JPH045539B2 - - Google Patents

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JPH045539B2
JPH045539B2 JP61174740A JP17474086A JPH045539B2 JP H045539 B2 JPH045539 B2 JP H045539B2 JP 61174740 A JP61174740 A JP 61174740A JP 17474086 A JP17474086 A JP 17474086A JP H045539 B2 JPH045539 B2 JP H045539B2
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JP
Japan
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vinyl chloride
chloride resin
layer
foaming
polymerization
Prior art date
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JP61174740A
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Japanese (ja)
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JPS6333430A (en
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  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
  • Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

(産業上の利用分野) 本発明は床材、壁材等の建築材料、車輌用シー
ト、鞄、袋物、家具等に使用される印刷模様と凹
凸模様が一致し且つ表面に繊細でシヤープな絞模
様を有する装飾性に優れたエンボスシートの製造
方法に関する。 (従来技術) 前述の様な印刷模様と凹凸模様の一致したエン
ボスシートを製造する方法としては、発泡性合成
樹脂層の表面に発泡抑制剤及び/又は発泡促進剤
を含む印刷インクを印刷し、これを発泡して凹凸
模様を現出するケミカルエンボス法、エンボスロ
ールを使用して印刷模様に合せてエンボスを施こ
す同調エンボス法等があるが、ケミカルエンボス
法の場合印刷模様の凹凸模様を一致させることは
出来るが、繊維でシヤープな凹凸表現は不可能で
あり、又同調エンボスの場合使用するエンボスロ
ールの形状により繊維でシヤープな凹凸表現は可
能であるが、印刷模様と凹凸模様を機械的に合せ
るため、シートの伸縮、機械条件等により模様を
合せ難く、非常に作業性が悪いと共に不良の発生
が多いという問題があつた。 (問題点を解決するための手段) 本発明は、基材に発泡性塩化ビニル系樹脂組成
物の層を形成し、その表面に発泡抑制材を含む印
刷インクで任意の柄模様を印刷し、その上に透明
もしくは半透明の塩化ビニル系樹脂層を形成した
後、加熱発泡し凹凸模様を現出せしめ、その表面
に任意の意匠を施したエンボスロールを使用し絞
模様を形成せしめた印刷模様と凹凸模様の一致し
た同調エンボスシートの製造方法において、発泡
性塩化ビニル系樹脂組成物の層に使用する塩化ビ
ニル系樹脂の平均重合度が1200以上であり、透明
もしくは半透明の塩化ビニル系樹脂層に使用する
塩化ビニル系樹脂の平均重合度が該発泡性塩化ビ
ニル系樹脂組成物の層に使用する塩化ビニル系樹
脂の平均重合度より100以上高いものであり、且
つ発泡倍率が4倍以下であることを特徴とする同
調エンボスシートの製造方法に係わるものであ
る。 本発明に使用する基材としては天然の動物性又
は植物性繊維、アスベスト、ガラス繊維、ロツク
ウール、パルプ、合成繊維等の無機もしくは有機
繊維の1種以上と必要に応じて炭酸カルシウム、
クレー、水酸化アルミ等の填料、樹脂バインダー
を混合した織布、編布、不織布、紙等の他離型性
担体が使用出来、これらは目的とする製品の用途
に応じて自由に使い分けることが出来るものであ
る。又、上記以外にも合成樹脂の発泡又は非発泡
シートを前記織布、編布、不織布、紙等の裏面
(発泡性合成樹脂組成物の層を形成する面と反対
側の面)に積層したものも本発明の同調エンボス
シートの基材として使用出来る。 発泡性塩化ビニル系樹脂組成物の層は塩化ビニ
ル系樹脂、加熱により分解してガスを発生する化
学発泡剤及び発泡剤の分解を促進する発泡助剤か
ら構成されるが、その他必要に応じて可塑剤、安
定剤、充填剤、防カビ剤、粘度低下剤、着色剤等
通常使用される添加剤が使用される。 上記塩化ビニル系樹脂とはポリ塩化ビニル樹脂
及び塩化ビニルと他のモノマー例えばエチレン、
酢酸ビニル、ビニルエーテル、マレイン酸エステ
ル、アクリル、ウレタン等との共重合体の他ポリ
塩化ビニル樹脂と他のポリマーとのブレンド物も
含むものであり、使用する塩化ビニル系樹脂の平
均重合度が1200以上であることが必要である。塩
化ビニル系樹脂の平均重合度が1200未満であると
加熱エンボスの際に、発泡層の熔融粘度が低くな
りエンボスロールの押圧で発泡セルの破壊による
表面の肌荒れを生じ、エンボス加工が難しいもの
である。 なお、本発明において使用する平均重合度と
は、一般に市場に供給される塩化ビニル系樹脂の
重合度を示すものであり、重合度の比較的大きな
ものと比較的小さなものとが混在する、かかる樹
脂中の個々の分子の重合度を平均したものであ
る。 そして、本発明においては、使用する塩化ビニ
ル系樹脂が一種類のものであれば、その樹脂の平
均重合度を意味し、平均重合度の異なる複数種の
樹脂のブレンド使用であれば、後記する実施例に
見られるように各樹脂の配合割合を加味しての算
術平均値を意味するものである。 発泡剤としては通常使用されているものが使用
可能であるが、中でもアゾジカルボンアミドが好
ましい。その添加量は塩化ビニル樹脂100重量部
に対し0.5〜5重量部が好ましい。 発泡剤の分解を促進する発泡助剤は発泡剤の種
類に応じて通常使用されているものが使用出来る
が、発泡剤としてアゾジカルボンアミドを使用す
る場合、酢化亜鉛等の亜鉛系又は鉛系の安定剤を
