JPH0458658B2 - - Google Patents

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JPH0458658B2
JPH0458658B2 JP17464683A JP17464683A JPH0458658B2 JP H0458658 B2 JPH0458658 B2 JP H0458658B2 JP 17464683 A JP17464683 A JP 17464683A JP 17464683 A JP17464683 A JP 17464683A JP H0458658 B2 JPH0458658 B2 JP H0458658B2
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Masanobu Nishinomya
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) この発明は、光情報記録再生装置に関する。
(従来技術) スパイラル状もしくは円心円状にトラツクを形
成された光デイスクの、トラツク上に、光ピツク
アツプ光学系により光スポツトを集束させて、ト
ラツクに光情報を記録し、あるいは、トラツクに
記録されている光情報を再生する光情報記録再生
方式が知られている。
このような記録再生方式において、光情報の正
確な記録、再生が行なわれるためには、光スポツ
トが、トラツク上に正しく集束する必要があり、
一般に、この種の光情報記録再生装置では、光ス
ポツトの集束位置がトラツク上に合致するよう、
上記スポツトの集束位置のトラツクとの位置合せ
制御が行なれる。この制御をトラツキング制御と
称する。一方、上記光スポツトをトラツク上に集
束させるための制御はフオーカシング制御と呼ば
れる。
ところで、光デイスクのデイスク面に傾きや、
反りがあると、トラツキング制御がうまくいかな
いという問題がある。
この問題を取扱つた従来技術としては、特開昭
58−53030号公報に開示された技術がある。
この技術では、記録情報信号(以下RF信号と
いう)すなわち、光デイスクに記録された光情報
から得られる信号を、帯域フイルターで検出後、
包絡線検波を行ない、そのピークを検出する。光
デイスクが傾いたり、デイスク面に反りがあつた
りすると、RF信号は所定のレベルに達しない。
そこで、階段状に漸増する補正電圧をサーボ系に
加えRF信号が所定レベルに達したことを検知し、
そのときの補正電圧値を保持することにより、ト
ラツキング制御の適正化を図るのである。
この方法の問題点は、以下の如きものである。
すなわち第一に、補正を行うのに、RF信号を利
用するので、そもそもRF信号がない場合、すな
わち、未記録デイスクに光情報の記録を行なう場
合には、全く使用できない。第二に、補正電圧
は、必らずしも正電圧とは限らず、負電圧による
補正が必要な場合もある。しかるに、RF信号の
レベルのみでは、補正電圧の正負を判断できな
い。
(目的) そこで本発明は、光情報の記録、再生に拘ら
ず、常に、容易かつ確実に、トラツキング制御を
行ないうる、新規な光情報記録再生装置の提供を
目的とする。
(構成) 以下、本発明を説明する。
本発明の光情報記録再生装置は、オフセツト電
圧検出手段と、記憶手段と、減算手段とサーボ系
駆動手段とを有する。
オフセツト電圧検出手段は、光ピツクアツプ光
学系による光スポツトを、トラツクを横切る方向
へ走査し、トラツキング制御信号の直流的オフセ
ツト電圧を検出する。
記憶手段は、このオフセツト電圧検出手段によ
り検出される直流的オフセツト電圧を、各トラツ
クに関連させて記憶する。
減算手段は、光情報の記録あるいは再生がなさ
れる間、記録又は再生が行なわれるトラツクに関
連して上記記憶手段から読み出される直流的オフ
セツト電圧を、トラツキング制御信号から減算す
る。
サーボ系駆動手段は、減算手段からの出力信号
によつてサーボ系を駆動し、光スポツトの位置制
御を行なう。
オフセツト電圧検出手段による、直流的オフセ
ツト電圧の検出は、光デイスクが光情報記録再生
装置にセツトされた後、記録ないし再生が行なわ
れるのに先立つて、1回限り行つてもよいし、同
一の光デイスクが、セツトされている状態で、記
録、再生が繰返して行なわれる場合に、各記録又
は再生が行なわれるたびに、それに先立つて行う
ようにしてもよい。光デイスクが光情報記録再生
