JPH045700A - 音声復号化装置及び音声符号化・復号化装置 - Google Patents

音声復号化装置及び音声符号化・復号化装置

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JPH045700A
JPH045700A JP2108484A JP10848490A JPH045700A JP H045700 A JPH045700 A JP H045700A JP 2108484 A JP2108484 A JP 2108484A JP 10848490 A JP10848490 A JP 10848490A JP H045700 A JPH045700 A JP H045700A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は音声符号化・復号化装置に係り、特に音声信
号を一定時間(例えば20m5)の分析フレームごとに
スペクトル包絡情報を表わすパラメータと音源情報に分
離してディジタル伝送あるいはディジタル記録するに好
適な音声符号化・復号化装置に関する。
[従来の技術] 一般に、スペクトル包絡を表わすパラメータとして線形
予測係数やLSP等のLPC分析に基づくパラメータを
用いる場合は、LPC分析での極のバンド幅の過小推定
、パラメータの量子化誤差および伝送誤り等により、復
号音声の振幅が入力音声に比べて異常に大きくなったり
、スペクトル歪が大きくなるという問題がある。
従来から、LPG分析時の極のバンド幅の過小推定の影
響を軽減する方法として、文献rPARCO分析時にお
けるスペクトル平滑化ウィンドの検討」 (東金、板金
、橋本 共著、日本音響学会研究発表会講演論文集、P
393〜394.1977年4月刊)に示されているラ
グ窓処理が知られている。一方、スペクトルパラメータ
としてLSPを用いる場合に量子化誤差と伝送誤りの影
響を軽減する方法としては、文献rLSP分析合成系に
おける量子化法と伝送路雑音の影響」 (管材、ナリマ
ン 共著、電子情報通信学会技術研究報告編、5P87
〜122.1988年2月刊)に示されているLSPパ
ラメータの順序関係を利用した量子化方法およびLSP
の順序関係と良好な補間特性を利用した伝送誤り補正方
法が知られている。
第2図は上記各文献に記載された音声信号の符号化なら
びに復号化とラグ窓処理を組み合わせた従来の音声符号
化・復号化装置のブロック図である。図において、(1
)は入力された入力音声信号(3)を符号化して符号化
音源情報(13)並びに符号化音源情報(13)の符号
化に関連するLSP情報を含む符号化LSP情報(7)
を送出する符号化部、(2)は前記符号化音源情報(1
3)を符号化LSP情報(7)に基づいて復号化して復
号音声信号(19)を出力する復号化部、(4)は符号
化部(1)において入力音声信号(3)の分析フレーム
毎に自己相関を分析して自己相関係数を出力する自己相
関分析手段、(20)は自己相関分析手段(4)からの
自己相関係数出力にラグ窓処理を加え補正自己相関係数
を算出するラグ窓手段、(5)はラグ窓手段(20)か
らの補正自己相関係数出力に対してLSP分析を実施し
てLSPパラメータに変換するLSP分析手段、(6)
はLSP分析手段(5)のLSPパラメータ出力から分
析結果の符号化を行ない符号化LSP情報(7)を出力
するLSP符号化手段、(21)はLSP符号化手段(
6)における符号化後のLSPパラメータの次元間の順
序関係が満足されているか否かの判定を行なう次元間比
較手段、(8)は符号化LSP情報(7)を復号化して
復号化LSPパラメータに変換するためのLSP復号化
手段、(11)は符号化部(1)においてLSP復号化
手段(8)からの復号化LSPパラメータを用いて入力
音声信号(3)を逆フィルタリングして音源信号を出力
するLSP逆フィルタ手段、(12)はLSP逆フィル
タ手段(11)からの音源信号の符号化を行ない符号化
音源情報(13)を出力する音源符号化手段、(17)
は復号化部(2)において符号化部(1)からの符号化
音源情報(13)を復号化する音源復号化手段、(14
)は復号化部(2)において符号化部(1)からの符号
化LSP情報(7)を復号化するLSP復号化手段、(
