JPH0455413Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0455413Y2 JPH0455413Y2 JP1987025070U JP2507087U JPH0455413Y2 JP H0455413 Y2 JPH0455413 Y2 JP H0455413Y2 JP 1987025070 U JP1987025070 U JP 1987025070U JP 2507087 U JP2507087 U JP 2507087U JP H0455413 Y2 JPH0455413 Y2 JP H0455413Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- battery
- valve
- cover
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002253 acid Substances 0.000 claims description 9
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 9
- QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N Sulfuric acid Chemical compound OS(O)(=O)=O QAOWNCQODCNURD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 235000019589 hardness Nutrition 0.000 description 3
- CDBYLPFSWZWCQE-UHFFFAOYSA-L Sodium Carbonate Chemical compound [Na+].[Na+].[O-]C([O-])=O CDBYLPFSWZWCQE-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000006261 foam material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000003595 mist Substances 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920001084 poly(chloroprene) Polymers 0.000 description 1
- 229910000029 sodium carbonate Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は密閉形鉛蓄電池の弁構造に関する。
従来の技術
密閉形鉛蓄電池における弁の機能として要求さ
れる特性は、電池の内圧が上昇した時にガスを放
出し、放出後は電池の内外を遮断することと、電
池内部が減圧状態になつても外の空気を電池内部
に流入させない事が重要である。
れる特性は、電池の内圧が上昇した時にガスを放
出し、放出後は電池の内外を遮断することと、電
池内部が減圧状態になつても外の空気を電池内部
に流入させない事が重要である。
従来密閉形鉛蓄電池の弁の構造は第５図に示す
通り、第６図に示すようなキヤツプ状弁４が一般
的である。
通り、第６図に示すようなキヤツプ状弁４が一般
的である。
これらの弁の構造としては、弁と成型品である
中蓋２の液口弁筒部３の嵌合度合いにより作動圧
が決定される。
中蓋２の液口弁筒部３の嵌合度合いにより作動圧
が決定される。
考案が解決しようとする問題点
そのため高度な金型寸法精度及び成型条件の管
理が重要であつた。又弁体が各セル毎に１個宛必
要で、作業性に問題があつた。
理が重要であつた。又弁体が各セル毎に１個宛必
要で、作業性に問題があつた。
本考案は上記問題点を解決することを目的とす
る。
る。
問題点を解決するための手段
本考案は上記の目的を達成するためになされた
もので、電槽に中蓋を介して上蓋が固定された密
閉形鉛蓄電池であつて、前記中蓋には凹陥部を有
し、この凹陥部の周辺と前記上蓋との間には〓間
を有しており、前記凹陥部には前記電槽内部に通
じる液口弁筒部を有しており、前記中蓋と上蓋と
の間には、１次弁体と２次弁体とからなる弾性弁
体が配置されており、この弾性弁体は、１次弁体
側が前記凹陥部内にあつて前記液口弁筒部の上端
面に圧接されており、２次弁体側が前記凹陥部全
体を覆うように前記中蓋と上蓋との間の〓間に圧
接されており、前記１次弁体と２次弁体とは一体
に形成されていることを特徴とするものである。
もので、電槽に中蓋を介して上蓋が固定された密
閉形鉛蓄電池であつて、前記中蓋には凹陥部を有
し、この凹陥部の周辺と前記上蓋との間には〓間
を有しており、前記凹陥部には前記電槽内部に通
じる液口弁筒部を有しており、前記中蓋と上蓋と
の間には、１次弁体と２次弁体とからなる弾性弁
体が配置されており、この弾性弁体は、１次弁体