装置にセツトされたのち、記録又は再生が行なわ
れるのに先立つて1回限り行う場合は、光デイス
クが装置にセツトされるたびに、直流的オフセツ
ト電圧を検出するが、一度検出したのちは、同一
光デイスクが、セツトされている限りは、検出は
行なわれない。
以下、具体的実施例に即して説明する。
第1図は、本発明の光情報記録再生装置に用い
る光ピツクアツプ光学系の1例を、要部のみ説明
図的に示している。図中、符号1は半導体レーザ
ー、符号2はカツプリングレンズ、符号3は偏光
ビームスプリツター、符号4は1/4波長板、符号
5は対物レンズ、符号6は光デイスク、符号7は
集光レンズ、符号8はトラツク検出用の受光素
子、符号9は焦点検出用の受光素子を、それぞれ
示す。
半導体レーザー1から射出した光束は、カツプ
リングレンズ2によつて平行光束とされ、偏光ビ
ームスプリツター3、1/4波長板4、対物レンズ
5を介して、光デイスク6のデイスク面に入射す
る。このとき、入射光束は、対物レンズ5の作用
により、デイスク面上に、径約1.6μ目の光スポツ
トに集束する。
デイスク面6による反射光束は、対物レンズ
5、1/4波長板4、偏光ビームスプリツター3を
透過し、集光レンズ7により集束光束とされ、一
部は受光素子8に、他は受光素子9に入射する。
まず、フオーカシング制御につき、簡単に説明
する。受光素子9は、対物レンズ5により集束光
が、正しくデイスク面上に集束していたならば、
集光レンズ7による集束光が集束するであろう位
置Pに配備されている。受光素子9は、受光部が
2部分A,Bに分割され、各受光部A,Bから、
それぞれ、信号A′,B′を出力しうるようになつ
ている。対物レンズ5による集束光束が、正しく
デイスク面上に集束しているときは、集光レンズ
7による集束光は、P点に集束し、受光部A,B
の受光量は互いに等しい。従つて、このとき、出
力A′とB′とは互いに等しくA′=B′である。しか
るに、対物レンズ5に対して、デイスク面が遠ざ
かり、対物レンズ5による集束光が、デイスク面
の手前で集束すると、集光レンズ7による集束光
の集束点はP点よりも第1図で左方へずれ、これ
によつて、受光部Bの受光する光量が相対的に増
大し、A′<B′となる。逆に、対物レンズ5に対
してデイスク面が近づくと、集光レンズ7による
集束光の集束点はP点よりも、第1図で右方へず
れる。これによつて受光部Aの受光する光量が相
対的に増大し、A′>B′となる。
そこで、フオーカシング制御信号として、
A′−B′を用い、このフオーカシング制御信号が
0となるように、サーボ系を駆動して、対物レン
ズ5を、その光軸方向に変位させることにより、
フオーカシング制御を行うことができる。
なお、RF信号としては、A′+B′を用いる。
次に、トラツキング制御につき説明する。
第2図は、光デイスク6の断面形状を、説明図
的に示している。光デイスク6は、その名の示す
通り円板形状であつて、その一方の面、第2図の
例では、第2図上方の面に、一連のトラツク……
i-1,6i,6i+1,6i+2,……が凹凸状に形成さ
れている。さきに述べた如く、このトラツクの形
成は、スパイラル状もしくは円心円状である。こ
のトラツクを形成された側の面をデイスク面とい
うのである。
光デイスク6は、第1図に示す例では、デイス
ク面と反対側の面、すなわち、第2図で下方を向
いた面を、対物レンズ5の側に向けて配備され
る。従つて、半導体レーザー1かの光束は、デイ
スク面と反対側の面から入射し、光デイスク6を
透過してデイスク面に集束する。デイスク面にお
けるトラツク6i等の深さは、半導体レーザー1
から放射されるレーザー光の波長λに対し、光学
距離にして1/4λ程度であつて、デイスク面は、
フオーカシング制御に対しては実質的に平面であ
る。
さて、トラツク検出用の受光素子8は、第3図
に示すように、受光部が2部分C,Dに分割さ
れ、各受光部C,Dから信号C′,D′を出力しうる
ようになつている。各受光部C,Dを分ける分割
線は第1図において、図面上下方向であり、第1
図において、トラツクに直交する方向は、図面に
直交する方向となつている。なお第3図におい
て、符号3−1は、集光レンズ7による集束光束
を示し、破線のハツチを施した部分が、受光素子
8に入射する光束部分を示す。
さて、第4図を参照すると、同図に示すよう
に、対物レンズ5による集束光が正しく光デイス
ク6のトラツク上に集束しているときは、受光素
子8に入射する光の強度INTは、受光部C,D
