JPH0458888A - ヒトパピローマウィルス遺伝子を検出するためのオリゴヌクレオチド及びそれを用いた検出方法 - Google Patents

ヒトパピローマウィルス遺伝子を検出するためのオリゴヌクレオチド及びそれを用いた検出方法

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JPH0458888A
JPH0458888A JP2171986A JP17198690A JPH0458888A JP H0458888 A JPH0458888 A JP H0458888A JP 2171986 A JP2171986 A JP 2171986A JP 17198690 A JP17198690 A JP 17198690A JP H0458888 A JPH0458888 A JP H0458888A
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JP2171986A
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Osamu Yoshie
義江 修
Hideo Maki
真木 英雄
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Shionogi and Co Ltd
Original Assignee
Shionogi and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はヒトパピローマウィルス遺伝子を検出するため
のオリゴヌクレオチド及びそれを用いたヒトパピローマ
ウィルス遺伝子の検出方法に関する。更に詳しくは、ヒ
トパピローマウィルス16型、18型、33型の遺伝子
をそれぞれ特異的に検出する型特異的な検出と型別をこ
えて検出できるユニバーサルな検出に関するものである
〔従来の技術〕
ヒトパピローマウィルス(human papilLo
mavirus: HPV)は、皮膚や粘膜上皮に貌の
ような増殖性病変を起こすウィルスとして知られている
HPVの起こす病変は、一般に良性であるが、ときに悪
性化する場合がある。HPVの感染標的細胞は、培養の
難しい上皮系の細胞であり、しかも分化細胞でのみ増殖
するという特徴があるため、培養細胞を用いたHPVの
増殖系は確立されていない。そのため、ウィルス粒子そ
のものを用いてHPVについて研究することができない
のが実情である。
しかし、近年の遺伝子工学の進歩によりHPVの遺伝子
を病変部より直接クローン化し、解析することができる
ようになった。その結果、HPVには、多数の種類(型
)があり、現在ではすでに約60種が同定されるに至っ
ている。さらに16型、18型、31型、33型、35
型、52型等の特定の型のHPVの遺伝子が子宮頚癌、
咽頭癌、皮膚癌、食道癌等のある種の癌で検出されるこ
とが明らかになり、これらの癌の発生とHPV感染の関
係かにわかに注目されるようになった。特に子宮頚癌で
は、高頻度にHPVの遺伝子が検出されている。なかで
も、HPVの16型、18型、31型、33型、35型
等は国際的な疫学調査結果では子宮頚癌の約70%にお
いて発見されているとの報告があり、日本でも上記の型
のHPVO高頻度な感染が確認されている。更に日本に
おいては52型の感染を重視する報告もなされている(
cancer Re5earch、 48.7164−
7172.1988) o従って、HPV感染の有無の
判断が臨床における診断上重要視されているが、前記の
ように、ウィルス粒子としてHPVを増殖することが技
術的に困難なため、HPVに対する型特異的な抗血清に
よる免疫組織染色や血清抗体価を測定する診断法は未だ
確立されていてない。
そのため、HPVの感染有無の判定は遺伝子診断によら
ざるを得ないのが実情である。一般に、遺伝子診断法と
してはサインプロット法、インサイツハイプリダイゼー
ション法、P CR法(Polyo+erase Ch
ain Reaction法)等が知られているが、特
に高感度なPCR法は手術やバイオプシーで得た検体の
他、子宮頚部スワップのような微量の検体からでもHP
Vの遺伝子を検出しろるため、臨床診断での広汎な応用
が期待されている。
HPV遺伝子の塩基配列は、いくつかの型について既に
報告があり、例えば16型についてはV+rology
、 145.181−185.1985.18型につい
てはJoMol、Biol、、 193.599−60
8.1987.33型についてはJ、 Virol、、
 58.991−995.1986等において記載され
ている。これらに基づき、HPV遺伝子のPCR法によ
る検出には、現に種々の試みがなされており、いくつか
の報告もなされている。
HPVのreading flame  はE6、El
、El、E2、E4、E5領域及びL2、L1領域に分
けられるが、型特異的な検出に用いられるプライマー以
下、型特異的プライマーと略す)としては、いずれもH
PVのE6領域からプライマーを作製したものが報告さ
れており、例えば16型、18型をそれぞれ型特異的に
検出したもの(J、 BXIloMed、、 167、
225−230.1988)、11型、16型、18型
をそれぞれ型特異的に検出したもの(BMJ、 298
、14−18.1988)及び16型、18型、33型
をそれぞれ型特異的に検出したもの(Jpn、 J、C
ancer Res、、 81. 1−5. 1990
)が挙げられる。
また型別をこえて広く検出しうるプライマー(以下、ユ
ニバーサルプライマーと略す)を用いての検出としては
、HPVのE1領域からプライマーを作製したもの(J
、 Cl1n、 Microbiol、、 27゜26
60−2665.1989)及びL1領域からプライマ
ーを作製したもの(cancer Ce1ls、 7.
