JPH0458428A - 静電リレー - Google Patents

静電リレー

Info

Publication number
JPH0458428A
JPH0458428A JP16711290A JP16711290A JPH0458428A JP H0458428 A JPH0458428 A JP H0458428A JP 16711290 A JP16711290 A JP 16711290A JP 16711290 A JP16711290 A JP 16711290A JP H0458428 A JPH0458428 A JP H0458428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrostatic
contact
electrostatic relay
fixed
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16711290A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromi Nishimura
西村 広海
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP16711290A priority Critical patent/JPH0458428A/ja
Publication of JPH0458428A publication Critical patent/JPH0458428A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H59/00Electrostatic relays; Electro-adhesion relays
    • H01H59/0009Electrostatic relays; Electro-adhesion relays making use of micromechanics

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、静電リレーに関する。
〔従来の技術〕
従来の静電リレーは可動を極ブロンクと固定電極ブロッ
クとからなる静電リレー本体と、その静電リレー本体を
収容するハウジングにより構成されるものが存在する。
可動電極ブロックは、シリコンウェハ等の誘電体からな
る可動電極部と、その可動電極部に応動する可動接点と
を有して形成されている。
固定電極ブロックは、ガラス等の非誘電体からなる母材
と、その母材に導電金属層を設けてなる固定電極部と、
やはり母材に設けた固定接点とを有して形成されている
そして、可動電極ブロックと固定電極プロ、りとが係合
され、可動電極部と固定電極部及び可動接点と固定接点
がそれぞれ所定のギヤングを持って対向するよう配設さ
れて静電リレー本体を形成している。
ハウジングは、ベースとケースとからなる。ベースには
、静電リレー本体が搭載されるとともに、ベース設けら
れた端子と静電リレー本体の各部材とが適宜結線される
。そして、ケースがベースに嵌合され、静電リレー本体
がハウジングの内部に収容される。このとき、ハウジン
グは、ケースとベースの嵌合のみで構成されており、気
密状態にはなっていない。
この静電リレーの動作は、可動電極部と固定電極部の間
に直流電圧を印加すると、両者の間に静電引力が発生し
、これにより可動電極部が動作するとともに、それに可
動接点が応動して固定接点に接離するものである。
[発明が解決しようとする課題〕 上記した静電リレーにあっては、可動電極部と固定電極
部の間に発生する静電引力Fは、通常衣の弐で表せる。
つまり、 F=1/2  ε (V/d)”S[ニュー
トン ]であり、 ここで ε−8,855X10−”
[ファラド/メートル 1 、■は電極部間の電位差[
fB)]、dは電極部間のギャップ[メートル]、Sは
電極部間の対向面積1メートル2]である。この式にお
いて、静電引力Fを確保するためには、電極部間のギャ
ップdを小さくする必要があり、実用的には極めて微小
なギャップとなり、さらに可動電極部に応動する可動接
点の接点ギャップも極めて微小なものとなる。従って、
その接点間の耐電圧が低く、また電流開閉時の放電も起
こり易くなるといった問題がある。
本発明は、上記事由に鑑みてなしたもので、その目的と
するところは、接点ギャップが極めて微小になる静電リ
レーにあって、その接点間の耐電圧を高くし、また電流
開閉時の放電も起こり難い静電リレーを提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記した課題を解決するために、請求項(])記載の静
電リレーは、誘電体からなる可動電極部とその可動電極
部に応動する可動接点とを有する可動電極ブロックと、
可動電極部及び可動接点にそれぞれ対向する固定電極部
及び固定接点とを有する固定電極ブロックと、可動電極
ブロックと固定電極ブロックとを収容するハウジングと
、を有してなり、可動電極部と固定電極部の間に印加し
