JPH0455307Y2 - - Google Patents
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- JPH0455307Y2 JPH0455307Y2 JP1987160440U JP16044087U JPH0455307Y2 JP H0455307 Y2 JPH0455307 Y2 JP H0455307Y2 JP 1987160440 U JP1987160440 U JP 1987160440U JP 16044087 U JP16044087 U JP 16044087U JP H0455307 Y2 JPH0455307 Y2 JP H0455307Y2
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- optical matrix
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 284
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims description 170
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 8
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 1
- 238000005304 joining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
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- Optical Communication System (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、複数本の入力ポートと、複数本の
出力ポートとの間の光信号の伝搬経路を選択的に
接続することが出来る光マトリクススイツチに関
するものである。
出力ポートとの間の光信号の伝搬経路を選択的に
接続することが出来る光マトリクススイツチに関
するものである。
(従来の技術)
光マトリクススイツチは、光交換機の重要な基
本要素としてよく知られている。
本要素としてよく知られている。
このような光マトリクススイツチを構成する際
には、一つの基板上に多数の光スイツチを集積し
これらを所定関係で接続する必要があるが、一つ
の光スイツチの長さは一般にかなり長い(数mm〜
1cm程度)ため、光マトリクススイツチの大きさ
は巨大なものとなつてしまう。例えば従来公知の
8×8の規模の光マトリクススイツチにおいて
は、その大きさは、6cm以上にもなつてしまう。
には、一つの基板上に多数の光スイツチを集積し
これらを所定関係で接続する必要があるが、一つ
の光スイツチの長さは一般にかなり長い(数mm〜
1cm程度)ため、光マトリクススイツチの大きさ
は巨大なものとなつてしまう。例えば従来公知の
8×8の規模の光マトリクススイツチにおいて
は、その大きさは、6cm以上にもなつてしまう。
一方、光マトリクススイツチの製造に用いられ
る基板としては、例えばLiNbO3等のような電気
光学効果を有するものが知られている。しかし、
これら基板は、現在入手可能な最大のものでもそ
の大きさは、直径3インチ(1インチは約2.54
cm)程度である。従つて、光マトリクススイツチ
の作製に使用する基板の面積はおのずから制約が
あつた。
る基板としては、例えばLiNbO3等のような電気
光学効果を有するものが知られている。しかし、
これら基板は、現在入手可能な最大のものでもそ
の大きさは、直径3インチ(1インチは約2.54
cm)程度である。従つて、光マトリクススイツチ
の作製に使用する基板の面積はおのずから制約が
あつた。
このため、一つの基板上に多数の入出力ポート
を有する光マトリクススイツチを形成しようとす
る場合、その全長が少しでも小さくなるようにす
る必要があり、このために、従来から光マトリク
スイツチの構成の方法について種々の工夫がなさ
れてきていた。このような工夫については、例え
ば、文献(昭和54年度電子通信学会総合全国大会
講演論文集分冊8のP.254講演番号2231)に開示
されているものがある。
を有する光マトリクススイツチを形成しようとす
る場合、その全長が少しでも小さくなるようにす
る必要があり、このために、従来から光マトリク
スイツチの構成の方法について種々の工夫がなさ
れてきていた。このような工夫については、例え
ば、文献(昭和54年度電子通信学会総合全国大会
講演論文集分冊8のP.254講演番号2231)に開示
されているものがある。
第4図は、従来の光マトリクススイツチの一例
を模式的に示した図であり、上述の文献中のCタ
イプの光マトリクススイツチに相当するものの一
例を示した図である。
を模式的に示した図であり、上述の文献中のCタ
イプの光マトリクススイツチに相当するものの一
例を示した図である。
第4図において、11a,11b,11c及び
11dは入力ポートをそれぞれ示し、13a,1
3b,13c及び13dは、出力ポートをそれぞ
れ示す。又、15は、2×2の光スイツチを示
し、この光マトリクススイツチは、15で示すこ
の光スイツチを多数有しており、各光スイツチ1
5間で17で示す導波路によつて接続されてい
る。
11dは入力ポートをそれぞれ示し、13a,1
3b,13c及び13dは、出力ポートをそれぞ
れ示す。又、15は、2×2の光スイツチを示
し、この光マトリクススイツチは、15で示すこ
の光スイツチを多数有しており、各光スイツチ1
5間で17で示す導波路によつて接続されてい
る。
ここで、光スイツチ15を示している第4図中
の丸印の、内側に記載してある二個のアルフアベ
ツトは、これらアルフアベツトに対応する入出力
ポートを接続したときの経路を一つの回線と考え
た場合に、この光スイツチを動作させると丸中に
書かれているアルフアベツトに対応する入出力ポ
ート間の回線が交換されることを示している。即
ち、例えば丸中にabと書かれている光スイツチ
を動作させると、11aの入力ポートから入力さ
れた光が13bから出力されるということにな
る。
の丸印の、内側に記載してある二個のアルフアベ
