JPH0456429A - 電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両に搭載される移動無線電話機からなる自
動車用電話に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、例えば特公平１−１３２５５号公報に示されるよ
うに、車両に搭載された移動無線電話機によって諸施設
に設置された電話機と通話できるように構成された自動
車用電話が知られている。

そしてこの自動車用電話は、走行時等において容易に通
話相手を呼び出すことができるようにするため、予め登
録した諸施設の電話番号をワンタッチで呼び出す呼び出
しスイッチを設けることが行われている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記呼び出しスイッチによって呼び出される諸施設とし
ては、ガソリンスタンド、病院もしくは自動車販売店等
が考えられるが、これらの施設が各地域ごとに設けられ
ている場合において、自車の現在位置に対応した最寄り
の施設を呼び出して通話するためには、最寄りの施設の
電話番号を電語幅等から探し出す必要があり、上記呼び
出しスイッチを有効に利用することができないという問
題がある。

本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、自動車が走行することによって変化する自車位置
に対応した最寄りの施設を呼び出しスイッチによってワ
ンタッチで呼び出すことができる自動車用電話を提供す
ることを目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

請求項１の発明は、予め登録された諸施設の電話番号を
呼び出す呼び出しスイッチを備えた自動車用電話におい
て、上記諸施設の電話番号およびその地図上における設
置位置を記憶する記憶手段と、地図上における自車の現
在位置を推測する自車位置推測手段と、この自車位置推
測手段によって推測された自車位置に応じて上記記憶手
段から最寄りの施設を検索してその電話番号を読出す続
出手段とを設けたものである。

請求項２の発明は、呼び出しスイッチによって呼び出さ
れる諸施設の情報を表示する表示手段と、自車位置推測
手段によって推測された自車位置の変化状態に応して上
記表示手段の表示内容を更新する更新手段とを設けたも
のである。

〔作　用〕

上記請求項１記載の本発明によれば、呼び出しスイッチ
の操作時点において、自車位置推測手段により推測され
た自車位置の最も近くに位置する自動車販売店等の施設
を、ワンタッチで自動的に呼び出して通話することがで
きる。

上記請求項２記載の本発明によれば、表示手段において
表示される施設名等の情報が自車位置の変化に応じて順
次更新され、これによって呼び出しスイッチの操作に応
じて呼び出される施設名等を事前に確認することができ
る。

（実施例） 第１図は、本発明に係る自動車用電話の実施例を示して
いる。この自動車用電話は、送信器と受信器とからなる
電話機本体１と、ブラウン管デイスプレィ等からなる表
示手段２と、予め登録された自動車販売店もしくは病院
等の諸施設の電話番号およびこの諸施設の設置位置を記
憶するコンパクトディスク等からなる記憶手段３と、呼
び出しスイッチ４の操作に応じて上記記憶手段３から最
寄りの諸施設の電話番号を読出して上記電話機本体１の
送信器に出力する続出手段５と、自車の現在位置を推測
して上記読出手段５に自車位置を示すデータを出力する
自車位置推測手段６と、この自車位置推測手段６によっ
て読出された自車位置に応じて上記表示手段２の表示内
容を更新する更新手段７とを備えている。

上記表示手段２は、第２図に示すように、自動車販売店
名を表示する第１画面と、病院名を表示する第２画面と
、ガソリンスタンド名を表示する第３画面と、サービス
工場名を表示する第４画面とからなっている。また、上
記呼び出しスイッチ４は、表示手段２の第１〜第４画面
に対応する第１〜４スイツチを備えている。また、上記
自車位置推測手段６は、図外の地図記憶手段に記憶され
た地図データと、地磁気センサおよび車輪速センサ等の
車両に設けられた各センサの実測データとに基づいて車
両の現在位置を読出す自立推測航法法とを組み合わせる
ことにより、自車の現在位置を高精度で推測するように
構成されている。

