JPH045547A - 炭酸ガスセンサ - Google Patents

炭酸ガスセンサ

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JPH045547A
JPH045547A JP10621790A JP10621790A JPH045547A JP H045547 A JPH045547 A JP H045547A JP 10621790 A JP10621790 A JP 10621790A JP 10621790 A JP10621790 A JP 10621790A JP H045547 A JPH045547 A JP H045547A
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JP
Japan
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semiconductor laser
carbon dioxide
wavelength
temperature
gas
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JP10621790A
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English (en)
Inventor
Nobumasa Egashira
江頭 信正
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、施設園芸・環境衛生・防災用−工業用なと
の炭酸ガスを計測あるいは制御する場所に使用する炭酸
ガスセンサに関するものである。
し従来の技術] 従来の炭酸ガスセンサとして例えば第2図に示すような
ものがあった。第2図は「“モジュレーションタイプ焦
電形赤外線センサを用いたガス検出器”5ANYOTE
CI(NICAL REVIEW VOL、 21 N
o、 2 JUN。
19891(竹内、柴田、田中、黒木)に示された従来
の炭酸ガスセンサを示す構成図で2図において(1)は
赤外光源、(2)は光源ブロック温度測定素子、(3)
は光源ブロック、(4)はガスセル、(5)はチ3.2
バ部(6)は光学フィルタ、(7)は焦電形検出素子、
(8)は内部温度測定用素子であり2チョッパ部(5)
、光学フィルタ(6)、焦電形検出素子(7)、内部温
度測定用素子(8)によりセンサ部(9)を構成してい
る。
(10)は温度調整ヒータである。
次に動作について説明する。
一般に炭酸ガス、メタンガスなど異なった原子からなる
ガス分子は赤外域に吸収スペクトルを有しており、その
スペクトルはガス種によって異なっている。第3図は炭
酸ガスの赤外吸収スペクトルを示す−であり、波長4.
3ttmに特徴的な吸収ピークをもっていることを示し
ている。この吸収ピークの大きさは炭酸ガス濃度Cと吸
収光路長lによって決まっている。即ち、入射光量をI
。、吸収光路長lに対する透過光量をrとするとランベ
ルドベールの法則より次の関係式(1)式が成立する。
1= T oexp(−α・C−1)     −−(
1)ここでαは炭酸ガスの吸収係数であり、 1.63
X10−2μ請南・%)の値をとる。したがって入射光
量■。
と吸収光路長pを一定にして透過光量■を測定すれば炭
酸ガス濃度Cが測定できる。
第2図に示した炭酸ガスセンサはこのような原理にもと
づくものであり、以下に述べる構成によって透過光tr
を測定している。
図に於いて赤外光源(1)は4,3μ閘近傍にピークの
ある連続スペクトル分布をもつ放射源であり。
約500℃に発熱したニクロムヒータから構成されてい
る。この赤外光源(1)からの放射量は、光源ブロック
温度測定素子(2)により光源ブロック(3)の温度を
検出し赤外光源(1)への入力電力を制御することによ
って一定に保たれている。この一定に保たれた放射光は
ガスセル(4)に入射し、ガスセル(4)内の炭酸ガス
によって吸収波長43μmに対応する成分が一部吸収さ
れる。この放射光はガスセル(4)を通過後、バイモル
フ振動子とスリットから構成されるチョッパ部(5)に
入射し変調されたのち波長4.3μmを中心波長とする
帯域幅90m5の光学フィルタ(6)を通過し、タンタ
ル酸リチウムなどの焦電形検出素子(7)に入射する。
ここでガスセル(4)を通過した放射光をチョッパ部(
5)によって変調したのは焦電形検出素子(7)が微分
形の検出器であるためであり、焦電検出素子(7)に入
射した光は透過光量rに比例した電気信号に変換され炭
酸ガス濃度Cに換算される。
ところで上記構成において光学フィルタ(6)とチョッ
パ部(5)は温度特性を有しており、これが焦電形検出
素子(7)出力の経時変動を与える主要な原因であるこ
とが判明している。このため内部温度測定用素子(8)
により温度調整ヒータ(10)への入力電力を制御しセ
ンサ部(9)内部の温度を士02℃の精度で一定に保つ