22)は復号化されたLSPパラメータの次元間の順序
関係に逆転が起こっていないか判定する次元間比較手段
、(23)は次元間比較手段(22)における判定結果
に基づいて次元間の順序関係か逆転している場合にLS
Pを前後のフレーム間で補間するLSP補間手段、(1
8)はLSP復号化手段(14)からLSP補間手段(
23)を通じて得られたLSPパラメータと音源復号化
手段(17)からの音源信号を用いて復号音声信号(1
つ)を生成出力するLSP合成フィルタである。
以上のような構成において、次にその動作を説明する。
先ず、符号化部(1)において自己相関分析手段(4)
は分析フレーム毎に入力音声信号(3)の自己相関分析
を行ない、自己相関係数r (k)を算出する。ここで
、k−0〜Mであり、Mは分析次数である。ラグ窓手段
(20)は自己相関分析手段(4)で得られたr (k
)にラグ窓間aw(k)を乗することにより補正自己相
関係数「W(k)を算出する。ちなみに、 である。但し、nはラグ窓の効果の強さを決める定数で
ある。また、 rw (k)−r (k)Xw (k)       
(2)である。但し、k−0〜Mである。LSP分析手
段(5)は補正自己相関係数rw(k)をLSPパラメ
ータω(k)に変換する。但し、k=1〜Mである。L
SP符号化手段(6)は次元間比較手段(21)を用い
て符号化後のLSPパラメータが 0くω(1)くω(2)・く・・・くω(M)(3)の
次元間の順序関係を満足することを確認しつつその条件
下で量子化歪か最小になるように符号化を行ない、1ω
(k)で表わされる符号化LSP情報(7)を算出し出
力する。ちなみに、k−1〜Mである。このようにして
得られた符号化LSP情報(7)は復号化部(2)に送
出されると共に符号化部(1)においてはLSP復号化
手段(8)に与えられる。
LSP復号化手段(8)はLSP符号化手段(6)から
の符号化LSP情報(7)を復号化して復号化LSPパ
ラメータω′ (k)に変換する。
但し、k−1〜Mである。LSP逆フィルタ手段(11
)は復号化LSPパラメータを用いて入力音声信号(3
)を逆フィルタリングして音源信号を発生する。音源符
号化手段(12)はこの音源信号を符号化して復号化部
(2)に送出する。
一方、復号化部(2)においてLSP復号化手段(14
)は符号化LSP情報(7)を復号化して復号化LSP
パラメータを算出し、次元間比較手段(22)およびL
SP補間手段(23)に出力する。LSP補間手段(2
3)は次元間比較手段(22)において復号化LSPパ
ラメータの次元間の順序関係に逆転が起こっていないと
判断された時には復号化LSPパラメータをそのままL
SP合成フィルタ(18)に出力し、逆転か起こってい
ると判断された場合には逆転しているどちらかの次元の
LSPパラメータが誤っていると判断して、両方の次元
の復号化LSPパラメータを前後のフレームの値で補間
したり、前フレームの値に置換したりして補正を行なう
。そして、補正された復号化LSPパラメータをLSP
合成フィルタ(18)に出力する。音源復号化手段(1
7)は符号化部(1)からの符号化音源情報(13)を
復号化して得られた音源信号をLSP合成フィルタ(1
8)に出力する。LSP合成フィルタ(18)は入力さ
れた復号化LSPパラメータと音源信号を用いて復号音
声信号(19)を生成し出力する。
[発明が解決しようとする課題] 従来の音声符号化・復号化装置は以上のように構成され
ており、符号化部では自己相関係数に対してラグ窓を乗
することで分析時の極のバンド幅の過小推定による影響
を軽減し、合成フィルタの安定条件を与えるLSPパラ
メータの順序関係を利用して符号化部で順序関係を満た
すように量子化することで量子化誤差の影響を軽減し、
復号化部では復号化結果が順序関係を満たさない場合に
伝送誤りと判断して補正を行なうようにすることで伝送
誤りの影響を軽減するようにしているが、極のバンド幅
が本来狭いためにバンド幅の過小推定が強い場合には定
数nを変化させてラグ窓の効果を強くしないと過小推定
の影響を十分に除去できず、この時には他の極のバンド
幅も必要以上に広がってしまうため、結果的に不明瞭な
合成音を出力してしまうという、解決すべき大きな課題
かある。また、量子化誤差の影響についてはLSPパラ
