JPH0455215A - 気送管装置 - Google Patents

気送管装置

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Publication number
JPH0455215A
JPH0455215A JP16639090A JP16639090A JPH0455215A JP H0455215 A JPH0455215 A JP H0455215A JP 16639090 A JP16639090 A JP 16639090A JP 16639090 A JP16639090 A JP 16639090A JP H0455215 A JPH0455215 A JP H0455215A
Authority
JP
Japan
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pneumatic
section
tube
shutters
pneumatic tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP16639090A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Suenaga
修 末永
Masahiko Nishihama
西浜 正彦
Hiroaki Natsume
夏目 弘昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd filed Critical Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Publication of JPH0455215A publication Critical patent/JPH0455215A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は気送管装置に係り、物品の搬送に利用できる。
〔背景技術〕
従来より、一定地点間の高速搬送手段として気送管装置
が利用されている。気送管装置は、物品を収めたカプセ
ル式の気送子を管路内に挿入し、下流側からの負圧吸引
または上流側からの加圧により気送子を駆動するもので
ある。
特に、気送管内を高圧にする加圧式に対して気送管内を
減圧する負圧吸引式では気送管からの漏れ出しを確実に
防止することができ、漏洩が問題になる有害物質を扱う
化学プラントや原子力施設などでは専ら負圧吸引式が採
用されている。
第6図には、負圧吸引型の気送管装置60の基本構造が
示されている。図において、気送管61は気送子62が
挿通可能な管路であり、移送すべき所定地点間を結ぶよ
うに設置されている。そして、気送管61の下流側端に
は排気ポンプ63が接続されており、気送管61の上流
側端から挿入された気送子62は減圧吸引されて下流側
端まで移送される。
ここで、気送管61の内径は気送子62に応じた太さに
制限され、気送管61が長くなると圧力損失が大きくな
り、負圧吸引式の気送管装置60では気送子62の駆動
が不充分になる。これに対し、多段式あるいは母管式等
の改良が試みられている。
第7図には、多段式の負圧吸引気送管装置70が示され
ている。図において、気送管71には、所定間隔毎に吸
気バルブ72および排気ポンプ73が配置されており、
これらを上流側から順次作動させることで各々の間の区
画毎の経路74に沿った吸引が行われ、全体として長距
離化が実現される。
第8図には、母管式の負圧吸引気送管装置80が示され
ている。図において、気送管81は大径の母管82に沿
って配置され、各々は所定間隔毎に導入バルブ83を介
して相互連通され、母管82には排気ポンプ84が接続
されている。また、気送管81には導入バルブ83に略
対応した吸気バルブ86が接続されている。ここで、母
管82は充分に大径とされて圧力損失が生じに<<、全
長にわたって充分な負圧吸引力が維持される。従って、
導入バルブ84および一区画前の吸気バルブ86を」−
流側から順次開くことで各々に応じた経路85に沿った
吸引が行われ、全体として長距離化が実現される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、前述した多段式の負圧吸引気送管装置70に
おいては、吸気バルブ72および排気ポンプ73が多数
必要となり、装置構成の複雑化が避けられないという問
題がある。特に、有害物質の搬送の際には排気ポンプ7
3の各々においてフィルタ等を用いた清浄化処理を行う
必要がある。
一方、前述した母管式の負圧吸引気送管装置80におい
ても、装置構成の大型化が避けられないとともに、特に
大径の母管82を設置するために構造的に搬送経路が制
限される等の問題がある。
このように、従来の負圧吸引式の気送管装置においては
、長距離化に対応するにあたって様々な弊害が生じると
いう問題があった。
本発明の目的は、簡単な構造で長距離化に対応できる気
送管装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、気送管装置には一般に複数の気送管が設置さ
れ、かつ各気送管が同時に作動することが稀であること
に着目し、これらの気送管は個々に細くても全体として
大きな断面積とすることができることを勘案してなされ
たものである。
すなわち、本発明は、並列配置された複数の気送管を所
定区画毎に相互連通させるとともに、各気送管の連通を