209−214.1989、 J、 Gen、 Vir
ol、、 71.173−181.1990)が挙げら
れる。即ち、前者のJ、 Cl1n、 Microbi
oll、 272260−2665.1989では、E
1領域からユニバーサルプライマーを作製し、6型、1
1型、16型、18型、33型の各型が検出されること
が示されている。しかし、E1領域はHPVの宿主細胞
DNAへの組み込みの際に、よく破壊されている領域で
あることが知られており、ユニバーサルプライマーの場
所としてはあまり望ましくないと考えられる。一方、L
l領域を用いたCancer Ce1ls。
7、209−214.1989では、塩基配列の異なる
5゛側プライマ一8種と3′側ブライマ一16種を混合
させて使うことにより、6型、11型、16型、18型
、33型の各型が一度で検出されることが示されている
。また、同様にL1領域を用いたJ。
Gen、Virol、、 71. 173−181.1
990では、2組のプライマーが用意されており、1組
は6b型、11型、13型、16型、18型、30型、
31型、32型、33型の冬型を、他の1組はl型と8
型を増幅することが示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記のように、HPV遺伝子の検出方法としてPCRに
より増幅させたHPVの遺伝子断片を検出する方法は、
種々試みられている。しかし、増幅に際しては目的とす
る遺伝子のどの部分を用いてもよいというものではなく
、増幅が容易な部分とそうでない部分や、特異的な増幅
をするものと非特異的な増幅をするものなどがあり、プ
ライマーに用いるオリゴヌクレオチドの違いによって検
出感度に大きな差が生じてくるものである。特に微量に
しか存在しない検体から高感度にHPV遺伝子を検出す
るには、HPV遺伝子を特異的にかつ大量に増幅できる
部位を見出すことが重要である。
また、PCRのプライマーは検出しようとする遺伝子の
既知の塩基配列に基づいて合成するため、その部位に変
異や欠失が起こると、たとえ遺伝子そのものは存在して
いても検出できなくなる偽陰性の可能性がでてくる。こ
のような可能性をできるだけ抑えるため、プライマーを
作製するに当たっては、塩基配列の変異や欠失の起こり
にくい領域を選ぶ必要がある。また、プライマーは特定
の領域から選んだ一組だけでなく全く異なる領域からも
一組選んでおくと、さらに偽陰性の可能性を減らすこと
ができる。HPVの場合、癌細胞ではウィルスのゲノム
はほとんどの例で、宿主細胞のDNAに組み込まれた状
態で存在していることが知られているが、組み込みのた
めに主にElやE2領域に切断や欠失が起こることが知
られている。
このような観点から、前記の公知のプライマーについて
評価すると、まず型特異的プライマーでは、いずれもH
PVのE6領域からプライマーを作製したものであり、
この領域から得たものは一応の検出感度と特異性が示さ
れている。しかし、特に前記のJ、 Bxp、 Med
、、 167、225−230.1988やJpn、 
J、 Cancer Res、、 81.1−5.19
90では、5′側のプライマーとして共通のプライマー
が使用されているため、型特異的であるにもかかわらす
1G型と18型で相互にかなりの交差増幅が生じ、型判
定には型特異的なプローブを用いたハイブリダイゼーシ
ョンを行なう必要があるという問題点がある。
このような問題点を改善し、また上記のような理由、即
ち変異や欠失の起こりにくい領域からプライマーを作製
すること、更に偽陰性の可能性を減らすために2組のプ
ライマーを用意する必要があるという点からも、E6以
外の領域から選んだプライマーを用いたHPVの高感度
検出法の開発が要請されているのが実情である。
そのためには(1)子宮頚癌細胞などで強く発現されて
おり、(2)HPVによる癌の発生や進展に最も重要な
役割を果たしていると考えられ、(3)変異や欠失など
も起こりにくい、E7領域からプライマーを作製するこ
とが最も望ましいと考えられる。
一方、HPVには現在までに約60種が同定されており
、未知の型も多数存在することが推定されている。従っ
て、前記の型特異的な検出では、型が異なればHPV遺
伝子を検圧することはできない。即ち、どの型のHPV
感染かを判断するには、前記の型特異的な検出が必要で
あるが、HPV感染自体の有無を判定するには、型特異
的な検出では全ての型について検査をすることが必要と
なり、現実的な方法ではない。従って、迅速に臨床検査
の結果を得るためには、一つの検査で型をこえてHPV
の遺伝子を検出することが必要である。
ユニバーサルな検出は、このような観点から試みられて
いるものであり、できるだけ異なる多くの型のHPV遺
伝子の検出が可能なプライマーの作製が要請されている
前記の公知のユニバーサルな検出では子宮頚癌との因果
