JPH0457785A - タンクの保温材取付構造 - Google Patents
タンクの保温材取付構造Info
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- JPH0457785A JPH0457785A JP2155530A JP15553090A JPH0457785A JP H0457785 A JPH0457785 A JP H0457785A JP 2155530 A JP2155530 A JP 2155530A JP 15553090 A JP15553090 A JP 15553090A JP H0457785 A JPH0457785 A JP H0457785A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はタンク内部に保温性を必要とするタンクの保温
材取付構造に関する。
材取付構造に関する。
従来タンクの保温材取付構造としては、例えばタンク本
体の外周壁にその円周方向及びその上下方向の一定間隔
で保温ラグ(例えば8段×44個/段)を溶接し、この
保温ラグにL字型の保温受リングをボルト・ナツトで取
付け、これらの保温受リングに保温材を取付け、更にそ
の上に保温カバーを取付ける、いわゆる固定方式が知ら
れている(特公昭59−9435号公報参照)。
体の外周壁にその円周方向及びその上下方向の一定間隔
で保温ラグ(例えば8段×44個/段)を溶接し、この
保温ラグにL字型の保温受リングをボルト・ナツトで取
付け、これらの保温受リングに保温材を取付け、更にそ
の上に保温カバーを取付ける、いわゆる固定方式が知ら
れている(特公昭59−9435号公報参照)。
ところで、この種のタンクは高温又は低温の気体あるい
は液体等の物質を受は入れるため、タンク本体の膨張、
収縮が頻繁に起こり材質に極度の内部応力が掛かる。ま
た、タンク本体内が一定の温度に保たれずに加熱状態や
急冷状態にさらされることもあり、例えばコークドラム
の運転に際しては、ドラム本体内が約24時間480〜
490℃の加熱状態にさらされ、その後4〜5時間でス
チーミング及び水冷によりlOO°C近辺まで急冷され
、デユーキング後、再び480〜490°Cの加熱状態
にさらされ、48時間サイクルで加熱状態と急冷状態と
を繰り返している。
は液体等の物質を受は入れるため、タンク本体の膨張、
収縮が頻繁に起こり材質に極度の内部応力が掛かる。ま
た、タンク本体内が一定の温度に保たれずに加熱状態や
急冷状態にさらされることもあり、例えばコークドラム
の運転に際しては、ドラム本体内が約24時間480〜
490℃の加熱状態にさらされ、その後4〜5時間でス
チーミング及び水冷によりlOO°C近辺まで急冷され
、デユーキング後、再び480〜490°Cの加熱状態
にさらされ、48時間サイクルで加熱状態と急冷状態と
を繰り返している。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記従来のように、加熱・急冷状態が繰
り返されるタンク本体に直接保温ラグを溶接する保温材
取付構造では、保温ラグのフィン効果(溶接により伝熱
面積が増えて放熱が増える)により局部的な温度勾配を
生じて隅肉溶接部に熱応力が集中し、かつ保温ラグ(ひ
いては保温材)自身が局部的にタンク本体の膨張、収縮
を拘束することになり、その取付溶接部において割れ発
生の危険性が大きく、特に加熱、急冷の温度勾配が激し
いタンク本体下半分に割れが多く発生し易いものであっ
た。更にタンク本体が膨張すると上部に伸びる結果、各
保温材間に隙間が生じ保温効果が低下するという欠点を
有していた。
り返されるタンク本体に直接保温ラグを溶接する保温材
取付構造では、保温ラグのフィン効果(溶接により伝熱
面積が増えて放熱が増える)により局部的な温度勾配を
生じて隅肉溶接部に熱応力が集中し、かつ保温ラグ(ひ
いては保温材)自身が局部的にタンク本体の膨張、収縮
を拘束することになり、その取付溶接部において割れ発
生の危険性が大きく、特に加熱、急冷の温度勾配が激し
いタンク本体下半分に割れが多く発生し易いものであっ
た。更にタンク本体が膨張すると上部に伸びる結果、各
保温材間に隙間が生じ保温効果が低下するという欠点を
