JPH0456885B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0456885B2
JPH0456885B2 JP59151013A JP15101384A JPH0456885B2 JP H0456885 B2 JPH0456885 B2 JP H0456885B2 JP 59151013 A JP59151013 A JP 59151013A JP 15101384 A JP15101384 A JP 15101384A JP H0456885 B2 JPH0456885 B2 JP H0456885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
control
target
signal
opening degree
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59151013A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6131704A (ja
Inventor
Toshiaki Doi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
Priority to JP15101384A priority Critical patent/JPS6131704A/ja
Publication of JPS6131704A publication Critical patent/JPS6131704A/ja
Publication of JPH0456885B2 publication Critical patent/JPH0456885B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F15FLUID-PRESSURE ACTUATORS; HYDRAULICS OR PNEUMATICS IN GENERAL
    • F15BSYSTEMS ACTING BY MEANS OF FLUIDS IN GENERAL; FLUID-PRESSURE ACTUATORS, e.g. SERVOMOTORS; DETAILS OF FLUID-PRESSURE SYSTEMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F15B21/00Common features of fluid actuator systems; Fluid-pressure actuator systems or details thereof, not covered by any other group of this subclass
    • F15B21/08Servomotor systems incorporating electrically operated control means
    • F15B21/087Control strategy, e.g. with block diagram

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、パワーシヨベルやウインチ等の負
荷の移動装置に用いたカウンターバランス弁の制
御装置であつて、当該負荷の逸走を防止したもの
である。
(従来の技術) 第3図は、従来装置の制御回路で、負荷Wを昇
降させるシリンダSのロツド側室1を、通路2を
介して切換弁Vに接続する一方、ボトム側室3
は、通路4を介して切換弁Vに接続している。
そして、上記通路4にカウンターバランス弁C
を接続しているが、このカウンターバランス弁C
は、制御弁部5とチエツク弁部6とを主要素とし
ている。
上記制御弁部5は、そのパイロツト室5aを設
けるとともに、このパイロツト室5aは、ダンピ
ングオリフイス5bを介して前記通路2に連通さ
せている。そして、この制御弁部5は、上記パイ
ロツト室5aとは反対側に設けたスプリング7の
作用で、通常は閉弁状態を維持するが、上記パイ
ロツト室5aに作用するパイロツト圧が設定圧以
上になつたとき、そのパイロツト圧に応じてその
開度を制御されるようにしている。
また、上記チエツク弁部6は、切換弁Vからボ
トム側室3への油の流れのみを許容する構成にし
ている。
しかして、切換弁Vを図面左側位置に切換える
と、ポンプPの吐出油が、通路4及びチエツク弁
部6を経由してボトム側室3に供給されるととも
に、ロツド側室1の油はタンクTに戻るので、シ
リンダSが動作して当該負荷Wを上昇させる。
