JPH0460242B2 - - Google Patents

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JPH0460242B2
JPH0460242B2 JP60211584A JP21158485A JPH0460242B2 JP H0460242 B2 JPH0460242 B2 JP H0460242B2 JP 60211584 A JP60211584 A JP 60211584A JP 21158485 A JP21158485 A JP 21158485A JP H0460242 B2 JPH0460242 B2 JP H0460242B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機体進行方向前方側の所定範囲の作
業地状態を撮像する撮像手段による撮像画像情報
に基づいて、未処理作業地と処理済作業地との境
界を検出する自動走行作業車用の境界検出装置に
関する。
〔従来の技術〕
上記この種の自動走行作業車、例えば、芝刈作
業車や刈取収穫機等の作業車においては、作業予
定範囲の外周を予め人為的に処理済作業地として
処理し、この処理済作業地で囲まれた内部の未処
理作業地部分を、未処理作業地と処理済作業地と
の境界に沿つて作業を行いながら走行し、未処理
作業地の一端より他端に至る一つの行程を走行
後、次行程方向へ回向して所定範囲の作業地を作
業を行いながら自動走行させる制御が行われてい
る。そして、各行程途上においては、機体横幅方
向での未処理作業地と処理済作業地の境界と、機
体との位置関係に基づいて走行を制御し、行程端
部においは機体前後方向での境界と機体との位置
関係に基づいて次行程への回向を制御している。
そして、本出願人は、上記作業地を斜め上方か
ら見ると、未処理作業地は未刈り芝が有るために
暗く見え、処理済作業地は刈り取られた芝により
光が反射して明るく見えるという現象に着目し
て、未処理作業他と処理済作業地との境界を、実
際に走行することなく、かつ、その形状をも検出
可能な境界検出手段として、機体進行方向前方側
の作業地の所定範囲を撮像し、撮像画像を微分処
理することにより画像のエツジを抽出し、更にそ
の明度差に基づいて2値化することにより、機体
前方の境界と現在の機体との位置関係を検出する
手段を先に提案した。(特願昭60−211637号参照) 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記境界検出装置においては、
撮像画像情報をデジタル化して処理することか
ら、一画面分の撮像画像情報を所定画素数に標本
化することとなる。そして、局所的な明暗変化を
除去するために、上記微分処理を行う前に、撮像
画像を平均化する必要がある。
ところが、第4図及び第5図に示すように、作
業地を斜め上方から撮像するために、その撮像視
野Sが、車体に対して近傍側より遠方側に広がつ
た台形となる。従つて、その撮像画像を正方画素
に標本化すると、その各画素当りの像の密度が車
体近傍側より遠方側のほうが細かくなるという特
性がある。尚、この車体近傍側は、撮像画像情報
の座標系では下方側に、同様に遠方側は、上方側
に、夫々置換されるものである。又、図中、3は
撮像手段としてのビデオカメラである。
従つて、この粗密変化が一様でない撮像画像情
報をそのまま一様に平均化すると、撮像画像情報
を微分処理する際に、上記局所的な明暗変化がノ
イズ成分として強調され、正確に境界を検出でき
なくなる不都合がある。
そして、上記撮像画像を平均化する手段として
は、撮像画像情報であるビデオ信号の通過帯域を
制限することにより平均化する電気的フイルタを
用いる手段、あるいは、撮像画像情報を演算処理
することにより平均化する手段を用いることが考
えられるが、前者の電気的フイルタを用いる場合
には、その通過帯域を、撮像画像の上下方向つま
り車体前後方向において連続的に変化させる必要
があることから、一般的なフイルタを用いて平均
化することは非常に困難である。
又、後者の演算処理により平均化する手段で
は、その演算が複雑になることから、平均化に要
する処理時間が長くなり、実用的でないという不
