JPH0454933A - 内視鏡洗浄消毒装置 - Google Patents

内視鏡洗浄消毒装置

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Publication number
JPH0454933A
JPH0454933A JP2166465A JP16646590A JPH0454933A JP H0454933 A JPH0454933 A JP H0454933A JP 2166465 A JP2166465 A JP 2166465A JP 16646590 A JP16646590 A JP 16646590A JP H0454933 A JPH0454933 A JP H0454933A
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JP
Japan
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cleaning
endoscope
tank
disinfecting
sterilizing
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Application number
JP2166465A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Morita
克明 森田
Akira Suzuki
明 鈴木
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は内視鏡を洗浄および消毒する洗浄消毒装置に関
する。
[従来の技術] 体腔内の検査や治療の目的で内視鏡が頻繁に使用されて
いるが、この内視鏡は使用後、必ず洗浄及び消毒する必
要がある。そして、内視鏡の洗浄や消毒を実施する際に
は、洗浄液および消毒液を加熱すると洗浄・消毒効果は
飛躍的に高まることが知られている。
このように洗浄液および消毒液を簡易的に加熱するため
に、第10図に示すような装置が考えられる。この装置
では、洗浄水101、消毒液102、すすぎ水103か
各々入れられた3個の容器104を熱良導体105に収
納する。そして、熱良導体105にはヒータ106が埋
めこまれ、プラグ107より電力を供給することで加熱
する。
設定温度を確保するためサーモスタット108が設けら
れている。また、熱良導体105は断熱材109で覆わ
れている。そして、内視鏡先端を加温した洗浄水101
、消毒液102、すすぎ水103に漬けて吸引すること
により、内視鏡の吸引管路を洗浄・消毒できる。
しかしながら、この装置では吸引管路しか洗浄・消毒で
きないので、内視鏡全体を洗浄・消毒できる装置として
、例えば、特開平1−185235、特開昭59−28
944に示すような内視鏡の洗浄消毒装置が使用されて
いる。
これらの装置は、内視鏡を洗浄槽内にセ・ソトした後、
洗浄槽内に設けた噴射ノズルから洗浄液を噴射及び管路
内へ送液することにより内視鏡を洗浄し、その後消毒液
をノズルから噴射及び管路内へ送液することにより消毒
を行うようになっている。さらに、清浄水の噴射及び送
液によりすすぎを行ない、最後に内視鏡の外表面、管路
内とも乾燥させている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の内視鏡洗浄装置では、装置内にセットされた内視
鏡に向けて、固定ないしは回転ノズルから噴射される洗
浄液により洗浄を行うが、内視鏡は、様々な突起等でそ
の形状が複雑であるため、十分な洗浄が行われず、血液
等の付着物が固定したままになっていたり、十分な消毒
が行われず、細菌感染の原因ともなっていた。
本発明は上記課題に着目してなされたものであり、その
目的は洗浄消毒効果の優れた内視鏡洗浄消毒装置を提供
することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の目的は以下の手段によって達成される。
すなわち、その手段としての内視鏡洗浄消毒装置は、内
視鏡を収容する洗浄消毒槽と、この洗浄消毒槽内で内視
鏡を支持する支持具と、前記内視鏡に対して洗浄液及び