兼ねた発泡助剤が好ましい。 可塑剤としてはジブチルフタレート、ジイソブ
チルフタレート、ジオクチルフタレート、ジドデ
シルフタレート、ブチルベンジルフタレート、ジ
イソデシルフタレート、ジヘキシルフタレート、
ジドデシルフタレート、ジイソノニルフタレー
ト、ジオクチルアジペート、ジイソデシルアジペ
ート、ジブチルセバケート、ジオクチルセバケー
ト、トリブチルホスフエート、トリクレジルホス
フエート、トリフエニルホスフエート、トリクロ
ルエチルホスフエート、トリオクチルホスフエー
ト、ジフエニルクレジルホスフエート等の他、ト
リメリツト酸エステル系可塑剤、エポキシ化大豆
油や各種エポキシ樹脂等のエポキシ系可塑剤、ポ
リエステル系高分子可塑剤等通常の可塑剤が使用
出来る。 又、発泡性塩化ビニル系樹脂組成物として、塩
化ビニル樹脂ペーストを使用する場合、粘度低下
を目的として必要に応じてガソリン、オクタン、
ベンゼン、トルエン、ナフサ、ドデシルベンゼン
誘導体等の希釈剤もしくは2次可塑剤、粘度低下
剤等通常使用されるものが可塑剤と併用される。 可塑剤の添加量は塩化ビニル樹脂100重量部に
対して20〜100重量部、又、希釈剤及び2次可塑
剤は1〜20重量部、粘度低下剤は0.1〜5重量部
の範囲が好ましい。 安定剤としては通常使用されるものが使用出来
るが、発泡剤としてアゾジカルボンアミドを使用
する場合は、発泡助剤兼安定剤としての効果を有
する酸化亜鉛等の亜鉛系又は鉛系の使用が好まし
い。安定剤の添加量は塩化ビニル樹脂100重量部
に対して0.5〜7重量部の範囲が好ましい。 充填剤としては加工温度にて熔融、分解等の物
理的、化学的な変化をしないものであれば何でも
使用出来るが、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、クレー、タルク、シリカ、ケイ藻土、ケイ
砂、軽石粉、フレート粉、雲母粉、アスベスト、
水酸化アルミニウム、酸化アルミニウム、硫酸ア
ルミニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、ガ
ラス球、発泡ガラス球、フライアツシユ球、火山
ガラス中空体(シラスバルーン)等の無機質充填
剤、粉末繊維素(セルロースパウダー)、ポリビ
ニルアルコール繊維、コルク粉末、木粉、熱硬化
性樹脂粉末、熱硬化性樹脂中空球等の有機質充填
剤等が使用出来る。充填剤の添加量は塩化ビニル
樹脂100重量部に対し5〜400重量部の範囲が好ま
しい。 防カビ剤としては通常使用されるものが使用出
来るが、中でも時に塩化ビニル樹脂を変色させた
り、発泡抑制剤による発泡抑制効果を阻害したり
することのない10・10′−オキシビスフエノキシ
アルシン、N(−フルオロジクロロメチルチオ−)フ
タルイミド、N−トリクロロメチルメルカプト−
4−シクロヘキセン−1・2−ジカルボキシイミ
ド、2・4・5・6−テトラクロロイソフタロニ
トリル等の有機系防カビ剤を塩化ビニル樹脂100
重量部に対して0.1〜5重量部と効果持続性を要
求される場合には、メタホウ酸バリウム等の無機
系防カビ剤を1〜30重量部併用するのが好まし
い。もちろん以上の防カビ剤は単独でも2種以上
を混合しても使用出来るものである。 本発明に使用する印刷インクは通常使用される
印刷インクであれば何んでも使用出来る。但し、
絵柄を印刷する印刷インクの少なくとも1色に必
ず発泡性塩化ビニル系樹脂層の発泡を抑制し、凹
部を形成するための無水トリメリツト酸、ジチオ
シアヌル酸誘導体等、通常使用される発泡抑制剤
を配合することが必要である。発泡抑制剤の添加
量は目的とする凹部の深さに応じて適宜調整され
るが、印刷インクに対し1〜30重量%の範囲が好
ましい。 本発明の透明もしくは半透明の塩化ビニル系樹
脂層は、塩化ビニル系樹脂組成物であれば通常使
用されるものが使用出来る。エンボスロールによ
るエンボス模様の再現性(エンボス適性)及び発
泡抑制剤による発泡抑制効果の点からは、使用す
る塩化ビニル系樹脂の平均重合度が低い方が、樹
脂の加熱溶融粘度が低くなり加工性に富むため好
ましいものであるが、後記する比較例2にも明ら
かにされるように発泡性塩化ビニル系樹脂の平均
重合度より低いと、発泡時に発泡剤の分解ガスの
影響による透明もしくは半透明の塩化ビニル系樹
脂層と発泡塩化ビニル系樹脂層との界面(すなわ
ち印刷面)への著しい気泡発生のため、鮮明な印
刷模様が得られない。また上記の比較例2、後記
する実施例からも把握されるように表面平滑性を
良好ならしめるという点からも透明もしくは半透
明の塩化ビニル系樹脂層に使用する塩化ビニル系
樹脂の平均重合度は発泡性塩化ビニル系樹脂組成
物の層に使用する塩化ビニル系樹脂の平均重合度
よりも100以上高いことが要求される。なお、塩
化ビニル系樹脂の平均重合度が高くなると、樹脂
の加熱溶融粘度が高くなり加工性に劣るため、エ
ンボス適正並びに発泡抑制効果を引き出すことを
考慮すると4000以下のものが好ましい。その他必
要に応じて可塑剤、安定剤、充填剤又は艶消剤、
防カビ剤、粘度低下剤、着色剤等、通常使用され
る添加剤が使用される。 塩化ビニル系樹脂及び必要に応じて使用される
各種添加剤は、前述の発泡性塩化ビニル系樹脂組
成物に使用されるものが同様の配合量にて使用出
来るものである。但し、充填剤又は艶消剤は前述
の発泡性塩化ビニル系樹脂組成物に使用される充
填剤が塩化ビニル系樹脂100重量部に対し0.5〜20
重量部使用出来る。この配合量が20重量部を越え
ると塩化ビニル系樹脂層が不透明となり目的とす
る物が得られず好ましくないものである。 本発明の同調エンボスシートは、前述したシー
ト状基材に発泡性塩化ビニル系樹脂組成物の層を
カレンダー法、押出法、ラミネート法、ペースト
コーテイング法等、通常の方法で形成し、その表
面にグラビア印刷法、フレキソ印刷法、ロータリ
ースクリーン印刷法、シルクスクリーン印刷法
等、通常の方法で少なくとも1色に発泡抑制剤を
含む印刷インクを使用し、任意模様を印刷し、そ
の表面に透明もしくは半透明の塩化ビニル系樹脂
層をカレンダー法、押出法、ラミネート法、ペー
ストコーテイング法等通常の方法で形成した後、
該発泡性塩化ビニル系樹脂組成物に含まれる発泡
剤の分解温度以上の温度で加熱発泡し、印刷模様
と凹凸模様の一致したシート状物を得、しかる
後、通常のエンボス機で任意の絞模様を付したエ
ンボスロールを使用し、加熱エンボスを行うこと
により得られるものである。 エンボス方法としては、発泡炉とエンボス機が