ツトは、これらアルフアベツトに対応する入出力
ポートを接続したときの経路を一つの回線と考え
た場合に、この光スイツチを動作させると丸中に
書かれているアルフアベツトに対応する入出力ポ
ート間の回線が交換されることを示している。即
ち、例えば丸中にabと書かれている光スイツチ
を動作させると、11aの入力ポートから入力さ
れた光が13bから出力されるということにな
る。
第4図に示した光マトリクススイツチによれば
複数の回線間を交換することにより、再配置型の
非閉塞光マトリクススイツチとしての動作が可能
になる。
複数の回線間を交換することにより、再配置型の
非閉塞光マトリクススイツチとしての動作が可能
になる。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、第4図に示した構成の光マトリ
クススイツチであつても、その大きさは未だ大き
なものであり、小型化の要求を満足するものとは
云えないという問題点があつた。
クススイツチであつても、その大きさは未だ大き
なものであり、小型化の要求を満足するものとは
云えないという問題点があつた。
この問題点を具体的に説明すれば、以下の通り
である。例えば、第4図に示した光マトリクスス
イツチで16×16規模のものを構成した場合であつ
て、一つの光スイツチの長さlsを3mmとし、光ス
イツチ間の長さlcを2mmとした場合には、光マト
リクススイツチ全長は78mmとなり、さらに、この
光マトリクススイツチに光フアイバを接合させる
ための領域を考慮すれば、全長は98〜153mmにも
なつてしまう。従つて、このような大きさの光マ
トリクススイツチは、既に説明したような基板面
積の制約から、製造が不可能になる。
である。例えば、第4図に示した光マトリクスス
イツチで16×16規模のものを構成した場合であつ
て、一つの光スイツチの長さlsを3mmとし、光ス
イツチ間の長さlcを2mmとした場合には、光マト
リクススイツチ全長は78mmとなり、さらに、この
光マトリクススイツチに光フアイバを接合させる
ための領域を考慮すれば、全長は98〜153mmにも
なつてしまう。従つて、このような大きさの光マ
トリクススイツチは、既に説明したような基板面
積の制約から、製造が不可能になる。
この考案は上述したような点に鑑みなされたも
のであり、従つて、この考案の目的は、小型化が
可能な光マトリクススイツチを提供することにあ
る。
のであり、従つて、この考案の目的は、小型化が
可能な光マトリクススイツチを提供することにあ
る。
(問題点を解決するための手段)
この目的の達成を図るため、この考案によれ
ば、N×N光マトリクススイツチにおいて(但
し、Nは8×2nを満足する値であり、nは0又は
正の整数である。)、 2個のN/4×N/4光マトリクススイツチ
と、これらN/4×N/4光マトリクススイツチ
の入力及び出力側にそれぞれ接続されるN/4個
ずつの2×2光スイツチとで構成されN/2×
N/2光マトリクススイツチ4個と、 N個の入力側1×2光スイツチと、 N個の出力側2×1光スイツチとを一段構成と
して成り、 前述のnが1以上の正の整数の場合は、 前述のN/4×N/4光マトリクススイツチ
は、2個のN/8×N/8光マトリクススイツチ
とこれらN/8×N/8光マトリクススイツチの
入力側及び出力側にそれぞれ接続されるN/8個
ずつの2×2光スイツチとで構成してあり、 前述のN/8×N/8光マトリクススイツチ
は、2×2となるまで順次同様に分けられている
ことを特徴とする。
ば、N×N光マトリクススイツチにおいて(但
し、Nは8×2nを満足する値であり、nは0又は
正の整数である。)、 2個のN/4×N/4光マトリクススイツチ
と、これらN/4×N/4光マトリクススイツチ
の入力及び出力側にそれぞれ接続されるN/4個
ずつの2×2光スイツチとで構成されN/2×
N/2光マトリクススイツチ4個と、 N個の入力側1×2光スイツチと、 N個の出力側2×1光スイツチとを一段構成と
して成り、 前述のnが1以上の正の整数の場合は、 前述のN/4×N/4光マトリクススイツチ
は、2個のN/8×N/8光マトリクススイツチ
とこれらN/8×N/8光マトリクススイツチの
入力側及び出力側にそれぞれ接続されるN/8個
ずつの2×2光スイツチとで構成してあり、 前述のN/8×N/8光マトリクススイツチ
は、2×2となるまで順次同様に分けられている
ことを特徴とする。
この考案の実施例に当たり、前述の入力側1×
2光スイツチから入力される光信号を反射する反
射面を設けこの反射面によつて光マトリクススイ
ツチを折り返すのが好適である。
2光スイツチから入力される光信号を反射する反
射面を設けこの反射面によつて光マトリクススイ
ツチを折り返すのが好適である。
(作用)
この考案のおいては、本来は、N/2×N/2
光マトリクススイツチを二個用いればN×N光マ
トリクススイツチが構成されるところを、上述し
たようなN/2×N/2光マトリクススイツチ四
個と、入力側1×2光スイツチN個と、出力側2
×1光スイツチN個との一段構成でN×N光マト
リクススイツチを構成している。従つて、上述の
N/2×N/2自体によつても光マトリクススイ
ツチの全長が短くなると共に、N/2×N/2光
マトリクススイツチを二個用いて際に必要な入力
側及び出力側の各導波路を光フアイバの直径を考
慮した程度まで広げるための基板領域が不要にな
るから、より一層の短縮化が図れる。
光マトリクススイツチを二個用いればN×N光マ
トリクススイツチが構成されるところを、上述し
たようなN/2×N/2光マトリクススイツチ四
個と、入力側1×2光スイツチN個と、出力側2
×1光スイツチN個との一段構成でN×N光マト
リクススイツチを構成している。従つて、上述の
N/2×N/2自体によつても光マトリクススイ
ツチの全長が短くなると共に、N/2×N/2光
マトリクススイツチを二個用いて際に必要な入力
側及び出力側の各導波路を光フアイバの直径を考
慮した程度まで広げるための基板領域が不要にな
るから、より一層の短縮化が図れる。
又、反射面から光マトリクススイツチの折り返
したものは、折り返された部分を基板のいずれか
の部分に設ける必要はあるが、光マトリクススイ
ツチの全長の短縮をさらに図ることが出来る。
したものは、折り返された部分を基板のいずれか