消毒液を噴射するノズルと、回転揺動運動を発生させる
動力機構と、少なくとも前記内視鏡の一部を保持し、前
記動力機構からの回転揺動運動を内視鏡に伝達する伝達
手段とを具備したことを特徴としている。
[作 用] 本発明では、内視鏡本体が洗浄消毒工程全般において、
回転揺動運動を行うことによって、様々な形状で洗浄消
毒槽内に装填された内視鏡の表面は、絶えず伸張および
収縮を繰り返すことになり、内視鏡に付着した汚れが落
ち易くなる。
また、回転揺動運動を加えることによって、ノズルから
噴射される洗浄消毒液もしくは浸漬液に対して内視鏡を
相対運動させることになり、様々な方向から洗浄消毒液
の噴流を吹き付けることが可能になり、また、浸漬液中
に流れが発生して洗浄消毒効果を高める。
[実施例コ 以下図面を参照しながら本発明の実施例について説明す
る。
第1図は本発明の第1実施例を示している。この第1実
施例に係わる内視鏡洗浄消毒装置は、装置本体1を備え
、この装置本体1内には洗浄消毒槽2が設けられている
。この洗浄消毒@2内には保持台3が設けられ、この保
持台3には内視鏡4が着脱自在に保持されている。
第1図に示すように洗浄消毒層2の底部には、洗浄水や
上水を貯える共用タンク5が設けられ、この共用タンク
5と洗浄消毒層2とは排水口6によって連通している。
また、共用タンク5には、一端か上水道などの給水源7
に接続された給水管8の他端が接続されていると共に、
中途部に排水ポンプ9か設けられた排水管11か接続さ
れている。さらに、共用タンク5には中途部に第1の送
水ポンプ12が設けられた循環管路13の一端か接続さ
れている。この循環管路13の他端は、洗浄消毒層2の
上部に設けられたノズル14に接続されている。なお、
上記共用タンク5は、洗浄水タンクや第1のすすぎタン
クとして利用される。
上記循環管路13の第1の送水ポンプ12よりも下流側
には、開閉弁15を備えた配管エフによって、内部に消
毒液の原液が収容された消毒液タンク16が接続されて
いる。また、給水管8の中途部には、第1の切換弁18
を介して第2のすすぎタンク19が配管21によって接
続されている。
この第2のすすぎタンク19には、ヒータ22か付設さ
れていると共に、中途部に第2の送水ポンプ23が設け
られた配管24の一端か接続されている。この配管24
の他端は、循環管路13の第1の送水ポンプ12よりも
上流側に設けられた第2の切換弁25に接続されている
さらに、洗浄消毒層2には一端か大気中に解放された給
気管26の他端が接続され、この給気管26の途中には
送気ポンプ27、加熱ヒータ28および電磁弁29が設
けられている。
次に、洗浄消毒槽2内に収容された内視鏡を回転揺動さ
せる機構について、第3図および第4図を参照しながら
説明する。
この回転揺動機構では、回転運動を発生させる動力機構
としてのモータ32が洗浄消毒漕2の下部に配置され、
モータ32の動力伝達シャフト42は、洗浄消毒槽2の
側壁に設けられた水密用シール部材41を通して洗浄消
毒槽2内延出し、水密用シール部材41により、モータ
32が洗浄消毒漕2内の液体から完全に水密保護されて
いる。
動力伝達シャフト42の先端にはリンク33を介してア
ーム34が連結されている。さらに、アーム34の先端
には固定具35が取付けられ、この固定具35によって
内視鏡4の操作部4cを保持している。従って、モータ
32の回転運動は、リンク33に伝達され、これにより
アーム34が揺動運動する。そして、固定具35によっ
て内視鏡4にアーム34の揺動運動が伝達される。この
固定部35は、洗浄消毒効果を向上させるために網状に
形成されている。
なお、上記動力伝達シャフト42とリンク33とアーム
34と固定部35とは、回転揺動運動の伝達手段を構成
している。
上記揺動運動により内視鏡の蛇管部4bには、矢印Aで
示すような回転運動が発生し、蛇管部4bを介して回転
運動は先端部4aまで伝達される。蛇管部4bは、保持
具36により保持され、保持具36における蛇管部4b
と接触する接触部37は、摺動抵抗の小さい材料で形成
されるか、もしくは摺動抵抗の小さい材料がコーティン
グされている。また、保持具36は、蛇管部4bの回転
にともない蛇管部4bか保持具36から外れないように
保持蓋38が設けられ、図示しないばねを利用して保持