各区画毎に遮断可能としたものである。
ここで、各気送管としては、下流側に負圧吸引を行うた
めの排気ポンプが個々に設けられたもの、あるいは−括
して一個のポンプに接続されたものが利用できる。
また、各気送管を区画毎に遮断するにはダンパやシャッ
タ等を用いればよく、集中制御することを考慮してソレ
ノイド駆動など電気的に切換え可能なものを用いること
が望ましい。
〔作 用〕
このような本発明においては、任意の気送管に上流側か
ら気送子を挿入し、下流側から負圧吸弓を行う。この際
、各気送管を相互連通させることで全体として断面積が
拡大され、圧力損失が防止される。
そして、気送子の移動に伴い、順次気送子が通過中の区
画に対応する他の気送管の各区画を遮断することにより
、各気送管をまとめた全体としての吸引力が気送子が通
る気送管に集中し、強い吸引駆動が可能となる。
これらにより゛、気送管としての長距離化が可能となる
とともに、別途大径の母管や多数の排気ポンプ等を設け
る必要がなくなって構造の簡略化が可能となり、従って
前記目的が達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において、本実施例の気送管装置10は並列配置
された二本の気送管11.12を備え、各々にはカプセ
ル状の気送子13が挿通可能である。また、各気送管1
1.12の下流側端近傍には分岐管14を介して一個の
排気ポンプ15が接続され、下流側を減圧して気送管1
.1.12内の気送子13を負圧吸引可能である。
ここで、二本の気送管11.12は所定間隔で配置され
た連通管20A〜20Cを介して相互連通されており、
気送管11.12は各連通部位を境界として複数の区画
21A〜21Dおよび区画22A〜22Dに分けられて
いる。
また、各気送管11.12は上流側端および各連通部位
の近傍下流側にそれぞれシャッタ23A〜23D、24
A〜24Dを備えている。各シャッタ23A〜24Dは
、ソレノイド等により進退駆動されるものであり、電気
的な外部指令に基づいて開閉を切換えられ、各気送管1
1.12の区画21A〜22Dを個別に遮断可能である
これらのシャッタ23A〜24Dは排気ポンプ15とと
もに制御装置25に接続されている。制御装置25は、
外部操作等により使用する気送管11.12を指定され
とともに、起動されると予め設定されたシーケンスプロ
グラムに基づいて指定された側のシャッタ23A〜24
Dを一定時間間隔で上流側から順番に閉鎖状態に切り換
えるように構成されている。
次に、本実施例において気送管IIを用いて搬送を行う
場合の動作について説明する。
搬送する物品を収容した気送子13は気送管11の上流
側から挿入してお(。そして、使用する気送管11を指
定して制御装置25を起動する。起動された制御装置2
5は、排気ポンプ15により気送管11゜12の両方の
下流側を減圧して各々に負圧吸引力を発生させる。さら
に、一定時間間隔で指定とは逆側のシャッタ24A〜2
4Dを順次閉鎖する。
第2図において、挿入時には気送子13は気送管11の
最初の区画2LAにある。この状態で、気送管12のシ
ャッタ24Aが閉じられると区画22Aが遮断され、気
送管12側の負圧吸引力は連通管2OAを通して気送管
ll側の区画21Aに作用する。従つ−て、区画21A
には気送管11.12の両方の負圧吸引力が集中し、気
送子13は強い力で下流側に吸引移送される。
第3図において、下流向きに吸引される気送子13は区
画21Aから次の区画21B内へと進入する。
ここで、先のシャッタ24Aは閉鎖から一定時間の経過
後に開かれるとともに、次のシャッタ24Bが閉じられ
る。これにより、区画22Aは再び導通され、代わりに
区画22Bが遮断され、気送管12側の負圧吸引力は連
通管20Bを通して気送管11側の区画21Bに作用す
る。この際、区画21A、 22Aはともに導通されて
おり、背圧となることはない。従って、区画21Bには
気送管11.12の両方の負圧吸弓力が集中し、気送子
13は強い力で下流側に吸引移送される。
以降、制御装置25により順次シャッタ24C,24D
が閉じられて区画22C,22Dが遮断されることによ
り、気送管11.12の両方の負圧吸引力が区画21C
121Dに集中し、当該部分に進入した気送子13は順
次強い吸引力によ、り下流側へ移送される。
な゛お、気送管12を使用する場合、区間21A〜21
0と区間22A〜22Dとが逆になり、シャッタ23A
〜23Dとシャッタ24A〜24Dとが逆になるが動作
は全く同様である。
このような本実施例によれば、次に示すような効果があ
る。
すなわち、搬送に使用する気送管11とは逆側の気送管
■2において各区間22A〜22Dを順次遮断すること
で気送子13が通過する搬送側の区間21A〜21Dに
両方の気送管11.12の吸引力を集中させることがで
きる。
ここで、吸引力が集中する区間における吸引負圧は両方
の気送管11.12を通して伝達され、広い断面積を通
して伝達されることから圧力損失を低減することができ
る。
また、吸引力の集中区間の後側は再び両方の気送管11
.12を通して開放されるため、当該側の圧力損失によ
る背圧も生じに(くできる。
従って、吸引力集中区間においては、排気ポンプ15か
ら遠い場合でも気送子13に対して充分な吸引駆動を効
率よく行うことができ、長距離であっても確実な搬送を
行うことができる。
さらに、気送管11における吸引力集中区間は、制御装