また、切換弁Vを図面右側位置に切換えると、
ポンプPの吐出油はロツド側室1に供給されると
ともに、この通路2内の圧力がパイロツト圧とし
てパイロツト室5aに作用する。
そして、このパイロツト圧が設定圧以上になれ
ば、制御弁部5が開弁して、上記ボトム側室3内
の油をタンクTに戻すので、シリンダSが動作し
て当該負荷Wを下降させる。このように制御弁部
5が開弁すれば、負荷Wが下降するとともに、そ
のときの下降速度は制御弁部5の開度に比例す
る。
結局、上記パイロツト圧の大きさに応じて、制
御弁部5の開度を制御し、ボトム側室3からの戻
り流量を規制して、当該負荷の自走を防止してい
る。
(本発明が解決しようとする問題点) この従来の装置では、通路2側からパイロツト
圧を導いて、制御弁部5の開度を制御するように
しているので、ハンチング現象を生じる問題があ
つた。
例えば、上記パイロツト圧で制御弁部5を開弁
させると、その瞬間に当該負荷Wが急降下するの
で、ロツド側室1への油の供給が追従できず、そ
のために通路2側の圧力が低下する。通路2側の
圧力低下にともなつて、パイロツト圧が低くな
り、その瞬間に当該制御弁部5が閉弁作用をす
る。
このような開弁作用と閉弁作用とを繰り返すこ
とによつて、制御弁部5がハンチングを起すが、
当該制御弁部がパイロツト圧の変化に対して敏感
に反応すればするほど、また、負荷Wが大きけれ
ば大きいほど、上記ハンチングが激しくなる。
そこで、上記ダンピングオリフイス5bの開口
面積を小さくして、パイロツト圧の変化に対する
制御弁部5の応答性を悪くすれば、上記ハンチン
グをある程度防止できるが、このダンピングオリ
フイス5bを小さくすると、そこにごみがつまり
やすくなる。もし、このオリフイス5bにごみが
つまると、バルブ機能が損なわれるので、このオ
リフイス5bを小さくするにも限界があり、その
ために本発明ハンチング現象を完全に防止するこ
とができないという問題があつた。
つまり、この従来のカウンターバランス弁は、
供給通路2側の圧力すなわちパイロツト圧P1を、
制御弁部5のクラツキング圧力Pcrと等しくなる
ような制御方式を採用しているために、当該制御
弁部5の開度を間接的にしか制御できない。しか
も、上記パイロツト圧P1の圧力変動が非常に大
きいので、このパイロツト圧P1の変動につられ
て、制御弁部5の開度が変動しやすくなる。
したがつて、上記ダンピングオリフイス5bを
よほど小さくしないと、そのハンチングを防止で
きないが、ダンピングオリフイス5bを小さくす
るにも、上記したように限界があり、結局、従来
のカウンターバランス弁の制御方式では、ハンチ
ングを防止できなかつた。
この発明は、カウンター負荷が作用するときに
供給通路となる側の圧力とは無関係に、当該カウ
ンターバランス弁の開度を調整して、ハンチング
を防止するとともに、急操作時のシヨツクを緩和
できる制御装置の提供を目的にする。
(問題点を解決するための手段) この発明は、上記の目的を達成するために、制
御スプールの移動量に応じて制御部の開度を調整
するとともに、この制御部の開度を調整すること
によつて、カウンター負荷が作用したときの戻り
側の流量を制御して負荷の逸走を防止したカウン
ターバランス弁において、上記制御スプールは比
例ソレノイド、サーボモータ、ステツプモータ等
の電気アクチユエータの電気信号入力に応じて、
その移動量が制御される構成にするとともに、上
記カウンター負荷が作用する状況のときに供給通
路となる側の流量と、そのとき戻り通路となる側
の圧力とを検出し、それら流量信号及び圧力信号
を演算部に入力させ、これらの信号を基にして当
該カウンターバランス弁の制御部の目標開度を演
算するとともに、この目標開度信号を目標信号発
生部に入力させ、この目標開度信号を基にして制
御スプールの目標変位を演算し、この目標変位信
号を安定性補償部に入力し、この安定性補償部に
おいて上記目標変位信号に係数を乗じて制御スプ
ールの移動速度を検出するとともに、この移動速
度を積分して再びバルブ変位を演算し、電気アク
チユエータに対する電気信号入力に変換して出力
する一方、このバルブ変位信号をフイードバツク
して、上記目標バルブ変位信号と対比して調整す
るループを構成にしている。
(本発明の作用) 上記のように構成したので、カウンター負荷が
作用するときの供給流量と、戻り側の圧力とを検
出して、当該カウンターバランス弁の制御部の目
標開度を求めて、それを基にして制御スプールの
目標変位を求める。そして、この目標変位に応じ
た電気信号入力を電気アクチユエータに供給し、
当該電気アクチユエータの作用で、制御スプール
