JPH046026Y2 - - Google Patents
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- JPH046026Y2 JPH046026Y2 JP1985099586U JP9958685U JPH046026Y2 JP H046026 Y2 JPH046026 Y2 JP H046026Y2 JP 1985099586 U JP1985099586 U JP 1985099586U JP 9958685 U JP9958685 U JP 9958685U JP H046026 Y2 JPH046026 Y2 JP H046026Y2
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Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案はフイルムを巻いたパトローネが収納
されるフイルム収納容器に関するものである。
されるフイルム収納容器に関するものである。
[従来の技術]
この種のフイルム収納容器として、有底筒状の
容器本体に、ケースに支持したスプールにフイル
ムを巻いたパトローネが収納され、このパトロー
ネが容器本体の容器開口部側に係合した蓋体によ
つて保持されるものがある。
容器本体に、ケースに支持したスプールにフイル
ムを巻いたパトローネが収納され、このパトロー
ネが容器本体の容器開口部側に係合した蓋体によ
つて保持されるものがある。
このパトローネは、そのスプールの端部がケー
スの一方側から突出するように設けられている
め、例えば実公昭44−27434号公報に開示される
ように容器本体の容器底部側にスプールの端部の
逃凹部を形成し、或いは実開昭51−116748号公報
及び実開昭54−111149号公報に開示されるように
蓋体側に逃凹部を形成して、これらの逃凹部によ
つてパトローネの移動を規制するようになつてい
る。
スの一方側から突出するように設けられている
め、例えば実公昭44−27434号公報に開示される
ように容器本体の容器底部側にスプールの端部の
逃凹部を形成し、或いは実開昭51−116748号公報
及び実開昭54−111149号公報に開示されるように
蓋体側に逃凹部を形成して、これらの逃凹部によ
つてパトローネの移動を規制するようになつてい
る。
[考案が解決しようとする課題]
このようにフイルム収納容器はパトローネの収
納方向が決められている。従つて、露光したフイ
ルムを収納したパトローネを、フイルム収納容器
に入れて蓋をする場合に、パトローネを異なつた
方向から容器本体に収納すると、スプールの端部
が蓋体に当接したり、容器本体の底部に当接して
邪魔になり、蓋をすることができない。
納方向が決められている。従つて、露光したフイ
ルムを収納したパトローネを、フイルム収納容器
に入れて蓋をする場合に、パトローネを異なつた
方向から容器本体に収納すると、スプールの端部
が蓋体に当接したり、容器本体の底部に当接して
邪魔になり、蓋をすることができない。
また、容器本体に無理に蓋をすると、スプール
が押されてケースから外れるおそれがある。
が押されてケースから外れるおそれがある。
従つて、フイルム収納容器からパトローネを取
り出して撮影し、露光したフイルムを収納したパ
トローネを再びフイルム収納容器に収納する際に
はパトローネの収納方向を確認して挿入する必要
があり面倒であつた。
り出して撮影し、露光したフイルムを収納したパ
トローネを再びフイルム収納容器に収納する際に
はパトローネの収納方向を確認して挿入する必要
があり面倒であつた。
この考案はかかる実情を背景にしてなされたも
ので、パトローネの収納方向が任意で、取り扱い
が容易であるとともに、いずれの収納方向でもパ
トローネを確実に保持することができるフイルム
収納容器を提供することを目的としている。
ので、パトローネの収納方向が任意で、取り扱い
が容易であるとともに、いずれの収納方向でもパ
トローネを確実に保持することができるフイルム
収納容器を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段]
前記課題を解決するために、この考案のフイル
ム収納容器は、円筒ケースの一方側から端部が突
出するスプールを有するパトローネが収納される
有底筒状の容器本体と、この容器本体の容器底部
側に外方向へテーパ状に突出して形成され、前記
パトローネがスプールの端部側を容器底部側とす
る収納状態では、前記円筒ケースの外周角部と当
接し、前記スプールの端部とは当接しないテーパ
部と、このテーパ部の中央部に内方へ突出して形
成され、前記スプールの端部と当接する底部側保
持部と、前記容器本体の容器開口部側に係合さ
れ、前記パトローネの円筒ケースの円周端部と当