利がある。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであ
つて、その目的は、撮像画像情報を平均化する
に、粗密変化が一様でない撮像画像情報を、簡素
な構成でその撮像視野範囲を一様に平均化できる
ようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明による自動走行作業車用の境界検出装置
の特徴は、前記撮像手段に、その撮像視野範囲の
うちの車体前後方向後方側に対応する部分ほどぼ
かし程度を大にする光学フイルタを備えさせてあ
る点にあり、その作用ならびに効果は以下の通り
である。
〔作用〕
すなわち、車体後方側は粗に、前方側ほど密に
見える作業地状態を、その粗密変化に対応して連
続的にぼかす光学フイルタ、例えば、撮像視野の
車体遠方側より近傍側に向かうほどぼかし程度が
大になるように、ガラスや透明樹脂板等の表面に
メツシユ状の傷を付けたもの等の光学フイルタ
を、撮像手段の視野前方に設け、その光学フイル
タ通して撮像することにより、得られた撮像画像
情報は、それ自体で自動的に粗密変化に応じて一
様に平均化されたものとなる。
〔発明の効果〕
従つて、撮像画像情報を、撮像後に平均化する
必要が全く不要になり、作業地状態の撮像にあた
り実質的に処理時間零で平均化した画像情報が直
接得られることとなる。しかも、その平均化処理
は簡素な構成の光学フイルタにて行うことから、
境界検出装置の全体構成を、簡素化できる。
〔実施例〕
以下、本発明を自動走行作業車としての芝刈作
業車に適用した実施例を図面に基づいて説明す
る。
第4図および第5図に示すように、前輪1Fお
よび後輪1Rの何れをもステアリング操作可能に
構成された機体Vの中間部に、芝刈装置2を上下
動自在に懸架するとともに、機体V進行方向前方
の所定範囲の作業地状態を撮像する撮像手段とし
てのビデオカメラ3を設け、このカメラ3による
撮像画像情報を、後述する境界検出装置Aにより
2値化して、車体横幅方向並びに車体前後方向
夫々での未処理作業地Bと処理済作業地Cの境界
L1,L2に対する機体Vの位置関係を検出し、こ
の境界検出装置Aによる前記境界L1,L2の検出
結果に基づいて、走行制御装置Hにより機体Vが
前記境界L1に沿つて自動的に走行するためのス
テアリング操作を行うように、又、一行程終了
後、次行程へ自動的に走行させるためのステアリ
ング操作及び変速操作を行うように構成してあ
る。
前記カメラ3は、機体V前方上方に向かつて延
設された支持フレーム4の先端部に、機体前方側
の所定範囲の作業地を斜め上方より下方に向かつ
て撮像するように設けてあり、機体Vがその横幅
方向での境界L1に沿つた状態において、この境
界L1が前記カメラ3の撮像視野の上下方向中央
に位置するようにしてある。
そして、機体V横幅方向での境界L1を検出す
る場合は、前記カメラ3の撮像視野下端を基準と
して、前記カメラ3の撮像視野の上下方向中央を
縦断する基準線L0に対する検出境界L1位置の偏
差βを機体V横幅方向での位置ずれ情報とし、前
記カメラ3の撮像視野の上下方向中央を縦断する
基準線L0に対する検出境界L1の傾きαを機体V
向きの偏位情報として検出する。
一方、前記機体V前後方向での境界L2を検出
する場合は、詳しくは後述するが、撮像画像情報
を90度座標変換して記憶させるために、前記カメ
ラ3の撮像視野の上下方向中央を縦断する基準線
Lに対する偏差βが、機体Vと境界L2との距離
情報となり、前記前記カメラ3の撮像視野の上下
方向中央を縦断する基準線Lに対する傾きαが、
前記機体V前後方向での境界L2に対する機体V
の傾きとなる。尚、この機体V前後方向での境界
L2を検出する場合には、前記検出偏差βの値が
直ちに行程終端部の位置情報とはならないので、
前記検出偏差βの値および前記カメラ3の機体V
に対する取り付け距離および撮像方向の角度に基
づいて撮像視野下端部から機体Vまでの距離を予
め設定し、この設定距離情報に基づいて境界L2
と機体Vとの実際の距離を算出することとなる。
ところで、前記カメラ3による撮像画像は、互
いに隣接した画素間の明度差に基づいて2値化処
理されるために、局所的な明度変化の影響を除去
して平均化する必要があり、その手段として、前
記カメラ3の前部に撮像画像をぼかすための光学
フイルタ8を設けてある。