の部分に設ける必要はあるが、光マトリクススイ
ツチの全長の短縮をさらに図ることが出来る。
(実施例)
以下、図面を参照してこの考案の光マトリクス
スイツチの実施例につき説明する。しかしながら
以下の説明に用いる各図は、この考案が理解出来
る程度に概略的に示してあるにすぎず、従つて、
各構成成分の寸法、形状及び配置関係は図示例に
限定されるものではない。又、以下の説明に用い
る各図において、同様な構成成分については同一
の符合を付して示している。
スイツチの実施例につき説明する。しかしながら
以下の説明に用いる各図は、この考案が理解出来
る程度に概略的に示してあるにすぎず、従つて、
各構成成分の寸法、形状及び配置関係は図示例に
限定されるものではない。又、以下の説明に用い
る各図において、同様な構成成分については同一
の符合を付して示している。
第一実施例
第1図A及びBは、この考案のN×N光マトリ
クススイツチの第一実施例の説明に供する図であ
り、第1図Aは、第一実施例の光マトリクススイ
ツチの全体を模式的に示した図、第1図Bはこの
考案の光マトリクススイツチに備わるN/2×
N/2の光マトリクススイツチの全体を模式的に
示した図である。
クススイツチの第一実施例の説明に供する図であ
り、第1図Aは、第一実施例の光マトリクススイ
ツチの全体を模式的に示した図、第1図Bはこの
考案の光マトリクススイツチに備わるN/2×
N/2の光マトリクススイツチの全体を模式的に
示した図である。
先ず、第1図Bを参照してN/2×N/2光マ
トリクススイツチにつき説明する。
トリクススイツチにつき説明する。
この考案に係るN/2×N/2光マトリクスス
イツチは21a,21bで示す入力側2×2光ス
イツチと、23a,23bで示す出力側2×2光
スイツチと、25a,25bで示す2個のN/4
×N/4光マトリクススイツチとを具えている。
イツチは21a,21bで示す入力側2×2光ス
イツチと、23a,23bで示す出力側2×2光
スイツチと、25a,25bで示す2個のN/4
×N/4光マトリクススイツチとを具えている。
21aで示した各光スイツチは、25a及び2
5bで示した各N/4×N/4光マトリクススイ
ツチに第1図Bに示すように、具体的には後述す
る第2図に示すように、導波路27を介して接続
してある。又、21bで示した各光スイツチは、
21a同に25a及び25bで示した各N/4×
N/4光マトリクススイツチに接続してある。
5bで示した各N/4×N/4光マトリクススイ
ツチに第1図Bに示すように、具体的には後述す
る第2図に示すように、導波路27を介して接続
してある。又、21bで示した各光スイツチは、
21a同に25a及び25bで示した各N/4×
N/4光マトリクススイツチに接続してある。
一方、光マトリクススイツチ25aは光スイツ
チ23a及び23bに、第1図Bに示すように具
体的には後述する第2図に示すように、接続して
ある。又、光マトリクススイツチ25bは光スイ
ツチ23a及び23bに、光マトリクススイツチ
25aと同様に接続してある。
チ23a及び23bに、第1図Bに示すように具
体的には後述する第2図に示すように、接続して
ある。又、光マトリクススイツチ25bは光スイ
ツチ23a及び23bに、光マトリクススイツチ
25aと同様に接続してある。
尚、21aで示した光スイツチと、21bで示
した光スイツチとの総数はN/4個となつてお
り、23aで示した光スイツチと、23bで示し
た光スイツチとの総数はN/4個となつている。
した光スイツチとの総数はN/4個となつてお
り、23aで示した光スイツチと、23bで示し
た光スイツチとの総数はN/4個となつている。
又、このN/4×N/4光マトリクススイツチ
は、図示を省略してあるが、2個のN/8×N/
8光マトリクススイツチと、このN/8×N/8
光マトリクススイツチの入力側及び出力側にそれ
ぞれ接続されるN/8個づつの2×2光スイツチ
とで構成され、さらに、このN/8×N/8光マ
トリクススイツチは、2個のN/16×N/16光マ
トリクススイツチとこの光マトリクススイツチの
入力側及び出力側にそれぞれ接続されるN/16個
ずつの2×2光マトリクススイツチとで構成さ
れ、全ての光マトリクススイツチが2×2となる
まで繰返した構造(分けられた構造)を有してい
る。
は、図示を省略してあるが、2個のN/8×N/
8光マトリクススイツチと、このN/8×N/8
光マトリクススイツチの入力側及び出力側にそれ
ぞれ接続されるN/8個づつの2×2光スイツチ
とで構成され、さらに、このN/8×N/8光マ
トリクススイツチは、2個のN/16×N/16光マ
トリクススイツチとこの光マトリクススイツチの
入力側及び出力側にそれぞれ接続されるN/16個
ずつの2×2光マトリクススイツチとで構成さ
れ、全ての光マトリクススイツチが2×2となる
まで繰返した構造(分けられた構造)を有してい
る。
上述の入力側光スイツチ、出力側光スイツチ及
びN/4×N/4光マトリクススイツチによつて
再配置型の非閉塞光マトリクススイツチを構成す
る。
びN/4×N/4光マトリクススイツチによつて
再配置型の非閉塞光マトリクススイツチを構成す
る。
第1図Bに29で示すこのN/2×N/2光マ
トリクススイツチにおいては、21a,21bで
示す入力側の2×2光スイツチの動作に応じ、各
入力側光スイツチの二個の入力ポートの光信号
は、25a,25bで示す光マトリクススイツチ
のいづれかを経由するようになり、さらに、25
a及び25bで示す光マトリクススイツチの動作
に応じ、入力及び出力側の2×2光スイツチのど
れとどれとを接続させるかが決定される。
トリクススイツチにおいては、21a,21bで
示す入力側の2×2光スイツチの動作に応じ、各
入力側光スイツチの二個の入力ポートの光信号
は、25a,25bで示す光マトリクススイツチ
のいづれかを経由するようになり、さらに、25
a及び25bで示す光マトリクススイツチの動作
に応じ、入力及び出力側の2×2光スイツチのど
れとどれとを接続させるかが決定される。
ところで、このようなN/2×N/2光マトリ
クススイツチ29を2個用いてもN×N光マトリ
クススイツチを構成することが可能である。しか
し、光フアイバと、N×N光マトリクススイツチ
との接続を考えた時、光フアイバの直径からの制
約上、入出力導波路間を充分に広くとる必要即ち
