐敗しない
。
そこで、業界では取り敢えずおからを乾燥することが考
えられ、色々な提案がなされているが、未だ良い解決策
は見出だされていない。
えられ、色々な提案がなされているが、未だ良い解決策
は見出だされていない。
[発明が解決しようとする課題]
発明者等はおからを乾燥するに止どまらず、おからを焼
却してしまうことを考えた。しかし、おからは多量の水
分を含み団子状の粉粒混合物であるため、普通の方法で
は焼却することは困難である。そこで、発明者等は混合
撹拌が強力で熱伝達が速やかであり反応性にすぐれた流
動層を使用し、しかも排気ガスの余熱を利用することに
より、団子状のおからを予め乾燥するとともにバラバラ
に解きほぐして燃焼しやすくして焼却することを着想し
、先に乾燥装置付きおから焼却炉の発明を完成し特許出
願した(特願平1−187941)。
却してしまうことを考えた。しかし、おからは多量の水
分を含み団子状の粉粒混合物であるため、普通の方法で
は焼却することは困難である。そこで、発明者等は混合
撹拌が強力で熱伝達が速やかであり反応性にすぐれた流
動層を使用し、しかも排気ガスの余熱を利用することに
より、団子状のおからを予め乾燥するとともにバラバラ
に解きほぐして燃焼しやすくして焼却することを着想し
、先に乾燥装置付きおから焼却炉の発明を完成し特許出
願した(特願平1−187941)。
すなわち、この先の特許出願は、はぼ垂直に据付けられ
た燃焼筒と、前記燃焼筒の底面に取り付けられた多孔板
と、前記多孔板の下に取り付けられた風箱と、前記風箱
を介して前記多孔板に空気を送風する送風機と、前記多
孔板より吹き上げる空気により前記燃焼筒内で流動層を
形成する粒状耐火物と、前記燃焼筒に取り付けられた補
助バーナとからなる流動床式焼却炉に、この焼却炉の排
気ガスを利用したサイクロン式の乾燥装置を連結したも
のである。
た燃焼筒と、前記燃焼筒の底面に取り付けられた多孔板
と、前記多孔板の下に取り付けられた風箱と、前記風箱
を介して前記多孔板に空気を送風する送風機と、前記多
孔板より吹き上げる空気により前記燃焼筒内で流動層を
形成する粒状耐火物と、前記燃焼筒に取り付けられた補
助バーナとからなる流動床式焼却炉に、この焼却炉の排
気ガスを利用したサイクロン式の乾燥装置を連結したも
のである。
しかしながら、前記提案においては、室温の空気を送風
機がち風箱を介して多孔板へ吹き付けるものであるため
、流動層を形成する粒状耐火物の流動がスムーズに起こ
らないという問題点がある。
機がち風箱を介して多孔板へ吹き付けるものであるため
、流動層を形成する粒状耐火物の流動がスムーズに起こ
らないという問題点がある。
これは、室温の空気は比重が比較的重いためと考えられ
る。
る。
また、多孔板に近い下部においては、室等の空気の流入
により冷却されるので、流動層におけるおからの着火は
、多孔板に近い部分では起こらず、燃焼帯が比較的高い
部分に上がってしまうという問題点がある。そのため、
おからの水分や燃焼条件によっては、燃焼筒内で充分な
おからの焼却が完了せず、煙道がら煙りが発生すること
が、ある。
により冷却されるので、流動層におけるおからの着火は
、多孔板に近い部分では起こらず、燃焼帯が比較的高い
部分に上がってしまうという問題点がある。そのため、
おからの水分や燃焼条件によっては、燃焼筒内で充分な
おからの焼却が完了せず、煙道がら煙りが発生すること
が、ある。
さらに、煙道からの排気ガスの2温度は約900℃であ
って、先の発明では煙道からかなりの熱量が空気中に逸
散してしまい、熱効率の改善が望まれていた。その上に
、サイクロン式の乾燥装置は乾燥おからを焼却した水分
率の高い排ネガスを利用するものであるので、温度が高
す−にも拘わらず、その割りに生おがらの乾燥が十分に
行なわれないという欠点があった。
って、先の発明では煙道からかなりの熱量が空気中に逸
散してしまい、熱効率の改善が望まれていた。その上に
、サイクロン式の乾燥装置は乾燥おからを焼却した水分
率の高い排ネガスを利用するものであるので、温度が高
す−にも拘わらず、その割りに生おがらの乾燥が十分に
行なわれないという欠点があった。
本発明は先の出願に係るおから焼却炉の前記のごとき問
題点を解決すべくなされたものであって、粒状耐火物の
流動を改善し、流動層に発生する燃焼帯を下げることに
よりおからの燃焼を完全なものとし、さらに生おからの
乾燥度合を向上させると共に、おから焼却の熱効率を向
上することのできるおから焼却炉を提供することを目的
とする。
題点を解決すべくなされたものであって、粒状耐火物の
流動を改善し、流動層に発生する燃焼帯を下げることに
よりおからの燃焼を完全なものとし、さらに生おからの
