JPH045792B2 - - Google Patents

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JPH045792B2
JPH045792B2 JP58152966A JP15296683A JPH045792B2 JP H045792 B2 JPH045792 B2 JP H045792B2 JP 58152966 A JP58152966 A JP 58152966A JP 15296683 A JP15296683 A JP 15296683A JP H045792 B2 JPH045792 B2 JP H045792B2
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JP
Japan
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polyamine
water
fibers
derivative
aqueous solution
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JP58152966A
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JPS6045682A (ja
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Hiroshi Oogawara
Yukiro Kamata
Hidehiko Arai
Shoji Ogiwara
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Myoshi Oil and Fat Co Ltd
Original Assignee
Myoshi Oil and Fat Co Ltd
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Publication of JPH045792B2 publication Critical patent/JPH045792B2/ja
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は繊維、特に合成繊維に恒久性のある帯
電防止性、吸水吸湿性を付与せしめる繊維処理剤
に関するものである。 従来から水溶性ポリアミンを用いて繊維を処理
することにより恒久性のある帯電防止性を有する
繊維を得る方法が提案されており(特公昭48−
2440)、水溶性ポリアミンの製造方法として各種
ポリアミンとグリシジルエーテル基を持つたポリ
アルキレングリコール誘導体とを反応させる方法
が数多くあるが、これら水溶性ポリアミンは安定
性が悪く、そのままでは長期間保存することが出
来ないため、従来は水溶性ポリアミンを酸性にす
ることにより反応を停止させ、繊維を処理する際
に水溶液をアルカリ性、特に水溶液のPHを8以上
にして使用しない限り効果が得られない欠点を有
している。 又、水溶性ポリアミン水溶液のPHを7以下にし
て処理する方法も提案されているが、効果が十分
ではない。 そもそもポリアミンとグリシジルエーテルが完
全に反応し、樹脂化していない限り、恒久性のあ
る効果を有しているとは云えず、従来行われてい
る繊維上にて種々の条件下で樹脂化を行う方法は
現実には完全なる樹脂化が行われているとは云い
難く、従つて効果も十分なものとは云えない。 このような従来の方法の欠点を改善すべく検討
を行つた結果、ポリアミンの活性水素の一部にア
ルキルハライド、ジアルキル硫酸、アルキレンカ
ーボネートを反応して得られるポリアミン誘導体
と、分子中に少なくとも2ケのグリシジルエーテ
ル基を有する(A)ポリアルキレングリコール誘導
体、または(B)ヒマシ油、硬化ヒマシ油及びペンタ
エリスリトールより選ばれた少なくとも1種のエ
チレンオキサイド又はプロピレンオキサイド付加
物から得られる誘導体(以下このような(A)及び(B)
の誘導体を「ポリグリシジルエーテル誘導体」と
称する)とを反応させて得られる水溶性ポリアミ
ン樹脂水溶液を用いて繊維を処理し、、加熱して