側が前記凹陥部内にあつて前記液口弁筒部の上端
面に圧接されており、２次弁体側が前記凹陥部全
体を覆うように前記中蓋と上蓋との間の〓間に圧
接されており、前記１次弁体と２次弁体とは一体
に形成されていることを特徴とするものである。
作 用
本考案は上記の特徴を有することにより、２層
の弁体と２カ所の圧接部により電池を密閉し、電
池内圧が一定以上になつたときに、上記圧接部が
開いてガスを放出するものである。
の弁体と２カ所の圧接部により電池を密閉し、電
池内圧が一定以上になつたときに、上記圧接部が
開いてガスを放出するものである。
実施例
本考案の一実施例を説明する。
弁体の機能として要求される特性は、電池内圧
が一定以上上昇した時にガスを放出し、放出後
は、電池の内外を遮断し、かつ電池内部が減圧状
態になつても外部の空気を電池内部に進入させな
い事、特に減圧時の弁機能の劣化は、電池性能に
重大な影きようを与える。本考案においては、第
１図に示す用に、例えば２次弁体５は、独立気泡
の発泡材料すなわちスポンジ状のネオプレンゴム
板で、又１次弁体８は硬度が30〜50のゴム板の２
層からなる弁体を予め上蓋１と中蓋２のすき間よ
り１mm程度大きく設定し、上蓋１の中蓋２への接
着時に液口弁筒部３と上蓋接着部９に圧接面接触
による安全弁構造である。又２次弁体５と１次弁
体８は〓形状となつているため、１次弁体８が液
口弁筒部３に一次弁体５の弾性加圧により圧接さ
れ、さらに上蓋接着面９に１次弁体８が平面圧接
され密閉状態となる。
が一定以上上昇した時にガスを放出し、放出後
は、電池の内外を遮断し、かつ電池内部が減圧状
態になつても外部の空気を電池内部に進入させな
い事、特に減圧時の弁機能の劣化は、電池性能に
重大な影きようを与える。本考案においては、第
１図に示す用に、例えば２次弁体５は、独立気泡
の発泡材料すなわちスポンジ状のネオプレンゴム
板で、又１次弁体８は硬度が30〜50のゴム板の２
層からなる弁体を予め上蓋１と中蓋２のすき間よ
り１mm程度大きく設定し、上蓋１の中蓋２への接
着時に液口弁筒部３と上蓋接着部９に圧接面接触
による安全弁構造である。又２次弁体５と１次弁
体８は〓形状となつているため、１次弁体８が液
口弁筒部３に一次弁体５の弾性加圧により圧接さ
れ、さらに上蓋接着面９に１次弁体８が平面圧接
され密閉状態となる。
又２次弁体５および１次弁体８はスポンジ状に
一体成型した弁体で、１次弁体８の下面を熱処理
する事により硬度の異なる２層の弁体を容易に加
工可能である。
一体成型した弁体で、１次弁体８の下面を熱処理
する事により硬度の異なる２層の弁体を容易に加
工可能である。
なお図面において、６は電槽、７上蓋１に設け
られた排気口である。
られた排気口である。
考案の効果
上述したように、本考案によれば、その構成を
２層板状の弁体により、液口弁筒部と上蓋接着部
の２重安全機能、及び加圧面接触構造としたた
め、 (1) ２層による加圧面接触構造弁であり、又接触
面が２カ所設置構造で、２重安全弁構造であ
り、又２次弁体の厚み及び硬度を変える事によ
り容易に任意の弁作動圧の設定が可能となつ
た。
２層板状の弁体により、液口弁筒部と上蓋接着部
の２重安全機能、及び加圧面接触構造としたた
め、 (1) ２層による加圧面接触構造弁であり、又接触
面が２カ所設置構造で、２重安全弁構造であ
り、又２次弁体の厚み及び硬度を変える事によ
り容易に任意の弁作動圧の設定が可能となつ
た。
(2) 平面のみの要求となるため金型が安価となつ
た。
た。
(3) 板状の弁体で全セル一括封口であるため部品
点数が減少したという効果がある。
点数が減少したという効果がある。
また、上記実施例は、上記効果に加えて、更に
以下のような効果がある。
以下のような効果がある。
２次弁体は、スポンジであるため電池内圧上昇
時の弁作動時、硫酸ミストとして排出される硫酸
を中和させる炭酸ナトリウム等を含浸する事等に
より、電池外への硫酸排出防止機能の付加も可能
である。
時の弁作動時、硫酸ミストとして排出される硫酸
を中和させる炭酸ナトリウム等を含浸する事等に
より、電池外への硫酸排出防止機能の付加も可能
である。
第１図は、本考案の密閉形鉛蓄電池の要部断面
図、第２図は第１図の弁体で、ａは下面図、ｂは
断面図、第３図及び第４図は、本考案電池の弁体
部の作動を示すもので、第３図は電池内増圧時の
断面図、第４図は同じく減圧時の断面図、第５図
はキヤツプ状弁を使用した従来の密閉形鉛蓄電池
の要部断面図、第６図は従来のキヤツプ状弁で、
ａは上面図、ｂは断面図である。 １は上蓋、２は中蓋、３は液口弁筒部、５は２
次弁体、８は１次弁体、９は上蓋接着部。
図、第２図は第１図の弁体で、ａは下面図、ｂは
断面図、第３図及び第４図は、本考案電池の弁体
部の作動を示すもので、第３図は電池内増圧時の
断面図、第４図は同じく減圧時の断面図、第５図
はキヤツプ状弁を使用した従来の密閉形鉛蓄電池
の要部断面図、第６図は従来のキヤツプ状弁で、