この場合には、入出力側の2×2光スイツチから
出る導波路をさらに広げて設け必要がある。とこ
ろがこのように導波路を広げようとすると、この
部分が、光マトリクススイツチの全長に占める割
合が大きくなり、このため、この部分によつて基
板面積をとられ、光マトリクススイツチ全長の短
縮という点では不利になる。
クススイツチ29を2個用いてもN×N光マトリ
クススイツチを構成することが可能である。しか
し、光フアイバと、N×N光マトリクススイツチ
との接続を考えた時、光フアイバの直径からの制
約上、入出力導波路間を充分に広くとる必要即ち
この場合には、入出力側の2×2光スイツチから
出る導波路をさらに広げて設け必要がある。とこ
ろがこのように導波路を広げようとすると、この
部分が、光マトリクススイツチの全長に占める割
合が大きくなり、このため、この部分によつて基
板面積をとられ、光マトリクススイツチ全長の短
縮という点では不利になる。
そこで、この第一実施例の光マトリクススイツ
チでは、第1図に示し以下に説明するようなN×
N光マトリクススイツチを構成する。
チでは、第1図に示し以下に説明するようなN×
N光マトリクススイツチを構成する。
第1図Bを用いて既に説明したN/2×N/2
光マトリクススイツチを4個用意する。これら光
マトリクススイツチを、第1図A中、29a〜2
9dで示す。又、これら光マトリクススイツチ2
9a〜29dの各入力側2×2光スイツチに、3
1で示す1×2光スイツチを以下に説明するよう
にそれぞれ接続する。即ち、第1図Aに示す如
く、31aで示す1×2光スイツチ群の各光スイ
ツチ31の一方の出力ポートを、29aで示す光
マトリクススイツチの各入力側2×2光スイツチ
の一方の入力ポートに順次に接続する。さらに、
31aで示す1×2光スイツチ群の各光スイツチ
の他方の出力ポートを、29bで示す光マトリク
ススイツチの各入力側2×2光スイツチの一方の
入力ポートに順次に接続する。又、31bで示す
1×2光スイツチ群の各光スイツチの一方の出力
ポートを、29aで示す光マトリクススイツチの
各入力側2×2光スイツチの他方の入力ポートに
順次に接続する。さらに、31bで示す1×2光
スイツチ群の各光スイツチの他方の出力ポート
を、29bで示す光マトリクススイツチの各出力
入力側2×2光スイツチの他方の入力ポートに順
次に接続する。
光マトリクススイツチを4個用意する。これら光
マトリクススイツチを、第1図A中、29a〜2
9dで示す。又、これら光マトリクススイツチ2
9a〜29dの各入力側2×2光スイツチに、3
1で示す1×2光スイツチを以下に説明するよう
にそれぞれ接続する。即ち、第1図Aに示す如
く、31aで示す1×2光スイツチ群の各光スイ
ツチ31の一方の出力ポートを、29aで示す光
マトリクススイツチの各入力側2×2光スイツチ
の一方の入力ポートに順次に接続する。さらに、
31aで示す1×2光スイツチ群の各光スイツチ
の他方の出力ポートを、29bで示す光マトリク
ススイツチの各入力側2×2光スイツチの一方の
入力ポートに順次に接続する。又、31bで示す
1×2光スイツチ群の各光スイツチの一方の出力
ポートを、29aで示す光マトリクススイツチの
各入力側2×2光スイツチの他方の入力ポートに
順次に接続する。さらに、31bで示す1×2光
スイツチ群の各光スイツチの他方の出力ポート
を、29bで示す光マトリクススイツチの各出力
入力側2×2光スイツチの他方の入力ポートに順
次に接続する。
31cで示す1×2光スイツチ群、31dで示
す1×2光スイツチ群、29cで示すN/2×
N/2光マトリクススイツチ及び29dで示す
N/2×N/2光マトリクススイツチの間の接続
についても、31a,31b,29a及び29b
の各構成成分の接続関係と同様に行つている。
す1×2光スイツチ群、29cで示すN/2×
N/2光マトリクススイツチ及び29dで示す
N/2×N/2光マトリクススイツチの間の接続
についても、31a,31b,29a及び29b
の各構成成分の接続関係と同様に行つている。
又、光マトリクススイツチ29a〜29dの各
出力側2×2光スイツチと、それぞれ33で示す
2×1光スイツチを以下に説明するように接続す
る。即ち、第1図Aに示す如く、33aで示す2
×1光スイツチ群の各光スイツチ33の一方の入
力ポートを、29aで示す光マトリクススイツチ
の各出力側2×2光スイツチの一方の出力ポート
に順次に接続する。さらに、33aで示す2×1
光スイツチ群の各光スイツチの他方の入力ポート
を、29cで示す光マトリクススイツチの各出力
側2×2光スイツチの一方の出力ポートに順次に
接続する。又、33bで示す2×1光スイツチ群
の各光スイツチの一方の入力ポートは、29bで
示す光マトリクススイツチの各出力側2×2光ス
イツチの一方の出力ポートに順次に接続する。さ
らに、33bで示す2×1光スイツチ群の各光ス
イツチの他方の入力ポートは、29dで示す光マ
トリクススイツチの各出力側2×2光スイツチの
一方の出力ポートにそれぞれ接続する。
出力側2×2光スイツチと、それぞれ33で示す
2×1光スイツチを以下に説明するように接続す
る。即ち、第1図Aに示す如く、33aで示す2
×1光スイツチ群の各光スイツチ33の一方の入
力ポートを、29aで示す光マトリクススイツチ
の各出力側2×2光スイツチの一方の出力ポート
に順次に接続する。さらに、33aで示す2×1
光スイツチ群の各光スイツチの他方の入力ポート
を、29cで示す光マトリクススイツチの各出力
側2×2光スイツチの一方の出力ポートに順次に
接続する。又、33bで示す2×1光スイツチ群
の各光スイツチの一方の入力ポートは、29bで
示す光マトリクススイツチの各出力側2×2光ス
イツチの一方の出力ポートに順次に接続する。さ
らに、33bで示す2×1光スイツチ群の各光ス
イツチの他方の入力ポートは、29dで示す光マ
トリクススイツチの各出力側2×2光スイツチの
一方の出力ポートにそれぞれ接続する。
又、33cで示す2×1光スイツチ群の各光ス
イツチの一方の入力ポートは、29aで示す光マ
トリクススイツチの各出力側2×2光スイツチの
他方の出力ポートに順次に接続する。さらに、3
3cで示す2×1光スイツチ群の各光スイツチの
他方の入力ポートは、29cで示す光マトリクス
スイツチの各出力側2×2光スイツチの他方の出