有していた。
本発明は、このような従来のタンクの保温材取付構造に
鑑みてなされたものであり、保温ラグのフィン効果によ
る隅肉溶接部への熱応力の集中を防止し、かつ保温材が
タンク本体の膨張、収縮に拘束を与えず、その結果保温
ラグ溶接に伴う溶接部での割れ発生を防止し、かつタン
ク内部の保温性を長年に亘って十分に保持することがで
きるタンクの保温材取付構造を提供することを目的とす
る。
鑑みてなされたものであり、保温ラグのフィン効果によ
る隅肉溶接部への熱応力の集中を防止し、かつ保温材が
タンク本体の膨張、収縮に拘束を与えず、その結果保温
ラグ溶接に伴う溶接部での割れ発生を防止し、かつタン
ク内部の保温性を長年に亘って十分に保持することがで
きるタンクの保温材取付構造を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記技術的課題を解決するために、タンク本体
の外周壁の上部に円周方向に沿って保温ラグを所定間隔
毎に固定し、これらの保温ラグに連結垂下させた吊りロ
ッドに保温受リングを保持させ、更にこの保温受リング
に連結垂下させた吊りロッドに保温受リングを順次保持
させてタンク本体の外周壁に上下方向に沿って所定間隔
毎に保温受リングな吊下保持するようにし1、これら保
温受リングに保温材を取付けると共に、この保温材の表
面に保護部材を設けたことを特徴とするタンクの保温材
取付構造を手段としている。
の外周壁の上部に円周方向に沿って保温ラグを所定間隔
毎に固定し、これらの保温ラグに連結垂下させた吊りロ
ッドに保温受リングを保持させ、更にこの保温受リング
に連結垂下させた吊りロッドに保温受リングを順次保持
させてタンク本体の外周壁に上下方向に沿って所定間隔
毎に保温受リングな吊下保持するようにし1、これら保
温受リングに保温材を取付けると共に、この保温材の表
面に保護部材を設けたことを特徴とするタンクの保温材
取付構造を手段としている。
上述の手段によれば、保温ラグの溶接個所を従来の構造
に比べて極端に減少させ、かつタンク本体の上部から吊
りロッドを使用して保温材取付は用の保温受リングを吊
下げる釣鐘方式を採用することにより、保温ラグのフィ
ン効果による隅肉溶接部への熱応力の集中を防止し、か
つ保温材によるタンク本体の膨張、収縮に拘束を与える
ことがない。
に比べて極端に減少させ、かつタンク本体の上部から吊
りロッドを使用して保温材取付は用の保温受リングを吊
下げる釣鐘方式を採用することにより、保温ラグのフィ
ン効果による隅肉溶接部への熱応力の集中を防止し、か
つ保温材によるタンク本体の膨張、収縮に拘束を与える
ことがない。
(実施例)
以下本発明による実施例を、添付図面に基いて詳細に説
明する。
明する。
第1図乃至第5図は本発明に係る保温材取付構造の一実
施例を示したものである。この実施例において、加熱、
急冷の温度勾配が比較的板やかなタンク本体1の外周壁
の上部には円周方向に適宜間隔を有して保温ラグ2が溶
接される。そして、この保温ラグ2には吊りロッド3が
それぞれ連結垂下され、更に隣接する2本の吊りロッド
3,3を1組として、その間には断面略し字状の保温受
リング4が架は渡される。そして、この保温受リング4
の両端部には次の吊りロッド3が連結垂下され、更にこ
の吊りロッド3に近接する隣りの保温受リング4に連結
垂下された吊りロッド3との間に次の保温受リング4が
架は渡される。このようにして、以下順次これを繰り返
すことにより吊りロッド3を介して保温受リング4がタ
ンク本体1の外周壁の下部位置まで適宜の間隔で吊下保
持されることになる。
施例を示したものである。この実施例において、加熱、
急冷の温度勾配が比較的板やかなタンク本体1の外周壁
の上部には円周方向に適宜間隔を有して保温ラグ2が溶
接される。そして、この保温ラグ2には吊りロッド3が
それぞれ連結垂下され、更に隣接する2本の吊りロッド
3,3を1組として、その間には断面略し字状の保温受
リング4が架は渡される。そして、この保温受リング4
の両端部には次の吊りロッド3が連結垂下され、更にこ
の吊りロッド3に近接する隣りの保温受リング4に連結
垂下された吊りロッド3との間に次の保温受リング4が
架は渡される。このようにして、以下順次これを繰り返