蓋38容易に開閉できる構造となっている。
一方、内視鏡操作部4cに接続されているユニバーサル
コード39は、その構造上回かり癖かつきにくい性質が
あり、仮に癖かついたとしても蛇管部4bと異なり挿入
性に影響を与えないため、本実施例では特別な保持機構
を設けていない。
なお、この実施例では、洗浄消毒液を洗浄消毒漕2内に
溜めることにより、内視鏡4ならびに固定具35を浸漬
しても良く、また、ノズル44より内視鏡4に向けて洗
浄消毒液を噴射しても良い。
また、洗浄消毒液を暖めることで洗浄消毒効果が向上す
るが常温のまま使用しても良い。
次に、上記構成の内視鏡洗浄消毒装置の作用について説
明する。
まず、装置本体1に設けられた図示しない制御装置の電
源をオンにすると、第1の電磁弁18が作動して、給水
源7から第2のすすぎタンク19へすすぎ水となる上水
が供給されると共にヒータ22に通電される。そして、
第2のすすぎタンク19か満水となる所定時間が経過す
ると、第1の電磁弁18が切換わり、給水源7がら上水
か共用タンク5に供給される。
共用タンク5へ上水が所定量または所定時間供給される
と、洗浄工程か開始される。この洗浄工程では、第1の
送水ポンプ12が作動して共用タンク5内の水が第2の
切換弁25を介してノズル14から洗浄消毒層2内へ噴
射される。それによって、保持台3に設置された内視鏡
4が洗浄される。洗浄消毒槽2内に噴射された水は、排
水口6から共用タンク5内へ戻り、第1の送水ポンプ1
2により循環される。そして、所定時間経過後、排水ポ
ンプ9が作動して、洗浄に使用された水か共用タンク5
から排出される。この洗浄工程において共用タンク5は
洗浄タンクとして使用される。
共用タンク5内の水か排出されると、消毒工程が開始さ
れる。この消毒工程では、給水源7がら共用タンク5へ
新たな上水か供給された後、開閉弁15が開くと共に、
第1の送水ポンプ12が作動する。それによって循環管
路13を流れてノズル14から噴出する水に消毒液タン
ク16内の消毒液の原液が混入され、適切な濃度の消毒
液がノズル14から洗浄消毒槽2内に噴射され、内視鏡
4を消毒する。この場合、共用タンク5は消毒タンクと
なる。
洗浄消毒槽2に噴出された消毒液は、共用タンク5に戻
り、ここから再び循環する。このような消毒か所定時間
待なわれると、排水ポンプ9が作動して共用タンク5内
の消毒液が排出されると共に、第1の送水ポンプ12が
停止し、開閉弁15が閉じることにより消毒工程が終了
する。
次に、第1のすすぎ工程が開始される。この第1のすす
ぎ工程では、消毒液が排出された共用タンク5に給水源
7から再び上水が供給され、この上水が第1の送水ポン
プ12によってノズル14から噴射される。それによっ
て、内視鏡4に付着した消毒液が除去される。そして、
所定時間経過後、共用タンク5から上水が排出されて第
1のすすぎ工程が終了する。この工程において、共用タ
ンク5は第1のすすぎタンクとして用いられる。
その後、第2のすすぎ工程が開始される。この第2のす
すぎ工程では、第2の送水ポンプ23か作動すると共に
、第2の切換弁25が切り換わる。
それによって、第2のすすぎタンク19内のヒータ22
によって60〜65℃の所定温度に予め加熱された温水
が、第2の切換弁25を通ってノズル14から噴射され
、排水口6から共用タンク5を経て排出される。従って
、第1のすすぎ工程で上水に含まれる雑菌が内視鏡4に
付着していても、第2のすすぎ工程の温水によって殺菌
される。また、この第2のすすぎ工程では温水を循環さ
せないので、第1のすすぎ工程ですすぎ切れなかった浮
遊物などを確実にすすぐことができる。
上記洗浄および消毒工程全般に渡って、回転揺動機構に
取付けられた内視鏡4には回転揺動運動が加えられる。
従って、この回転揺動運動によって洗浄消毒槽2内に収
容された内視鏡4の表面が絶えず伸張収縮を繰り返すこ
とになり、内視鏡に付着した汚れが更に落ち易くなる。
また、回転揺動運動を行うことによって、ノズル14か
ら噴射される洗浄消毒液に対して内視鏡4を相対運動さ
せることになり、様々な方向から洗浄消毒液の噴流を吹
き付けることが可能になるので洗浄消毒効果を更に高め
ることができる。
さらに、上記構成の内視鏡洗浄消毒装置では、洗浄、消