た電圧によって発生する静電引力により可動電極部が動
作して可動接点を固定接点に接離させる静電リレーにお
いて、前記ハウジングが不活性ガスを高気圧状態で気密
封止されてなる構成としている。
また、請求項(2)記載の静電リレーは、請求項(1)
記載の静電リレーにおいて、前記ハウジングが不活性ガ
スを高気圧状態に気密封止されてなるのに代えて真空状
態で気密封止されてなる構成としている。
〔作用〕
本発明の静電リレーによれば、静電引力を確保するため
に可動接点と固定接点の接点ギャップが極めて微小なも
のとなっても、静電リレー本体を収容するハウジングが
、接点表面の活性化を防止するヘリウム等の不活性ガス
を高気圧状態で気密封止されるか、または真空状態で気
密封止されたものとしているので、その接点間の耐電圧
を高くでき、また電流開閉時の放電も小さく抑えること
ができるものとなる。
(実施例〕 本発明の一実施例を第1回乃至第4図に基づいて以下に
説明する。なお、その説明において、後述する枠部1の
板厚方向を上下方向とする。
本発明の静電リレーは、可動電極ブロックAと固定電極
ブロックBとからなる静電リレー本体と、その静電リレ
ー本体を収容するノ\ウジングCにより構成されている
可動電極ブロックAは、枠部1と可動電極部2と可動接
点3とからなる。
枠部1は、シリコンウェハ等の誘電体により、中央部を
開口して略口字状の長方体をなす平板で形成され、その
一方の短片及び両長片にはそれぞれ切欠1a及び切欠1
b、 lcを設け、他方の短片の上面に電圧印加用の金
属層1dを設けて形成されている。そして、第3図(a
)に示す如く、その下面に酸化シリコン膜等の絶縁薄膜
層1eを設けている。
可動電極部2は、枠部1より薄い平板状のシリコンウェ
ハ等の誘電体により、上面を枠部1の上面tこ合わせて
開口内部に形成され、その基部2aは幅を細くしさらに
枠部1の両長片に両腕片2b、2bで連結されている。
つまり、可動電極部2は、両腕片2b、2bを軸として
板厚方向に角変位できるようになっており、基部2aは
そのときの可撓性を高くするためのものである。そして
、第3図(b)に示す如(、枠部1と同様にその下面に
酸化シリコン膜等の絶縁薄膜層1eを設けている。
可動接点3は、可動電極部2の基部2a近傍から枠部1
の両長片に沿って延出した両回動片3a、3a及び可動
電極部2の下面にコ字状の可動接点11i3bを設けて
形成され、その断面は第3図(c)に示すようになる。
次に固定電極ブロックBは、母材4と固定電極部5と一
対の固定接点6,6とからなる。
母材4は、ガラス等の非誘電体により、外形が可動電極
ブロックAの枠部1と同一の長方体をなす平板状に形成
されている。
固定電極部5は、可動電極ブロックAの可動電極部2に
対向するよう母材4の上面の中央部に、金や銀等の導電
金属層5aを設け、その一端5bが母材4の一辺に接し
ており、さらに一端5bを除いたその上面に酸化シリコ
ン膜等の絶縁薄膜層5cを設けて形成され、その断面は
第4図(a)に示すようになる。
一対の固定接点6.6は、可動電極ブロフクへの可動接
点3を形成する両回動片3a、3aの先端部に対向する
よう母材4の上面に固定接点層6aを設け、その各端部
を母材4の長辺に接して形成され、その断面は第4図(
b)に示すようになる。
上述した可動電極ブロックAの下面と固定電極ブロック
Bの上面を重ね合わせて係合すると、第2図に示す静電
リレー本体となる。この場合、可動電極ブロフクAの枠
部1と固定電極ブロックBの母材4は同一の外形をして
いるので、精度良く位置決めすることができる。このと
き、可動電極ブロックAの可動電極部2及び可動接点3
の両回動片3a、3aは、枠部1より肉厚が薄くシかも
上面を枠部1の上面に合わせであるので、それぞれの下
面と固定電極ブロックBの上面とは所定のギャップを有
して対向している。そして、枠部1に設けた切欠1a及
び切欠1b、lcが母材4の上面に設けた固定電極部5
の導電金属層5aからなる一端5b及び一対の固定接点
6,6の固定接点層6aにそれぞれ位置することになる
ハウジングCは、ベース7とケース8とからなる。
°ベース7は、金属製材料により、下面の周囲にフラン
ジ部7aを有する長方体に形成され、その上面の中央部
に固定電極ブロックBの母材4の板厚より浅い凹部7b
が設けられ、その凹部7bの短辺の両外側に、ガラスで
気密に絶縁された金属製の端子ピン7c及び7d、7e
、7fがそれぞれ貫通して設けられている。そして、凹
部7bに固定電極ブロックBを固定して静電リレー本体
をベース7に配設するとともに、第1図において一点鎖
線で示す如く、可動電極ブロックAの枠部1に設けた切
欠1a、 lb。
1cに位置する固定電極部5の一端5b、一対の固定接
点6,6及び枠部1の上面に位置する電圧印加用の金属
層1dをそれぞれ端子ピン7c、 7d、 7e、 7
fに結線される。
ケース8は、金属製材料により、開口部にフランジ部8
aを有する有底箱形に形成されており、そのフランジ部
8aをベース7のフランジ部7aに当接させてベース7
に配設される。そして、ベース7とケース8の気密封止