関係が予測される16型、18型、33型などを含め、
各種の型のHPV遺伝子の検出が可能であるものの、特
に、日本での子宮頚癌との因果関係が指摘されている5
2型の遺伝子も検出されるか否かは不明である。従って
、臨床検査上、特に重要なあるいは重要と思われる種々
の型の遺伝子はできるだけ幅広く検出できることが重要
であり、このような検出方法の確立が急務とされている
のが実情である。
前記の公知のユニバーサルな検出では、様々な型の間で
ホモロジーの高いElあるいはLlの領域からプライマ
ーを作製している。しかし、E1領域は前記の如く、H
PVのゲノムが宿主細胞のDNAに組み込まれるときに
よく切断や欠失などの変化を受けるところであるので、
プライマーの場所としては望ましくないと考えられる。
またL1領域からユニバーサルプライマーを作製してい
る例では、−例は様々なHPVO型を広く検出するため
に複数のプライマーを混合して用いるという方法を用い
ており、また他の例ではプライマーを2組用意すること
により検出可能な範囲を広げるという方法を用いている
。このような公知のL1ユニバーサルプライマーでは、
経済性や検査の簡便性の観点からすれば、まだまだ改善
の余地があり、−組のプライマーで同様に広い検出範囲
を持つL1ユニバーサルプライマーの確立が要請される
次第である。
このようにHPV感染の有無の診断並びに型別診断の方
法の確立は、医療上急務とされており、当該技術分野で
は、型特異的な検出とユニバーサルな検出に有用なプラ
イマーの作製が強く要請され、これまで種々の試みがな
されているが、前記の如く種々の報告はあるものの、未
だ十分に満足できるものとは言えない。
従って、本発明の目的は、HPVの型特異的な検出及び
ユニバーサルな検出に有用なプライマーとして利用でき
る新規なオリゴヌクレオチドを提供することにある。
本発明の他の目的は、そのようなオリゴヌクレオチドを
プライマーとして用いるHPV遺伝子の検出方法を提供
することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記目的を達成すべく種々研究を重ねた
結果、HPV遺伝子のある特定部分に相補的なオリゴヌ
クレオチドが有用なプライマーとして使用できることを
見出し、さらに研究を重ねて本発明を完成するに至った
即ち、本発明は、 (1)HPV16型遺伝子の検出用プライマーとして、
下記の(a)配列もしくは(ao)配列からなるオリゴ
ヌクレオチド、又は(a)配列もしくは(ao)配列の
うち、それぞれ少なくとも連続した16塩基以上を一部
に有する16〜36個の塩基からなる(a)配列断片又
は(ao)配列断片であるオリゴヌクレオチド、 (a)配列+ 5’−AGCTCAGAGGAGGAG
GATG^−3“(ao)配列=5°−GGTTTCT
GAGAACAGATGGG−3及びこれら2つのプラ
イマーによる鎖長反応及び鎖長反応生成物の鋳型からの
分離操作を繰り返すことにより特定のヌクレオチド断片
を増幅し、次いで増幅された該ヌクレオチド断片を検出
することを特徴とするHPV16型遺伝子の検出方法に
関し、 (2)HPV18型遺伝子の検出用プライマーとして、
下記の(b)配列もしくは(bo)配列からなるオリゴ
ヌクレオチド、又は(b)配列もしくは(bo)配列の
うち、それぞれ少なくとも連続した16塩基以上を一部
に有する16〜36個の塩基からなる(b)配列断片又
は(bo)配列断片であるオリゴヌクレオチド、 (b)配列: 5’−GAG[:[:CCAAAATG
AAATTCC−3“(bo)配列: 5’−CAAA
GGACAGGGTGTTCAGA−3′及びこれら2
つのプライマーによる鎖長反応及び鎖長反応生成物の鋳
型からの分離操作を繰り返すことにより特定のヌクレオ
チド断片を増幅し、次いで増幅された該ヌクレオチド断
片を検出することを特徴とするHPV18型遺伝子の検
出方法に関し、 (3)HPV33型遺伝子の検出用プライマーとして、
下記の(c)配列もしくは(co)配列からなるオリゴ
ヌクレオチド、又は(c)配列もしくはくCo)配列の
うち、それぞれ少なくとも連続した16塩基以上を一部
に有する16〜36個の塩基からなる(c)配列断片又
は(co)配列断片であるオリゴヌクレオチド、 (c)  配’71J :  5’ −AGGACAC
八八GCC八へへGTTへ^−3゜(co)配列: 5
’−AGTTGCTGTATGGTTCGTAG−3゜
及びこれら2つのプライマーによる鎖長反応及び鎖長反
応生成物の鋳型からの分離操作を繰り返すことにより特
定のヌクレオチド断片を増幅し、次いで増幅された該ヌ
クレオチド断片を検出することを特徴とするHPV33
型遺伝子の検出方法に関し、 (4)HPVO型別をこえたユニバーサル検出系のプラ
イマーとして、下記の(d)配列もしくは(d′)配列