別に設置されたオフラインの工程で加熱発泡した
後、再加熱エンボスを行う方法と、発泡炉の直後
にエンボス装置が設置されたインラインの機械で
発泡直後に加熱エンボスを行う方法の2通りの方
法があるが、いずれの方法でも適用可能である。
オフラインでエンボスを行う場合、一旦形成され
た発泡層が完全に冷却されているため、エンボス
ロールの押圧で発泡セルが破壊され表面の肌荒れ
を生じることはないが、発泡層に残留している未
分解の発泡剤が分解し2次発泡して、発泡セル荒
れを生じない様な加熱条件を適用することが必要
であり、インラインで加熱発泡直後にエンボスを
行う場合、発泡層が軟化状態であるため、出来る
限り裏面(エンボス面と反対側の面)のみを冷却
し、表面を発泡層に残留する未分解の発泡剤が2
次発泡しない条件で加熱し、エンボスを行うこと
が必要である。又、エンボス時にエンボスロール
とラバーロール(バツクアツプロール)との間に
間隙を設けた、いわゆるクリアランスエンボスを
行うことは発泡層の発泡セル破壊を防止する意味
で有効である。この場合のクリアランス(間隙
は)発泡層の発泡倍率と発泡層を形成する塩化ビ
ニル系樹脂の平均重合度により多少変化するた
め、各々について確認した上で設定することが必
要である。この場合発泡倍率は4倍以下であるこ
とが必要である。発泡層の発泡倍率が2.5倍以下
で発泡層を形成する塩化ビニル系樹脂の平均重合
度が1200以上でさらに発泡層が2次発泡しない程
度の加熱条件で加熱し、エンボスロールの押圧が
2〜3Kg/cm2(ゲージ圧)でエンボスすることに
より、上記の様なクリアランスを設けなくとも発
泡セルの破壊等に支障なく、目的とする同調エン
ボスシートが容易に得られるものである。発泡層
の発泡倍率が2.5倍を越えると発泡倍率が高くな
るに従い、クリアランスを設けることが好まし
い。 なお、上記発泡倍率とは、この種の技術で一般
に使用される発泡倍率と同じである。すなわち、
基材上に形成する発泡性塩化ビニル系樹脂組成物
の層の厚みを基準とし、これを加熱発泡させた後
の発泡層の厚みが元の何倍になるかで表すもので
ある。 又、エンボス時の加熱は通常使用される電気ヒ
ーター、赤外線又は遠赤外線ヒーター、セラミツ
クヒーター等が好ましい。 又、ここで使用するエンボスロールは、ミル押
しで絞模様を形成したもの、腐蝕(エツチング)
により絞模様を形成したもの、電鋳法により絞模
様を形成したもの、シリコン樹脂等の耐熱性合成
樹脂に絞模様を形成したもの等、いずれのものも
使用出来るが、中でも自然の材料からそのままの
表面形状を現出可能な電鋳方式のエンボスロー
ル、シリコン等の合成樹脂製ロールが好ましく、
さらに耐久性と形状保持性(温度変化による寸
法、形状変化が少ない)及び冷却可能な点から電
鋳方式のエンボスロールが好ましい。 (作用効果) 本発明は、基材の表面に発泡性塩化ビニル系樹
脂組成物の層を形成し、その表面に発泡抑制剤を
含む印刷インクで任意の柄模様を印刷し、その上
に透明もしくは半透明の塩化ビニル系樹脂層を形
成した後、加熱発泡し印刷模様と同調した凹凸模
様を現出せしめ、その表面に任意の意匠を施こし
たエンボスロールを使用し加熱エンボス方式によ
り絞模様を形成することにより、印刷模様と凹凸
模様が一致し、さらにその表面に繊維且つシヤー
プな絞模様の形成された意匠性に富んだ同調エン
ボスシートを容易に且つ経済的に製造することが
出来る。 又、発泡性塩化ビニル系樹脂組成物に使用する
塩化ビニル系樹脂の平均重合度が1200以上であ
り、印刷模様を介してその表面に形成する透明も
しくは半透明の塩化ビニル系樹脂層に使用する塩
化ビニル系樹脂の平均重合度が該発泡性塩化ビニ
ル系樹脂組成物に使用する塩化ビニル系樹脂の平
均重合度より100以上高いのものであり、且つ発
泡倍率が4倍以下とすることにより、エンボスロ
ールを使用してのエンボスの際加熱されて軟化も
しくは熔融状態にある発泡層のエンボスロールの
押圧による発泡セル破壊と表面肌荒れ等の支障な
く目的とする同調エンボスシートを容易に製造出
来るものである。 さらに本発明は一部に発泡抑制剤を含む印刷イ
ンクを使用した多色印刷による印刷模様と凹凸模
様の完全に一致した意匠表現にさらにエンボスロ
ールに施こした絞模様による意匠表現を加えるこ
とにより、従来にない複雑且つ繊細な装飾性に優
れたシート状物が得られ、これは床材、壁材等の
建築材料、車輌用シート、鞄、袋物、家具等への
使用に適したものである。 次に本発明をさらに詳しく説明するために実施
例をあげるが、本発明は何らこれに限定されるも
のではない。 (実施例) 実施例1〜2、比較例1 有効機械幅450m/mのテストコーターを使用
し、ガラス繊維、パルプ、無機質填料、バインダ
ーを主成分とする0.95m/m厚味の無機填料紙の
表面に表−1に記載する発泡性塩化ビニル樹脂ペ
ースト()〜()をドクターナイフにて各々
0.45m/m厚味となる様塗布し、170℃に設定し
た加熱炉を2m/分の速度で通し該発泡性塩化ビ
ニル樹脂ペースト()〜()を加熱ゲル化し
た。この表面に木目模様の多色グラビア印刷を施
こし(木の板と板の継ぎ目に相当する目地部を抑
制剤を配合した印刷インクにて印刷)しかる後、
表−1に記載した透明性塩化ビニル樹脂ペースト
()をドクターナイフにて0.3m/m厚味となる
様塗布し、170℃に設定した加熱炉を2m/分の
速度で通し、該透明性塩化ビニル樹脂ペースト
()を加熱ゲル化した。その後、190℃に設定し
た加熱炉を1.1〜1.4m/分の速度で通し発泡直後
の総厚を2.2〜2.5m/mとし、加熱炉直後にイン
ラインで設置されているエンボス装置で天然木そ
のままの木目意匠を付した電鋳方式によるエンボ
スロールを使用して、電気ヒーターにより加熱
(発泡層が2次発泡をしない程度の加熱条件)エ
ンボスを行つた(エンボスロールとバツクアツプ
ロールとのクリアランス(間隙)を1.9〜2.1m/
mに設定、エンボスロールの押圧:2Kg/cm2(ゲ
ージ圧))。その結果を表−2に示す。 表−2からも明らかな様に発泡性塩化ビニル樹
脂ペースト組成物に使用する塩化ビニル樹脂の平
均重合度が1210、1455の配合では適正なエンボス
条件の設定により問題なくエンボス作業が可能で
あり、得られた同調エンボスシートは、天然木に
類似した繊細な木目意匠を有し、床材として好適
であつた。
