JPH0454536B2 - - Google Patents

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JPH0454536B2
JPH0454536B2 JP20372384A JP20372384A JPH0454536B2 JP H0454536 B2 JPH0454536 B2 JP H0454536B2 JP 20372384 A JP20372384 A JP 20372384A JP 20372384 A JP20372384 A JP 20372384A JP H0454536 B2 JPH0454536 B2 JP H0454536B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
model
weir
tree
space
Prior art date
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Expired
Application number
JP20372384A
Other languages
English (en)
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JPS6182949A (ja
Inventor
Teruji Mori
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP20372384A priority Critical patent/JPS6182949A/ja
Publication of JPS6182949A publication Critical patent/JPS6182949A/ja
Publication of JPH0454536B2 publication Critical patent/JPH0454536B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22CFOUNDRY MOULDING
    • B22C9/00Moulds or cores; Moulding processes
    • B22C9/02Sand moulds or like moulds for shaped castings
    • B22C9/04Use of lost patterns

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は精密鋳造方法、詳しくはロストワツ
クス法によつてなされる精密鋳造において、特に
ツリー方式の鋳造方法に関するものである。
(従来技術) ロストワツクス法によつてなされる精密鋳造に
おいて、ツリー方式の鋳造方法は、たとえばユリ
ア樹脂、尿素樹脂などのワツクスによつて、湯
道、堰および精密鋳造用の模型が一体化されたツ
リー単体を射出成形によつて造型し、このツリー
単体の周囲にコロイダルシリカ、ジルコンなどに
よつてなるスラリ液をコーテイングし、さらにア
ルミナサンドをコーテイングして乾燥(自然乾
燥)する処理を数回繰り返すことによるセラミツ
クコーテイングを行う。
ついで、セラミツクコーテイングされたツリー
単体を加熱室に装入して圧力5Kg/cm2、温度145
℃のスチームによつて加熱処理を行い、上記ワツ
クス製のツリー単体を溶融流出させる脱ろう処理
を施し、つぎに、温度1000℃の加熱炉中で2.5時
間焼成処理することで鋳型を形成し、この鋳型に
溶融金属を鋳込み、放冷後ハンマによる打圧もし
くは振動装置による加振によつて鋳型をばらし除
去し、さらに鋳造品から堰をばらし除去すること
により鋳造品が得られる。
上記ツリー方式の鋳造方法において、模型は堰
を介して湯道に支持されるが、堰は模型の大きさ
や形状に応じて通路面積と数量が設定される。
すなわち、一般に模型が小形の場合は、湯道か
ら延出される1本の堰によつて支持され、模型が
大形の場合は、たとえば特公昭58−49344号公報
のように湯道から延出される2本もしくはそれ以
上の数の堰によつて支持される。
これにより、脱ろう処理を行うことで、上記模
型が流出した空間を取囲む部分の鋳型は、複数の
堰が流出した空間を取囲む部分の鋳型を介して、
湯道が流出した空間を取囲む部分の鋳型に支持さ
れる。そのために、模型が流出した空間に鋳造品
となるべき溶融金属が鋳込まれてもこれが安定的
に支持される。
しかしながら、このように複数の堰によつて模
型を支持するようになされた方法では、鋳造後に
おいて鋳造品から堰をばらし除去する作業が煩ら
わしく、ばらし性に劣る。しかもばらし作業時に
鋳造品を破損させる慮れがあるなどの問題を有し
ている。
そこで、大型の模型の場合でも1本の堰で支持
する方法が考えられるが、脱ろう処理を行うこと
で1本の堰が流出した空間を取囲む部分の鋳型に
よつて、模型が流出した空間に鋳込まれる溶融金
属、つまり鋳造品となるべき溶融金属を安定的に
支持することがきわめて困難であり、鋳造品の精
度を確保することができない。
(発明の目的) この発明は上記従来の問題を解決するためにな
されたもので、鋳造品からの堰のばらし性の向上
を図るとともに、模型流出空間に鋳込まれる溶融
属を安定的に支持して鋳造品の精度が保証される
精密鋳造方法を提供することを目的とする。
(発明の構成) 上記目的を達成するため、この発明はワツクス
により湯道、堰および模型を一体成形させてなる
ツリー単体の造型を行つた後、この単体の周囲に
セラミツクコーテイングを行い、これを焼成し
て、ろうを流し出して鋳造を行う方法であつて、
上記造型の際上記湯道に各模型へ向つて突出する
突出段部を形成し、セラミツクコーテイングの
際、上記突出段部と模型とをセラミツクにより連
結し、堰が流出した空間を取囲む部分の鋳型と、
突出段部が流出し空間を取囲む部分の鋳型と上記
連結部のセラミツクとの結合体とで、模型が流出
した空間に鋳込まれる溶融金属を安定的に支持
し、かつ鋳造品からの堰のばらし性の向上を図る