水分を除去することにより、繊維表面に強靭な皮
膜を形成し、繊維に恒久性のある帯電防止性およ
び吸水吸湿性が付与できることを見出した。 即ち、本発明の繊維処理剤の処理工程において
初めアミノ基とエポキン基とは直鎖状に反応し、
次いで次第に網状に反応が発展しついには水不溶
性のゲルが生じるのであるが、アミノ基とエポキ
シ基の当量比及びポリグリシジルエーテル誘導体
の含有量等を調整することにより樹脂状物質(硬
化物質)が水溶性となることを見出したものであ
る。 本発明方法におけるポリアミン誘導体と、ポリ
グリシジルエーテル誘導体の反応は1段で行なう
ことも、また2段に分けて行なうことも出来る
が、好ましくは2段で反応する方法が良い。1段
で反応させる場合はポリアミン誘導体と、ポリグ
リシジルエーテル誘導体のモル比を1:0.5〜10、
好ましくは1:1〜5に混合し、約50〜90℃で反
応樹脂化させる。このモル比の選定はポリグリシ
ジルエーテル誘導体の含有量並びにポリアミン誘
導体の活性水素量により若干異なるが、ポリグリ
シジルエーテル誘導体の量が少ないと性能(帯電
防止、吸水吸湿効果)のすぐれたものが得にく
く、極端に少ないと樹脂硬化することが出来な
い。 2段で行なう場合には、先ずポリアミン誘導体
とポリグリシジルエーテル誘導体のモル比を1:
0.1〜0.9の割合で混合し、約80〜100℃で反応さ
せ、得られた生成物に、ポリグリシジルエーテル
誘導体をモル比1:1.5〜10好ましくは1:1〜
4の割合で混合し50〜90℃で反応樹脂化させる。
最も重要なことは前記の如く、ポリグリシジルエ
ーテル誘導体の含有量並びにポリアミン誘導体の
活性水素量、グリシジルエーテル基数を適当に調
整し樹脂硬化物質が水不溶性のゲルにならないよ
うにすることである。 これらの反応は無水の状態で行なつてもよいが
水又はアルコール、エチレングリコール等の有機
溶媒を使用しても良い。 好ましくは、水等を使用し反応をおだやかに行
つた方がコントロールしやすい。 更に好ましくはポリアミン誘導体中の1級アミ
ン含量が少ない方が良く、1級アミン含量が多い
と水不溶性ゲルを生じる可能性が大になり、本発
明の主旨と異なる結果を得る可能性がある。 このようにして得られる樹脂硬化物質を溶解す
るには水を適当量加え温度約70〜90℃にて均一に
なるまで攪拌すれば良い。必要に応じて(例えば
PH調整等)少量の酸を加えてもさしつかえない。 ポリアミン誘導体とポリアルキレングリコール
誘導体との水溶液(以下これを「ポリアミン水溶
液」と称する)の粘度等から実作業性を考えた場
合、その水溶液濃度は約10〜40重量%が好まし
い。 又、このポリアミン水溶液で、繊維を処理する
際の水溶液のPHは3〜11、好ましくは4〜8にて
処理すると良い。 PHが4未満では乾燥後のポリアミン樹脂皮膜が
弱く恒久性が若干不足する。又PHが8をこえると
処理繊維が着色する可能性がある。 本発明でいうポリアミン誘導体としては、ポリ
アミンの活性水素の一部にアルキルハライド、ジ
アルキル硫酸、アルキレンカーボネートを反応し
て得られるポリアミン誘導体が挙げられる。ポリ
アミンとアルキルハライド、ジアルキル硫酸、ア
ルキレンカーボネートとの反応比はモル比で、ポ
リアミン1モルに対しアルキルハライド、ジアル
キル硫酸、アルキレンカーボネート1モル以上
で、かつポリアミンの活性水素を2ケ以上残存す
るに相当する量が好ましい。 上記ポリアミンとしては、エチレンジアミン、
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミ
ン、テトラエチレンペンタミン等のポリエチレン
ポリアミン、ジプロピレントリアミン等のポリプ
ロピレンポリアミン、1.4−フエニルジアミン、
1.4ジアミノシクロヘキサン等の環状アミン、ア
ミノエチルエタノールアミン等のアルカノールア
ミン、エチレンイミンを重合して得られるポリエ
チレンポリイミン等が挙げられる。 アルキルハライドとしては、メチルクロライ
ド、エチルクロライド、ラウリルクロライド、ラ
ウリルブロマイド等が挙げられ、ジアルキル硫酸
としては、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸等が、ま