ことにより経時変動を低減している。
[発明が解決しようとする課題〕 従来の炭酸ガスセンサは以上のように構成されており、
チョッパ部および光学フィルタの温度条件が厳しいため
、センサ部内部の温度を内部温度測定用素子と温度調整
ヒータとによって厳密に調節する必要があった。またこ
の温度調節を行うためにセンサ部の部品点数が増え、構
造も複雑なものとなるという問題点があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、センサ部の温度調節を不要とし、センサ部の構成を
簡素化した炭酸ガスセンサを得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明にかかる炭酸ガスセンサは、パルス駆動手段、
常温において上記パルス駆動手段により4.3μ隋近傍
の波長の放射光をパルス発振する長波長赤外半導体レー
ザ、この長波長赤外半導体レーザの雰囲気温度を常温に
維持する温度調節手段上記長波長赤外半導体レーザの光
出力が一定になるように上記パルス駆動手段を制御する
出力制御手段、上記放射光を収束光束に変換する収束光
学手段、この収束光学手段を透過した放射光を入力しこ
の放射光の光徹に対応した電気信号を出力する焦電形検
出素子、上記長波長赤外半導体レーザと上記焦電形検出
素子との間の光路中に設けられ被検出ガスを納めるガス
セルを備えたものである[作用] この発明における炭酸ガスセンサは、赤外線を放射する
光源として、常温においてパルス駆動手段により4.3
μ請近傍の波長の放射光をパルス発振する長波長赤外半
導体レーザを用いている。
このため焦電形検出素子を収納するセンサ部に対する厳
密な温度調整を行う必要がなく、センサ部に温度調整の
為の部材が不要となり、センサ部の構成を簡素化するこ
とができる。
[実施例] 第1図はこの発明による炭酸ガスセンサの−実絶倒を示
す構成図である。
図に於いて(12)は長波長赤外半導体レーザ(以下適
宜、半導体レーザと記す)、 (13)は温度測定素子
、 (14)itヒートシンク、  (+5)はペルテ
イエ素子であり、温度測定素子(13)、ヒートシンク
(14)、ヘルティエ素子(15)によって温度調節手
段を構成する。(16)は収束光学手段であるフレネル
レンズなどの収束光学素子、 (17)は出力制御手段
としての出力検知用焦電形検出素子、 (1g)は半導
体レーザ(11)をパルス発振させるパルス駆動手段で
ある。
半導体レーザ(12)、温度調節手段、収束光学素子(
16)を収納する収納部を光源部(19)とする。
次にこの一実施例の炭酸ガスセンサの動作について第1
図に基づき説明する。
従来より炭酸ガスの吸収波長4.3μ帛近傍で発振する
半導体レーザとして鉛カルコゲナイドレーザが知られて
いるが、このレーザは発振させるのに液体ヘリウムや窒
素などで冷却する必要があるため民生・産業用機器など
へ応用することは困難と考えられていた。ところが近年
、  B、Spanger等によってPb5rSc/P
b5e/Pb5rSeダブルへテロ構造を採用すること
で常温としての室温17℃において波長4.47tmの
パルス発振が可能なことが確認された。
(B、 Spanger、 M、 5chiess1.
 A、 Lamvrecht、 H,Bottnera
nd M、 Tacke : r Appl、 Phy
s、 Lett、  Vol、 53 No、 261
988j 2582頁) この一実施例で使用する長波長赤外半導体レーザ(工2
)はこのような室温において波長4.3μl近傍で発振
する半導体レーザであり、最近の研究成果をふまえたも
のである。第1図に示すとおり、半導体レーザ(12)
は温度測定素子(13)が設置されたヒートシンク(1
4)上にマウントされており、ヒートシンク(14)は
ペルテイエ素子(15)上にマウントされている。これ
は長波長赤外半導体レーザ(12)の発振波長が温度依
存性を有するためであり、温度測定素子(13)により
検出されたヒートシンク(14)の温度は長波長赤外半
導体レーザ(12)の温度を一定に保つためのベルテイ
エ素子(15)への入力電力を制御する信号として使わ
れる。ここで従来例で説明した光学フィルタ(6)の帯
域幅90m5は、波長精度±45++nのレーザ発振に
対応しており、この精度を得るのに必要な温度制御の精
度はSpanger等の文献から±6℃と見積られる。
温度調節手段(13)、 (+4)、 (15)によっ
て一定温度に保たれた長波長赤外半導体レーザ(12)
にはパルス駆動手段(17)によりパルス駆動電流が注
入され、パルス変調された放射光であるレーザ光が半導
体レーザ(12)の活性層の両端面から出射される。こ
のうち活性層の後面から出射されるレーザ光は出力検知
用焦電形検出素子(17)に入射し電気信号に変換され
長波長赤外半導体レーザ(!2)の光出力を一定に保つ
ために、パルス駆動電流を制御する信号として使われる
このようにして長波長赤外半導体レーザ(12)カら4