力ポートにそれぞれ接続する。又、33dで示す
2×1光スイツチ群の各光スイツチの一方の入力
ポートは、29bで示す光マトリクススイツチの
各出力側2×2光スイツチの他方の出力ポートに
順次に接続する。さらに、33dで示す2×1光
スイツチ群の各光スイツチの他方の入力ポート
は、29dで示す光マトリクススイツチの各出力
側2×2光スイツチの他方の出力ポートにそれぞ
れ接続する。
イツチの一方の入力ポートは、29aで示す光マ
トリクススイツチの各出力側2×2光スイツチの
他方の出力ポートに順次に接続する。さらに、3
3cで示す2×1光スイツチ群の各光スイツチの
他方の入力ポートは、29cで示す光マトリクス
スイツチの各出力側2×2光スイツチの他方の出
力ポートにそれぞれ接続する。又、33dで示す
2×1光スイツチ群の各光スイツチの一方の入力
ポートは、29bで示す光マトリクススイツチの
各出力側2×2光スイツチの他方の出力ポートに
順次に接続する。さらに、33dで示す2×1光
スイツチ群の各光スイツチの他方の入力ポート
は、29dで示す光マトリクススイツチの各出力
側2×2光スイツチの他方の出力ポートにそれぞ
れ接続する。
4個のN/2×N/2光マトリクススイツチ
と、N個の入力側1×2光スイツチと、N個の出
力側2×1光スイツチとを上述の如く一段構成で
接続した第1図Aに示した構成のN×N光マトリ
クススイツチにおいては、例えば31aで示す光
スイツチ群の各入力ポートは、光スイツチ群31
aの光スイツチ31の動作に応じ、29又は29
bのN/2×N/2光マトリクススイツチのいず
れかに接続され、さらに、29a又は29bのい
づれかのN/2×N/2光マトリクススイツチの
動作に応じ、33a〜33dのスイツチ群のうち
いづれかの出力ポートに接続される。
と、N個の入力側1×2光スイツチと、N個の出
力側2×1光スイツチとを上述の如く一段構成で
接続した第1図Aに示した構成のN×N光マトリ
クススイツチにおいては、例えば31aで示す光
スイツチ群の各入力ポートは、光スイツチ群31
aの光スイツチ31の動作に応じ、29又は29
bのN/2×N/2光マトリクススイツチのいず
れかに接続され、さらに、29a又は29bのい
づれかのN/2×N/2光マトリクススイツチの
動作に応じ、33a〜33dのスイツチ群のうち
いづれかの出力ポートに接続される。
次に、第一実施例の光マトリクススイツチにつ
いて、16×16規模、8×8規模、32×32規模の具
体例により、さらに説明する。
いて、16×16規模、8×8規模、32×32規模の具
体例により、さらに説明する。
第2図Aは16×16規模の第一実施例の光マトリ
クススイツチを模式的を示した図である。
クススイツチを模式的を示した図である。
第2図Aにおいて、29a〜29dで示した各
N/2×N/2光マトリクススイツチは、この場
合N=16であることから、8×8の光マトリクス
スイツチということになる。又、25a,25b
で示した各N/4×N/4光マトリクススイツチ
は同様な理由から、4×4の光マトリクススイツ
チということになる。このように、16×16規模の
第一実施例の光マトリクススイツチにおいては、
この考案でいうN/2×N/2光マトリクススイ
ツチに相当する8×8光マトリクススイツチは、
2個の4×4の光マトリクススイツチ25a,2
5bと、それぞれ4個づつの入力及び出力側2×
2光スイツチとで構成される。そして、各入力側
2×2光スイツチ21a,21bには1×2光ス
イツチ31が、又各出力側2×2光スイツチには
2×1光スイツチ33が第1図Aを用いて説明し
たように一段構成でそれぞれ接続してある。
N/2×N/2光マトリクススイツチは、この場
合N=16であることから、8×8の光マトリクス
スイツチということになる。又、25a,25b
で示した各N/4×N/4光マトリクススイツチ
は同様な理由から、4×4の光マトリクススイツ
チということになる。このように、16×16規模の
第一実施例の光マトリクススイツチにおいては、
この考案でいうN/2×N/2光マトリクススイ
ツチに相当する8×8光マトリクススイツチは、
2個の4×4の光マトリクススイツチ25a,2
5bと、それぞれ4個づつの入力及び出力側2×
2光スイツチとで構成される。そして、各入力側
2×2光スイツチ21a,21bには1×2光ス
イツチ31が、又各出力側2×2光スイツチには
2×1光スイツチ33が第1図Aを用いて説明し
たように一段構成でそれぞれ接続してある。
また、第2図Bは8×8規模の第一実施例の光
マトリクスを模式的に示した図、第2図Cは32×
32規模の第一実施例の光マトリクススイツチを模
式的に示した図である。
マトリクスを模式的に示した図、第2図Cは32×
32規模の第一実施例の光マトリクススイツチを模
式的に示した図である。
第2図Bに示した8×8光マトリクスにおいて
は、51a,51bで示す2個の2×2光スイツ
チがこの考案でいう2個のN/4×N/4光マト
リクススイツチに相当し、53a,53bで示す
2個の2×2光スイツチが入力側のN/4個ずつ
2×2光スイツチに相当し、55a,55bで示
す2個の2×2光マトリクススイツチが出力側の
N/4個ずつの2×2光スイツチに相当し、57
で示す4×4光マトリクススイツチがN/2×
N/2光マトリクススイツチ1個分に相当する。
さらに、59aで示す1×2光スイツチがN個の
入力側1×2光スイツチの1個分に相当し、59
bで示す2×1光スイツチがN個の出力側2×1
光スイツチの1個分に相当する。なお、この考案
では、N/4×N/4光マトリクススイツチは、
2個のN/8×N/8光マトリクススイツチとこ
れの入力側及び出力側にそれぞれ接続されるN/
8個ずつの2×2光スイツチとで構成され、この
N/8×N/8光マトリクススイツチは2×2と
なるまで順次に分けられていることを特徴として
い、るが、光マトリクススイツチが8×28規模の
場合は、N/4×N/4光マトリクススイツチに
相当する光スイツチ51a,51b各々すでに2
×2となつているので、8×8、規模の場合はそ
の中のN/4×N/4光マトリクススイツチルは
これ以上分ける必要はなくなる。
は、51a,51bで示す2個の2×2光スイツ
チがこの考案でいう2個のN/4×N/4光マト
リクススイツチに相当し、53a,53bで示す
