JPH0455391Y2 - - Google Patents

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JPH0455391Y2
JPH0455391Y2 JP2811587U JP2811587U JPH0455391Y2 JP H0455391 Y2 JPH0455391 Y2 JP H0455391Y2 JP 2811587 U JP2811587 U JP 2811587U JP 2811587 U JP2811587 U JP 2811587U JP H0455391 Y2 JPH0455391 Y2 JP H0455391Y2
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JP
Japan
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electrode
rod
limit
electrodes
utility
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JPS63137424U (ja
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、電動式リニアアクチエータに関し、
特に構成が簡単であり、かつ屋外使用に好適な電
動式リニアアクチエータに関する。
(従来の技術) 従来この種の電動式リニアアクチエータには第
5図に示すごときものがある。図において直流モ
ータ1の駆動力は複数のギヤーからなる減速機部
2を介して推進軸3に伝達される。この推進軸3
には雄ねじ4が設けられておりこの雄ねじ4と螺
号する雌ねじ5が設けられ、この雌ねじ5には円
筒状ロツド6が固定されており、このロツド6自
体は回転せず前後進のみの直線移動が出来るよう
に構成されている。7はロツド6を保護及びガイ
ドするためのシリンダーであり、8および9は
夫々電動式リニアアクチエータ10及びロツド6
の先端に設けられた取付部であつて、取付部9側
に取付けられた物体(図示しない)がこの電動式
リニアアクチエータ10によつて前方には前進限
Fまで、後方には後退限Rまで直線上を駆動され
るものである。駆動方向の切換は直流モータ1の
正逆転の切換による。
また、従来は第6図に示すごとき構成の電動式
リニアアクチエータ11がある。図において第5
図における部材と同一又は同等のものには同一符
号が付されている。第5図のアクチエータ10と
相違するのはロツド6の前進限界及び後退限界を
リミツトスイツチによつて検出可能とした点であ
る。すなわち、ロツド6には支柱12を介してバ
ー13が固定されていて、このバー13はシリン
ダー7の外周に固定された一対の支柱14,15
にガイドされてロツド6と共に移動する。バー1
3には部材16が固定されており、この部材16
がロツド6の前進限界位置及び後退限界位置に到
達したとき、それぞれ動作する前進限界検出用リ
ミツトスイツチ17と後退限界検出用リミツトス
イツチ18が設けられている。
(考案が解決しようとする問題点) 第5図に述べたような従来例においては、電動
リニアアクチエータが前進又は後退の限界に達す
ると台形歯を用いたねじ駆動方式の場合にはねじ
がロツクされ再起動不能状態となる。またボール
ベアリングを用いたボール駆動方式の場合にはロ
ツク時にボールベアリング部に大きな衝撃が作用
してベアリングの寿命を短くし、あるいは軽いロ
ツク状態となる等の問題があつた。このような不
都合を解消するためには、1)前進、後退限界に
まで到達することを避けて移動ストロークを短く
設定する。又は、2)第6図に述べた従来例のよ
うにシリンダ外周部にリミツトスイツチを用いて
前進・後退の限度手前で停止するように構成する
ことである。しかしながら、前者の場合には雄ね
じの長さをアクチエータとして必要なストローク
よりも大きめに設定しなければならず、アクチエ
ータの小型化を困難としコスト高を招く不都合が
ある。
また後者の場合には本体外周部にバーやリミツ
トスイツチ等の外部取付部材の装置を必要とし屋
外の使用を困難とするのみならず小型化を困難と
し、さらにコスト高を招く不都合があつた。
(問題点を解決するための手段) リミツトスイツチを用いる代りに、前進及び後
退限界附近を絶縁した2本の電極A,Cと1本の
補助電極Bとを用い、それら3本の電極をプリン
ト基板上に形成してシリンダ内部に装着し、この
電極上をロツドと共に移動するブラシが摺動する
ように構成することにより、前述の問題点が解消
されてコンパクトで屋外の使用にも好適な電動リ
ニアアクチエータが提供される。
(実施例) 以下図面に示す実施例につき詳説する。第1図
から第4図までは本考案の一実施例を示すもの
で、第5図および第6図で示した部材と同一もし
くは同等のものには同一符号が付されその説明は
省略する。第1図において、シリンダ7の内部上
方にはプリント基板20が第1図A,Bに示すよ
うに固定され、そのプリント基板20上には第1
図Cに示すように3本の直線状の金属製電極A,
B,C、が配設されており電極A,Cの夫々の端
部にはそれぞれ絶縁部分A1,C1が設けられて
いる。3つの電極間には図示のように2個のダイ
オードDが接続され、電極A,Cには夫々リード
線が接続される。雌ねじ5の外周にはシリンダー
の断面形状と相似のリング21が固定されてお
り、このリング21はシリンダー内を回転するこ
となく前進後退することが出来る。このリング2
1の上方端にはブラシ22が3本の電極A,B,
C、と3本同時に接触し得るように取付けられて
いる。
第2図はロツド6の後退限界位置すなわちブラ
シ22の後退限界位置からロツド6を前進させる
動作を説明するための図面である。ロツド6を前
進させるために双極双投スイツチ24を前進に切
り換えると、電流は、電源23の+極から点線の
矢印で示すように、A電極→後退限界位置からブ
ラシ22→B電極→ダイオードD2→C電極→直
流モータ1→スイツチ24→電源23の−極と流