(Industrial Application Field) The present invention is used for building materials such as flooring materials, wall materials, vehicle seats, bags, bags, furniture, etc., in which the printed pattern matches the uneven pattern and the surface is delicate and sharp. The present invention relates to a method for manufacturing an embossed sheet having a pattern and excellent decorative properties. (Prior art) As a method for manufacturing an embossed sheet with a matching printed pattern and uneven pattern as described above, printing ink containing a foaming suppressor and/or foaming accelerator is printed on the surface of a foamable synthetic resin layer, There is a chemical embossing method in which this is foamed to create an uneven pattern, and a synchronized embossing method in which an embossing roll is used to emboss according to the printed pattern, but in the chemical embossing method, the uneven pattern of the printed pattern is matched. However, it is impossible to express sharp unevenness with fibers. Also, in the case of synchronized embossing, it is possible to express sharp unevenness with fibers depending on the shape of the embossing roll used, but it is not possible to express sharp unevenness with fibers, but it is impossible to express sharp unevenness with fibers. Due to expansion and contraction of the sheet, machine conditions, etc., it was difficult to match the patterns, resulting in very poor workability and a high incidence of defects. (Means for solving the problems) The present invention forms a layer of a foamable vinyl chloride resin composition on a base material, prints an arbitrary pattern on the surface with a printing ink containing a foam suppressing material, and A transparent or translucent vinyl chloride resin layer is formed on top of the resin layer, then heated and foamed to reveal an uneven pattern, and an embossing roll with an arbitrary design applied to the surface is used to form a squeeze pattern. In the method for producing a synchronized embossed sheet with a matching uneven pattern, the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the layer of the foamable vinyl chloride resin composition is 1200 or more, and the vinyl chloride resin is transparent or translucent. The average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the layer is 100 or more higher than the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the layer of the foamable vinyl chloride resin composition, and the expansion ratio is 4 times or less. The present invention relates to a method for manufacturing a synchronized embossed sheet. The base materials used in the present invention include one or more types of inorganic or organic fibers such as natural animal or vegetable fibers, asbestos, glass fibers, rock wool, pulp, and synthetic fibers, and if necessary, calcium carbonate.