毒および第1のすすぎ工程とは別の系統で第2のすすぎ
工程を行なうことかできる。従って、第2のすすぎ工程
が始まるまでに、第2のすすぎタンク19に予め収容し
た水を加熱すればよいから、第2のすすぎ工程自体の時
間を長くせずに、第2のすすぎタンク19内の水を加熱
するための加熱時間を長くすることができる。そのため
、ヒータ22の容量を大きくしなくとも、第2のすすぎ
工程が開始されるまでに第2のすすぎタンク19内の水
を所定温度に加熱することができる。
なお、ヒータ22への通電は洗浄工程開始と同時でなく
、消毒工程開始時に行なうようにしても良い。
本実施例のように最終のすすぎ工程を温水で行なうと、
蒸発が速いため内視鏡4を短時間で乾燥させることがで
きる。また、最終のすすぎ工程のみ温水を使用している
ため、内視鏡4に与える熱的ダメージを少なくし、高い
洗浄消毒効果を確保できる。
以上のような洗浄・消毒工程が終了すると自動的に保温
工程が開始される。この保温工程では、電磁弁29を開
けて、送水ポンプ27を作動させると共にヒータ28で
加熱することにより、30〜40℃の空気を洗浄消毒槽
2内に供給する。これにより洗浄消毒槽2内が30〜4
0℃に保温される。図示しないが洗浄消毒槽2内あるい
は送気管26の近傍で温度サンプにより温度を測定し、
送気ポンプ27の出力を制御することにより、洗浄消毒
槽2内を一定温度に保持する。
なお、電磁弁29は消毒工程等では閉状態とし、消毒薬
の臭いが拡散するのを防止する。また、洗浄消毒槽2の
外装を断熱剤で覆うことにより保温効果を高めてもよい
この保温工程は、洗浄消毒槽2の扉30を開けるまで継
続される。第2図に示すように扉30を開けた場合には
、電磁式等の近接スイッチ31が作動して保温工程終了
の信号を出力する。
このような保温工程により、洗浄・消毒工程終了後、作
業者が内視鏡を装置本体1から取り出そうとするまで、
内視鏡は30〜40℃に保温される。そして、保温工程
終了後作業者は内視鏡を取り出して内視鏡ハンガー等に
掛ける。この作業により、内視鏡挿入部は、装置本体1
内での巻回した状態から内視鏡ハンガーで真直に伸ばさ
れ、この状態で室温まで冷却される。
内視鏡の挿入部は、40℃以上に加温された後巻回した
ままで冷却すると挿入部には巻回状態の癖がついてしま
う。洗浄・消毒工程が終了した後に作業者がただちに内
視鏡を取り出し挿入部を真直にして、室温まで冷却すれ
ばこの問題は回避できる。しかしながら、作業者は通常
多忙で、洗浄・消毒工程終了後ただちに上記作業できる
とは限らない。本発明では、作業者の都合が良い時に装
置本体1から内視鏡を取り出しても内視鏡は保温された
ままなので、巻回状態の癖がつくのを防止できる。また
扉を開ければ保温工程は終了するからスイッチの切り忘
れも防止できる。
第1実施例では扉30を開けた時に、近接スイッチ31
が作動して保温工程を終了させているが、そのかわりに
、内視鏡4を保持台3から取り出した時、内視鏡管路洗
浄用口金(図示せず)を内視鏡4から取り外した時、或
いは、扉30に作業者が触れた時等をなんらかのセンサ
で検知して終了信号を出しても良い。
第5図および第6図は第2の実施例を示している。この
第2実施例は、洗浄消毒溝内の内視鏡の保持方法につい
て、第1実施例のように操作部側方から固定するのでは
なく、操作部上方に固定具54を設けたものである。す
なわち、操作部上方に配置したステップモータ52によ
り、シャフト53および固定具54に回転揺動運動を与
える。
ステップモータ52の回転運動を第1実施例のようにク
ランク機構を用いて揺動運動に変換することもできるが
、ステップモータを左右方向に回動させることにより、
スペースが少なくてすみ、機構が簡単になるという利点
がある。また、ステップモータの代わりにサーボモータ
を用いてもよい。
この第2実施例では、ユニバーサルコード39が矢印の
方向に往復運動してしまうか、ユニバーサルコード39
の保持部材36にも第1実施例の蛇管保持部分で用いた
ような摺動摩擦を小さくする対策を行えば、操作部の回
転揺動運動の障害にはならない。その他の構成は第1実
施例と同様である。
第7図は、第3の実施例を示している。この第3実施例
では、さらに洗浄消毒溝内の内視鏡の保持方法について