すことにより吊りロッド3を介して保温受リング4がタ
ンク本体1の外周壁の下部位置まで適宜の間隔で吊下保
持されることになる。
なお、保温ラグ2と吊りロッド3との連結は例えばフッ
ク又はボルト・ナツトにより行なわれ、また吊りロッド
3と保温受リング4との連結は例えばボルト・ナツトで
行なわれる。また、各保温受リング4の架は渡し方法に
も特に限定はなく、隣接する吊りロッド3の間で架は渡
してあればよい。第3図及び第4図は、この吊下状態の
別異の例を示した模式図であり、第3図の場合には隣接
する二個の保温受リング4からそれぞれ連結垂下させた
吊りロッド3の間に次下段の保温受リング4を架は渡し
て順次同様にして吊下保持させたものであり、その上方
段と下方段との間で環を形成することにより、保温受リ
ング4の広がりを防止している。また、第4図の場合に
はタンク本体1の下端部まで届く吊りロッド3を保温ラ
グ2から垂らし、これに保温受リング4を所定間隔毎に
設置することにより、構造そのものを簡易化できる。要
するにいずれの吊下状態でも、タンク本体1の上部に溶
接固定された保温ラグ2から本体胴体側面の最下端部付
近まで保温受リング4が釣鐘方式で吊下げられていれば
よい。
ク又はボルト・ナツトにより行なわれ、また吊りロッド
3と保温受リング4との連結は例えばボルト・ナツトで
行なわれる。また、各保温受リング4の架は渡し方法に
も特に限定はなく、隣接する吊りロッド3の間で架は渡
してあればよい。第3図及び第4図は、この吊下状態の
別異の例を示した模式図であり、第3図の場合には隣接
する二個の保温受リング4からそれぞれ連結垂下させた
吊りロッド3の間に次下段の保温受リング4を架は渡し
て順次同様にして吊下保持させたものであり、その上方
段と下方段との間で環を形成することにより、保温受リ
ング4の広がりを防止している。また、第4図の場合に
はタンク本体1の下端部まで届く吊りロッド3を保温ラ
グ2から垂らし、これに保温受リング4を所定間隔毎に
設置することにより、構造そのものを簡易化できる。要
するにいずれの吊下状態でも、タンク本体1の上部に溶
接固定された保温ラグ2から本体胴体側面の最下端部付
近まで保温受リング4が釣鐘方式で吊下げられていれば
よい。
また、吊りロッド3で吊下げられた保温受リング4は最
下端部付近で保温受リング4相互をボルト接合すること
により保温受リング4が広がることが防止される。例え
ば前記コークドラムの場合には円周24個所に溶接にて
突設された保温ラグから、Φ16m/mの丸鋼(吊りロ
ッド)により保温受リング(12分分割側)が第3図の
模式図に示す吊下状態で14段吊下げられる。
下端部付近で保温受リング4相互をボルト接合すること
により保温受リング4が広がることが防止される。例え
ば前記コークドラムの場合には円周24個所に溶接にて
突設された保温ラグから、Φ16m/mの丸鋼(吊りロ
ッド)により保温受リング(12分分割側)が第3図の
模式図に示す吊下状態で14段吊下げられる。
この際−つの保温リングと隣接する保温受リングとの間
の距離は通常10mm程度である。
の距離は通常10mm程度である。
このようにして、タンク本体1の外周面に多数保温受リ
ング4を吊下保持した後、これに保温材5を取付ける。
ング4を吊下保持した後、これに保温材5を取付ける。
第2図および第5図は各保温受リング4に保温材5を取
付ける場合の一例を示した説明図であり、グラスウール
やロックウール又はセラミックファイバー等からなるパ
ネル状の保温材5を上下に位置する一対の保温受リング
4の間に配置する。そして、この保温材5の表面をカラ
ー鉄板等からなる保護部材6により被覆し、これを保温
受リング4に固定し、タンク本体1の外周壁全体を保護
部材6で覆う。なお、タンク本体1の上部では、前記保
温材5及び保護部材6は保温ラグ2と保温受リング4と
の間に取付けられる。また、タンク本体1の頂部と保温
ラグ2との間、及び下部スカート部での保温材及び外装
材の取付方法については特に限定するものではなく、通
常の方法及び材料で施工すればよい。
付ける場合の一例を示した説明図であり、グラスウール
やロックウール又はセラミックファイバー等からなるパ
ネル状の保温材5を上下に位置する一対の保温受リング
4の間に配置する。そして、この保温材5の表面をカラ