乾燥度合を向上させると共に、おから焼却の熱効率を向
上することのできるおから焼却炉を提供することを目的
とする。
[課題を解決するための手段]
本発明者等は、煙道から放散される熱を回収することを
着想し、煙道の外筒に熱交換室を説け、送風機からの空
気を加熱することにより、流動床炉および乾燥装置へ熱
風を送風することにより前記問題点を解決した。
着想し、煙道の外筒に熱交換室を説け、送風機からの空
気を加熱することにより、流動床炉および乾燥装置へ熱
風を送風することにより前記問題点を解決した。
すなわち、本発明の熱風発生装置付きおから焼却炉は、
粒状耐火物からなる流動層を形成し補助バーナを用いて
乾燥おからを焼却する流動床炉と、前記流動、床炉から
の排気ガスを乾燥装置へ送風する煙道と、前記煙道がら
攬入する排気ガス気流により生おからを乾燥するサイク
ロン式乾燥装置と、前記煙道から前記乾燥装置に流入す
る排気ガス気流中に生おからを供給する生おから供給装
置と、前記乾燥装置から乾燥おからを前記流動床炉に供
給する乾燥おから供給装置と、前記煙道の外筒に設けら
れた熱交換室と、前記熱交換室に空気を送風する送風機
と、前記熱交換室から流出する熱風を前記流動床炉に送
風する第1の熱風送風管と、前記熱交換室から流出する
熱風を前記乾燥装置へ送風する第2の熱風送風管とから
なることを要旨とする。
粒状耐火物からなる流動層を形成し補助バーナを用いて
乾燥おからを焼却する流動床炉と、前記流動、床炉から
の排気ガスを乾燥装置へ送風する煙道と、前記煙道がら
攬入する排気ガス気流により生おからを乾燥するサイク
ロン式乾燥装置と、前記煙道から前記乾燥装置に流入す
る排気ガス気流中に生おからを供給する生おから供給装
置と、前記乾燥装置から乾燥おからを前記流動床炉に供
給する乾燥おから供給装置と、前記煙道の外筒に設けら
れた熱交換室と、前記熱交換室に空気を送風する送風機
と、前記熱交換室から流出する熱風を前記流動床炉に送
風する第1の熱風送風管と、前記熱交換室から流出する
熱風を前記乾燥装置へ送風する第2の熱風送風管とから
なることを要旨とする。
焼却装置として使用される流動床炉の燃焼筒は比較的高
さの高い筒状のものであれば良い、燃焼筒の底面に取り
付けられた多孔板は、燃焼筒の底面全体を覆うものであ
り、多孔板の孔から吹き出される空気により、流動層が
形成されるように適度の密度と大きさで均等に孔が穿設
されていることが望ましい、また、多孔板には休風時に
粒状耐火物が堆積して孔からこぼれ落ちることがないよ
うに、適宜の細工を施す必要がある。流動床炉の風箱は
多孔板に空気を均等に送風するためのものであり、この
目的を達成できるものであれば適宜の形状とすることが
できる。
さの高い筒状のものであれば良い、燃焼筒の底面に取り
付けられた多孔板は、燃焼筒の底面全体を覆うものであ
り、多孔板の孔から吹き出される空気により、流動層が
形成されるように適度の密度と大きさで均等に孔が穿設
されていることが望ましい、また、多孔板には休風時に
粒状耐火物が堆積して孔からこぼれ落ちることがないよ
うに、適宜の細工を施す必要がある。流動床炉の風箱は
多孔板に空気を均等に送風するためのものであり、この
目的を達成できるものであれば適宜の形状とすることが
できる。
流動層を形成する粒状耐火物としては、流動層の燃焼温
度において充分な耐火性を有するものであれば良く、例
えばシリカ、アルミナ、マグネシア等が使用でき、その
粒径は0.8〜2#Im程度とすることが好ましい。0
.81未満ではおからの撹拌が充分でなくなり、かつ煙
道へ飛散してしまうロスが多くなるからであり、21を
越えると満足すべき流動層が形成されないからである。
度において充分な耐火性を有するものであれば良く、例
えばシリカ、アルミナ、マグネシア等が使用でき、その
粒径は0.8〜2#Im程度とすることが好ましい。0
.81未満ではおからの撹拌が充分でなくなり、かつ煙
道へ飛散してしまうロスが多くなるからであり、21を
越えると満足すべき流動層が形成されないからである。
煙道の外筒に形成される熱交換室は、煙道を単に鉄板で
覆った程度のもので充分である。また、煙道からの熱交
換の効率を向上するため、煙道に適宜のフィンを取り付
けても良い、送風空気流入口は煙道の端末に近い部分に
取り付け、熱風流出口は煙道の始端に取り付け、あるい
はこの逆に送風空気流入口を始端に、熱風流出口を終端
に取り付けて、送風空気が熱交換室内を通過するように
すると良い。
覆った程度のもので充分である。また、煙道からの熱交
換の効率を向上するため、煙道に適宜のフィンを取り付
けても良い、送風空気流入口は煙道の端末に近い部分に
取り付け、熱風流出口は煙道の始端に取り付け、あるい