接する蓋側保持部と、前記パトローネがスプール
の端部を容器開口部側とする収納状態では、スプ
ールの端部と対応する位置に形成された逃凹部と
を有する蓋体とからなることを特徴としている。
ム収納容器は、円筒ケースの一方側から端部が突
出するスプールを有するパトローネが収納される
有底筒状の容器本体と、この容器本体の容器底部
側に外方向へテーパ状に突出して形成され、前記
パトローネがスプールの端部側を容器底部側とす
る収納状態では、前記円筒ケースの外周角部と当
接し、前記スプールの端部とは当接しないテーパ
部と、このテーパ部の中央部に内方へ突出して形
成され、前記スプールの端部と当接する底部側保
持部と、前記容器本体の容器開口部側に係合さ
れ、前記パトローネの円筒ケースの円周端部と当
接する蓋側保持部と、前記パトローネがスプール
の端部を容器開口部側とする収納状態では、スプ
ールの端部と対応する位置に形成された逃凹部と
を有する蓋体とからなることを特徴としている。
[作用]
この考案では、パトローネの突出するスプール
の端部側を、容器本体の容器開口部側とする収納
状態では、パトローネの円筒ケースの外周角部が
容器本体のテーパ部と当接し、容器本体の容器開
口部側に係合された蓋体の蓋側保持部で円筒ケー
スの円周端部と当接し、その逃凹部にスプールの
端部が位置し、パトローネが保持される。
の端部側を、容器本体の容器開口部側とする収納
状態では、パトローネの円筒ケースの外周角部が
容器本体のテーパ部と当接し、容器本体の容器開
口部側に係合された蓋体の蓋側保持部で円筒ケー
スの円周端部と当接し、その逃凹部にスプールの
端部が位置し、パトローネが保持される。
一方、パトローネの突出するスプールの端部側
を、容器本体の容器底部側とする収納状態では、
パトローネの円筒ケースの外周角部が容器本体の
テーパ部と当接し、スプールの端部が底部側保持
部と当接し、容器本体の容器開口部側に係合され
た蓋体の蓋側保持部で円筒ケースの円周端部と当
接し、パトローネが保持される。
を、容器本体の容器底部側とする収納状態では、
パトローネの円筒ケースの外周角部が容器本体の
テーパ部と当接し、スプールの端部が底部側保持
部と当接し、容器本体の容器開口部側に係合され
た蓋体の蓋側保持部で円筒ケースの円周端部と当
接し、パトローネが保持される。
[実施例]
以下、この考案の一実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図はフイルム収納容器の正面図、第2図及
び第3図はパトローネを収納した状態を示す断面
図である。
び第3図はパトローネを収納した状態を示す断面
図である。
図において符号1はフイルム収納容器で、この
フイルム収納容器1は有底筒状の容器本体2と蓋
体3とから構成されている。このフイルム収納容
器1に、円筒ケース9の一方側から端部が突出す
るスプール10を有するパトローネ8が収納され
る。
フイルム収納容器1は有底筒状の容器本体2と蓋
体3とから構成されている。このフイルム収納容
器1に、円筒ケース9の一方側から端部が突出す
るスプール10を有するパトローネ8が収納され
る。
このフイルム収納容器1の容器本体2は、容器
本体2の容器底部側に外方向へテーパ状に突出し
て形成され、パトローネ8がスプール10の端部
側を容器底部側とする収納状態では、円筒ケース
9の外周角部9aと当接し、スプール10の端部
とは当接しないテーパ部6と、このテーパ部6の
中央部に内方へ突出して形成され、スプール10
の端部と当接する底部側保持部7とを有してい
る。また、この容器本体2の容器開口部4の内周
面には環状の係合溝5が形成されており、蓋体3
を確実に係止して保持できるようになつている。
本体2の容器底部側に外方向へテーパ状に突出し
て形成され、パトローネ8がスプール10の端部
側を容器底部側とする収納状態では、円筒ケース
9の外周角部9aと当接し、スプール10の端部
とは当接しないテーパ部6と、このテーパ部6の
中央部に内方へ突出して形成され、スプール10
の端部と当接する底部側保持部7とを有してい
る。また、この容器本体2の容器開口部4の内周
面には環状の係合溝5が形成されており、蓋体3
を確実に係止して保持できるようになつている。
このように、テーパ部6には第2図に示すよう
に、容器本体2に収納されたパトローネ8の円筒
ケース9の外周角部9aが当接して保持される。
また、底部側保持部7は第3図に示すように、パ
トローネ8を第2図と逆に挿入した際に、円筒ケ
ース9に支持したスプール10の端部が係合して
保持される。
に、容器本体2に収納されたパトローネ8の円筒
ケース9の外周角部9aが当接して保持される。
また、底部側保持部7は第3図に示すように、パ
トローネ8を第2図と逆に挿入した際に、円筒ケ
ース9に支持したスプール10の端部が係合して