ー鉄板等からなる保護部材6により被覆し、これを保温
受リング4に固定し、タンク本体1の外周壁全体を保護
部材6で覆う。なお、タンク本体1の上部では、前記保
温材5及び保護部材6は保温ラグ2と保温受リング4と
の間に取付けられる。また、タンク本体1の頂部と保温
ラグ2との間、及び下部スカート部での保温材及び外装
材の取付方法については特に限定するものではなく、通
常の方法及び材料で施工すればよい。
また、本発明の保温材取付構造においては、タンク本体
1に設けられている溶接線7を監視する目的で、保温材
5および保護部材6の一部を、脱着容易な保温パネルと
することもできる。この保温パネルは、例えば保温材5
と保護部材6を一体化したもので構成され、溶接線7に
沿ってタンク本体lの外周壁に配設される。
1に設けられている溶接線7を監視する目的で、保温材
5および保護部材6の一部を、脱着容易な保温パネルと
することもできる。この保温パネルは、例えば保温材5
と保護部材6を一体化したもので構成され、溶接線7に
沿ってタンク本体lの外周壁に配設される。
本発明のタンク保温材取付構造は、タンク内部に保温性
を必要とする種々の物質、即ち高温又は低温の気体ある
いは液体等の物質を入れる場合にも、また、コークドラ
ムのようにタンク本体内が一定の温度に保たれずに加熱
状態や急冷状態にさらされる場合にも適用できる。
を必要とする種々の物質、即ち高温又は低温の気体ある
いは液体等の物質を入れる場合にも、また、コークドラ
ムのようにタンク本体内が一定の温度に保たれずに加熱
状態や急冷状態にさらされる場合にも適用できる。
以上説明したように、本発明に係るタンクの保温材取付
構造によれば、保温ラグの溶接をタンク本体の上部のみ
とし、この保温ラグに吊りロッドと保温材取付用の保温
受リングとを順次吊下げるようにしたから、保温ラグの
フィン効果による熱ロスを減少させて隅肉溶接部への熱
応力の集中を防止することができた。しかも保温材がタ
ンク本体の膨張、収縮に拘束を与えないため、保温ラグ
の溶接部での割れ発生が防止され、かつタンク内部の保
温性を長年に亘って十分に保持することができる。
構造によれば、保温ラグの溶接をタンク本体の上部のみ
とし、この保温ラグに吊りロッドと保温材取付用の保温
受リングとを順次吊下げるようにしたから、保温ラグの
フィン効果による熱ロスを減少させて隅肉溶接部への熱
応力の集中を防止することができた。しかも保温材がタ
ンク本体の膨張、収縮に拘束を与えないため、保温ラグ
の溶接部での割れ発生が防止され、かつタンク内部の保
温性を長年に亘って十分に保持することができる。
また、従来の保温タンクでは、タンク本体が膨張すると
き約120m/m上部に伸びる結果、各保温材間に隙間
が生じ、保温効率が低下するという欠点がみられたが、
本発明のタンクの保温材取付構造では、この隙間の発生
がなく、従って保温効率の低下もみられない。
き約120m/m上部に伸びる結果、各保温材間に隙間
が生じ、保温効率が低下するという欠点がみられたが、
本発明のタンクの保温材取付構造では、この隙間の発生
がなく、従って保温効率の低下もみられない。
第1図は本発明の保温材取付構造において保温材及び外
装材を取付ける前のタンク本体の正面図、第2図は吊り
ロッドによる保温受リングの吊下状態の一例を示す斜視
説明図、第3図及び第4図は吊りロッドによる保温受リ
ングの吊下状態の別異の例を示す模式図、第5図は保温
材と保護部材の取付は状態を示す第2図中V−V線断面
相当図である。 1・・・タンク本体 2・・・保温ラグ 3・・・吊りロッド 4・・・保温受リング 5・・・保温材 6・・・カラー鉄板(保護部材)
装材を取付ける前のタンク本体の正面図、第2図は吊り
ロッドによる保温受リングの吊下状態の一例を示す斜視
説明図、第3図及び第4図は吊りロッドによる保温受リ
ングの吊下状態の別異の例を示す模式図、第5図は保温
材と保護部材の取付は状態を示す第2図中V−V線断面
相当図である。 1・・・タンク本体 2・・・保温ラグ 3・・・吊りロッド 4・・・保温受リング 5・・・保温材 6・・・カラー鉄板(保護部材)
Claims (2)
- (1)タンク本体1の外周壁の上部に円周方向に沿って
保温ラグ2を所定間隔毎に固定し、これらの保温ラグ2