が、第5図に示すようにして行われる。
封止装置9は、換気口9a、9bを有して外郭9cが透
明なガラスにより形成されており、その中に上記の静電
リレーを入れる。
静電リレーにヘリウム等の不活性ガスを高気圧状態で気
密封止する場合は、換気口9aから内部の空気を排気さ
せて後、換気口9aを閉じ、換気口9bからヘリウム等
の不活性ガスを送り込んで内部を高気圧(大気圧よりも
高く、例えば2〜3気圧)に保持して換気口9bを閉し
る。この状態で、透明なガラス製の外郭9cを通してベ
ース7のフランジ部7aとケース8のフランジ部8aの
当接部にレーザ光9dを照射して静電リレーは気密封止
される。
静電リレーを真空状態で気密封止する場合は、換気口9
aから内部の空気を排気させて内部を真空(例えば10
−3mmHg以下)にした状態で、上記と同様にレーザ
光9dにより静電リレーを気密封止すればよい。
次に、動作を説明する。可動電極ブロックAの枠部1に
設けた電圧印加用の金属層1dと固定電極ブロックBに
設けた固定電極部5の一端5bの間に直流電圧(例えば
DC48V)を印加すると、可動電極部2と固定電極部
5の間にそれぞれ正負の電荷がチャージされ、両者間に
静電引力が働くことになる。この静電引力により、可動
電極部2が両腕片2b、2bを軸として板厚方向に角変
位するとともに、可動接点3の両回動片3a、3aが応
動し、コ字状に形成された可動接点層3bの先端部が一
対の固定接点6,6に当接し、その一対の固定接点66
間が導通する。いわゆるla接点の静電リレーが構成さ
れる。
かかる静電リレームこあっては、静電引力を確保するた
めに可動接点3と固定接点6,6の接点ギャップが極め
て微小なものとなっても、接点表面の活性化を防止する
ヘリウム等の不活性ガスを高気圧状態で気密封止するか
、または真空状態で気密封止したものとしているので、
その接点間の耐電圧を高くでき、また電流開閉時の放電
も小さく抑えることができる。
なお、接点材質を仕事関数の高い、例えばパラジウム等
を使用すれば、上記の効果がさらに発揮された静電リレ
ーを提供することができる。
〔発明の効果〕
本発明の静電リレーは、上記のように構成したから、静
電引力を確保するために可動接点と固定接点の接点ギャ
ップが極めて微小なものとなっても、静電リレー本体を
収容するハウジングが、接点表面の活性化を防止するヘ
リウム等の不活性ガスを高気圧状態で気密封止されるか
、または真空状態で気密封止されたものとしているので
、その接点間の耐電圧を高くでき、また電流開閉時の放
電も小さく抑えることができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す分解斜視図、第2図
は、同上の静電リレー本体を示す斜視図、第3図(a)
は、同上の枠部の断面図、第3図(b)は、同上の可動
電極部の断面図、第3図(c)は、同上の可動接点の断
面図、第4図(a)は、同上の固定電極部の断面図、第
4図(b)は、同上の固定接点の断面図、第5図は、同
上の封止装置を示す説明図である。 A−・・可動電極ブロック、 1−枠部、 2−可動電極部、 3−可動接点、 B −固定電極ブロック、 4−母材、 5−固定電極部、 6−固定接点、 C−−−ハウジング、 7−ヘース、 計−ケース。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)誘電体からなる可動電極部とその可動電極部に応
    動する可動接点とを有する可動電極ブロックと、可動電
    極部及び可動接点にそれぞれ対向する固定電極部及び固
    定接点とを有する固定電極ブロックと、可動電極ブロッ
    クと固定電極ブロックとを収容するハウジングと、を有
    してなり、可動電極部と固定電極部の間に印加した電圧
    によって発生する静電引力により可動電極部が動作して
    可動接点を固定接点に接離させる静電リレーにおいて、
    前記ハウジングが不活性ガスを高気圧状態で気密封止さ
    れてなることを特徴とする静電リレー。
  2. (2)請求項(1)記載の静電リレーにおいて、前記ハ
    ウジングが不活性ガスを高気圧状態で気密封止されるの
    に代えて真空状態で気密封止されてなることを特徴とす
    る静電リレー。
JP16711290A 1990-06-26 1990-06-26 静電リレー Pending JPH0458428A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16711290A JPH0458428A (ja) 1990-06-26 1990-06-26 静電リレー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16711290A JPH0458428A (ja) 1990-06-26 1990-06-26 静電リレー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0458428A true JPH0458428A (ja) 1992-02-25