はこの逆に送風空気流入口を始端に、熱風流出口を終端
に取り付けて、送風空気が熱交換室内を通過するように
すると良い。
第2の熱風送風管による熱交換室からの熱風の取り出し
は、直接熱交換室に接続して取り出しても良いし、また
第1“の熱風送風管から分岐させても熱風を取り出して
も良い。
は、直接熱交換室に接続して取り出しても良いし、また
第1“の熱風送風管から分岐させても熱風を取り出して
も良い。
[作用]
送風機から熱交換室へ送られた空気は、第1の熱風送風
管を通って、流動床炉の風箱へ吹き込まれる。風箱に吹
き込まれた送風空気は流動床炉の多孔板より吹き上げる
ので、流動床炉の燃焼筒内で粒状耐火物の流動層が形成
される。この流動層を補助バーナにより加熱する。60
0℃以上の高温まで昇温したら、乾燥おから供給管から
乾燥おからを燃焼筒内に供給すると、おからの焼却が開
始し、燃焼筒から煙道へ排気される排気ガスの温度が9
00℃位に昇温する。
管を通って、流動床炉の風箱へ吹き込まれる。風箱に吹
き込まれた送風空気は流動床炉の多孔板より吹き上げる
ので、流動床炉の燃焼筒内で粒状耐火物の流動層が形成
される。この流動層を補助バーナにより加熱する。60
0℃以上の高温まで昇温したら、乾燥おから供給管から
乾燥おからを燃焼筒内に供給すると、おからの焼却が開
始し、燃焼筒から煙道へ排気される排気ガスの温度が9
00℃位に昇温する。
送風機からの常温の空気は熱交換室の送風空気流入口か
ら流入し、熱交換室内で煙道からの熱により加熱され、
約200℃位の熱風となり熱風流出口から流出し、第1
の熱風送風管から風箱を通って多孔板より吹き上げる。
ら流入し、熱交換室内で煙道からの熱により加熱され、
約200℃位の熱風となり熱風流出口から流出し、第1
の熱風送風管から風箱を通って多孔板より吹き上げる。
この送風空気の加熱により、空気の比重が低下し、粒状
耐火物の流動が向上する。また、多孔板から吹き上げる
空気が加熱されるので、流動層におけるおからの燃焼帯
が下がり、燃焼距離の延長により、おからが完全に燃焼
し、排気ガスの煙りの発生が防止される。また、煙道に
おける送風空気との熱交換により、おから焼却の熱効率
が著しく改善される。
耐火物の流動が向上する。また、多孔板から吹き上げる
空気が加熱されるので、流動層におけるおからの燃焼帯
が下がり、燃焼距離の延長により、おからが完全に燃焼
し、排気ガスの煙りの発生が防止される。また、煙道に
おける送風空気との熱交換により、おから焼却の熱効率
が著しく改善される。
一方、熱交換室で加熱された送風空気の一部は、第2の
熱風送風管により生おから乾燥装置へ送風されて、流動
床炉からの高温の排気ガスと合流する。この熱風は流動
床炉からの排気ガスよりも水分率が低く、全体とて乾燥
装置に流入する気流の水分率を下げるので、生おからの
乾燥率が向上する。
熱風送風管により生おから乾燥装置へ送風されて、流動
床炉からの高温の排気ガスと合流する。この熱風は流動
床炉からの排気ガスよりも水分率が低く、全体とて乾燥
装置に流入する気流の水分率を下げるので、生おからの
乾燥率が向上する。
[実施例]
本発明の好適な実施例について以下図面に従って説明す
る。
る。
第1図は本発明装置の一実施例の断面図を示す。
流動床炉11は燃焼筒10、多孔板12および風箱14
とからなる。燃焼筒10は内面を耐火物で覆った縦に長
い筒であって、はぼ垂直に据え付けられている、燃焼筒
10の下部は底面に向けてやや窄まっており、底面には
多数の孔を穿設した多孔板12が取り付けられ、さらに
この多孔板12の下には風箱14が取り付けられている
。この風箱14の側面には第1の熱風送風管16の一端
が接続されていて、多孔板12から熱風が吹き上げるよ
うになっている。
とからなる。燃焼筒10は内面を耐火物で覆った縦に長
い筒であって、はぼ垂直に据え付けられている、燃焼筒
10の下部は底面に向けてやや窄まっており、底面には
多数の孔を穿設した多孔板12が取り付けられ、さらに
この多孔板12の下には風箱14が取り付けられている
。この風箱14の側面には第1の熱風送風管16の一端
が接続されていて、多孔板12から熱風が吹き上げるよ
うになっている。
燃焼筒10内には、多孔板12から吹き上げる空気によ
り流動層18を形成するに充分な量の粒状耐火物20が
装入されている。また、燃料筒10の側面には乾燥おか
ら供給管22が取り付けられ、おから乾燥装置から乾燥
おからが燃焼筒10内に投入される。さらに、燃焼筒1
0の側面には、補助バーナ24が多孔板12の上に形成
される流動層18を加熱するように燃料筒10の壁面に
多孔板12に向かって取り付けられている。
り流動層18を形成するに充分な量の粒状耐火物20が