に連結垂下させた吊りロッド3に保温受リング4を保持
させ、更にこの保温受リング4に連結垂下させた吊りロ
ッド3に保温受リング4を順次保持させてタンク本体1
の外周壁に上下方向に沿って所定間隔毎に保温受リング
4を吊下保持するようにし、これら保温受リング4に保
温材5を取付けると共に、この保温材5の表面に保護部
材6を設けたことを特徴とするタンクの保温材取付構造
。 - (2)隣接する2個の保温受リング4から、それぞれ連
結垂下させた吊りロッド3で次下段の保温受リング4を
保持させ、順次同様にして吊下保持し、上方段と下方段
との間で吊りロッド3と保温受リング4とによる環を形
成したことを特徴とする請求項1記載のタンクの保温材
取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2155530A JPH0457785A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | タンクの保温材取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2155530A JPH0457785A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | タンクの保温材取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0457785A true JPH0457785A (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=15608088
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2155530A Pending JPH0457785A (ja) | 1990-06-15 | 1990-06-15 | タンクの保温材取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0457785A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002511892A (ja) * | 1996-07-10 | 2002-04-16 | シトゴ・ペトロリウム・コーポレーション | 遅延コーカードラムの設計及び製造方法 |
JP2003103161A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Nippon Shokubai Co Ltd | 低熱伝導性材料が付設されている精製装置 |
KR101291175B1 (ko) * | 2011-07-07 | 2013-07-31 | 삼성중공업 주식회사 | 가스 저장용 단열 화물창 |
CN107826538A (zh) * | 2017-11-26 | 2018-03-23 | 江西原石科技有限公司 | 一种水性环氧树脂固化剂生产用的丙酮回收罐 |
-
1990
- 1990-06-15 JP JP2155530A patent/JPH0457785A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002511892A (ja) * | 1996-07-10 | 2002-04-16 | シトゴ・ペトロリウム・コーポレーション | 遅延コーカードラムの設計及び製造方法 |
JP2003103161A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-08 | Nippon Shokubai Co Ltd | 低熱伝導性材料が付設されている精製装置 |
KR101291175B1 (ko) * | 2011-07-07 | 2013-07-31 | 삼성중공업 주식회사 | 가스 저장용 단열 화물창 |
CN107826538A (zh) * | 2017-11-26 | 2018-03-23 | 江西原石科技有限公司 | 一种水性环氧树脂固化剂生产用的丙酮回收罐 |
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