メータの次元間の順序関係を満足するようにすることで
極端な合成音振幅の増大は除去できるが、順序の逆転は
起こらないまでも2つの次元間の距離が近付きすぎた場
合には、合成音の振幅が入力音声と比べてかなり増加し
、フレーム間での不自然なパワー変動が発生するという
別の、問題かあり、更に伝送誤りによって2つの次元間
の距離が近付きすぎた場合にも同様の解決すべき課題か
ある。
この発明の目的は上記従来技術の課題を解決して、非常
に簡単な構成において分析時の極のバンド幅の過小推定
、分析演算誤差、量子化誤差、伝送誤り等に起因する合
成音振幅の変動を防止して安定した合成音の出力を得る
ことを可能とした音声符号化・復号化装置を得ることに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この発明は、入力された音
声信号の自己相関を分析してスペクトル包絡情報を表わ
すLSPパラメータに変換しこれを符号化して送出する
LSP情報発生手段と、前記LSPパラメータを復号化
し隣接する次元の2つのLSPパラメータ間の距離を算
出する第1の次元間距離算出手段と、前記第1の次元間
距離算出手段によるLSPパラメータ間の算出距離が予
め定められた閾値を超える場合に前記2つのLSPパラ
メータ間の距離を前記閾値に応じて補正して補正LSP
パラメータを発生するLSPパラメタ補正手段と、前記
音声信号を前記補正LSPパラメータに基づいて逆フィ
ルタリングして音源情報を得てこれを符号化して符号化
音源情報を送出する音源情報発生手段と、前記LSP情
報発生手段からの符号化されたLSPパラメータを復号
化して復号化LSPパラメータを発生するLSP復号化
手段と、前記復号化LSPパラメータの隣接する次元間
の距離を算出する第2の次元間距離算出手段と、前記次
元間距離算出手段による復号化LSPパラメータ間の算
出距離が予め定められた閾値を超える場合に前記2つの
復号化LSPパラメータ間の距離を前記閾値に応じて補
正して補正復号化LSPパラメータを発生する復号化L
SPパラメータ補正手段と、前記符号化音源情報を復号
化して得られる音源信号と前記補正復号化LSPパラメ
ータに基づいて復号音声信号を得てこれを出力送出する
復号音声信号発生手段を備える音声符号化・復号化装置
を提供するものである。
[作用] 上記手段において、この発明の音声符号化・復号化装置
は、LSP情報発生手段により音声信号の自己相関を分
析してスペクトル包絡情報を表わすLSPパラメータに
変換しこれを符号化して送出し、第1の次元間距離算出
手段により前記LSPパラメータから隣接する次元の2
つのLSPパラメータ間の距離を算出し、この算出距離
が予め定められた閾値を超える場合にLSPパラメータ
補正手段により前記2つのLSPパラメータ間の距離を
前記閾値に応じて補正して補正LSPパラメータを発生
させ、音源情報発生手段により前記音声信号を前記補正
LSPパラメータに基づいて逆フィルタリングして符号
化音源情報を送出することで音声の符号化を行ない、次
にLSP復号化手段において前記LSP情報発生手段か
らのLSPパラメータを復号化して復号化LSPパラメ
ータを発生させ、第2の次元間距離算出手段により前記
復号化LSPパラメータの次元間距離を算出し、この算
出距離が予め定められた閾値を超える場合に復号化LS
Pパラメータ補正手段により前記2つの復号化LSPパ
ラメータ間の距離を前記閾値に応じて補正して補正復号
化LSPパラメータを発生させ、復号音声信号発生手段
において前記符号化音源情報を復号化して得られる音源
信号と前記補正復号化LSPパラメータに基づいて復号
音声信号を送出することにより音声の復号化を行なって
いる。
[実施例] 以下、図面を参照しながらこの発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明の一実施例に係る音声符号化・復号化
装置のブロック図である。図において、自己相関分析手
段(4)は符号化部(1)において入力音声信号(3)
の分析フレーム毎に自己相関を分析して自己相関係数を
出力し、LSP分析手段(5)はこの自己相関係数出力
に対してLSP分析を実施してLSPパラメータに変換
し、Lsp符号化手段(6)はLSP分析手段(5)の