2個の2×2光スイツチが入力側のN/4個ずつ
2×2光スイツチに相当し、55a,55bで示
す2個の2×2光マトリクススイツチが出力側の
N/4個ずつの2×2光スイツチに相当し、57
で示す4×4光マトリクススイツチがN/2×
N/2光マトリクススイツチ1個分に相当する。
さらに、59aで示す1×2光スイツチがN個の
入力側1×2光スイツチの1個分に相当し、59
bで示す2×1光スイツチがN個の出力側2×1
光スイツチの1個分に相当する。なお、この考案
では、N/4×N/4光マトリクススイツチは、
2個のN/8×N/8光マトリクススイツチとこ
れの入力側及び出力側にそれぞれ接続されるN/
8個ずつの2×2光スイツチとで構成され、この
N/8×N/8光マトリクススイツチは2×2と
なるまで順次に分けられていることを特徴として
い、るが、光マトリクススイツチが8×28規模の
場合は、N/4×N/4光マトリクススイツチに
相当する光スイツチ51a,51b各々すでに2
×2となつているので、8×8、規模の場合はそ
の中のN/4×N/4光マトリクススイツチルは
これ以上分ける必要はなくなる。
この考案は適用した8×8光マトリクススイツ
チでは第2図B中にxで示す方向に5個の光スイ
ツチを設けることで当該光マトリクススイツチが
構成できる。これに対し、図4に示した従来の8
×8光マトリクススイツチではx方向に8個の光
スイツチを設ける必要がある。これらの点から、
この考案の光マトリクススイツチによれば、x方
向の寸法短縮が図れることが分かる。
チでは第2図B中にxで示す方向に5個の光スイ
ツチを設けることで当該光マトリクススイツチが
構成できる。これに対し、図4に示した従来の8
×8光マトリクススイツチではx方向に8個の光
スイツチを設ける必要がある。これらの点から、
この考案の光マトリクススイツチによれば、x方
向の寸法短縮が図れることが分かる。
また、第2図Cの32×32光マトリクススイツチ
においては、61a,61bで示す2個の8×8
光マトリクススイツチがこの考案でいう2個の
N/4×N/4光マトリクスに相当し、63で示
す8個の2×2光マトリクススイツチが入力側の
N/4個ずつの2×2光スイツチに相当し、65
で示す8個の2×2光スイツチが出力側のN/4
個ずつの2×2光スイツチに相当し、67で示す
16×16光マトリクススイツチがN/2×N/2光
マトリクススイツチ1個分に相当する。さらに、
69aで示す1×2光スイツチがN個の入力側1
×2光スイツチの1個分に相当い、69bで示す
2×1光スイツチがN個の出力側2×1光スイツ
チの1個分に相当する。さらに、N/4×N/4
光マトリクスに相当する61aで示す8×8光マ
トリクススイツチ中の71a,71bで示す2個
の4×4光マトリクススイツチがこの考案でいう
2個のN/8×N/8光マトリクススイツチに相
当し、73aで示す4個の2×2光スイツチ及び
73bで示す4個の2×2光スイツチがN/8個
ずつ2×2光スイツチに相当する。
においては、61a,61bで示す2個の8×8
光マトリクススイツチがこの考案でいう2個の
N/4×N/4光マトリクスに相当し、63で示
す8個の2×2光マトリクススイツチが入力側の
N/4個ずつの2×2光スイツチに相当し、65
で示す8個の2×2光スイツチが出力側のN/4
個ずつの2×2光スイツチに相当し、67で示す
16×16光マトリクススイツチがN/2×N/2光
マトリクススイツチ1個分に相当する。さらに、
69aで示す1×2光スイツチがN個の入力側1
×2光スイツチの1個分に相当い、69bで示す
2×1光スイツチがN個の出力側2×1光スイツ
チの1個分に相当する。さらに、N/4×N/4
光マトリクスに相当する61aで示す8×8光マ
トリクススイツチ中の71a,71bで示す2個
の4×4光マトリクススイツチがこの考案でいう
2個のN/8×N/8光マトリクススイツチに相
当し、73aで示す4個の2×2光スイツチ及び
73bで示す4個の2×2光スイツチがN/8個
ずつ2×2光スイツチに相当する。
第二実施例
次に、第3図を参照してこの考案の第二実施例
につき説明する。尚、この第二実施例は、第一実
施例の光マトリクススイツチにさらに反射面を設
けたたものである。第3図は、第二実施例の光マ
トリクススイツチの全体を模式的に示した図であ
る。
につき説明する。尚、この第二実施例は、第一実
施例の光マトリクススイツチにさらに反射面を設
けたたものである。第3図は、第二実施例の光マ
トリクススイツチの全体を模式的に示した図であ
る。
第3図において、41反射面を示す。この反射
面を設ける位置は、種々の場所が考えられるが、
この反射面を境界として光マトリクスの一部折り
返して光マトリクススイツチの全長を短縮すると
いう目的を考慮すると、N/2×N/2光マトリ
クススイツチの中央付近が好ましい。しかし、こ
の位置は設計に応じ変更出来ること明らかであ
る。
面を設ける位置は、種々の場所が考えられるが、
この反射面を境界として光マトリクスの一部折り
返して光マトリクススイツチの全長を短縮すると
いう目的を考慮すると、N/2×N/2光マトリ
クススイツチの中央付近が好ましい。しかし、こ
の位置は設計に応じ変更出来ること明らかであ
る。
尚、光マトリクススイツチの反射面41によつ
て折り返された部分の光マトリクススイツチ部分
を、第3図に29a1,29b1,29c1及び29d1
でそれぞれ示し、又、出力側2×1光スイツチを
33a1,33b1,33c1及び33d1でそれぞれ示
す。
て折り返された部分の光マトリクススイツチ部分
を、第3図に29a1,29b1,29c1及び29d1
でそれぞれ示し、又、出力側2×1光スイツチを
33a1,33b1,33c1及び33d1でそれぞれ示
す。
光マトリクススイツチの具体的寸法例
次に、第2図A〜C及び第3図に示した各光マ
トリクススイツチの具体的な寸法例について説明
する。第5図A及びBはその説明に供する図であ
る。特に、第5図Aは、第2図〜第3図に模式的
に示した各実施例の光マトリクススイツチでの最
も小規模となつた部分での4個の光スイツチ(第
5図Aでは81〜84で示した。)で構成される基本
的ユニツトを抽出した図である。例えば第2図B
の例でいえば、51a,51b,51c、,55
bの4個の光スイツチで構成される部分に相当す