そして例えば上記呼び出しスイッチ４の第１スイツチが
操作された場合に、自車位置推測手段６によって読出さ
れた自車位置のデータに応じ、続出手段５において、記
憶手段３に記憶された販売店データから自車の現在位置
に最も近い位置にある自動車販売店を検索してその電話
番号を読出し、この電話番号データを電話機本体１に出
力して上記販売店の電話を呼び出すようにしている。

また、上記更新手段７は、それぞれ特有の表示エリアを
有する施設データと、上記自車位置推測手段６の出力信
号とに応じ、自車の現在位置が当初の施設の表示エリア
から他の施設の表示エリア内に移動したか否かを判別し
、自車が上記当初の表示エリアから他の表示エリア内に
移動したことが確認された時点で、表示手段２において
表示される施設名を更新する制御信号を表示手段２に出
力することにより、この表示手段２において常時最寄り
の施設名を表示させるように構成されている。

上記のように、呼び出しスイッチ４の操作時点において
、自車位置推測手段６により推測された自車の現在位置
に応じ、記憶手段３の記憶データから最寄りの施設を検
索してその電話番号を読出すように構成したため、自車
の現在位置に最も近い施設を電話帳等から探し出してダ
イヤル操作するという繁雑な操作を要することなく、上
記呼び出しスイッチ４を利用して最寄りの施設をワンタ
ッチで自動的に呼び出すことができる。

また、上記のように各施設名を表示する表示手段２を設
け、この表示手段２の表示内容を自車位置の変化に応じ
て最寄りの施設名に更新するように構成した場合には、
上記呼び出しスイッチ４を操作した場合に呼び出される
施設名を上記画面によって事前に確認することができる
。したがって、最寄りの施設を呼び出すことに何等かの
不都合があると判断した場合には、上記呼び出しスイッ
チ４の操作を止め、通常のダイヤル操作で他の施設を呼
び出すことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明は、自車の現在位置を推測
する自車位置推測手段の出力信号に応じ、呼び出しスイ
ッチの操作時点における最寄りの施設を検索してその電
話番号を読出すように構成したため、最寄りの施設を電
話帳から探し出してその電話番号をダイヤル操作したり
するという繁雑な操作を要することなく、自車の現在位
置に最も近い自動車販売店もしくは病院等の施設を自動
的に呼び出して通話することができるという利点がある
。

また、上記施設名等の情報が表示される表示手段を設け
るとともに、この表示手段の表示内容を自車位置の変化
に対応させて更新するように構成した場合には、呼び出
しスイッチの操作に応じて呼び出される施設の情報を上
記表示手段の画面によって確認することができるため、
上記呼び出しスイッチを使用して上記施設を呼び出すべ
きが否かを事前に判別することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る自動車用電話の実施例を示すブロ
ック図、第２図は表示手段および呼び出しスイッチの構
成を示す説明図である。 ２・・・表示手段、３・・・記憶手段、４・・・呼び出
しスイッチ、５・・・読出手段、６・・・自車位置推測
手段、７・・・更新手段。 特許出願人　　　　　　マツダ　株式会社代　理　人　
　　　　　弁理士　小谷悦司同　　　　　　　　　同　
　長１）正 量　　　　　　　　　同　　伊藤孝夫 第　　２ 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、予め登録された諸施設の電話番号を呼び出す呼び出
   しスイッチを備えた自動車用電話において、上記諸施設
   の電話番号およびその地図上における設置位置を記憶す
   る記憶手段と、地図上における自車の現在位置を推測す
   る自車位置推測手段と、この自車位置推測手段によって
   推測された自車位置に応じて上記記憶手段から最寄りの
   施設を検索してその電話番号を読出す読出手段とを設け
   たことを特徴とする自動車用電話。 ２、呼び出しスイッチによって呼び出される諸施設の情
   報を表示する表示手段と、自車位置推測手段によって推
   測された自車位置の変化状態に応じて上記表示手段の表
   示内容を更新する更新手段とを設けたことを特徴とする
   請求項１記載の自動車用電話。