からなるオリゴヌクレオチド、又は(d)配列もしくは
(d”)配列のうち、それぞれ少なくとも連続して16
塩基以上を一部に有する16〜35個の塩基からなる(
d)配列断片又は(d′)配列断片であるオリゴヌクレ
オチド、(d ) 配列: 5’ −GAATATGA
TTTACAGTTTATTTTTCA−3’(d′)
配列: 5’−GAAAACTTTTCCTTTAAA
T−3゜及びこれら2つのプライマーによる鎖長反応及
び鎖長反応生成物の鋳型からの分離操作を繰り返すこと
により特定のヌクレオチド断片を増幅し、次いで増幅さ
れた該ヌクレオチド断片を検出することを特徴とする型
別をこえたHPV遺伝子の検出方法に関するものである
本発明の各プライマーとしてのオリゴヌクレオチドは、
HPV遺伝子に含まれる特定の塩基配列と相補的でかつ
パイプリダイズするに充分な長さのオリゴヌクレオチド
である。通常、特異性、検出感度等からみて、少なくと
も16塩基以上、好ましくは18〜25塩基程度のオリ
ゴヌクレオチドがよい。例えば、HPV16型遺伝子の
検出用プライマーとしては、(a)配列からなるオリゴ
ヌクレオチドを一方のプライマーとしくa′)配列から
なるオリゴヌクレオチドを他方のプライマーとして用い
られる。
また、本発明のオリゴヌクレオチドは、例えば(a)配
列において、少なくとも16塩基以上を一部に有する1
6〜36個の塩基からなる(a)配列断片であるオリゴ
ヌクレオチドも一方のプライマーとして使用することが
でき、同様に(a′)配列において、少なくとも16塩
基以上を一部に有する16〜36個の塩基からなる(a
′)配列断片であるオリゴヌクレオチドも他方のプライ
マーとして使用できる。
本発明における2つのプライマーとしては、前記のよう
な組合せの他、例えば、(a)配列からなるオリゴヌク
レオチドと(a゛)配列断片であるオリゴヌクレオチド
、(a)配列断片であるオリゴヌクレオチドと(a゛)
配列からなるオリゴヌクレオチドの組合せであってもよ
い。
HPV 1 g型、33型及びユニバーサルのプライマ
ーとしては前記のそれぞれ、(b)配列と(b’)配列
、(c)配列と(co)配列、(d)配列と(d”)配
列についても、HPV16型の場合と同様の種々の組合
せで用いることができる。
本発明のプライマーとしてのオリゴヌクレオチドは16
型、18型及び33型については、それぞれE7領域か
ら、またユニバーサルプライマーについては16型のL
1領域から作製したものである。
本発明の型特異的プライマーは、それぞれ16型、18
型、33型のHPVの検出用に用いられ、本発明のユニ
バーサルプライマーは、少なくとも1型、6b型、11
型、16型、18型、33型、52型の各型を検出する
ことができる。
本発明のオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いて
PCRを行なった場合、増幅される塩基配列の長さは、
通常200〜260塩基であり、例えば、(a)配列と
(a”)配列を用いた場合には211塩基、(b)配列
と(b′)配列を用いた場合には243塩基、(c)配
列と(G′)配列を用いた場合には239塩基、(d)
配列と(do)配列を用いた場合には252塩基となる
。具体的な増幅領域は、例えば次のようなものが挙げら
れる。
(イ)HPV16型((a)配列−(a′)配列)での
増幅領域 AGCTC八GAGへ GAGGAGGATG  AA
八へAGATGG  TCCAGCTGGACAAGC
AGAACCGGACAGAGCCCATTACAAT
  ATTGTAACCTTTTGTTGCAA  G
TGTGACTCT  ACGCTTCGGT  TG
TGCGT八C八^AGへAへACACGTAGACA
TTCGTACTTTGGA AGACCTGTTAA
TGGG[”ACA[: TAGGAATTGT GT
GCCCCATCTGTTCTCAGAACC (ロ)HPV18型( での増幅領域 GAGCCCCAAAATG八A八 CACへAへCAAT  TAAGCGACTCTAG
ATGGAGT TAATCATCAACG八八CC八
CAA  Cへへ[:へC八へAATGTG^八へ[’
CA GAATTGAGCTACGACCTTCG A
GCATTCCAGGTC[:TTTG (ハ)HPV33型( での増幅領域 AGG ACACAAGCCA AGATTTATAT  [:[:TGA八CへAA[
:AATTAAGTG  AC八へCTC八へ^GGC
CAGATGG  A[:AAGCACAΔCATTG
TAACCTGTTGTCAC八TTATGTGへCA
  ACAGTACAGCAGCAACT (ニ)ユニバーサル( (b)配列−(b′)配列) TTCCGGTTGA CCTTCTATGTAGAG
G八八GAA  AACGATGへへACATTTAC
CAG  CCCGACGAGCTGTTGTGTAT