る。そして、この基本的ユニツトの斜め方向の導
波路を例えば曲げ導波路で構成した場合このユニ
ツトは第5図Bのようになる。
トリクススイツチの具体的な寸法例について説明
する。第5図A及びBはその説明に供する図であ
る。特に、第5図Aは、第2図〜第3図に模式的
に示した各実施例の光マトリクススイツチでの最
も小規模となつた部分での4個の光スイツチ(第
5図Aでは81〜84で示した。)で構成される基本
的ユニツトを抽出した図である。例えば第2図B
の例でいえば、51a,51b,51c、,55
bの4個の光スイツチで構成される部分に相当す
る。そして、この基本的ユニツトの斜め方向の導
波路を例えば曲げ導波路で構成した場合このユニ
ツトは第5図Bのようになる。
半径Rの円の曲線の一部をつなぎ合せて第5図
Bに示すような光導波路85,86を構成するた
めには、同図中にyで示す方向での光スイツチ間
距離がd0であるとすると、x方向で必要な寸法lc
は公知の円の公式から、 lc=√40−0 2 となる。そして、R>>d0であるので、lc≒2√
Rd0となる。また、第2図Bに示した8×8規模
の光マトリクススイツチにおいて光スイツチ間距
離が2d0の部分に半径Rの円の曲線を合せた上述
のような曲げ導波路を形成するために必要なx方
向の寸法は、上記d0場合と同様な算出方法によ
り、√80となる。これは√80=√2(2√
Rd0)と示せ、この括弧内の値は上記lcに相当す
るので、この場合のx方向で必要な寸法は√2c
となる。同様に、第2図Bに示した8×8規模の
光マトリクススイツチにおいて、光スイツチ間距
離が4d0の部分に半径Rの円の曲線を合せた曲げ
導波路を形成するために必要なx方向の寸法は
2lcとなる。同様に、第2図Cに示した32×32規
模の光マトリクススイツチにおいて8d0の部分で
は2√2cとなり、16d0の部分では4lcとなる。
Bに示すような光導波路85,86を構成するた
めには、同図中にyで示す方向での光スイツチ間
距離がd0であるとすると、x方向で必要な寸法lc
は公知の円の公式から、 lc=√40−0 2 となる。そして、R>>d0であるので、lc≒2√
Rd0となる。また、第2図Bに示した8×8規模
の光マトリクススイツチにおいて光スイツチ間距
離が2d0の部分に半径Rの円の曲線を合せた上述
のような曲げ導波路を形成するために必要なx方
向の寸法は、上記d0場合と同様な算出方法によ
り、√80となる。これは√80=√2(2√
Rd0)と示せ、この括弧内の値は上記lcに相当す
るので、この場合のx方向で必要な寸法は√2c
となる。同様に、第2図Bに示した8×8規模の
光マトリクススイツチにおいて、光スイツチ間距
離が4d0の部分に半径Rの円の曲線を合せた曲げ
導波路を形成するために必要なx方向の寸法は
2lcとなる。同様に、第2図Cに示した32×32規
模の光マトリクススイツチにおいて8d0の部分で
は2√2cとなり、16d0の部分では4lcとなる。
そこで、第5図Bに示した、曲げ導波路を例え
ば曲率40mm(すなわち、R=40mm)の曲げ導波路
とし、d0を例えば0,156mmとして、lc=5mmを
設定し、さらに、各光スイツチ1個の長さlsを例
えば3mmとして、各実施例の光マトリクススイツ
チの全長を算出すると次のようになる。
ば曲率40mm(すなわち、R=40mm)の曲げ導波路
とし、d0を例えば0,156mmとして、lc=5mmを
設定し、さらに、各光スイツチ1個の長さlsを例
えば3mmとして、各実施例の光マトリクススイツ
チの全長を算出すると次のようになる。
先ず、第2図Bに示した8×8光マトリクスス
イツチの全長L1は、L1=(4+√2)×lc+5lsで示
され、L1≒42.1mmになる。また、第2図Aに示し
た16×16光マトリクススイツチの場合、その全長
L2は、L2=(4+4√2)×lc+7lsで示され、L2=
69.3mmとなる。また、第2図Cに示した32×32光
マトリクススイツチの場合、その全長L3は、L3
=(10+4√2)×lc+9lsで示され、L3=105.3mm
となる。第2図Cに示した32×32規模の光マトリ
クススイツチの場合はこれを3インチの基板に形
成することは無理であるが、従来のものに比べx
方向の寸法短縮が図れることは明らかである。
イツチの全長L1は、L1=(4+√2)×lc+5lsで示
され、L1≒42.1mmになる。また、第2図Aに示し
た16×16光マトリクススイツチの場合、その全長
L2は、L2=(4+4√2)×lc+7lsで示され、L2=
69.3mmとなる。また、第2図Cに示した32×32光
マトリクススイツチの場合、その全長L3は、L3
=(10+4√2)×lc+9lsで示され、L3=105.3mm
となる。第2図Cに示した32×32規模の光マトリ
クススイツチの場合はこれを3インチの基板に形
成することは無理であるが、従来のものに比べx
方向の寸法短縮が図れることは明らかである。
また、第3図に示した折り返し構造のものの場
合であつて32×32規模の光マトリクススイツチの
場合は、第3図に29aで示す部分の寸法がが第
2図C中の67で示す16×16光マトリクススイツ
チのx方向寸法の半分に相当し、また、29aで
示す部分の反射面側端から反射面41までの寸法
は2√2cとなり、29a1で示す部分の反射面
41と反対端から出力側2×1光スイツチ33a
1までの距離は4lcとなり、光スイツチ部分の寸
法は折り返し構造であるので第2図Cの32×32規
模の場合の半分となるので、全長L4は(7+3
√2)lc+9ls/2で示され、L4≒69.7mmとなり、
32×32規模のものでも3インチの基板に形成でき
ることがわかる。
合であつて32×32規模の光マトリクススイツチの
場合は、第3図に29aで示す部分の寸法がが第
2図C中の67で示す16×16光マトリクススイツ
チのx方向寸法の半分に相当し、また、29aで
示す部分の反射面側端から反射面41までの寸法
は2√2cとなり、29a1で示す部分の反射面
41と反対端から出力側2×1光スイツチ33a
1までの距離は4lcとなり、光スイツチ部分の寸
法は折り返し構造であるので第2図Cの32×32規
模の場合の半分となるので、全長L4は(7+3
√2)lc+9ls/2で示され、L4≒69.7mmとなり、
32×32規模のものでも3インチの基板に形成でき