置25による気送管12側の各シャッタ24A〜24D
の切換えにより、気送子13の移動に対応して順次選択
することができる。
この際、シャッタ24A〜24Dの切換えは予め設定さ
れた一定時間間隔としたため、制御系を大幅に簡略なも
のにできる。
一方、長距離化にあたって、本実施例では搬送用の気送
管11.12を用いて圧力損失の低減等を実現しており
、従来のように別途大径の母管等を設けたり、多数の排
気ポンプ等を設ける必要がない。
このため、気送管装置10の構造を大幅に簡略化および
小型化できるとともに、従来の多段式における排気処理
の問題や、母管式における構造制約等の問題をも解消す
ることができる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、
以下に示すような変形をも含むものである。
例、えば、気送管11.1.2の長さや内径は任意であ
り、互いに異なる内径のものを連通させて利用してもよ
い。
また、気送管装置10は二本の気送管13.12を用い
たものに限らず、三本以上を相互連通させるものであっ
てもよく、通気断面積の増大に伴って圧ツJ損失の低減
効果を一層高めることができる。
さらに、排気ポンプ15の形式は任意であり、各気送管
装置11.12に個別に設置されるものであってもよい
また、気送管11. J、2を相互連通ずる間隔や数等
も任意であり、排気ポンプ15の吸引性能に応じて適宜
設定すればよい。
さらに、気送管1.1.12の各区画2 ]、A〜22
Dを個別に遮断する手段もシャッタ23A〜24Dに限
らず、実施にあたって適宜選択すればよい。
ここで、前記実施例では各区画21A〜22Dの上流側
を遮断するように構成したが、第4図に示すように、各
区画41の上流側および下流側にそれぞれシャッタ42
.4:!Fを設け、個々の区画41を気送管11、 1
2から完全に遮断分離できるようにしてもよい。
一方、前記実施例では制御装置25によるシャッタ23
A〜24Dの開閉制御を予め設定された一定時間間隔で
順次行うとしたが、気送子13の収容物品により進行速
度が予め明確でない場合など、通過検出に基づく開閉制
御を行ってもよい。
例えば、第5図に示すように、各区画51の上流側にシ
ャッタ52を設けるとともに、下流側に通過センサ53
を設け、制御装置25は搬送側のセンサ53か通過を検
知した際に逆側の次の区画51のシャッタ52を閉じる
ようにすることで、気送子13の移動に正確に対応した
制御を行うことができる。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、本発明によれば、搬送用の気送管
を複数利用することで圧力損失を低減することができ、
長距離の搬送に対応することができるとともに、従来の
方式に比へて構造を簡単なものにできる。
10・・・気送管装置、11.12・・・気送管、13
・・・気送子、20A〜20C・・・相互連通用の連通
管、21A〜22D。
旧、51・・・区画、23A〜24D、 42.43.
52・・・区画遮断用のシャッタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)気体圧力により気送子を移送する気送管装置であ
    って、並列配置された複数の気送管を所定区画毎に相互
    連通させるとともに、各気送管を各区画毎に遮断可能と
    したことを特徴とする気送管装置。
JP16639090A 1990-06-25 1990-06-25 気送管装置 Pending JPH0455215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16639090A JPH0455215A (ja) 1990-06-25 1990-06-25 気送管装置

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JP16639090A JPH0455215A (ja) 1990-06-25 1990-06-25 気送管装置

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JPH0455215A true JPH0455215A (ja) 1992-02-21

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ID=15830534

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JP16639090A Pending JPH0455215A (ja) 1990-06-25 1990-06-25 気送管装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554656A (en) * 1978-06-27 1980-01-14 Yokogawa Hokushin Electric Corp Process control unit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS554656A (en) * 1978-06-27 1980-01-14 Yokogawa Hokushin Electric Corp Process control unit

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