JPH0457625A - ワイヤ放電加工機のアース構造 - Google Patents

ワイヤ放電加工機のアース構造

Info

Publication number
JPH0457625A
JPH0457625A JP16289490A JP16289490A JPH0457625A JP H0457625 A JPH0457625 A JP H0457625A JP 16289490 A JP16289490 A JP 16289490A JP 16289490 A JP16289490 A JP 16289490A JP H0457625 A JPH0457625 A JP H0457625A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grounding
lower guide
wire
electric discharge
ground
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16289490A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Asao
利之 浅生
Shinji Yoda
慎司 依田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fanuc Corp filed Critical Fanuc Corp
Priority to JP16289490A priority Critical patent/JPH0457625A/ja
Publication of JPH0457625A publication Critical patent/JPH0457625A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、ワイヤ放電加工機における下ガイド部分の
アース構造に関する。
従来技術 ワイヤ放電加工機において、加工用電源装置からのパル
ス電力によるワイヤとワーク間のアーク放電を良好に維
持するには、設定されたパルス電圧を確保する確実な接
地電位の設立が必要である。
接地電位が不安定、不確実であると、加工溝にワークの
加工環が多く付着し、加工面の仕上げが低下したり、ワ
イヤが加工溝を元に戻る作動のリトレース時に引っ掛か
りを生じることがある。また、接地電位が充分に得られ
ていないと加工速度の低下が見られる。
このため、第2図のように上ガイド1を取付けたガイド
取り付は金具1′の部分、下ガイド2の部分からそれぞ
れ3本のアース線3,4を引き出し、上ガイド1部分か
らのアース線3をワーク置台5に、また、下ガイド2部
分からのアース線4をテーブル6に接続している。
アース線3は加工電源装置(図示していない)からの同
軸線7において、上ガイド2の電極ピン8にパルス電力
を供給する電極ケーブル9を被覆したアース被覆10と
接続され、アース線4は同様に前記加工用電源装置から
の同軸線11のアース被覆と接続されている。なお、同
軸線11は下アーム12のカバー内部を通過して下ガイ
ド2に案内され、図示していないがその電極ケーブルは
下ガイド2の電極ピンに接続されている。
符号13はUV駆動装置部分、符号14はワイヤである
上ガイド1、下ガイド2の部分において、電位的に電極
ケーブル9側の電極ピン8、ワイヤ14に対し、これら
を取付けるアース被覆10側の部分は電気的に絶縁され
ている。
そして、前記のアース線3,4により、加工時、ワーク
置台5に固定されるワークはワイヤ14に対しほぼ安定
した接地電位となるのであるが、テーブル6の移動に対
処するためにアース線3,4が長く、また、充分な接地
電位を得るために複数本を要している。
このため、安定した接地電位を得るための能率が悪く、
また、特に、下ガイド2に関するアース線4は、テーブ
ル6が移動するときに引きずられるので、ワーク置台5
をテーブル6に固定しているボルト15に引っ掛かって
切断されてしまったり、テーブル6に落下した中子(加
工により切り落とされたピース)の除去に邪魔となる場
合がある。
ボルト15とアース線4との引っ掛かりを減少するため
にボルト15にキャップを被せるなどしているが断線の
危険を完全に払拭することはできない。
テーブル6が石盤である場合は、第3図のように下ガイ
ド2部分のアース線4がテーブル面に配置された銅板1
6に接続される。銅板16はワーク置台5の脚部分とそ
れぞれ接続され、また、端がテーブル6下部の導電部分
17と接続されて接地電位とされている。
この場合においても、下ガイド2の部分において前記と
同様な問題が生じる。
発明が解決しようとする課題 この発明は、特に下ガイド2の部分における接地(アー
ス)のための構造を簡素にし、また、断線の恐れがない
ワイヤ放電加工機のアース構造の提供を課題とする。
課題を解決するための手段 下ガイドに、接地用摺動体を設ける。
該摺動体は、テーブルの接地電位面に弾力的に圧接され
て移動できる構造とする。
作用 接地用摺動体は、下ガイド2の接地側部分をテーブル6
の接地電位面に接続して前記の部分をテーブル、ワーク
と同じ接地電位とする。
実施例 第3図は本発明による実施例で、下アーム12の部分を
示している。図に現われていない上ガイド1の部分に関
する接地の構造は従来の場合と同様である。
下アーム1−2は先端部に下ガイド2を備え、これに図
示していない加工用電源装置からの同軸線11がカバー
内部を貫通して配設され、その先端はいったんカバーに
固定された後、電極ケーブル18とアース被覆19に分
離されて、電極ケーブル18は下ガイド2内部の電極ピ
ン20に接続され、アース被覆19は接地用摺動体21
に接続されている。
接地摺動体21は、筒状の基体22を下ガイド2の接地
側部分の下面にビス止めして固定され、これに筒状の可
動体23が抜き差し自在に嵌合された構造で、内部にス
プリング24が配置され、全体の長さが伸縮自在とされ
ている。
基体22、可動体23およびスプリング24は銅などの
良好な導電体で形成され、可動体22の下面は半球状の
摺接面となっている。基体22と可動体23は内部で柔
軟な幅広のアース線25により接続されている。
テーブル6の面上には良好な接地電位部分を確保するた
めに銅板16が配置され、一端がテーブル6と共に移動
するさらに良好な接地部分に、また、他端がワーク置台
5の脚部分に接続されている。
銅板16はテーブル6の面上で下ガイド2の部分が移動
する範囲を収め得る面積を有している。
符号26はワークである。
符号27はノツチで、基体22の外周部に設けられ、基
体22に嵌合した可動体23を必要に応じて上方へ上げ
た位置で一時的に固定できるようにされている。
接地用摺動体21は下ガイド2の下部に取り付けられた
段階で、スプリング24が若干の圧縮状態にあり、した
がって、この指動体21は銅板16の面上に軽く圧接さ
れている。そして、ワイヤ放電加工の過程において、テ
ーブル6が移動されると接地用摺動体21は銅板16と
良好な接触状態を維持してその面上を相対的に移動し、
下ガイド2部分の安定した接地電位が確保される。
したがって、下ガイド2部分からテーブル6へ長いアー
ス線4を引き回すこ必要はなく、接地電位を確保するた
めの構造が簡素になる。また、断線などの心配は生じな
い。
以上は実施例である。
接地摺動体21の構造は、弾力的に圧接して移動するも
のであればよく、板ばね状のもの、ブラシ形態のものも
使用できる。
基体22におけるノツチ27の有無は任意である。しか
し、基体22に対し、可動体23を上方で一時固定でき
るようにしておくと加ニブログラムのテスト運転(描画
)時に支障が少ない。
銅板16はテーブル6が石盤の場合は必須であるが、ス
テンレスの場合は使用しない場合もある。
この場合、テーブル6の上面自体が接地電位面である。
しかし、確実な接地電位を安定して得るためには銅板1
6を設けることが好ましい。
発明の効果 ワイヤ放電加工に際し、確実で安定な接地電位を簡素な
構造で得ることができ、中子除去の邪魔になるようなこ
とがない。
接地電位の確保に関し、断線の恐れがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部を断面にして示す要部の正面図、第2図は
従来例の斜視図(一部を90’転回しである)、第3図
は他の従来例の斜視図である。 1・・・上ガイド、2・・・下ガイド、11・・・同軸
線、12・・・下アーム、14・・・ワイヤ、16・・
・固定ボルト、18・・・電極ケーブル、19・・・ア
ース被覆、21・・・接地用摺動体。 第 ]

