JPH0454538B2 - - Google Patents
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- JPH0454538B2 JPH0454538B2 JP60271531A JP27153185A JPH0454538B2 JP H0454538 B2 JPH0454538 B2 JP H0454538B2 JP 60271531 A JP60271531 A JP 60271531A JP 27153185 A JP27153185 A JP 27153185A JP H0454538 B2 JPH0454538 B2 JP H0454538B2
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- molds
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D11/00—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths
- B22D11/06—Continuous casting of metals, i.e. casting in indefinite lengths into moulds with travelling walls, e.g. with rolls, plates, belts, caterpillars
- B22D11/0637—Accessories therefor
- B22D11/0697—Accessories therefor for casting in a protected atmosphere
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明はアルミニウム、銅、鋼などの帯状を連
続鋳造する特に双ベルト又は双ロール式連鋳機に
おける連続鋳造装置に関する。
続鋳造する特に双ベルト又は双ロール式連鋳機に
おける連続鋳造装置に関する。
近年、双ベルト式連鋳機あるいは双ロール式連
鋳機により金属帯板を連続鋳造する装置が種々提
案される。
鋳機により金属帯板を連続鋳造する装置が種々提
案される。
双ベルト連鋳機は、第3図のように、エンドレ
スな金属ベルト24,25がロール20,21,
ロール22,23,ロール31,32の間に張ら
れ、図示してない駆動装置により、矢印の方向に
移動回転する。26,27は冷却水供給装置であ
り、鋳造時に金属ベルトの裏面を冷却する。通
常、ロール20,21は内部水冷され、ロール2
2,23は外部水冷される。上記双ベルト式連鋳
機で金属帯板を鋳造する場合には、ロール20,
21の上の空間に、適宜な方法、たとえば浸漬ノ
ズル30により溶湯28を供給する。そうすると
溶湯は金属ベルト24,25を介して冷却水によ
り冷却されて凝固し、金属ベルト24,25の移
動によつて、金属帯板29が鋳造される。
スな金属ベルト24,25がロール20,21,
ロール22,23,ロール31,32の間に張ら
れ、図示してない駆動装置により、矢印の方向に
移動回転する。26,27は冷却水供給装置であ
り、鋳造時に金属ベルトの裏面を冷却する。通
常、ロール20,21は内部水冷され、ロール2
2,23は外部水冷される。上記双ベルト式連鋳
機で金属帯板を鋳造する場合には、ロール20,
21の上の空間に、適宜な方法、たとえば浸漬ノ
ズル30により溶湯28を供給する。そうすると
溶湯は金属ベルト24,25を介して冷却水によ
り冷却されて凝固し、金属ベルト24,25の移
動によつて、金属帯板29が鋳造される。
一方、双ロール式連鋳機は、第4図のように、
2つのロール10,11が水平かつ平行に配設さ
れ、図示してない駆動装置により、矢印の方向に
回転する。通常ロール10,11は内部水冷され
る。この双ロール式連鋳機で金属帯板を鋳造する
場合には、ロール10及び11の上の空間に適宜
な手段、たとえば浸漬ノズル14などにより溶湯
12を供給する。そうすると溶湯はロール11,
12により冷却されて、ロールのそれぞれ表面上
に凝固層が形成され、これら凝固層が両ロールの