装入されている。また、燃料筒10の側面には乾燥おか
ら供給管22が取り付けられ、おから乾燥装置から乾燥
おからが燃焼筒10内に投入される。さらに、燃焼筒1
0の側面には、補助バーナ24が多孔板12の上に形成
される流動層18を加熱するように燃料筒10の壁面に
多孔板12に向かって取り付けられている。
燃焼筒10の上部には煙道26が取り付られ、サイクロ
ン式のおから乾燥装置と接続されているので、燃焼筒1
0からの排気ガスは煙道34を通って、おから乾燥装置
内に流入するようになっている。また、煙道26の終端
近くには、生おがら供給管28、ロータリーバルブ30
および圧送ブロワ34、生おからホッパ32からなる生
おがら供給装置27が接続されている。生おがら供給管
28にはロータリーバルブ30を介して生かおらホッパ
32が取り付けられており、ロータリーバルブ30の回
転により生おから供給管28内に落下した生おからが圧
送ブロワ34により、煙道26へ輸送される。かくして
煙道26に装入された生おからは、排気ガスによりおか
ら乾燥装置内へ吹き込まれる。
ン式のおから乾燥装置と接続されているので、燃焼筒1
0からの排気ガスは煙道34を通って、おから乾燥装置
内に流入するようになっている。また、煙道26の終端
近くには、生おがら供給管28、ロータリーバルブ30
および圧送ブロワ34、生おからホッパ32からなる生
おがら供給装置27が接続されている。生おがら供給管
28にはロータリーバルブ30を介して生かおらホッパ
32が取り付けられており、ロータリーバルブ30の回
転により生おから供給管28内に落下した生おからが圧
送ブロワ34により、煙道26へ輸送される。かくして
煙道26に装入された生おからは、排気ガスによりおか
ら乾燥装置内へ吹き込まれる。
この煙道26の外筒は鉄板で取り囲まれており、煙道と
の間に熱交換室36が形成されている。この熱交換室3
6の終端近くには送風空気流入口38が、また始端近く
には第1の熱風流出口40が設けられている。送風空気
流入口38には送風管42が接続され、送風機44から
の空気が流入するようになっており、また第1の熱風流
出口40には第1の熱風送風管16が接続されていて、
熱風が熱風送風管16内へ流出するようになっている。
の間に熱交換室36が形成されている。この熱交換室3
6の終端近くには送風空気流入口38が、また始端近く
には第1の熱風流出口40が設けられている。送風空気
流入口38には送風管42が接続され、送風機44から
の空気が流入するようになっており、また第1の熱風流
出口40には第1の熱風送風管16が接続されていて、
熱風が熱風送風管16内へ流出するようになっている。
おから乾燥装置は2つのサイクロン式の乾燥塔からなる
ものであって、第1の乾燥塔46の外筒48は縦に配置
され上面が閉塞された円筒であって、外筒上部の接線方
向に煙道26の一端が接続されている。そのため、煙道
26から流入した高熱の気流は外筒48の内面に沿って
旋回するようになっている。外筒48の上面中心には内
筒50が縦に貫通しており、この内筒50はそのまま第
2の乾燥塔の熱風導入管52に接続されているので、外
筒48内を旋回した高熱ガスが内筒50を通って熱風導
入管52へ排出される。
ものであって、第1の乾燥塔46の外筒48は縦に配置
され上面が閉塞された円筒であって、外筒上部の接線方
向に煙道26の一端が接続されている。そのため、煙道
26から流入した高熱の気流は外筒48の内面に沿って
旋回するようになっている。外筒48の上面中心には内
筒50が縦に貫通しており、この内筒50はそのまま第
2の乾燥塔の熱風導入管52に接続されているので、外
筒48内を旋回した高熱ガスが内筒50を通って熱風導
入管52へ排出される。
また、外筒48の下面には下方に向かって径が侠する円
錐部54が連通しており、さらにこの円錐部54の下に
は乾燥おからタンク56が接続されている。乾燥おから
タンク56の底には第1乾煤おから58が捕集されるよ
うになっており、そらに乾燥おからタンク56の底面に
は第1乾燥おから取出装置60が取り付けられている。
錐部54が連通しており、さらにこの円錐部54の下に
は乾燥おからタンク56が接続されている。乾燥おから
タンク56の底には第1乾煤おから58が捕集されるよ
うになっており、そらに乾燥おからタンク56の底面に
は第1乾燥おから取出装置60が取り付けられている。
第1乾燥おから取出装置60はロータリーバルブ62、
圧送ブロワ64および第1乾燥おから供給管66からな
るものである。第1乾燥おから供給管66の一端は圧送
ブロワ64に接続され、他端は熱風導入管52に接続さ
れている。
圧送ブロワ64および第1乾燥おから供給管66からな