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下ガイドに、テーブルの接地電位面に弾力的に圧接され
    て移動する接地用摺動体が設けられてワークとワイヤ間
    の放電電圧が維持されていることを特徴としたワイヤ放
    電加工機のアース構造。
JP16289490A 1990-06-22 1990-06-22 ワイヤ放電加工機のアース構造 Pending JPH0457625A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16289490A JPH0457625A (ja) 1990-06-22 1990-06-22 ワイヤ放電加工機のアース構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16289490A JPH0457625A (ja) 1990-06-22 1990-06-22 ワイヤ放電加工機のアース構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0457625A true JPH0457625A (ja) 1992-02-25

Family

ID=15763269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16289490A Pending JPH0457625A (ja) 1990-06-22 1990-06-22 ワイヤ放電加工機のアース構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0457625A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003063234A1 (fr) * 2002-01-23 2003-07-31 Tokyo Electron Limited Dispositif supprimant l'electricite statique d'une table et appareil d'essai
JP2011255440A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Mitsubishi Electric Corp ワイヤ放電加工装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003063234A1 (fr) * 2002-01-23 2003-07-31 Tokyo Electron Limited Dispositif supprimant l'electricite statique d'une table et appareil d'essai
KR100745861B1 (ko) * 2002-01-23 2007-08-02 동경 엘렉트론 주식회사 재치대의 정전기 제거 기구 및 검사 장치
US7336471B2 (en) 2002-01-23 2008-02-26 Tokyo Electron Limited Charge eliminating mechanism for stage and testing apparatus
JP2011255440A (ja) * 2010-06-07 2011-12-22 Mitsubishi Electric Corp ワイヤ放電加工装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE68903054D1 (de) Elektrodendraht fuer schneiddrahterosionsmaschine.
JPH0457625A (ja) ワイヤ放電加工機のアース構造
SE8802839L (sv) Elektriskt kontaktblock
US3299390A (en) Electrical connector with grounding terminal
FR2584538B1 (fr) Agencement de connexion auto-denudant encastre pour appareillage electrique et outil de connexion pour un tel agencement
US2104198A (en) Magnifying and illuminating device
AU6766190A (en) Pacemaker probe with auxiliary stimulation pole
US4239952A (en) Electrode wire EDM apparatus
FR2656165B3 (fr) Outil pour decrocher un connecteur electrique.
US4214143A (en) Conductor connector in flash welding apparatus
CN109728462A (zh) 连接器
US2191011A (en) Iron cord connection
JPH0239205Y2 (ja)
US2558083A (en) Controller handle for electrode holders
FR2338590A1 (fr) Outil a main pour le montage de connecteurs electriques
DE69107567D1 (de) Elektrische Kabelführung in einem schwenkbaren Roboterarm.
JP2561718B2 (ja) 電流接触子
IL93811A0 (en) Machine for performing work operations on workpieces,particularly for crimping terminals on electrical wires
JPH0333025U (ja)
KR920003139Y1 (ko) 전선권취기의 전원 접속장치
JPS5812137Y2 (ja) 電気機器の試験装置
JPS6034464Y2 (ja) インダイレクト容接用の導通電極
JPH037085Y2 (ja)
KR200234578Y1 (ko) 분체 도장 처리를 위한 브레지어 와이어 고정장치
ES8103217A1 (es) Caja de mando para un accionamiento de posicionado para ma- quinas de coser industriales