  GTGTTGTAAGAGTAGTAGAA AG
CTCAGCAGCAGCTGTTTCTG八へCAC
CCT(c)配列=(co)配列) ACGTTAAAGG AATATGTTTTCTGA
C[:TATA CTGCTATGAGTG八GGAT
GAA  Gへ[:TTGGACCCCAGCCACA
G  CTGATTACTACTTGTAACACCA
[l:AGTTCGTAAGTGACCTA  CGA
ACCATAC(d)配列−(do)配列) での増幅領域 G八人TATGATT  TACAGTTTAT  T
TTTC八八CTへへ TGCΔΔ八八TAへへCTT
AA[’TGCAGACGTT八TG  AへATAC
AT八CATTへTATGAATTCCACTATT 
 TTGGAGGACT  GGAΔTTTTGG  
TCTAC八ACCへCCCCCAGGAG  GCA
CACTAGA  AGATACTTAT  AGGT
TTGTAACCCAGGCAAT  TGCTTGT
CAA  八AACΔTACACCTCCAGCACC
TA八八G八八GAT  GへへCへへCTT八 ΔΔ
八へへTACACTTTTTGGGA八GTAAATT
へAA  AGGA^^八GTT へTTC本発明のオ
リゴヌクレオチドは、公知のDNA合成方法により容易
に作製することができる。例えば、MilliGen/
Biosearchのβ−1inkベーターシ了ノエチ
ル7オスフォアミダイト試薬を用い、Biosearc
h社のDNA合成機Cyclone等を用いて合成する
ことができる。
合成したオリゴヌクレオチドは逆相カラム(c18)を
用いたHPLC,DNA吸着性カラムあるいはポリ了り
リル了ミドゲル電気泳動等を用いた公知の方法により精
製し、プライマーとして用いられる。
検体は、通常、生殖器(特に婦人科)腫瘍、皮膚の痣や
腫瘍、喉頭腫瘍などのバイオプシーや手術検体、婦人科
集団検診での子宮頚部擦過診検体等が用いられる。これ
らの検体からのDNA抽出法としては、手術やバイオプ
シーにより得た新鮮、凍結あるいはホルマリンなどで固
定した組織片からDNAを抽出する場合はデタージェン
トで溶解し、蛋白分解酵素やRNA分解酵素で処理し、
フェノール−クロロホルムで抽出し、エタノール沈澱で
DNAを回収する方法や塩酸グアニジンで溶解して直接
エタノール沈澱でDNAを回収する方法を用いる。また
子宮頚部スワップのような少量の検体からDNAを分離
する場合は10分間はど煮沸するだけの処理でも充分で
ある。
このようにしてHPV遺伝子を単離することができる。
次いで、本発明のオリゴヌクレオチドをプライマーとし
て用いてPCRにより、特定のヌクレオチド断片を増幅
する。PCRは一般に次のような工程でなされる。HP
Vl 6型遺伝子の検出を例にして説明すると、検体中
の標的DNA (HPVl6型)に対し、(a)配列か
らなるオリゴヌクレオチドまたは(a)配列断片である
オリゴヌクレオチドを一方のプライマーとしてハイブリ
ダイズ(アニーリング工程)させて鎖長反応を行なう(
イクステンション工程)。これにより得られた2重鎮ヌ
クレオチドを1本鎖に分離しくディナチュレーション工
程)、その相補鎖を他方のプライマーの鋳型として機能
させる。他方のプライマーとしては、(ao)配列から
なるオリゴヌクレオチドまたは(ao)配列断片である
オリゴヌクレオチドを用い、これら2つのプライマーに
よる鎖長反応生成物の鋳型から分離操作を繰り返すこと
により特定のヌクレオチド断片を増幅させる。プライマ
ーによる鎖長反応は、通常、公知の耐熱性DNAポリメ
ラーゼが用いられ、例えば、TaKaRa社製のものが
用いられる。鎖長反応生成物の鋳型からの分離操作は種
々の公知の方法により行なわれるが、熱変性により行な
うのが好ましい。
アッセイに用いる検体中の標的DNA量は、通常0.5
μg程度を標準とするが、それ以下の量、例えば0.0
5μg程度でも問題はない。プライマーの量はアッセイ
当たり、通常1〜100  picomole、好まし
くは10〜100  picomoleを用いる。PC
Hの条件は型特異的プライマーの場合は、ディナチュレ
ーション工程は通常90〜95℃で1〜5分、アニーリ
ング工程が通常50〜60℃で1〜5分、好ましくは5
5〜60℃で1〜2分、イクステンション工程が通常7
0〜75℃で1〜10分の条件であり、これらの工程を
1サイクルとしたPCRを通常25〜50サイクル、好
ましくは30〜40サイクル行なう。またユニバーサル
プライマーの場合は、プライマーと塩基配列のホモロジ
ーの低いHPVでも検出し得るようにアニーリングの条
件を緩く設定している。即ち、ディナチュレーション工
程が通常90〜95℃で1〜5分、アニーリング工程が
通常25〜40℃で1〜5分、好ましくは30〜32℃
で1〜2分、イクステンション工程力(通常70〜75