るものである。第1乾燥おから供給管66の一端は圧送
ブロワ64に接続され、他端は熱風導入管52に接続さ
れている。
この第1乾燥おから供給管66は乾燥おからタンク56
の底面とロータリーバルブ62を介して接続されており
、ロータリーバルブ62を回転すると、乾燥おから58
は第1乾燥おから供給管66内に落下するようになって
いる。第1乾燥おから供給管66内に落下した乾燥おか
ら58は圧送ブロワ64からの高圧空気により、熱風導
入管52内に送り込まれる。
の底面とロータリーバルブ62を介して接続されており
、ロータリーバルブ62を回転すると、乾燥おから58
は第1乾燥おから供給管66内に落下するようになって
いる。第1乾燥おから供給管66内に落下した乾燥おか
ら58は圧送ブロワ64からの高圧空気により、熱風導
入管52内に送り込まれる。
また、熱交換室36には第2の熱風流出口41が設けら
れ、第2の熱風送風管17の一端が接続されている。こ
の第2の熱風送風管17の他端は煙道26の排気ガス流
出端に接続されており、熱交換室36から第2の熱送風
管17によって送風された熱風は煙道26の中で排気ガ
スと合流して、第1の乾燥塔46の外ll!J48に流
入して旋回するようになっている。
れ、第2の熱風送風管17の一端が接続されている。こ
の第2の熱風送風管17の他端は煙道26の排気ガス流
出端に接続されており、熱交換室36から第2の熱送風
管17によって送風された熱風は煙道26の中で排気ガ
スと合流して、第1の乾燥塔46の外ll!J48に流
入して旋回するようになっている。
第2乾燥塔68の構造は第1乾燥塔46のi造と全く同
じであって、外筒70、内筒72、円錐部74、乾燥お
からタンク76からなる。この外筒70の外筒上部の接
線方向には熱風導入管52が接続されており、流入した
高温ガスは外筒70の内面に沿って旋回した後、内筒7
2を通って外気に排出される。
じであって、外筒70、内筒72、円錐部74、乾燥お
からタンク76からなる。この外筒70の外筒上部の接
線方向には熱風導入管52が接続されており、流入した
高温ガスは外筒70の内面に沿って旋回した後、内筒7
2を通って外気に排出される。
また、第2乾燥塔68の乾燥おからタンク76の底には
、ロータリーバルブ78、圧送ブロワ80および第2乾
燥おから供給管82からなる乾燥おから取出装置84が
取り付けられている。第2乾燥おから供給管82の一端
は圧送ブロワ80に接続され、他端は燃焼筒10に取り
付けた乾燥おから供給管22に接続されている。
、ロータリーバルブ78、圧送ブロワ80および第2乾
燥おから供給管82からなる乾燥おから取出装置84が
取り付けられている。第2乾燥おから供給管82の一端
は圧送ブロワ80に接続され、他端は燃焼筒10に取り
付けた乾燥おから供給管22に接続されている。
この第2乾燥おから供給管82は乾燥おからタンク76
の底面とロータリーバルブ78を介して接続されており
、ロータリーバルブ78を回転すると、乾燥おから86
は第2乾燥おから供給管82内に落下するようになって
いる。第2乾燥おから供給管82内に落下した乾燥おか
ら86は圧送ブロワ80からの高圧空気により、燃焼筒
1o内に送り込まれる。
の底面とロータリーバルブ78を介して接続されており
、ロータリーバルブ78を回転すると、乾燥おから86
は第2乾燥おから供給管82内に落下するようになって
いる。第2乾燥おから供給管82内に落下した乾燥おか
ら86は圧送ブロワ80からの高圧空気により、燃焼筒
1o内に送り込まれる。
本実施例の装置を使用しておからを焼却するには、送風
8!44を回転して送風管42を介して送風空気流入口
38から熱交換室36へ常温空気を送風し、第1の熱風
流出口40がら出た空気を第1の熱風送風管16を介し
て風箱14へ送風すると、多孔板12から吹き上げる空
気によ一す、予め装入されている粒状耐火物20が流動
層18を形成する。粒状耐火物20により流動層18が
形成されたら、補助バーナ24により流動層18を加熱
する。
8!44を回転して送風管42を介して送風空気流入口
38から熱交換室36へ常温空気を送風し、第1の熱風
流出口40がら出た空気を第1の熱風送風管16を介し
て風箱14へ送風すると、多孔板12から吹き上げる空
気によ一す、予め装入されている粒状耐火物20が流動
層18を形成する。粒状耐火物20により流動層18が
形成されたら、補助バーナ24により流動層18を加熱
する。
流動層18の温度が400℃前後になったら、乾燥おか
ら供給管22から乾燥おがらを流動層181\供給する
と、おからの燃焼と相まって、排気ガスの温度が900
℃程度になる。そのため、送風管42を通って送風空気
流入口38から熱交換室36へ流入した常温の空気は、