ようになされている。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面にしたがつて説
明する。
第1図において、1はツリー単体で、このツリ
ー単体1の造型は、たとえばユリア樹脂、尿素樹
脂などのワツクスによつて、湯道2、堰3および
精密鋳造用の模型4,4が一体に、射出成形によ
つて形成されることでなされる。
上記ツリー単体1の造型の際、湯道2から各模
型4,4へ向つて突出し、間隙5を有して模型
4,4に対向する突出段部6を形成する。
つぎに、コロイダルシリカ、溶融シリカ、ジル
コンなどによつてなるスラリ液をコーテイング
し、さらにアルミサンドをサンデングして乾燥
(自然乾燥)する処理を数回(たとえば8回)繰
り返し、第2図のようにセラミツクコーテイング
層7を形成する。これによつて、突出段部6と模
型4,4との間隙5(第1図)にセラミツク7a
が介装され、該セラミツク7aにより突出段部6
と模型4,4とが連結されて、模型4,4は、堰
3と、突出段部6とセラミツク7aとの結合体8
の両者3,8によつて支持される。
つぎに、加熱室に装入して圧力5Kg/cm2、温度
145℃のスチームによつて加熱処理を行ない、第
3図のようにワツクス製のツリー単体1を溶融流
出させる脱ろう処理を行う。ついで、温度1000℃
の加熱炉中で2.5時間焼成処理することによつて、
上記ツリー単体1と同じ容積の空間9をもつた鋳
型10を形成する。
さらに、鋳型10の空間9に溶融金属11を鋳
込み(第4図)、放冷後ハンマの打圧もしくは振
動装置につて加振することで鋳型10をばらし除
去して、第5図に示すように上記ツリー単体1と
同じ容積をもつた金属製のツリー1Aを得る。
上記の脱ろう処理を行うことで、第1図の模型
4,4が流出した第3図の空間9aを取囲む部分
の鋳型10aと堰3(第1図)が流出した空間9
bを取囲む部分の鋳型10bおよび突出段部6
(第1図)が流出した空間9cを取囲む部分の鋳
型10cが形成され、上記模型4,4が流出した
空間9aを取囲む部分の鋳型10aは、堰3が流
出した空間9bを取囲む部分の鋳型10bと、突
出段部6が流出した空間9eを取囲む部分の鋳型
10cと間隙5(第1図)に形成されるセラミツ
ク7aとの結合体8Aの両者10b,8Aを介し
て湯道2(第1図)が流出した空間9dを取囲む
部分の鋳型10dに支持される。
したがつて、溶融金属11の鋳込み工程で、第
3図の模型4,4が流出した空間9aに溶融金属
11が鋳込まれても、安定的に支持することがで
き、鋳造品の精度が保証される。
また、第4図の鋳型10をばらし除去する場
合、セラミツクからなる鋳型10は金属との密着
性が低いので、ハンマの打圧もしくは振動装置に
よる加振によつて容易にばらし除去されるから、
第5図に示すように、間隙5aを有した金属製ツ
リー1Aを得ることができる。
したがつて、鋳造品12はそれぞれ1本の堰3
aによつて支持されているだけであるから、堰3
aのばらし性が向上し、かつ鋳造品12を破損さ
せない。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明に係る精密鋳造
方法によれば、鋳造品からの堰のばらし性が向上
するとともに、模型流出空間に鋳込まれる溶融金
属を安定的に支持して、鋳造品の精度の保証が実
現される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る精密鋳造方法に適用さ
れるワツクス製ツリー単体の一例を示す断面図、
第2図はワツクス製ツリー単体にセラミツクコー
テイング層を形成した状態を示す断面図、第3図
はワツクス製のツリー単体を溶融流出させた鋳型
を示す断面図、第4図は鋳型に溶融金属が鋳込ま
れた状態を示す断面図、第5図は鋳型をばらし除
去することで得られた金属製ツリーの正面図であ
る。 1…ツリー単体、2…湯道、3…堰、4,4…
模型、6…突出段部、7…セラミツクコーテイン
グ、7a…セラミツク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ワツクスにより湯道、堰および模型を一体に
    成形させてなるツリー単体の造型を行つた後、こ
    の単体の周囲にセラミツクコーテイングを行い、
    これを焼成してろうを流し出して鋳造を行う方法
    であつて、上記造型の際上記湯道に各模型へ向つ
    て突出する突出段部を形成し、セラミツクコーテ
    イングの際、上記突出段部と模型とをセラミツク
    により連結することを特徴とする精密鋳造方法。
JP20372384A 1984-09-28 1984-09-28 精密鋳造方法 Granted JPS6182949A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20372384A JPS6182949A (ja) 1984-09-28 1984-09-28 精密鋳造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20372384A JPS6182949A (ja) 1984-09-28 1984-09-28 精密鋳造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6182949A JPS6182949A (ja) 1986-04-26
JPH0454536B2 true JPH0454536B2 (ja) 1992-08-31

Family

ID=16478780

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20372384A Granted JPS6182949A (ja) 1984-09-28 1984-09-28 精密鋳造方法

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JPS6182949A (ja) 1986-04-26

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