保持される。
また、テーパ部6は、この実施例では8面体に
形成されているが、8面体に限定されいないし、
平面或いは曲面の傾斜面を有するものでもよい。
さらに、底部側保持部7も球状に突出するもので
も、円筒状に突出するものでもよい。
形成されているが、8面体に限定されいないし、
平面或いは曲面の傾斜面を有するものでもよい。
さらに、底部側保持部7も球状に突出するもので
も、円筒状に突出するものでもよい。
このフイルム収納容器1の蓋体3は、容器本体
2の容器開口部4側に係合され、パトローネ8の
円筒ケース9の円周端部9bと当接する蓋側保持
部13aと、パトローネ8がスプール10の端部
を容器開口部4側とする収納状態では、スプール
10の端部と対応する位置に形成された逃凹部1
3bとを有している。
2の容器開口部4側に係合され、パトローネ8の
円筒ケース9の円周端部9bと当接する蓋側保持
部13aと、パトローネ8がスプール10の端部
を容器開口部4側とする収納状態では、スプール
10の端部と対応する位置に形成された逃凹部1
3bとを有している。
さらに、この蓋体3には環状の係合突部11を
有する嵌合部12が一体に形成され、この嵌合部
12、蓋側保持部13a及び逃凹部13bは一体
に形成されている。蓋体3はその嵌合部12が容
器本体2の容器開口部4に嵌合すると、嵌合部1
2の係合部11が容器開口部4の係合溝5に係合
し気密にしているとともに、蓋側保持部13aが
パトローネ8の円筒ケース9の円周端部9bと当
接し、パトローネ8の軸方向の移動の規制を行な
つている。
有する嵌合部12が一体に形成され、この嵌合部
12、蓋側保持部13a及び逃凹部13bは一体
に形成されている。蓋体3はその嵌合部12が容
器本体2の容器開口部4に嵌合すると、嵌合部1
2の係合部11が容器開口部4の係合溝5に係合
し気密にしているとともに、蓋側保持部13aが
パトローネ8の円筒ケース9の円周端部9bと当
接し、パトローネ8の軸方向の移動の規制を行な
つている。
さらに、フイルム収納容器1は容器本体2と蓋
体3とを気密に係合されることにより、遮光性及
び防湿性が良好で内部に収納されたパトローネ8
のフイルムを保護している。
体3とを気密に係合されることにより、遮光性及
び防湿性が良好で内部に収納されたパトローネ8
のフイルムを保護している。
容器本体2と蓋体3はいずれも、例えば、合成
樹脂で成形されている。この合成樹脂として、そ
の一例を示すと、通常の射出成形或いはプレス成
形によつて成形される合成樹脂であつて、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフイ
ン系樹脂、ブタジエン等のオレフイン系樹脂、塩
化ビニル、酢酸ビニル等のビニル系樹脂、アクリ
ル酸メチル、メタクリル酸メチル等のアクリル系
樹脂灯で代表される。
樹脂で成形されている。この合成樹脂として、そ
の一例を示すと、通常の射出成形或いはプレス成
形によつて成形される合成樹脂であつて、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフイ
ン系樹脂、ブタジエン等のオレフイン系樹脂、塩
化ビニル、酢酸ビニル等のビニル系樹脂、アクリ
ル酸メチル、メタクリル酸メチル等のアクリル系
樹脂灯で代表される。
また、これら2種以上の共重合体、或いは、そ
れぞれの樹脂に可塑剤等の添加剤を添加すること
も可能である。
れぞれの樹脂に可塑剤等の添加剤を添加すること
も可能である。
さらに、容器本体2と蓋体3とは必ずしも同一
の部材で形成される必要はなく、前記合成樹脂よ
り任意の一種または二種を選択することも可能で
ある。
の部材で形成される必要はなく、前記合成樹脂よ
り任意の一種または二種を選択することも可能で
ある。
次に、この実施例の作用について説明する。
生産工程でフイルム収納容器1の容器本体2
に、スプール10に未感光のフイルムを巻いたパ
トローネ8が、例えば、第2図に示すように、ス
プール10の端部側を容器本体2の容器開口部4
側にして挿入される。
に、スプール10に未感光のフイルムを巻いたパ
トローネ8が、例えば、第2図に示すように、ス
プール10の端部側を容器本体2の容器開口部4
側にして挿入される。
そして、蓋体3の嵌合部12を、容器本体2の
容器開口部4に嵌合する。これにより、蓋体3の
嵌合部12に形成された係合突部11が、容器開
口部4に形成された係合溝5に係合される。
容器開口部4に嵌合する。これにより、蓋体3の
嵌合部12に形成された係合突部11が、容器開
口部4に形成された係合溝5に係合される。
このようなパトローネ8の突出するスプール1
0の端部側を、容器本体2の容器開口部4側とす
る収納状態では、パトローネ8の円筒ケース9の
外周角部9aが容器本体2のテーパ部6と当接す
る。また、容器本体2の容器開口部4側に係合さ