Other releasable carriers such as woven fabrics, knitted fabrics, non-woven fabrics, and paper mixed with clay, fillers such as aluminum hydroxide, and resin binders can be used, and these can be used freely depending on the intended use of the product. It is possible. In addition to the above, a foamed or non-foamed synthetic resin sheet may be laminated on the back surface of the woven fabric, knitted fabric, nonwoven fabric, paper, etc. (the surface opposite to the surface on which the layer of the foamable synthetic resin composition is formed). can also be used as a base material for the tuned embossed sheet of the present invention. The layer of the foamable vinyl chloride resin composition is composed of a vinyl chloride resin, a chemical blowing agent that decomposes when heated to generate gas, and a foaming aid that accelerates the decomposition of the blowing agent, and may contain other ingredients as necessary. Commonly used additives such as plasticizers, stabilizers, fillers, fungicides, viscosity reducers, and colorants are used. The vinyl chloride resin mentioned above refers to polyvinyl chloride resin, vinyl chloride, and other monomers such as ethylene,
It includes copolymers with vinyl acetate, vinyl ether, maleic ester, acrylic, urethane, etc., as well as blends of polyvinyl chloride resin and other polymers, and the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used is 1200. It is necessary that it is above. If the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin is less than 1200, the melt viscosity of the foam layer will be low during heat embossing, and the pressure of the embossing roll will destroy the foam cells, causing roughness on the surface, making embossing difficult. be. Note that the average degree of polymerization used in the present invention refers to the degree of polymerization of vinyl chloride resins generally supplied on the market, and refers to the degree of polymerization of vinyl chloride resins that are generally supplied on the market. It is the average degree of polymerization of individual molecules in the resin. In the present invention, if one type of vinyl chloride resin is used, it means the average degree of polymerization of that resin, and if a blend of multiple types of resins with different average degrees of polymerization is used, the following will be used. As shown in the examples, it means the arithmetic mean value taking into account the blending ratio of each resin. As the blowing agent, commonly used ones can be used, but azodicarbonamide is particularly preferred. The amount added is preferably 0.5 to 5 parts by weight per 100 parts by weight of vinyl chloride resin. The foaming aid that accelerates the decomposition of the foaming agent can be one that is normally used depending on the type of foaming agent, but when using azodicarbonamide as the foaming agent, zinc-based or lead-based foaming agents such as zinc acetate can be used. A foaming aid that also serves as a stabilizer is preferred. Plasticizers include dibutyl phthalate, diisobutyl phthalate, dioctyl phthalate, didodecyl phthalate, butylbenzyl phthalate, diisodecyl phthalate, dihexyl phthalate,
Didodecyl phthalate, diisononyl phthalate, dioctyl adipate, diisodecyl adipate, dibutyl sebacate, dioctyl sebacate, tributyl phosphate, tricresyl phosphate, triphenyl phosphate, trichloroethyl phosphate, trioctyl phosphate, diphenyl cresyl In addition to phosphates, common plasticizers such as trimellitic acid ester plasticizers, epoxy plasticizers such as epoxidized soybean oil and various epoxy resins, and polyester polymer plasticizers can be used. In addition, when using a vinyl chloride resin paste as a foamable vinyl chloride resin composition, gasoline, octane,
Commonly used diluents such as benzene, toluene, naphtha, and dodecylbenzene derivatives, secondary plasticizers, viscosity reducing agents, etc. are used in combination with the plasticizer. The amount of the plasticizer added is preferably 20 to 100 parts by weight per 100 parts by weight of the vinyl chloride resin, 1 to 20 parts by weight of the diluent and secondary plasticizer, and 0.1 to 5 parts by weight of the viscosity reducing agent. . As the stabilizer, commonly used stabilizers can be used, but when azodicarbonamide is used as a foaming agent, it is preferable to use zinc-based or lead-based materials such as zinc oxide, which have the effect of acting as a foaming aid and stabilizer. . The amount of the stabilizer added is preferably in the range of 0.5 to 7 parts by weight per 100 parts by weight of the vinyl chloride resin. Any filler can be used as long as it does not undergo physical or chemical changes such as melting or decomposition at the processing temperature, including calcium carbonate, magnesium carbonate, clay, talc, silica, diatomaceous earth, silica sand, Pumice powder, flake powder, mica powder, asbestos,
Inorganic fillers such as aluminum hydroxide, aluminum oxide, aluminum sulfate, barium sulfate, calcium sulfate, glass bulbs, foamed glass bulbs, fly ash bulbs, volcanic glass hollow bodies (shirasu balloons), powdered cellulose (cellulose powder), polyvinyl alcohol Organic fillers such as fiber, cork powder, wood flour, thermosetting resin powder, thermosetting resin hollow spheres, etc. can be used. The amount of the filler added is preferably in the range of 5 to 400 parts by weight per 100 parts by weight of the vinyl chloride resin. As a fungicide, commonly used ones can be used, but among them, 10,10'-oxybisphenoxial, which does not sometimes discolor vinyl chloride resin or inhibit the foaming suppressing effect of foaming inhibitors, can be used. Syn, N(-fluorodichloromethylthio-)phthalimide, N-trichloromethylmercapto-
Organic fungicides such as 4-cyclohexene-1,2-dicarboximide and 2,4,5,6-tetrachloroisophthalonitrile are added to vinyl chloride resin 100%.