Family

ID=15843659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16711290A Pending JPH0458428A (ja) 1990-06-26 1990-06-26 静電リレー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0458428A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62138361A (ja) * 1985-12-12 1987-06-22 株式会社神戸製鋼所 炭素材料よりなる高密度成形体の製造方法
US6034339A (en) * 1995-06-02 2000-03-07 Ld A/S Electrostatically controlled microswitch

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62138361A (ja) * 1985-12-12 1987-06-22 株式会社神戸製鋼所 炭素材料よりなる高密度成形体の製造方法
US6034339A (en) * 1995-06-02 2000-03-07 Ld A/S Electrostatically controlled microswitch

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920006746A (ko) 반도체용량식 가속도계
US4480162A (en) Electrical switch device with an integral semiconductor contact element
US6753487B2 (en) Static relay and communication device using static relay
US7463126B2 (en) Micro electromechanical switch and method of manufacturing the same
US4755706A (en) Piezoelectric relays in sealed enclosures
KR20030038387A (ko) 정전 액추에이터 및 해당 액추에이터를 이용한 정전마이크로 릴레이와 그 밖의 기기
JP2001176365A (ja) 圧力スイッチ
JPH0458428A (ja) 静電リレー
US4134088A (en) Miniature magnetic mercury-wetted relay construction
JP3681597B2 (ja) 感圧電流遮断機構を有する電池
IL38039A (en) A cell with a solid electrolyte and a packaging container for it
JP2000311572A (ja) 静電リレー
JPH0414725A (ja) 水銀スイッチ
JP2532487Y2 (ja) 静電リレー
JP2004071481A (ja) マイクロリレー及びその製造方法
JPH06111802A (ja) 正極ピン構造
JPH04370622A (ja) 静電リレー
JPH0229631Y2 (ja)
JPH04133225A (ja) 静電リレー
JP2892525B2 (ja) 静電リレー
JPH0448609Y2 (ja)
JPH05242788A (ja) 静電リレー
JPH03112032A (ja) 静電リレー
JPH0458429A (ja) 静電リレー
JPH0729540Y2 (ja) 封止接点装置