の移動量を制御する。
したがつて、カウンター負荷が作用するとき、
供給通路ととなる側の圧力とは無係に、上記制御
部の開度を調整できる。
また、上記目標バルブ変位を移動速度に変換
し、それを積分して再びバルブ変位信号とし、当
該バルブ変位信号を上記目標バルブ変位信号と対
比するループを構成したので、切換弁を急激に操
作した場合にも、そのシヨツクを緩和できる。
(本発明の実施例) 第1図はこの発明の回路図、第2図は電気アク
チユエータとして比例ソレノイドを使用したカウ
ンターバランス弁であり、負荷Wを昇降させるシ
リンダSのロツド側室10を、通路11を介して
切換弁Vに接続する一方、ボトム側室12には通
路13を接続するとともに、この通路13にオペ
レートチエツク弁部14及びカウンターバランス
弁Cを接続している。
そして、上記オペレートチエツク弁部14は、
通常、カウンターバランス弁Cからボトム側室1
2への流通のみを許容し、その逆の流れを阻止す
るが、通路11側の圧力がこのオペレートチエツ
ク弁14に作用したときに開弁し、上記逆の流れ
も許容する構成にしている。
また、上記カウンターバランス弁Cは、その本
体15に第1〜4ポート16〜19を形成してい
る。
そして、上記第1ポート16は、通路20を介
して、上記切換弁Vに接続し、第2ポート17は
上記通路13に接続するとともに、第3ポート1
8はタンクTに接続している。さらに、第4ポー
ト19は、パイロツトポンプPPに接続している。
この本体15には、さらに弁孔21を形成する
とともに、この弁孔21の一端を閉塞部材22で
ふさぐ一方、他端には、励磁電流に応じてプツシ
ユロツド23aのストローク量を制御する比例ソ
レノイド23を設けている。
そして、上記弁孔21には、制御スプールCS
を内装するとともに、この制御スプールCSには
パイロツトスプールPSを移動自在に内装してい
る。上記制御スプールCSは、上記閉塞部材22
側に設けたばね受け24との間にスプリング25
を介在させ、通常は、このスプリング25の作用
で、比例ソレノイド23に隣接して設けたスペー
サ26の端面に接触させている。
さらに、上記パイロツトスプールPSは、ばね
受け24のロツド部24a先端面との間にスプリ
ング27を介在させ、通常は、このパイロツトス
プールPSが、上記スペーサ26の内径に形成し
た段部26aに接触するようにしている。
そして、上記パイロツトスプールPSの先端、
すなわち、上記スプリング27とは反対端に、比
例ソレノイド23のプツシユロツド23aが作用
する関係にしているが、これら両スプールPS及
びCSの具体的な構成は次のとおりである。
すなわち、上記制御スプールCSは、上記第1
ポート16と対応する第1環状凹部28を形成す
るとともに、この第1環状凹部28側に向つて先
細りとなる制御部29を形成している。そして、
制御スプールCSがスプリング25に抗して移動
したとき、その移動位置に応じて制御部29が機
能し、第1ポート16と第2ポート17との連通
時の開度を制御するようにしている。
また、上記第1環状凹部28以外に、第2環状
凹部30、第3環状凹部31を形成するととも
に、スペーサ26側のパイロツト室39に開放さ
れた環状通路32を形成している。
上記第2環状凹部30は、制御スプールCSの
移動位置に関係なく、常に、第3ポート18に連
通するとともに、この環状凹部30の底部に形成
した孔33を介して、制御スプールCSの中空部
34に連通する関係にしている。
また、第3環状凹部31は、同じく制御スプー
ルCSの移動位置に関係なく、常に、第4ポート
19に連通するが、この環状凹部31の底部に形
成した孔35は、上記パイロツトスプールPSの
移動位置に応じて開閉するようにしている。つま
り、両スプールCS,PSが図示のノーマル位置に
あるとき、上記孔35がパイロツトスプールPS
がふさがれるが、パイロツトスプールPSがスプ
リング27に抗して移動すると、この孔35とパ
イロツトスプールPSに形成した環状溝36とが
連通する。
さらに、上記環状通路32は、制御スプール
CSに形成の孔37を介して、上記環状溝36に
常時連通する関係にしている。
そして、パイロツトスプールPSには、連通孔
38を形成しているが、両スプールCS,PSが図
示の位置関係にある状態から制御スプールCSの
みがスプリング25により図面右方へ移動したと
き、上記連通孔38がパイロツト室39側に開口
するようにしている。
しかして、上記比例ソレノイド23を励磁する
と、その励磁電流に応じてプツシユロツド23a
のストロークするとともに、そのストローク量に
応じてパイロツトスプールPSを、スプリング2