れるのでモータ1は正転しその結果ロツド6は前
進を開始する。通電を続行すればブラシ22は点
線で示す中間位置に到る。このときは電流はB電
極、ダイオードD2を経由することなくA電極→
ブラシ22→C電極と実線矢印のように流れる。
このようにしてブラシ22が前進限界位置に到
着すると電流は絶縁部分A1によつて遮断される
ので直流モータ1には電流が流れずモータは停止
し、その停止した前進限界位置から後退移動を開
始する動作は第3図を参照して以下に説明する。
スイツチ24が後退に切り換えられると電流は
点線矢印で示すように電源23の+極→スイツチ
24→モータ1→C電極ブラシ22→B電極→ダ
イオードD1→A電極→スイツチ24→電源23
の−極と流れるためモータ1は逆転しロツド6は
後退を開始する。ブラシ22が絶縁部分A1を離
れると電流はB電極及びダイオードD1を経由す
ることなく実線矢印のように流れ、ブラシ22は
やがて後退限界位置に到達する。なお、ダイオー
ドD1、D2はそれぞれB電極からA電極及びC
電極に電流を流すことができるように接続されて
いる。ブラシ22の中間位置では前進から後退又
はその逆の切り替えが可能である。
以上述べた実施例における電極の絶縁部分の配
置、ダイオードの向き及びモータ極性は、第4図
Aに示すものであつたが、モータ極性を前述実施
例の場合と逆にすることによつて電極絶縁部分A
1及びC1の位置も第4図Bに示すようにそれぞ
れ反対の位置を取ることになる。また第4図Aの
場合に較べモータ極性を逆にするとダイオードの
向きが第4図Cのように逆となり、さらに第4図
Aの場合に較べ絶縁部分A1及びC1の位置を逆
にすると、ダイオードの向きは第4図Dに示すよ
うに逆となる。
(考案の効果) 以上述べたとおり、本考案は前進限界及び後退
限界を定めるリミツトスイツチをプリント基板で
平板状に構成したので、シリンダ内部にコンパク
トに組込むことが可能であるのみならず屋外使用
が可能となり、かつ安価な電動リニアアクチエー
タを提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図A,B,およびCは本考案の一実施例を
示す図面で、第1図AおよびBは、夫々、縦断面
図および横断面図、第1図Cはプリント基板の平
面図、第2図および第3図は、前記実施例におけ
るブラシが夫々後退限界位置及び前進限界位置か
ら始動する動作を説明するための図、第4図は本
考案での電極配置の別の実施例を示す図で、第5
図および第6図は従来のリニアアクチエータを示
す図面である。 1……直流モータ、2……減速機部、3……推
進軸、4……雄ねじ、5……雌ねじ、6……ロツ
ド、7……シリンダー、8,9……取付部、10
……電動アクチエータ、20……プリント基板、
21……リング、22……ブラシ、D1,D2…
…ダイオード、23……直流電源、24……双極
双投スイツチ、A,B,C……電極。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 雄ねじを有する推進軸によつてロツドを前進
    又は後退させる電動リニアアクチエータにおい
    て、シリンダー内部に固定され、第1、第2及
    び第3の直線状電極を備えたプリント基板と、
    前記第1及び第3電極の夫々の端部に設けられ
    た絶縁部分と、前記各電極間に接続された2個
    のダイオードと、前記ロツドの一部に固定さ
    れ、前記各電極と同時に接触するブラシと、前
    記第1及び第3電極に接続されたリード線とを
    具備することを特徴とする電動リニアアクチエ
    ータ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項の電動アクチ
    エータであつて、前記第1電極に設けられた絶
    縁部分は前記ロツドの前進限界に位置し、また
    前記第3電極に設けられた絶縁部分は前記ロツ
    ドの後退限界に位置することを特徴とする電動
    リニアアクチエータ。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項の電動アクチ
    エータであつて、前記第1電極に設けられた絶
    縁部分は前記ロツドの後退限界に位置し、また
    前記第3電極に設けられた絶縁部分は前記ロツ
    ドの前進限界に位置することを特徴とする電動
    リニアアクチエータ。 (4) 実用新案登録請求の範囲第2項又は第3項の
    電動アクチエータであつて、前記2個のダイオ
    ードは、電流が前記第2電極から夫々第1電極
    及び第3電極に向かつて流れ得るように接続さ
    れていることを特徴とする電動リニアアクチエ
    ータ。 (5) 実用新案登録請求の範囲第2項又は第3項の
    電動アクチエータであつて、前記2個のダイオ
    ードは、電流が前記第1電極及び第3電極から
    前記第2電極に向かつて流れ得るように接続さ
    れていることを特徴とする電動リニアアクチエ
    ータ。
JP2811587U 1987-02-28 1987-02-28 Expired JPH0455391Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2811587U JPH0455391Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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JP2811587U JPH0455391Y2 (ja) 1987-02-28 1987-02-28

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JPS63137424U JPS63137424U (ja) 1988-09-09
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