When 0.1 to 5 parts by weight is required to maintain the effect, it is preferable to use 1 to 30 parts by weight of an inorganic antifungal agent such as barium metaborate. Of course, the above antifungal agents can be used alone or in combination of two or more. The printing ink used in the present invention can be any commonly used printing ink. however,
At least one color of the printing ink for printing the pattern must contain a commonly used foaming inhibitor such as trimellitic anhydride and dithiocyanuric acid derivatives to suppress foaming of the foamable vinyl chloride resin layer and form recesses. It is necessary. The amount of the foaming inhibitor added is appropriately adjusted depending on the desired depth of the concave portion, but is preferably in the range of 1 to 30% by weight based on the printing ink. As the transparent or translucent vinyl chloride resin layer of the present invention, any commonly used vinyl chloride resin composition can be used. In terms of the reproducibility of the embossed pattern by the embossing roll (embossing suitability) and the foaming suppressing effect of the foaming inhibitor, the lower the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used, the lower the heat melt viscosity of the resin and the easier it is to process. However, as shown in Comparative Example 2 below, if the degree of polymerization is lower than the average polymerization degree of the foamable vinyl chloride resin, it becomes transparent or translucent due to the influence of the decomposed gas of the blowing agent during foaming. A clear printed pattern cannot be obtained due to the significant generation of air bubbles at the interface between the vinyl chloride resin layer and the foamed vinyl chloride resin layer (i.e., the printing surface). In addition, as understood from Comparative Example 2 above and the Examples described later, the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used for the transparent or translucent vinyl chloride resin layer is also important from the viewpoint of improving surface smoothness. is required to be 100 or more higher than the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the layer of the foamable vinyl chloride resin composition. Incidentally, when the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin increases, the heat-melt viscosity of the resin increases and the processability becomes poor. Therefore, in consideration of achieving proper embossing and the effect of suppressing foaming, it is preferably 4000 or less. Other plasticizers, stabilizers, fillers or matting agents as necessary,
Commonly used additives such as antifungal agents, viscosity reducing agents, and coloring agents are used. The vinyl chloride resin and various additives used as necessary can be used in the same amounts as those used in the above-mentioned foamable vinyl chloride resin composition. However, the filler or matting agent used in the above-mentioned foamable vinyl chloride resin composition is 0.5 to 20 parts by weight per 100 parts by weight of the vinyl chloride resin.
Weight part can be used. If this amount exceeds 20 parts by weight, the vinyl chloride resin layer becomes opaque and the desired product cannot be obtained, which is undesirable. The tuned embossed sheet of the present invention is produced by forming a layer of a foamable vinyl chloride resin composition on the sheet-like base material described above by a conventional method such as a calendering method, an extrusion method, a laminating method, a paste coating method, etc. An arbitrary pattern is printed using a printing ink containing a foaming inhibitor in at least one color using a conventional method such as gravure printing, flexo printing, rotary screen printing, or silk screen printing, and the surface is transparent or semi-transparent. After forming a transparent vinyl chloride resin layer using a conventional method such as calendaring, extrusion, lamination, or paste coating,
The foamable vinyl chloride resin composition is heated and foamed at a temperature higher than the decomposition temperature of the blowing agent contained in the composition to obtain a sheet-like material whose printed pattern matches the uneven pattern. It is obtained by heat embossing using a patterned embossing roll. Embossing methods include heating and foaming in an off-line process where a foaming furnace and embossing machine are installed separately, and then reheating and embossing, and another method that performs foaming immediately after foaming using an in-line machine with an embossing device installed immediately after the foaming furnace. There are two methods for performing heat embossing, and either method is applicable.
When embossing is performed offline, the foam layer once formed has been completely cooled, so the pressure of the embossing roll will not destroy the foam cells and cause roughness on the surface. It is necessary to apply heating conditions that will not cause the decomposition foaming agent to decompose and cause secondary foaming, causing foam cell roughness.If embossing is performed in-line immediately after heating and foaming, the foam layer will be in a softened state. Therefore, as much as possible, only the back side (the side opposite to the embossed side) is cooled, and the undecomposed foaming agent remaining in the foam layer is cooled on the surface.
It is necessary to perform embossing by heating under conditions that do not cause subsequent foaming. Also, performing so-called clearance embossing, in which a gap is provided between the embossing roll and the rubber roll (backup roll) during embossing, is effective in preventing foam cell destruction in the foam layer. In this case, the clearance (gap) varies somewhat depending on the foaming ratio of the foam layer and the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin forming the foam layer, so it is necessary to set it after checking each. In this case, the expansion ratio must be 4 times or less. The foaming ratio of the foam layer is 2.5 times or less, the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin forming the foam layer is 1200 or more, the foam layer is heated under heating conditions that do not cause secondary foaming, and the pressure of the embossing roll is 2 to 2 times. By embossing at 3 Kg/cm 2 (gauge pressure), the desired synchronous embossed sheet can be easily obtained without causing any problems such as destruction of the foam cells, even without providing the above-mentioned clearance. When the foaming ratio of the foam layer exceeds 2.5 times, it is preferable to provide a clearance as the foaming ratio increases. Note that the above-mentioned foaming ratio is the same as the foaming ratio generally used in this type of technology. That is,
Based on the thickness of the foamable vinyl chloride resin composition layer formed on the base material, it is expressed as how many times the original thickness the foamed layer becomes after heating and foaming it. For heating during embossing, it is preferable to use commonly used electric heaters, infrared or far infrared heaters, ceramic heaters, and the like. In addition, the embossing roll used here is one that has a squeezed pattern formed by mill pressing, and one that has been etched.