、第1、第2実施例と異なり操作部に回転揺動運動を与
えるのではなく、先端部4aを把持できる把持部材56
を設け、その把持部材56をステップモータ52に直結
して回転揺動運動を与えている。
次に、この第3実施例に係わる回転揺動機構に対する内
視鏡設置の手順について説明する。まず、内視鏡の操作
部4cを洗浄消毒装置に着脱可能な籠57の壁面に設け
た保持部材58により保持させる。その後、籠57の切
欠き部59が把持部材56の下に入るように、籠57を
洗浄消毒装置にセットする。洗浄消毒溝内での籠57の
安定を確認した後、内視鏡の先端部4aを把持部材56
にセットし、洗浄を開始する。
なお、この把持部材56の回転揺動運動により蛇管部4
bは、籠57の中を自由に動くことかてきるため、先端
部4aの運動は滑らかに蛇管全体に伝達される。その伝
達効果を向上するためには、籠57を摩擦の小さい材料
で形成するか、もしくは摩擦の小さくなるようなコーテ
ィングを籠57の表面に施せばよい。このようにするこ
とによって籠57の中を蛇管部4bが動くことによる蛇
管表面の傷の発生を防ぐことにもなる。この第3実施例
の方式も浸漬、噴射側タイプの洗浄消毒装置で使用でき
る。
第8図は第4の実施例を示している。この実施例におけ
る洗浄消毒槽66は縦型であり、内視鏡4は、洗浄消毒
槽66内の内視鏡固定フック65に操作部4cを掛けて
吊持し、固定された状態で設置される。送液ガイド67
にはフレキシブルで伸縮自在な口金付チューブ68が設
けられ、このチューブ68にはそれぞれ給水管69が接
続され、各給水管69の途中には各々送液ポンプ70が
介挿されている。そして、各給水管69は、共通のヘッ
ダ(コネクタ)71に接続されている。
上記口金付チューブ68は、各々内視鏡4の送気送水管
路と吸引管路に接続される。送気送水管路と吸引管路に
は、各々独立している送液ポンプ70から送液される。
よって、各流路系に対する送液量の設定が容易となる。
一方、洗浄消毒槽66内の上方にはノズル72が設けら
れ、このノズル72に接続される給水管路73は、ヘッ
ダ71に接続されている。また、給水管路73の途中に
は別の送液ポンプ74が設けられている。さらに、ヘッ
ダ71には第1の電磁弁77を介して水道の蛇ロア5が
接続されると共に、第2の電磁弁78を介して消毒液タ
ンク76が接続されている。また、ヘッダ71と水道の
蛇ロア5とを接続する管路81と、ヘッダ71と消毒液
タンク76とを接続する管路82の各途中には各々独立
したヒータ83か設置され、各ヒータ83によって各管
路81.82を通じて供給される流体を加熱することが
できる。
また、洗浄消毒槽66には、送気ポンプ84に接続され
たノズル85が内視鏡4の操作部4Cに対向して開口し
ている。
従って、この第4実施例における洗浄とすすぎ工程では
、第1の電磁弁77か開き、第2の電磁弁78が閉じて
いる。また、消毒工程では、第1の電磁弁77が閉じ、
第2の電磁弁78か開いている。そして、冷却工程では
、第1の電磁弁77が開き、第2の電磁弁78か閉じ、
送気ポンプ84が作動する。その結果、内視鏡4の操作
部4cに空気が吹き付けられて冷却される。また、内視
鏡4の蛇管部4bは自然に冷却される。従って、内視鏡
4の操作部4Cのみを特に冷却できる。
このため、内視鏡4を取り出すときに操作部4Cに手を
触れても安全である。
この実施例では、更に送液ガイド67にう・ツクギア8
6が形成され、このう・ツクギア86と噛合うピニオン
ギアを駆動するモータを備えた移動体87が設けられ、
この移動体87は、う・ツクギア86に沿って上下動す
る。そして、移動体87の一端には、第9図に示すよう
に一部に切り欠きのある中空のスポンジ88と磁石89
が積層して装着されている。従って、スポンジ88と磁
石89の中空部に蛇管部4bを挿入した後に、移動体8
7を上下動させれば、スポンジ88が蛇管部4bを擦っ
て洗浄する。その際、内視鏡4の鉗子用チャンネル(図
示せず)に磁石89と吸引し合う磁石を有する掃除用ブ
ラシ90を挿通しておくと、移動体87の作動に追従し
て掃除用ブラシ90が移動するので、鉗子用チャンネル
内を清掃できる。また、磁石89の中空部の内径を蛇管
部4bより大きくして蛇管部4bに接触しないようにす