℃で1〜10分であり、通常25〜50サイクル、好ま
しくは30〜40サイクル行なう。また全サイクルが終
わったあとで反応液をi、oooから10.000倍は
どに希釈して再び同じプライマーを用いてPCRを行な
う(2段階PCR)ことにより、増幅の程度を更に高め
ることができる。
増幅されたHPV遺伝子断片の検出方法としては、ポリ
アクリルアミドゲルあるいはアガロースゲルを用いた電
気泳動によりサイズで分離することにより、増幅された
遺伝子断片の存在を確認することができる。また、電気
泳動ゲルのままでエチジウムブロマイド染色し、紫外線
照射により検出することができる。更にゲルからサイン
プロット法により膜上に移し取り、ラベルしたプローブ
とハイブリダイゼーションさせることにより、検出感度
と特異性を高めることができる。また、予めラベルされ
たプライマーを用いてPCRを行なうことにより、標的
DNAはラベルされた状態で増幅されるのでそれをゲル
のままあるいはサインプロット法で膜に移し取って検出
することができる。プライマーやプローブのラベル法と
しては、放射性アイソトープ、蛍光色素、ビオチン化等
の方法が挙げられる。
〔作用・効果〕
本発明のオリゴヌクレオチドをプライマーとして用いる
PCRにより、短時間の間に微量の検体から極めて高感
度にHPVの遺伝子を検出することができる。対象疾患
としては子宮頚癌、Bowen病、コンジローマ、その
他の婦人科疾患、圧贅、皮膚癌、その他の皮膚科疾患、
口腔内焦、咽頭癌、喉頭癌、喉頭乳頭腫、食道癌、気管
麦焦等が考えられる。特に子宮頚癌の場合、手術検体や
診断のために取られたバイオプシー検体からHPVを検
出できるほか、子宮頚癌の集団検診のために行なってい
る子宮頚部スワップのような検体からのHPVの検出に
も応用できる。
16型、18型あるいは33型に特異的な型特異的PC
Rの場合は、これらの癌関連性の高いHPVの特異的検
出が行なえる。特に、本発明の型特異的プライマーは、
前記の如くプライマーの作製に最も適したと考えられる
E7領域から作製したものであり、増幅感度と特異性が
高いので、ゲル電気泳動とエチジウムブロマイド染色の
レベルで充分な検出と型判定が可能である。従って、検
査は簡便かつ迅速である。また、型特異的プローブを用
いたハイブリダイゼーションにより検出感度と型判定の
正確さを高めることができる。
また、本発明のユニバーサルプライマーによるPCRの
場合は、子宮頚癌との因果関係が予測される16型、1
8型、33型の他に、日本においては更に問題とされて
いる52型を含めて、広範囲に各種のHPVが検出でき
るため様々の臨床材料でHPV感染の有無を判定したり
、また新しい型のHPVの検出や分離に役立つ。また、
前記の如く本発明のユニバーサルプライマーは、−組の
プライマーで広範囲な検出が可能であり、経済性や検査
の簡便性の観点からも従来からの公知のユニバーサルプ
ライマーにはない顕著な有用性を示すものである。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれら実施例により何等限定されるものではない。
実施例−1(プライマーの作製) HPV 16型、18型、33型のE7領域からそれぞ
れ(a)配列及び(ao)配列、(b)配列及び(b′
)配列、(c)配列及び(c′)配列を選び、それと同
じ配列を有するオリゴヌクレオチドを化学合成した。化
学合成には、MilliGe口/Biosearch社
(7)β−1inkベータシTノエチルフオスフオアミ
ダイト試薬を用い、Biosearch社のDNA合成
機Cycloneにより合成した。
合成したオリゴヌクレオチドは逆相カラム(c18)を
用いたHPLCにより精製してプライマーを作製した。
またHPV16型のL1領域がら(d)配列及び(d゛
)配列を選び、同様にしてプライマーを作製した。
(a)配列: 5”−AGCTCAG八GGAGGへG
GATGA−3’(ao)配列: 5’−GGTTTC
TGAGAACAGATGGG−3’(b)配列:5′
−GAGCCCCAAAATGAAATTCC−3゜(
b′)配列=5”−CAAAGGACAGGGTGTT
CAG八−3゛(c)配列: 5’−AGGACACA
AGCCAACGTTA^−3゛(co)配列: 5’
−AGTTGCTGTATGGTTCGTAG−3’(
d)配列: 5’−GAATATGATTTACAGT
TTATTTTTCA−3゜(d′)配列=5”−GA
AAACTTTTCCTTTAAAT−3′実施例−2
(プローブの作製) 実施例−1で作製したそれぞれの2つのプライマーを用
いたPCRにより、予想される増幅領域の一部で、かつ
プライマーと重複しない塩基配列をプローブとするため
16型に対してはA配列、18型に対してはB配列、3
3型に対してはC配列、ユニバーサルにはり、 E及び