7に抗して移動させる。
このようにパイロツトスプールPSが移動する
と、第3環状凹部31と環状溝36とが連通する
ので、パイロツトポンプPPからの圧油は、第4
ポート19→第3環状凹部31→孔35→環状溝
36→孔37→環状通路32を経由して、パイロ
ツト室39に流入し、その圧力が制御スプール
CSの端面に作用する。
このパイロツト圧が作用すると、制御スプール
CSがスプリング25に抗して移動するとともに、
制御スプールCSの孔35がパイロツトスプール
PSでふさがれる位置で停止する。このようにし
て制御スプールCSが停止した位置に応じて、第
1ポート16と第2ポート17との開度が決まる
が、それは結局比例ソレノイド23の励磁電流に
比例する。
つまり、上記制御スプールCSは、パイロツト
スプールPSに追随して移動すると、制御スプー
ルCSがパイロツトスプールPSに追いついて、両
スプールCS,PSが図示の相対関係を維持したと
きに、当該制御スプールCSが停止するので、こ
の制御スプールCSの移動量は、パイロツトスプ
ールPSの移動量と比例する。そして、このパイ
ロツトスプールPSの移動量は、上記のようにプ
ツシユロツド23aのストロークに比例するが、
このプツシユロツド23aのストロークは、比例
ソレノイド23の励磁電流に比例するので、当該
制御スプールCSの移動量は、比例ソレノイド2
3の励磁電流に比例することになる。
いま、切換弁Vを図示の中立位置から左側位置
に切換えるとともに、比例ソレノイド23の励磁
電流を最大にして、上記制御部29における開度
を最大にすれば、第1ポート16と第2ポート1
7間は、フリーフローの状態になる。
したがつて、ポンプPの吐出油は、通路20→
第1ポート16→第1環状凹部28→全開状態の
制御部29→第2ポート17→オペレートチエツ
ク弁14を経由して、ボトム側室12に供給され
るとともに、ロツド側室10の油が通路11を経
由からタンクに戻るので、当該負荷Wが上昇す
る。
また、切換弁Vを図面右側位置に切換えると、
ポンプPからの圧油がロツド側室10に供給され
るとともに、その供給圧がオペレートチエツク弁
14に作用してそれを開弁させる。
これと同時に、前記比例ソレノイド23を励磁
させて、上記制御部29の開度を定めておけば、
その開度に応じて、ボトム側室12からの戻り油
がタンクTに戻るので、上記負荷Wが下降する。
そして、この負荷Wの下降速度は、制御部29
の開度に応じて定まるが、その開度は、比例ソレ
ノイド23の励磁電流によつて制御される。
なお、上記の状態から比例ソレノイド23の通
電を遮断すると、パイロツトスプールPSがスプ
リング27の作用で図面右方向に移動し、連通孔
38とパイロツト室39とを連通させる。したが
つて、当該パイロツト室39は、孔33→第2環
状凹部30→第3ポート18を経由して、タンク
Tに連通する。
パイロツト室39がタンクTに連通するので、
制御スプールCSは、スプリング25の作用で、
パイロツトスプールPSに追随して図面右方向に
移動するとともに、図示の位置に復帰する。
そして、上記のように制御部29の開度を定め
るための励磁電流を制御するのが、第1図に示し
た制御機構Dである。
この制御機構Dは、目標信号発生部40と安定
性補償部41とを主要素にし、この安定性補償部
41からの信号をアンプ42を介して前記比例ソ
レノイド23に伝達し、当該信号に応じた励磁電
流が得られるようにしている。
そして、前記通路11には流量検出器43を接
続し、この流量検出器43で検出した流量信号
Q1を、上記目標信号発生部40に入力するよう
にしている。また、前記通路13には圧力検出器
44を接続し、この圧力検出器44で検出した圧
力信号P2も、上記目標信号発生部40に入力す
るようにしている。
このようにして流量信号Q1と圧力信号P2とが
目標信号発生部40に入力されると、この目標信
号発生部40の第1演算部40aで、ボトム側室
12からの戻り油の目標流量2を算出し、この
目標流量2を基準として前記制御部29の目標
開度を演算するが、その演算式は次のとおりで
ある。
2=(A2/A1)Q12/C√22 上記式において、A1はロツド側室10の受圧
面積、A2はボトム側室12の受圧面積、aは制
御部29の開度、Cはオリフイス流量係数、ρは
作動油密度を示している。
上記通路13側の供給流量Q1と、ボトム側室
12の戻り側の圧力P2とを基準にして演算され
た制御部29の目標開度信号は、第2演算部4
0bに入力される。この第2演算部40bでは、
上記目標開度信号に基づいて、制御スプール
CSの目標変位を演算して出力する。