熱交換室36内で煙道26との熱交換により、200℃
程度に加熱された熱風となって、第1の熱風流出口40
がら第1の熱風送風管16を経て風箱14に吹き込まれ
る。
ら供給管22から乾燥おがらを流動層181\供給する
と、おからの燃焼と相まって、排気ガスの温度が900
℃程度になる。そのため、送風管42を通って送風空気
流入口38から熱交換室36へ流入した常温の空気は、
熱交換室36内で煙道26との熱交換により、200℃
程度に加熱された熱風となって、第1の熱風流出口40
がら第1の熱風送風管16を経て風箱14に吹き込まれ
る。
一方、熱交換室36の第2の熱風流出口41から吹き出
す熱風は、第2の熱風送風管17によって、煙道26の
流出端へ送風されて排気ガスと合流する。流動層18の
温度が400℃以上になったら、生おから装入装置27
のロータリーバルブ30を回転しホッパ32内の生おか
ら35を煙道26内の排気ガス気流中に供給する。煙道
10に装入された生おから35は排気ガスと熱風が合流
した高温ガス気流により第1乾燥塔46の外筒48内に
運ばれ、気流とともに外筒48内を旋回した後、重力と
遠心力により高温ガス気流から分離して円錐部54を経
て乾燥おからタンク56へ第1乾燥おから58となって
落下する。なお、従来の第1乾燥おからの水分率が53
%であったのに対し、本実施例においては、第1乾燥塔
46へ熱風を吹き込むことにより第1乾燥おからの水分
率が40%まで低下した。第1乾燥おから58が分離さ
れた高温ガスは内筒50から熱風導入管52内へ排出さ
れる。
す熱風は、第2の熱風送風管17によって、煙道26の
流出端へ送風されて排気ガスと合流する。流動層18の
温度が400℃以上になったら、生おから装入装置27
のロータリーバルブ30を回転しホッパ32内の生おか
ら35を煙道26内の排気ガス気流中に供給する。煙道
10に装入された生おから35は排気ガスと熱風が合流
した高温ガス気流により第1乾燥塔46の外筒48内に
運ばれ、気流とともに外筒48内を旋回した後、重力と
遠心力により高温ガス気流から分離して円錐部54を経
て乾燥おからタンク56へ第1乾燥おから58となって
落下する。なお、従来の第1乾燥おからの水分率が53
%であったのに対し、本実施例においては、第1乾燥塔
46へ熱風を吹き込むことにより第1乾燥おからの水分
率が40%まで低下した。第1乾燥おから58が分離さ
れた高温ガスは内筒50から熱風導入管52内へ排出さ
れる。
一方、第1乾燥塔46の乾燥おからタンク56に第1乾
燥おから58が分離されたならば、直ちに乾燥おから取
出装置60を作動する。すなわち、ロータリーバルブ6
2を回転すると、第1乾燥おから58は第1乾燥おから
供給管66内に落下するので、圧送ブロワ64からの高
圧気流により、第1乾煤おから58は第1乾燥おから供
給管66を通って、熱風導入管52内へ供給される。
燥おから58が分離されたならば、直ちに乾燥おから取
出装置60を作動する。すなわち、ロータリーバルブ6
2を回転すると、第1乾燥おから58は第1乾燥おから
供給管66内に落下するので、圧送ブロワ64からの高
圧気流により、第1乾煤おから58は第1乾燥おから供
給管66を通って、熱風導入管52内へ供給される。
熱風導入管52に装入された第1乾燥おから58は、第
1乾煉塔46からの高温ガス気流により第2乾燥塔68
の外筒70内に運ばれ、気流とともに外筒70内を旋回
した後、重力と遠心力により高温ガス気流から分離して
円錐部74を経て乾燥おからタンク76へ第2乾燥おか
ら86となって落下する。第2乾燥おから86が分離さ
れた高温ガスは内筒72から外気へ排出される。
1乾煉塔46からの高温ガス気流により第2乾燥塔68
の外筒70内に運ばれ、気流とともに外筒70内を旋回
した後、重力と遠心力により高温ガス気流から分離して
円錐部74を経て乾燥おからタンク76へ第2乾燥おか
ら86となって落下する。第2乾燥おから86が分離さ
れた高温ガスは内筒72から外気へ排出される。
第2乾燥塔68の乾燥おからタンク76内に第2乾燥お
から86が捕集されたならば、ロータリーバルブ78を
作動し、第2乾燥おから86を第2乾煤おから供給管8
2内に落下させ、圧送ブロワ80からの高圧気流により
、第2乾燥おから86を第2乾燥おから供給管82通じ
て、乾燥おから供給管22により流動床炉11の燃焼筒
10内へ装入する。
から86が捕集されたならば、ロータリーバルブ78を
作動し、第2乾燥おから86を第2乾煤おから供給管8
2内に落下させ、圧送ブロワ80からの高圧気流により
、第2乾燥おから86を第2乾燥おから供給管82通じ
て、乾燥おから供給管22により流動床炉11の燃焼筒
10内へ装入する。