LSPパラメータ出力から分析結果の符号化を行ない符
号化LSP情報(7)を出力する。そしてLSP符号化
手段(6)からの符号化LSP情報(7)を受けたLS
P復号化手段(8)はLSP復号化を行ない復号化LS
Pパラメータを出力する。これに対して、(9)はLS
P復号化手段(8)の出力から次元間の距離を算出する
次元間距離算出手段、(10)は次元間距離算出手段(
9)で算出された次元間距離に基づいてLSP復号化手
段(8)からの復号化LSPパラメータに補正を与えて
補正復号化LSPパラメータを出力するLSP補正手段
である。これに対して、LSP逆フィルタ手段(11)
は符号化部(1)においてLSP補正手段(10)から
の補正復号化LSPパラメータを用いて入力音声信号(
3)を逆フィルタリングして音源信号を出力する。一方
、復号化部(2)においてLSP復号化手段(14)は
符号化部(1)からの符号化LSP情報(7)を復号化
して復号化LSPパラメータを出力するか、(15)は
復号化されたLSPパラメータの次元間の距離を算出す
る次元間距離算出手段(15)、(16)は次元間距離
算出手段(15)で算出された次元間距離に基づいてL
SP復号化手段(14)からの復号化LSPパラメータ
を補正して補正復号化LSPパラメータを出力するLS
P補正手段である。そして、LSP合成フィルタ(18
)はLSP補正手段(16)からの補正復号化LSPパ
ラメータと音源復号化手段(17)からの音源信号を用
いて復号音声信号(19)を生成し出力する。
以上のような構成において、次にその動作を説明する。
先ず、符号化部(1)において自己相関分析手段(4)
は分析フレーム毎に入力音声信号(3)の自己相関分析
を行ない、自己相関係数r (k)を算出する。ここで
、k−0〜Mてあり、Mは分析次数である。LSP分析
手段(5)はこのr(k)をラグ窓手段(20)は自己
相関分析手段(4)で得られたr (k)をLSPパラ
メータω(k)に変換する。ここで、k=1〜Mである
LSP符号化手段(6)はスカラ量子化やヘクトル・ス
カラ量子化等の量子化法を用いて、(3)式に示した 0くω(1)くω(2)く・・・くω(M)の各パラメ
ータの順序関係を満足することを確認しつつLSPパラ
メータの符号化を行ない、iω(k)で表わされる符号
化LSP情報(7)を算出し出力する。ちなみに、ここ
でに−1〜Mである。このようにして得られた符号化L
SP情報(7)は復号化部(2)に送出されると共に符
号化部(1)においてはLSP復号化手段(8)に与え
られる。
LSP復号化手段(8)はLSP符号化手段(6)から
の符号化LSP情報(7)を復号化して復号化LSPパ
ラメータω° (k)に変換し、これを次元間距離算出
手段(9)およびLSP補正手段(10)に出力する。
但し、ここてに−1〜Mである。次元間距離算出手段(
9)は隣接する次元の2つの復号化LSPパラメータ間
の距離d (k)−ω’  (k+1)−ω (k) 
   (4)を算出する。但し、k−1〜Mである。次
元間距離算出手段(9)はこのようにして得た距離d(
k)を次元毎に順次LSP補正手段(10)に出力する
。LSP補正手段(10)は距離d (k)があらかじ
め与えられた閾値りを越える場合に補正復号化LSPパ
ラメータω′ (k)をω’(k)− (ω“ (k)+ω”  (k+1)l /2−D/2
と補正し、補正復号化LSPパラメータω’ (k+1
)を ω (k+1)− (ω° (k)+ω’  (k+1)l /2+D/2
と補正することにより、2つの復号化LSPパラメータ
間の距離を閾値りまで広げる。LSP逆フィルタ手段(
11)は補正復号化LSPパラメータを用いて入力音声
信号(3)を逆フィルタリングして音源信号を発生する
。音源符号化手段(12)はこの音源信号を符号化して
復号化部(2)に送出する。
一方、復号化部(2)においてLSP復号化手段(14
)は符号化LSP情報(7)を復号化して復号化LSP
パラメータを算出する。次元間距離算出手段(15)と
LSP補正手段(16)は符号化部(1)の次元間距離
算出手段(9) 、LSP補正手段(10)と同様の処
理を実施して復号化LSPパラメータの補正を行なう。
そして、LSP補正手段(16)は補正復号化LSPパ