Any material can be used, such as those with a shibori pattern formed on it, those with a shibori pattern formed on it by electroforming, or those that have a shibori pattern formed on heat-resistant synthetic resin such as silicone resin, among others, those made from natural materials as they are. It is preferable to use an electroforming embossing roll or a roll made of synthetic resin such as silicone, which can produce a surface shape of
Furthermore, electroforming embossing rolls are preferred from the viewpoints of durability, shape retention (less changes in size and shape due to temperature changes), and cooling capability. (Operation and Effect) The present invention forms a layer of a foamable vinyl chloride resin composition on the surface of a base material, prints an arbitrary pattern on the surface with a printing ink containing a foaming inhibitor, and then prints a transparent layer on the surface. Alternatively, after forming a translucent vinyl chloride resin layer, it is heated and foamed to reveal an uneven pattern that matches the printed pattern, and then an embossing roll with a desired design on its surface is used to create a squeeze pattern using a heated embossing method. By forming this, it is possible to easily and economically produce a synchronized embossed sheet with a rich design, in which the printed pattern and the uneven pattern match, and furthermore, a fibrous and sharp drawing pattern is formed on the surface. In addition, the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the foamable vinyl chloride resin composition is 1200 or more, and it is used for a transparent or translucent vinyl chloride resin layer formed on the surface of the foamable vinyl chloride resin composition through a printed pattern. The average degree of polymerization of the vinyl chloride resin is 100 or more higher than the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the foamable vinyl chloride resin composition, and the expansion ratio is 4 times or less, During embossing using an embossing roll, the desired synchronous embossed sheet can be easily produced without problems such as foam cell destruction and surface roughening caused by the pressing of the embossing roll on the foam layer that is heated and softened or melted. be. Furthermore, the present invention is achieved by adding a design expression by a squeeze pattern made on an embossing roll to the design expression that perfectly matches the printed pattern and the uneven pattern by multicolor printing using printing ink partially containing a foaming inhibitor. , a sheet-like product with unprecedented complex and delicate decorative properties was obtained, which is suitable for use in building materials such as flooring and wall materials, vehicle seats, bags, bags, furniture, etc. be. Next, examples will be given to explain the present invention in more detail, but the present invention is not limited thereto. (Example) Examples 1 to 2, Comparative Example 1 Using a test coater with an effective mechanical width of 450 m/m, inorganic filler paper with a thickness of 0.95 m/m containing glass fiber, pulp, inorganic filler, and binder as main components was prepared. Using a doctor knife, apply the foamable vinyl chloride resin pastes () to () listed in Table 1 on the surface of the
The foamable vinyl chloride resin pastes () to () were applied to a thickness of 0.45 m/m and heated to gel by passing through a heating furnace set at 170°C at a speed of 2 m/min. Multicolor gravure printing with a wood grain pattern is applied to this surface (the joints corresponding to the joints between the wooden boards are printed with printing ink containing an inhibitor), and then
The transparent vinyl chloride resin paste () described in Table 1 was applied with a doctor knife to a thickness of 0.3 m/m, and passed through a heating furnace set at 170°C at a speed of 2 m/min to achieve the transparency. Vinyl chloride resin paste () was heated to gel. After that, the foam is passed through a heating furnace set at 190℃ at a speed of 1.1 to 1.4 m/min to a total thickness of 2.2 to 2.5 m/m immediately after foaming. Embossing was performed using an electroforming embossing roll with a wood grain design and heating with an electric heater (heating conditions such that the foam layer did not undergo secondary foaming). gap) from 1.9 to 2.1 m/
m, embossing roll pressure: 2Kg/cm 2 (gauge pressure)). The results are shown in Table-2. As is clear from Table 2, when the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the foamable vinyl chloride resin paste composition is 1210 and 1455, embossing can be performed without problems by setting appropriate embossing conditions. The resulting tuned embossed sheet had a delicate wood grain design similar to natural wood and was suitable as a flooring material.

【表】【table】

【表】【table】

【表】 実施例3〜4、比較例2〜3 有効機械幅450m/mのテストコーターを使用
しガラス繊維、パルプ、無機質填料、バインダー
を主成分とする0.68m/m厚味の無機填料紙の表
面に表−3に記載する発泡性塩化ビニル樹脂ペー
スト(D)〜(E)をドクターナイフにて各々0.63m/m
厚味となる様塗布し、165℃に設定した加熱炉を
2m/分の速度で通し、該発泡性塩化ビニル樹脂
ペースト(D)〜(E)を加熱ゲル化した。この表面に木
目模様の多色グラビア印刷を施こし(木の板と板
の継ぎ目に相当する目地部を抑制材を配合した印
刷インクにて印刷)、しかる後表−3に記載した
透明性塩化ビニル樹脂ペースト(A)〜(C)を表−4に
記載の組合せになる様ドクターナイフにて0.18
m/m厚味に塗布し、165℃に設定して加熱炉を
2m/分の速度で通し該透明性塩化ビニル樹脂ペ
ースト(A)〜(C)を加熱ゲル化した。その後、195℃
に設定した加熱炉を1.0〜1.4m/分の速度で通し
発泡直後(発泡炉を出た直後)の総厚を1.9〜2.1
m/mとし加熱炉直後にインラインで設置されて
いるエンボス装置で天然木そのままの木目意匠を
付した電鋳方式によるエンボスロールを使用して
電気ヒーターにより加熱エンボスを行つた。(電
気ヒーター:発泡層が2次発泡しない程度の加熱
条件、エンボスロールとバツクアツプロールとの
クリアランス:0(なし)、エンボスロールの押
圧:2Kg/cm2(ゲージ圧))。 その結果を表−4に示す。
[Table] Examples 3 to 4, Comparative Examples 2 to 3 0.68 m/m thick inorganic filler paper containing glass fiber, pulp, inorganic filler, and binder as main components using a test coater with an effective mechanical width of 450 m/m The foamable vinyl chloride resin pastes (D) to (E) listed in Table 3 were applied to the surface of the
The foamable vinyl chloride resin pastes (D) to (E) were applied to a thick layer and passed through a heating furnace set at 165° C. at a speed of 2 m/min to heat and gel them. Multicolor gravure printing with a wood grain pattern is applied to this surface (the joints corresponding to the joints between wooden boards are printed with printing ink containing a suppressant), and then transparent chloride as listed in Table 3 is applied. Use a doctor knife to combine vinyl resin pastes (A) to (C) as shown in Table 4.