F配列の塩基配列からなるオリゴヌクレオチドを作製し
た。プローブの化学合成と精製は実施例−1のプライマ
ーの場合と同様に行なった。
A配夕1 :  5’ −TGTGCGTA[l:AA
AGCA[ACAC−3’B配列: 5’−TAATC
ATCAACATTTACCAG−3゜C配列: 5’
−CCGGCCAGATGGACAAGCAC−3“D
配列: 5’−TTAACTGCAGACGTTATG
−3′E配列=5”−ATGGCTGCAGACCCT
TATG−3’F配列:5”−ATGGCTGCAGA
CCCATATG−3実施例−3 検体としてクローン化されたHPV−DNA及び各種の
細胞株を標準検体として用い、実施例−1で作製したプ
ライマーを用いてPCRを行なった。PCRの条件は1
6型、18型、33型ではディナチュレーション工程を
94℃、1分、アニーリング工程を60℃、2分、エク
ステンション工程を72℃、2分とし、35サイクル行
なった。
ユニバーサルPCRではアニーリング工程を32℃、2
分とした以外は型特異的PCRと同様に行なった。PC
Rにより増幅された遺伝子断片の検出は、電気泳動ゲル
をエチジウムプロミド染色し、紫外線照射によ′り検出
した。さらに、実施例=2で作製したプローブを用いて
、サザンブロットハイブリダイゼーション法により、増
幅バンドが陽性であることを確認した。
即ち、常法に従いゲルよりDNAをトランスファーメン
ブレンに移行させ、プレハイブリダイゼーションで未吸
着部分をブロックした後、32pでラベルしたプローブ
を用いてハイブリダイゼーションを行なった。フィルタ
ーメンブレンはよく洗浄し、遊離のプローブをよく除い
た後、オートラジオグラフィーでプローブの結合(ハイ
ブリダイズ)したバンドを検出した。
プローブの32pラベルは3゛エンドラベル法により行
なった。
ハイブリダイゼーションとウォッシュの条件は以下の通
りである。
プローブ  ハイブリダイゼーション  洗浄−による
PCRではそれぞれ特異的なHPVを含む検体で増幅バ
ンド陽性であり、ユニバーサルPCRではHPVを含む
全ての検体で増幅バンド陽性である。
表1 型特異的PCR及びユニバーサルPCRを用いた
標準検体(クローン化HPV−DNAと細胞株DNA)
の検出結果 16型     37℃、−晩   50℃18型  
   35℃、−晩   40℃33型     47
℃、−晩   55℃ユニバーサル   32℃、−晩
   32℃これらの条件は、各塩基配列から推定した
T。
値(melting temperature of 
duplex DNA)をもとに実験結果に基づいて最
適条件を選んだものである。
その結果を表1に示したが、型特異的プライマーPV−
I HPV−6b HPV−11 1(PV−16 1型 6b型 11型 16型 + HPV 31/33/35 31/33/35型 (ミクスチャー) + HPV−52 [:aSk i細胞DNA 5iHa細胞DNA HeLa細胞0NA C33A細胞DNA 52型 16型 16型 18型 陰性 + 十 + 実施例−4 検体として子宮頚癌25例の臨床検体を用いて実施例−
3と同様にして型特異的PCR及びユニバーサルPCR
を行い、エチジウムブロマイド染色により増幅バンドの
有無を判定した。さらに、型特異的プローブあるいはユ
ニバーサルプローブを用いたハイブリダイゼーションを
行なって、エチジウムブロマイド染色の結果を確認した
その結果を表2に示したが、型特異的PCRでは16型
が11例(44%)に、I8型が3例(12%)に、3
3型が1例(4%)に検出された(総計15/25.6
0%)。これらの陽性検体は1G型の1例(検体16)
を除き、すべてユニバーサルPCRでも陽性であった。
検体1Bではユニバーサルプライマーを作製したL1領
域が変異か欠損している可能性がある。ユニバーサルP
CRでは、その他に5例の陽性検体が見出された(総計
19/25.76%)。これらの検体では前記の3種の
型以外のHPVが感染しているものと考えられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)下記の(a)配列もしくは(a’)配列からなる
    オリゴヌクレオチド、又は(a)配列もしくは(a’)
    配列のうち、それぞれ少なくとも連続した16塩基以上
    を一部に有する16〜36個の塩基からなる(a)配列
    断片又は(a’)配列断片であるオリゴヌクレオチド。 (a)配列:5’−AGCTCAGAGGAGGAGG
    ATGA−3’(a’)配列:5’−GGTTTCTG
    AGAACAGATGGG−3’(2)下記の(b)配
    列もしくは(b’)配列からなるオリゴヌクレオチド、
    又は(b)配列もしくは(b’)配列のうち、それぞれ
    少なくとも連続した16塩基以上を一部に有する16〜