燃焼筒10内に装入された乾燥おからは流動層18にお
いて燃焼するが、多孔板12から吹き上げる空気は20
0℃前後に加熱されているので、空気の比重の低下によ
り、粒状耐火物の流動が向上して燃焼効率を向上する。
いて燃焼するが、多孔板12から吹き上げる空気は20
0℃前後に加熱されているので、空気の比重の低下によ
り、粒状耐火物の流動が向上して燃焼効率を向上する。
また、流動層におけるおからの燃焼帯が下がり、燃焼距
離が延長されるので、おからが完全に燃焼し、排気ガス
の煙りの発生が防止され、煙道における送風空気との熱
交換により、おから焼却の熱効率が著しく改善される。
離が延長されるので、おからが完全に燃焼し、排気ガス
の煙りの発生が防止され、煙道における送風空気との熱
交換により、おから焼却の熱効率が著しく改善される。
さらに、第1乾燥おからの水分率は従前の装置では約5
3%であったのが、本実施例装置を用いると、約40%
となり乾燥率が向上することが確認された。
3%であったのが、本実施例装置を用いると、約40%
となり乾燥率が向上することが確認された。
なお、本実施例においては送風空気流入口38を煙道2
6の終端に、熱風流出口40を煙道26の始端に取り付
けたものを示したが、逆に送風空気流入口38を煙道2
6の始端に、熱風流出口40を煙道26の終端に取り付
けても良い、また、第2の熱風送風管17を第2の熱風
流出口を介して熱交換室36に直接接続したが、第2の
熱風送風管17は第1の熱風送風管16に接続して枝分
かれさせても良い、さらに、第2の熱風送風管17を煙
道の端末に接続したが、第2の熱風送風管17は第1乾
燥塔46の旋回気流の方向と一致するように、第1乾燥
塔46の外筒48に直接接続しても良い。
6の終端に、熱風流出口40を煙道26の始端に取り付
けたものを示したが、逆に送風空気流入口38を煙道2
6の始端に、熱風流出口40を煙道26の終端に取り付
けても良い、また、第2の熱風送風管17を第2の熱風
流出口を介して熱交換室36に直接接続したが、第2の
熱風送風管17は第1の熱風送風管16に接続して枝分
かれさせても良い、さらに、第2の熱風送風管17を煙
道の端末に接続したが、第2の熱風送風管17は第1乾
燥塔46の旋回気流の方向と一致するように、第1乾燥
塔46の外筒48に直接接続しても良い。
[発明の効果]
本発明の熱風発生装置付きおから焼却炉は、以上説明し
たように、煙道の外筒に送風空気流入口と熱風流出口を
有する熱交換室を設け、前記熱交換室および風箱を介し
て多孔板に加熱空気を送風する流動床炉としたため、空
気の比重の低下により、粒状耐火物の流動が向上して燃
焼効率を向上するとともに、流動層におけるおからの燃
焼帯が下がり、燃焼距離が延長されるので、おからが完
全に燃焼し、排気ガスの煙りの発生が防止され、おから
焼却の熱効率が著しく改善される。また、熱交換室で加
熱された送風空気の一部は、第2の熱風送風管により生
おから乾燥装置へ送風されて、流動床炉からの高温の排
気ガスと合流するので、乾燥装置内で旋回する高温気流
の水分率が低くなり、乾燥された生おからの水分率が著
しく低下した。
たように、煙道の外筒に送風空気流入口と熱風流出口を
有する熱交換室を設け、前記熱交換室および風箱を介し
て多孔板に加熱空気を送風する流動床炉としたため、空
気の比重の低下により、粒状耐火物の流動が向上して燃
焼効率を向上するとともに、流動層におけるおからの燃
焼帯が下がり、燃焼距離が延長されるので、おからが完
全に燃焼し、排気ガスの煙りの発生が防止され、おから
焼却の熱効率が著しく改善される。また、熱交換室で加
熱された送風空気の一部は、第2の熱風送風管により生
おから乾燥装置へ送風されて、流動床炉からの高温の排
気ガスと合流するので、乾燥装置内で旋回する高温気流
の水分率が低くなり、乾燥された生おからの水分率が著
しく低下した。
第1図は本発明の一実施例の断面図である。
10・・・燃焼筒、11・・・流動床炉、12・・・多
孔板、14・・・風箱、16・・・第1の熱風送風管、
17・・・第2の熱風送風管、18・・・流動層、20
・・・粒状耐火物、22・・・乾燥おから供給管、24
・・・補助バーナ、26・・・煙道、36・・・熱交換
室、38・・・送風空気流入口、40・・・第1の熱風
流出口、41・・・第2の熱風流出口、44・・・送風
機、46・・・第1乾燥搭、68・・・第2乾燥塔−4
′−
孔板、14・・・風箱、16・・・第1の熱風送風管、
17・・・第2の熱風送風管、18・・・流動層、20
・・・粒状耐火物、22・・・乾燥おから供給管、24
・・・補助バーナ、26・・・煙道、36・・・熱交換
室、38・・・送風空気流入口、40・・・第1の熱風