回転によつて密着され、金属帯板13が連続的に
鋳造される。
2つのロール10,11が水平かつ平行に配設さ
れ、図示してない駆動装置により、矢印の方向に
回転する。通常ロール10,11は内部水冷され
る。この双ロール式連鋳機で金属帯板を鋳造する
場合には、ロール10及び11の上の空間に適宜
な手段、たとえば浸漬ノズル14などにより溶湯
12を供給する。そうすると溶湯はロール11,
12により冷却されて、ロールのそれぞれ表面上
に凝固層が形成され、これら凝固層が両ロールの
回転によつて密着され、金属帯板13が連続的に
鋳造される。
上記双ベルト式連鋳機あるいは双ロール式連鋳
機では、金属ベルトあるいはロールが鋳型の役目
をはたすが、溶湯の上表面は回転するこれらの鋳
型と接することになる。その状況を拡大して示し
たのが第5図である。表面付近の溶湯は鋳型との
摩擦力を受けて、図中の矢印のように運動をす
る。このため大気中で鋳造すると、溶湯表面で生
成した酸化物が鋳型と溶湯との間に巻き込まれ
る。巻き込まれた酸化物は、鋳造される金属帯板
の表面に付着残留するだけでなく、金属帯板の冷
却むらをもたらし、湯じわを発生させたりして、
金属帯板の表面品質を著しく劣化させる。
機では、金属ベルトあるいはロールが鋳型の役目
をはたすが、溶湯の上表面は回転するこれらの鋳
型と接することになる。その状況を拡大して示し
たのが第5図である。表面付近の溶湯は鋳型との
摩擦力を受けて、図中の矢印のように運動をす
る。このため大気中で鋳造すると、溶湯表面で生
成した酸化物が鋳型と溶湯との間に巻き込まれ
る。巻き込まれた酸化物は、鋳造される金属帯板
の表面に付着残留するだけでなく、金属帯板の冷
却むらをもたらし、湯じわを発生させたりして、
金属帯板の表面品質を著しく劣化させる。
これを防ぐ方法として、第6図のように、鋳造
機全体を密閉箱の中に収納して、不活性ガスを包
囲する方法が公知である(特開昭59−199152号)。
しかし、この方法だと不活性ガスの消費量が多い
だけでなく、肝心な溶湯表面を確実な不活性雰囲
気にすることができない事態を生ずる。この現象
は特に連鋳機の床面積の一辺の長さ、あるいは高
さが2m以上といつた大型連鋳機で生ずる。しか
もこの方法は、金属帯板が金属ベルト或はロール
を出た後で水冷されるような場合には不適当であ
る。
機全体を密閉箱の中に収納して、不活性ガスを包
囲する方法が公知である(特開昭59−199152号)。
しかし、この方法だと不活性ガスの消費量が多い
だけでなく、肝心な溶湯表面を確実な不活性雰囲
気にすることができない事態を生ずる。この現象
は特に連鋳機の床面積の一辺の長さ、あるいは高
さが2m以上といつた大型連鋳機で生ずる。しか
もこの方法は、金属帯板が金属ベルト或はロール
を出た後で水冷されるような場合には不適当であ
る。
本発明は、上記のよに回転する鋳型の上の空間
に溶湯を供給して、金属帯板を連続鋳造する装置
において、少量の不活性ガスの消費量で溶湯の表
面を確実に不活性ガス雰囲気となし、表面品質の
優れた金属帯板を製造する連続鋳造装置を得るこ
とを目的とする。
に溶湯を供給して、金属帯板を連続鋳造する装置
において、少量の不活性ガスの消費量で溶湯の表
面を確実に不活性ガス雰囲気となし、表面品質の
優れた金属帯板を製造する連続鋳造装置を得るこ
とを目的とする。
本発明は、回転状鋳型内にて溶湯プールを形成
して金属帯板を連続的に製造する双ベルトもしく
は双ロール式連続鋳造装置であつて、扇形状側方
部材の上部に水平の短辺部を設け、この短辺部に
たいして密封状に摺動可能に支持されるととも
に、鋳型の回転状に移動する表面に対し密封状に
摺動可能に当接する摺動部材を有して、タンデツ
シユのノズルを中心に鋳型の長手方向に2分割に
構成された密閉体を設け、密閉体内に不活性ガス
を導入して溶湯表面を確実に不活性雰囲気に維持
するようにしたことを特徴とするものである。密
閉体をノズルを中心に鋳型の長手方向に2分割に
構成することによりノズル部分での不活性ガスの
漏れをなくし、また、密閉体の摺動部材でも個々
に接触させるので、それぞれの密閉体の密閉度が
増して不活性ガスの消費量を最少にすることがで
きる。
して金属帯板を連続的に製造する双ベルトもしく