の分割線に対して対称となり、出力C′とD′は互い
に等しく、C′=D′となる。
しかるに、第4図又はに示す如く、対物レ
ンズ5による集束光の、集束位置が、トラツクに
対してずれると、トラツク部分と、それ以外の部
分とに、1/4λの光学距離があるので、上記両部
分の反射光にπの位相差が生じ、回折効果により
受光素子8上の光強度INTは、前記分割線に対
し非対称となり、出力C′,D′の大小関係は、C′>
D′(第4図)、又は、C′<D′(第4図)の如く
になる。
従つて、原理的には、C′−D′をトラツキング制
御信号として、この制御信号を0となるように、
サーボ系を駆動すれば、トラツキング制御を行う
ことができる。
すなわち、第5図に示すように、受光素子8の
各受光部C,Dの出力を、それぞれ電流電圧変換
前置増幅器211,212で増幅し、差動増幅器
22で、それらの差をとり、この差電圧を、サー
ボ系駆動手段たるサーボコイル駆動回路23に印
加して、サーボ系のサーボコイル24を駆動し、
対物レンズ5を、光軸に直交する方向、すなわ
ち、トラツクに直交する方向へ変位させて、前記
トラツキング制御信号C′−D′を0とするように制
御するのである。
ところで、対物レンズ5の光軸に対し、光デイ
スク6が、光デイスクの設定不良や反り等のため
に、傾むき、光軸がデイスク面と直交しなくなる
と、第6図に示すように、集束光自体は、正しく
トラツク上に集束していたとしても、受光素子8
上の光強度分布INTは、受光部C,Dの分割線
に対して非対称となり、トラツキング制御信号
C′−D′は、0からずれ、あたかも、光スポツトが
トラツクに対してずれているの如き検出がなさ
れ、これにもとづいてトラツキング制御を行う
と、光スポツトが、トラツクに対して、ずれてし
まい、情報の正しい記録・再生が行なえなくなつ
てしまうのである。
本発明では、このような、光デイスクの反り等
の原因による傾きに起因するトラツキング制御不
全を、以下の如くして補正する。
まず、直流的オフセツト電圧について説明す
る。
光スポツトを、トラツクを横切るように走査す
る場合、走査中におけるトラツキング制御信号、
すなわち、第5図における差動増幅器22の出力
電圧hに着目する。
この出力電圧hは、光スポツトの上記走査に従
い、正弦波状に変動するが、光デイスク6に傾き
がなければ、第7図に示すように、この場合のト
ラツキング制御信号の変動は、0Vに対して正負
対称的なものとなるが、光デイスク6に傾きがあ
ると、第8図に示すように、0V線に対する変動
は対称的ではなくなり、このような場合に、0V
を規準としてトラツキング制御を行なえば、前述
の如く、トラツキング制御不全が生じてしまう。
第8図の如く、光デイスク6に傾きが生じている
ときは、適正なトラツキング制御を行なうには、
MV線を規準として、制御を行なわねばならな
い。0V線とMV線の差をオフセツト電圧Ofと称
する。MV線は、現実には、傾きの変化に応じて
変動するので、オフセツト電圧Of自体にも変動
はあるが、その変動は、光スポツト走査によるト
ラツキング制御信号hの変動に比して十分に低周
波数である。従つて、このオフセツト電圧を、直
流的オフセツト電圧というのである。
さて、第9図は、本発明の光情報記録再生装置
におけるトラツキング制御系を示している。
図中、符号SW1,SW2はスイツチ回路、符
号32は、減算手段としての減算器、符号34
は、オフセツト電圧検出手段としてのオフセツト
電圧検出回路、符号35はA−D変換器、符号3
6は記憶手段としての記憶装置、符号37はD−
A変換器、符号38はビーム位置検出装置、符号
39はシーケンス制御部を、それぞれ示してい
る。
今説明している光情報記録再生装置では、光デ
イスクへの光情報の記録又は再生は、光デイスク
の最外周トラツクから内周トラツクへ向つて行な
われる。
また、オフセツト電圧検出回路による直流的オ
フセツト電圧の検出は、光デイスクが、光情報記
録再生装置にセツトされるたびに、記録又は再生
に先立つて1回限り行なわれる。
すなわち、光デイスクがセツトされると、シー
ケンス制御部39による制御でまず、フオーカシ
ング制御が行なわれ、これにより光デイスク6上
に、所望の光スポツトが得られる。
フオーカシング制御につづいて、シーケンス制
御部39は信号e,kを発する。信号eはスイツ
チ回路SW1をして、差動増幅器22とオフセツ
ト電圧検出回路34を接続せしめる。また信号k