又、前記カメラ3の撮像視野Sが、機体Vの上
方より前方下方の作業地を斜めに見下ろすように
なるため、機体Vに対して前方に向かつて台形に
広がるものとなり、撮像画像は、機体近傍側より
遠方側に向かう程細かく見えることとなり、この
一様でない画像情報をそのまま正方画素に標本化
すると、撮像画像の機体近傍側より遠方側となる
部分の画素密度が、機体Vに近い部分より細かく
なり、標本化が一様に行われなくなる。従つて、
前記光学フイルタ8のぼかし具合が、撮像視野S
のうちの車体前後方向を、車体後方側つまり前記
カメラ3に対して近傍側より遠方側に向かうほど
粗くなるように連続変化するようにして、撮像画
像全体が一様に平均化されるようにしてある。
すなわち、第1図に示すように、前記光学フイ
ルタ8は、透明なガラス板や樹脂板の表面に、下
方側から上方側に向かうほど徐々に粗くなるよう
にしながらメツシユ状の傷をつけたものであつ
て、この光学フイルタ8を通過して撮像された画
像が、下方側より上方側になるほど、つまり、車
体Vに対して前方側より後方側ほど大きくぼかさ
れるようしてある。
更に、自然光によつて生じる未処理芝の影等の
大きな明度変化の影響を除去するための手段とし
て、前記カメラ3の撮像に同期して発光されるス
トロボ装置9を設けてある。
第6図に示すように、エンジンEからの駆動力
は、変速装置4を介して、前記前輪1Fおよび後
輪1Rの夫々に伝達され、変速位置検出用ポテン
シヨメータR3による検出変速位置が所定の位置
となるように、モータ5を駆動して所定の走行速
度で走行するように構成してある。
又、前記前輪1Fおよび後輪1Rは、夫々油圧
シリンダ6F,6Rによりパワーステアリング操
作されるように構成してあり、車輪のステアリン
グ操作に連動するステアリング角検出用ポテンシ
ヨメータR1,R2による検出ステアリング角が目
標ステアリング角に一致するように、前記油圧シ
リンダ6F,6Rを作動させる電磁バルブ7F,
7Rを駆動するようにしてある。そして、前記機
体前後方向での境界L1に対する機体V前後方向
の傾きαを修正する場合は、機体V向きを変化さ
せるために、前輪1Fと後輪1Rを相対的に逆方
向にステアリング操作する旋回ステアリングを行
い、前記境界L1に対する機体V横幅方向の偏差
βを修正する場合は、機体V向きを変えることな
く平行移動させるために、前輪1Fと後輪1Rが
同一方向に向くようにステアリング操作する平行
ステアリングを行うようにして、機体Vが効率良
く境界L1に沿うように制御するのである。
以下、境界検出装置Aの構成およびその動作に
ついて説明する。
第2図に示すように、境界検出装置Aは、前記
カメラ3により撮像された画像情報S0を8ビツト
の分解能で量子化してデジタル値に変換するA/
D変換部10、デジタル化された画像情報を、そ
の座標(x、y)を90度変換して構成画素数が32
×32の画像情報として標本化して記憶する画像メ
モリ11、この画像メモリ11に記憶された画像
情報S2と前記A/D変換部10から出力される画
像情報S1(ただし、構成画素数は32×32として処
理する)の何れの画像情報を処理するかを切り換
える入力形態切り換え手段としての画像切り換え
器12、この切り換え器12より出力される画像
信号F1を、機体横幅方向(x座標方向)での明
度変化に基づいて微分し、明度変化の方向性とそ
の大きさに対応するエツジ画像データF2に変換
する微分処理部20、この微分処理部20により
微分処理されたエツジ画像データF2の微分符号
(正、負)に基づいて正負一方の符号側のエツジ
画像データF2と設定閾値(Fref)とを比較する
ことにより明度差の大きさに基づいて2値化し、
明度変化が大きい画像部分を抽出する2値化処理
部30、この2値化処理部30で2値化された2
値化画像データF3を連続した直線として近似し、
画像上における境界L1,L2を特定するハフ変換
部40、このハフ変換部40からの情報に基づい
て検出境界L1,L2の機体Vに対する位置関係を
表す直線として近似された下記式()に変換す
る境界パラメータ演算部50、各処理部の動作を
制御する制御部60、および、前記ストロボ9の
発光およびカメラ3の撮像を制御するITVコン
トローラ13、前記微分処理部20および2値化
処理部30による処理画像を表示するモニタテレ