.3μ讃近傍の一定の波長とパルス変調されて一定の光
出力をもつレーザ光が出射される。ここで活性層の前面
から出射されたレーザ光は収束光学素子(16)に入射
し収束光束へと変換されガスセル(4)を介し、焦電形
検出素子(7)へと入射する。レーザ光の波長は炭酸ガ
スの吸収波長とほぼ一致してるためガスセル(4)を通
過することによってレーザ光の一部が吸収される。ガス
セル(4)を通過したレーザ光はパルス変調されている
ため従来装置に用いたチョッパ部(5)等の変調手段や
光学フィルタ(6)などを別途あらためて用いることな
しに焦電形検出素子(7)から透過光[1に比例した電
気信号が出力される。この電気信号は(1)式にもとづ
き炭酸ガス濃度Cに換算される。
以上に述べたように、上記一実施例による炭酸ガスセン
サにおいては、常温である室温17℃において4.3μ
慣近傍の波長のレーザ光をパルス駆動手段によりパルス
発振する長波長赤外半導体レーザ(12)を赤外光源と
して用いることにより、センサ部(11)に対し厳密な
温度調整を行う必要がなくなり、センサ部(11)の構
成部材の点数も少なくなり構成を簡素化することができ
1価格も安価となるという効果がある。
また、ガスセル(4)やセンサ部(11)の筐体などか
らも4.3μm近傍の成分の赤外線が輻射されるが。
焦電形検出素子の直前に変調手段が設けられていないた
め、半導体レーザ(12)からのレーザ光以外の、43
μm近傍の成分の赤外線を焦電形検出素子(7)が受光
することなく、信頼性の高い測定データが得られるとい
う効果がある。
なお、上記一実施例の炭酸ガスセンサにおいて測定する
対象がガスであるため、測定時にセンサ部(11)内及
び光源部(19)内に存在するガスが測定データに影響
を及ぼすことが考えられる。
このためセンサ部(11)及び光源部(+9)は、あら
かじめ成分や各比率等の判っているガスを封入した状態
で密閉しておいてもよいし、または必ずしも密閉状態に
しなくとも、ガスセル(4)内の被検出ガスを測定する
直前または直後に、センサ部(11)及び光源部(+9
)のガス状態を測定し、ガスセル(4)内の被検出ガス
の測定データに対するオフセット量を求めてもよい。
[発明の効果] 以上のようにこの発明の炭酸ガスセンサによれば赤外光
源として室温17℃に於いて4.3μm近傍の波長でパ
ルス駆動手段によりパルス発振する長波長赤外半導体レ
ーザを用いることにより、従来の炭酸ガスセンサのセン
サ部に設けられていた光学フィルタ、チョッパ部及びこ
れに係る内部温度測定用素子、温度調整ヒータが不要と
なる。このためセンサ部の部品点数か減すセンサ部の構
成が簡素化することが出来るという効果がある。
また、ガスセルやセンサ部筐体などから輻射される赤外
線の4.3μm近傍の成分が焦電形検出素子の直前で変
調を受けて焦電形検出素子の出力の電気信号に混入する
こともなくなるので信頼性の高い炭酸ガスセンサが得ら
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による炭酸ガスセンサの構
成図である。第2図は従来の炭酸ガスセンサを示す構成
図、第3図は炭酸ガスの赤外吸収スペクトルを示す図で
ある。 図に於いて(4)はガスセル、(7)は焦電形検出素子
、(12)は長波長赤外半導体レーザ、(+3)は温度
測定素子、 (14)はヒートシンク、(15)はペル
ティエ素子、 (16)は収束光学素子、(17)は出
力検知用焦電形検出素子、(18)はパルス駆動手段で
ある。 なお各図中、同一符号は同一または相当部分を示すもの
とする。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. パルス駆動手段、常温において上記パルス駆動手段によ
    り4.3μm近傍の波長の放射光をパルス発振する長波
    長赤外半導体レーザ、この長波長赤外半導体レーザの雰
    囲気温度を常温に維持する温度調節手段、上記長波長赤
    外半導体レーザの光出力が一定になるように上記パルス
    駆動手段を制御する出力制御手段、上記放射光を収束光
    束に変換する収束光学手段、この収束光学手段を透過し
    た放射光を入力しこの放射光の光量に対応した電気信号
    を出力する焦電形検出素子、上記長波長赤外半導体レー
    ザと上記焦電形検出素子との間の光路中に設けられ被検
    出ガスを納めるガスセルを備えたことを特徴とする炭酸
    ガスセンサ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001053803A1 (fr) * 2000-01-17 2001-07-26 Norihiro Kiuchi Procede de detection de concentrations dans un liquide et dispositif a cet effet
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