れた蓋体3の蓋側保持部13aが円筒ケース9の
円周端部9bと当接し、その逃凹部13bにスプ
ール10の端部が位置している。
0の端部側を、容器本体2の容器開口部4側とす
る収納状態では、パトローネ8の円筒ケース9の
外周角部9aが容器本体2のテーパ部6と当接す
る。また、容器本体2の容器開口部4側に係合さ
れた蓋体3の蓋側保持部13aが円筒ケース9の
円周端部9bと当接し、その逃凹部13bにスプ
ール10の端部が位置している。
従つて、パトローネ8の軸方向の移動は、容器
本体2のテーパ部6と、蓋体3の蓋側保持部13
aとによつて規制され、またパトローネ8の半径
方向の移動は、容器本体2のテーパ部6と、蓋体
3の逃凹部13bとによつて規制され、このよう
にしてパトローネ8を確実に保護している。
本体2のテーパ部6と、蓋体3の蓋側保持部13
aとによつて規制され、またパトローネ8の半径
方向の移動は、容器本体2のテーパ部6と、蓋体
3の逃凹部13bとによつて規制され、このよう
にしてパトローネ8を確実に保護している。
そして、需要者がこの容器本体2から蓋体3を
外してパトローネ8を取り出し、撮影により感光
したフイルムはスプール10に巻き取られ、全部
円筒ケース9内に収納される。
外してパトローネ8を取り出し、撮影により感光
したフイルムはスプール10に巻き取られ、全部
円筒ケース9内に収納される。
このパトローネ8はフイルムを現像処理するま
で、再びフイルム収納容器1に収納される。この
場合、第3図に示すように、パトローネ8のスプ
ール10の端部側を容器本体2の容器底部側にし
て挿入されることがある。
で、再びフイルム収納容器1に収納される。この
場合、第3図に示すように、パトローネ8のスプ
ール10の端部側を容器本体2の容器底部側にし
て挿入されることがある。
このようなパトローネ8の突出するスプール1
0の端部側を、容器本体2の容器底部側とする収
納状態では、パトローネ8の円筒ケース9の外周
角部9aが容器本体2のテーパ部6と当接し、ス
プール10の端部が底部側保持部7と当接する。
また、容器本体2の容器開口部4側に係合された
蓋体4の蓋側保持部13aで円筒ケース9の円周
端部9bと当接し、パトローネ8が保持される。
0の端部側を、容器本体2の容器底部側とする収
納状態では、パトローネ8の円筒ケース9の外周
角部9aが容器本体2のテーパ部6と当接し、ス
プール10の端部が底部側保持部7と当接する。
また、容器本体2の容器開口部4側に係合された
蓋体4の蓋側保持部13aで円筒ケース9の円周
端部9bと当接し、パトローネ8が保持される。
従つて、パトローネ8の軸方向の移動は、容器
本体2のテーパ部6と、蓋体3の蓋側保持部13
aとによつて規制され、またパトローネ8の軸方
向と直交方向の移動は、容器本体2のテーパ部6
と、底部側保持部7とによつて規制され、このよ
うにしてパトローネ8を確実に保護している。
本体2のテーパ部6と、蓋体3の蓋側保持部13
aとによつて規制され、またパトローネ8の軸方
向と直交方向の移動は、容器本体2のテーパ部6
と、底部側保持部7とによつて規制され、このよ
うにしてパトローネ8を確実に保護している。
また、パトローネ8は第2図に示すように、ス
プール10の端部を、容器本体2の容器開口部4
側にして収納してもよく、この場合前記したよう
にして、パトローネ8の軸方向及び半径方向の移
動の位置規制が行なわれる。
プール10の端部を、容器本体2の容器開口部4
側にして収納してもよく、この場合前記したよう
にして、パトローネ8の軸方向及び半径方向の移
動の位置規制が行なわれる。
従つて、パトローネ8は第2図及び第3図に示
すように、スプール10の端部をいずれの方向に
しても、容器本体2に収納することができ、取り
扱いが容易となるとともに、パトローネ8を確実
に保持することができる。
すように、スプール10の端部をいずれの方向に
しても、容器本体2に収納することができ、取り
扱いが容易となるとともに、パトローネ8を確実
に保持することができる。
[考案の効果]
この考案は前記のように、容器本体の容器底部
側に外方向へテーパ状に突出して形成され、パト
ローネがスプールの端部側を容器底部側とする収
納状態では、円筒ケースの外周角部と当接し、ス
プールの端部とは当接しないテーパ部と、このテ
ーパ部の中央部に内方へ突出して形成され、スプ
ールの端部と当接する底部側保持部と、容器本体
の容器開口部側に係合され、パトローネの円筒ケ
ースの円周端部と当接する蓋側保持部と、パトロ
ーネがスプールの端部を容器開口側とする収納状
態でスプールの端部と対応する位置に形成された
逃凹部とを有する蓋体とからなるから、フイルム
収納容器からパトローネを取り出し、撮影して露
光したフイルムを収納したパトローネを、再びフ
イルム収納容器に収納する際等には、パトローネ