ａは上面図、ｂは断面図である。 １は上蓋、２は中蓋、３は液口弁筒部、５は２
次弁体、８は１次弁体、９は上蓋接着部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電槽に中蓋を介して上蓋が固定された密閉形鉛
蓄電池であつて、 前記中蓋には凹陥部を有し、この凹陥部の周辺
と前記上蓋との間には〓間を有しており、 前記凹陥部には前記電槽内部に通じる液口弁筒
部を有しており、 前記中蓋と上蓋との間には、１次弁体と２次弁
体とからなる弾性弁体が配置されており、 この弾性弁体は、１次弁体側が前記凹陥部内に
あつて前記液口弁筒部の上端面に圧接されてお
り、２次弁体側が前記凹陥部全体を覆うように前
記中蓋と上蓋との間の〓間に圧接されており、 前記１次弁体と２次弁体とは一体に形成されて
いる、ことを特徴とする、 密閉形鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987025070U JPH0455413Y2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987025070U JPH0455413Y2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63133060U JPS63133060U (ja) | 1988-08-31 |
| JPH0455413Y2 true JPH0455413Y2 (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=30824878
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987025070U Expired JPH0455413Y2 (ja) | 1987-02-23 | 1987-02-23 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0455413Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4423626Y1 (ja) * | 1966-02-21 | 1969-10-06 |
-
1987
- 1987-02-23 JP JP1987025070U patent/JPH0455413Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4423626Y1 (ja) * | 1966-02-21 | 1969-10-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63133060U (ja) | 1988-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3802923A (en) | Resealable vent closure for sealed galvanic dry cell | |
| JPH0511385B2 (ja) | ||
| EP2293364A1 (en) | Lead storage battery | |
| JP5147151B2 (ja) | 制御弁式鉛蓄電池 | |
| JPH0455413Y2 (ja) | ||
| CN201037564Y (zh) | 一种新型电池安全阀 | |
| US20110003184A1 (en) | Battery having closing plug | |
| US2558654A (en) | Storage battery vent plug | |
| CN100517807C (zh) | 一种铅酸蓄电池安全阀 | |
| JP2006196341A (ja) | 制御弁式鉛蓄電池 | |
| JP4872162B2 (ja) | 制御弁式鉛蓄電池およびその製造法 | |
| JPH0417844Y2 (ja) | ||
| JP4296754B2 (ja) | 制御弁式鉛蓄電池 | |
| JPH023256Y2 (ja) | ||
| JPH0576133B2 (ja) | ||
| JPH0416374Y2 (ja) | ||
| JPS5831307Y2 (ja) | 防爆式密閉形電池 | |
| JPH10294095A (ja) | 密閉形二次電池 | |
| CN211789224U (zh) | 一种塑壳锂离子电池排气螺帽 | |
| JP2001015093A (ja) | シール鉛蓄電池用安全弁及びシール鉛蓄電池 | |
| JP2002110123A (ja) | 制御弁式鉛蓄電池 | |
| CN221252354U (zh) | 一种可排出内部空气的储物罐 | |
| CN214208046U (zh) | 一种容器盖及烹饪容器 | |
| JPH0416074Y2 (ja) | ||
| JP7451153B2 (ja) | 鉛蓄電池用液口栓 |