    36個の塩基からなる(b)配列断片又は(b’)配列
    断片であるオリゴヌクレオチド。 (b)配列:5’−GAGCCCCAAAATGAAA
    TTCC−3’(b’)配列:5’−CAAAGGAC
    AGGGTGTTCAGA−3’(3)下記の(c)配
    列もしくは(c’)配列からなるオリゴヌクレオチド、
    又は(c)配列もしくは(c’)配列のうち、それぞれ
    少なくとも連続した16塩基以上を一部に有する16〜
    36個の塩基からなる(c)配列断片又は(c’)配列
    断片であるオリゴヌクレオチド。 (c)配列:5’−AGGACACAAGCCAACG
    TTAA−3’(c’)配列:5’−AGTTGCTG
    TATGGTTCGTAG−3’(4)下記の(d)配
    列もしくは(d’)配列からなるオリゴヌクレオチド、
    又は(d)配列もしくは(d’)配列のうち、それぞれ
    少なくとも連続して16塩基以上を一部に有する16〜
    35個の塩基からなる(d)配列断片又は(d’)配列
    断片であるオリゴヌクレオチド。 (d)配列:5’−GAATATGATTTACAGT
    TTATTTTTCA−3’(d’)配列:5’−GA
    AAACTTTTCCTTTAAAT−3’(5)請求
    項(1)記載の(a)配列からなるオリゴヌクレオチド
    または(a)配列断片であるオリゴヌクレオチドを一方
    のプライマーとし、かつ請求項(1)記載の(a’)配
    列からなるオリゴヌクレオチドまたは(a’)配列断片
    であるオリゴヌクレオチドを他方のプライマーとして、
    これら2つのプライマーによる鎖長反応及び鎖長反応生
    成物の鋳型からの分離操作を繰り返すことにより特定の
    ヌクレオチド断片を増幅し、次いで増幅された該ヌクレ
    オチド断片を検出することを特徴とするヒトパピローマ
    ウィルス16型遺伝子の検出方法。 (6)請求項(2)記載の(b)配列からなるオリゴヌ
    クレオチドまたは(b)配列断片であるオリゴヌクレオ
    チドを一方のプライマーとし、かつ請求項(2)記載の
    (b’)配列からなるオリゴヌクレオチドまたは(b’
    )配列断片であるオリゴヌクレオチドを他方のプライマ
    ーとして、これら2つのプライマーによる鎖長反応及び
    鎖長反応生成物の鋳型からの分離操作を繰り返すことに
    より特定のヌクレオチド断片を増幅し、次いで増幅され
    た該ヌクレオチド断片を検出することを特徴とするヒト
    パピローマウィルス18型遺伝子の検出方法。 (7)請求項(3)記載の(c)配列からなるオリゴヌ
    クレオチドまたは(c)配列断片であるオリゴヌクレオ
    チドを一方のプライマーとし、かつ請求項(3)記載の
    (c’)配列からなるオリゴヌクレオチドまたは(c’
    )配列断片であるオリゴヌクレオチドを他方のプライマ
    ーとして、これら2つのプライマーによる鎖長反応及び
    鎖長反応生成物の鋳型からの分離操作を繰り返すことに
    より特定のヌクレオチド断片を増幅し、次いで増幅され
    た該ヌクレオチド断片を検出することを特徴とするヒト
    パピローマウィルス33型遺伝子の検出方法。 (8)請求項(4)記載の(d)配列からなるオリゴヌ
    クレオチドまたは(d)配列断片であるオリゴヌクレオ
    チドを一方のプライマーとし、かつ請求項(4)記載の
    (d’)配列からなるオリゴヌクレオチドまたは(d’
    )配列断片であるオリゴヌクレオチドを他方のプライマ
    ーとして、これら2つのプライマーによる鎖長反応及び
    鎖長反応生成物の鋳型からの分離操作を繰り返すことに
    より特定のヌクレオチド断片を増幅し、次いで増幅され
    た該ヌクレオチド断片を検出することを特徴とするヒト
    パピローマウィルス遺伝子の検出方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995022626A1 (en) * 1994-02-21 1995-08-24 Stichting Researchfonds Pathologie Human papilloma virus detection in a nucleic acid amplification process using general primers
CN100342034C (zh) * 2005-10-11 2007-10-10 山东省医药生物技术研究中心 大肠癌蛋白标记物平行检测液相芯片及其制备方法与应用

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