の収納方向を確認して挿入する必要がなく、いず
れの方向から挿入してもよく収納方向が任意であ
り、取り扱いが容器であり、しかもパトローネを
確実に保持することができる。
側に外方向へテーパ状に突出して形成され、パト
ローネがスプールの端部側を容器底部側とする収
納状態では、円筒ケースの外周角部と当接し、ス
プールの端部とは当接しないテーパ部と、このテ
ーパ部の中央部に内方へ突出して形成され、スプ
ールの端部と当接する底部側保持部と、容器本体
の容器開口部側に係合され、パトローネの円筒ケ
ースの円周端部と当接する蓋側保持部と、パトロ
ーネがスプールの端部を容器開口側とする収納状
態でスプールの端部と対応する位置に形成された
逃凹部とを有する蓋体とからなるから、フイルム
収納容器からパトローネを取り出し、撮影して露
光したフイルムを収納したパトローネを、再びフ
イルム収納容器に収納する際等には、パトローネ
の収納方向を確認して挿入する必要がなく、いず
れの方向から挿入してもよく収納方向が任意であ
り、取り扱いが容器であり、しかもパトローネを
確実に保持することができる。
第1図はフイルム収納容器の正面図、第2及び
第3図はパトローネを収納した状態を示す断面図
である。 1……フイルム収納容器、2……容器本体、3
……蓋体、4……容器開口部、6……テーパ部、
7……底部側保持部、8……パトローネ、9……
円筒ケース、10……スプール、13a……蓋側
保持部、13b……逃凹部。
第3図はパトローネを収納した状態を示す断面図
である。 1……フイルム収納容器、2……容器本体、3
……蓋体、4……容器開口部、6……テーパ部、
7……底部側保持部、8……パトローネ、9……
円筒ケース、10……スプール、13a……蓋側
保持部、13b……逃凹部。
Claims (1)
- 円筒ケースの一方側から端部が突出するスプー
ルを有するパトローネが収納される有底筒状の容
器本体と、この容器本体の容器底部側に外方向へ
テーパ状に突出して形成され、前記パトローネが
スプールの端部側を容器底部側とする収納状態で
は、前記円筒ケースの外周角部と当接し、前記ス
プールの端部とは当接しないテーパ部と、このテ
ーパ部の中央部に内方へ突出して形成され、前記
スプールの端部と当接する底部側保持部と、前記
容器本体の容器開口部側に係合され、前記パトロ
ーネの円筒ケースの円周端部と当接する蓋側保持
部と、前記パトローネがスプールの端部を容器開
口部側とする収納状態では、スプールの端部と対
応する位置に形成された逃凹部とを有する蓋体と
からなることを特徴とするフイルム収納容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985099586U JPH046026Y2 (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985099586U JPH046026Y2 (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS629260U JPS629260U (ja) | 1987-01-20 |
JPH046026Y2 true JPH046026Y2 (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=30968599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985099586U Expired JPH046026Y2 (ja) | 1985-06-29 | 1985-06-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH046026Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2676272B2 (ja) * | 1990-05-22 | 1997-11-12 | 富士写真フイルム株式会社 | 写真フィルムパトローネ用容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51116748U (ja) * | 1975-03-18 | 1976-09-21 | ||
JPS619400Y2 (ja) * | 1978-01-25 | 1986-03-25 |
-
1985
- 1985-06-29 JP JP1985099586U patent/JPH046026Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS629260U (ja) | 1987-01-20 |
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