は、ビーム位置検出装置38を作動状態にする。
スイツチ回路SW2は、このとき、オフの状態に
おかれる。
つづいて、同じくシーケンス制御部39の作用
により光ピツクアツプ光学系が駆動され、その光
スポツトは、光デイスク6の、最内周トラツクか
ら最外周トラツクまで、トラツクを横切つて走査
する。これによつて、差動増幅器22には、正弦
波状のトラツク制御信号hが生ずるが、この信号
は、スイツチ回路SW1を介して、信号fとし
て、オフセツト電圧検出回路34に印加される。
オフセツト電圧検出回路34は、第10図に示
すように、極大検出回路41と極小検出回路4
2、加算器43、抵抗R1,R2を有する。極
大、極小検出回路41,42は、周知の如く、コ
ンパレーター、抵抗、コンデンサー等により構成
される。
トラツキング制御信号fは、極大検出回路4
1、極小検出回路42に印加され、各検出回路4
1,42において検出された極大電圧V1、極小
電圧V2は,加算器43で加算され、その出力V1
+V2は、抵抗R1,R2に印加される。抵抗R
1とR2とは同じ値を有し、従つて、これら抵抗
R1,R2間に出力電圧V1+V2/2が得られる。こ の出力V1+V2/2は、これまでの説明から明らかな ように、直流的オフセツト電圧そのものである
(第7図、第8図参照)。
このように検出された直流的オフセツト電圧
は、第9図に示す如く、A−D変換器35におい
てデジタル値に変換され、記憶装置36に印加さ
れる。
一方、ビーム位置検出装置38は、トラツキン
グ制御信号の波数をカウントしたり、あるいは、
光ピツクアツプ光学系を駆動するモーターの回転
角を検出するなどして、個々のトラツクを検出
し、この検出結果を信号lとして、記憶装置36
に印加する。
記憶装置36は、印加される直流的オフセツト
電圧とを、信号lにより、各トラツクに対応する
所定のアドレスに書き込み記憶する。この書き込
み動作も、シーケンス制御部39からの信号kに
より制御される。
かくして、記憶装置36には、最内周トラツク
から最外周トラツクにいたる、個々のトラツク
と、それに対応する直流的オフセツト電圧とが記
憶された訳である。
この例の場合、トラツク個々に対応する直流的
オフセツト電圧が記憶されたわけであるが、必要
なことは、トラツクの個々と直流的オフセツト電
圧が互いに関連して記憶されることである。一般
に、個々のトラツクごとの直流的オフセツト電圧
の変化は小さいので、光デイスク上の離れた何本
かのトラツクをサンプリングし、その直流的オフ
セツト電圧のデータで、そのトラツク近傍の傾き
を代表させてもよいのである。この場合は、サン
プリングされたトラツクの近傍の複数のトラツク
の個々と、上記代表データとが関連づけられる訳
である。
さて、このようにして、直流的オフセツト電圧
の検出と、個々のトラツクに関連させた記憶とが
終了すると、信号eによつてスイツチ回路SW1
は、減算機32の側に切換る。また信号kがビー
ム位置検出装置38の動作を停止させる。ここま
での動作は、光デイスクがセツトされるたびに、
自動的に行われる。
光情報の記録又は再生を行う場合には、記録又
は再生すべき光情報のアドレス指定が、シーケン
ス制御部39に送られると、光ピツクアツプ光学
系が駆動され、光スポツトは、光デイスク上を、
上記アドレスを有する所定のトラツクまで、アク
セスされる。このアクセスが終了して、光情報の
記憶ないし再生が開始される時点で、スイツチ回
路SW2は、シーケンス制御部39からの信号j
でオンにされる。
同時にメモリー読出し信号iにより記憶装置3
6の記憶内容のうち、上記所定のトラツクに関連
した直流的オフセツト電圧が読み出される。この
直流的オフセツト電圧は、D−A変換器37でア
ナログ値に変換されて、減算器へ送られる。この
プロセスは、トラツク移動に従つて次々に繰返さ
れる。
一方、トラツキング制御信号hは、今や、スイ
ツチ回路SW1を介し、信号gとして減算器32
に印加される。
減算器32は、トラツキング制御信号gから、
オフセツト電圧を減じた電圧信号mを出力する。
この電圧信号mは、光デイスク6の傾きを補正さ
れた信号であつて、正負対称な信号であり、この
信号mをもつて、サーボコイル駆動回路23を駆
動し、トラツキング制御を行うことにより、光デ
イスク6の傾き如何に拘らず、常に適正なトラツ
キング制御を行うことができる。
記録もしくは再生が終了して、再びアクセスモ
ードとなると、スイツチ回路SW2は、信号jに