は双ロール式連続鋳造装置であつて、扇形状側方
部材の上部に水平の短辺部を設け、この短辺部に
たいして密封状に摺動可能に支持されるととも
に、鋳型の回転状に移動する表面に対し密封状に
摺動可能に当接する摺動部材を有して、タンデツ
シユのノズルを中心に鋳型の長手方向に2分割に
構成された密閉体を設け、密閉体内に不活性ガス
を導入して溶湯表面を確実に不活性雰囲気に維持
するようにしたことを特徴とするものである。密
閉体をノズルを中心に鋳型の長手方向に2分割に
構成することによりノズル部分での不活性ガスの
漏れをなくし、また、密閉体の摺動部材でも個々
に接触させるので、それぞれの密閉体の密閉度が
増して不活性ガスの消費量を最少にすることがで
きる。
更に密閉体および摺動部材の寿命を延長あるい
は、注湯のために必要なノズルに対する密閉の完
全化、かつノズルの挿入、取除きを便利ならしめ
る機構にも工夫をこらしている。
は、注湯のために必要なノズルに対する密閉の完
全化、かつノズルの挿入、取除きを便利ならしめ
る機構にも工夫をこらしている。
第1図は双ベルト式連鋳機で実施した例であ
り、対向する一対のロールに巻きかけられた金属
ベルトである鋳型1,2の中に形成した溶湯プー
ルを不活性ガスの雰囲気内に維持するための鋼板
製密閉体6を配置し、これら密閉体6と回転状に
移動する鋳型1,2との間に摺動部材5を設け
た。そして、密閉体6は後述の実施例3について
説明されているものと同様に鋳型1,2の長手方
向に2分割に構成される。摺動部材5の材質とし
ては、セラミツクボードなどの耐火ボードや、こ
れら耐火ボードとゴムの併用が有効であつた。不
活性ガスとしては供給圧で数気圧のアルゴンガス
を導入管7から密閉体6内に供給し、雰囲気圧を
大気圧より若千高めに維持し、外部から密閉体6
内への空気の進入を防止するようにした。
り、対向する一対のロールに巻きかけられた金属
ベルトである鋳型1,2の中に形成した溶湯プー
ルを不活性ガスの雰囲気内に維持するための鋼板
製密閉体6を配置し、これら密閉体6と回転状に
移動する鋳型1,2との間に摺動部材5を設け
た。そして、密閉体6は後述の実施例3について
説明されているものと同様に鋳型1,2の長手方
向に2分割に構成される。摺動部材5の材質とし
ては、セラミツクボードなどの耐火ボードや、こ
れら耐火ボードとゴムの併用が有効であつた。不
活性ガスとしては供給圧で数気圧のアルゴンガス
を導入管7から密閉体6内に供給し、雰囲気圧を
大気圧より若千高めに維持し、外部から密閉体6
内への空気の進入を防止するようにした。
その結果、溶湯表面積が300×600mmの場合に、
アルゴンガスの消費量が0.4/minの少量で、
表面品質の優れたステンレス鋼帯板が得られた。
また、密閉体6は、耐火ボードあるいは耐火ウー
ル等の耐火物で構成し、耐熱性での問題を解消し
た。
アルゴンガスの消費量が0.4/minの少量で、
表面品質の優れたステンレス鋼帯板が得られた。
また、密閉体6は、耐火ボードあるいは耐火ウー
ル等の耐火物で構成し、耐熱性での問題を解消し
た。
実施例 2
第2図は双ロール式連鋳機で実施した例であ
り、筒体8の上にガラス板9を設けて、溶湯の表
面を監視できるようにしたほかは、基本的に実施
例1の場合と同じである。不活性ガスとしては窒
素ガスを使用し、導入管7から供給した。
り、筒体8の上にガラス板9を設けて、溶湯の表
面を監視できるようにしたほかは、基本的に実施
例1の場合と同じである。不活性ガスとしては窒
素ガスを使用し、導入管7から供給した。
その結果、窒素ガスの消費量は溶湯表面積が
100×70mmの場合で0.1/minの少量で表面品質
の優れたアルミニウム合金帯板が鋳造された。
100×70mmの場合で0.1/minの少量で表面品質
の優れたアルミニウム合金帯板が鋳造された。
実施例 3
第7図及び第8図に双ベルト式連鋳機での第3
の例を示す。第7図に於いて鋳型は2つのベルト
45,47がガイドローラ44,46により案内
され、バツド48,49で構成されるベルト支持
部材に導入される。このバツド48,49とベル
ト45,46間には図示は省いたが冷却水が供給
され、ベルト45,47が異常に昇熱しないよう