このようにして出力された目標変位は、安定
性補償部41に入力される。この安定性補償部4
1では、上記目標変位と現在変位yの差に係数
βを乗じてバルブ変位速度y・を演算するととも
に、このバルブ移動速度y・を積分してバルブ変位
yを算出して出力する。
このようにして出力された目標信号は、比例ソ
レノイド23に対する入力電流として、この比例
ソレノイド23に伝達される。
したがつて、前記したように、制御スプール
CSは、上記励磁電流に応じてその移動量を制御
され、制御部29の開度を調整する。
すなわち、上記安定性補償部41では、そのバ
ルブ変位信号yをフイードバツクして、上記目標
バルブ変位信号yと対比し、 バルブ移動速度y・=−y)β を算出するとともに、再びこのバルブ移動速度y・
を積分してバルブ変位yを算出するというループ
を構成している。
このようにループを構成しているので、当該制
御スプールCSが急激に変位することなく、した
がつて、切換弁Vを急激に操作してもシヨツクが
発生しない。
上記のようにこの実施例では、制御スプール
CSの変位yを直接制御するようにしたので、カ
ウンター負荷が作用するときに供給通路となる通
路13側の圧力P1に関係なく制御スプールCSを
制御できる。
したがつて、回路圧力P1が変動しても、当該
制御スプールCSの変位が変動することがないの
で、従来のようなハンチングを起す問題もなくな
つた。
なお、上記係数βを制御してその値を変化させ
れば、上記バルブ移動速度をさらに調整できる。
(本発明の効果) この発明は、制御スプールの変位の目標値を割
り出し、その目標変位と現在変位からバルブ移動
速度を演算し、その移動速度をもとにして算出し
たバルブ変位信号で、制御部の開度を調整し、カ
ウンター負荷が作用したとき供給通路となる側の
圧力とは無関係に制御が可能なので、たとえ、上
記供給通路側の圧力の変動が激しくても、ハンチ
ングを防止できる。
しかも、上記変位信号をフイードバツクして目
標変位信号と対比して、再びバルブ移動速度を演
算してそれを積分するループを構成したので、切
換弁を急操作した場合にもシヨツクが発生しな
い。
また、電気的な制御にしたので、従来のような
ダンピングオリフイスが不要になり、したがつ
て、ダンピングオリフイスの目詰まりを考慮した
管理がいらなくなる。
【図面の簡単な説明】
図面第1図及び第2図は、この発明の実施例を
示すもので、第1図は回路図、第2図はカウンタ
ーバランス弁の断面図、第3図は従来の装置の回
路図である。 11,13…通路、23…比例ソレノイド、
CS…制御スプール、29…制御部、40…目標
信号発生部、41…安定性補償部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 制御スプールの移動量に応じて制御部の開度
    を調整するとともに、この制御部の開度を調整す
    ることによつて、カウンター負荷が作用したとき
    の戻り側の流量を制御して負荷の逸走を防止した
    カウンターバランス弁において、上記制御スプー
    ルは電気アクチエータの電気信号入力に応じて、
    その移動量が制御される構成にするとともに、上
    記カウンター負荷が作用する状況のときに供給通
    路となる側の流量と、そのとき戻り通路となる側
    の圧力とを検出し、それら流量信号及び圧力信号
    を演算部に入力させ、それらの信号を基にして当
    該カウンターバランス弁の制御部の目標開度を演
    算するとともに、この目標開度信号を目標信号発
    生部に入力させ、この目標開度信号を基にして制
    御スプープの目標変位を演算し、この目標変位信
    号を安定性補償部に入力し、この安定性補償部に
    おいて上記目標変位信号と現在変位信号との差に
    係数を乗じて制御スプールの移動速度を演算する
    とともに、この移動速度を積分して再びバルブ変
    位を演算し、電気アクチエータに対する電気信号
    入力に変換して出力するカウンターバランス弁の
    制御装置。
JP15101384A 1984-07-20 1984-07-20 カウンタ−バランス弁の制御装置 Granted JPS6131704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15101384A JPS6131704A (ja) 1984-07-20 1984-07-20 カウンタ−バランス弁の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15101384A JPS6131704A (ja) 1984-07-20 1984-07-20 カウンタ−バランス弁の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6131704A JPS6131704A (ja) 1986-02-14
