JPH0459301A - チエンソーのガイドバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、エンジンを内蔵する本体ケースの１側面に前
方に突出するガイドバーを固着して設け、このガイドバ
ーの周囲に沿って、エンジンの駆動で回転するソーチェ
ンを設けて樹木等を切断するためのチエンソーにおいて
、制振材によって形成したガイドバーに係るものである
。

（従来技術および解決しようとする課題）従来のチエン
ソーのガイドバーは鋼板を切削加工またはプレス加工に
よって成形し、外周に形成した溝にソーチェンが摺動自
在に係合して回転していたが、ソーチェンがガイドバー
の外周を摺動する際に発する振動がガイドバーに伝播し
て騒音本発明は、ガイドバーを制振材によって形成した
もので、ソーチェンがガイドバーの周辺に沿って回転す
る際に発生する振動を吸収して騒音の伝播を防ぐもので
ある。

（実施例） 以下、図面によシ本発明の１実施例について詳細な説明
を行なう。

第１図〜第３図において、チエンソーｌはつぎよのに構
成されている。すなわち、本体ケース３には、前ハンド
ル５．後ハンドル７が固着し、内部にエンジン（図示せ
ず）が収容されている。本体ケース３の１側には、前方
に突出するガイドバー９が固着し、周囲に沿って形成し
た溝１１にはソーチェン１３が摺動自在に係合し、エン
ジンの駆動で回転する。ガイドバー９は、第３図に示す
ごとく、制振材よりなる２枚の側板１５，１５の間に、
中央に肉板孔１７を有する中間体１９を挾持、固着して
いる。

制振材は第６図の拡大図に示すごとく、２枚の鋼板２１
．２１の間に薄い金属片２３を挾んで、加熱、圧接した
もので、２枚の金属の間に無数の薄い空間部２５を散在
させて振動の伝播を防ぐものである。また制振材の第２
の実施例としては、第７図に示すごとく、鋼材の結晶粒
界すなわち結晶粒２７の周辺の境界２９を酸等で腐蝕し
、あるいは炉等で酸化して振動の伝達しにくい部分を形
成して、全体として振動の伝播を防止するようにした制
振材を用いたものである。またこの腐蝕。

酸化部分１て合成樹脂等を含浸させてもよい。

以上の構成において、エンジンの駆動によりソーチェン
１３は、ガイドバー９の周囲の溝１１に係合して回転す
るが、ガイドバー９は側板１５゜１５が制振材で形成さ
れているので、ソーチェンの接触音、摺動音は伝播され
ることがなく、騒音の伝播は防止されるものである。

第４図はガイドバーの第２の実施例を示すもので、１枚
の鋼板の両面中央部を切削加工によって白抜−の凹部３
１を設け、外周に溝１１を切削形成してのち、結晶粒界
を酸化または腐蝕によって制振処理を施し、この凹部に
合成樹脂３３を充填したものである。また第５図はガイ
ドバーの第３の実施例を示すもので、中央に凹部３１を
プレス成形した制振材よりなる２枚の鋼板を背中合せに
固着し、凹部３１に合成樹脂３３を充填したものである
。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ガイドバーの周囲を回転するソーチェ
ンの衝撃あるいは摺動による振動を吸収して騒音の発生
を防止することができるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のガイドバーを備えたチエンソーの一実
施例の斜視説明図、第２図は要部の拡大側面図、第３図
、第４図、第５図は本発明のガイ実施例の拡大正断面図
、拡大側面図である。 ３・・・本体ケース ９・・・ガイドバー エ３・・・ソーチェン

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）エンジンを内蔵する本体ケース３の１側面に前方
   に突出するガイドバー９を固着して設け、前記ガイドバ
   ー９の周囲に沿つて、前記エンジンの駆動によつて回転
   するソーチエン１３を設けたチエンソーにおいて、前記
   ガイドバー９を制振材によつて形成したことを特徴とす
   るチエンソーのガイドバー。
2. （２）前記ガイドバー９を、２枚の金属板の間に薄い金
   属細片を挾んで接合した制振材によつて形成してなる請
   求項（１）記載のチエンソーのガイドバー。
3. （３）前記ガイドバー９を、結晶粒界制振処理した制振
   材によつて形成してなる請求項（１）記載のチエンソー
   のガイドバー。