に考慮されている。
の例を示す。第7図に於いて鋳型は2つのベルト
45,47がガイドローラ44,46により案内
され、バツド48,49で構成されるベルト支持
部材に導入される。このバツド48,49とベル
ト45,46間には図示は省いたが冷却水が供給
され、ベルト45,47が異常に昇熱しないよう
に考慮されている。
また、タンデツシユ40及びノズル50より供
給される溶湯70をプールするため、鋳型の両側
にはそれぞれ上部に水平の短辺部51を有する扇
形状側方部材56,71が配置される。
給される溶湯70をプールするため、鋳型の両側
にはそれぞれ上部に水平の短辺部51を有する扇
形状側方部材56,71が配置される。
本発明の密閉体6は以下のように構成される。
即ち密閉体6は鋼材等の補強用部材によつて外壁
41が設けられ、この内側に耐火ボード、あるい
はウール材等の耐火物42が配置される。
即ち密閉体6は鋼材等の補強用部材によつて外壁
41が設けられ、この内側に耐火ボード、あるい
はウール材等の耐火物42が配置される。
また、回転鋳型、ここではベルト45とベルト
47との接触部には摺動部材43,53が設けら
れる。
47との接触部には摺動部材43,53が設けら
れる。
第8図は、第7図のA−A断面図である。
第8図に示すように密閉体6は、ノズル50を
中心に左右に2分割され、ノズル50の挿入ある
いは組替えを便利にしている。
中心に左右に2分割され、ノズル50の挿入ある
いは組替えを便利にしている。
密閉体6の左側のものは外壁57、耐火材より
なる内壁58及び摺動部材54より構成され、右
側のものは外壁41、内壁42、摺動部材53よ
り構成される。この左右の密閉体6は摺動部材5
3,54がガイドローラ46上の回転ベルト74
上で摺動的に支持されているが、この部分で密閉
体6の重量を支持すると摺動部材53,54の傷
みが早い、従つて本発明では、鋳片の側方での溶
湯52をプールする扇形状側方部材上部の水平短
辺部51の上部に密閉体6を乗せ、不活性ガスを
密閉すると共に、密閉体6の重量をも支持するよ
うにする。
なる内壁58及び摺動部材54より構成され、右
側のものは外壁41、内壁42、摺動部材53よ
り構成される。この左右の密閉体6は摺動部材5
3,54がガイドローラ46上の回転ベルト74
上で摺動的に支持されているが、この部分で密閉
体6の重量を支持すると摺動部材53,54の傷
みが早い、従つて本発明では、鋳片の側方での溶
湯52をプールする扇形状側方部材上部の水平短
辺部51の上部に密閉体6を乗せ、不活性ガスを
密閉すると共に、密閉体6の重量をも支持するよ
うにする。
また、ノズル50の挿入、取り除き時には、左
右の密閉体6をピン58で接続するスクリユ59
を、ナツト60により進退させ、上記作業を容易
にすると共に、実際の鋳造時にはノズル部での密
閉性の完全確保も可能にする。
右の密閉体6をピン58で接続するスクリユ59
を、ナツト60により進退させ、上記作業を容易
にすると共に、実際の鋳造時にはノズル部での密
閉性の完全確保も可能にする。
勿論、この左右の密閉体6の進退はシリンダ、
モータ等の駆動方式により人力に頼らざる方法に
より行うことが可能である。
モータ等の駆動方式により人力に頼らざる方法に
より行うことが可能である。
以上のように本発明によれば、少量の不活性ガ
ス消費量で、溶湯の上表面の酸化防止ができ、表
面品質の優れた金属帯板が得られる。
ス消費量で、溶湯の上表面の酸化防止ができ、表
面品質の優れた金属帯板が得られる。
回転する鋳型では廛介が付着して、これが注湯
部に持込まれ、溶湯の中に混入され、鋳造材の品
質を劣化させる問題があつたが、本発明では不活
性ガスシールのために設けた摺動部材で回転する
鋳型に付着している廛芥を取り除く補助的な効果
が得られた。
部に持込まれ、溶湯の中に混入され、鋳造材の品
質を劣化させる問題があつたが、本発明では不活
性ガスシールのために設けた摺動部材で回転する
鋳型に付着している廛芥を取り除く補助的な効果
が得られた。
不活性ガスに密閉体は耐火性の材料で製作され
ており、湯面より輻射により放熱される放熱を防
止し、湯面を保熱する効果が得られた。
ており、湯面より輻射により放熱される放熱を防