JPH0456885B2 true JPH0456885B2 (ja) 1992-09-09

Family

ID=15509387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15101384A Granted JPS6131704A (ja) 1984-07-20 1984-07-20 カウンタ−バランス弁の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6131704A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715103A (en) * 1980-06-30 1982-01-26 Hitachi Constr Mach Co Ltd Falloff preventive circuit for liquid pressure cylinder
JPS59113379A (ja) * 1982-12-20 1984-06-30 Kayaba Ind Co Ltd カウンタ−バランス弁

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715103A (en) * 1980-06-30 1982-01-26 Hitachi Constr Mach Co Ltd Falloff preventive circuit for liquid pressure cylinder
JPS59113379A (ja) * 1982-12-20 1984-06-30 Kayaba Ind Co Ltd カウンタ−バランス弁

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6131704A (ja) 1986-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5250624B2 (ja) 一体化された圧力補償器を有する力フィードバックポペット弁
US5421545A (en) Poppet valve with force feedback control
EP1669613B1 (en) Hydraulic control circuit and method thereof
US6334308B1 (en) Pressure compensating valve, unloading pressure control valve and hydraulically operated device
US5333449A (en) Pressure compensating valve assembly
JPH0758082B2 (ja) 油圧制御弁装置
EP0427865B1 (en) Hydraulic driving device of construction equipment
US5152140A (en) Pressure compensating valve spool positioned by difference in pressure receiving areas for load and inlet pressures
US5203678A (en) Valve apparatus and hydraulic drive system
JPH0456885B2 (ja)
JPH0456884B2 (ja)
JPH0456886B2 (ja)
JP3659654B2 (ja) 建設機械の油圧回路
JPS6138201A (ja) カウンタ−バランス弁の制御装置
JP2681841B2 (ja) 可変容量型ポンプの制御装置
JPS6196203A (ja) 油圧アクチエ−タのクツシヨン制御装置
JPH0467041B2 (ja)
JP3356250B2 (ja) 建設機械のハンチング防止回路
JPS6182009A (ja) カウンタ−バランス弁の制御装置
JP2889317B2 (ja) 圧力補償弁
JP2579571B2 (ja) 油圧機械の流量制御式油圧回路
JP2525323Y2 (ja) 比例電磁式圧力制御弁
JPH0678761B2 (ja) シリンダのクッション装置
JPH0463246B2 (ja)
JPH0463242B2 (ja)