より、オフとされる。
先にものべたように、光デイスクの傾きに起因
する、オフセツト電圧の変動は、トラツキング制
御信号の周波数帯域に比して極めて直流に近いも
のである。従つて、第11図に示す、低周波数域
通過フイルターLPFを、オフセツト電圧検出手
段として用い、トラツキング制御信号の平均値を
検出することによつて、オフセツト電圧検出を行
つてもよい。
(効果) 以上、本発明によれば、新規な光情報記録再生
装置を提供できる。
この装置では、トラツクの光スポツトによる走
査により、直流的オフセツト電圧を検出するの
で、未記録の光デイスクと、光情報の記録された
光デイスクとを問わず、符号をも含めて直流的オ
フセツト電圧を検出でき、この直流的オフセツト
電圧により、トラツクに応じて、トラツキング制
御を行うので、光デイスクのセツト不良、反り等
に起因する光デイスクの傾きや、トラツキング制
御信号検出回路の構成素子のオフセツトやドリフ
トの存在にもかかわらず、適正なトラツキング制
御が可能であり、従つて適正な、光情報の記録・
再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施に用いる光ピツクアツ
プ光学系の1例を説明図的に示す図、第2図は、
光デイスクを説明するための図、第3図ないし第
5図は、トラツキング制御の原理を説明するため
の図、第6図は、光デイスクの傾きがトラツキン
グ制御不全をひきおこすことを説明するための
図、第7図および第8図は、オフセツト電圧を説
明するための図、第9図は、本発明の実施に用い
るトラツキング制御系を示す図、第10図は、オ
フセツト電圧検出手段の1例を示す図、第11図
は、オフセツト電圧検出手段の他の例を示す図で
ある。 1……半導体レーザー、2……カツプリングレ
ンズ、3……偏光ビームスプリツター、4……1/
4波長板、5……対物レンズ、6……光デイスク、
7……集光レンズ、8……トラツク検出用の受光
素子、9……焦点検出用の受光素子、32……減
算器、34……オフセツト電圧検出回路、36…
…記憶装置、23……サーボコイル駆動回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スパイラル状もしくは円心円状にトラツクを
    形成された光デイスクの上記トラツク上に、光ピ
    ツクアツプ光学系により光スポツトを集束させ
    て、上記トラツクに光情報を記録し、もしくは、
    上記トラツクに記録されている光情報を再生する
    光情報記録再生装置であつて、 光ピツクアツプ光学系により光スポツトを、ト
    ラツクを横切るように走査して、トラツキング制
    御信号の直流的オフセツト電圧を検出するオフセ
    ツト電圧検出手段と、 このオフセツト電圧検出手段により検出された
    直流的オフセツト電圧を、各トラツクに関連させ
    て記憶する記憶手段と、 光情報の記録又は再生が行なわれる間、記録又
    は再生が行なわれるトラツクに関連して上記記憶
    手段から読み出される直流的オフセツト電圧を、
    トラツキング制御信号から減算する減算手段と、 この減算手段からの出力信号によつて、上記ス
    ポツトの位置制御を行うサーボ系駆動手段とを有
    することを特徴とする、光情報記録再生装置。 2 特許請求の範囲第1項において、 オフセツト電圧検出手段が、トラツキング制御
    信号の極大値を検出する手段と、上記トラツキン
    グ制御信号の極小値を検出する手段と、これら両
    手段の出力を加算する手段と、この加算する手段
    の出力の1/2の出力を得る手段とを有することを
    特徴とする、光情報記録再生装置。 3 特許請求の範囲第1項において、 オフセツト電圧検出手段が、トラツキング制御
    信号の平均値を検出するための、低周波数域通過
    フイルターを有することを特徴とする、光情報記
    録再生装置。
JP17464683A 1983-09-21 1983-09-21 光情報記録再生装置 Granted JPS6066340A (ja)

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JPS6066340A JPS6066340A (ja) 1985-04-16
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