JPH0455298Y2 - - Google Patents

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JPH0455298Y2
JPH0455298Y2 JP3704885U JP3704885U JPH0455298Y2 JP H0455298 Y2 JPH0455298 Y2 JP H0455298Y2 JP 3704885 U JP3704885 U JP 3704885U JP 3704885 U JP3704885 U JP 3704885U JP H0455298 Y2 JPH0455298 Y2 JP H0455298Y2
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JP
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lens
tube
axis
central opening
camera
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JP3704885U
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JPS61153022U (ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、上下管、下水管、ガス管等を検査
するのに用いられる管内検査用テレビカメラ装置
に関し、特にその視野をコントロールする部分の
改良に係るものである。
〔考案の技術的背景〕
従来の管内検査用テレビカメラ装置において、
その視野をコントロールする機構は、テレビカメ
ラの前に配置された反射鏡の傾斜角度を切換える
構造となつている。反射鏡がテレビカメラの向き
に平行な角度になると、直視状態となり前方を撮
像することができる。また、反射鏡がテレビカメ
ラ前で45°傾斜した角度になると、側視状態とな
り、管の内壁を撮像することができる。
また、別のコントロール機構としては、テレビ
カメラ全体の向きをX−Y軸(水平、垂直軸)方
向に変えることのできるものがある。この機構
は、2個のモータを用いてX軸方向、Y軸方向へ
の制御用としている。
〔背景技術の問題点〕
上記従来の管内検査用テレビカメラ装置におけ
る視野コントロール機構は、小形化に不向きであ
ること、及びモニタ上の映像と実際の被検管の撮
像箇所との対応関係がわかりにくいという問題が
ある。最近では、被検管の径の小さいものも多く
なつており、このような管内にテレビカメラ装置
を挿入するのに、その小形化が要求されている。
しかし、上述したようにモータを2個用いる装置
ではその小形化に限度がある。また、管の内壁を
撮像した、外部でモニタを通じて検査する場合、
スクリーン上の映像が、管の上側、下側、左、右
側のどちらのものであるのかを必要とする場合が
ある。しかし、上述した反射鏡を用いた装置で
は、スクリーン全体に管壁の像がほとんど遠近感
無しであらわれるのみで、管内の位置判断が困難
である。
〔考案の目的〕
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、カメラの視野を拡張するためのコントロール
機構を簡単な構成で実現でき、またカメラから得
られた画像も、被検管の撮像部分をわかりやすく
することのできる管内検査用テレビカメラ装置を
提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
この考案では、例えば第1図に示すように、補
助レンズ19の光軸に対して対物レンズ20の光
軸を傾斜させた構造を用いることによつて上記目
的を達成するものである。
〔考案の実施例〕
以下この考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図はこの考案の一実施例を示すもので、1
1は被検管であり、この中にテレビジヨンカメラ
装置が挿入される。テレビジヨンカメラ装置は、
例えばそり形の搬送台12上に取付けられてお
り、ワイヤロープ13によつて引かれて移動す
る。搬送台12の代りに車輪を有した自走車が用
いられることもある。14は、カメラケースであ
り、防水構造になつており、その前方部には、ホ
ルダー15がケース開口を閉じるように取付けら
れている、このホルダー15には、ケース前方を
照明するための照明具16,被写体からの光を導
入するためのレンズ筐体17、レンズ筐体17を
中心軸X1を中心にして回転させるためのモータ
18が取付けられている。ここで中心軸X1は、
レンズ筐体17内の光学系補助レンズ群19の光
軸に一致し、また、この中心軸X1は、被検管1
1の管軸に一致する方が好ましい。管軸と中心軸
X1を一致させるには、例えば搬送台12とカメ
ラケース14間の調整具が利用される。
レンズ筐体17は、ホルダー15に対して中心
軸X1を中心にして回転自在に取付けられてお
り、このレンズ筐体17には、ギヤー21,22
を介してモータ18の回転が伝達される。ここ
で、レンズ筐体17内のレンズ配列方法には、特
徴があり、対物レンズ20の光軸X2は、その後
方のレンズ群19の光軸(中心軸)に対して傾斜
するように、対物レンズ20が傾いて取付けられ
ている。
次に25は、撮像素子であり、例えばCCDを
利用したもので、この撮像素子25の結像面に、
前述の光学系を通つた被写体像が結像される。撮
像素子25から読み出される映像情報は、電子部
品基板26上に組まれたビデオ信号処理回路を介