止し、湯面を保熱する効果が得られた。
密閉体の重量の大半を鋳型の側方部材の短辺部
に積載し、回転鋳型との間を密閉する摺動部材に
加わる荷重を減少させるので摺動部材の寿命を延
長できた。
に積載し、回転鋳型との間を密閉する摺動部材に
加わる荷重を減少させるので摺動部材の寿命を延
長できた。
密閉体をほぼノズルを中心に鋳型長手方向に2
分割させ、かつ、これらをノズル方向に進退させ
ることによりノズルと密閉体間の密閉性を保つと
共に、ノズルの挿入、取り除きを容易にした。
分割させ、かつ、これらをノズル方向に進退させ
ることによりノズルと密閉体間の密閉性を保つと
共に、ノズルの挿入、取り除きを容易にした。
第1図は本発明の一実施例を示す鋳造装置の縦
断面図、第2図は別の実施例を示す鋳造装置の縦
断面図、第3図と第4図は従来の連続鋳造法の説
明図、第5図は溶湯と表面回転鋳型とが接する部
分の縦断面図、第6図は従来の不活性雰囲気連続
鋳造法の説明図、第7図および第8図は本発明の
他の実施例を示す断面図である。 1,2…鋳型、5,43,53,54…摺動部
材、6…密閉体、7…導入管、9…筒体、50…
ノズル、51…短辺部、56,71…扇形状側方
部材。
断面図、第2図は別の実施例を示す鋳造装置の縦
断面図、第3図と第4図は従来の連続鋳造法の説
明図、第5図は溶湯と表面回転鋳型とが接する部
分の縦断面図、第6図は従来の不活性雰囲気連続
鋳造法の説明図、第7図および第8図は本発明の
他の実施例を示す断面図である。 1,2…鋳型、5,43,53,54…摺動部
材、6…密閉体、7…導入管、9…筒体、50…
ノズル、51…短辺部、56,71…扇形状側方
部材。
Claims (1)
- 1 水平かつ平行な中心線を軸として回転状に移
動する表面を有する2つの鋳型と、該鋳型ととも
に該鋳型内にて溶湯プールを形成するための2つ
の扇形状側方部材とにより構成される鋳型状の空
間にタンデツシユのノズルから溶湯を供給して金
属板を連続鋳造する双ベルト式もしくは双ロール
式連続鋳造装置であつて、前記扇形状側方部材の
上部に水平の短辺部を設け、該短辺部に対し密閉
状に摺動可能に支持されるとともに、前記鋳型の
回転状に移動する表面に対し密閉状に摺動可能に
当接する摺動部材を有して前記ノズルを中心に前
記鋳型の長手方向に2分割に構成された密閉体を
設け、該密閉体内に不活性ガスを供給する導入管
を通して、溶湯表面を不活性ガス雰囲気に維持す
ることを特徴とする連続鋳造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27153185A JPS62130749A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 連続鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27153185A JPS62130749A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 連続鋳造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62130749A JPS62130749A (ja) | 1987-06-13 |
JPH0454538B2 true JPH0454538B2 (ja) | 1992-08-31 |
Family
ID=17501359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27153185A Granted JPS62130749A (ja) | 1985-12-04 | 1985-12-04 | 連続鋳造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62130749A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS62130749A (ja) | 1987-06-13 |
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