たアルキレンカーボネートとしては、エチレンカ
ーボネート、プロピレンカーボネート等が挙げら
れる。 またポリグリシジルエーテル誘導体としては、
2官能基のものとして一般式 (n:2〜50の整数、R:H又はCH3) この化合物の一般式で示される化合物の代表的
な例としては、ポリエチレングリコールジグリシ
ジルエーテル、ポリプロピレングリコールジグリ
シジルエーテル、及びポリエチレングリコール−
ポリプロピレングリコールジグリシジルエーテル
などである。 さらに3官能以上のものとしてはヒマシ油、硬
化ヒマシ油などのエチレンオキサイド、又はプロ
ピレンオキサイド付加物に、常法に従い、エピク
ロルヒドリンを付加した後、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等を用いて閉環して得られるトリ
グリシジルエーテル誘導体、ペンタエリスリトー
ルのエチレンオキサイド又はプロピレンオキサイ
ド付加物に上記と同様にエピクロルヒドリンを付
加した後、閉環して得られるテトラグリシジルエ
ーテル誘導体等が挙げられる。 本発明による水溶性ポリアミンは次のようなす
ぐれた性質を有している。 即ち、繊維をこの水溶性ポリアミンにて処理し
た場合、十分洗濯に耐える帯電防止効果、吸水吸
湿性効果を有する繊維を得ることができることで
あり、特に繊維を処理するに際し、PHを7以下の
水溶液として処理しても十分洗濯に耐える帯電防
止性、吸水吸湿性のある繊維を得ることができる
ことである。 この点はアルカリ性にて着色し易いアクリロニ
トリル系合成繊維に応用する場合には特に好まし
い性質である。 本発明の水溶性ポリアミン樹脂で処理すること
ができる繊維としてはアクリロニトリル系合成繊
維、ポリアミド系合成繊維、ポリエステル系合成
繊維、塩化ビニル系合成繊維、塩化ビニリデン系
合成繊維、ポリプロピレン系合成繊維、ポリウレ
タン系合成繊維、ポリビニルアルコール系合成繊
維などの各種合成繊維がある。又半合成繊維、再
成繊維および各種の天然繊維などにも同様に適用
することができる。 繊維を処理する場合にトウ又はステープル、紡
績糸、半製品、製品の各段階のうち目的に応じて
いずれの段階で処理を行つてもさしつかえない。 本発明の水溶性ポリアミン樹脂を用いて前記の
各種繊維を処理する方法は水溶性ポリアミン樹脂
の1〜200部、好ましくは4〜50部を1000部の水
に溶解し、PHを7以下に調製し、この水溶液中に
繊維を含浸するか、あるいはこの水溶液をシヤワ
ー状にして繊維にふりかけることにより処理する
など、その処理方法はいずれのものも使用出来
る。 この場合、勿論アルカリ性で処理してもよい。 次いで、このようにして水溶性ポリアミン樹脂
で処理した繊維を乾燥する。乾燥温度は30〜40℃
が好ましくこの乾燥により水溶性ポリアミンが洗
濯などによつても繊維より脱落しにくくなる。 本発明による水溶性ポリアミン樹脂で処理した
繊維はすぐれた帯電防止、吸水吸湿性を有すると
ともに柔軟性、肌ざわりもよく、これらの性質は
洗濯後も実質的に保持されている。 本発明による水溶性ポリアミン樹脂で繊維を処
理する際に風合いの改良、防錆性の付与などの目
的に応じて従来より知られた各種の油剤、平滑
剤、柔軟剤、防錆剤などを適宜併用してもさしつ
かえない。以下、実施例により本発明を詳細に説
明する。 実施例 1 テトラエチレンペンタミン1モルにジエチル硫
酸2モルを反応して得られるポリアミン誘導体
500部に分子量600のポリエチレングリコールのジ
グリシジルエーテル375部、純水1000部を加え、
70〜80℃にて反応を行い、4時間反応を続けた結
果、反応物は糸を引く状態になり、5時間の反応
で、ゴム状の樹脂となつた。 この樹脂に純水2500部を加え、70〜80℃にて均
一になるまで攪拌を続けた。得られたポリアミン
樹脂水溶液は黄色で粘稠な透明液であつた。これ
を分析した結果は、次の通り 水分89.8%(ケツト法)、PH(1wt%水溶液とし
て)7.4、エポキシ価(個/Kg)0.08、全アミン
価3.15、粘度(25℃B型粘度計)22上記の水溶液
に乳酸を加え、樹脂分濃度3%、PH6.0に希釈し