れば衛生的である。
上記洗浄消毒漕66の下方には、内視鏡蛇管部4bを中
心とする回転揺動運動の動力源としてのステップモータ
64が配置されている。そして、このステップモータ6
4の運動がクランク63に伝達されて、清液ガイド67
が内視鏡4の回りを回転揺動運動する。この回転揺動運
動による洗浄方法では、まず、移動体87が最下点にあ
るときに、ステップモータ64により送液ガイド67を
最大の回転角の位置まで移動させる。すると蛇管部4b
とスポンジ88の摩擦により、蛇管部4bにねじれが発
生する。そこで移動体87を最上点に向かって移動する
と、蛇管部4bのねじれ弾発性によりスポンジ88と蛇
管部4bとの間に滑りが生じ、その際の摩擦により蛇管
部4bのしつこい汚れを除去することができる。さらに
、移動体87が上下するだけではスポンジ88が触れな
い部分も十分に洗浄することができる。
上記実施例では、内視鏡と洗浄消毒液の間に発生する相
対運動ならびに蛇管部表面の拡張または収縮により、洗
浄消毒効果を高めることができる。
また、加熱された洗剤、薬液によって洗浄消毒を行うタ
イプの洗浄消毒装置では、内視鏡を洗浄装置にセットし
たまま温度を下げてしまうと、曲がり癖が蛇管部に残っ
てしまう。これは挿入時の障害となり、大きな問題であ
ったか、上記実施例で示すように蛇管部に回転揺動運動
を冷却過程で行うことにより、洗浄消毒後の内視鏡に曲
がり癖が発生せず、以後の使用時に挿入性を妨げる要因
を取り除くことができる。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明に係わる内視鏡洗浄消毒装
置では、内視鏡を洗浄消毒工程全般において回転揺動運
動させることにより、様々な形状で洗浄消毒溝内に装填
された内視鏡の表面は、絶えず伸張および収縮を繰り返
すことになり、内視鏡に付着した汚れを落とすことがで
きる。
また、回転揺動運動を加えることによって、ノズルから
噴射される洗浄消毒液もしくは浸漬液に対して内視鏡を
相対運動させることになり、様々な方向から洗浄消毒液
の流れを作用させることが可能となり、洗浄消毒効果を
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係わる内視鏡洗浄消毒装
置の構成を示す流体回路図、第2図は同内視鏡洗浄装置
の装置本体を示す斜視図、第3図は内視鏡の回転揺動状
態を示す平面図、第4図は回転揺動機構を示す側面図、
第5図は本発明の第2実施例に係わる回転揺動機構の斜
視図、第6図は同回転揺動機構の側面図、第7図は本発
明の第3実施例に係わる内視鏡洗浄消毒装置の要部構成
を概略的に示す斜視図、第8図は本発明の第4実施例に
係わる内視鏡洗浄消毒装置の構成を概略的に示す流体回
路図、第9図は第8図に示す移動体の部分図、第10図
は従来の内視鏡洗浄消毒装置の構成を示す断面図である
。 2・・・洗浄消毒槽、4・・・内視鏡、14・・・ノズ
ル、32・・・モータ(動力機構)、33・・・リンク
(伝達手段) 34・・・アーム(伝達手段)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  内視鏡を収容する洗浄消毒槽と、この洗浄消毒槽内で
    内視鏡を支持する支持具と、前記内視鏡に対して洗浄液
    及び消毒液を噴射するノズルとを備えた内視鏡洗浄消毒
    装置において、回転揺動運動を発生させる動力機構と、
    少なくとも前記内視鏡の一部を保持し、前記動力機構か
    らの回転揺動運動を内視鏡に伝達する伝達手段とを具備
    したことを特徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
JP2166465A 1990-06-25 1990-06-25 内視鏡洗浄消毒装置 Pending JPH0454933A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2166465A JPH0454933A (ja) 1990-06-25 1990-06-25 内視鏡洗浄消毒装置

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