流出口、41・・・第2の熱風流出口、44・・・送風
機、46・・・第1乾燥搭、68・・・第2乾燥塔−4
′−
Claims (1)
- (1)粒状耐火物からなる流動層を形成し補助バーナを
用いて乾燥おからを焼却する流動床炉と、前記流動床炉
からの排気ガスを乾燥装置へ送風する煙道と、前記煙道
から流入する排気ガス気流により生おからを乾燥するサ
イクロン式乾燥装置と、前記煙道から前記乾燥装置に流
入する排気ガス気流中に生おからを供給する生おから供
給装置と、前記乾燥装置から乾燥おからを前記流動床炉
に供給する乾燥おから供給装置と、前記煙道の外筒に設
けられた熱交換室と、前記熱交換室に空気を送風する送
風機と、前記熱交換室から流出する熱風を前記流動床炉
に送風する第1の熱風送風管と、前記熱交換室から流出
する熱風を前記乾燥装置へ送風する第2の熱風送風管と
からなることを特徴とする熱風発生装置付きおから焼却
炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17113790A JPH0460309A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 熱風発生装置付きおから焼却炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17113790A JPH0460309A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 熱風発生装置付きおから焼却炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0460309A true JPH0460309A (ja) | 1992-02-26 |
Family
ID=15917674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17113790A Pending JPH0460309A (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 熱風発生装置付きおから焼却炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0460309A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5926952A (en) * | 1993-10-15 | 1999-07-27 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Method of fabricating a connector using a pre-molded connector structure |
JP2014021191A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Mitsubishi Chemicals Corp | トナーの製造装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53120861A (en) * | 1977-03-28 | 1978-10-21 | Kurimoto Ltd | Fluidized bed incineration apparatus |
-
1990
- 1990-06-28 JP JP17113790A patent/JPH0460309A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53120861A (en) * | 1977-03-28 | 1978-10-21 | Kurimoto Ltd | Fluidized bed incineration apparatus |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5926952A (en) * | 1993-10-15 | 1999-07-27 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Method of fabricating a connector using a pre-molded connector structure |
JP2014021191A (ja) * | 2012-07-13 | 2014-02-03 | Mitsubishi Chemicals Corp | トナーの製造装置 |
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