して、ケーブルコネクタ27、カメラ制御ケーブ
ル28を通りモニタに導かれる。また、カメラ制
御ケーブル28内には、カメラ装置の電源供給
用、モータ制御用などのラインも含まれている。
なお29は、カメラケース14の防水を図るとと
もに、ケーブルコネクタ27を固定するための固
定具である。
以上説明したこの考案のテレビジヨンカメラ装
置によると、例えば、第2図a,bに示すような
撮像画面A,B,C,Dが得られる。図は、被検
管11の前方が開口11Aを備えているものとし
て、各画面を示している。
実線で示す画面Aは、管の内部上壁側を撮像し
ており、画面Bは右側、画面Cは下側、画面Dは
左側をそれぞれ撮像した状態である。第2図aの
画面Aに着目して説明すると、この画面Aを見た
場合、画面の上部は、近くの内壁、下部は遠くの
内壁を写していることになる。これは、管の内壁
の像が遠近方で描いたように写し出されることに
よつて判別できる。また、2bの場合は、前方の
開口周辺は、遠くの管壁であり、画面Aの外周に
近づくにつれて近くの管壁となる。
この結果、テレビジヨンカメラのレンズ筐体1
7を矢印の方向へ回転させながら管内を進行させ
た場合、スパイラル状に管内を撮像していくこと
になる。この場合、本装置は、対物レンズ20を
光軸が中心軸X1に対して傾斜しているため、遠
近をあらわした像を得、しかも、進行方向の手前
と前方の遠近をあらわした像を得ることができ
る。よつて、遠くの箇所に管内の異常がみえた場
合、その異常部分が近くに来たとき、監視者の注
意を充分に引き付けておくことができ、異常部の
見逃しを防止するのに有効である。つまり、管内
の側壁に対して正面から対向して撮像する側視型
のものに対して、本考案のものは、管の内部を同
様な速度で進行したとしても監視期間を長くする
ことができる。
さらに、本考案の装置は、レンズ筐体17を回
転させるモータは1個であり、しかもレンズ筐体
17の回転軸は、管軸と平行又は一致する構造で
あるから、カメラ装置全体を首振りさせる従来の
ものに比べて格段と小形化できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、カメ
ラの視野を拡大するのに単純な構造で実現でき、
小形化に有効であり、またカメラから得られた管
内壁の撮像位置もわかりやすくし得る管内検査用
テレビカメラ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第
2図は、この考案の装置による撮像画面の例を示
す説明図である。 14……カメラケース、15……ホルダー、1
7……レンズ筐体、18……モータ、X1……中
心軸、X2……光軸、19……補助レンズ群、2
0……対物レンズ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カメラケースの前方のケース開口を閉じるとと
    もに、中央部に中央開口を有した保持部材と、 前記中央開口に撮像面を対向させて前記カメラ
    ケース内部に配設された固体撮像素子と、 前記中央開口に挿入されて、前記中央開口を通
    過する軸心線を中心にして回動自在なレンズ筐体
    と、 前記レンズ筐体の内部であつてかつ前記固体撮
    像素子側に位置し、前記軸心線に光軸を一致させ
    た配置された補助レンズと、 前記レンズ筐体の内部であつてかつ前記補助レ
    ンズの前側に配置され、光軸が前記軸心線に対し
    て外周方向に向けて傾斜して配置され、前記補助
    レンズに被写体からの光を導く対物レンズと、 前記カメラケースの内部に設けられ、前記レン
    ズ筐体を前記軸心線を中心にして回転させる駆動
    手段と を具備したことを特徴とする管内検査用テレビカ
    メラ装置。
JP3704885U 1985-03-15 1985-03-15 Expired JPH0455298Y2 (ja)

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JP3704885U JPH0455298Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JP3704885U JPH0455298Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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JPS61153022U JPS61153022U (ja) 1986-09-22
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JP3704885U Expired JPH0455298Y2 (ja) 1985-03-15 1985-03-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4744026B2 (ja) * 2001-07-30 2011-08-10 オリンパス株式会社 カプセル内視鏡およびカプセル内視鏡システム
JP4319458B2 (ja) * 2003-04-28 2009-08-26 中部電力株式会社 カメラ移動用補助装置

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JPS61153022U (ja) 1986-09-22

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