た水溶液とし、この水溶液に表面抵抗1012Ω以上
の抵抗値を持つアクリル系平織の織布を浸漬し、
マングルにて絞り率50%に絞つた。これを80℃で
1時間乾燥し、表面抵抗と吸水性を測定した。そ
の結果は次の通り。 表面抵抗(Ω)*1
吸水性(秒)*2 未処理布 1013
13 処理布 7×108
0.4 (※1) 表面抵抗の測定:温度25℃、湿度50%に
て電導度測定器(電波工業(株)製)による。 (※2) 吸水性:JIS L 1096 6.26.1(1)A法(滴
下法)により吸水速度(試験片上での水滴の湿
潤時間)を測定した。時間の短いほど吸水性が
良い。 実施例 2 ジエチレントリアミン1モルにエチレンカーボ
ネート2モルを130〜160℃で付加させた反応物
191部に、30モルのエチレンオキサイドを付加し
たヒマシ油のトリグリシジルエーテル誘導体2400
部、純水1460部を加え、80〜90℃で3時間反応し
てポリアミン樹脂を得た、さらに純水7300部を加
え、70〜80℃で約1時間撹拌し、均一なポリアミ
ン水溶液を得た。 この水溶性ポリアミンの5%水溶液でナイロン
布地(表面抵抗1×1014)を実施例1と同じ方法
で処理し70℃で乾燥した。この処理したナイロン
布地の性能を実施例1と同様の方法で測定し、そ
の結果を次に示す。 表面抵抗値(Ω) 吸水性(秒) 未処理布 1×1014 7〜8 処理布 2×107 0.5 実施例 3 平均分子量600のポリエチレンイミン1モルに
1モルのメチルクロライドを80〜90℃で付加して
得られたたポリエチレンイミン誘導体615部と分
子量400のポリエチレングリコールのジグリシジ
ルエーテル1004部を純水2400部に加え、80℃で4
時間反応して、40%濃度のポリアミン水溶液を得
た。 得られたポリアミン水溶液を1%水溶液に希釈
し、種々の布地を処理し80℃で1時間処理した後
(処理後)、さらに処理した布地を3回洗濯−すす
ぎを行つた後(洗濯3回後)、各種の性能を評価
した。その結果を表に示す。
【表】
【表】 8 7 5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ポリアミンの活性水素の一部にアルキルハラ
    イド、ジアルキル硫酸、アルキレンカーボネート
    より選ばれた少なくとも1種を反応して得られる
    ポリアミン誘導体と、分子中に少なくとも2ケの
    グリシジルエーテル基を有する(A)ポリアルキレン
    グリコール誘導体、または(B)ヒマシ油、硬化ヒマ
    シ油及びペンタエリスリトールより選ばれた少な
    くとも1種のエチレンオキサイド又はプロピレン
    オキサイド付加物から得られる誘導体とを反応さ
    せて得られる水溶性ポリアミン樹脂水溶液を用い
    て繊維を処理することを特徴とする繊維処理剤。
JP15296683A 1983-08-22 1983-08-22 繊維処理剤 Granted JPS6045682A (ja)

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JP15296683A JPS6045682A (ja) 1983-08-22 1983-08-22 繊維処理剤

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JPS6045682A JPS6045682A (ja) 1985-03-12
JPH045792B2 true JPH045792B2 (ja) 1992-02-03

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WO2010125465A1 (en) 2009-04-29 2010-11-04 Polytechnic Laboratory Of Research S.C.A.R.L. Fast food warmer module coupled to an equipment for automated sales

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