ビ15の動作を制御するCRTコントローラ14、
の夫々より構成してある。
y=ax+b ……() ただし、 a:画像座標系での基準線L0に対する境界L1
L2の傾き、 b:画像座標系での基準線L0に対する境界L1
L2の横方向偏差、 x:機体V横幅方向画素の座標値 y:機体V前後方向画素の座標値 である。
以下、第3図に示すフローチヤートに基づい
て、全体的な動作を説明する。
すなわち、前記ぼかし用の光学フイルタ8によ
り画像全体を平均化して撮像された画像を取り込
み、その撮像画像信号S0をA/D変換して、一画
面当たり32×32画素で構成される直交座標系
(x、y)のデジタル化原画像信号F1に変換す
る。
次に、行程途上の機体横幅方向での境界L1
検出するか、行程端部である機体前後方向の境界
L2を検出するかをチエツクし、前記行程端部の
境界L2を検出する場合は、前記画像メモリ11
のアドレス座標を90度変換して与えることによ
り、画像信号S1の座標を90度変換して記憶した画
像情報S2を使用し、行程途上の境界L1を検出す
る場合は、原画像信号S0と同一座標系の画像信号
S1を使用して、微分処理部20により画像データ
を微分処理して、その微分符号の方向が正負一方
のもののみを2値化処理部30において2値化す
る。
この、微分符号が正負何れの側のものを2値化
するかの選択は、以下に説明するように、機体V
に対して左右何れの側に未処理作業地Bが存在す
るかに基づいて、設定されるようにしてある。す
なわち、例えば、作業方法が作業地外周部の各辺
を90度方向転換しながら左回りに内周方向へと走
行する回り刈りの場合を例に説明すると、この場
合には、機体Vは右側に処理済作業地Cを隣接し
て走行する状態となる。つまり、明度変化は、画
像上左側から右側方向に走査すると、境界L1
分において大きく暗→明の正の変化が生じること
となり、隣接する画素間の変化を微分すると、そ
の微分値の符号が正(+)のものが、未処理作業
地B側から処理済作業地C側へとその明度変化を
見た場合の境界L1のある方向性に対応し、負
(−)のものはノイズと見なして除去できること
となる。
次に、この微分処理した画像データを2値化
し、更に下記式()に基づいて、直交座標系
(x、y)から極座標系(ρ、θ)に変換してハ
フ変換し、その各極座標(ρ、θ)において同一
極座標(ρ、θ)をとる2値化画像データの頻度
を二次元ヒストグラムとしてカウントしてその最
大値(Dmax)を求める。
ρ=xcosθ+ysinθ ……() ただし、 0度≦θ≦180度 x:機体V横幅方向画素の座標値 y:機体V前後方向画素の座標値 である。
そして、前記最大値(Dmax)となる度数Dの
極座標(ρ、θ)の値から、一つの境界情報に対
応する境界パラメータである前記()式を決定
し、この()式の係数としての傾きaおよび偏
差bから、前記走行制御装置Hにおいて、境界
L1に対する機体Vの実際の傾きαと横幅方向の
偏差βに換算し、これら傾きαおよび偏差βが
夫々零となるように、前輪1Fおよび後輪1Rを
ステアリング操作して、機体Vが境界L1に沿つ
て自動的に走行するように制御するのである。
ところで、機体横幅方向での境界L1を検出す
る場合は、カメラ3による撮像情報をそのまま微
分処理部20に入力して処理し、機体前後方向で
の境界L2を検出する場合は、原画像情報の上下
方向yを左右方向xに、左右方向xを上下方向y
に、夫々変換して前記画像メモリ11に記憶さ
せ、元の座標系(x、y)のままで読み出すこと
により、撮像情報の座標(x、y)を90度変換し
て、微分処理部20に入力して処理させるので、
機体Vに対して異なる方向の境界L1,L2検出を、
微分処理部20以降の各処理部をそのままで使用
できるのである。
そして、機体前後方向での境界L2を検出する
場合は、前記同一極座標(ρ、θ)に一致する頻
度の最大値(Dmax)が設定閾値(Dref)以上で
ないと、機体Vは未だ行程端の境界L2近傍に到
達していないと判断できるのである。一方、前記
最大値(Dmax)が設定閾値(Dref)以上である
場合は、前記()式の傾きaと偏差bおよび撮
像視野下端と機体V前端との距離に基づいて、機
体Vから行程端部境界L2までの距離を求め、回
向地点を正確に決定できる。
〔別実施例〕