ラメータをLSP合成フィルタ(18)に出力する。
一方、音源復号化手段(17)は符号化部(1)からの
符号化音源情報(13)を復号化して得られた音源信号
をLSP合成フィルタ(18)に出力する。そして、L
SP合成フィルタ(18)は入力された補正復号化LS
Pパラメータと音源信号を用いて復号音声信号(19)
を生成し出力する。
なお、上記実施例では閾値をあらかしめ定められた固定
値とする場合を例示したが、次元に毎に用意した値を用
いたり、入力音声の実際の振幅の平均値に基づく可変の
値を用いてもよい。また、ラグ窓手段を併用することで
極のバンド幅の過小推定の影響を更に低減することも可
能である。
また、上記実施例ではLSPパラメータの符号化、復号
化を行なう構成を例示したか、LSP以外のLPG分析
に基づくスペクトルパラメータを用いる場合も、LPG
分析時の極のバンド幅の過小推定による影響、量子化誤
差、伝送誤りの影響を軽減する目的で、−旦LSPに変
換してから処理するような構成とすることができる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、極のバンド幅の過小
推定によりLSPパラメータの隣接次元間の距離が近付
きすぎているところだけを広げることができるので、ラ
グ窓のみを用いた場合のように広げる必要の無い極のバ
ンド幅まで広げてしまうこと無く、ラグ窓と同等以上に
分析時の極のバンド幅の過小推定による影響を軽減する
ことか可能で、更にLSPパラメータにおける量子化誤
差や伝送誤りの影響で2つの次元間の距離が近付き、合
成音の振幅かフレーム間で不自然に変動するという問題
を解消できる効果かある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る音声符号化・復号化装
置のブロック図、第2図は従来の音声符号化・復号化装
置のブロック図である。 (1)は符号化部、(2)は復号化部、(3)は入力音
声信号、(4)は自己相関分析手段、(5)はLSP分
析手段、(6)はLSP符号化手段、(8)はLSP復
号化手段、(9)は次元間距離算出手段、(10)はL
SP補正手段、(11)はLSP逆フィルタ手段、(1
2)は音源符号化手段、(14)はLSP復号化手段、
(15)は次元間距離算出手段、(16)はLSP補正
手段、(17)は音源復号化手段、(18)はLSP合
成フィルタ、(20)はラグ窓手段、(21)は次元間
比較手段、(22)は次元間比較手段、(23)はLS
P補間手段である。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  音声信号の自己相関を分析してスペクトル包絡情報を
    表わすLSPパラメータに変換しこれを符号化して送出
    するLSP情報発生手段と、前記LSPパラメータから
    隣接する次元の2つのLSPパラメータ間の距離を算出
    する第1の次元間距離算出手段と、前記第1の次元間距
    離算出手段による算出距離が予め定められた閾値を超え
    る場合に前記2つのLSPパラメータ間の距離を前記閾
    値に応じて補正して補正LSPパラメータを発生するL
    SPパラメータ補正手段と、前記音声信号を前記補正L
    SPパラメータに基づいて逆フィルタリングして符号化
    音源情報を送出する音源情報発生手段と、前記LSP情
    報発生手段からのLSPパラメータを復号化して復号化
    LSPパラメータを発生するLSP復号化手段と、前記
    復号化LSPパラメータの次元間距離を算出する第2の
    次元間距離算出手段と、前記次元間距離算出手段による
    算出距離が予め定められた閾値を超える場合に前記2つ
    の復号化LSPパラメータ間の距離を前記閾値に応じて
    補正して補正復号化LSPパラメータを発生する復号化
    LSPパラメータ補正手段と、前記符号化音源情報を復
    号化して得られる音源信号と前記補正復号化LSPパラ
    メータに基づいて復号音声信号を送出する復号音声信号
    発生手段を備えることを特徴とする音声符号化・復号化
    装置。
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