The transparent vinyl chloride resin pastes (A) to (C) were applied to a thickness of m/m and heated to gel by passing through a heating furnace at a rate of 2 m/min at a temperature of 165°C. Then 195℃
The total thickness immediately after foaming (immediately after exiting the foaming furnace) is 1.9 to 2.1.
Heating embossing was carried out using an electric heater using an electroforming embossing roll with a wood grain design similar to that of natural wood using an embossing device installed in-line immediately after the heating furnace. (Electric heater: heating conditions such that the foam layer does not undergo secondary foaming, clearance between embossing roll and back-up roll: 0 (none), embossing roll pressure: 2 Kg/cm 2 (gauge pressure)). The results are shown in Table-4.

【表】【table】

【表】【table】

【表】 表−4からも明らかな様に、発泡性塩化ビニル
樹脂ペースト組成物に使用する塩化ビニル樹脂の
平均重合度が1455で印刷を介して形成される透明
塩化ビニル樹脂層に使用する塩化ビニル樹脂の平
均重合度が、該発泡性塩化ビニル樹脂ペースト組
成物に使用する塩化ビニル樹脂の平均重合度より
100以上高いものを使用することで発泡層と透明
層との界面に気泡が発生し、透明性及び表面平滑
性が悪化することなく、さらに発泡倍率を約2倍
以下とすることでエンボスロールとバツクアツプ
ロールとのクリアランスを0としても(間隙を設
けなくても)エンボスロールの押圧による発泡ゼ
ルの破壊もなく問題なくエンボス作業が可能であ
り、得られた同調エンボスシートは天然木に類似
した繊維で且つシヤープな木目模様を有し、床材
として好適であつた。
[Table] As is clear from Table 4, the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the foamable vinyl chloride resin paste composition is 1455, and the chloride used in the transparent vinyl chloride resin layer formed through printing The average degree of polymerization of the vinyl resin is higher than the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the foamable vinyl chloride resin paste composition.
By using a foam with a foaming ratio higher than 100, air bubbles will be generated at the interface between the foam layer and the transparent layer, and the transparency and surface smoothness will not deteriorate, and by setting the foaming ratio to about 2 times or less, it can be used as an embossing roll. Even if the clearance with the back-up roll is 0 (without creating a gap), the embossing work can be carried out without any problems because the foamed gel is not destroyed by the pressure of the embossing roll, and the resulting synchronous embossed sheet resembles natural wood. It was fibrous and had a sharp wood grain pattern, making it suitable for flooring.

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 基材に発泡性塩化ビニル系樹脂組成物の層を
形成し、その表面に発泡抑制剤を含む印刷インク
で任意の柄模様を印刷し、その上に透明もしくは
半透明の塩化ビニル系樹脂層を形成した後、加熱
発泡し凹凸模様を現出せしめ、その表面に任意の
意匠を施したエンボスロールを使用し絞模様を形
成せしめた印刷模様と凹凸模様の一致した同調エ
ンボスシートの製造方法において、発泡性塩化ビ
ニル系樹脂組成物の層に使用する塩化ビニル系樹
脂の平均重合度が1200以上であり、透明もしくは
半透明の塩化ビニル系樹脂層に使用する塩化ビニ
ル系樹脂の平均重合度が該発泡性塩化ビニル系樹
脂組成物の層に使用する塩化ビニル系樹脂の平均
重合度より100以上高いものであり、且つ発泡倍
率が4倍以下であることを特徴とする同調エンボ
スシートの製造方法。
1 A layer of a foamable vinyl chloride resin composition is formed on a base material, an arbitrary pattern is printed on the surface of the layer with a printing ink containing a foaming inhibitor, and a transparent or translucent vinyl chloride resin layer is placed on top of the layer. In a method for manufacturing a synchronized embossed sheet in which the printed pattern and the uneven pattern match, which is formed by heating and foaming to reveal an uneven pattern, and then using an embossing roll with an arbitrary design on the surface to form a squeeze pattern. , the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the layer of the foamable vinyl chloride resin composition is 1200 or more, and the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the transparent or translucent vinyl chloride resin layer is A method for producing a tuned embossed sheet, characterized in that the degree of polymerization is 100 or more higher than the average degree of polymerization of the vinyl chloride resin used in the layer of the foamable vinyl chloride resin composition, and the expansion ratio is 4 times or less. .
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