上記実施例では、機体V前後方向での境界L2
の検出を行うか否かに基づいて、微分処理部20
への入力画像情報の座標を90度変換したものと90
度変換しないものとを、切り換えるようにしてい
るが、一画面分の画像情報を処理する毎に、入力
画像の座標を90度変換して、機体V横幅方向での
境界L1検出と、機体V前後方向での境界L2検出
とを、交互に繰り返し行うようにしてもよい。そ
の場合、カメラ3による撮像画像の1フイールド
毎に、交互に座標変換したものと変換しないもの
とを入力するようにすると、1フレーム毎に必要
な情報が同時に得られ、1画面分の撮像処理の間
に異なる方向の境界L1,L2を検出するための画
像情報を得ることができる。
あるいは、機体Vにその走行距離情報を検出す
る手段を設け、その検出走行距離情報と一行程の
走行予定距離情報とに基づいて、行程端近傍に達
しているか否かにより、機体V前後方向での境界
L2検出処理に切り換えるようにしてもよい。
又、上記実施例では、ハフ変換処理の式()
において、角度変化を0度≦θ≦180度の間で処
理しているが、境界L1,L2と機体Vと位置関係
から、境界L1,L2の方向が機体V進行方向から
大幅に変化することはないので、ハフ変換を行う
角度範囲を、例えば0度〜180度より狭い範囲に
限定して処理することにより、高精度にしたり、
あるいは、狭い特定範囲のみ処理することで、処
理速度を向上させたり、ノイズの影響を効果的に
除去させることができる。
又、上記実施例では、撮像画像情報を、32×32
画素に標本化したが、必要に応じて更に細かく、
あるいは、粗く標本化してもよい。
又、境界L1,L2と機体Vとの位置関係を求め
るに、上記実施例で例示した撮像視野を上下方向
に縦断する基準線L0を基準にする他、撮像視野
の下端部、上端部、および中央、あるいは画像情
報の座標原点位置等、どこを基準にしてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る自動走行作業車用の境界検
出装置の実施例を示し、第1図は光学フイルタの
平面図、第2図は境界検出装置の構成を示すブロ
ツク図、第3図はその全体的な動作を示すフロー
チヤート、第4図は芝刈作業車の概略平面図、第
5図はその側面図、第6図は芝刈作業車の制御シ
ステムの全体構成を示すブロツク図である。 3……撮像手段、8……光学フイルタ、B……
未処理作業地、C……処理済作業地、L1,L2
…境界、V……車体。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 機体進行方向前方側の所定範囲の作業地状態
    を撮像する撮像手段3による撮像画像情報に基づ
    いて、未処理作業地Bと処理済作業地Cとの境界
    L1,L2を検出する自動走行作業車用の境界検出
    装置であつて、前記撮像手段3に、その撮像視野
    範囲のうちの車体前後方向後方側に対応する部分
    ほどぼかし程度を大にする光学フイルタ8を備え
    させてある自動走行作業車用の境界検出装置。
JP60211584A 1985-09-24 1985-09-24 自動走行作業車用の境界検出装置 Granted JPS6270917A (ja)

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JP60211584A JPS6270917A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 自動走行作業車用の境界検出装置

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JP60211584A JPS6270917A (ja) 1985-09-24 1985-09-24 自動走行作業車用の境界検出装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5648199A (en) * 1979-09-14 1981-05-01 Philips Nv Housing for containing equipment part

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