ることがわかる。
このように、大規模な光マトリクススイツチで
あつてもその全長は、従来に比し非常に小さく出
来る。
あつてもその全長は、従来に比し非常に小さく出
来る。
(考案の効果)
上述した説明からも明らかなように、この考案
の光マトリクススイツチによれば、入力側1×2
光スイツチN個と、出力側2×1光スイツチN個
と、上述したようなN/2×N/2光マトリクス
スイツチ四個との一段構成でN×N光マトリクス
スイツチを構成しているため、N/2×N/2自
体によつても光マトリクススイツチの全長が短く
なると共に、さらに、N/2×N/2光マトリク
ススイツチを二個用いた際に必要となる。入力側
及び出力側の各導波路を光フアイバの直径を考慮
した程度まで広げるための基板領域が不要になる
から、光マトリクススイツチの全長はより一層小
さくなる。
の光マトリクススイツチによれば、入力側1×2
光スイツチN個と、出力側2×1光スイツチN個
と、上述したようなN/2×N/2光マトリクス
スイツチ四個との一段構成でN×N光マトリクス
スイツチを構成しているため、N/2×N/2自
体によつても光マトリクススイツチの全長が短く
なると共に、さらに、N/2×N/2光マトリク
ススイツチを二個用いた際に必要となる。入力側
及び出力側の各導波路を光フアイバの直径を考慮
した程度まで広げるための基板領域が不要になる
から、光マトリクススイツチの全長はより一層小
さくなる。
第1図Aは、この考案の第一実施例の光マトリ
クススイツチの全体を模式的に示した図、第1図
Bは、この考案に係るN/2×N/2光マトリク
ススイツチの説明に供する図、第2図A〜Cは、
この考案の第一実施例の16×16規模、8×8規
模、32×32規模それぞれの光マトリクススイツチ
の全体を模式的に示した図、第3図は、この考案
の第二実施例の光マトリクススイツチの全体を模
式的に示した図、第4図は、従来の光マトリクス
スイツチの全体を模式的にした図、第5図A及び
Bは、実施例の説明に供する図である。 21a,21b……入力側2×2光スイツチ、、
23a,23b……出力側2×2光スイツチ、2
5a,25b……N/4×N/4光マトリクスス
イツチ、27……導波路、29,29a〜29d
……N/2×N/2光マトリクススイツチ、31
……入力側1×2光スイツチ、33……出力側2
×1光スイツチ、31a〜31d,33a〜33
d……光スイツチ群、41……反射面。
クススイツチの全体を模式的に示した図、第1図
Bは、この考案に係るN/2×N/2光マトリク
ススイツチの説明に供する図、第2図A〜Cは、
この考案の第一実施例の16×16規模、8×8規
模、32×32規模それぞれの光マトリクススイツチ
の全体を模式的に示した図、第3図は、この考案
の第二実施例の光マトリクススイツチの全体を模
式的に示した図、第4図は、従来の光マトリクス
スイツチの全体を模式的にした図、第5図A及び
Bは、実施例の説明に供する図である。 21a,21b……入力側2×2光スイツチ、、
23a,23b……出力側2×2光スイツチ、2
5a,25b……N/4×N/4光マトリクスス
イツチ、27……導波路、29,29a〜29d
……N/2×N/2光マトリクススイツチ、31
……入力側1×2光スイツチ、33……出力側2
×1光スイツチ、31a〜31d,33a〜33
d……光スイツチ群、41……反射面。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) N×N型の光マトリクススイツチにおいて
(但し、Nは8×2nを満足する値であり、nは
0又は正の整数である。)、 2個のN/4×N/4光マトリクススイツチ
と、これらN/4×N/4光マトリクススイツ
チの入力及び出力側にそれぞれ接続されるN/
4個ずつの2×2光スイツチとで構成されN/
2×N/2光マトリクススイツチ4個と、 N個の入力側1×2光スイツチと、 N個の出力側2×1光スイツチとを 一段構成として成り、 前記nが1以上の正の整数の場合は、 前記N/4×N/4光マトリクススイツチ
は、2個のN/8×N/8光マトリクススイツ
チとこれらN/8×N/8光マトリクススイツ
チの入力側及び出力側にそれぞれ接続される
N/8個ずつの2×2光スイツチとで構成して
あり、 前記N/8×N/8光マトリクススイツチ
は、2×2となるまで順次同様に分けられてい
ることを特徴とする光マトリクススイツチ。 (2) 前記入力側1×2光スイツチから入力される
光信号を反射する反射面を設け該反射面によつ
て当該光マトリクススイツチを折り返したこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
載の光マトリクススイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987160440U JPH0455307Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987160440U JPH0455307Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0164628U JPH0164628U (ja) | 1989-04-25 |
JPH0455307Y2 true JPH0455307Y2 (ja) | 1992-12-25 |
Family
ID=31442510
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987160440U Expired JPH0455307Y2 (ja) | 1987-10-20 | 1987-10-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0455307Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-20 JP JP1987160440U patent/JPH0455307Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0164628U (ja) | 1989-04-25 |
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